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2023-02-28 08:06

#112『風の歌を聴け』村上春樹

#112『風の歌を聴け』村上春樹

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村上春樹、どんな作品ですか?
今はね、読まないようにしています。
なんで?
私、村上春樹にめっちゃ救われたんですよね。
10代の頃とか20代、ずっと。
だから、すごくしんどい時とか、もうダメだっていう時に読むんですよ。
それで、なんとか生きようかっていう風にしていってたんですよね。
昔、そんなにたくさん出さなかったから、ちょうどペースが合ってたんですけど、
今、向こうの方が本がたくさん出てきて、私が今、必要としてないみたいなことになっているので、
ちょっと、あれを手にする時は、もう相当やばい時なので。
新刊とかなんか、話題になったりしても。
HR、家にはあるんだけど。
あるけど、読む。
もし、なんか読み取った時に、読めないものがあったら困ると思って置いてあるという、なんか意味のわからない。
本当にファンなのか、みたいな。
やばい時がまた来るから、絶対置いとこうって言ったら、
どんどん向こうが、もうそんなに勝てる時がないからってフェースを上げてきたんで、
うわー、もうめっちゃたまるっぽいな。
今まで読んだ中では、どの作品が一番印象に残った?
やっぱりなんか衝撃だなって思ったのは、デビュー作かもしれない。
なんか映画になったやつ。
風の歌。
そうそうそうそう。
いやー、やっぱりこんな人いるんだ。しかも関西だったんだ。
すごい、なおもってこんな人いたんだっていう。
書いてるもんももちろんそうだけど、その人の存在が嬉しかった。
風の歌を聴け、村上春樹。
本屋さんに行って、こんななんかオシャレっぽいものあるんだなっていう感じなのと、
同時にやっぱり世代的にみんな読んでたんですよね。
なんか面白そうな人いるよっていうことで。
あと、全然関係ないですけど、私当時読んでた情報誌で、
プレイガードジャーナルっていうのがあって、
それの編集長が村上さんって言ってて、
その村上さんと村上春樹が同一人物だってずっと間違ってたんですね。
だからこんなのも書くんだなって思って、ずっと誤解してたんです。
これはちょっと全然関係ない話だけど。
夢中になりましたよね。
夢中になりましたよ。
なんかオシャレだなって言ったら本当に平坦な言葉だけれど、
新しいなって思ったんですよね。
あとはやっぱり神戸の人っていうのもあったし、
会ったことはないけどすごく身近な人っていう最初から親近感があって、
それからなんか本当に、
それこそロケ地じゃないですけど、
映画になったとこのバー行ったりとか、
ああいうのもしました。
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もう今はないかと思うんですけど、
なんか友達と行きました。
ここだよねとかって言って。
神戸だった。
神戸だったと思います。
でもね、なんか断片的なんですよね。
その覚えてることが、あそこが良かったとかいうよりは、
その本に押されたっていうかアクション。
それでなんか当時そんなロケ地に行くとかいうこと、
今だと普通だけど、ないじゃないですか、今ね。
当時はなかったんですよね。
ミーハーとかっていうよりもなんか、
あまりそのロケ地を公開もしなかったから、
友達が絶対あそこやからって言って知ってたみたいで、
行ったりとかして、
ちょっとなんか大人の気分っていうか恥ずかしいですけど、
なんかそういうのも含めて好きだったのかもしれないです。
なんですかね。
ありますよね。
その後もそういう断片とかも読んでても、
なんか気持ちがいいんですよね。
なんかその読んでる時間が。
そこが好きですね。
でもなんか今はもう中見晴樹が好きって言ったら、
なんか変なフィルターで見られるのかもあったり。
あれはなんか恥ずかしいなと思って、
あまり大きな声では言えないし、
不思議ですね。
ノーベル賞の取らしたいのか、
純駆動で集まってる人たちもいつもすごいなと思って見てるんで、
作者としては気の毒だなと思って見てますけど、
本人いらないって言ってんのになーって。
ノーベル賞というか、
フィルターっていうのは恥ずかしい。
いやーラグかもしれないね。
もう勝手に、それは私の勝手な思いですけどね。
恥ずかしいわ、ほんと。
本当にごめんなさい、何にも覚えてないです。
もう本の、だからちょっとこれ本当にこの話はダメだなーって言いながら思ってるんですが、すいません。
何にも覚えてませんけど、
でも、どこかで同じものを感じてるっていうか、
私もそうだよねっていう、
全然違うんですよ、設定も何も年齢も違うんだけれど、
こういうことあるかもしれない、あったかもしれない、
何かがこうかするっていうか、
心にとかこうザラッとするっていう、
でもそれね、嫌な気持ちじゃないんですよね。
すごい自然っていうか、
いや本当に風の音を聞けてこういうことだなーって感じもしました、その時は。
作者の意図をしてることとかとはもう全然違うところを歩いてるって感じです。
本当に。
もうさっき言ってたように、ストーリーなんかも何にも覚えてないですし、
行ったバーの横丁で、
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嫌な話ですけど、ゴキブリが歩いててギャッとかって言ったあのシーンとか、
それ全然関係ないんですけど、
もうそんなことしか覚えてないんだけど、
でもあの時間は大事だったし、
出会えたことっていうのは、
今となっては少しだけ何かの歯車を動かしたし、
今となっては自分が生きてるこの時代に
中見晴樹っていう人がいたこと、
そして日本人だから読めるじゃないですか、
そのフィルターをなしにね。
それは幸せなことだなーっていうのはいつも思ってます。
その割には読んでいません。
なんだろうなー、なんかちょっとぐらい時間止めたいなーっていうか、
過去とか未来とか横野とか何もないんですよね、
ポツンと一人みたいな、
なんかそういう時にぴったり自然に横にいるっていう感じかな、
この本だと思います。
作者と一緒に成長するとは言いませんけど、
そうですね、あの人がランナーレポータージュみたいな書くとは思ってなかったので、
あれは意外でしたけど、
でもあの人がオウム心理教に興味を持つっていうのは非常に理解ができるっていうか、
あれは本当になんかやってくれてありがとうって感じで、
ああいうことを追っかけてやってる、
そういう作家とかライターもたくさん多分いるとは思うんだけれど、
中見晴樹の命を通してiPhoneに紹介するっていうのは、
私としては一番理想的でした。
ありがとうっていう感じでした。
でも辛い作業だったんだろうなと思いますけど。
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