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2024-10-17 35:04

5: 死なない技術としてのPerl正規表現 (magnoliak)

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ゲスト: @magnoliak さん

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死なない技術としてのPerl正規表現

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開発環境いじり

サマリー

今回、マグノリアさんがゲストとして参加し、Perlのオープンソースの歴史やテストモア、Plugなどのモジュールに関する思い出を語ります。また、Perlの正規表現の重要性や他の言語への影響についても深く考察します。このエピソードでは、OSS作家のソムさんとゲストのマグノリアさんが吉祥寺PMや日本語入力ソフト「かわせみ」について意見を交わします。さらに、執筆やブログ更新を通じた知識の共有や独自のリソースへのつながりについても触れられます。このエピソードでは、かわせみという日本語の入力メソッドエディタやターミナルアプリの選択についての話も行われ、新たなGNU Screenのバージョンでのトゥルーカラー対応についても取り上げられています。

マグノリアさんのOSSとの関わり
はい、こんにちは。今日はマグノリアさんにお越しいただいてます。ということで、マグノリアさん、
最近あんまりOSS活動されてないみたいなことをおっしゃってましたけど、マグノリアさんが関わった中で、すごい印象に残ってるOSSとか、好きなOSSとかって何かあったりしますか?
すいません、こんばんはってまず言ってないですか。こんにちは、マグノリアです。今日はよろしくお願いします。
好きなOSSか。好きなOSSでいうと、Plugがやっぱりすごい印象的なんですよね。Perlがわからない方にはちょっと馴染みがないと思うんですけど、
Rubyでいうラックみたいなもので、ウェブサーバーとウェブアプリケーションフレームワークの間をつなぐっていう、発想がまずいいなっていうのと、
本当にオープンソース文化って感じで、みんなでわちゃわちゃとプラグイン作ったりとか、いろんな人がこびっとしてる感じがすごい印象的だったっていうか、
最初にそういうオープンソースとかに触れる中で、これがオープンソースなんだっていうすごく印象的なOSSでいうと、本当にプラグが最初に思いつくって感じですね。
なるほど。Plugいいですよね。あの時、勢いあったし。その辺りですもんね。マグノリアさんが改めてPerlに関わり始めたみたいなのって、たぶん10年ぐらい前とかで、
その頃、僕が覚えているのは、僕がマグノリアさんをすごい認識したのは、テストモアっていうPerlの標準のテストライブラリーがあるんですけれども、それに対して、日本人がこびっとしてるなみたいなのがあったんですよ。
当時、Perlコミュニティってそんな広くもない、広いコミュニティだけど、わりと知り合いが多かったから、あまり知らない日本人の方がどうもこびっとしてるみたいになって、しかもその後、コミット券みたいなものももらって、結構ガチでコントリビュートしてるみたいな感じだったから、この人どういう人なんだろうなーみたいに思ったのがきっかけなんですよね。
その後、吉祥寺PM MINIの4回目ですね。
吉祥寺の、吉祥寺っていうかその隣のところに伺わせてもらって、そこでやったのが、プラックのソースコードリーディングっていうやつですよね。
その時に、たぶんマグノリアさんと初めて会話したみたいな記憶があります。
これ振り返ってみると2015年の2月にどうやらやったらしいんですけど、その頃、たぶん孫文作の名前は一方的にこちらが存じ上げてる状態で、
パールのモジュールを描いてる人が来たっていう、何か驚きが当時ありましたね。本当に個人経営のすごい小さなコーワーキングスペースに、ネットの人が来たみたいな、そんなスタートだったっていうのをすごくよく覚えてます。
でも、あの時面白かったですよね。5、6人ぐらいでしたかね。それで普通にモジュールの中身とかを読んで。確かなんか、プラックリクエスト、たぶんいろんなモジュールがあって、たぶんそれこそJSON-P対応みたいなモジュールがあって、それの説明をした覚えがありますね。
JSON-Pとか当時もすでにもう、イニシエのテクニックみたいな感じだったけど、それを解説するみたいなことをやった覚えがあります。
やっぱりプラックすごくいいプラクティスが詰まっているので、この後もやっぱり他のウェブアプリケーションフレームワークとかのソースを読むときとかも、何かわからないなって思うとやっぱりプラックに戻るんですよね。
プラックだとどう実装されてるのかなとか、プラック周辺のツールとかだったらどうなんだろうとか、そういうふうに戻れるので、やっぱり何か一つ戻る場所があるとすごくわかりやすいなって思ったので、あの頃一生懸命読んでた記憶がありますね。
そうですよね。それこそああいうリクエストが飛んできて、それを各レイヤーである意味ハンドルしていって、またそれをレイヤー化された状態で受け取っていって、コアで処理をしてまた外に持っていくみたいな、そういうミドルウェア的な構造はやっぱりプラックすごい綺麗なふうに書かれてますし、
正規表現の技術と影響
ある意味どの言語でもセオリーではあるんですけど、それこそGOのHTTPとか、炎とかもそういう感じでなってるから、何となくプラックで見たやつだみたいな、そういう気持ちになりますよね。
前処理みたいな、ここまでは前処理しといた方がいいかとか、そういうの大体同じなので、やっぱりこういう処理は共通的な構造の中でやっとくんだなっていうのがすごくよくわかりましたね。
そうですね、ありましたね。先ほど孫さんに言っていただいたテストモアとか、すごいコントリビュートしてた時期もあったんですけども、最初何にプルリク出していいかわからなかったんですよね、正直言うと。
それで多分マニュアル通りに動かないところがあったとか、多分そういうのがきっかけだったのかな、ちょっと忘れちゃったんですけど、そういうコアモジュールにプルリクがマージされるっていうことのすごさがまだわからない頃で、逆に怖いもの知らずですよね。
わからないが故に、とりあえずプルリク出してみようということで、当時テストモアとかエグゼユイティリティーズメイクメーカーとか、ああいうコア中のコアみたいなところに平気な顔してプルリクを送ってたんですよね。
で、いわゆるパール界隈の方々に知り合いも誰もいなくて、それが正しいやり方なのかもよくわからないというか、こういうことをやってもいきなり出してもいいのかとか、そういうのがよくわからないまんまどんどん出してた時期が確かにありましたね。
それはなんかいいことですよね。し、なんかまあ案外そのどのコミュニティもパールに限らずだと思うんですけれども、割とその辺ちゃんとやれば、ちゃんとやったつもりでやれば温かいというかちゃんと受け入れてくれるみたいなのはありますよね。
というかまあ僕とかマグノリアさんはそういういい機会に触れられたっていうことだとは思うんですけど、でもコアプルで、でもなんかちゃんとそれで取り込まれたのすごいし、当時はでもGitHubでできたんですか?
もうGitHubに大体移ってた頃だと思いますね。それぞれのデュアルライフのモジュールがちゃんとモジュール単位にGitHubに乗ってた、乗ったな、乗り切ったなみたいなそういう時期でしたね。
たぶんギリギリまだ過渡期とかだった気はするな。だからまだまあ今はみんなもうGitHub当たり前みたいに思ってる人多いですけど、まあまだビットバケットとか使ってる人も多かったし、たぶんRuby言語もまだサブバージョン独自のサブバージョン使ってた頃なんじゃないですかね。
まだそんな今みたいにGitHub一挙みたいな感じではなかったんですし、パールのモジュールとかもGitHub上にないから、それこそメールでパッチ送んないといけないみたいなのがたまにあって、これどうやって送るんだろうみたいになったのはありましたね。
逆に僕はもう、一応その2000年前後とかも多少プログラム書いてたけど、そのメールでパッチ送るみたいなことはやったことがなくて、2010数年ぐらいにやってマゴマゴしたみたいなのがありましたね。マグノリアさんは逆にそういうご経験はあるっていう感じなんですか。
いや、たぶんメールとかでパッチ送った経験はなかったか、あとパールって本体だと当時専用のチケットシステムがあって、そこに添付するみたいなのは確かにやったことがありますね。
なるほど。そうなの。RTってやつですよね。
RTですね。
RTっていうそういうチケットシステムがありましたね。
ありましたありました。
そもそもパッチコマンド自体がラリーウォールが作ったものですからね。パールの作者の。
そうなんですよね。一人で2つ以上の偉大なる発明をしたプログラマーってなかなかいないと思うんですけど、ラリーウォールはすごいなってその点思いますよね。
そうです。そうですよね。あとやっぱり、最近あんまりなかなかもう死なないだろうなっていう技術が僕はいくつかあると思ってて、それがC言語であり、POSIXシェルスクリプトであり、あとSQLだと思ってるんですよ。
これらはスーパーセットは出てくるけど、サブセットとしてもう今あるプリミティブな仕様みたいなものはもうなかなか置き換わらないし、それで書かれたものが残り続けるから、なかなかそれがすべて置き換わらないからもうこれらを置き換えることって難しいと思ってるんですけど、やっぱそれに加えてもう一つあるとすると、PCREだなって思ったんですよね。パールの正規表現。
たしかに。パールの正規表現ほんといろんなことができて、他の言語の正規表現とか書いてると、これは書けないんだっていう結構つまずきますよね。
そう、それもありますね。そういう拡張もあるし、ただ結構他言語の正規表現も、パールの正規表現を真似して作られてるじゃないですか。そこがすごいですよね。
なんか、それこそ、あれの正規表現の失敗したところとかってラリーウォールが多分言ってたのは、そのキャプチャーなしをデフォルトにすべきだったみたいなことを言ってて、毎回その括弧のキャプチャーを防ぐためにクエスチョンコロンを書かないといけないみたいなのが結構だるいんですけど、それこそ、
ラクの、ラクってそのパールシックスですね。がラクっていう名前になりましたけど、ラクの正規表現はだからもっとより良いものにしようということで、かなり意欲的な正規表現になってるんですけど、もうその正規表現は多分もう世の中で使われることはないだろうなっていうか、そのラクを書く人しか使わないだろうなっていう感じになってますからね。
そうですよね。全部変わっちゃいましたよね。デフォルトがどんどん変わっちゃったので、なかなか今更これを普及させるのは難しいだろうなって、一時期パールシックスが盛り上がってたときに思いました。
執筆経験と仲間たち
そうですね、本当に。まあそういう感じで、僕とマグノリアさんは、なので、あとは僕当時そのパールハッカーズハブっていう、もう最近、旧館になりましたけど、WebDBプレスっていう技術雑誌のリレー連載みたいなものが企画があって、それの監修チームにいたので、2ヶ月に1回こう、著者を探さないといけないみたいなのがあって、
その経緯で結構いろんなパールモンガーの人と仲良くなれたから良かったんですけど、その中でマグノリアさんにも書いてもらおうってなって、そのパールハッカーズハブっていうWebDBプレスの雑誌の記事を寄稿してもらったっていうことがありましたね。
書きましたね。毎日毎日スタバに行って、夜1時間か2時間ぐらい書き続ける日々があって、たったこれだけのページのためにこんなに時間使うんだっていうのがすごい衝撃だった経験ですね。
あれは本当に経験させてもらってありがたかったなって。世の中の技術書とか、そういう雑誌の連載はこんな大変な苦労の上で書かれてるんだなっていうのがすごく実感できました。
いや本当にそうなんですよね。だし、もう著者探しするのだけでも大変でしたからね。幸いWebDBプレスって各月誌だったんで、2ヶ月に1人探せばいいだけだったんですけど、結構前々からちゃんと著者の方をアサインしておかないと、ちゃんとその執筆に間に合わないので。
それこそもう、その記事が終わったら書き上がる時に、次の作者を探すみたいな感じになってたから、本当にもう、記事が書き上がるとどうなる?次の著者探しが始まるみたいな。そういう世界でしたね。
苦労されてましたよね。なんか、著者のためのメーリングリストみたいなのがあって、なんかずっとそこに入ってたんですけど、あ、この人に次は執筆依頼が行ったのか、とか、あ、この人2回目かな、とか、苦労されてるなっていうのがすごくよくわかりましたね。
やばい、見つかんないってなったら僕が書いたりしてましたからね。
あとやっぱり稲穂さんの編集の偉大さがすごくて、立場的に、仕事とかでも他人の文章に手書き入れたりとかレビューする立場だったので、文章自分でも書けるんじゃないかなと思ったんですけど、
本職の編集者の方が見る文章表現っていうのが全然違うんだなっていうのがすごく勉強になりましたね。
いや、本当ですよね。やっぱり稲穂さんと長くやれて、すごい僕も良かったなっていうのがありますね。
そういう文章の直しもそうですし、GitHubを使った執筆マネジメントがすごい良くできてるし、どんどん進化してってすごかったんですよね。
なんか僕、結局その連載を2回書いてるんですけど、やっぱり1回目と2回目で、多分何年間かインターバルがあるので、もうなんか全然執筆体験がさらに良くなってて。
最初にGitHubにリポジトリ作ると、稲穂さんがばーっとイシューを作ってくれて、そのイシューをちゃんと順番に倒していくと、記事が出来上がってるっていう、魔法のようなマネジメントだったんですよね。
そうなんですよ。私の時にはもうその仕組みが大体出来上がってたので、私、執筆期間中1回も稲穂さんとお会いしたこともなければ、話もしないままGitHubのイシューだけで全てが終わって、今の時代はこういう執筆体験なんだって、ちょっと衝撃でしたね、あれは。
いやー、すごかったですよね。
あれはすごかった。
なので、稲穂さんその後ご転職されて、またデブレルとしてご活躍なので、すごいですよね。
ちゃんと切り替えてるというか、ちゃんとスイッチされてるところがすごい。
吉祥寺PMの活動
ということで、ちょっと僕とマグノリアさんの話をしてきましたが、ということで、この番組はですね、趣味でOSSをやっているものだというポッドキャストで、OSS作家のソムがゲストを交えながら趣味や仕事について話すポッドキャストです。
ハッシュタグはOSS for fun OSS数字のようにfunです。今回のゲストはマグノリアさんです。よろしくお願いします。ということでご紹介よろしくお願いします。
はい、改めましてマグノリアです。
吉祥寺PMというイベントを定期的に開催してるっていうのが、たぶん一番知られてることだと思うんですけども、
今年で10年続けているイベントをやっておりまして、幸いですね、結構いろんな人に注目いただいていて、毎回満員オンラインな感じでやっておりまして、年4回ぐらいかな、ペースでやっておりますので、皆さんもぜひ参加いただければと思います。今日はどうもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そうですよね、それにマグノリアさん、その吉祥寺PMだけでもすごい勢力的に活動されてますけど、いろんなカンファレンスに関わられてますよね。それこそ僕が結構印象的で覚えてるのは、マークダウンナイトってやつで。
ありましたね、マークダウンナイト。
マークダウンナイトは、あれはすごい、2017年の夏に1回やったと思うんですけど、あれ参加して印象に残っております。
あれは良かったですね。国内でマークダウンを使ったサービスとかを作られてる方々を一堂に返して、その時点におけるマークダウンの導入の仕方とか、標準のためのライブラリの開発の裏話みたいなところとか、そういうのを全部喋ってもらったっていう、あれはなかなか豪華でしたね。
そうですね、すごい豪華でしたね。それこそ、キベラ、エサ、キイタ、あとクロコスか、ソータローさんのやつとかの話もあったし、ミズチさんとかがコモンマークの話をしたりして、かなりマークダウン好きとしては印象に残っているイベントです。
そうですね。あそこでしか聞けなかったようなトークがたくさん集まってたので、本当に濃いイベントでしたね。ああいうのも本当に他の人がやろうかなみたいなのをツイッターとかでツイートされてるのを結構拾ったりするんですよね。
じゃあ一緒にやりましょうよみたいな感じで拾ったりするんですけど、あれは本当にうまくできたなって思いましたね。
いや、あの頃いろんなナイトが流行ってて良かったですよね。なんか僕もデプロイナイトってやつやりたかったんですけど、結局やれずに遅らいになってしまったというちょっと悔いが残るのがあります。
ページャーナイトとかもありましたよね。
そうですね、ページャーナイトとかもありましたね。
そうですね。あとは、マグノリアさんなんかめっちゃブログ書いてるじゃないですか。書評とかすごい勢力的に書かれてた時期もあったし、なんか最近ブログをこう読み返してみると結構コツブレ面白いものがたくさん書かれてるんだなっていうのを拝見したんですけど、これってどういうタイミングでどういう感じで書かれてるんですか。
もう最近ブログを書くのが割と習慣化してるんですけど、やっぱりコロナ禍ぐらいとかがですかね、人とのコミュニケーションがちょっと中断してた時期があったので、それで何か本とか読んだ内容をちょっと喋る機会とかもなかったので、そういうのをどんどんアウトプットしていこうっていうので、
なんかちょっとモードがその前の時期よりも変わった感じでちょっと書いています。で、あと最近なんかOSの設定とかすごい基本的な設定みたいなのを結構いっぱい書いてるんですけど、こういうのは単純にPCを買い替えたからですね。
単純になんですけども、ようやくインテルマックからアップルシリコンマックに変わったので、そういえばずっとマック使ってるんですけど、改めて設定とかあんまり意味がわからない設定してるものも多かったなとか、そういうのでちょっと書き残しておかないと忘れちゃうなっていうのをいっぱい書いてます。
そういうの、そうですよね。いや、ちょっとこれ、こういうの懐かしい気持ちになりました。で、ブログ書くのって基本的にご自宅でなんかそういう時間決めて書かれてるんですか?夜の時間に自分の机で書いてるみたいな感じなんですか?
そうですね。大体週末とかに2時間ぐらいとかちょっと時間を決めて、それで書き切っちゃう感じですね。
なるほど。やっぱなんかそういうふうに、僕もしようかな。なんか書きたいネタはすごいたくさんあるんですけど、あんまり書けてないので最近。
なるほど、なるほど。あと、そうですよね。そういうPC買い替えたからみたいなのがあって。で、最近あるの、アマちゃんさんがマック辞めてLinux PCを自殺したっていうやつを書いてたのを思い出して、なんかすごい懐かしい気持ちになったし、面白い記事だなっていう感じでしたね。
なんか、というのも多分これも若い人知らないと思うんですけど、アマちゃんさんっていうすごい方がいて、もともとはなんかJavaScriptのすごいハッカーみたいな人はいたんですけど、結構もうこの方それこそ15年前とか2,3年前とかそういう、こういうやってみたとか、なんかそういうパソコンを自作したとか、
なんか何でもすごい事かまかにブログ書いてた人だったので、なんかそのノリがまたこうここで蘇ってて、すごい良いなっていう気持ちになったんですよね。
圧倒的な情報量ってやつですよね。
日本語入力「かわせみ」
最近マグノリアさんもいろいろ書かれてる中で、かわせみ4を試しているってやつがちょっと僕印象深くて、これについてちょっと説明してもらっていいですか。
そうですね。日本語入力のソフトって、かつその有料のものってほぼほぼ市場から死滅してしまったというか、せいぜいAトークぐらいしかもうないっていう印象だと思うんですけど、
マックにはかわせみっていう日本語入力のプログラムが、ものかきどうさんっていう辞書とかで結構有名な会社さんからリリースされてますというのがあって、
このソフトすごい原流をたどっていくとめちゃめちゃ古いソフトなんですよね。
昔のマッキントッシュだった時代の頃に結構有名だったEasy Bridgeっていう日本語変換ソフトがあったんですけど、それが原流になって現代によみがえったみたいな感じの製品になっていまして、
ものすごく機能が多いとか、高度な変換ができるとかではないんですけど、本当に自分が思った通りに変換できる。こう変換してほしいなって思った通りにちゃんと変換してくれるのと、
あとはそういう辞書とかの連携ですね。辞書を作られている会社さんの製品なので、辞書との連携がすごく使いやすいっていうのが特徴になっています。
で、最近のMac OSの標準の日本語入力のソフトだと結構絵文字とかが優先的に出てきちゃって、これはちょっと使いづらいなって思うのがきっかけで使ってみたんですけど、非常に昔ながらの使いやすいソフトだなって思います。
昔ながらのっていうことは、基本的にはある程度形体層に区切ってその単位で変換かけるみたいな、そういうクラシックな感じのものってことですか?
そうですね。もともと自分の使い方もそうなんですけど、結構やっぱり分節単位に変換しながらどんどん文章を組み立てていくっていう感じで、あまり何かいっぺんに全部入力して変換するっていうよりかは、自分でコントロールしながら変換していこうが向いているツールだと思いますね。
なるほど。いや、そのMacの日本語入力難民になってる人すごい多いと思ってて、僕もそれこそApple Siliconに成り立ての頃はGoogle日本語入力があんまりちゃんと動かないみたいなことが結構あったんですよ。
なので、開発版無理矢理入れて動かすとか、そういったことが必要になることもあったりとかして、一回諦めてMac標準のIMEに切り替えたことがあったんですけど、これが全然なじまなくて、ダメだって言ってGoogle日本語入力に戻ってきちゃったんですよね。
ただなんか、これが、ベターなんだけどベストではない、もうちょっといいのないのかなって思ってたので、なんかもう全然かわせみとか知らなかったので、すごい興味をそそられています。
昔はそういう日本語入力のソフトってすごくたくさん種類があったんですけど、WindowsになったりとかMacOSになったりしてからどんどんなくなっていって、修練していってるんですけども、やっぱりちゃんと商用のソフトできちんと作り込まれたものの安心感はあるなって思いますね。
Macの辞書の重要性
そうですよね。なんかMac最大のキラーアプリは辞書だと思っているみたいなのって、これってどういうことなんですか?
やっぱりいろんな英語の文章とかも読むじゃないですか、エンジニアだとドキュメントを読むことが多いと思うんですけど、そのドキュメントを読む上で辞書ってすごい大事なと思っているので、いろんな辞書を使いたいんですけど、Macの場合最初からそれが全部入ってるんですよね。
Aは辞書にしろ、Aは辞書にしろ、Yは辞書にしろ、全部入ってるので、意外とここに全部必要なものがあるっていう安心感は他のOSにない、めちゃめちゃすごいキラーアプリだと思ってますね。みんなこれはほんとちゃんと使ったほうがいいですよ。
いや全然使ってなかったですね。これなんか普通に辞書を開いて使ってるって感じなんですか?辞書アプリを開いて使ってるって感じなんですか?
そうですね。普段辞書アプリはドックの一番いい場所に必ず置いてあって、だいたい自分はA辞書ですね。ニューヨークソードアメリカンディクショナリーってやつを一番よく使うんですけど、これも紙の辞書で買うと結構いい値段がするんですけど、最初から内蔵されてますし、スーパーダイジリンとかそういうのも結構ガッツリ収録個数が多い。
日本語の辞書も入ってるんで、これは常に使ってますね。あと、その辞書を引っ張ってきてくれて、かわせみとか日本語入力のOS標準のやつも変換のときに横に出してくれるので、大抵間接的に使ってたり直接的に使ってあると思いますね。
なるほど。そういう連携とかもかわせみはやってくれるから良いっていう感じ。ここにユーザー辞書みたいなのも追加することもできるって感じなんですか。
できますね。
そうなんですね。なるほど。日本語IMEかわせみ試してみようと思います。
ぜひ試してみてください。
日本語IMEとか、なんか最近とくひろむさんがLinux用の日本語IMEを作ってるみたいなエントリーを1年前ぐらいに書いてて、いやーかっこいいなみたいなのを思いますね。
そこにはですね、なかなか良いものがないですからね。
そうですよね。
あと、マグノリアさんのブログでセコイヤの設定メモでありましたけど、iTerm2とかの話が出てて、僕最近ターミナルソフト変えたんですよ。
ほうほう。
で、もともとIMEの話をしといてなんですけど、結構デフォルト中なので、デフォルトのターミナルアップを使ってたんですよ、僕は。ずっと。
なるほど。
たぶん一時期、iTerm2を使ってたこともあるんですけど、別にいいかなと思ってターミナルアップを使ってたんですけど、最近VezTermってやつを使い始めたんですよね。
それはどんなやつなんですか?
これはなんかラストで書かれてるやつで、かなりリッチなターミナルアプリですね。
今時ですね、ラストで書かれてるあたりが。
そうなんですよ。しかも設定がRUAで書けるみたいな感じになってて、そのあたりも表示とか、そのあたりも設定ファイルで制御できるので、そこも良いっていう感じですね。
あと結構その、ターミナルマルチプレクサ的な機能も結構あるので、便利みたいなところもあるようなんですけど、そこはあんまり使いこなしてないっていう感じですね。
というのも、これに上げた理由が、これに変更した理由が、GNU Screenのバージョン5が出たっていうのがあるんですよ。
で、僕まだスクリーン使ってて。
そう。で、GNU Screenのバージョン5が今年の8月に出て、20年ぶりのメジャーアップデートみたいな。
すごい。
らしいんですよ。
すごい。
で、GNU Screen 5の目玉機能の一つが、そのトゥルーカラー対応なんですよね。
なるほど。
もう何年だよっていう感じなんですけど。
なので、すごい綺麗なグラデーションとか表示できるようになったんですけど。
で、実はそのMac標準のターミナルアップって、トゥルーカラー対応してないんですよね。
してないですね。してないです。
だとか、あとそのMac標準のやつだとシクセルとかも対応してないから、その綺麗な画像表示とかもできないんですよね。
はい。
なので別にいいかなって。それでも困らないからいいやって思ってたんですけど、若干ちょっと少しターミナルアプリを開拓してみるかと思って。
で、最初はiTerm2でいいかなって思ってたんですけど、ちょっと最近のウェズタームってやつもよく使われてるらしいということで、これを使い始めました。
一番その標準のターミナル、さっきのトゥルーカラーとか画像表示以外にもこれはおすすめみたいな機能あったりします?
ウェズタームですか。
はい。
でも、あんまりないですね。ないというか、でも多分RUAで設定が書けるっていうのはすごく大きくて、
それではドットファイルみたいな感じでマネージしておくことができるので、あらゆる、そうですね、それはすごい嬉しいポイントですし、
あといいのは設定のライブリロードとかもしてくれるんですよね。なので設定ファイルを書き換えたらすぐそれを変えてくれるみたいなのがあるので、
フォントのサイズとか、フォントの何にするかとか、そういったところでフォント変えて見た目がすぐパッて変わってくれるので、
それも結構カスタマイズのやりがいがあって良いですね。
最近ネオビムとかRUAを使って設定しますって多いですよね。
ネオビムね。僕まだビムなんですよね。まだというか。
結構勢いつけてネオビムを使ってみるかと思ったんですけど、ここはビムを使い続けています。
ランゲッジサーバーとかあのあたりを使おうとするとネオビムいいなって思うんですけど、それはやっぱりビムもいいぞっていう気持ちもわかります。
そうですね。ランゲッジサーバーも多分ちゃんと動くんで、ビムも動くし、コパイロットもちゃんと動くので、ビブでも、なのであんまり不便はしてないっていう感じではありますね。
なるほど。
そういう感じでマグノリアさんのブログの活動とか開発環境の話をしましたが、とりあえず前半はこれぐらいにしておいて、後半はヤップシーの話とか、もうちょっと踏み込んだ話をしていければなと思っております。
GNU Screenの進化
ということで一旦切ります。
ありがとうございます。
35:04

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