1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #117『スパイダーマン:アクロ..
2023-06-18 38:22

#117『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

超絶アニメーションで繰り広げられる「俺たちの戦いはこれからだ」

() おじいちゃんが処理落ちする : 画像・映像の情報量がめっちゃ多くて観てる人間が処理しきれない、の意。

() エブエブ :『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。尻からカンフーをインストール。

() ペンタゴンとブラックホール : 『キン肉マン』に登場する四次元殺法コンビ。良い子の諸君!

() 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 : ずっとティ・チャラの死を悲しみ続けてるし、ワカンダが一方的にボコボコにされるので結構辛い。

() 昔のパンクCDのジャケット : 昔のCDというかアナログ盤の時代ですね。ピストルズとか。

() ビジュアル系が行き過ぎて何言ってんだか分かんない人 : 学園コメディ漫画『SKET DANCE』に登場するダンテ君。

() サンフランソウキョウ : 『ベイマックス』の舞台となる、桜咲き乱れる和風サンフランシスコ。

() 変態仮面 : 映画版『HK 変態仮面』は1,2共にサム・ライミ版スパイダーマンのオマージュ。悪役ににじり寄る鈴木亮平の気持ち悪い動きが完璧。

() ヴィン・ディーゼルなの? : 『 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』を観て、ヴィン・ディーゼルは袖が無ぇなあ、という話をしていた。結婚式の写真ですら袖がない。

() プランチャー : それはフライングボディアタックのことですね。

() 『ニンジャバットマン』 : 作画の暴力により、おじいちゃんじゃないけど観てて処理落ちした。

() にゃんこバットマン : 普通にスパイダーマンと間違えてバットマンって言ってる。直前にニンジャバットマンとかレゴの話してたからだと思う。

() ニンジャ・ヴァンパイア・スパイダーマン : だからアメリカ人は忍者を何だと思っているのか。あとここでもバットマンって言っちゃってる。

() 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 : シンジ君が気づいたら前作ラストからめっちゃ時間が経ってて、何の説明もないまま周りの人にひたすら塩対応される話。

() 開始10分で泣いてました : 客へのインタビューを流して、最後に「せーの、『〇〇』、サイコー!!」って言うタイプの映画CMで見た、視聴者的にはクソどうでもいいコメント。何の映画かは忘れた。

() デューン!! って感じ : 『DUNE/砂の惑星』。155分間の「俺たちの戦いはこれからだ」を観る映画。

前半:画と音楽の圧倒的迫力
いや、続くんかい!ってなった。
いやー、事前に極力情報を入れないようにしていったからさ。
まさかの前後編なのかな、これ。とは思わなかったんだよね。
で、2時間過ぎたぐらいになるのかな。マイルスが自分の世界に戻ったあたりで、
あれ?これ収集つかねえぞ!と思いながら、ドキドキしながら見てたんだよ。
これ途中でブツッと終わるんじゃないかなと思ったら、実際そうだったね。
俺たちの戦いはこれからだな、ちょっとね。
そう思ってみると、確かに全体的に仕込みの、前振りの、伏線のお話っていう感じでさ、
お話がちょっと上々だった気はする。
絵は本当にすごいよね。
絵は本当にすごい。
これはもう最高としか言えないんだけれども、正直に白状すると、
マイルスがスパイラーソサイティから脱走を試みるあたりまで乗り切れなかった。
ちょっと。
あのね、またこっちの何点でしょう。
家族愛を強調する話。
もういいぜ、積極性のもういいぜって思いながら、やたらとそういうところがね、ねっとりと書かれて、
こっちのバースもディズニーの方のマルチバースに寄せてきちゃったのかなって思って、
ちょっと残念になってきちゃったんだよね。
かなり近い感想。
アメリカ流の愛情表現っていうのがね、ちょっと感覚に合わないのかも。
かなりねっとりこってりやってるし、
マイルスの両親がさ、グウェンに対して感じ悪かったじゃない?
なんかね、あんまりコミュニティに属さない人に対して、ちょっとハイタ的な感じがするっていうのが、
あそこまで露骨に嫌な態度を取らなくてもいいんじゃないとか、
過方すぎるし、
やたらとスペイン語を使うところとか、何が言いたかったのか正直わからないね。
しつこいぜって思う。
だからテーマ的にはね、
子供から大人になるところでの心の成長とか、家族との折り合いのつけること、
あと話し合っても、
言葉を交わした時どうしても分かり合えないところは存在するし、
分かるってどういうことかなとか、
そういうところのドラマを丁寧に描きたかったのはわかる。
ただいかんせんそこが丁寧すぎたのか、
ちょっともういいぜ、お腹いっぱいだぜっていう感じになっちゃった。
単純にギクシャクシーンが長いとつらいんだよ。
もういいぜってなる。
息子につく悪い虫扱いだったのがね、グウェンがね。
ひどいよ。
それがね、ゆたかて15歳で、
そこまで普通にこれまでも学校通ってきたんだとしたら、
むしろそういうこと初めてなんですか?お父さんお母さんって私は思ってしまうんだけど。
初めてなんでしょうよ。
そこは置いとくとして、
あんだけ賢い子をいい学校に通わせてさ、
その先を望んでる。
息子をブルックリンにとどめようとするのはわけわかんないんだよね。
だからさっきと同じことを言うけど、
アメリカ流の愛情表現っていうのがわかんねえ。
肌に合わねえ。
だからそこが長かったから前半は乗り切れませんでした。
あとスポットとのバトルのさ、
スパイダーマンなりのさ、ちょっとおちゃらげた感じの軽口を叩きながらのバトルっていうのも、
まあそこまで長くやらなくていいぜって思ったし、
でも最初のバルチャーとグウェンのところは最高でした。
すごい良かったね。
音楽もすごいかっこよかったし、映像も完璧でさ、
もうぞくぞくきたよ、最初のところは。
おお、これきたって思った。
中盤:家族ドラマの長さと不快さ
その後ミゲルが乱入してきて、スパイダーウンマンも入ってきて、
3人がかりでさ、やるっていうのもね、またすっごい良かった。
で、バルチャーのさ、神っぽいアートっぽいねとか、
あとこれがアートかとか言いながらさ、
現代アートをポコポコにぶっ壊してるのも、
前作から割とポップアートっぽいっていうかさ、
現代アートっぽい映像を作るじゃない?
だからそういうところも自己言及的というか。
これってバンクシーじゃねーとか、
あとバルーンアートの犬をぶっ壊したら、
中からバルーンアートの犬が大量に出てくるとか、
もう映像だけでまあがんぷくがんぷくこれよこれって、
音楽もいいのにした甲斐がありました、最高ってなったんだけど、
その後もダラダラダラダラその家族のシーンが増えて、
なんかそういう感じにしない方が良かったんじゃないかなってちょっと思ったりした。
2ヶ月外出禁止、3ヶ月外出禁止、5ヶ月外出禁止。
そんな過程あります?ってなるよね。
15歳の親と思えないんだよね。
そうなんだよね。
あれは子供の成長を妨げるよ。
良くないよ。
後半:マルチバースと過保護な大人たち
気色悪いわーって思った。
あれはさ、1年前におじさんが死んだりとか、
スパイダーマンになった時に色々ありすぎて、
親が必要以上にちょっと心配になってるってことなのかしら?
いやーどうだろうね。
前作からちょっと過保護な気配はあったけどさ、
ちょっと今回どうこうしてる感じがあるよね。
だからあのお父さんとお母さん嫌いじゃなかったのに、
ちょっと嫌いになりかけてしまうっていう自分がいます。
そうなんかね、露骨に人生を決めつけてこようとする勢がたくさん出てくるじゃないですか。
なんとかおはら、スカルトおはらみたいな名前の人。
何おはらやっけ?おじさんとか。
ミゲルおはら。
だから過去に失敗したので、
自分の二の鉄を踏ませたくないっていう人と、
同じ失敗を踏みたくないっていう人が、
マイルス君に既存の道を無理やり歩ませてこようとするっていうのが、
もう鬱陶しくて仕方がないのね。
それはマルチバースの仕組みとか、
そういうものを知り尽くしてるからってことなんだろうけど、
なんでわからないとか言われてもわからないよね。
前振りとストーリーの冗長さ
そのね、わからないやりとりを何遍も何遍も繰り返しやってくるんだよね。
もういいよっていうね、
スパイダーバースを一番最初の前のやつを見て、
わーって思った楽しいやつを見に来たはずなのに、
そこらへんのねっとりしたストーリー、
言いたいことはわかるんだけれども、
ちょっと冗長にしすぎたんじゃないかなって。
ただ今回は次回のためのため、
もう前編ためなんだという風に理解した。
無理やり落とし込んだ?
実際そうだと思う。
多分次回は大爆発してくれると思う。
今回は長い長い前振り。
丁寧ではあった。
絵もすごい良かったよ。
盛り込みまくりですごいなって思ったんだけど、
初見だったのもあって、
若干処理落ちした部分はあります。
それは言いたかった。
もう完全におじいちゃんが処理落ちする経営が、
今回は情報量が多すぎる。
例えば実写版のスパイダーマンで出てきてた人とか、
スパイダーマンの3作揃ってすごかったやつあったじゃん。
ノーウェイホーム。
ノーウェイホームで集まってきてくれた、
そっちはそっちで出てきてくれた人とか映ってたりして、
あの人だとか、
あとベノムのグロサリーのおばちゃんとかも出てて、
キャーってなったりしたじゃん。
楽しい他の新しいスパイダーマンのメンツとかやってきて、
わっわっわって楽しくなったけど、
正直続くってなった時に残念な気持ちになっちゃったんですよね。
あとは、エンドロールはさ、
前作もすごいウキウキさせるポップアートのやつがあって、
割と楽しみにしてたんだけど、
今回は続くっていうところもあるし、
あと割と悪夢っぽい映像なんだよね。
巨大なスパイダーマンとかに追っかけ回されるみたいなさ。
今回は話の終わり方からして楽しげな映像にできないのは分かるけど、
前作の盛りだくさん感はなくて、ちょっとがっかりしたかな。
前作の何が良かったって、
エンドロールまで最後まで遊び心たっぷりで詰め込んでくれた逆に、
最後、「お前だ!お前だ!お前だ!」って言ってやる変な昔のアニメ風のやつが入ってたりして、
最後の最後まで楽しませてくれたよって感じで、
大満足美感で終わったわけですよ。
でも今回はさ、「お前だ!お前だ!お前だ!」が作中にパロディーに入ってたね。
出てきてた。いっぱいいた。
マルチバースとストーリー展開
いっぱいいたね。
あと思ったのが、これFFよなって思った。
マルチバースネタだからね。
で、あの、なんだっけ、このペンタゴンと一緒に出てくるブラックホールみたいな人。
なんていう名前?
スポット。
スポットさんは、あれドーナツやろ?とかね。
何ドーナツって?
黒いドーナツやな。
ベーグルね。
ベーグルか。
だからね、なるほどって。
最近私自分の頭の固さというか、
こういう世界の受け止め方っていうのは定番になりつつあるんだなって言って、
割とそこに柔軟に対応していくべきなのかなって思うけど、
そうなの?
うん。
いろんな可能性を同時に経験することっていうのが、
ネットネイティブっていうか、デジタルネイティブの人にとっては普通の感覚みたいになってきてるのかなっていうのを、
いろんな人の感想とか読んだり聞いたりしてて、
なるほどね、そういう感じ方もあるのかって思って、
ふーんって思いつつはあるのね。
例えばインスタとかツイッターとかで、
他の人の人生が垣間見えて、こんな可能性もあったのかもしれないなっていう風に考えると、
こういうマルチバースでね、例えばエブエブとかで、
自分の他の可能性を見た時に、
擬似体験っていうか。
でもエブエブとは違ってさ、
マルチバースにいるスパイダーマンってみんな完全に別人じゃない?
別の自分じゃないよね。
同じような運命をなぞる別人だよね。
グウェンもピーターもマイルズも。
ただ、スパイダーバースでの世界線の構築の仕方としては、
キャラクターの描写と終盤
可能イベントっていう、
例えばおじさんの死とか、
男の子を救おうとしたら誰かが死ぬとか、
そういう人生のイベントはスパイダーマンっていう役柄を、
人生を生きる以上は決まっていて、
それをクリアしていかなかった場合に、
その宇宙が崩壊するようなイベントをミゲルは体験していたから、
そこをちゃんとやらないと、
他の宇宙も同じ目に合うぞっていう考えに執着しているよね。
今回は、しかし警察署長が死ぬっていう、
ざっくりしたタイトルの可能イベントが行われないと、
その宇宙が崩壊すると。
ひどいよね。
なんだよ、近しい警察署長って。
で、グウェンのお父ちゃんが警察辞めたからそこは大丈夫なんだとかさ、
じゃあ代わりに死ぬ警察署長って誰なんだよとかさ、
なるけれど、
今回そこら辺で公開を出すヒントを提示されたのかなっていうところではあるんだけど、
いろんなコミックで描かれてたスパイダーマンが、
基本的なストーリーラインをなぞっていくっていうところを逆手に取った設定ではあるね。
それはね、なかなか面白いなと思ったんだけど、
とにかくミゲルさんの言い分が堅くなすぎるし、
ミゲル小原さんでいいんだっけ?
あとグウェンとピーターも今回の話の中では仲間になってくれなかったのが辛かった。
割とミゲルの言うことに納得してしまって、
だからこそマイルズには会えなかったんだって言ってたけれども、
もっとさっさとミゲルを裏切ってほしかった、俺的には。
バンド結成への期待と失望
だからそこがね、もうちょっとね、巻きで裏切って、
もう今回の尺でバシッとまとめてほしかったです。
そうだね。だからこれね、ブラックパンサー見た時の感覚にも近いんだけども、
辛い期間が長すぎるんだよ。
そうね。
すんごいいい映像なのにさ、
だから最後のさ、新しいバンドを組んだぜってグウェンが真ん中に立ってさ、
前作のみんなも集めてきてさ、
ノワールさんとハム君もいてさ、
あの映像は良かった。
っていうかノワールさんとハム君全然出てこなかったからさ。
ハムって誰だっけ?
豚の人。
あ、豚の人ね。映ってたのかもしれないけど、キャラが多すぎて、
多分ちっちゃかったんだろうな。
最後の時にノワールさんとハム君とペニーパーカーがいた。
ペニーパーカーとノワールさんは確認できたんだけど、
全部目で追えなかったんですよ。
新しいバンド組むのちょっと遅かったわね。
早く組んで欲しかった。
3分の2ぐらいでバンド組んで、
じゃじゃっとこう、なんだろうな。
だから初めから今回で完結しないって知ってれば、
構えてみれたんだと思うんだけども。
心構えがそれ用じゃなかったために、続きますって出ちゃった時に、
だから、クダクダした人間ドラマを全部カットして、
早くバンドを組んで、じゃじゃっと戻ってれば、
普通にスパイダーマンが色々見れて楽しかった映画になったんじゃないかな。
だからそれは次回にしたい。
次回はもう頭からめっちゃ楽しいに違いない。
だって俺らが大好きになった前作のスパイダーファンが勢ぞろいなんだし、
キャラクターデザインや色使いについて
あとスパイダーインディアの彼も仲間に入ってたし。
インディアンって誰?
え?
フォービーさん?
フォービーさんはパンクの人でしょ?
スパイダーインディアはあの…
ムンバッタンの人?
そう、ムンバッタンの人。
彼すごいよかった!大好き!
でしょ?
あと、ビジュアルはムンバッタンの彼がすごい好きなんだけど、
もう大好きなんだけど、
えっとフービーさんでいいんだっけ?
フォービー。
フォービーさん?ちょっと待って書いておくから。
フォービーさんがいいわね、あの人。
彼今回のタッチが違う人担当なんだけどさ、
昔のパンクCDのジャケットみたいなさ、
常に切り張りみたいな絵がチカチカ変わってるようなタッチ?
新聞の切って貼ったみたいな、
グラビアっていうか音楽雑誌の切り抜きとか、
ちょっと型にとらわれない感じの作画はされてたんだけど、
でも最後の方ちょっと実写になってて、
実写っていうかこの世界の作画になっちゃってたなーって思った。
で、喋り方がさ、
起立への反抗とかさ、
資本主義の夢とかさ、
スケットダンスにさ、
ビジュアル系が行き過ぎて何言ってるのかわからない人がいたんだけどさ、
それのパンクバージョンだなって思いながら見た。
結んだバイクで走り出しそうだし、窓ガラスを叩いて割っていきそうだし、
喋ることがいちいち類型的なパンキッシュで面白かった。
だから型にはまらないようでいて、
これはこれでなんかの型にはまってるっていう面白い人だったんだよね。
海賊版の時計とかもさ。
日本語にしちゃうとその辺はダサいポイントなんだろうなと思いつつも、
彼が俺は抜けるぜって言って離脱して、
あの箱をブエンちゃんのところに置いてってくれたっていうところはすごい良かった。
あの箱もどう見てもホービー君のデザインだし、
海賊版の時計には秒がいっぱい出ててさ、
それで開くゲートがまたさ、
パンクCDのジャケットなんだよ。
ホービーさんすごい好きですね。
世界ごとに映像も違ってさ、
ムンバッタンもさ、
サンフランソー教のインド版みたいな感じでね。
完全にサンフランソー教思い出したよね。
ムンバイっぽいマンハッタンみたいな感じでムンバッタンでしょ。
あとはグウェンの世界から始まってさ、
最後にパパとハグしてさ、
その時のピンクと水色とかでざっと流したような水彩画調の世界というか、
バッグのトーンがやっぱり違うんだよね。
あの感じすごいガッシュって感じ、アクリルガッシュなのかな。
なんかね、ザザってこう、
油彩でナイフでサッサッサってやったような感じの、
あれのお父さんの色と、
神手と下手でさ、グウェンの側と色がね、
明るかったり暗かったり、抱き合ってる時は両方とも暖かい色になったりとか、
異なる世界観の描写について
そういうので心境がね。
そうね、あとホワワって最初のハグの時だよね。
そう、なんかオーラがボワッて出てね。
そう、だからバースごとに色の、あ、色じゃない、
あの、絵のタッチとかカラーとかが個性がそれぞれあって、
それが描き分けられててすごいよなって思うよね、まずね。
そうなんだよ、でさ、パンク見ると、
ホビーの世界のさ、絵もあるんだけど、ホビーの世界行ったっけ?
行ってないと思う。
だよね、これだ、スパイダーパンク。
スパイダーパンク、そのまんまだった。
モヒカン。
モヒカンだったね。
まあ、ムンバッタンはすごいムンバッタンだったし。
ムンバッタンだったし、あと、
ミゲルさんの世界は未来でしょ?
スパイダーマン2099っていう名前だし。
あれってさ、西暦でナンバリングしてんの?
でもさ、42ってのもあったじゃん。
あれって1942とかいう意味なのかな?
スパイダーマンの多元宇宙
いや、あの、ミゲルさんの世界はアース2099じゃなくて、
ミゲルさんのスパイダーマンネームがスパイダーマン2099なんだよ。
へー。
だから、2099年のスパイダーマンってことだよね。
へー。
あと、これがたぶんオリジナルっていうか、
一号なんだよ、ローナーみたいなスパイダーマンとかもいたよね。
あと、日本のスパイダーマンも出てたのかな?
わかんないんだよね。
だから、そこら辺のネタがわかったらすごい面白いんだよねって思って、
スパイダーマンラッシュのところでバババババッと出てきた人たち、
あの元ネタがわかんないかなと思ってパンフを買ったんだが、
特には載ってないみたいな。
そんなパンフ意味ある?
まあ、そのうちすぐにネットで解説してくれる人が出てくるんでしょうけど。
一人ぐらい変態仮面とか入ってないですか?
こっそりね。
いてもさ、わかんないよね。
でも紙袋かぶってた人がいてさ、
これ誰かなって思ったね。
あのさ、わかったぜパパみたいなことを言ってた、
ミゲルさんの手下の一番右にやってた、
袖どうしたの?って感じの人が、
あれがちょっと変態チックというか、
パンツ履いてんのあなた?みたいな心配するような感じだったんだけど。
あの人はパンフに載ってた袖なしジャケットの人ね。
どうしたの?自分でハサミでジャキジャキに切っちゃったの?
ビンティーゼルなの?
スカーレットスパイダーです。
タッチもね、昔のアメコミタッチのまんまね、
こういう妙に影が濃い感じのさ、絵のまんま出てきてたよね。
それぞれのスパイダーマンの元ネタが知りたい。
アバターで出てきたメカニック担当のスパイダーマンとかさ、
最後に再起動しないで。
バンド組に入ってたよね。
バンド組にその子がいて、
1の時のみんなプラス、
あのオペレーターの子も入ったんだって思って見てた。
それはね、インディア君もいたし。
インディア君もいたし、
だから新生のスパイダー組の中に彼らも入るのかってなったんだけど。
エンピーさんいなかった気がするんだけども、
次回いいところで助けに来てくれそうだね。
そう、と思います。
だからいいところもいっぱいあってさ、
今回はマイルズじゃないスパイダーマンがいっぱい出てきたところで、
最後の方でスパイダーマンじゃないマイルズも
ビランとして出てくるっていうのがさ、
面白いなと思ってさ、対象的に。
なんでプランターじゃなくて、プランチャーじゃなくて。
プラウラー。
そう、プラウラー版のさ、編み込みのマイルズ君かっこいいじゃん。
だから人物は相当する似たような体格というか性格のポジションの人がいて、
人物設定を持ち回りっちゃ何なんだけど、配役がその世界によって違うんだとか。
たまたまそういう同じ人がいる世界だったってことだよね、アース42は。
そこら辺もね、なんかエブエブっぽいなーって思いながら見てた。
同じ顔ぶれで、違う配役を持ち回りしてる、やってる感じというか。
それって元板マイルズ君の世界と42だけだよね。
他の宇宙はもう全然違うなって思って見てた。
同じ人全くいねえじゃんって。
ただ役割だけ、だから死ぬ警察署長っていうのはいるなっていうだけで、
その役をやる人は全然バラバラだったじゃん。
そういう感じのマルチバースなんだなって思った。
概念でできてるってことか。
可能イベントを形成するポイントポイントで、
似たような人が出てくるっていう感じがふんわりあるっていうだけで。
だとしたらそこでも、それが可能イベントですって言って、
だからそこをぶち壊すと世界めちゃめちゃになりますって、
ミゲル・オハラとマイルス・モラレスの対比
このミゲル・オハラこの人が思い込んじゃってて、
このミゲル・オハラの世界線にみんな集められて、
孤独だったスパイダーマンたちがコミュニティを形成しちゃったことで、
そこが居心地よくなっちゃったんだよね。
ミゲル・オハラが?
ミゲル・オハラとその仲間に入れてもらえたスパイダーマンたちが、
ミゲルの言うこと聞いてりゃスパイダーマン的には、
なんかいい感じに過ごせるみたいな感じ思っちゃったんじゃないの?
どうだろうね。ミゲル氏も相当いっぱいいっぱいだったしな。
だからさ、先の展望としましては、
ミゲル氏の脅迫観念を打ち壊す異物であるところのマイルス君が、
こそが希望であって、多分世界がぶち壊れることなんかなくって、
既存のラインをぶち壊して新しいスパイダーマンを作り出すことができる存在がマイルス君であると、
続きで証明されると思うんです。
観客の緊張感が持続する描写
それをね、そこまでをね、2時間半も使うんだったらね、見せて欲しかったわ。
そこまで見れなかったんだよね。
だから、カタルシスがないまま終わっちゃったんだよね。
だからドゲーンってなったまま、正直な感想としまして、
俺はだから2時間過ぎたあたりで諦めて、
だからどこでぶっつぎりになるんだろうなって思いながらハラハラしてみてた。
続きマスのショックが大きくて、ちょっとなんかこう、気が散っちゃったのはいかん。パッてなって。
俺はその気が散るっていうのが、マイルス君が42のバースに飛んできたあたりからずっと気が散り続けてた。
今終わるか?すぐ終わるか?みたいな感じで、ずっとハラハラしながら見てた。
話にハラハラするんじゃなくて、どこでぶっつぎりになるかハラハラしてた。
お預けポイントが見えているが、それがいつ来るのかわからない。
最後のバンド結成は、次への期待を盛り上げてくれてよかったけどね。
だからこちらの構えの問題もあるんですけどね。
お聞きしたいんですけど、ある程度前情報を仕入れていたんだったら、
例えばワイルドスピードって最終章って二部構成らしいよ、ぐらいの情報って事前に公開されてたと思うんですけど、
今回のスパイダーバースのやつについては出てたんですか?
いや出てたんじゃない。俺は情報入れないようにしてたせいでね。知らんかったけど。
いつ続き来るんですかね?
わかんない。
なんかさ、一作目で大ヒットした分を、とてもよく還元してくれてるんだろうなっていうのは、
絵の出来を見たら、映像と音楽を見たら火を見るよりも明らかじゃないですか?
もうすげーじゃん。
これはもう世界一レベルの驚愕の出来だよね。映像に関して言ったら。
すごかったよ。もう終始。
ちょっとあの、処理打ち、さっきも言ったけど、処理打ちちゃってあれだったけど、
だから情報量がね、めちゃめちゃ多かったよね。
こんだけすごい映像をずっと2時間半にわたり見せ続けられてるにもかかわらず、腹いっぱいにならないんだよ。
全然すっきり見れるのは前作の時からで、それはすごいと思う。
忍者バットマンはもういいぜってなった。
あれこってりしてたなー。いやすごいんだよ。
だけどずっと見続けると胃もたれしてしまうのが忍者バットマンだったんだけれども、
これは2時間半見てても抜くとこ抜いてるってことなのかな?見せるとこ見せて抜くとこ抜いてるの?
やっぱりタッチがいろいろ変わるからじゃないかな。
だからいつまで経っても新鮮なのよね。見せ方とか、絵柄もバースは変わると、絵のタッチと音の感じも変わるし、
いろんなところが見れてすっごい楽しいのって。
でもそれでいてちゃんと統一感もあるんだよ。
あれもこれも入ってる感じでありながら、途中でレゴになったりもしながら、レゴスパイダーマンの人たちも。
レゴバットマンとかなんかいろいろあるところの人なんだろうね。
これに出てくるものでも絶対にすでにあるスパイダーマン、多分この映画オリジナルのものっていうのは出してきてないであろうから、
ニャンコバットマンとかティーレックスバットマンとかも原作にいるんだよね。
ニャンコバットマンかわいかったね。こっちからペッて毛玉じゃなくて糸履いてて。うわーかわいかったなー。
スパイダーマン大集合のところはね、もうコマ送りでじっくり見たいところですよ。
一時停止をしていちいち検証したい感じのやつだ。
だから私の知らないスパイダーマンがこんなに?ってなるよね。
マーベルテンとか行くと原作のやつとか置いててくれて、こんなのもあったんだーって言って。
スパイダーマンの歴史とかさ、いろいろ見せてくれてわー楽しいってなるし。
あのね、アイアンマンのスーツがいろんな種類ずらーっと並んでる時とかにも思うんだけど、
似ててちょっとだけ違うバリエーションがいっぱいあるのって大好きなんだよね。
スパイダーマンの歴史と個性
大好きだよねー。
そう、楽しいんですよ。
あの体型とかも様々で、私あの結構追手の時に3人組ぐらいで来てた、
あのー中のメカマッチョでトゲトゲしてるみたいなのがね、すっごい好みだったんだよ。
彼をもうちょっとじっくり見せてほしいですなって。
すぐモブでさ、マイルスくんが隙間を抜けてシュンって行っちゃうから、すぐなんかいなくなっちゃうんですけど、
ゆっくり見れないんですよ、一人一人。
まあね、そうなんだよ。だから、もう一回見たい映画ではある。
もう一回っていうか、メディアはね、映画館に見に行くかどうかはちょっと置いといて、
少なくともまたもう一回何らかの映像でゆっくりじっくり見たいなーっていう感じはするよね。
体型って言えばさ、スポットさんの体つきがだらしないというかさ、
いびつでなんか胴長でさ、足とか手足はひょろっとしててさ、異形感があっていいよね。
特急ジュリアみたいな感じだよね。
うん。
あ、でさ、みげるおはらさんさ、忍者ヴァンパイアパッドまで呼ばれてたよ。
そんで2099年の人でしょ?属性盛りすぎだろって。
ねえ、なにあれ全抜けしちゃってんのこの人って、欲張りすぎだよ。
それは思いました。スパイダーウーマンの人はずっと顔出てるしね。
妊婦スパイダーマン?で、バイク乗って登場で、流れちゃわないか心配って思いながらも、かっこいいんだけどさ。
これはこれですごい属性盛りすぎですね。なんだ妊婦ってって思った。
いやしかしみげるさんさ、お前がクモに噛まれたせいだよ。
あ、それひどいと思った。だからさ、それマイルスくんのせいじゃないじゃん。
ねえ、どうしようもないじゃん。
ねえ、だからそのせいでルート42にはスパイダーマンが存在しませんとか言ってんだけど、それをなんでマイルスくんに文句言うの?お前さえ噛まれなければって言ってんだけど、マイルスくん悪くないじゃん。
なんも悪くない。
そう、これ何言うとんじゃーって思って。
あと、なんかさ、マイルスくんATフィールドこじ開けるみたいな必殺技を身につけてたじゃん。なんか宇宙話するみたいなのやってたので、みげるさんのスーツも同じ容量でバーってやったら、あれ一瞬ラになったのかと思ったけどそんなことなかったね。
なんか浸食してたね。もともとマイルスくん電気出せるとかさ、消えることができるとか、個人で特殊能力を持っているスパイダーマンなんだよね。
ああ、だからやっぱあの、個体差というか、各々のバースのスパイダーマンに個性があるもんね。
スパイダーマンとバースの関係
だからさ、そんな可能イベントとかで勝手に規定しようと思うほうがおかしいんだと思うんですわ。私個人の考えとしてはね。
うん。だから頭のおかしいラスボスにするために、みげるさんはそういう考えに凝り固まった人っていう設定にされてるからね。
そもそもこいつはなんか、本来の世界線の自分が死んじゃったからなんか変わってみましたっていう一番の具を犯してるわけじゃん。そもそもが。
そう、自分がやらかしたせいで元の世界が変わる。
破綻しちゃったんでしょ。こいつのせいじゃんっていうさ。
そうなんだよね。
だから自分が失敗をしてるくせして、人が失敗する機会を奪うっていうね、そういう強制行為に出るのがね、大変腹が立ちましたね。
すごいこう、理不尽な強制をね、してるっていうのが、ストーリー上仕方がないんですけどさ。
そうね。見てる間のすっきりしない感じは、とにかく理不尽だからだよね。
一般的に、単純に大人から子供とは言えないよ。権力とかなんかこう、なんかしらの力を持った人が、お前には許さないって言って、自由を剥奪しようとしてくるのよ。ひたすらに。
そこを新しいバンドメンバーと一緒にぶち壊してくれるカタルシスを今後得られるんでしょうよ。だけどねーっていうね。
エヴァンゲリオンのQみたいな感じ。行きなさいって言われていて、目が覚めたらお前は何もするなって。何があったのかも教えてくれないね。ひたすら冷たく扱われるみたいな。
それにだいぶ似た感覚があるね。映像が最高だっただけにね。
メインストーリーのがなんかね、すっきりしないのが嫌だった。
ただまぁ、映像は本当に最高だったっていうことだけはちゃんと言っておきたい。
あとこれは言いたいのは、一番最初のグウェンさんのワールドから始まって、もうグウェンさんの動き最高だよね。
バレーシューズでさ、トーシューズでしなやかで繊細で、見ててフワーってなるじゃん。
いやもう本当にだから始まった時は開始10分で泣いてましたみたいな感じになったもん。
バルちゃんはね、バルちゃんとグウェンさんをやりあってとかね、そういうところは本当に良かったんですけどね。
バルちゃんって言われて、なんでマイルス君の中身に入れてくれないんだよ。
それは42の雲に噛まれた人だから。
ミゲルさんが気に入らなかったため。
だからミゲル理論だと気に入らなかったっていうよりは、宇宙の均衡を乱す存在だからってことでしょ。
ロキとかでもさ、なんか表議委員会が決めたので、ここから外れる枝は全部合体していきますみたいな勝手な理屈で通ってきたりとかしてさ、決められた。
マルチバースっていう世界の中でも、やっぱり規定路線以外のところに行くのを嫌う人々っていうのが必ず存在して邪魔しようとしてくるっていうのがね、
どうにも向こうにもこう、いらつきます。
何なんでしょう。
いや、だって敵キャラとして出てるんだからムカつくように描かれてるでしょ。
たまにミゲルランドに寄り集まって、
おーっすーっつって、スパイダーマン、おーレスペ、お前だお前だってやって、
んじゃまたなーって、大変だけどみんな頑張ろうな、んじゃって言って、
好きな時にあそこにさ、せっかくそんな便利なウォッチを作ってもらったんだから、
好きな時にあそこの世界に行って、ほっこりして、
じゃあみんな普段は孤独だけどここにいればみんな分かり合えるよねって言って、
たまにここに来るのが一番落ち着くぜって言って、また自分のところに戻っていくっていうのが、
そういうわちゃわちゃした世界が見たい。
ミレニアルズの視点から見たスパイダーマン
なんかさ、謎の青いハンバーガーとかさ、
なんかあそこはあそこでさ、ミゲロランドでさ、なんか商売やってる人とかいてさ、
いろんなスパイダーマンがさ、こう、面白そうにやれたら追いかけっこしたりだとかさ、
みんなでこうだよなーとか言って廊下をさ、こうキャッキャッとこう、ね、話しながらこう通ってたりとかさ、
そういう、
あー、あとなんかフラッシュバック着てたスパイダーマンっていたよね。
あー、なんかいた気がするー。
セラピストとかに。
あー、なんか、あれさ、あのー、ムーンナイトのあれみたいじゃなかった?
あー、確かに。
イーサンフォークにさ、セラピー受けてるやつのとことか、
なんかさ、これちょっとマーベルで見たことがあるぞみたいなシーンが、
なんか、ちゃんと元ネタあるんでしょうけど、
私の見た範囲の、なんか既視感があるぞとか、そういうのからね、
スパイダーマンにも老若男女とか、動物とか捕らわれずにいるんだなーとか、
見出そうと思えば、つまり探そうと思えば、ありえんぐらいいっぱいイースターエッグが仕込まれるんだろうなと思うよね。
続く可能性がある興奮
だからそのー、これまでに存在するのをいかに盛り込むかって、
スパイダーマンが大好きな世界中の人たちを喜ばせようと思って、
たくさんたくさん仕込んでくれたっていうのは本当によくわかる。
で、もう、なんか、知らないなりに、なんかこんなに見せられたら楽しみに決まってんじゃんって思うような、
嬉しい仕込みいっぱいあるんだけども。
も。
ね。
そう。
なんだけども。
なんか、平成ライダーみたいな格好してたウラマイルス君とかね、
うん。
プラウラーマイルス君とかもかっこよかったよ。
うん、かっこよかった。
まあ、雑鈴ぶん投げると、次回に期待。
次回は絶対面白いと思う、これ。
今回はすごかったけど、スカッとしなかった。
ぎゅーんって感じだった。
次回は最高中の最高になる予感を残して終わったなって感じ。
いや、私と同じ気持ちの人、あそこの劇場でいっぱいいると思うんです。
続くって出た時にアングリーってなっちゃった人結構いるんじゃないかと思うんですけど。
ね、俺もそうよ。
次回の課題
次回はさ、ミゲルとスポットとプラウラーマイルス君全部片付けなきゃいけないんでしょ?
収集つくんすかね?
38:22

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