はじめに:大紫センターと昆虫採集のすすめ
羽ばたけ!ムーちゃん、日本の国庁大村崎、 豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の
北都市長坂町は、全国一の生息地です。 大村崎センターは、
NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営しており、
夏になると美しい大村崎と出会うことができます。 大村崎センターは、
自然環境を図る基準ともいえる 大村崎の保護と研究、
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。 大村崎センターは、大村崎と友達になること、
森と友達になること、 自然と友達になることを、
お手伝いするプログラムを用意しています。 大村崎センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も羽ばたけ!ムーちゃんの時間がやってきました。 今日は、北都市大村崎センタースタッフの竹石がお届けしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。 気がつけば、もう4月の中旬になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大村崎センターでは冬の間に下がっていた活気がだんだんと取り戻されつつあります。 冬はどうしてもお客様の数も虫の数も減ってしまいますからね。
これからゴールデンウィークが始まっていきますが、新たな企画展も始まります。 タイトルは昆虫採集のすすめ
未来の昆虫博士は君だということで、昆虫採集に関する少しマニアックな部分を紹介できたらと思っています。
昆虫採集というと、公園で網を振り回して取った虫は虫かごに入れるみたいなイメージがある方が多いのではないかと思いますが、
実際この虫網にもいくつか種類がありまして、虫かご以外にも三角子などの昆虫を持ち帰るための道具がいくつかあります。
他にも昆虫を呼び寄せるためのトラップの仕掛け方なんかについてもご紹介いたしますので、どうぞご覧くださいませ。
そして4月からは虫取り体験というイベントも始まり、大村崎センターの方から網かごを貸し出して生き物を捕まえることができます。
ただし残念ながら持って帰ることはできないので、そこはご注意ください。
そして自然の中にはハチとかドクヘビなどの危険な生き物もたくさん住んでいますので、十分に注意して観察を行ってください。
ということで今日はこれからの本格的な昆虫採集シーズンに向けまして、大村崎センターの田んぼの周りで観察できるような生き物を紹介していきたいと思います。
田んぼ周辺の生き物紹介(前半)
昆虫に限らずカエルやトカゲなんかの生き物についても紹介していきます。
それではご紹介しましょう。
最初はトノサマガエルというカエルです。
いきなり昆虫じゃないんですが、そこはちょっとご了承ください。
トノサマガエルは手のひらぐらいのサイズにまで成長するとても大きなカエルで、緑色のラインと黒の窓柄模様が大変美しいカエルです。
田んぼの周りにいると申し上げましたが、どの田んぼにでもいるような印象ではなくて、あんまり市街地に面したような田んぼではあまり見られないようなイメージがあります。
私も幼少の頃、どこかの用水路で捕獲したときはとても嬉しかった記憶がありますが、その直後に虫かごの蓋をジャンプでこじ開けられて逃げられてしまって大変悲しい思い出があります。
こんなにも虫かごの蓋を簡単に開けてしまうほどパワフルな生き物だったのかと、その当時悲しみつつ感心してしまいましたね。
次はコバネイナゴですね。
こちらは昆虫になります。
イナゴはバッタの仲間のイナゴですね。
その中でもコバネイナゴは田んぼの中では稲にぴったりと張り付いていることが多いイメージのイナゴです。
イナゴは先ほど申し上げた通りバッタの仲間ですが、イナゴとバッタに特に明確な区別点はないと言います。
イナゴはその名の通りなのでしょうか。
イネをよく食べるため害虫として扱われることも多く、人間がイナゴを佃煮にして食べるようになったのは、そういった背景もあるのではないでしょうか。
私の家のすぐ近くにも昔は田んぼがあって、昔はよく食べました。
後ろ足の口に残るような感じはどうしてもちょっと否めないんですけれども、味は普通に美味しかったと思います。
今は住宅地下が進んで、そんな機会もあまりなくなってしまいました。
ここで一曲挟んでから後半のお話に触れていこうと思います。
田んぼ周辺の生き物紹介(後半)
曲はフジファブリックでシュガー、フウムヤツガタケ、羽畑ムーちゃん、北斗市大村崎センターがお届けしています。
前半では大村崎センターの田んぼの周りで観察できる生き物についてちょっとピックアップしてみました。
後半も引き続き魅力あふれる生き物たちについてお楽しみいただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
後半、最初にご紹介するのはカナヘビという生き物です。
皆様ご存知でしょうか。
カナヘビはトカゲの仲間ですね。
カナヘビという名前が付くからなのか、ヘビと同じ爬虫類に分類されます。
カナヘビは日本トカゲとそっくりなフォルムをしていますが、
日本トカゲがツルツルして比較的鮮やかなのに対し、カナヘビはちょっとザラザラしているような感じで地味な色合いをしています。
トカゲの仲間といえば日光浴をすることでも知られています。
日光浴をする理由としては、食べ物の消化が促進されるからなんて言われているそうです。
田んぼの周りにカナヘビが多く感じるのは、カナヘビが捕食する小さな昆虫が多いことや、
程よく日当たりが良いことなんかが理由として考えられるのではないでしょうか。
次にご紹介するのがオオカマキリというカマキリです。
オオカマキリは日本にいるカマキリの中では最大級の大きさになるようなカマキリで、
特に目数は大きく10センチくらいにまで成長します。
やはり餌となるような生き物が多い田んぼの周りではよく発見される種類です。
時には小型の小動物や鳥を襲って食べることもあるようで、昆虫界のハンターとも言える生き物ですが、
結構過酷な生存競争を生き残らなければなりません。
カマキリが成虫になれる確率は、自然界・飼育界そのどちらにおいても5%程度と言われています。
飼育界であってもうまく栄養を吸収できなかったりとか、
その他の要因で病気になっちゃったりとか、うまく育たないことが多いのだと思います。
水生昆虫とその現状
成虫になれてもカマキリのお腹の中で育つハリガネムシという寄生虫の餌食になってしまったりと、
過酷な運命をたどることが度々あるのが現状です。
最後にご紹介するのが水性昆虫です。
水性昆虫はその名の通り、水の中で生活する昆虫のことです。
ゲンゴロウやタガメなんかが有名かと思いますが、その多くが減少傾向にあります。
農薬とか水質の悪化やザリガニやバスなどの外来生物の影響によるものだと考えられています。
私は家の周りの市街地の田んぼやその近くの用水路でもガムシやタイコウチといった水性昆虫が昔見つかっていました。
ちなみにガムシはゲンゴロウのような見た目とフォルムをしていますが、
ゲンゴロウが肉食なのに対してガムシという生き物は毛を食べる草食性です。
あと足の形が結構違いますね。
そしてタイコウチはタガメを細くしたようなフォルムで、こちら肉食性です。
現在では家の周りの田んぼではみっきり見られなくなってしまいましたが、タイコウチは大村崎センターの田んぼの中でもしばしば見つかります。
そんなわけで、そろそろお時間が来てしまいましたので、この辺で失礼いたします。
昆虫が本格的に始まるシーズンということで、皆様もいろんな生き物を観察してみてください。
この番組はNPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する北斗市大村崎センターがお届けいたしました。
それではまた次回お会いしましょう。バイバイ。