なるほど、漢字のボードゲームですね、わかりました。
では今回、ボードゲームとして、漢字苦手なこのボードゲームって結構いくつか実はあるんですよ。
漢字がテーマというか、漢字を好きになってもらおうとか、いくつかあるんですけど、
多分本当に漢字が嫌な子って、漢字見たくないと思うんですよ。
だから例えば、漢字のボードゲームやるよって言って、わーいっていう子は多分そこまでめちゃくちゃ嫌いなわけじゃないんですよ。
なるほど、漢字が書かれてるボードゲームで組み合わせて遊ぶみたいなやつはなんかありそうだけど、
もう一つも見たくないみたいな。
その子に対してのボードゲームでしょうか。
だから漢字がテーマのものを選んでくるのは多分あり得ると思うんで、
違った角度からちょっと1つおすすめを出したいと思います。
へー、じゃあ漢字は直接使わないでも漢字に当てるところにおすすめしたいということで。
今回はテレクラフト、カタガマでテレクラフトというボードゲームを使います。
はい、テレクラフト、どんなゲームですか。
どんなゲームかというと、伝言ゲームの図形版だと思ってください。
例えば、私が親だとして、えみりさんが作る側ということで、2本のカードを僕が持ってます。
あとはちょっと1個、簡単なやつ2本見ますね、自分で。
で、えみりさんは三角形とか四角形、五角形、六角形のブロックを持ってます。
プラスチックのブロックなんですけど、持ってるとしますね。
で、今から僕が説明をします。一応1分制限時間もあるんですけど、
それをまず聞いててくださいね。
今回は五角形のものを1つ使って、四角形のものを2個使います。
まず、五角形のものを下に置いて、真ん中の三角形の部分のところに四角形を1個ずつはめて完成です。
という感じで説明があるんです。
あー、言葉で説明があると。
はい、言葉のみでやります。で、えみりさんはそれを聞いた後に実際に作ってもらいます。
おー。
今言ったものを再現できれば得点。
なるほど。
私の手元には何かで、五角形がいくつかとか、三角形、四角形、五角形、六角形のパーツというか部品があるんですか?
はい、置いてあるだけですね。
あー、聞いて、それを…
実際に再現して実現するというか、言われた通り作るっていう。
えー、なるほど。
ちょっとえみりさん、試しにリスナーの方に向けて一つカードを渡しするので、えみりさんバージョンにちょっと喋ってみてください。
その説明をしてみましょう。
はい。結構複雑、皆さんちょっとこれは音声には伝わらない。逆にあれですね、音声で伝わらない。
そう、音声のみでどんなかなっていうのを。
わかりました。
はい。
えーと、五角形のパーツを一つ置きます。
五角形の中に四角形のパーツを組み合わせて三角形、三角柱、これ難しいな、三角柱を作ります。
その上にさらに三角柱を作ります。
その上に三角形で作ったピラミッドを乗せます。
以上、これ絶対伝わってないわ、自分で言って分かるもん。
では聞いた人はこれを聞いただけで作業をするという。
あ、だから言葉で聞いてその再現、完成品を再現するっていうことですよね。
当然途中で質問もできないから、もう聞かれたらすぐやるしかない、こういうゲームなんですけど。
はい。
ちょっと私もおもしろいリスナーの方もこれと漢字ってどう繋がるのってすごい気になる。
そうですね。漢字、この繋がりが全くなく見えるんですけど、
漢字が得意な子って結構まあ僕らもそうかもしれないですけど、
最初の頃って例えば英単語とかも、
例えばウェルカムっていう単語があったとして、よく覚えにくい人がウェルコメってやったりするんですよ。
頭の中で覚えるときに。
ローマ字読みしたらコメ、ウェルコメって書いてる。
ちょっと工夫するじゃないですか。
でも慣れてくるとそんなしないんですよ。
最初の頃のきっかけとして覚えにくいな、よく間違えちゃうなっていうのを工夫の一つにローマ字で当てるとかってあるじゃないですか。
これ漢字も小1、小2の頃ってそれがある子いて、
例えば強いっていう字が弓に、武に、武士みたいな。
その組み合わせですもんね。
そうそうそうそう。
組み合わせみたいなことを考えて覚えやすくなったりとか、
覚えやすいときに、あ、あれやって。
武、武士やって。
終わったりするんですよ。
あれって最初の頃しかやらないんですよね。
でも中学生ぐらいだと1個1個の漢字をそうやって覚える人少ないんですけど、
最初のきっかけとして、それで覚えれて楽しいとか、思い出しやすいとか、
そういうのを得得した方がいいんですよ。覚えやすくなるんで。
なので漢字苦手な子って結構無機質で覚えちゃう子いるんですよね。
こういう字なんだって言われて、うわーっていうのは理由もないしっていう。
要は味がないってことなんですよね。
もちろんヘンとか作りを覚えていけば味がするのわかるんですよ。
三水が水だとかね。
あれだともっと後なんですよね、実は。
ちゃんとわかってくれる。体系的に全部知るというのは。
一部一部は習うんですけど、全部知っていく。
特に作りなんていうのはいっぱい種類があるんで。
ヘンとかね、草冠は草に関係あるよとかね。
それはわかると思うんですけど、
その全部のパーツを意味つけるの難しいんですよ。
学年上がるまでは。
なので最初の頃は味がなく見えるんで、味をつけてあげたいんですよね。
さっきみたいにローマ字読みとか、カタカナのあれとあれと一緒だみたいな。
無で無視やんみたいな。
特に親っていうじゃん、立って上に立って見るみたいな。
ああいうのがない子がいるんですよね。
感じ見た瞬間に。
こういうもんだって言われて。
なのでこのテレクラフトは形がある状態で、
それを自分が説明していって、
自分で説明する言葉を作るわけですね。
こうしたら伝わるかなって。
たぶんさっきの三水さんのやつだと、
二階建てにしますとか言うと、上に積むってイメージが湧くじゃないですか。
おお、なるほど。
三角柱が2個ありますって言ったけど、
二階建てみたいに、最後ピラミッドとか言いましたよね。
まさにそれですよね。
ピラミッドみたいにするって言えるってことは、
イメージ湧いてるってことなんですよ。
へー、なるほど。
そうすると覚えやすくなるじゃないですか。
ピラミッドみたいにすればいいんだって。
わかるじゃないですか。
これを実際実行するって行為が全部漢字の時と似てるんですよ。
へー。
まずこの字を知ります。
自分なりのイメージを一回作ろうとします。
例えば、これは豆っていう字に貝に似てるやつだなとか。
っていう風にイメージを作って、
実際にそのイメージで書いてみると、再現できたりするわけですよ。
そうか。漢字なんか難しいし、複雑なものみたいな感じで苦手意識持つけど、
ちょっと分解するし。
そうそう。
あれですね、自分が説明者の方が複雑なものを分解したり、
相手に伝えやすくするにはってことで漢字に向き合う。