00:11
おれたち LIVES MATTER。俺または、人生を無理やり楽しくするための人間参加キュレーション番組です。
こんばんは、今日も始まりました。俺またです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
また漫画描きIwaです。よろしくお願いします。
最後に元ワナビーで東京でウェブディレクターをやってますYoshidaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、新年ももう始まってしまいましたので、いつも通りの俺またいこうと思いますが、
そうですね、まず新年会の時に、その収録時間のことでね、まだ言ってなかったことがあるんですけども、
昨年大きな一つポッドキャストを始めてありがたかったことがあるので、それを言っとこうかなと思いますね。
少し不思議ナイトという番組をやられているYusukeさんと、
あと彼女に三国志を話し始めたら止まらなくなったんだがという番組その他に出演されているMayaさんがやられている
月一隣のポッドキャストという、ポッドキャスターを月に1回いろんな方をゲストに呼んでられるという番組に出演させていただいたというすごいことが起こりました。
ありがとうございました。
改めてここでお礼を言っておこうかなと思いまして、本当にありがたかったですね。
生配信のYouTube番組ですよね。
そうそう、初体験だったね。
ライブは初めてでした。
ライブ配信で出していただいて、その後今あれですね、12月の最後の日にアフタートークということで、ポッドキャストの方も配信されておりますので、こちらもよろしくお願いします。
お願いします。
でもあの番組に出れたことでね、なんかポッドキャスター感がちょっと僕らに。
本編でも言ったけど、こんなに早々に呼んでいただいて、実際に顔を出してああいう配信という形で番組に出ると思っていなかったので、非常にいい経験をさせていただきました。
本当にありがとうございました。
見ましたよ。
見た?
見ましたよ、私。
出てないもんね、岩さんね。
そう、出てないんですけど、二人がね、しょうじくんがね、びっくりするくらいいつも通りで、やっぱこいつやべえなって思いながら見てたんだけど。
吉田くんはかなりね、肩が上がってたよね。
緊張してる。
だいぶ。
しょうじくんすごいオレンジくらいの顔してやってたのよ。緊張してた?
うん、すっげえ緊張してた。
そうだったんだ。
緊張しすぎてね、むしろなんかよくわからなくなったかもしれない。
私かぶせるじゃんとか思いながら見てて。
ということでね、あんな番組にも立たせていただいたんで、なんかもうちょっとね、ちゃんとこの番組もね、もっと今年になって、2021年になって進化していこうかなと思っているんですけども、
03:06
僕ですね、月一オレ企画、しょうじ企画を増やそうかと思ってるんですけども。
しょうじ企画、はいはい、なんですか?
あのね、勝手に今考えたんだけど、いつも勝手に考えちゃうんだけど、サブカル千夜一夜物語っていう月一オレ企画をやりたいなと思ってまして。
なんだって、もう一回言って。
サブカル千夜一夜って、千夜一夜物語ってわかる?
わかるわかる。
アラビアンナイトとかああいうのがあるんだけど、あれの大元の千夜一夜っていう話って、あれだよね、なんか悪い王様がいて、いろんな女の子を自分の夜とぎをさせるために引っ張ってきて、夜とぎをしちゃうと朝殺しちゃうんだよね、確か。
それで、ある頭のいい女の子が、そうやってついに悪い王様に呼ばれて、自分も夜とぎの後朝殺されちゃうと思うのが嫌で、
王様に毎晩お話をするのね。
それで、それがアラビアンナイトだったりいろんな話なんだけど、それの一個一個の話が面白かったりとか続きが気になる話とかをするから夜とぎのときで、
私とやるよりこの話聞いた方が面白いよって言って面白い話をして、王様が結局次の晩も聞きたくなるから、その女の子を殺せないっていうまんま、ずっといろんなお話を聞くっていう物語なんだけど、
全然その話はかけてないんだけど、サブカルのいろんな歴史の話をちょっとひとつひとつできる回があったらなと思って。
しょうじ先生のサブカル談義だね。
はっきり言って、生活の役には何も立たないんだけど。
思う存分サブカルの話をするっていうことではないよ。
俺がしたいっていうことだね、ただ。
聞いてくださいの究極形を。
そうそう、カッコつけたけどね、結局聞いてくださいなんだよね。
またタイガー&ドラゴンだね。
そうそうそうそう。
で、今日はその第一回に来て、お題でサイバーパンクから学ぶ人間参加っていうのはどうかなと。
サイバーパンクから学べることがあるんですか?
俺サイバーパンクって全然わかんないっすよね。
ゲームでサイバーパンク2077ってちょうど発売されたじゃないですか。
最近出たっすね。
あれが出て今、サイバーパンクっていう言葉がね、
すごいTBSラジオのアフターシックスジャンクションっていう番組でもサイバーパンク特集やってて。
え、そうなった?知らなかった。
すごい面白かったんだけど、
そういうちょっとサイバーパンクっていう言葉がまた世の中にポンと出た瞬間だった。
ここで、僕サイバーパンク大好き人間なんですけども、その話をできたらいいんじゃないかなと思っておりますが、いかがでしょうかね。
いわちゃんサイバーパンク2077やった?俺やってなくてさ。
ちょっとやった。
雰囲気とか見た目のビジュアルもバチバチにサイバーパンクだったと思う。
ちょっとゲーム内容には言及はそんなしないけれども、
06:03
サイバーパンクだとその、なんていうか、俺たちが思春期の頃に見たやつっていう感じがするかな。
レトルフューチャーみたいなね。
世界観が。
なんかもうサイバーパンクって言葉自体若干レトロ感が出てきてるじゃない。
そうだね。
現代まさにサイバーパンクだからね。
そうそう。
なんか俺たちが中高生の頃初めて覚えたサイバーパンクって、なんかこう新鮮だったでしょうきっと。
そうだね。
新しいジャンルのような気が、自分たちが知らなかったせいっていうのもあるんだろうけど、
やっぱりあって、アニメでね、攻殻機動隊とかもやったりして、
なんだこれはみたいな感じになった時期だったから。
ちょうどね、世代的に俺らってあれなんだよね。
思春期ちょうど攻殻機動隊の最初の、
押井守監督のゴールドインフラシルフィンっていうのが話題になって、
それを見て俺はサイバーパンクってものにがっつりハマっちゃって、
そこから原点を後で知るっていう年齢だと思うんだけど、
たぶんね、例えばちょっと後で説明するんだけど、
サイバーパンクっていう言葉を初めて世の中に出した、
ウィリアム・ギブスンっていう人の小説、ニューロマンサーをリアルタイムで知ってる人にとって、
とったらまたサイバーパンクっていう見え方って違うのかもしれないけど、
今回はリアルタイムウィリアム・ギブスンっていうのはまだ知らなくて、
その後の世代の僕が見たサイバーパンクからサイバーパンクかっていうのを喋っていければなっていう回にしたいかなって。
アラフォーが語るサイバーパンクってことね。
そうだね。
逆に言うとね、もっと上の年代の人、吉田君とか吉田君よりもっと若い人が見たサイバーパンクってまた違ってくると思う。
なぜかって言うと、生まれた頃からある程度サイバーパンクだから。
携帯電話があるしね。
そうそうそうそう。
もうすでにサイバーパンクの定義が分かんなくなってきてるっすわ。
じゃあその話からやっていこうと思うんだけども、
これそのTBSラジオでもやってて、すごい楽しく聞いてたんだけど、
サイバーパンクっていう言葉って競技と抗議に広い意味と狭い意味っていうのが分かれてて、
狭い意味では、ニューロマンサーっていう作品こそがサイバーパンクで、
それ以外のブレードランナーであるとか、その後に出るものっていうのはサイバーパンクではないっていう人もいるぐらい狭い意味としてもあるのね。
なんだけど、俺が思うサイバーパンクって、これ俺の自分勝手なオタク心で俺の定義するサイバーパンクになっちゃうかもしれないんだけど、
俺的な広い意味でのサイバーパンクっていうのを今回は話していこうかなと思いますけども、
まず吉田くんがさっきから何サイバーパンクって言ってた?サイバーパンクっていうのの定義なんだけど、
09:01
簡単に言うと、サイバーっていうのはサイバーだよね。
で、パンクっていうのは反社会的なパンクロックのパンクから来るんだけど、
俺定義の広い意味としてのサイバーパンクって一言で言うと、
これはどっちかというと世界観ではなくて、精神性的なサイバーパンクの描かれ方としての定義なんだけど、
それも俺の勝手な定義だから、ちょっと反論は認めるっていう意味で聞いていただきたいんですけども、
テクノロジー、特にコンピューターとかね、っていうものと人間の生命であるとか自我っていうものであるじゃない。
その対比で価値観を探すっていう物語はサイバーパンク。
もう難しいんだよ。
なんて言えばいいかな。
ごめんごめん、ちょっと聞きたいんですけど、ざっくりイメージすればいいのは、マトリックスみたいな感じ?
マトリックスはもうガッツリサイバーパンク。
あれはサイバーパンクだ。
あとは最近のアニメのサイコバスってあったじゃないですか、あれサイバーパンク?
広義の意味ではサイバーパンクで間違いないと思う。
分かりやすい意味で言うと、電脳コイルってサイバーパンクの世界。
電脳コイルはサイバーパンクなんだ。
世界観としてね。
今言った俺の精神世界としての描かれ方とはちょっと違うけどね。
どっちかというと、それで言って世界観はディストピア。
俺の説明もちょっとおかしい。
なんか近未来っぽいガジェットが出てくるけど、ちょっと息が詰まったような空気感があるみたいな感じなのかな。
なんかね、ディストピアはセットみたいなところがあるよね。
これ難しいぞ。
分かりやすく説明していくので、最初のニューロマンサーっていう話からしていって、
これはちょっとラジオでやってたのと被る部分あるかもしれないんだけども、
まず1984年、これって初代マッキン都市の発売した都市と一緒だから、
ネットとかそういうものなんてまだまだな時代だと思う。
アメリカの作家のウィリアム・ギブスンっていう人がニューロマンサーっていう小説を出しました。
これこそがサイバーパンクなんだけども、イコール。
その世界の中では、まだネットも何もないんだけど、
ちょっと退廃した世界でコンピューターカウボーイっていうハッカーがいて、
そいつが電脳スペースに、サイバースペースにジャックインって日本語では没入って訳されてたんだけど、
入っていって、その中で犯罪行為をしたりとかするっていう世界がある。
だから結局、まだネットもない時代にネットの中に入り込んで、
そこでいろんなことをするっていうサイバー空間っていうものが定義されて、
12:01
その中でいろんなことをするっていうちょっと暗いものだった。
ネットもそんな普及してんの?すごいっすね。
ネットの根の地もないからね。パソコン通信ってあるのかなっていううちにあるんだけど、
それこそがサイバーパンクで、簡単に言うとサイバースペースっていうものがあって、
そこに入り込んだりとかしながらいろんな活動をするっていう世界なんだよね。
アニメのサマーウォーズみたいな感じを想像すればいいですかね。
あれもサイバーパンクって言ったらサイバーパンクかもしれないね。
今になるとね、ちょっとそれがね、バーチャル空間とかになっちゃって、
ごちゃごちゃになるから、もうサイバーパンクって当たり前になってる世界だなって。
で、よく言われるのはその同時代に出たブレードランナーがサイバーパンクだってよく言われるんですけど、
それはサイバーパンクですとか、違いますっていう人もいっぱいいたりとかしてるんだよね。
なぜブレードランナーかっていうと、
ウィリアム・ギムスのニューロマンサーっていう小説を出したのが1984年で、
で、ブレードランナーがリドリー・スコットが監督で公開されたのが1982年なのね。2年前なのね。
あっ、ブレードランナーが前なんですね。
先なの。それで、あのブレードランナーの大敗的でごちゃごちゃした未来観。
未来観が、まさにウィリアム・ギムスがニューロマンサーで描きたかった世界そのものの世界観だった。
へぇー。
で、あれは何かっていうと、それまでの未来観って、
ブレードランナー見たことない人にとってわかりづらいかもしんないんだけど、
まあ、綺麗な未来じゃなくて、杉ハギだらけだったりとか、
簡単に言うと、それまでの未来観って、それが出てくるまでの、
もう綺麗に電気自動車とかが空を走って、まあ電気自動車とかなくてもいいんだけど、
ピッカピカの未来の中ですっごい高層ビルが立ち並んでて、
で、その中で人々は幸せのような空飛ぶ自動車に乗ってて、
で、自分たちのめんどくさいことは全部ロボットがやって、
でも幸せな未来だっていう世界観がよく描かれてたわけだけど。
あのドラえもんの世話士君がいるような感じだ。
そうそうそうそうそう。
あれが未来観だったんだけど、ブレードランナーが出るまではね。
ただ、未来ってそうかって思った人たちがいて、
そんな綺麗なもんなのかって言うで、
ちょうどそこの時70年代でオイルショックがあったりとか、
そういう色んな社会問題、環境汚染だとか、
人々はテクノロジーで幸せになれるのかっていう、
ある意味のニューエイジー運動だよね。
テクノロジーっていうものが世界をダメにするんじゃないかっていう逆の思想も生まれてきて、
で、そこからそんな大丈夫なのか、
未来ってそんなに綺麗なもんじゃねえぞって思った人たちが
想像した未来っていうのが、
結局未来って、あの瀬橋くんのいる未来ってさ、
これってドラえもん大好き人間からすると瀬橋くんを悪く言ってるわけじゃないんだけど、
15:00
あの未来ってさ、なんか今の現実を一層して新しく立て直したような未来じゃん。
そうじゃなくて、
継ぎはぎで無計画のまんま色んなものを立て進めたりとかしたりとか、
現在の壊せない部分は古くなって老朽化していくでしょ、もちろん。
で、そんな中で腐った部分がありつつ、
無計画なままに継ぎはぎだらけに足された未来。
そして、そんなに綺麗じゃないと、汚い未来観である。
っていうのを想像した、ある意味ディストピア的なものに、
キラキラした綺麗な塵一つない未来観じゃなくて、
工業都市的な、もっと言うと、
ラッパー的ストリート感というかね。
ちょっと路地裏みたいな感じ。
路地裏スラムストリート感を足した世界観っていう、
泥臭い汚い未来っていうものを、
ブレードランナーは確立しちゃって、
その世界観ってまさにサイバーパンクだったから、
ブレードランナーの世界からサイバーパンクっていうイメージがもついちゃって、
あれもサイバーパンクだって言われてるんだけど、
ただ、俺の広い意味の中だと、
ブレードランナーの物語はまさにサイバーパンクそのものだと、
すごい思うんだけど、
これって、そのラジオでも言ってたけど、
これもラジオのトレースになっちゃうんだけど、
メビウスっていうバンドレシネの人、有名な人、
ジャン・ジローって人。
あの人のロングトゥモローって、
バンドレシネ漫画があって、
それの世界観をまさにブレードランナーの作者のリドリー・スコットは、
空高くそびえ立つ天井の世界の未来じゃなくて、
地下に伸びていく地獄のようなディストピアっていうイメージ。
で、このメビウスのロングトゥモローこそが、
ブレードランナーのまさに世界観とか原作になっているっていうものだったんだけども、
このブレードランナーっていうのは、
変な名前いっぱい出しちゃって、
吉田くんはついてこれなくなるかもしんないけど、
ブレードランナーっていうのは、
ブレードランナーっていうのは、
変な名前いっぱい出しちゃって、
吉田くんはついてこれなくなるかもしんないけど、
原作は1968年に発売された、
フィリップ・K・ディックっていう人の、
アンドロイドは電気獅子の夢を見るのかっていうSF小説が原作なのね。
あれ原作なんすか?ブレードランナーの?
そうそうそう。ただ、
ストーリーはかなり変わってるけど、
一応原作なんだけど、ちゃんとした。
でも吉田くんが今その反応したのはすげー正しくて、
メビウスのロングティムローが、
ブレードランナーの原作であって、
っていう方が正しくて実は。
なぜかっていうと、脚本家は、
アンドロイドは電気獅子の夢を見るのかを原作に脚本を作ったんだけど、
監督のリドリー・スポットは、
メビウスのバンドレシネの方の世界観ばっかりを見て、
実はあの人ってね、原作の電気獅子ね、
18:02
読んでないんだよ。
うそでしょ。
だから、どっちが原作かって言われたら、
また迷うというかね、
不思議なところだったりするのがブレードランナーだったりするんだけどね。
もう原案ってレベルだよね。
脚本家は別でいるね。
その脚本にかなり手を加えてはいるけど。
それで世界ができて、
ブレードランナーイコール、
サイバーパンク2077も多分ブレードランナーなんだよね、世界観は。
ブレードランナーだと思うけど、
でもやっぱ混ざってると思うけどね、いろいろね。
だからそういうイメージができたのはそういうところから来てる。
で、
これやめようかな、ちょっと話が広がりすぎるんだけど、
ちなみにブレードランナーっていう名前はどこから取ったかっていうと、
電気獅子の小説に
ブレードランナーっていう文字はないんだけど、
なんて言おうかな、
ウィリアム・バローズっていう人が。
もう分かんなくなってる。
ウィリアム・バローズの小説の
ブレードランナーっていう小説からイメージを得て、
その名前にしたっていう。で、
ウィリアム・バローズのことを話すと裸のランチっていう映画は多分岩ちゃん知ってると思うんだけど、
その人のことを話そうと思うと今度その前の世代のね、
ビートジェネレーション、ビートニックっていう人たちのことを喋らなきゃならなくなるから、
それはまた別の話にしようかな。
話がごっちゃになるから。
ウィリアム・バローズさんのブレードランナーっていう小説からタイトルは取りました。
ブレードランナーのね。
ブレードランナーだけで1話喋れるから、
ブレードランナーも軽くしてくれたんだけど。
だからブレードランナー見て、
サイバーワンクの世界観ってこれだよねって思うのはある意味正しいかな。
俺の想像するサイバーワンクって、
やっぱりブレードランナーっぽい感じで、
暗い街並みに高層ビル群で、
ピカピカ光ってて、
大背的。
ネオンが光ってる感じが、
なんかそんな感じですね。
ブレードランナーも急に日本語が出てきたりとか、
カタカナひだかな感じとか、ごちゃごちゃだね。
ニューロマンサーでも、
ブダイって千葉シティなんだけど、
千葉シティ、日本なのね。
なぜかっていうと、あれはね、俺の聞いた話では、
俺バージョンの聞いた話だから、正しいかどうかわからないんだけど、
俺が見た本の中には、
ウィリアム・ギブスの作者が日本に行ったことないんだけど、
その日本人の友達に、
日本のデトロイトってどこって聞いたらしいんだよね。
工業地帯でキラキラしてない感じ。
そしたら日本人の友達がいい加減に、
千葉じゃねって言ったっていう説があって。
だからどっちかっていうと、
21:01
綺麗な街並みの都心部ではなくて、
どっちかというと工業地帯的な世界観をやりたかったんだなと。
そっから、
あとは、当時の日本ってさ、
電子機器とか、
コンピューターメカニズムの最先端だった時代。
やっぱりそういう日本的なものが、
今でも電脳都市秋葉原って時代もあったでしょ。
あそこらへんへの西洋人的な感性からの憧れっていうのもあったんじゃないかなと。
ジャパンアズナンバーワンとか言われてた時代?
そうそう、その時代でね。
日本とかアジアの得体の知れない感と電脳感っていうのが
合わさった世界観だったんじゃないかなと。
なるほど。
だからそこから世界観ができて、
サイバーパンクっていうものが生まれて、
コンピューターの世界に入っていくっていうところからが、
簡単なサイバーパンクの世界観かなと。
簡単じゃねえな、なるほどな。
今のところついてこれますか?
ギリついていっている。
大丈夫、なんとなく。
そこから電脳感と合わさって、
ニューロマンサーってタイトルなんかかっこいいでしょ。
あれって音楽のジャンルのニューロマンティックって、
ちょうど電子音楽が流行りだした頃で、
そういうエレクトリックミュージックのムーブメントと
電脳感を合わせたところから取ったっていう説もあるんだけど、
もう一個俺の知ってる説としては、
脳回路のニューロンってあるじゃん。
あともう一つ、資料使いのネクロマンサーってあるでしょ。
あの2つを合わせてニューロマンサーって名前を付けたっていう説を知ってた。
さもありなんて感じだね。
中学2年生の妄想みたいな言葉しか出てこないですね。
内容も中学2年生の妄想の超想像力あり版だから。
ちょうどあの頃80年代後半って言ったら、
その後に音楽話で言うと、
イギリスのマンチェスターがマッドチェスターって呼ばれて、
サイケデリック音楽が流行りだったんだけど、
その後に、
サマーオブラブっていうヒッピー運動の
電子ミュージック版でセカンドサマーオブラブっていうのが流行ったりとかね。
いろいろあって。
今あれジョジョのスタンドの
ついてこれの話してます。
スタンドの名前の話してる。
そこから俺思ったことがあるんだけど、
結局ね、サイバーパンクっていうものが生まれて、
その前に、
ヒッピーとかってトラックだったじゃん。
サイバースペースに入る代わりに、
ラリッタスペースに入っていったわけじゃん。
なんだけどその代わりに、
俺はサイバースペースってものが生まれたんじゃないかなと思って。
ある種、
現実家の逃避みたいなところ?
それか、より現実の中と、
妄想の中の描かれ方っていうのが、
24:00
薬が必要なくて、
テクノロジーに飛び込むっていう方向で描けるようになったって、
ものがあるのかなって思ったりとかして。
そういうところは面白い変化だなと思ったり。
難しいぞ。
難しくなってきた。
そっから、
人間っていうものが、
ブレードランナーの物語の中でも、
あれってニューロマンサーの話じゃなくてブレードランナーの話にするんだけど、
あれってね、レプリカントっていう人造人間を狩る話じゃない?
ブレードランナーっていう人たちが主人公。
なんだけど、結局、
レプリカント、人造人間と自分たちの違いってなんだ?
人間の違いってなんだ?っていうこととか、
無造作に殺してるレプリカントなんだけど、
人間とこの機械の違いはなんだ?とか、
人間ってそもそもなんだ?っていう悩みとか、
そういうものに取り憑かれたりするわけなんだけど、
これがまさにサイバーアークの主題になっていくものじゃないかなと思って、
そのニューロマンサーから越えて。
最近で言ったら、
ブレードランナー2049って見た?
見てないんすよ、そっちの方は。
あれってね、1ではハリソン・フォードのブレードランナーっていう職業の、
レプリカントを殺すに行く側の狩る人間が、
賞金稼ぎが主人公だったんだけど、
2049の主人公って、
何でももうレプリカントにやらせる未来で、
主人公はライアン・ゴズリングが演じるKっていう主人公なんだけど、
その彼は、
レプリカントって人造人間なんだけども、
人間以上に人間らしいのね。
彼が自分っていう存在は特別な存在なんだ。
生まれながらにして、
自分っていうものは人とは違って、
オンリーワンなんだっていう望みに取り憑かれて、
そっからどうなるかっていう話なんだけど、
それってまさに生身の人間と変わんないじゃんっていう話でしょ。
普通の、
僕ら一人一人が望んでる、
自分は特別でありたいっていう思いなわけじゃない。
それをレプリカントにやらせるっていうことで、
人造人間と人間の違いって何だろうとか、
人造人間であるレプリカントの方がより人間らしいじゃないかっていう
未来を描いてたりとかして、
これちょっとした豆知識なんだけど、
主人公Kっていう、
アルファベットのKっていう名前なんだけど、
これは電気羊の作者のフィリップ・K・ディックのKから取ったのと、
あとフランス・カフカの城ってわかる?
虫とか飼いた人、不条理の小説家。
フランス・カフカは知ってるけど、作品読んだことないですね。
そのカフカの城っていう小説に出てくる
主人公の名前がKなの。
不条理の話っていうのを最初から名前取ってたりとかして、
そういう生まれながらにして不条理ってある人間っていうものを、
テクノロジーとともに描いてるっていう話になっている。
27:00
さあ、ここまで来て吉田くんがわからないところから聞いてみようと思って、
どうですか?今のところの流れで。
吉田 多すぎるだろ。
文化が難しいんだけど、
始まりはニューロマンサーなんですよね。
そう、始まりはニューロマンサーと、
セットでブレードランナーがちょびちょび周りをうろちょろしてる感じかな。
吉田 軸はニューロマンサーなんだけど、
一般的なサイバーパンクっていう言葉をイメージするのはブレードランナーっていう状態になってる。
一般的な人はそうであって、
俺はそれは間違いじゃないと思ってる。
吉田 そこの原点とか遡ってくるとややこしいけど、
今の、それこそ最近出たゲームのサイバーパンクは、
ニューロマンサーとブレードランナーを押さえておけばなんとなくわかる。
まあとりあえず原点わかるっていう。
そこからじゃあ僕ら世代、僕らの入りのサイバーパンクに入って、
こっちの方が多分わかりやすいと思うんだけど、
広角機動隊の最初の映画、ゴーストイン・ザ・シェルという話をすると、
多分全部わかると、
あとはこれはニューロマンサーこそサイバーパンクだって思ってる人からはちょっと外れるかもしれないんだけど、
その後のサイバーパンクのことを話したいんだったら、
この物語に詰められてる内容こそまさにサイバーパンク的なものじゃないかなと俺は思って。
あの話ってゴーストイン・ザ・シェルは見たことある?
あれって主人公、草薙素子っていう公安休暇っていう政府職種で働いてる女の人なんだけども、
あの人って全身擬態、サイボーグなわけ。
メガティックボディー社っていう会社からメンテナンスを受けなければ生きることもできないし、
体のすべてがサイボーグだから、自分の肉体っていうものが存在しないっていう状態なわけ。
で、その中であの人は自分の自我っていうものがどこにあるか、魂だとかね、
自分の意識だとか、肉分を人間たらしめてるものっていうのはどこにあるかわからないっていう悩みがあるわけだよね。
ちなみにネタバレするけどいいよね、1994年の話だから。
ていうかこんなん聞いてる人は見てるでしょ、たぶん。
ネタバレをしますよっていうところで。
ネタバレ今からしますんですよ。
それでそんな中で謎の犯罪者、人形使いっていう犯罪者を捕まえようと動くわけだ。
人形使いっていう犯罪者はどこにいる、誰なのかもわからない。
それを追っていくうちに、あの話ってまさにサイバーパンクだなって後期的な世界が思うのは、
電脳ハックとかってあるじゃないですか。
人の脳みそにパソコンのコンピュータウイルスのように侵入して人の頭をおかしくしちゃったりだとか、
人の視覚を奪い取ったりとか、自分の目のように。
遠方のカメラの画像を自分が乗ってる、パソコン上から乗ってるみたいなことができたりとか、
30:02
あともっといったら、人の記憶を上書きしてしまって偽の記憶を植え付けちゃったりとかもできるっていう世界なわけで。
人間イコールコンピュータになってる世界なんですよ。
首にUSBメモリーのようなものが刺さるしね。
まさにあの世界がサイボーパンクだと思ったら間違いはないと思うんだけど、
逆にそうやって機械化されすぎてるから、自分っていう意識とか、あと国家とか、
そういう普通でいう距離感っていうものがつかめなくなってる世界でもあると思う。
そんな世界の中で自分の存在っていうのも分かんなくなってる中で、
あのアニメの中だと自我とか自意識とかでなくていう言葉をゴーストっていう言葉で代用してるのね。
よく私のゴーストが囁くのっていう言い方をするんだけど、
それは自分っていう存在がこうありたいと感じているとか願っているとか言葉をそう表すんだけど、
そんな中で人形使いを追ってると、人形使いっていうのは最後何だったかっていうのが分かってくるんだけど、
これネタバレになるけど言っちゃってもいいっすね。もう一回言い直す。
人形使いっていうものは世界中謎の犯罪者だったんだけど、世界で。
世界のどこにも存在してない人だったのね。
なぜかっていうと情報の海の中、インターネットの海の中に生まれた新たな生命だったから。
ここの話はなんとなくついてこれるでしょ、現代の人だったら。
たぶん想像つきやすいんじゃないかな。
要は一応僕ら生命が生まれたの言われてるのは、いろんな海の中で最初の生命が生まれたと地球っていう存在があって、
そういう大地っていう情報の中の海の中で生命が生まれたっていうことの歴史と、
人間というか人間よりもっと前の生命だよねっていう歴史の宇宙っていう感覚と、
ネットの中っていうものを宇宙とみなして、
そのインターネット世界の中にある壮大な膨大な情報量の生命を宿すための大元の海水のようなものがあって、
その中で生まれた、情報の海の中で生まれた生命体だって人形使いが言うわけよ。
それで、そんな誰でもない人形使いが、なんでこんな犯罪行為をしてたっていうと、
草薙素子のことを、君のことを探してたんだっていうシーンがある。
あれって、簡単に言うと、俺あの映画ね、壮大なラブストーリーに見えてて。
すごいなんかテクノロジーだとかね、情報の海の中で生まれた生命だとかね、
ゴーストハッキングだとかって、すごいいろんなガジェットを見せてるけど、
結局、人形使いっていう新たな情報の海の中で生まれた生命体が、
自我っていうものを保てない、
33:02
自我っていうものがどこにあるのかわからなく悩んでる草薙素子っていう人に恋をした話だと思って。
どちらもマイノリティな2人じゃん、世界の中で。
マイノリティな2人が恋をした話だと思って。
最後、その中で戦ったりして、草薙素子っていうのは壊れちゃうわけなんだけど、ボディが。
その後に、ラストシーンを覚えてる。これ見てない人にはわからないかもしんないけど。
人形使いのボディを守る重装な戦車のようなものに、草薙素子はやられちゃうわけなんだけど。
自分の擬態のボディが壊れた後に、最後、同僚のバトーって男が助けに来てくれる。
それで、ふと壊れた草薙素子が目を覚ますと、バトーに助けてもらって、バトーがその草薙素子を見て、体がぶっ壊れてしまって。
代わりにのボディを探してたら、それしかなかったんだよって言い訳をするんだけど。
俺の趣味じゃねえぞって言って、少女の体の中に入ってたんだよ。
作中では、それしかなかったから、今探せるボディが。だから少女の中に入ってるっていう設定になったんだけど。
あれって、それで人形使いっていう男はどこへ行ったって言ったら、2人でゴーストハッキングし合った中に、2人は融合しちゃったみたいな感じになってるのね。
2人って、素子と。
素子と人形使いはね。お互いの情報を交換する中で、融合したっていう最後だったのね。
ここには人形使いと呼ばれた男も、草薙素子っていうものも存在しないわって言って、その少女の体のまま消えていくっていうストーリーなんだけど。
これ、見てない人にちょっとどこまで説明がわかるかわかんないんだけど。難しいな、ちょっと。
それって、人間っていう存在である草薙素子と、情報の実の中で生まれたっていう新生命体である人形使いの2人の子供ができたとも解釈できるわけよ。
融合したってこと。だから、小さな女の子っていうボディに入ってるとも取られるわけね。
で、人間同士の後輩ではなくて、未知のものとの生命体との後輩によってできた子供だから、もうアセンションというか次元上昇ってわかる。
もう存在としては、人間より上の存在になってるイメージなわけね。
だから、私はもう全てのものの常識っていうものに捉われない存在になってしまったから、もう自分が子であることを悩む必要もなくなって、
でもそういう悩みとか些細な悩みとかは全て超えちゃった存在にいるっていう意識になってて、草薙素子は。
それで最後、外に出てネットは広大だわっていう最後の言葉とともに闇に消えちゃうっていう話だったんだけども。
36:01
それって、アセンションって言葉は、これも難しい言葉なんだけど、次元上昇っていったニューエイジっていうスピリチュアな人たちがよく言う言葉なんだけど、
この世の中の常識とかそういうものが一つ上の次元に行くことをアセンションって言って。
で、最後の草薙素子は、俺の中ではコンピューター世代のニューエイジのアセンションを行った一人の存在になったっていう話だったのよ。
もうわかんなくなってる。
ごめんなさい、あれ見て俺、惜しい守る、鬱陶しいわーしか思えなかったんですよ。
わけわかんないこと言ってるんだ、惜しい守るがよーみたいな感じで終わっちゃったんですけども。
ちなみにね、なんで映画の中の人たちはみんな頭の良さそうな言語を喋るかっていうのには、鼻に付く言葉を喋り方は理由があるんだよ。
知ってた?
惜しい守るだけじゃないの?
俺も惜しい守る、鬱陶しいわーとか思いながら大好きなんだけど、めちゃくちゃ。
あれはね、それぞれの脳内にちゃんとディクショナリーが入ってるからね、常に正確な言葉を探し出してそれを使うことができるんだよ。
そういう設定があるの?
でもだよ、でもだよ。でもパトレーバーもあんな感じだ。
パトレーバーの惜しい守るもあんな感じだぜ。
なんか惜しい守るだからだよ。
そういう話でちょっと戻るんだけど、そういうコンピューターであるとか、インターネットであるとか、そういうものと人間の脳みそであるとかっていうものを全部くっつけちゃって、
新しい価値観とか人間の存在不安とかってを描くっていうものが、まさに俺の定義するサイボーパンクのストーリーだなっていう。
なるほどー。
あとさ、あとさ、そうそう、広角色帯で言えばその後、映画側の後にさ、テレビシリーズやったじゃん、俺も好きなんだけど。
あの監督は違うけどね。
あっちのスタンダロンコンプレックスって最初のシリーズのサブタイトルでしょ?
あれとかまさに俺の中でのサイボーパンク論にぴったりなタイトルで、すごい良いタイトルだなと思うんだけど、
スタンダロンであることのコンプレックスっていうサブタイトルなんだけど、コンプレックスっていうのはわかるでしょ?
で、スタンダロンっていうのは、その一人ぼっちのコンプレックスっていう読み方もできるんだけど、スタンダロンって言い方って、パソコン用語でインターネットに接続されてないパソコンのことをスタンダロンって言うじゃん。
だからそれとテクノロジーの人間の孤独である存在不安っていうことと、インターネットに接続されてない状態の子である自分っていうものをすごい上手く書けた、めちゃくちゃいいタイトルだなと思って。
じゃあインターネットに接続されて、いろんな人とつながってる状態が幸せなのか、
スタンダロンっていう状態にコンプレックスを感じるのが人間なのかとかね、もともとそういうものなのかっていうのが、すごいなんか想像できるタイトルですげえ好きだなと思ったりするんだけど。
もう難しい。
いやー、今回はなかなか知恵熱が出そうな回。
知恵熱が出そう。
俺はね、サイバーパンク好きだし、しょうちゃんの言ってる話の端々わかるんだけど、やっぱ何言ってんだろうなっていう。
39:05
だいたいわかるんだけど、今たぶんね、工学機動隊で言ってた人のゴーストと機械の違いみたいな、人間と機械の違いみたいな、魂のありかはどこぞっていう感じの話なんかだと、結構最近っていうかもうずっといろんなタイトル作品で取り扱われてるテーマだなと思うんだよね。
映画にしてもゲームにしても。
俺やっぱゲーム好きだから最近のもので言ったらここ5年くらいね、最近って言っても。
ゲーム好きの間では有名な国産のタイトルだと。
ニーアオートマタってあったんだけど。
はいはいはい。
あれはまさしくそういう心とは、機械とはみたいな。
で、機械が子供作るんだよね。
イレギュラーで。
そうそうそう。
そういうところにもちゃんと元ネタがガッツリサイバーパンク、あれはいかにもサイバーパンクではあるんだけど。
機械同士に子供が生まれるかどうかって、ブレードランナー2049の命題でもあったんですよね。
そうそう、それが新しい新次元の生命体っていう風に取り扱われるのね。
とか、あれのキャッチフレーズでCMで言ってた、心もないのに殺し合うっていうのとか。
まさしく心とはっていうような感じがするし。
あれもサイバーパンクなんだと思うんだよね。
あと、サイバーパンク2077の主人公はB、Vって書いてBっていう名前なんだけども、それもまさしくKだよねっていう感じ。
だから完全フォロワーだと思うんだよね。
フォロワーっていう言い方は、影響を強く受けてる人たちが作ってるんだなっていう、歴史ありだなっていう風な。
面白いよね。
だからそういうところを知ることで、脈々と受け継がれたり、形を変えたりして作品が作られてるなっていうのは、やっぱね、大元を聞くとそこから来てたのかなとか。
だから特にね、今はただでさえね、当たり前のように世界がサイバーパンクっぽくなってきてるから。
逆に言うとね、毎日みんなSNSにジャックインしてるわけだよね。
サイバースペースに没入してる。
だからその中で、昔はちょっとSFものとして描かれてって、そのSFの中での人間の精神の描き方っていうジャンルだったのが、今って全部もうサイバーパンク的というか、そっから広がったもので当たり前のように多分普通のドラマでもなっちゃうんだろうね。
当たり前のガジェットとしてあるからね。
今のなんかその創作物、ドラマとかアニメとかもそうなんですけど、そこが描く未来観っていうのがだいぶこのサイバーパンクというかニューロマンサーとかその辺に影響されまくってて。
で、なんかどれも肉たりよったりになっちゃってるのかなっていう、今の話を聞いてて思ってて。
で、今またサイバーパンクリバイバルみたいなのが来てるとすると、また一個ここから進歩とかするんすかね。
42:06
このサイバーパンク感から脱するのか、ここに囚われ続けるのかっていうと。
イメージがどん詰まりっていう感じがするんだよね。
そうそうそう。
だからもうここからもっとスーパーナチュラルなね、宇宙的なものになっていくのかな。
有機的なものと機械的なもののなんかね、挟まって。
あれだよね、昔々の宇宙にどんどん人間は広がっていくんだっていう世界観から、地球のことですらぶっ壊しているだろうみたいな、うちに戻っていくっていう世界観がやっぱ、
価値観がディストピア的なサイバーパンクのイメージを作り込んでいる。
なるほどね。
なんかね、火星にコロニー作ってる場合じゃねえよみたいな感じがね。
なるほど、じゃあ対比はSFって言えるんすかね、サイバーパンクって。
元々が旧来のSF感に反発を描いている部分があるからパンク、パンクなわけで。
なるほど、なるほど。ちょっと腹落ちしてきたようやくここに来て。
サイバーパンクって一種のカウンターカルチャーみたいな。
だからサイバーパンクイコールカウンターカルチャーの一つとして。
なるほどね。ごめんなさい、視聴者の方は分からないけど、俺はここに来てようやく一個腹落ちが来たぞ。
なるほどな、いっぺんのことが分かってきた。
だから結局、宇宙に行くぜ、ジュールベルンだぜって言って、火星に行って木星に行っていろんな素晴らしい世界ができるんだぜからのカウンターとして、
これが出てきたっていうところがあるから。
サイバーパンク知りたいだったらさっき言ったニューロマンサー読めばいいんだけど、
ちなみにこれね、電子空間スプロールシリーズって言って3部作で。
そんなにあるの?
最初のニューロマンサーの次に2作目カウントゼロと3作目のモナリザオーバードライブっていう3作で完結してるんだけど。
ただね、ニューロマンサー見ればいいよ。
俺すっげー好きでさ、あとの2作も何回も読んでるはずなのにさ、記憶に一切ないんだよね。
ちょっとずれちゃうかもしれないですけど、聞きたいのが、今の映像作品とか漫画とかに影響を与えてる系譜で言うと、ニューロマンサーがあって、ブレードランナーがあって、
で、次にゴーストイン・ザ・シェンが来て。
違う。ニューロマンサーっていうのは未だに映画化になってないのね。
そうなんだ。映像化してないんですか?
簡単に言うと、ニューロマンサーっていう小説の世界観を出す2年前に、映像としてのサイバーパンクのイメージをブレードランナーが映画としてやっちゃった。
はいはいはい。
それで、そこからニューロマンサーっていう小説が、ある意味世界観のビジュアルイメージとしてブレードランナーっていうものが似通ったものがある状態で、さらにサイバースペースだるとかっていうものを入れた表現のニューロマンサーっていう真のサイバーパンクが出来上がって、サイバースペースにジャックインするっていう世界観がね。
45:16
で、それから多分いろいろ影響を受けたものはあるんだろうけど、意外と派生がそのままいろんな方に分散していったイメージがあって、アキラとかもやっぱその頃には出来たけど、あれはサイバーパンクとは言えないけど、世界観はやっぱその流れになる。
サイバーパンク的なビジュアルイメージってことですね。
で、そんな中で、四郎正宗さんの放課後披露対漫画。あれがまさにサイバーパンクっていうものをちょっと広げたビジュアルイメージとしての漫画にしちゃったんだと思う。
あれってどっちかっていうと電脳空間っていうのがちゃんとあるし、あとね、そうそうそう、あれ映画にはないけど、漫画には確か売る覚えなんだけど、あれもあるよね、サイバースペースならではのね、性描写もあったはずだった。
人間は避けて通れないと思うところのその性描写をちゃんとサイバーパンクだとどうなるんだろうっていうのを描いてて面白かった。
それね、サイバーパンク2077でも独特な性描写を、バイシュープとかね、サイバーバイシュープ。
で、そんな中で広角飛動体が映画になって、さらに広がってっていうのがあれなんだけど、そういえば性描写で思い出したんだけどさ、あれなんだよね、サイバーパンク2049、2077。
プレートランナー2049のね、主人公のレプリカントのKはね、あのあれなんだよ、ホログラム彼女がいるんだよね。
あの映画さ、本当に悲しい話だよね。
悲しい話なんだよ。
そんなに支線であげてって思う。
彼を救ってあげてって思う。
かわいそうだよ。
だからそこからちょっと飛んじゃったけど、広角飛行体以降は本当派生で飛び散った、アメーバみたいに飛び散った映画しかない。
本当に飛び散ったし、大げさじゃなく本当にね、ハリウッドでパクられまくってると、パクられるっていうのを真似されるっていうか、影響を与えまくりすぎた映画だと思うよ、ホースト映画。
なんとなく概要をつかんできたような気がするんですよ、僕。サイバーパンクとは何ぞりだっていうのを。
で、いろんなところに影響を与えてるんだなっていうのはわかってきたんですけど、これからよりこのサイバーパンクを楽しんでいくためにはどうしていったらいいですか?
より知っていくか、つぶりたいって言ってしまえば。
48:02
つぶりたいんだったら、じゃあ次はフィリップ系で。
難しい。難しい話なんだ。やめよう、つぶりたい、やめよう。
アンドロイドは電気羊で夢を見るかを描いたときに何をモチーフに描いたのかっていう話をすると、今度はサマーオブラブヒッピームーブメントの話になってくるんですけど。
ちょっと待って、それはもうね、行きすぎだな。それ行きすぎだな。もうわかんなくなるな。
もっとカジュアルに行きましょうか。
とりあえずゴースト・イン・ザ・シェルまで来たと思うんだけど、大元がニューロマンサー。
でもビジュアル的なイメージとか世間的なイメージの大元っていうのはどうやらブレードランナーと思われているようなところがあって、そんなものの影響を色濃く受けた日本の有名なアニメ、世界的にも有名になったアニメがゴースト・イン・ザ・シェル。
これ以降が多分俺たちからするとニューエイジなんだよね。
めっちゃまとめてくれた、そういうことだ。
いいね、いい方向行った。
俺たちにとって新しいサイバーパンクっていうものがどんどん出てきた。
ちなみに狭い意味でのサイバーパンクっていうのはもうニューロマンサーで止まって終わり。
ここからは抗議だ。
ここからは抗議の僕らのサイバーパンク歴史。
たぶんカジュアルな意味での抗議でのサイバーパンクの根っこってゴースト・イン・ザ・シェルって人多いんじゃないかなと思うんだよね。
日本で一番多分ね、あれが一番有名になった衝撃的なのがね。
でも海外もやっぱりさっきしょうじさんも言ったけどそうなんじゃないですか、ゴースト・イン・ザ・シェルの影響って。
マトリックスとかもそうっすよね。
マトリックスもね、名前と忘れちゃった。
ウォシャンスキー兄弟。
今は姉妹だけど。
そうだそうだ、ウォシャンスキー兄弟、ウォシャンスキー姉妹になっちゃったけど。
すでにサイバーパンクじゃん。
あの人たちなんかもアニメ漫画大好き、ジャパンアニメーション大好きな人たちなわけじゃん。
そうだよね。
ガッツリ影響を受けてるはずなんだよね。
ガッツリ影響を受けてるはずなんだよね、マトリックスは。
そっか、でもマトリックスって出た頃、ビジュアル表現が新しかったっていうのもあるんだけど、やっぱなんか新しい映画ってイメージ、成り物入りで出てきたって感じなんだよね。
多分ね、90年代、あれ2000年代だったよね。
いや、あれ99年ですよ。
99年。
あのね、90年代になってビジュアルとしてノンリニア編集だったりとかCGとかが出てきて、ビジュアルで表現できるようになった時代だったと思う。
80年代とかさ、デビッドボーイとかがすげー宇宙的なイメージをしたいけど、やっぱ手作り感が出ちゃうよね、どことなく。
っていうのが90年代に入って、音楽で言ったらMTVロックスとか流行ったわけじゃん、プロモーションビデオってやつが。
51:01
世界観を作れるから、マリリンマンソンがバーンって出てきたりとかさ、完成された世界観としてね。
そんな中で多分CGが使えるようになったから、マトリックスっていうものもガッツリサイバーパンクの世界を映像にできるようになったのかなと思う。
で、どこで、どこで行こうか、どこで押さえようか。
難しいよ。
ちょっとその前に俺、漫画をね、吉田くんにぜひおすすめしたいなと思うんです。
漫画大好き。
すごい漫画読んでるんでしょ、最近。
めっちゃ読んでるっすよ。
なんで、ちょっとサイバーパンク、抗議の意味ね、これ。
抗議だよ。
1個目はね、2つおすすめしようと思うんだけど、1個目はね、結構古いんだけど知ってるかもしれないのだが、ガムっていう漫画があるんです。
ガムサイバーパンクだね。
読んだ?
読んでないっすよ。
読んでないんだ。
ちょっとしっかり説明はできないんで、軽くwikiとかからピンポイントで単語っていうか、拾ったやつを言うとだね。
主人公はね、全身サイボーグの戦闘技能に優れた女の子ね、ガリーっていう女の子なんだけど、
この子がね、パンサークストって呼ばれるね、サイバネティックス格闘技術を駆使して敵と戦うっていう、サイバーパンク格闘アクションなんだよ。
なるほど。
で、この中に軌道エレベーターとかナノマシンとかね、サイコメトリー、ニコラテスラとか、スカラーハッヘイキみたいな、さまざまなそれ系のそれに紐づくようないろんな単語が出てきたり、表現が出てきたりっていうのもあったり、
あとはすごく綺麗でハイテクな空中都市の真下に、その廃棄物でできた屑鉄町っていうのがあって、そこから物語が進む。
まさにそんな感じだね。
ユートピアとディストピアみたいな感じ。
そうそう、ガッツリサイバーパンク、完全に貧富の差が出来上がってて、貧富ってレベルじゃないよね、差が出来てて。
エリジウムって映画覚えてるかな、見たことある人いるかなと思うんだけど。
エリジウムはわかんない。
これ全く同じで、上にそういうハイテクの金持ちたちのめちゃめちゃ綺麗な未来の街みたいなのがあって、その下に屑鉄町があって、
そこで人も弱みたいな話なのね。だから全く世界観としては一緒だと思うんだけど。
このガンムの中にいわゆるさっき言ったような機械化であったりとか、ゴーストなのかみたいな話とかもいっぱいあるんで、そんな長くないし、結構いいんじゃないかなと思います。
これは実写映画化したっすよね。
した、したね。
アリータバトルエンジェル。
したしたした。
そうそう、アリータバトルエンジェルの原作。
でね、これ結構ね、時間が経ってからその続編が出来上がってるんだけど、一番最初のやつが一番、僕は面白いと思いました。
54:09
ちょっとこれ買ってないから買ってみるっす。
ぜひぜひ。9冊ぐらいで。
あれは面白いと思う。
で、こっちはまあ言うても少年、青年、アクション漫画なんで、読みやすいと思うんですよ。
で、もう一個がね、もう一個目いきます。こっちはもうめちゃめちゃとんがってる、果たしてサイバーパンクなのかもよくわかんないっていうやつなんだけども、
二平勤さんっていう人が書いてる漫画で、
はいはいはい、出たな。
出たでしょ。
これね、ブラムっていうのが、
はいはいはいはい。
これ諸著作みたいだよね、多分ね。
これね、ちょっとwikiに書いてあるものをそのまんま話すね。わけわかんないから聞いてみてほしいんだけども。
言うよ。
極限まで発達したインターネット世界、かつてそこは超構造体に内蔵されたシステム上で起動する統治局が正規アクセスする人間の要望を完璧に叶えていた理想世界だった。
だが破局が起こり人々はアクセス権を失い、政府ガードが容赦なく苦情系で不正規アクセス者を排除する危険な世界へと変容してしまう。
探索者キリー、主人公ね。キリーは統治局への再アクセスを可能にするために断然フロアも超構造体を放浪し、感染前のネット端末遺伝子を求める。
っていう話なんだけど。
わかる。
それさ、まさにさ、あれじゃない、なんかね、すごくニューロマンさんに似てるよ。
たぶんね、こっちはそっち寄りなんだよ。きっとそうだよね。
あれっすよね、ブラムってあれっすね、ネットフィニックスかなんかでアニメ化してますよね。
アニメはあんま気にしない方がいい。
あ、そうなんだ。
すごく見やすいけれども、あんなもんじゃねえっていうわけわからなさで。
で、ちなみにこの人の漫画でブラムがあって、バイオメがシドニアの騎士、人形の国って続くんだけども、一応これ同じ世界。
そうなんすか、俺シドニアの騎士は読んでますよ。
うん、絡んでる絡んでる。絡んでる世界。
そうなんだ。
同じ単語とか出てきたり、同じ技術みたいなものがあったり。
あ、まじっすか。
知らなかった、それは。
で、すげえ読みにくいんだけども、
うん、読みにくい。
面白いと感じる人には結構大好物の可能性がある。
あれだよね、あんまり言葉では語らないよね、その難しい世界。
言葉では語らないのに、突然わけのわからない単語を出してくるからよりわかんないんだよね。
そうそうそうそう。
クショ系か。
そういう系統だよね。
な、なんだって?ってなるやつっすね。
統治局って結局ドイツだ、みたいな。
あ、でも普段も読んでなかったな、これはちょっと勝手読むっすわ。
うん、ビジュアルイメージだけでも、これはもうかなり気合が入ったサイバーパンクと言っても過言ではない。
57:04
ほんと世界観は作り込まれてる感じがするけど、絵を見るだけでそれが文章としてよくわからないから、ほんとに世界観を楽しむだけで。
そうそう、世界観を楽しむやつって感じだね。
これはちょっと読んどくっすわ。
うん、ぜひぜひ。
ちょっとこの2つはしっかりサイバーパンクの要素がふんだんに盛り込まれてると思うんでね、いいと思いますよ。
なるほど、そしたらサイバーパンクがわかんない、サイバーパンク初心者の僕はどの順番で接触していけばいいっすか?
え、でもやっぱ俺がその少年の頃と一緒で、まずあれでいいんじゃない?攻殻機動隊見ればなんとなく想像できる。
そうだね、間違いない。
ちょっと攻殻機動隊はるか昔見て惜しいままだなって言ってあんまり感動がなかったんで、
ちょっとじゃあ改めて攻殻機動隊を見てみるのと、アニメ見てで次じゃあブラム読もうかな。
あ、そういえばさ、ちょっといらん話かもしれないんだけどさ、オタク界の時でさ、攻殻機動隊から入った少年のことをさ、
攻殻機動隊だったら前のやつ知っとけよみたいな話を3人のオタク界でしたけどさ、結局みんな攻殻機動隊で入ってんじゃんっていうのが今。
そうだね、あれなんだよな。
そうそうそうそう。
みんな攻殻機動隊だったんだっていうね。
でもまあ俺の今の言い方だと、そういうガジェットとか精神性とか機械とのあれとかをサイバーパンクって言ったらこれから出るものほぼサイバーパンク。
サイバーパンクだね。
全部サイバーパンク。
まあでもまだサザエさんがね、携帯出てこないみたいだから。
そうだね、サザエさんそのうちね、なんか電子ガジェットのメガネとかからね。
それウェアラブルなね、カツオがね。
やだなあ、見たくねえなあそれ。
カツオがね、手のひらにカプセル埋め込んで、それで携帯電話が。
耳にね手を当てて、姉さんって言ってるような。
カツオがおい中島、エイペックスしようぜになるのは近いかもしれないですよね。
いや近いね。
近いよ近いよ。
だからこれから全てサイバーパンクになっていくんだねきっと。
僕らの世代からすると。
全てがサイバーパンクだって、それが当たり前の世界っていうのが来るね。
アラフォーが思春期で見てたサイバーパンクっぽい世界観に今なってる。
近づいていってる。
そうだよね、なんか細かいガジェットとかだってさ、
スマホがさ、そのまま人間の首の中とかに埋め込めるようになったらもう完全サイバーパンクだよね。
あとはね、スマホみんな持ってるわけじゃん。
あれスマホの方が本体でさ、人間の方が付属物になったら完全サイバーパンク。
アバターだよね。
そうアバターだよね。
自分の自我はさ、だってある意味さ、俺だってスケジュール帳からさ、いろんな記録物とか何から何まで、
1:00:05
なんか考えるとさ、俺の肉体よりもさ、スマホの方がなんか俺の本体な気がしてくる。
いろんな情報全部こっちに入ってますもんね。
そう考えるとさ、俺の自我はね、スマホにあるのか肉体にあるのかって考えるともうサイバーパンクな気がする。
怖いな。
でも魂の重さは何グラムとかいうのもあったよね。
あーなんかあったね。
だからきっとその重さがしょうじくんだよ。
スマホよりは軽いね。
スマホより軽いな。
すげー時間が経ってきたからそろそろ終わるのかな。
編集できんのかよこれ。
いやもう編集大変だよね。
大変だよ。
いやでもね、こう明らかにしょうじくん不完全燃焼っていう感じが伝わってきてる。
そうですね、感じる感じる。
ちゃんとこう千夜一夜で思う存分ね、吐き出してもらわないと。
そうですね。
では、えー、今日は締めは誰に?
いやしょうじさんやってくださいよ今日は。
分かりました。
ちょっと待って、やだなんか恥ずかしい感じがするから別の人に締めてほしい。
嘘でしょ。
じゃあ僕適当に締めますよ。
はい、じゃあなぜか僕の方が今日は締めさせていただくんですが、
皆さんいかがだったでしょうか。
しょうじさんのサブカル千夜一夜第一回目、サイバーパンクでしたが、
サイバーパンクよく分かりましたね。
もう皆さんサイバーパンクは何か語れると思うので、
これから僕と一緒にサブカル度を極めていきましょう。
先生の楽しい講義をしっかりと履修していければと思うので。
講義じゃなくてオタクのわめきでしたけども。
そうですね。
たぶんね、千回聞けば何か開けるものがあると思うので、
ぜひぜひ楽しみにしていきましょう。
はい。
それでは今日はこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
もっとレベルアップします。