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2026/06/11 羽ばたけ!ムーちゃん
2026-06-13 11:44

2026/06/11 羽ばたけ!ムーちゃん

 自然公園の植物の様子 毒草を食べる虫

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サマリー

八ヶ岳高原の北斗市大紫センターでは、自然公園の植物が力強く成長し、生命力に溢れています。猛毒のトリカブトを食べるマダラキンウワバの幼虫や、有毒植物を食べる他の昆虫たちの生態が紹介されます。また、池の植物が繁茂しジャングルのようになっている様子や、そこに生息するトンボなどの生き物についても触れられています。

大紫センターの紹介と自然の生命力
羽ばたけ!ムーちゃん、日本の国庁大紫。 豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の
北斗市長坂町は、全国一の生息地です。 大紫センターは、
NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営しており、
夏になると美しい大紫と出会うことができます。 大紫センターは、
自然環境を図る基準ともいえる 大紫の保護と研究、
それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。 大紫センターは、大紫と友達になること、
森と友達になること、 自然と友達になることを
お手伝いするプログラムを用意しています。 大紫センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も羽ばたけ、ムーちゃんの時間がやってきました。 今日も、北斗市大紫センターの小林美香がお伝えしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
自然公園の植物の旺盛な成長
夏が近づいてくるこの季節、自然公園では植物の勢いが止まりません。 背丈がぐんぐん伸びてきたものや、葉っぱが大きくなってきたもの、
あちらこちらに繁殖の勢力を伸ばしているものなど、 その生命力の凄さに驚かされるほど、どの植物も勢いを感じます。
建物の周りの公園から棚田の広がる農村公園まで、 大紫センターの周辺はとにかく植物が多いです。
生垣もほったらかしにしておくと、枝がだらしなく伸びてしまいますし、 雑草はいたるところで伸び放題です。
順番に草刈りをしているのですが、どこかの草刈りをしている時には、 どこかで植物が成長しているという状況がいつも続いてしまいます。
手入れの遅れている生垣の間からは、クズやヤブガラシの蔓が伸びてきて、 ところどころにイタドリが飛び出しています。
また、その足元にはササやヨモギ、ススキなどの葉っぱが生えてきています。
そんな状態の生垣なんですが、いい言い方をすれば、植物の宝庫と呼ぶこともできますね。
じっくりと調べてみると、他にも様々なものが生垣のあちらこちらに生えているので、 一体何種類の植物があるのか、数えてみるのも楽しいのかもしれません。
猛毒トリカブトを食べる昆虫
釣り橋に降りる道沿いでは、トリカブトが大きく成長しています。
トリカブトといえば、日本で一番よく知られた毒草ではないでしょうかね。
花や葉っぱ、根っこ全てに毒があって、とても危険な植物とされています。
先日、まじまじとこのトリカブトを観察していると、その葉っぱがどころどころ食べられていることに気がつきました。
たまたま何かの原因で欠けてしまったのかなとも思ったんですが、よく見ると下には小さな黒いつぶつぶがたくさん落ちていました。
葉っぱの下に落ちている黒いつぶつぶといえば、大抵は何かの幼虫が葉っぱを食べた後に出した糞なんですね。
まさか猛毒のトリカブトの葉っぱを食べる生き物なんているんだろうかとよく探してみると、これがいたんですね。
横並びになって葉っぱをむしゃむしゃと食べている何匹かの芋虫たちがいたんです。
葉っぱの表側から見たときには、頭の部分だけがちょこっと見えていて、その葉っぱを食べる様子がかわいいなぁと思ったんですが、
その葉っぱを裏返してみると、全身が見えてしっかりとした芋虫が数匹群がっていた状態だったので、ちょっとびっくりしてしまいました。
人間にとってほんの数両でも血尻尾となるほどの猛毒のトリカブトをむしゃむしゃと食べ尽くしているこの幼虫、調べてみると、マダラキンウワバというガの一種でした。
最初に見つけたときは、2センチほどで、体もとても細くて、色も地味な黒っぽい色をしていました。
そこから1週間ほど経って、また見に行ってみると、胴体はまるまると太ってきていて、そして全体的に黄色っぽい色になっていましたね。
黒っぽい色のときも、黄色くなったときも、よく見ると体全体に黒い反転模様があるのが特徴的な幼虫なんですね。
このセイチュウは、夏から秋にかけて出現するそうなので、そのセイチュウとなった姿もぜひ見てみたいですね。
セイチュウ羽の色は、ガなのでとても地味なんですが、なかなか面白い模様をしているみたいなんです。
トリカブトの葉っぱを食べる虫というのは、実は他にもいるんですね。
葉鉢の仲間にも、幼虫がトリカブトを食草にしているというものがいましたし、
あと、ルリヒラタヒメハムシもトリカブトの葉っぱを食べるそうです。
マルハナバチも、トリカブトの蜜や花粉を集めにやってきていますね。
このマルハナバチがいるおかげで、毒を持ったトリカブトもしっかり受粉ができているんです。
有毒植物と昆虫の共生
では、ここで1曲お聴きください。
スピッツで夢追い虫、FM八ヶ岳、羽畑、むーちゃん、北都市大村崎センターがお届けしています。
昆虫の中には、あえて毒のある植物を食べているものがいます。
例えば、アサギマダラというチョウチョの領虫は、キジョランという植物の葉っぱを食べます。
キジョランにはアルカロイド系の毒があるんですが、
アサギマダラの幼虫は、あえて毒のある植物を食べて、体内に毒をため込んで、鳥に食べられないようにしていると言われています。
こんなように有毒植物を食べる昆虫というのは割といるんですが、
同じ有毒のものなのに、昆虫同士でその植物が被らないというところも面白いですね。
これは長い年月の中で、同じものの取り合いにならないようにと、昆虫の世界でできた暗黙のルールなのかもしれません。
それにしても、有毒植物の中でも最強の毒層とも言える、鳥カブトを食層に選んだ虫たちは、本当にすごいなと思ってしまいます。
池の生態系と水生植物
大村崎センターの自然公園内には2つの池があります。
建物に近い方の池は目高池と呼んでいますが、目高池という割には実際に目高を見つけるのが難しいくらい植物が生い茂ってしまっているんですね。
その池の中でも、場所によってはセリが繁殖している場所、そして希少部が生い茂っている場所といった具合に、それぞれが住み分けをしているようにも見えます。
ここも公園の池が起動ように、池の中、そして周辺、こちらが手入れが追いつかないくらいですね、植物が勢いよく育っていて、ジャングルのようになってしまっています。
今の時期には可憐なスイレンの花が咲いているんですが、葉っぱが多すぎて、花はとてもひっそりと、遠慮がちに姿を隠しているようにも見えました。
水の上に咲く花としてよく知られているものの代表ともいえるものに、スイレンとハスの花がありますね。
どちらもよく似ていますが、ハスの花は朝早く開くと午前中には閉じてしまいます。
スイレンの花は午後になっても咲いています。
また今、目高池はスイレンの側には甲骨という、こちらも水の上に顔を出して花を咲かせる植物なんですが、その甲骨の黄色い花も咲いていますね。
スイレンよりは少し小ぶりの大きさですが、こちらは水面からにょきっと背伸びをしているような感じで咲いていました。
目高池の表面は森に覆われてしまって、水中が見えづらくなってしまっています。
なので目高や水性昆虫は見つけるのがとっても難しいんですが、植物の観察をしているといろんな種類のトンボがやってくるんですね。
池の中を渡れる木洞があるんですが、そこに静かに座っていると、こういったトンボたちの様子がとってもよく観察できます。
葉っぱの裏でじっと休んでいるイトトンボや、銀ヤンマの仲間が散乱している様子も見ることができました。
いずれは本来なかったはずの植物は取り除いて、目高池の大掛かりなお掃除をしないといけません。
もっと観察しやすい池になる日が来るのかもしれないので、それをぜひ楽しみにしていてくださいね。
大紫センターの情報と番組の締めくくり
大村崎センターの開館状況やイベント情報については、ホームページでご確認いただけます。
お電話でのお問い合わせは、0551-32-6648までお願いします。
この番組は、NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する、北斗市大村崎センターがお届けしました。
それでは、北斗市大村崎センターでお待ちしています。
ラジオではまた来週お会いしましょう。
11:44

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