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2025-08-25 17:22

【ベーシストから起業家へ】わたしが推し活ビジネスをはじめた理由【推し活未来研究所】

『推し活未来研究所』🎧 毎週月曜あさ7時配信!ビジネスとカルチャーをつなぐ「推し活」の世界を、ほっこりトークでお届けする番組へようこそ!Z世代の推し消費トレンド、社員のエンゲージメントを高める「社内推し活」の可能性、ファンに熱烈に”推される”ブランドやサービスの作り方など、身近でちょっと気になる推し活関連のトピックをピックアップ。難しい専門用語は使わず、「ゆるっと深掘り」していきます。聴いていると元気が出て、明日からのちょっとした活力になるような番組を目指しています☀️▼ パーソナリティ矢澤 綾乃株式会社KAZAORI (https://kazaori.co.jp/) 代表取締役ファンやコミュニティの「好き」や「熱量」を起点に、企業のマーケティング支援、ブランドプロデュース、新規事業開発などを手掛ける。推し活の記念日やイベント等を華やかに彩るバルーン事業なども展開し、「好き」を形にするための多様なサポートを提供している。現役ベーシスト様々なアーティストのライブサポートやレコーディングに参加するミュージシャンとして、現在も活動中。推す側・推される側の視点を持つ「現場あがり」の実践者アーティスト/クリエイター側と、それを応援するファン側の両方のリアルな視点と経験を持つユニークな存在。この経験を活かし、“推し活×ビジネス”の新しい可能性を日々探求し、そのインサイトを番組で分かりやすく発信しています。▼ 応援&メッセージはこちら📣あなたの推し活体験やアイデアが、番組をもっと豊かにします!ぜひお気軽にご参加ください。SNSで参加: 番組へのご感想、あなたの「推し」紹介、熱い推し活エピソード、ビジネス活用アイデアなどを、ハッシュタグ #推し活未来研究所 をつけてぜひ投稿してください!Podcastを応援: SpotifyやApple Podcastで番組をフォローし、レビューや星評価(☆☆☆☆☆)をいただけると、制作の大きな励みになります!専用フォーム: 長文のメッセージや、SNSを使わない方はこちらからどうぞ。 https://forms.gle/zSD7LYrAscxYCoh79▼ 視聴・聴取はこちらから▶️ライフスタイルに合わせて、お好きなプラットフォームでお楽しみください!YouTube: 最新エピソードの視聴やアーカイブはこちら!チャンネル登録もお願いします🔔 https://www.youtube.com/ @oshikatsu_laboSpotify: 通勤・通学中やお休み前など、耳で楽しむならこちら! https://x.gd/9kSbnApple Podcasts: iPhoneユーザーの方はこちらも便利です! https://x.gd/lxYcKそれでは、また月曜あさ7時にお耳にかかりましょう!

サマリー

株式会社KAZAORIの矢澤彩乃さんは、推し活ビジネスの魅力や自身の経験について話します。音楽の道を歩みながら、推し活の可能性を見出し、コロナ禍を契機に新たなビジネスを構築する過程を語ります。推し活ビジネスの背景には、ファンとアーティストの間にあるギャップを埋める新しい仕組みが存在します。プクートの導入によって、ファンの応援が目に見える形で具体化され、特別な体験を提供することが可能になっています。

推し活の始まりと個人の背景
こんにちは、株式会社KAZAORIの矢澤彩乃です。
推し活未来研究所へようこそ。
この番組では、今多くの人が夢中になっている推し活についてビジネスの視点から、
そして、私自身の経験も交えながら、楽しくそして深く紐解いていきます。
私は普段、推し活をテーマにしたビジネスを提供すると同時に、
ベーシストとしてアーティストさんのバックを務めることもあります。
つまり、推す側と推される側、両方の視点を持ってきた人間なんですね。
だからこそ見えてきた推し活の面白さや、未来の可能性を皆さんとシェアできたら嬉しいです。
YouTubeでご覧の方はチャンネル登録を、
ポッドキャストで聞いてくださっている方は、ぜひフォローしていただけると励みになります。
さて、2025年4月からスタートした推し活未来研究所ですが、
なんと第20回を迎えました。本当にありがとうございます。
いつも聞いてくださる皆様のおかげです。
今回は20回記念ということで、今日は少しだけ私自身の話をさせていただこうかなと思っています。
テーマは、「なぜ私が推し活ビジネスをやっているのか?」
ここまで聞いてくださっている皆さんも、
フクートって何?風織ってどんな会社なの?この人何者?なんて疑問を持っている方もいるかもしれませんよね。
まさにその通りだと思います。
本日はちょっとだけ私自身の話や、風織りを設立した経緯、
推し活ビジネスにたどり着いた流れなんていうのをお話しさせてもらおうと思います。
今日は端休め会だと思ってゆるっと聞いていただければ嬉しいです。
それでは簡単にご紹介をさせていただきます。
改めまして株式会社風織代表の矢澤彩乃です。
1988年生まれ、東京都町田市出身です。
町田ってよく神奈川でしょって言われるんですけど、
私が育ったのは本当に町田市、川崎市、横浜市が入り組んでいるエリアなんですよね。
今はJリーグの町田ゼルビアのホームグラウンドがあることで有名です。
中学時代にギター部に誘われたことがきっかけでバンドを始めました。
実は私が小さい頃から母が趣味でバンドをやっていて、
家にドラムがあったので何となく自然な流れでバンドを始めたっていうのはあるかもしれません。
高校時代はベースの練習とアルバイトに明け暮れる日々を過ごしていました。
バイトしてもお金は全部音楽に消えていきました。
CDショップに通って毎日のように新しいCDを買ったり、楽器屋で譜面や機材を買ったり、
本当にもう頭の中はベースと音楽だけ。
学校行って授業中に寝て、夕方からバイトして、夜帰って朝までベース弾いて、
仮眠とって学校行って寝るっていうもうひどい高校生活でしたね。
当時一番好きだったのはドリームシアターという海外のプログレバンドで、
女子高生らしい感じは全くなかったです。
でももちろんJ-POPとかも好きで、バンボーグチキンはめっちゃ好きでしたね。
でもちょっと高校の友達と音楽の趣味がなかなか合う感じではなかったので、
同世代で一緒にバンドできる仲間が少なくて、だから大学生の先輩たちに混ぜてもらってました。
身近にいた人がビジュアル系のバンドの人ばかりで、
音楽活動と応援の力
ルナシーのロージアとXジャパンのクレナイが弾けたら仲間入りできるみたいな謎のルールがあって、
ちょっと弾けるとお前やるじゃんみたいに言われて次のカナイ曲を出される。
その繰り返しでレパートリーはどんどん増えるけど、全部ビジュアル系。
当時は難しい曲イコールかっこいいっていう時代だったのかなと思います。
そこで私はHIDEがめっちゃ好きになったんですね。
全然私の世代じゃないんですが、HIDEのライブのDVDを友達に見せられた時に、
曲は全然知らなかったのに、全く飽きずに最後まで夢中で見れたんですよ。
まさにエンターテイメントショーという感じで。
私はそのライブDVDに出会って、自分もエンターテイメントショーを作りたいって思いました。
そんな中で18歳の時に初めてプロとして仕事をする機会があって、
それがZepp Tokyoでの公開収録ライブでした。
これだけ聞くと、なかなか花々しいプロデビューですよね。
音楽番組のバックバンドで、サマーズの大竹さんとチャラさんが出てた番組なんですけど、
そこでベースを弾くことが初めて仕事になったんですよね。
大きな舞台で弾くっていうのが初めてだし、しかもテレビの収録ということで
絶対間違えちゃいけないというプレッシャーで、楽屋でめちゃくちゃ緊張したのを覚えてます。
正直、本番のことはあまり記憶がないんですが、
実際に番組が放送されて、最後に自分の名前がクレジットに流れた時はものすごく嬉しかったです。
そして、あの時のギャラが9999円だったことも今でもはっきり覚えています。
そこからちょこちょこサポートの仕事が増えていって、
アイドルや声優さんのバックバンドで弾かせてもらうようになって、
バンドとサポートの現場をしながら、やっぱりそれだけでは生活できなくて、
アルバイトをするという10代、20代でした。
目覚ましテレビの企画でXジャパンの吉木さんとお会いしたり、
当時大人気だったAKB48の番組AKビンゴに出たり、
ロックオペラの舞台でバックバンドをやらせていただいたり、
本当にいろいろな経験をさせていただいたんですが、
毎日生きることと音楽で食っていくことに必死で食いついていた時代でした。
20代後半からは、プレイヤーだけではなく、
作曲や舞台の音楽監督、ディレクターポジションやイベント制作なんかもやり始めて、
いわゆる裏方を手伝うようになりました。
その経験があるからこそ、弊社の推し活サービスプクートに繋がっていくんですね。
こんな感じで、会社員をやったこともないずっとフリーランスでやってきた私が、
今会社をやってるなんて当時からしたら信じられないことです。
不思議なご縁だなぁと思います。
さて、ここからは、
なんで今私が推し活のビジネスをやっているのかについて、少しお話ししていきたいと思います。
私にとって推し活はただの趣味じゃありません。
何かを頑張る原動力そのものなんです。
実際、私がベースを続けてこれたのも、
憧れの人に会いたい、その人たちの音楽に近づきたい、
そんな気持ちがあったからだと思います。
当時は、推しっていう言葉は使ってなかったけれど、
憧れのベーシストや憧れのアーティストがいたから練習をやめなかったし、
音楽を続けてこられた。
推しがいなかったら、今の私はいないと思います。
実際にベーシストになって、私が当時憧れた推しに会うこともできたし、
お話しさせていただく機会もありました。
それは音楽続けててよかったと思う瞬間でもありますね。
一方で、私は押される側になった経験もあります。
売れないバンドマン時代、ライブの集客が10人とか、
下手したら一桁ってこともありました。
でもそんな時でも、毎回ライブに来てくれる人がいて、
SNSで感想をくれたり、差し入れを持ってきてくれたりする、
そういう人の存在が本当にありがたかったね。
楽器屋さんでベースセミナーをやらせてもらった時は、
YouTubeの動画見てきました、なんて学生さんが遠方から来てくれたり、
すごく嬉しかったのを覚えてます。
CDやグッズを買ってもらえることも、当時の私にとっては大きな励みでした。
自分たちを応援してくれる人がいる、という実感があったから
音楽を続けられたんです。
だから私は、押し勝つの力って本当にすごいと思うんです。
コロナ禍からの転機
そんな私にとって、大きな転機となったのがコロナでした。
タイミングとしては、音楽だけで食っていけるようになって
数年たって、ようやく仕事が安定してきて、
精神的にも生活的にも余裕が出てきた頃でした。
ライブやコンサート、イベントはのきなみ中止や延期、
私の周りにも活動を続けられなくなって、音楽を辞めた人もたくさんいました。
でも一方で、配信ライブで投げ銭をする人が増えたり、
新しい応援の形も広がっていくきっかけにもなりました。
そして私も仕事が止まって、2ヶ月くらい全く仕事がない期間がありました。
プロとして活動を始めてから、ずっと毎日必死に駆け抜けていたので、
何もすることがない、家にいないといけない、仕事がない、
そんなことって人生で経験したことがなくて、
何をしたらいいのかわからないと同時に、
こんなにゆっくりできる時間は多分今後ないんじゃないかなと思って、
そこからいろいろと人生を考え直すというか、
音楽だけで生活することを目標にしていたけれど、
もしかしたらこれからの時代は、
もう一つ生活の柱がないといけないのかもしれないと感じました。
先の見えないコロナ禍では、
イベントがいつになったら普通に開催できるのか、
全く見通しが立たなかったんです。
その頃、まず何か在宅でできる仕事を探していた時に、
出会ったのがバルーンのギフトです。
在宅でできるし、
それをアーティストとコラボした受注生産グッズとして
販売することにしました。
それがいい方向に進み、
イベントが戻ってきた時に、
バルーン扱えるなら会場装飾とかできないの?
という要望に応える形で、
バルーンの授業を始めることになったんですね。
そしてイベントが戻っても、
楽屋花やスタンド花を受け付けないという状況が
続いていることに気づきました。
理由はシンプルで、
コロナ禍でイベントを開催するために、
デイリーする人をこと細かにリストアップしなければならなかったことと、
最悪の場合、コロナが出た時のために
関係者を最小限にするためだったんですね。
でもこれって、ファンの人にとっては
応援を表現したいのにできないということなんです。
私はそこで気づきました。
ファンの思いをもっと自由に、
安全に確実に届けられる仕組みが必要だと。
そこで生まれたのがプクートです。
これまでのお花って、運営や制作にとっては
ありがたいけど正直手間が多くて
推し活の新しい仕組み
受け止めきれない部分がありました。
当日の受け入れにしても人位が必要だし、
アーティストや運営には直接の収益にならない。
ファンは応援したい、でも運営は負担に感じる。
そこにギャップがあったんです。
プクートはそのギャップを埋める仕組みです。
イベントごとに特設サイトを作って、
ファンには事前にバルーンを購入してもらいます。
バルーンには価格帯があって、それぞれ得点がつく。
イメージ的にはクラウドファンディングに近いですね。
でも最大の特徴は、ファンが送ったバルーンで
会場を彩ることができるという点です。
会場のフォトスポットになったり、ステージを飾ったり、
みんなで大きなバルーンアートを完成させたり、
ファンが協力して作った応援が
一日会場で具現化される。
だからアーティストもこんなに応援されているんだと喜んでくれるし、
ファンも自分もこの空間を作った一員なんだと実感できる。
まさに応援の見える化なんです。
2024年には特許も取得しました。
実際に声優さんのイベントやスポーツチームなどでも
導入していただいており、
反響が大きくてとてもありがたいなと思っています。
やはり大きいのがSNS。
そこで皆さん撮った写真をたくさん上げてくれるんで。
私もハッシュタグを調べて皆さんの投稿をチェックしています。
自分が送ったメッセージ入りのバルーンが飾ってあると、
やっぱり嬉しいですよね。
イベント終了後は自分が送ったバルーンを
持って帰れる仕組みを導入した時は、
家に持って帰ってヘリウムガスが抜けるまで
大切に飾ってくれている様子をSNSにアップしてくれたりしていて、
こういうのは私たちにとってもすごく励みになります。
特別な体験を提供することができたんだなと
実感する瞬間はとても嬉しいです。
9月には大きなアップデートも入る予定となっていて、
これからはもっとミニマムなイベントでも
気軽に導入していただける新しいシステムを開発しています。
そんな素敵な体験もできる推し活ですが、
同時に加熱しすぎてトラブルになるニュースも見受けられます。
私はそこにこそ、公式が受け止める場所を作る意味があると思っています。
みんなで応援して、その気持ちが目に見える形になる。
オンラインだけで終わらせず、会場に行きたいと思える理由を増やす。
同時に遠方で行けない人の思いも一緒に具現化できる。
それがこれからの推し活に必要な姿だと思うんです。
ここで少し、私の会社株式会社カザオリのことも紹介させてください。
カザオリは、もともと先ほどの話にもあったように、
会社の成長とビジョン
バルーンの会場装飾やギフト、そして推し活システムプクートのサービスの会社としてスタートしました。
それが今では、たくさんの協業してくれる会社に恵まれて、
シーズンディスプレイの企画、沖縄店でのバルーンデリバリー専門店の運営、
そして今年からは香港の会社と提携して、
日本のアーティストを香港に誘致する事業まで展開しています。
なぜこんなに多種多様なのかというと、
身近の人から、これやってみない?これ立ち立ってくれない?と声をかけられて、
それに答えていたら、自然と事業が広がっていったんです。
海外と仕事をするなんて、少し前は全く考えもしませんでした。
この事業が始まったきっかけは、音楽の仕事で香港へ行った時に仲良くなった現地の会社から、
うちの会社の日本の土口をやってほしいと頼まれたことだったんです。
本当にどこにビジネスチャンスがあるのか、想像もつかないですよね。
私自身、ベーシストとしての経験からも、調整役が本質だと思っています。
人や物を繋いで、双方にとって一番良い落とし所を作る、それが得意なんです。
だから、かかおりの軸は、事業が変わっても一貫しています。
過去の経験を大切にしながら、新しいアイデアやモダンなアプローチで可能性を広げること。
柔軟で、風のように常に新鮮で、誰かを笑顔にするサービスを生み出すこと。
これがかかおりという会社の大きなテーマです。
そして今、かかおりでは一緒に挑戦してくれる仲間も探しています。
学生さんやイベントが好きな人、楽しいことが大好きな人、そして肩にはまれない人。
これからも道なき道を歩んでいくのがかかおりだと思うので、そんな空気を楽しめる人にはピッタリだと思います。
もしかしたら、自分の推しのイベントに関わることもできるかもしれませんよ。
ぜひお気軽にホームページの問い合わせや、インスタからお問い合わせください。
そして最後に、この推し勝つ未来研究所を今後どうしていきたいかを少しお話させてください。
私はこの番組をただのエンタメトークで終わらせたくないと思っています。
もちろんアーティストやスポーツチームの推し勝つはとても楽しいものです。
でもその方法論や仕組みって、実は企業やブランドの戦略にも応用できるんですよね。
押される存在になるためにどうすればいいのか。
ファンに愛され続けるためにどんな仕掛けをすればいいのか。
それってアーティストだけじゃなく、会社や商品、サービスにも当てはまることだと思います。
だからこの推し勝つ未来研究所では、これからゲストをお招きして、
いろんな推し勝つエピソードを伺ったり、ビジネスの視点から押される方法を研究していったり、
推し勝つを未来の企業戦略に生かせるようなヒントをお届けしていきたいと思っています。
エンタメもビジネスも、結局は長く愛されることが一番大切。
この番組がその方法を一緒に探していける場所になれば嬉しいです。
というわけで、今日は私がなぜ推し勝つビジネスをやっているのか、
そしてプクートとカザオリについてお話ししました。
なんだか自分のことを話すのはちょっと恥ずかしいですね。
私にとって推し勝つは原動力であり、誰かの気持ちをつなぐ力です。
そしてその力をこれからも未来に届けていきたいと思っています。
私自身もこの番組を通じてどんどん推し勝つについて学ばせてもらっています。
皆さんにとって推し勝つはどんな存在ですか?
良ければコメントで教えていただけたら嬉しいです。
YouTubeでご覧の方はチャンネル登録、
Podcastで聞いてくださっている方は是非フォローをお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回は通常モードに戻ります。
また次回お会いしましょう。
さようなら。
17:22

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