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2026/09/10 羽ばたけ!ムーちゃん
2026-09-12 11:35

2026/09/10 羽ばたけ!ムーちゃん

 夜の昆虫観察会 秋の昆虫観察会

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サマリー

北杜市大村崎センターの竹石さんが、夏のイベントとして開催された蝶の標本作りと夜の昆虫観察会を振り返ります。秋に向けては、ヤママイガやクスサンといった大型の蛾、そして秋アカネをはじめとする赤トンボの生態や名前の由来、季節ごとの移動について解説し、自然との触れ合いの機会を呼びかけます。

オープニングと夏のイベント報告
羽ばたけ!ムーちゃん 日本の国庁大紫
豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の 北都市長坂町は
全国一の生息地です。 大紫センターは
NPO法人 昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営しており
夏になると美しい大紫と出会うことができます。 大紫センターは
自然環境を図る基準ともいえる 大紫の保護と研究
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。 大紫センターは
大紫と友達になること 森と友達になること
自然と友達になることを お手伝いするプログラムを用意しています。
大紫センターへの訪問を心よりお待ちしております。 今週も羽ばたけ!ムーちゃんの時間がやってきました。
今日は北都市大紫センタースタッフの竹石がお届けしていきます。 どうぞ最後までお付き合いください。
さていよいよ夏が終わって9月になりましたね。 今年の夏は雨が多いような印象で、去年よりもかなり涼しく感じられる日が多かったような気がしますが、
その分集中豪雨や台風がとても多かったような印象でした。 特に千葉県や長野県では家や車が水没したり、橋が流されるような被害が目立ったようです。
また熊本では猛暑の中大地震が起こってしまい、ここ山梨でも久しぶりに大きな地震があったりと災害が目立ったような印象の夏でしたね。
災害は私たちにはもうどうすることもできないですが、被害を最小限に減らすために日頃から備えていきましょう。
災害の話はこのくらいにしまして、少し今年の夏を振り返ってみたいと思います。
大村崎センターでは今年も多くのイベントを開催しました。
その中でも私が担当させていただいたのが、蝶の標本作りと夜の昆虫観察会のイベントでした。
まず蝶の標本作りについてです。
このイベントも私が企画して4回目くらいになります。
蝶の標本というと、すごく繊細な作業が多くて、道具も揃えると高いので、特化狩りというか蝶の標本を始めるというのは、
カブトムシやクワガタムシの標本を始めるよりもハードルが高いように感じる方が多いのではないかと思います。
このイベントは少しでもそのハードルの高さを下げるべく企画しました。
蝶の標本作成で一番難しいのはやはり、柔らかい羽を整える作業で、
例えるなら少し濡れた髪を針を使って動かしていくような感覚なので、大人のお客様でも苦戦されているような様子でした。
蝶には子脈と呼ばれる、人間でいう血管のようなものが羽に通っていて、
それに針を引っ掛けるようにして羽を動かすのですが、なかなか説明が難しいので、今回は段ボールで模型を作って説明しました。
今後も少しずつやり方を変えて改良していって、ゆくゆくはもっと分かりやすい、皆さんに伝わりやすいようなイベントにしていきたいですね。
次に夜の昆虫観察会についてです。
今年も7月の下旬とお盆の時期に実施いたしましたが、今年から館長に代わって私が主担当となりました。
館長は水性昆虫の人なので水辺のガイドに詳しいですが、私は蝶や蚵をメインに知っているものなので、陸や植物をメインにガイドしました。
蝶の集まる葉っぱや光や樹液に集まった蚵など、自分の知識を少しは活かせたのではないかなと思います。
このイベントは毎年とても人気なイベントとなっており、受付を開始してわずか10時間足らずで定員に達してしまうようなことも多々あります。
なかなか難しいところではありますが、なるべく多くの参加ご希望者にご参加していただけるような工夫を考えていきたいですね。
これから秋が始まります。
毎度年度後期となりますが、今後も様々なイベントを企画してまいりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
それではここで一曲挟んでから、後半のお話に触れていこうと思います。
一曲は、機動戦士ガンダムユニコーンよりイントゥザスカイ。
FM八ヶ岳、羽畑、むーちゃん、北斗市大村崎センターがお届けしています。
前半では8月に開催したイベントのうち、私が担当させていただいた2つのイベントをご紹介させていただきました。
今年の夏もおかげさまで多くのお客様にご来館いただきましたが、さらなる発展に向けて精進していきたいですね。
秋の昆虫観察会に向けて
ということで、後半はこれから行われる秋の昆虫観察会に向けて、秋に大村崎センター周辺でよく見られる昆虫をご紹介させていただこうと思います。
まず、ヤママイガやクスサンなどの巨大なガです。
特にクスサンというガは、今年幼虫が自然公園でたくさん見つかりました。
クスサンがたくさんですね。
クスサンの幼虫は緑色のケムクジャラの巨大なイモ虫ですが、見た目に反して毒は全くありません。
意外と子どもたちにウケが良かったですね。
そしてクスサンにはちょっと変わった名前の由来があります。
クスサンという名前は幼虫がクスノキなどの葉っぱを食べることに関係しています。
ですが、クスサンはクスノキのみならずいろんな葉っぱを食べます。
大紫センターにはクスノキは少ないので、クヌギやナラ、クワ、サクラ、エノキなどをメインに食べているような印象です。
成虫になると幼虫とは全く違う姿になります。
中でも大きな特徴が後ろの羽にある目玉のような模様で、この模様を急に見せることで鳥などの天敵を驚かせる効果があると考えられています。
普段は羽を閉じているので目立たないのに、危険を感じるとパッと模様が現れるのはまるで虫が仕掛けるびっくり演出ですよね。
意外と画はお客様にも人気があるようなので、この時期ちょっと蜂が多いのがネックですが、秋の画をメインにした観察会もやっていきたいところですね。
夜間は画が暑い秋ですが、昼間はトンボが目立つようになりますね。
赤トンボを見ると夕暮れの秋空の中を真っ赤なトンボが飛び回る光景が思い浮かんで、なんだか懐かしい気持ちになりますよね。
赤トンボという名前のトンボは実はいなくて、秋アカネ、夏アカネ、リスアカネなどのトンボの総称を赤トンボと言います。
その中でも代表的なのが秋アカネです。
この秋アカネには面白い特徴があります。
それは最初から赤い色をしているわけではないということですね。
浮かしたばっかりの秋アカネは黄色っぽいような色をしています。
成長して成熟していくと、特にオスでは体の色が赤くなっていきます。
ではなぜ秋になると赤トンボをよく見かけるのでしょうか。
実は秋アカネは夏の暑い時期になると涼しい山の方へ移動して過ごします。
春から初夏にかけて平地などで浮かした後、暑い夏を避けるように標高の高い涼しい場所へ移動するんです。
そして秋になって気温が下がってくると再び平地へ舞い戻ってきます。
つまり私たちが秋になって赤トンボを見かけるのは単に秋だから赤トンボが出てきたというわけではなく、トンボ自身が季節に合わせて生活する場所を変えているんですね。
人間も夏は高原の別荘地で暮らして冬に平地に戻ってくる人がいますので、それと同じような感じですかね。
夏の間は涼しい場所で過ごし、秋になると私たちの住む平地へ戻ってくる。
こういう昆虫は実は蝶や蛾の中にもいますが、今回はそろそろお時間ですのでこの辺で失礼したいと思います。
この番組はNPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する北斗市大村崎センターがお届けいたしました。
それではまた次回お会いしましょう。バイバイ。
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