片山大輔
そうな目だったんで。ゴールデングローブショーの作品賞はフェイブルマンズやったんですけれども、
決してそのエブエブがちょっとあまりにもブラックホースすぎて、
これはまあ当日どっちも両方見ないといけないと、まずスピルバーグ先生は絶対見ないといけないっていうところがあるじゃないですか。
ただ上映時間の先にエブエブやってたんですよね。フェイブルマンズより先に。
フェイブルマンズが結構かけてる回数が多かったんですけど、昼以降が多かった。
しかも一番大きい劇場やったんですよね。
さすがやなスピルバーグはそうかと思って。エブエブがあんまり大きくない、本当に30人ぐらいのところ。
ツユーキー
僕が見に行ったときは。本当ですか?
松本大樹
日本の興行的にはそんなにめちゃめちゃヒットしたっていう感じではないですよね。
10億いってるかぐらいなんじゃないですか、もしかしたら。
そのアカデミー賞効果でどれぐらい伸びたのかちょっと僕もわからなくて。
ただ僕はその3月当日見に行って初めてでした。アカデミー賞前で、他の作品でまだフェイブルマンズを見てないのに、これだってなりました。
片山大輔
今年はこれだって。
こんなヘンテコな映画はないぞってなったんですよね、まず。
だったんですけど、今まで見たことないし。
こんな発想とこの映像と構成がまだ新しいことできるのか、21世紀この映画で。そこでしたよね。完全にやられましたよね、あれ見たときに。
松本大樹
予想がね、アカデミーの予想が片山さん全部ほとんど当たってたんですよね。
ツイッターでね、あげてましたよ、片山さん。私も当たってました。
僕は次の週ぐらいですかね、公開されて。
やばかったですね。ずっと泣いてましたよ。泣くよな、あれは。泣いちゃった。
ツユーキー
よくあるテーマなんですよ。家族の不和を再生していくっていう話なんですけど、持っていき方がすごい壮大じゃないですか。
人の人生っていうのは選択肢がいっぱいあって、今のところと違う道っていうのもあったっていう、過去のね。
松本大樹
実在するっていうか、あるっていう設定だから。
ツユーキー
マルチバースっていうんですか。それが実際あって、そこでいろいろあるっていう。
片山大輔
それがすごいなと思ったし、結局誰と戦ってんねんっていうところなんですよね。
松本大樹
何と戦ってんのかと言ったら、娘なんでしょうね。
娘と戦う親っていう、おみきくずじゃないですけども。
ステファニースが娘役。この役者さんすごかったですね。
めちゃくちゃ良かったです。
全然知らなかったんですけど、初めて見た人だったんですけど。
片山大輔
ただ、アカデミー賞ではノミネートでね。
松本大樹
そうなんですね。
片山大輔
受賞したのがあの方でね、ハロウィンにも出てた。
松本大樹
そう、ジェイミー・リカーツですね。
良かったですね。キャストも良かったし、僕も泣きましたね。
ラストのところで、本当にすごい映画だなと思って。
片山大輔
すごかったですね。
松本大樹
マルチバース、いろんな世界があるっていう映画なんだけど、
すごく印象に残ってるのが、最後のラストカットなんですよ。
覚えてます?ラストがどういう感じで終わったか。
片山大輔
覚えてます。覚えてます。
松本大樹
ミシェル・ヨウが最後ね、あそこで、役者のところで、
ちょっと上の空で、いろんな声が聞こえて、
エブリン、エブリンって言われて、え?みたいなので終わるんですよ。
で、あれの意味すごい考えてしまって、見た後に。
もちろん数日前に見たんですけど、
そこから起きてもずっとラストカットが出てくるんですよ。
どういうことなんだろうなってすごい考えてたんですけど、
全然間違ってるかもしれないけど、解釈が。
マルチバースっていうのを扱ってるんだけど、
現実にマルチバースっていうのはおそらくない。
あるのかわかんないですけど。
もしかしたらなんですけど、この映画の中でも、
そもそもマルチバースっていうのは、
なかったとも撮れるんじゃないかなと思って、ラストのカットで。
でも、まさに今の現代を描いているというか、
現代生きることの不安とか虚無感みたいなのが、
全部うまく表現している映画だなと思ったんですけど、
要はインターネットとかスマホがあって、
いろんな可能性に接してるわけじゃないですか。
いろんな情報が入ってくるし、
今までとネットがなかった時代と比べもならないぐらい、
SNSとかもそうだし、いろんな人の人生とか可能性っていうか、
ツユーキー
そういうのを見させられるっていうか、嫌でも。
松本大樹
だから、自分の周りのことに集中できなくなっている時代なのかなと思って、
感想でこれはADHDのことを描いているみたいな、
そういう感想もあったりして、なるほどなと思ったんですけど、
今ADHDっていうのは集中できないっていうことですね、
自分の今やっていることに。
だから、それがすごい良いことを描いているっていうか、
まさに今現代人が抱えているすごく一つの課題っていうか、
すごいいろんな可能性は見させられるんだけれども、
やっぱうまくいかなかったりとか、
やっぱ結局自分の生活とか自分の周りにいる家族だったりとか、
そこに不満を持っていてみんな、
人間関係仕事だったりとか、
いろんな新しい可能性を求めすぎちゃってる気がしてて、
この映画はそうじゃなくて、
人生を良くしていく方法っていうのは、
身近な人に優しくしましょう、親切しましょうっていうことなのかなと思って、
その結論、それをちゃんと2時間かけて、
しっかり説得力のある形で提示してくれたっていうか、
結局幸せになるっていうのは、近い人に優しく接することが大事なのかなって思ったんですよ。
片山大輔
まさにそうですよ。
あの映画の優しさって言ったらもう、
なんて優しい映画なのかなって思って、
僕は本当にラストの方ですけど、
ジェイリッシュの人が、
最後ベンチに座って喋るシーンあるじゃないですか。
あそこが良すぎて。
まさにこれをなって、現代は、
どっか寛容じゃないといけない部分っていうか、
優しさ、人間やから、
松本大樹
いろいろ考えないといけない部分もあるんでしょうけど、
片山大輔
最終的には寄り添うっていうことの大切さっていうか、
あのシーンで僕はすごく、
これが歩み寄る力かっていうか。
松本大樹
あそこでもやっぱ泣きましたね。
片山大輔
あそこが良くて。
松本大樹
この旦那さんがすごい頼りなさそうで、
エブリンもずっと旦那に不満があったっていうか、
この人のせいで私の人生めちゃくちゃになってるって思ってたんだけど、
実はその最後に旦那が、
優しくするっていうことの大事さを教えてくれるっていう、
このすごい構成とストーリーだなと思って、
僕はもうちょっと最後に泣いてしまったし、
いろいろ反省しましたよね。
集中できてもっと、
身近な人に対しての優しさ、親切みたいなのってやっぱり忘れがち。
片山大輔
いわゆるA24が配給で付いてるって、
これがまずインディーズのクオリティが見えないじゃないですか、正直。
毎回そうですけど、向こうのね、インディーズで。
これがインディーズなの?っていうまず衝撃がどうしても見えないし、
しかも、僕って昔は、今は音楽とかの仕事でこうやってやってますけど、
やっぱり高校生ぐらいまでは、僕は本当に映画監督になりたかったっていう自分があったことをそういう思い出して。
それこそ本当にアホみたいなっていうか、空想じゃないですけど、
もう一個僕のマルチバースがおったら監督やってたのかな、みたいな。
ツユーキー
そんな素敵なふうに考えられた。
片山大輔
やっぱりそういうことを考えられるし、そう思ったときに、初めて、久しぶりですよ、こんな思った。
松本大樹
僕たぶんこういう映画が撮りたかったんだなっていう。
片山大輔
こんな映画が撮りたかったんだろうなっていう、なんか久しぶりにクリエイティブな気持ちになったというか。
ありましたね。その後にね、本当にちょうどそれこそ、監督の石原監督じゃないですけど、
ファーストミッションの中山監督からLINEで連絡きて、「見ましたか?」みたいな。
松本大樹
おー、中山さんも。
片山大輔
はい、見ました見ました。もう最高でしたって。僕こんな映画撮りたかったんですよねって言ったら、中山監督も、
僕もこれが撮りたいんですって。こういうのが撮りたいんですって。やっぱりクリエイターっていうか、やっぱりこういうの見たら撮りたいんやろうなって。
あんなになって夢詰まって、久しぶりにやったんですよ、なんか。
どう言ったらいいんですかね。今ってもう、エンタメで面白さばっかりを優先してしまってるというか。
あとね、そのどっちかじゃないですか、あのジョーカーみたいに振り切った暗さに行くのかみたいな。
じゃなくてやっぱりその人間とか人としての根本的なもの、根底にあるものっていうか、そこをこう、やっぱり愛なんでしょうね、最終的に。
そうだと思う。
映画劇に来てくれてるから、僕こんな素敵な映画久しぶりに見たなって思う。
松本大樹
ないですよ。
ツユーキー
ないんですよ。
松本大樹
今本当、現代を代表する傑作というか、今見られるべき一番いい映画というか、そんな印象を持ちましたね。
片山大輔
いや、まじで僕、ベスト5に入ってんちゃうんですかね、人生の。
松本大樹
あ、そこまで。すごいな。
片山大輔
そこまでですね。
僕はちょっとびっくりしました、だから見に行った時。
松本大樹
そうですね。
ツユーキー
時間を忘れましたよね。
片山大輔
忘れました。
ツユーキー
だから面白いって言われてる、僕自分自身も面白かったなって思うのって、やっぱり尺が全然、1時間ぐらいみたいなやつでしたね、久々。
デスロードとかもそうやったんですよ。
セッションとか。
片山さん嫌いなセッションとかね。
片山大輔
嫌いっていうか、ちょっと変な汗かくだけです。
ツユーキー
あのあたりは本当によくできてて、時間を感じさせないというか。
松本大樹
そうですよね。
ツユーキー
WEBもそうでした、僕は。
松本大樹
1時間ぐらいちゃうかって思ったぐらい。
もしかしたらちょっとダメだったっていう方は、もしかしたら最初、ちょっとマルチバースに入っていくあたりから、ちょっと難しくはなるじゃないですか。
そこを抜ければ最後にもとんでもない良いゴールが待ってるんで、もしちょっと、もしね、劇場途中でもしかしたら抜け出しちゃった方とかもいるかもしれないし、
途中で何か視聴辞めちゃった配信とか、言う方もいるかもしれないけど、ちょっと最後まで、そこをもう1回抜ければ。
最後はすごく良い、やっぱり。
日本ではそんなに受け入れられてないのかもしれないですけど、結構多くの方に、家族というテーマでもありますし、結構いろんな方に刺さるというか、感動する話じゃないかなとは思うんですけどね。
ツユーキー
結構ね、最初の方からね、作り込みがなかなかすごいですよね、片山さん。
片山大輔
すごいですよ。
松本大樹
別の世界がある的な、ガラスに映るとか、鏡に映るとかをわざと入れてて、別世界があるっていう、
ツユーキー
だから、ことが起こる前の映画とかも、皆さん、もう1回見てみたら面白いなって思いますね。
片山大輔
あとはそうですね、作品外で言ったら、ちょっと今年のアカデミー賞がちょっとドラマチックすぎたっていうか。
松本大樹
スピーチね。
松本大樹
旦那さん役の方ですかね。
片山大輔
そうですね、誰でしたっけ。
あ、キーホイークワンか。
キーホイークワンといえば、それこそADジョンズやったりとかの時ですけど、
アカデミーで、僕も見た時に、このダニエルズ監督、前作やってたのがスイスアミーマンか。
ツユーキー
あの時から、わりと変な映画、変な映画っていうか、ちょっと風変わりに作るなと思ったんですけど。
片山大輔
よく考えたら、この人もスピルバーグをかなり尊敬して作ってあるっていうのが、スイスアミーマンでも分かるので。
BGMでもジュラシックパークのテーマを使ったりとか、セリフでもジュラシックパーク見たことないのかとか、
EDの話をちょっと盛り込んで、かなりスピルバーグの影響ってこうやって受け継がれてるんやなって思った時に、
気保育館を使ってたりとか、やっぱりアカデミー賞で最後、作品賞が発表された時に、
舞台に立ってるダニエルズと、舞台の下から拍手を送ってるスピルバーグっていう構図。
そうなんですよ。この一つの時代がまた、こうやって継承されていくのかな、みたいな。
まるでこんなことがあるんやっていう、作品外でもすごく僕はこのエヴェルっていうのが可能性、それこそマルチな可能性っていうのを広げてくれたんじゃないかな。
松本大樹
そうですね。それで言うとちょっとスピルバーグだけじゃなくて、やっぱりダニエルズの映画というか、あんまり使いたくないですけどこういう言葉。
ただその、例えば僕も大好きなレミーのレストラン、あれ本当ピクサーで一番好きかなっていうぐらい好きな作品なんですけど、
あれのちょっとなんかもうそのままでオマージュで出てきたりとか、あとウォン・カーワイの作品、火曜年華とかも絶対撮り方もシャッター落として撮る。
撮り方とか、マトリックスもそうだし、いろんなこれ好きなんだろうなっていうのが伝わってくる作りでもありましたよね。
片山大輔
本当にそうですね。
松本大樹
だからそのいろんなやっぱり映画を吸収して、そういう映画とか監督が作った作品があったからこのエヴェルも生まれているわけで、
それもなんかなかなか熱いなという感じなんですけど。
いやもうでも本当に今年はエヴエブ一触。
片山大輔
一触になってほしいんですけどね。
ですよね。
なかなか。
松本大樹
もうことでいいでしょ。僕ら2023年もこれ、エヴエブでいいんじゃないですか。
片山大輔
今のとこエヴエブですよね。
ツユーキー
もうないでしょうね。
片山大輔
今のとこエヴエブですよね。
松本大樹
これは越えてこないかな。
片山大輔
これのところね、マイナスな意見とかも僕も一応何がダメだったか聞いてみたり。
どうしてもね、なんて言ったらしょうげきがそこまでなかったみたいなことを言ってるじゃないですか。
松本大樹
そうなんですね。
片山大輔
これでしょうげきなかったら何がしょうげきなかったか。
まだ刺されたらだいぶしょうげきもらえるんちゃうかなって思うんですけど。
ツユーキー
しょうげきがなかったか、なんだろう。
松本大樹
あとその予定調和やったっていう人がね。
片山大輔
多分着地点はわかってたかもしれないですよ。
親子の展開から収まるんでしょうぐらいが考えてるかもしれないですけど。
そこの過程は無視なんかなみたいな感じで。
ツユーキー
たちゃめちゃしてるわけですから。
松本大樹
そうですよね。
片山大輔
あとはね、ちょっと意外とみんな寛容じゃないなって思ったのが、下品やってるっていう。
ツユーキー
そこはね、監督ですもん。
片山大輔
あんまり感じないですね。
松本大樹
そうですね。そこは面白かったんですけど。
あんまりそこは気にならなかったですけど、やっぱりそこがね、どうもマイナスで描かれてる人が多かったかなみたいな。
ツユーキー
だって人間なんか汚いんですから。
片山大輔
そうですよ。
綺麗なものばっかり。
ツユーキー
そうですよ。
全然下品というか、別に。
片山大輔
ああいう笑いがダメな人が、って感じの意見は多かったですね。
松本大樹
そうですね。
どうなんですかね。
ダメな人は、そういうところがやっぱりダニエルさんの作風がちょっと合わなかったとか、
マルチバースが分かりづらいっていうか、ちょっとついていけなくなったとか。
話題になってるっていうか、何かすごいショッキングな展開とか、
そういうなんかもっとすごいなーっていう、どんでん返しみたいなのを期待してたのか、
そういうのはなかったっていうので、ちょっと満足できなかったっていう感じなのかな。
僕がちょっと疑問に思ってるのは、このアカデミーとか評価されて、
これだけの賞を取ったっていうのは素晴らしいことなんだけれども、
それが、いわゆる本当にこの作品の素晴らしいところっていうか、
今の現代、抱えている、現代人が抱えている大きな問題に対しての一つの答えじゃないですけど、
人に優しくしましょうっていうのがこの映画じゃないですか。
しっかり提示できたってことは素晴らしいなと思うんですけど、
そこが評価されてるんじゃなくて、例えばアジア人の人を起用してるとか、
そういうLGBTQを扱ってるとか、マイノリティの映画だみたいなところも、
ちょっと政治的にそういうのが評価されてるんだったら、
僕はそこがちょっと違うかなと思ってて。
マイノリティとか移民がどうとか、中国の移民がどうとかじゃなくて、
全世界的に現代人が抱えている大きな課題、
インターネットとかスマホだったりとか、
そういうものから入ってくるいろんな情報とか可能性の見せられて、
そのことに対する不安であったりとか、生きることへの虚無感みたいな、
ものにどう立ち向かっていくかっていう。
そういう映画だなと思ったんで、そこはもしかしたら、
ちょっと疑問は持ってるところなんですね、僕は。
なるほど、なるほど。
片山大輔
確かにそこは僕も、難しい問題だと思うんですけど、
松本大樹
everything every year, all at once,
コトデミー大賞2023決定していいんじゃないでしょうか。
ここ数年ないかもしれない、ここまで。
片山大輔
いや、ないと思いますね。
松本大樹
もうないでしょうね、やっぱり。
そうですね。
まあ、ちょっとね、WEBはそんな感じでしたけど、
最後にちょっとその他の作品ね、ちょっと僕まだ見れてない。
スピルバーグのフェイブルマンズも見れてない。
ターンは見れたんですけど、ようやく。
フェイブルマンズ終わっちゃってて、ちょっと見れなくて。
どうでした、なんかその他の作品で、アカデミー今回受賞できなかった作品。
ターンとかも無刊なのかな。
片山大輔
えっと、無刊ですね、多分。
松本大樹
どうでしょうか。
片山大輔
セーブ前世は良かった。
セーブ前世はかなり良くて。
もちろん横スクロールのあれは凄かったし。
ツユーキー
凄い。撮影、そりゃ撮るわと思いましたね。
片山大輔
そりゃ撮るわってやつでしたね、アカデミーさん。
ツユーキー
これは寝て振りで松本さん見れるって。
片山大輔
見れるんですね。ちょっと見れます。
ツユーキー
これ映画館で見たかったですね、片山さん。
片山大輔
そうですね、やっぱりあれ、作曲所あったじゃないですか、これ。
これ多分映画館で見てたら変わってたのかもしれないですけど、
僕、バービロンがセーブ前世でめっちゃ迷ってたんですよ。
ツユーキー
あー、そうなんだ。
めっちゃ迷って、でも映画館で見た時のバービロン良かったなっていうのがあったんですよね。
片山大輔
これマジでセーブ前世の音響館で聞いたら、多分セーブをしてたかなって感じでした。
ツユーキー
音楽も確かにだいぶ良かった。
片山大輔
良かったんですよ。
めっちゃ迷ったんですよ、バービロンと。
ツユーキー
でも評判的なものもあるのかなと思ってバービロン予想で行ったらまさかのセーブ前世。
片山大輔
やっぱり良かったもんなと思いましたけど。
面白かったですね。
ツユーキー
なんかずっと残るね、あれ。
松本大樹
そうですか。
片山大輔
結構ドッシリきますよ、あれは。
あとその、何だっけ。
フェイグルマンズはめっちゃ良かったですよ。
僕1回目はね、何にも入ってこなかったからですけど2回目に行って。
松本大樹
ちゃんと2回目に行ったんや。
片山大輔
ダメでした。こんな雑念でスピルバーグの映画見たらダメだった。
落ち着いてからもう一回フェイグルマンズ見に行って。
でもやっぱりスピルバーグマジックがあるな、あの映画にはっていうか。
今までのエンタメで見に行くスピルバーグじゃないですよね、全然。
静かというかやっぱり、物を作るっていうことの痛さとか。
やっぱりそこに結構重点を置いてるし、あと家族の話なんで、あれも。
FLとはまたちょっと違った家族の話になるんですけど。
やっぱりその反省を描いてるとか、そういったときは、やっぱり脚本はマジで良かったですよ。
本はめちゃくちゃ良かったです。
松本大樹
脚本賞も予想したとき、やっぱりでもFFの本を見せてくれって思っちゃった部分だったんで。
片山大輔
ただ本で言ったらあとはイニシェリントースかね。
あれも撮るかなって感じでした。
松本大樹
良かったですね。
ツユーキー
すげーブラックコメディーですよ。
松本大樹
本当ですか?じゃあ僕も見ないといけない。
片山大輔
意外とそうです。
ツユーキー
誰にしも怒りうる。
松本大樹
めっちゃ同じかも。
片山大輔
多分監督好き?
ツユーキー
絶対好きですよ。
男女でもあるでしょうし。
男同士でああいうことになる。
要は突然絶好されるんですよね。
片山大輔
いきなり。
ツユーキー
なぜかもうわけがわかんないわけですよ。絶好された僕のこと。
問い詰めていくんですけど、もう二度と現れるなって一言言うだけなんですよね。
松本大樹
これはどうなっていくかって話なんですけど。
拒絶してる側からしたら、お前はこれからの俺の人生にいらないんやってことを言うんですよ。
ツユーキー
ただそうすることで彼は悲しむことも知ってて、ある覚悟を決めるんですけど、その覚悟がやばいんですよね。
見てください。僕は好きでしょ。
片山大輔
今ディズニーチャンネルでも配信されてるんで。
ツユーキー
ディズニーチャンネル入らないとダメ。
松本大樹
ディズニーチャンネル入らない宣言が今。
片山大輔
聞こえましたけど。
ツユーキー
逆転のトライアングルも僕好きでしたけどね。
松本大樹
ああ。逆転のトライアングル。
ツユーキー
あれもブラックコメディでしたけど。
あれもそうか。
これ面白かったなあ。
結構大爆弾。
去年がめちゃくちゃ嵐で大揺れするんですけど、みんなゲロ吐いてるんですよ。
松本大樹
壮絶なシーンがあって、そこはね、ほんまにすごいぐらい吐いてるんで、笑ってしまった。
片山大輔
すごいですよね。去年のチタンからの逆転のトライアングルでしょ。だって。
ツユーキー
全然作風が違うから違うやつですけど。
松本大樹
今やってるんですか?逆転のトライアングル。
片山大輔
もうちょいで来ると思うんですけどね、あれこそ。
松本大樹
それまた配信始まったらやってもいいかもしれないですね。
去年もそこはちゃんと抑えてますので、僕ら意外と。
ちゃんとしっかりアカデミーとカンヌはやってますもんね、去年も。
片山大輔
今年はね、小枝監督とかのやつもまたありますし。
松本大樹
北野竹志監督もね。
片山大輔
クビもいます。日本勢のやつも楽しみですね。
ツユーキー
土曜日、27日発表でしたっけ?
松本大樹
たぶんそうですね。
ツユーキー
それぐらいでしたよね。
松本大樹
楽しみです。
片山大輔
そう、我らのピノキオがちゃんと撮りましたね。
松本大樹
それはもう、LINEグループでもね。
おめでとうって。
片山大輔
当然だよ。
ツユーキー
二郎さん、来年のフェスにちょっと来てもらわないといけませんね。
片山大輔
そうですね。
松本大樹
この間毎日してたみたいですよ、僕らに何も言わんと。
あれで、なんでフォトキャスト出てくれなかったんだという感じなんですけど。
ちょっと僕らもね、ギレも呼べるぐらいのフォトキャストに。
ツユーキー
そういうことですよ。
松本大樹
これから意欲ある番組にしていきたいと思いますので、
チャンネル登録よろしくお願いします。
片山大輔
YouTube?これ。
松本大樹
初めて言った。
片山大輔
初めて聞きました。
松本大樹
高評価。
片山大輔
YouTube、YouTube、それ。
松本大樹
フォローしていただくと毎回聞けますので、よろしくお願いします。
ということで、今回はアカデミーのエブエブを取り上げました。
皆さんもよかったら見てください。
ありがとうございました。
片山大輔
ありがとうございました。
ツユーキー
ありがとうございました。