1. おれたち LIVES MATTER
  2. #190 配給会社もボーをおそれ..
2024-09-21 29:32

#190 配給会社もボーをおそれている

りりぱぱさん、sasaさん、お便りありがとうございます!「地面師たち」「ボーはおそれている」正反対のコンテンツについて。

⁠---今回紹介した作品---⁠

⁠★⁠ボーはおそれている

https://youtu.be/N1vlJGAve2Y?si=7anuS966iGLbIwgG

★地面師たち

https://www.netflix.com/jp/title/81574118

---Information---

★諸事情によりしばらく隔週配信になりそうです。大変申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

---関連過去回---

#172 哀れなるおれたち

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠▶Apple⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠▶Spotify⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

#155 タランティーノぐらいレンタルしとかなきゃなんて、殴られた記憶もロクにないクセに

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サマリー

ネットフリックスのアカウントが他人に乗っ取られた経験を通じて、他の人がどのようにサービスを利用するかについて語っています。また、日本のドラマ「地面詞たち」やアリアスター監督の映画「某は恐れている」についての感想を述べ、視聴者におすすめしています。映画『ボー』におけるキャラクターの複雑な家庭環境や、母親への依存が描かれています。物語は、主人公が母に会いに行く途中で直面する奇妙な出来事や、内面的な葛藤を通じて進行しています。このエピソードでは、配給会社が映画の内容について恐れている様子や、映画に対する理解を深めるための解説ページの存在について語られています。また、実験的で芸術的な映画の評価に関する考察も行われています。さらに、エンターテイメントとスピリチュアルなテーマについて語り、ファン活動が宗教的な側面を持つことに警鐘を鳴らしています。

ネットフリックスのアカウント乗っ取り
おれまたは、人生を売り合い楽しむための、人間サンカキュレーション番組です。
みなさんこんばんは。今日も始まりました。おれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いしまーす。
マッタン漫画家Kiwaです。よろしくお願いしまーす。
はい、最後にさらりましたでーす。よろしくお願いしまーす。
よろしくお願いしまーす。
あのさ、前に話したことあったっけ、このおれまたで。
おれさ、今ネットフリックス契約をしてないわけですよ。
で、まあ前契約してたけど、一回やめたっていう話ってした気がするのね。聞いた気がする?
聞いた気がする。
多分どこかの回で話してるから、もう今回は簡単に流しちゃうんだけど、
ネットフリックス普通に契約して、意外とあんまり見てなかったんだけど、たまーにつけては何か見てたわけですよ。
そしたら、ある日久々ネットフリックスでも見るかと思ってログインしたら、言語設定がさ、スペイン語になってるの。
で、まあ、おれはもちろん日本語で見てるわけですよね。で、おかしいな、なんか設定おかしくなったかなと思って、まあそのとき日本語に直して、
で、でまた少し見ない時期があって、またちょっとネットフリー見るかと思ってログインすると、またスペイン語になってるのね。
これ設定記憶おかしくなってんじゃないかなって思うじゃん、普通の。
あんまいろいろなこと確認しないまんま、またログインして、またスペイン語を直してって思ってたら、あのですね、ふと履歴を見たら、自分の履歴を見たら、そしたら、こんなもん見たっけみたいな。
で、ただそれも気にせずに、で、まあそのとき見たいもん見てまたやめて、で、次入ったらまたログインしたら、スペイン語になってる上に、今度は、えっとですね、キッズアカウントが出てくる。
いつ子供が出てきたの?怖いな。
で、まあキッズアカウントをなんとなく入ってみたら、本当に子供が見てそうなことがいっぱいあったわけですよ。で、その中に日本何名も入ってきて、で、それで変だなと思いながら、本アカウントの方に入り直したら、今度こそ、絶対俺興味なさそうなドラマとかすげえ見てんのね。
で、これはなんかおかしいぞってそのとき初めてやっと気づいて、たぶんそこまででね、3ヶ月くらいかかったからね、これ俺じゃない奴が見てるってやってたみたいな、そこで。で、なんかネトフリって、俺もうやめてだいぶ経つからな、もううろ覚えなんだけど、なんかね、あのどこからアクセスされたかっていうのがちゃんと確認できるところがあって、で、それでどっからアクセスきてんだろうなと思ったら、まあ俺だったら日本からアクセスしてたんだけど、えっとね、コロンビアからすげえアクセスが来たんだよね。
国際的じゃん。
顎ぐるみで俺のアカウントでネトフリ楽しんでるとか、なんか分かって、俺の金使ってめっちゃコロンビア人の数で楽しんでるなんて。
そうだよ、いい話してる。
地面詞たちの視聴体験
で、それで、まあ電話だったかメールだったか忘れたけど、まあネットフリックスのジャパンみたいなところに問い合わせしたら、まあ意外とクールで、ごめんなさいそれ乗っ取られてますね確実にって、で、まあそのときにどうします、ログイン書いて作りますか、それともアカウント自体消去しちゃいますかって普通に言われたから、まあちょっと1回まあ解約しますわって言って解約した。
で、最近、で、それで今現在の話になるんだけど、ネットフリックス独占ドラマで、あの日本のドラマでさ、地面詞たちってすげー流行ってる。
えっと、まあ簡単に言うと、えっとなんだっけ、豊川絵筋とか、綾野剛とか、えっとピエールたちとか、小池英子とか、あそこら辺の人が出てて、で、不動産詐欺の話だしね、で、結構実話をベースにしてるみたいなところと、
あと割とネットフリックスオリジナルで地上派じゃないから、割とエグいと。で、これは俺ちょっと好きそうだなと思って、なんやかんや言って牛島くんとか好きだしね、で、ずーっと見たいな見たいなと思ってたけど、まあ本当に今見たいのはそれだけだから、今俺ユーネクスト契約してるから、さらにネットフリックスかどうしようかな、でも地面詞たち面白いってすごいみんな言うから見たいなと思ってたんですよ。
その時にちょっと野暮用で出る用事があって、外出した時にホテルに泊まったんですよ。で、そこでこういうところに泊まった時くらいテレビつけるかと思ったら、今時のテレビでリモコンのボタンにネットフリックスとかユーネクストそれぞれAmazonプライムビデオとか、今時のテレビだからそういうのは全部見れるテレビだったのね。で、これ地面詞たちもしかして見れんじゃないって一瞬思ったんだけど、そしたらログインしてんのね。
これサービスすごいなと思って、よし今日だと思って地面詞たちの1話をその時見たのね。で、すごく面白かったのね。すごく面白かったのはいいんだけど、なんとなく2話までそのまま見ちゃおうかな、1話見てって思った時に、ふとログインしてるアカウント名に目が行ったら、そしたら外人さんの名前だったのね。
ホテルだったら、たぶんホテルの名前とかでなんか入れるじゃん。まあ提供してるんだったら、なんかこれ誰かの個人アカウントっぽいんだけどね。そういえば確かにログインしてんじゃんと思った時に、全部ね、そのメニューの表記が英語だったわけですよ。で、俺まあなんも考えずに設定で日本語のほうが見やすいからと思って。
デジャビューだな。 で、ふと思って、これホテルのサービスでアカウント作ってるんじゃなくて、誰か別の人が泊まった時に、例えばこの名前の外人さんが日本に泊まった時に同じホテルに、まあネットフリー見れんじゃんと思った時に、あ、入れないんかよ。いいや、俺のアカウントで見ちゃえ。ログインして、ログインしっぱなしで帰っちゃった。可能性があって。で、俺はそのアカウントを使って地面詞たちを見た可能性がすごい高いのに。
日本語にしてな。 ってことは、その外国人の方はまあ自分の国に帰って、そのことも忘れた頃に、なんか言語設定勝手に日本語に変わってんだろうなと思いながら、そこで日本から勝手にアクセスして見てる奴がいるっていう状況になってる可能性がある。
いいやなあ。 してんだろうね。 それで結局俺は地面詞の第1話を見れて、それなりにハッピーはあったんだけど、コロンビア人が俺にしたことと一緒なことを、俺、世界に向かれてるしかないと思って。だからコロンビア人のことも許そうと思って。
コロンビア人は意図的にやってるからな。 そう、それもコロンビア人のキッズ、めっちゃ日本のアニメ好きだった。憎みきれないところを俺めっちゃ見てたから。
まあそんな経験をして地面詞たちっていう見たかったドラマを見たんですけども、まあ普通に面白いよ。エンターテイメントとしてめちゃめちゃよくできてるから、なんかいわゆるちょっと悪い人たちのドラマ。
アリアスター監督の新作紹介
ダークなね、ドラマでよくできてて面白い。まあその駆動散策のやり方とかね、緊張感とかっていうのもすごい描いてたし、その第1話で。まあ2話からさらにすごくなるらしいんですけど、見た人の感想では。そういうのが好きだったらもう絶対見たら面白いっていうドラマだから、それ以上俺から言うことあまりないなと思う。みんなオススメだよって、そういうちょっとエグめのが嫌いじゃなければねっていう感じのドラマだった。
すごいわかりやすいエンタメになってる。みんな面白い面白いって言うなって思うし、俺も面白いと思ったっていうドラマだったんで、ぜひオススメですっていうところで、まあ終わるんですけどもこの話は。もう1つ、せっかくこのね、俺またっていう番組にネタにしたいなっていう映画を見たんですよ。もう1個最近見た映画がありまして、この前ね、アマプラで見放題で解禁になったやつで、某は恐れているって映画をこそ見せたんですよ。
僕も見たよ。 簡単に言うと、監督は最近日本でもすごく有名になったアリアスターさん、長編デビュー作があれか、ヘレディタリー継承。で、その次の第2作目がミッドサマー、どちらも日本でもヒットした映画の人ね。
これまたでも何回かね、話してますね。 で、まあちょっと変わったホラーを作る人で有名になって、その人の最新作の某は恐れているっていうホワキンフェニックスが主役。
で、まあ俺なんやかんやでヘレディタリーもミッドサマーも好きだから、まあ見たんですよ。で、あの人ってまあホラーなんだけど、結構その前2作が意外となんか芸術家っぽい最新の斬新な映像表現っていう宣伝のされ方するんだけど、
岩ちゃん多分これわかってくれると思うんだけど、割とね、どちらも話の結末ってさ、まあこれすごいわざと悪い言い方で言うと、意外と結末ってさ、あの人途中はすごい斬新なストーリー展開とかって見せ方を匂わせながら、意外とラストさ、しょうもないエンタメなオチじゃない?
すごい。よいしょーって感じだよね、ほんとに。はいおしまいだよー帰ってーみたいな感じ。 はい、この映画終わりねーみたいな。すっきりしたーみたいな。納得したーみたいな終わり方じゃん。だから、まあ割と今回もそういうノリで最後わかりやすさも提供してくれるホラーなのかなって思った。
わかる、すごいわかる、俺だから。今んとすることがすごいわかる。 まあそんなノリで俺、結構最近ここ14年は、前情報って見ないのかなと思うんですけどね。 うんうん、俺も俺も。 まあね、あのー、この某は恐れているね。斬新なんだろうよ。いわゆるハリウッドライティングっていう脚本の作り方ってあるわけじゃないですか。
人を楽しませるお話を作るには、主人公っていうのは何か変わりたい気持ちを持って何かに取り組まなければならないって書いてあるのね。そういうハリウッドの脚本術には。そして、例えば2時間の映画だったとすると、2時間前に主人公が最初登場した時の主人公と、2時間後、一つの何か物語が終わった後の主人公は別人のように何かの成長がなければならないみたいなルールがあるわけですよ。その成長過程をお客さんは楽しんでくれるわけだから、
最初と最後に主人公が何も変わってない物語っていうのはクソだみたいな書き方がちゃんとあるんだけど、それをガツガツ崩してくるから、それは斬新でしょうよっていう感じなんだよ。
説明するのが難しい。 井沢 説明するのが難しいんだけど、3時間って長かったね。1年上に最後の最後までね、主人公が何を求めてどこに向かってどういう動機で物語が進んでるのか全くわからない。
わからないし、いろんなことが起きるんだよね。いろんな不思議なことが起きるんだけど、ただ不思議なままなんだよね。
公式サイト見てるんだけどさ、本当にボンクラな顔したフォーキン・フェニックスが定期的に表示されるサイトですか? そうなんだよ。なんかもう役立たずって感じなんだよね。
キャストワークって一段で俳優さんが出てるんだけど、おじさん勢がボンクラな顔してる写真が並んでて、女性だけなんか険しい顔してるんだよね。これ何?どんな映画?
せっかくここで話すんだから、ネタバレはもちろんしないように話そうと思うんだけど、ネタバレはしないけどネタが。 言うかっていう話なんだけどね。
それで簡単に言うと、坊っていうおじさんがいるわけですよ。その坊にはすごい愛してくれる、すごいいい会社を経営してる、キャリアウーマンの鏡のような最強のお母さんがいるわけですよ。
そのお母さんに会いに行くって予定があったのに、ちょっとボンクラなことがいっぱいあって、ボンクラなこととそんなことあるっていうような邪魔がいっぱい入ってる。
奇妙なことだよね。
で、坊は行かなきゃダメだなと思いながらも、お母さんに会いに行く飛行機を任せちゃうわけだ。それで行けなかったよ、お母さんって電話するんだけど、そしたらお母さんすっげえ不機嫌な感じで、
マジで来ないのって、あんた来たくないでしょみたいな。そんな言い訳ばっかりして、みたいな感じでめちゃめちゃ不機嫌なのね。
お母さんは坊のことはすごい愛してて、それいっぱい挿入されるんだけど、子供の頃からそのお母さんはすごい坊を愛してたっていうことはわかるんだけど、
ただちょっと偏狂的というか、息子に対してその愛情の表現の仕方っていうのがちょっとおかしなところがあったんですよね。支配的だったりとかね。
そんな中で大人になっちゃった坊は、お母さんに心は支配されてるんだけど、神経症になっちゃってカウンセラーにもかかってて、みたいな状況。
そうやって、会いに行けなかった、どうしよう、でもちょっと遅れたけど会いに行かなきゃって思ってた時に、お母さんが自宅で上から降ってきたシャンデリアに頭を潰されて死んじゃいました。連絡が。
奇妙な出来事
ここまでは話してもいいよね。
まあどういうふうに言うんだしね。
それで、お母さんの葬儀に間に合うように行かなきゃって坊は思うんだけど、ここが面白かったっていうところかもしれないけど、現実でこういうことないよねぐらいのすごいいろんなことが起こる。
それも結構わけがわからんのね。ここはぜひ見て欲しいかな、楽しむのがあるから。なんだけどそのお母さんに会いに行く、移動するっていう目的だけないことはないなって思うんだけど、
そんな中で結局坊が何をしたいかもよくわからない上に、この物語がどこに進みたいか、何が進ませないように邪魔をしてきてて、だけど何に向かうことを見てる人も一緒に向かっていきたいという気持ちになるのかっていうのは全くわかんない。
だから見てる方も心をどこに置いていけばいいかわかんない。何を応援すればいいかもわかんないし、何に対して一緒に落ち込めばいいのかも全くわかんないよね。
せいぜいたどり着けば何か起きるんじゃないかぐらいの気持ちで見てるんだよね。
見てる人を置いておりにせずに目的がわかったりとか、気持ちがこっちに行ってほしいっていうのがわかって、それがうまくいかないハラハラ感とかを一緒に味わうとか、そういうところが多分よくある、
みんなが楽しめるエンターテインメント作品術っていうのにあると思うんだけど、やっぱ全部無視してるのね、意図的に。
その意図的な無視の仕方っていうのが、例えば僕も岩ちゃんも大好きなんだけど、それを崩してわけわかんないっていう映画を作る監督のヒットパックでいうと、デビット・リンチさんっていうわけじゃん。
僕らが20代くらいの時かな、衝撃作で出たマルホランドドライブっていうのも、途中までわかった気になったら全然わかんないストーリー展開に急になるみたいな感じだったんだけど、
デビット・リンチの映画って、わけわかんなくなったところで、監督側も大丈夫、俺もよくわかってないからみたいな感じがするんだよね、作ってる側も。
だけど夢継ぎ合わせたらこんな感じになったから、ちょっと楽しんでよ最後、うまいことするからみたいな感じで、今わけわかんないところに突っ込ませたからな、お前っていう感じを匂わせてくれた。
だけどアリアスターさんは、いわちゃんもこれ見てて思ったから聞きたいんだけど、アリアスターさんの映画、今回のボーって、大丈夫、全部俺の中では破綻がないからみたいな顔をしてこない。
ちゃんと見てれば理解できるから、理解できないお前はだいぶ見落としあるよみたいな顔をしてこない。
こうしてんのよずっと、ちゃんとこういう意味がこのシーンには比喩的に含まれているからみたいな雰囲気とかさ。
下地顔なんだ、ずっと。
最後のシーンもうこれ以外にないでしょみたいな顔して、ドロールが流れてくるからさ。
俺久しぶりにはーって言ったからな、映画見てて。デフィットリンチになって乗り越えてきたのに。
2時間ちょっとくらいこれ見てない人に説明するの難しいから、ほんと俺らの感想だけで言うけど、2時間超えたあたりで一回アリアスターらしいしょうもないハッピーエンドのような幻想落ちにさせるようなところが出てくるのね。
あのー、あれだよ、セックスとかね、時間超えたあたりで。
あそこでそんな落ちにするつもりなのかって。
あそこちょっと白目めきそうになったよね、おいおい終わるなよって思って。
で、そこでこんなことで終わらす気かこいつって思って。で、見てたら、そこから、あのね、実はね、そこからが本番でしたみたいな落ちにしてくるの。
ほうほうほう。それ後半なんじゃないの?セックスは。
最後、最後。 後半、だいぶ後半。
そんな落ちで終わらせられても納得しねえよって思いながら見てるんだからそのシーンを。
だからそっからっていう落ちになるわけないでしょ、こっからが本当の全ての解説が始まるよみたいなところが続いたときに、
あの、やっぱりそうだよねじゃなくて、俺ね正直ね、まだやんのって思った。
そう、わかるわかる。俺もどうすんのって思った。
これ見た人わかってくれるか。
いや、ちょっとわからん。俺がバカなのかなとか思ったりとかさ、なんか突然そこから志村けんに監督変わった?みたいな感じで。
そう。
なんて言ったらいいんだろう。まあフラグっていうほどではないけど、でもまあ確かに言ってはいたなみたいな感じで。
そうそう。だから確かに言ってはいたし、ああなるほど、前に出てきたあの写真1枚がそういう繋げ替え方してくるんだね、回収してくるつもりだねと思うところはわからんでもないところ。
まあでもその間がぶっ飛んだ上での話だから、遠い点と点が。
だけどその回収されるのも回収されると思うけど、ごめん俺あんま興味ないわって気持ちになるのね、解決が。
納得感がないの?
現実と幻想
そうそうそう、一つ一つで納得させてくれないまんま次々また飛んでいくから。
え、おもろい?おもろい?
途中までやっぱりあまりにもなんか不条理だから、何かきっとあるんだろうってすごく特殊な何かあるんだろうと思うわけよ、そのミステリアスな部分っていうのもあるからさ。
こんなわけわかんないことは、でも監督だからな、また宗教とかカルトとかそういうやつかなとか思ったりとか、いろいろ想像するんだけど、なんかそういうのも全然説明もないし、そこに落ちるわけでもなく、カルトはカルトなんだろうけど。
そう、カルトはカルトなんだけど、もっとね今までの作品みたいにさ、もうしょうもなくてもいいからもうわかりやすいカルト出してよ。
そうなんだよ、なんて言ったろうなもう。
わからん。
ラストのシーンも、あのものすごい今までの積み重ねの上で全て納得した上でのこのラストですよみたいな見せ方してくるんだけど、
俺の頭んでできたのは、ジャン・リュク・ゴタールのキチガイピエロっていう有名な作品あるんだけど、60年代のね。それも最後投げやりに大爆発してやるんだよ。
なんかね、その投げやり感にね、俺はすごい連想をして。
なんかね、これはネタバレにはならないと思うんだけど、ただただ可哀想って思った。
そうそう。
それはもう、主演が俺らが見てる方が。
もう傍さん。
この話を聞いて見たい気持ちがあったんだけど、今はなんかちょっと薄れてきてるな。
見ては欲しいかもしれないけど、見てっていう映画ではないなというか、長いシーンで。
確かに俺でも3時間見て思ったことは、確かに傍は恐れてた。
恐れてたな。恐れてたけどさ、なんかその、過剰に怖がりで、実際には怖くないはずのものを怖がってるっていうよりは、実際に怖いものを怖がってる感じだったから。
なんか、そういうことなの?傍って。それ、傍が恐れるのも当然じゃないかって思うよな。
恐れるよな、こんだけ。はっきりしたね。
そう、そうなんだよ。それを怖いよって思った。
最初ね、だから見始めるときそれで思い出したんだけど、ありもしない恐れっていうテーマってあるのかな。
そうそうそう。
まさにそんな描写あるし、本人が神経症で、ものすごい自分の住んでるアパートの周りが、これ面白いところだから見てもらったらいいと思うんだけど、危険な場所どころの話じゃないのに、そんなことあるみたいな場所なんだよね。
とんでもない世紀末なのよ。
笑えるぐらいの世紀末なんだけど、だけどそれは現実の世界ではなくて、神経症の傍が薬かなんかとかそういうある意味、完全に夢の世界ですよとは語らないんだけど、ある意味傍の心を反映した見え方でこの映像表現なのかなって。
そうそうそう。なんか、もっとオカルトで言ったら霊的なものだったりだとかさ、そういうのがあるのかなって俺も思っていたよ。
映画の理解を深める
だからこの監督だから、わかりやすくこれは傍の精神の世界ですよとは見せない、そのまま現実っぽく見せてるだけっていう演出なのかなと思ったから、でもその始まり方だと、傍は自分の中の恐れっていうものを具現化して言ってるけど、そんなものは本当は存在しないのかもしれないとか、そこら辺の間を読んでっていう映画なのかなと思ったら、そういうレベルでもないんだよね。
正直俺も本当に初見で素直に見た感想は、全部が全部わからんとは言い切らん、ちゃんと繋げようとしてるところがなんとなく匂うわ匂うんだけど、でも匂ったところでだから何って思うし、俺も何もわからんと思って終わったのよ、この映画。それでその後に、さすがにこれは本当にこんなわかんなかった俺のために、ちゃんと解説ページが見たいっていう。
で、久々にネットでちょっと調べてみようと思った。もう人の意見でいいしね、人が説明してくれるのでもSNSでも何でもいいからちょっと見たいなと思って調べたら、あのね、すげー笑うんだけど、たぶんこれね、日本の配給会社さんも、たぶんこれそのまんま放置して、なんか好き勝手させたら、みんなわけわからんしねって思うって恐れがあったんだと思うけど、公式に見た人限定完全解説ページがありましたよね。
あるんだ笑
で、それあって、検索したら出てきた最初にそれが。公式にあんだね、本当の公式ページに。で、その時に俺もうはっきりわかって、これあれだと思って、素直な本当に掘り下げたい人のためのページじゃなくて、日本の配給会社マジで恐れたんだと思って笑
怒られると思って笑
その、某以上に日本の配給会社も恐れているっていうのをすごい俺はわかったのね、そこで。それで、せっかくだから見てみるわけですよ。すごいよ、ちゃんとでもなんでもない興味本位の人が見ないように、その完全解説ページにリンク飛んだら、これは見た人限定ページだから、本当に見るんだったら、ここにキーボードで見てって言って、見たって押して、見たわけですよ。
そしたら、確かにちゃんとわかるように多少解説してくれるところはあった気がするし、この話の構成とかこんな感じになってますよっていう解説は確かあったんだけど、でも大概のそれぞれのページが、この何々の景色は何々監督の何年の映画、何々のオマージュであるみたいなことがあって。
作品について教えてほしいけど、別のところ見ても、このシーンに関してはまさに何々監督の何々のシーンと全く一緒でありみたいな、この類似点は僕を震えさせたみたいなことしかない。
タカトリヤ 震えたい俺たちだって。別の意味でだけど。
多少確かに、ここのオマージュとか、いろんな映画から引っ張ってきてるし、わかりやすくトゥルーマンショーだな、これはって思った部分もあったんだけど、トゥルーマンショーだからなんだよって思ったね。
タカトリヤ いや本当にね、なんだろう、あの子供何?女の子。
タカトリヤ もうすぐ疑問だし。
タカトリヤ いやもう俺、自分なりに絶対全然違うんだけど、もうこのようにしようっていう風に見終わったんだけど、これはこうだった、みたいな感じで。この人たちはまあこのような目的であったと言うことにしようみたいな感じのとこ思ってみるんだけどさ。
タカトリヤ ショーちゃんどうだった?あれ。あれって言ったらわかると思うけど、あれ。あの面白い。あの面白い。あの塚本真也ってるとこ。
タカトリヤ あーわかったわかったわかった。塚本真也のところな。わかったわかった。あのその一言ですごいわかった。あのーなんだろう。えーとー言いにくいけど塚本真也だよ。
タカトリヤ 塚本真也だよ。
タカトリヤ あのーあれだよね。ペニスの怪獣が暴れてるところとか。
タカトリヤ 見てくれ。それに関しては見てくれと思うけれども。
タカトリヤ なんだろうな。
タカトリヤ 言ったからなんだって内容だしなこれ多分。オチでもねえもん。
タカトリヤ こうした一般的な評価どうだったの?好評な。
ペニス 公式ページのえーとエマストーンとかは本当に傑作だと思うわって書いてるし、えーマーティン・スコセッシも最高にゾッとしたよって書いてあるんだけど、あのXの一般の人はあの僕はこれには乗れなかったとかそういう意見が多いから。
タカトリヤ まともな意見だね。
タカトリヤ もちろんね多分全員の人が否定する映画ではないと思うし、確かに考察の余地はあると思う。
タカトリヤ でもじゃあ最終感想というか全体の感想は、いわゆるちゃんとしたエンターテインメントの作りからしたら外れてるけどすごい実験的だし芸術的な作品だっていうのは確かにそうかもしれないけど、
タカトリヤ その考察とか知って、もう俺個人の感想だよ悪夢。知ったところで何も感じなくて。
ペニス そうだよね。
タカトリヤ そうなんだって思ったけど、そうなんだ以上のなんかワクワク感がないというか。
ペニス 俺はね、しょうちゃんのも本当そうだし、もっと内容とかでは全然ないんだけど、メインストーリーを進めるにあたって映画を見ててね、いっぱいサブクエストが始まるんだよ。
ペニス 第1章みたいな感じで、いろんなサブクエストの第1章が始まるんだけれども、その中の1個だけが第2章に進む。
ペニス だから1個だけが第2章に進んで、その後進めてないはずのメインストーリーのラストが来るのよ突然。
ペニス だから第2章も終わらないし、あれメインストーリー進んでたの?って感じで、突然メインストーリーが終わるって感じだから何も終わらなかったっていう感じがする。
ペニス なんて言ったらいいんかなよ。でもそういう感覚だったな。
タカトリヤ まあでもね、じゃあ本当につまらん映画だったわっていうわけでもないと思う。
タカトリヤ そこが本当にアリアスターさんの困ったところなんだよね。
ペニス そうなんだよ。もう終われとは思った時期は確実にあったけど。
タカトリヤ そうそう、あったよね。3時間の中で。3回くらいあったけど。
ペニス もう終われっていう感じの時期はあったんだけど、つまんなくて見てらんないとか、そういう感じでは全くなかった。
タカトリヤ そんな感じだけど、僕はちゃんとアリアスター監督はこれからも追っかけていこうかなとは思ってます。
ペニス そうだね。見ると思うよね。はーって言ったもん俺。
タカトリヤ この映画の感想に関しては最後、岩ちゃんがはーって言ったっていうのが全てを反映してるということでよろしいでしょうか。
ペニス 見ないかもな。
リスナーからのメール
タカトリヤ ということで、今日はちょっと最後にメールをいただいておりまして。
ペニス ありがとうございます。
タカトリヤ メールの時間にして応援しようかと思うんですけども、2通メールをいただいてまして。
ペニス ありがとうございます。
タカトリヤ じゃあ今日ついてこれなかった吉田君にリリパパさんからのメールを読んでいただこうかなと思うのでよろしくお願いします。
ペニス 別についていけなくてもいいかなっていう回だったんですけど。
タカトリヤ そうだね。
ペニス じゃあリリパパさんへお便りありがとうございます。
タカトリヤ ありがとうございます。
ペニス ありがとうございます。
タカトリヤ いつも楽しく拝聴しています。
ペニス ありがとうございます。
タカトリヤ 3人の会話を予測不能で先の見えないサスペンスです。これからも応援しています。最後に魔法使いの話を聞けるのは俺まただけと思います。
ペニス ありがとうございました。
タカトリヤ ありがとうございます。
ペニス ありがとうございます。
ペニス 本当はね、俺またっていただいたメッセージというかお便りは意外と話の最初に持ってくるじゃない。
タカトリヤ そうね。
ペニス だけど今回これ読もうかって3人の話したときに、すごい褒めていただいてるからありがたいんだけど、3人の会話は予測不可能で先の見えないサスペンスですってそこまで褒めてもらうと最初に読んじゃうとさすげえプレッシャー上がるから、今回後にしようかって話になったんだよね。
タカトリヤ 本編付けで言われたらちょっと嬉しい褒め方だよね。
ペニス ただね、今回の会話もアリアスター自体が予測不能で先が見えなすぎるサスペンスだったから、そこでいいかなっていう。
タカトリヤ そうなんだ。
ペニス ただでも一つ思ったのは、先が見えなすぎてもあんまりサスペンスって面白くならないんだなってちょっと思ったんだよね。
タカトリヤ サスペンスなのか?みたいになっちゃうね。
ペニス そうそうそう。
タカトリヤ ジャンルがわかんないみたいなね。
ペニス なのでバランス感かなとは思いますが、僕たちの話は別に先は読めるかどうかわかんないので聞いていただければ。
タカトリヤ 考えてないからな。
ペニス そうですね。
タカトリヤ 考えてないね。
ペニス よろしくお願いします。
タカトリヤ はい、ありがとうございます。
ペニス ありがとうございました。
タカトリヤ 読んでいただこうかな。これは岩ちゃん読んでもらおうかな。
タカトリヤ ササさんかな。
ペニス ササさんだね。ササさんからいただきました。
タカトリヤ ありがとうございます。
ペニス ありがとうございます。
いつも楽しく聞いてます。疲れた時には好きなお気に入り回を聞きながら散歩して笑顔を取り戻してます。
シャープ188でしょうじさんが刑事上学のコメントされましたが、
遠畑海斗さんののの医者は笑うという本がスピケと臨床心理を取り上げた本で面白いのでよかったら読んでみてください。
これからも配信楽しみにしてますが、お三方とも大変お忙しい様子なのでどうぞご安全に。
タカトリヤ ありがとうございます。
ペニス といただいております。ありがとうございました。
タカトリヤ ありがとうございます。
シャープ188 笹さんありがとうございます。
僕ね、このメールいただいた時から結構前にいただいたんですけども、このメール。
スピリチュアルとファン活動の危険性
8月の最後ぐらいにいただいて、すぐにね、面白そうかなと思ったんで、この遠畑海斗さんって精神科医の方なんですけども、
この人の書いたエンターテイメント小説みたいで、すぐにチェックして買わせていただいて、今読んでる本があったら読もうかなと思ってるんで、本当に笹さんありがとうございました。
タカトリヤ なんかスピ系って面白いよねって思うよ、俺は結構。
一つだけ俺思ってることあって、スピを楽しむのはいいんだけど、自分ばかりちゃんとそれを取り込んでいく過程で、カルトになったらダメだなっていうのだけは思いました。
シャープ 何があったんだろうっていうのまた別の回ですね。
タカトリヤ 別に何があったわけじゃないんだけど、やっぱね、カルトになった瞬間に自分で楽しむことをやめてるなって思った人はいて、
タカトリヤ 包んでるね、包んだね言葉を、小籠包のように。
タカトリヤ それってさ、俺が専門学生の時にさ、同級生の子に、あゆのファンがいてさ、あゆの大ファンがいて、あゆはわかってるっていうことをすごいずっと言ってて、私たちのことを歌ってるって言って、
タカトリヤ 俺はわからないって言ったら、なんかすごいコンコンと叱られたんだけど、そうなっちゃいけないってことなのかな。
タカトリヤ まあファンってことですよね、そうなると。
タカトリヤ まあ好きなのはいいけれども、そうじゃない人をそこまで否定するのは、そしてもう宗教じゃないですか。
タカトリヤ あゆのことを言ってることはわからないあなたは人としておかしいみたいな。
タカトリヤ なんだろう、自分の信じるもの以外は間違えてなっちゃダメだよなとは思ったよ。
タカトリヤ そうだよね。あなたはそうなんだぐらいでいいよね。
タカトリヤ そうそうそうそうそう。
タカトリヤ そうなっちゃダメってこと。
タカトリヤ まあそういうことを話し出すとちょっと危ない話になってくるので、じゃあ今日はこれぐらいで終わりにしましょうか。
アリアスターを見ることについて
タカトリヤ じゃあ最後に吉田くん、今日アリアスターを見ようと思いますか、それだけ最後に聞いて終わろうかな。
吉田 3時間ね、これで今日は見ますね。
タカトリヤ お、よかったな。
吉田 今日実は出社してまだ仕事中なんですけどね。
タカトリヤ マジか、もう夜中だけどね。
吉田 はい、3時間撮れたら見たいと思うので。
タカトリヤ そうだね。
タカトリヤ 3時間見れるように今日は祈って終わりにしようと思います。
吉田 はい、ありがとうございます。
タカトリヤ ありがとうございました。
吉田 ありがとうございました。
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