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2025-06-09 20:46

#10 timelesz projectのその後!「落選」から生まれる新たなエンタメ経済圏【推し活未来研究所】

『推し活未来研究所』🎧 毎週月曜あさ7時配信!ビジネスとカルチャーをつなぐ「推し活」の世界を、ほっこりトークでお届けする番組へようこそ!Z世代の推し消費トレンド、社員のエンゲージメントを高める「社内推し活」の可能性、ファンに熱烈に”推される”ブランドやサービスの作り方など、身近でちょっと気になる推し活関連のトピックをピックアップ。難しい専門用語は使わず、「ゆるっと深掘り」していきます。聴いていると元気が出て、明日からのちょっとした活力になるような番組を目指しています☀️▼ パーソナリティ矢澤 綾乃株式会社KAZAORI (https://kazaori.co.jp/) 代表取締役ファンやコミュニティの「好き」や「熱量」を起点に、企業のマーケティング支援、ブランドプロデュース、新規事業開発などを手掛ける。推し活の記念日やイベント等を華やかに彩るバルーン事業なども展開し、「好き」を形にするための多様なサポートを提供している。現役ベーシスト様々なアーティストのライブサポートやレコーディングに参加するミュージシャンとして、現在も活動中。推す側・推される側の視点を持つ「現場あがり」の実践者アーティスト/クリエイター側と、それを応援するファン側の両方のリアルな視点と経験を持つユニークな存在。この経験を活かし、“推し活×ビジネス”の新しい可能性を日々探求し、そのインサイトを番組で分かりやすく発信しています。▼ 応援&メッセージはこちら📣あなたの推し活体験やアイデアが、番組をもっと豊かにします!ぜひお気軽にご参加ください。SNSで参加: 番組へのご感想、あなたの「推し」紹介、熱い推し活エピソード、ビジネス活用アイデアなどを、ハッシュタグ #推し活未来研究所 をつけてぜひ投稿してください!Podcastを応援: SpotifyやApple Podcastで番組をフォローし、レビューや星評価(☆☆☆☆☆)をいただけると、制作の大きな励みになります!専用フォーム: 長文のメッセージや、SNSを使わない方はこちらからどうぞ。 https://forms.gle/zSD7LYrAscxYCoh79▼ 視聴・聴取はこちらから▶️ライフスタイルに合わせて、お好きなプラットフォームでお楽しみください!YouTube: 最新エピソードの視聴やアーカイブはこちら!チャンネル登録もお願いします🔔 https://www.youtube.com/ @oshikatsu_laboSpotify: 通勤・通学中やお休み前など、耳で楽しむならこちら! https://x.gd/9kSbnApple Podcasts: iPhoneユーザーの方はこちらも便利です! https://x.gd/lxYcKそれでは、また月曜あさ7時にお耳にかかりましょう!

サマリー

タイムレスプロジェクトのその後を考察し、オーディションに選ばれなかった候補者たちが新たな道を切り開いている様子を探ります。アサヤンからの事例を通じて、夢が途絶えず、エンタメ経済圏の変化についても掘り下げます。近年、オーディション番組で落選することが新しいエンタメ経済圏を生み出す要因となっています。LDHやBMSGなどの事務所は、落選した才能を育成し、ビジネス面でもファンとの強い結びつきを築いています。

タイムレスプロジェクトの概要
今日は、記憶に新しいタイムレスプロジェクトのその後を追いかけつつ、
ケミストリーさんやモーニング娘。さんを生み出したアサヤン選ばれなかったからといって、夢が途絶えるわけではありません。
こんにちは、株式会社KAZAORIの矢澤彩乃です。
推し活未来研究所へようこそ!
この番組では、ますます盛り上がりを見せる推し活をビジネスの視点から、
そして時には私自身の経験も交えながら楽しくそして深く紐解いていきます。
私は普段、推し活をテーマにしたビジネス、
例えば、ファンの皆さんがイベントを一緒に盛り上げられる
フクートというサービスなどを提供しています。
それと同時に、ベーシストとしてアーティストさんのバックバンドでベースを弾かせてもらっているので、
押される側の気持ちもいろいろと感じることがあります。
そんな押す側と押される側、両方の視点を持つ私だからこそ見えてくる
推し活の面白さや可能性を皆さんと共有したいなと思い、
推し活未来研究所を始めました。
YouTubeでご覧の方は是非チャンネル登録を、
ポッドキャストでお聞きの方はフォローしていただけると嬉しいです。
さて前回第9回では、推し活におけるガチャシステムの光と影と題して、
私たちの心を熱くするガチャの魅力と一方で向き合っていくべき課題について深掘りしました。
そして第10回となる今日のテーマですが、
最近本当に多くのオーディション番組が話題になっていますよね。
その中で夢を掴む人がいれば惜しくも選ばれなかった方々もいます。
でもその選ばれなかったという経験が、
実は新たな道の始まりになることも少なくないんです。
今日は記憶に新しいタイムレスプロジェクトのその後を追いかけつつ、
もっと広い視点でオーディション番組から生まれた、
いわば敗者たちの輝かしい活躍の歴史と、
そこに見えるビジネスの新しい可能性について深掘りしていきたいと思います。
そしてもちろん、推し活未来研究所ならではのビジネス視点もたっぷり盛り込んで、
新たな道と成功事例
彼らの活動を支える仕組みやエンタメ業界の変化も分析していきます。
今回も皆さんのご意見やこの人の活躍を応援しているといった声、
ぜひハッシュタグ推し活未来研究所で教えてくださいね。
こちらも楽しみにしています。
まずはこの推し活未来研究所でも第5回の放送で取り上げさせてもらって、
記憶に新しいタイムレスプロジェクトの話題からいきましょう。
セクシーゾーンがタイムレスへと解明し、
新メンバーを公募するという本当に前代未聞の企画でしたよね。
多くの才能が集まりましたが最終的に選ばれたのは5名。
では選ばれなかった候補者たちは今どんな道を歩んでいるのでしょうか。
そこには現代ならではのビジネス戦略が見えてきそうです。
このタイムレスプロジェクトという企画自体が既存のグループがメンバーを公募するという点で、
参加した候補者全員にとって大きなロストの機会となったかもしれません。
特にタイムレスという既に多くのファンを持つグループのオーディションだったため、
選考過程で注目された候補者は結果に関わらず一定の知名度とファンベースを獲得できたと言えるのではないでしょうか。
これは全くの新人を発掘するオーディションとは異なる特有の現象かもしれませんね。
まず取り上げたいのが最年少候補者の一人として注目されたアサイ・ノアさん。
彼のその後の動きはまさにSNS時代の象徴と言えるかもしれません。
オーディション終了後、自身で制作・投稿した動画が100万回再生を突破したり、
インスタライブでは最高1.5万人の同時接続者数を記録したという話もあるようです。
これはまだ正式なデビューや所属事務所が大きく報じられる前から、
個人の発信力でファンと繋がり、熱量を高めている素晴らしい例と言えそうです。
実際にアサイさんがインスタライブで紹介したスターバックスのクマのぬいぐるみを
多くのファンが探し求めて購入するというスタバのクマ事件も話題になりました。
これはファンの熱量がダイレクトに消費行動に繋がることを示す象徴的な出来事かもしれませんね。
ビジネス視点では、アサイさんのケースはZ世代のタレントが事務所の大きなバックアップを持たずとも、
個人の魅力とSNS戦略でいかにファンデースを築けるかを示していますよね。
インスタグラムのフォロワーが18歳にして13万人を超えたという事実もその証拠と言えるかもしれません。
ファンは彼の成長していく姿に心を動かされていて、
自分もその成長を支えたい、今こそ応援したいという気持ちがとても強いんですよね。
こういった感情の動きは、今後のタレント育成やマネタイズの戦略を考える上で、すごく大きなヒントになると思います。
例えば投げ戦や限定コンテンツの販売など、ファンが応援したいタイミングで自然に支援できる仕組みを用意しておくことで、応援の熱をダイレクトに収益へと繋げていくことができます。
特にオーディションで強い印象を残した候補者って、番組終了直後が最も注目されやすいタイミング。
そのタイミングでSNS上での発信やファンとのコミュニケーションを積極的に行うことで、応援が届いた、見つけてもらえたという実感が生まれて、ファンとのエンゲージメントがぐっと深まっていくはずです。
この熱量のある瞬間を逃さず動くことが、ファンとの長期的な関係作りやブランド価値の向上にも繋がるんじゃないかと思います。
アサヒさんの高いライブ視聴者数や動画再生数は、この初期エンゲージメントの成功を物語っていると言えそうです。
この初期のエンゲージメントが、その後の活動の大きな基盤となるのかもしれませんね。
現在はアメリカの高校を卒業後、日本の大学進学も視野に入れているとのことで、YouTubeチャンネル開設の望む声も多いようです。
彼のグローバルなバックグラウンドは、今後の活動の大きな武器になるのではないでしょうか。
次に注目したいのが、濱川ロイさんと本田ひろむさんによるユニット、ロイロムですよね。
先日初めて地上波バラエティへの出演もあり、ネット上は大きな話題になっていました。
彼らはオーディション終了後、比較的早い段階でユニット形成を発表し、株式会社渚が提供するファンエンゲージメントプラットフォームファムを通してオフィシャルファンクラブを設立しました。
これはオーディションで獲得したファンの熱量を冷めさせず、速やかに組織化し、次の活動につなげようという明確な戦略が感じられますよね。
音楽性等を今後の展望としては、インタビューでは歌とダンスをメインに品のあるクラシカルなアイドルを目指し、武道館ライブを目標に掲げています。
濱川さんの韓国のオーディション番組での練習生体験や本田さんの高い表現力など、二人のポテンシャルは非常に高いと言えそうです。
音楽活動を軸にしつつ、モデルや俳優、バラエティなど幅広い分野での挑戦も視野に入れているようですね。
ビジネス視点では、ロイロムのケースはオーディションで生まれたファンの期待をいかに迅速にマネタイズ可能な構造に組み込むかという良い例かもしれません。
ファムのようなプラットフォームは、アーティストや小規模事務所にとってファンクラブ運営の初期投資や運営負荷を軽減し、コンテンツ提供やファンとのコミュニケーションに集中できるという大きなメリットがあるのではないでしょうか。
これは新しい才能がスピーディーに活動を開始するためのエコシステムが形成されつつあることを示しているのかもしれませんね。
ロイロムとファムの組み合わせは、オーディション番組の熱い盛り上がりをそのままファンコミュニティやビジネスにつなげていく新しい形の取り組みかもしれません。
ビジネスモデルの変革
番組を見ているファンの期待が高まっているタイミングで、すぐに公式のファンクラブを立ち上げることで、ファンはちゃんと応援できる場所があると安心できますし、
運営側も早い段階で安定したサポートを受けられるようになります。
今までは番組が終わってからゆっくりと活動を始めるケースが多かったですが、こうしたスピード感のあるやり方はファンの気持ちを大切にした、今の時代にあった進め方なのかもしれません。
そして西山智樹さんにも触れておきましょう。
彼は浜川さん、本田さんと共に中国のオーディション番組、アジアスーパーヤングで猫目三兄弟として参加していた経緯があり、タイプロでもその関係性が注目されていました。
ロイロムには参加しませんでしたが、これは彼が別の大手芸能プロダクションに所属し、新たなボーイズグループでのデビューが内定しているためという報道もあるようです。
西山智樹さんはダンスインストラクターとしての経験もあり、プロデュース101ジャパンやAPEX系のオーディションなどこれまでにもいくつも挑戦を重ねてきた方です。
準備にもこだわりが見られ、プロ意識の高さが感じられますよね。
彼のように複数のオーディションを経験しながら、その度に新しいファンとつながっていくスタイルはオーディションサーファーとも言えるかもしれません。
一つの番組だけではなく、いくつもの物語を持っているからこそ、より強いファンとの絆が生まれるのだと思います。
ロイ・ロムの2人とともに、ねこめさん兄弟として注目されていたこともあり、3人のファンの間には自然なつながりが生まれているのも面白いところです。
個人としての活動に加え、どこかでまた3人が揃う舞台が見れたら嬉しいですね。
このタイムレスプロジェクトが特にユニークだったのは、既存の、しかも認知度の高いグループが新しい仲間を公募した点ですよね。
これにより、オーディションの過程自体が既存のファンにとってはグループの未来を左右する一大イベントとなり、候補者一人一人への注目も非常に高まりました。
番組のNetflixでの世界配信も、国内外の新たなファン層へのアプローチとして機能したのではないでしょうか。
具体的な海外での視聴者数データはまだ少ないものの、TBS作品がNetflixでグローバルトップ転入する事例もあり、そのポテンシャルは大きいと言えそうです。
実際にオーディション終了後、タイムレスのファンクラブ会員数は急増したというデータもあるようです。
例えば、新しいメンバーが決定直後には1日で9万人増え、ツアー発表後にはさらに9.5万人増えるなど、最終的にオーディション前から約30万人増えたという推計もあるようですね。
これは、プロジェクトが既存ファンの再活性化と新規ファン獲得の両方に成功したことを示しているのかもしれません。
ビジネス視点では、このプロジェクトはメンバー増員というリスクを伴う戦略がファンエンゲージメントとメディア露出を最大化することで、グループのブランド価値を再構築し、新たな成長軌道に乗せる可能性があることを示したと言えるかもしれません。
役成者にとっても、この高い注目度の中で得た認知は、今後の活動の大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。
既存グループのオーディションは、高い注目度とメディア露出を約束しますよね。
その結果、候補者全員への関心が増し、選ばれなかったとしても一定のファンベースと認知度を獲得できます。
これが、SNSなどでの活動継続を容易にし、新たなユニット結成や個人活動への道を開くのかもしれません。
タイムレス自体がファンクラブ会員数を大幅に増やした事実は、このプロジェクトが既存ファンと新規ファンの双方をうまく巻き込んだことを示しており、参加者全員にとって好ましい環境を生み出したと言えるかもしれませんね。
タイムレスプロジェクトの交渉者たちが見せてくれているように、そのオーディションで選ばれなかったからといって夢が唱えるわけではありません。
実は日本のエンタメ紙を振り返ると、そうしたセカンドチャンスを掴んで大活躍しているアーティストは数多く存在するんです。
そしてその背景には、自体ごとのユニークなビジネスモデルや戦略がありました。
いくつかの代表的な事例を見ていきましょう。
90年代後半から2000年代初頭を席巻した伝説のオーディション番組、アサヤン。
ケミストリーさんやモーニング娘。さんを生み出したこの番組ですが、実は落選者の中からも多くのスターが生まれています。
代表的なのがエクザイルのアツシさんとデスミスさんです。
アツシさんはアサヤンの男子ボーカリストオーディションで最終選考まで残るものの結果は落選。
しかしその後、ヒロさんに声をかけられ、Jソウルブラザーズに加入し、後にエクザイルとしてデビューを果たしました。
落選当初はケミストリーの活躍を見て辛い時期もあったそうですが、その経験がバネになったのかもしれませんね。
デスミスさんも同様にアサヤンで落選後、ユニットスティールで一度デビュー。
LDHの育成戦略
その後エクザイルボーカルバトルオーディションでも落選を経験しますが、
新生Jソウルブラザーズのメンバーに選ばれエクザイルへと加入しました。
ビジネス視点では、これはLDHのヒロさんによる長期的な視点でのタレント発掘と育成戦略の賜物といえるのではないでしょうか。
オーディションの一時的な結果だけでなく、個々の才能や将来性を見抜き、グループのコンセプトや市場のニーズに合わせて再編成する。
LDHのビジネスモデルは、アーティストのマネジメントだけでなく、音楽事業、ファンコミュニケーション、ライブ事業、さらにはダンスボーカルスクール事業まで多角的に展開し、
才能を様々な形で生かす出口戦力を持っているのが強みかもしれませんね。
ある意味で、敗者復活をシステム化したものとも言えるかもしれません。
アサヤンの時代は、まだSNSによるファンの直接的な後押しが弱かったため、落選者のセカンドチャンスはヒロさんのような目を持つプロデューサーや、体力のある事務所の存在が不可欠だったと言えるかもしれません。
どれだけ才能があっても、昔は業界の誰かに見つけてもらうことが必要でしたよね。
でもLDHは、そういった埋もれがちな才能をちゃんと見つけて育てて、いろんな形で世に送り出せる仕組みを作ってきたんだと思います。
だからこそ、たくさんの夢が実現できた場所だったんじゃないでしょうか。
最近、エンタメ業界で注目されているのが、スカイハイさんが立ち上げた事務所、BMSGの育成スタイルです。
オーディション番組THE FIRSTから誕生したグループBFIRSTだけでなく、選ばれなかった参加者たちも、BMSGの中でしっかり育てられています。
例えば、ソロで活躍中のエディボーイさんは、TikTokで話題になったお友達という曲で大ブレイクし、地上波の音楽番組も出演しました。
さらに、ルイさん、タイキさん、カノンさんといった研修生、トレーニーたちもCDを出したり、ライブをしたりと、育成中から活発に活動しているのが特徴的です。
こうした活動の中で、新しいオーディション、THE LAST PIECEにも参加しながら成長を続けています。
BMSGの方針には、才能を埋もれさせないというスカイハイさんの強い思いが込められていて、選ばれなかった人にも次のチャンスを作っているんですね。
しかも、マネジメント、曲作り、ライブ、ファンクルーブ運営やグッズ販売まで事務所が一体で支える仕組みになっていて、タレントもファンも安心して長く応援できる環境が整っています。
勝ち抜いた人だけが売れるという従来のオーディションの形とは違い、BMSGは全員が主役になれる道を用意するような新しいスタイルを作っているのかもしれません。
これはエンタメの未来にとってとても大きなヒントになりそうです。
さて、ここまでは様々な事例を見てきましたが、オーディション番組の落選はもはや単なる終わりではなく、新たな物語と経済圏を生み出す始まりになっているのかもしれません。
BMSGの新しいスタイル
この現象をビジネスの視点からもう少し深く見ていきましょう。
オーディションの成長物語は、ファンに強い感情移入を促しますよね。
たとえ選ばれなくても、輝きを見せた候補者には、この人を応援したいという気持ちが芽生えます。
この物語の力を活かし、落選者の活動をサポートすることで、企業や事務所は熱心なファン層を維持・拡大できるのではないでしょうか。
大切なのは、落選イコール終わりではなく、そこから次のステップへ進むための経験として捉え直し、ファンと一緒に新しい物語を作っていくことなのかもしれません。
DMSGのスカイハイさんが掲げる、才能を殺さないという言葉も、まさにそうした考え方を体現しているように思います。
そして、現代の推し活に欠かせないのがSNSです。
オーディション番組に出ている間から、ファンはSNSを通じて応援したり、情報を広めたりします。
たとえ番組で選ばれなかったとしても、SNSはタレントにとって活動の居場所になり、ファンとの繋がりを保つ大事なツールになります。
今では、事務所の力がなくても、自分の魅力を伝えてファンを増やしていける時代です。
そんな中で注目されるのが、ロイロムが使っているファムのようなファン向けサービスです。
これは、ファンクラブ運営やグッズ販売、イベント開催などをサポートしてくれるプラットフォームで、アーティストが活動に集中できる環境を整えてくれます。
また、BMSGのように事務所自体がセルフプロデュースを支援したり、ソロやユニット、研修生などいろんな形で活動のチャンスを用意する動きも広がっています。
こうした変化は、芸能事務所が単なる管理者ではなく、アーティストとファンをつなぐサポーターやプラットフォーマーとしての役割を求められていることを意味しています。
今後もオーディション番組はたくさんの推しを生み出していくことでしょう。
新たなエンタメ経済圏の形成
だからこそ、その熱量を一時的なブームで終わらせず、長く続く活動に変えていく仕組み、エコシステムを業界全体で作っていくことが重要です。
落選をマイナスに捉えるのではなく、出会いのスタートとして前向きに再定義することで、エンタメ業界はもっと豊かになっていくのかもしれません。
ファンもまた応援するだけでなく、推しの成長を一緒に捉えていくパートナーのような存在になっています。
企業側もこのファンの力を理解して、共に価値を作っていく姿勢が求められているのではないでしょうか。
今、落選者の活躍が当たり前になりつつあることで、オーディションの基準やデビュー後のグループの運営方法も少しずつ変わってきています。
こうした流れは、エンタメコンテンツの多様化や、タレントの新しいキャリアパスを後押しする大きな可能性を秘めていると思います。
というわけで、今回は第10回、タイムレスプロジェクトのその後、オーディション落選者とその活躍の歴史というテーマでお届けしました。
タイムレスプロジェクトの幸福者たちの新しい挑戦から、過去のオーディション番組で選ばれなかった才能たちが切り開いてきた道、
そしてそれを支えるビジネスの進化まで、様々な角度から見てきました。
オーディションの合皮が全てではない時代、むしろそこから始まる新しい物語こそ、ファンは心を動かされ、熱い応援を注いでいるのかもしれませんね。
SNSの普及や新しいプラットフォームの向上は、そうした才能とファンをダイレクトに結びつけ、従来にはなかったビジネスチャンスを生み出しているのではないでしょうか。
重要なのは、個々の才能が持つ多様な輝きを見逃さず、それを育む環境とビジネスモデルを構築すること、
そして、私たちファン自身も推しの選択と挑戦を温かく見守り、応援し続けることが、この新しいエンタメ経済圏をさらに豊かにしていくのかもしれません。
今回の放送で、皆さんが感じたことや、応援している元オーディション候補生の活躍など、ぜひハッシュタグ推し勝つ未来研究所で教えてください。
それでは、今日の推し勝つ未来研究所はこの辺で。
YouTubeをご覧の方はチャンネル登録、ポッドキャストでお聞きの方はフォローを、ぜひよろしくお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。
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