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羽ばたけ!ムーちゃん、日本の国庁大紫。 豊かな自然に囲まれた八ヶ岳高原の北都市長坂町は、全国一の生息地です。
大紫センターは、NPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営しており、夏になると美しい大紫と出会うことができます。
大紫センターは、自然環境を図る基準ともいえる大紫の保護と研究、それらを取り囲む自然環境の保護に取り組む中心的な施設です。
大紫センターは、大紫と友達になること、森と友達になること、自然と友達になることをお手伝いするプログラムを用意しています。
大紫センターへの訪問を心よりお待ちしております。
今週も羽畑、むーちゃんの時間がやってきました。
今日は北都市大紫センタースタッフの竹石がお届けしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
6月も中旬となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
あっという間に夏っぽい感じの気候になってきて、わくわくしてくるのと同時に、今年もまたうだるように暑くなるのかななんて、ちょっと憂鬱な感じもしてしまいますね。
今年は5月に真夏みたいな、最近もそうですけれども夕立がものすごい降ったりして、夏の訪れが早まっているような感じがしますよね。
そろそろ梅雨が始まりましたが、日本の気候が掴めなくなってきてしまっているように感じますし、引き続き今年も熱中症に注意していかなければなりませんね。
6月中旬といえば、大紫センターの生態観察施設ビバリウムにて、いよいよ大紫のウカシーズンが始まりますね。
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6月は立派に育ったムーちゃんとの触れ合い体験も土日限定でありますし、さらにはウカをするシーンから綺麗な神聖虫も観察することができる、まさに大紫の全部を観察することができる穴場的なシーズンとなっております。
なので皆様もぜひ観察にお越しくださいませ。
夏休みが一番の人気シーズンなのですが、6月もなかなかいろいろ見られるいい時期なんですよ。
この時期は団体さんでのご利用が非常に多くなっております。
毎年県内外含めたいろんな学校さんや幼稚園、保育園、さらにはボーイスカウトさんや大人の公共施設の方々など、さまざまな場所からご利用いただいております。
ありがたいですね。
今年も長い冬が終わって生態観察施設のビバリウムの開設やガイド、工作やピザ焼き体験などのさまざまな夏向けの業務が増えてくると、本格的に夏がやってきたことを実感させられますね。
夏を告げる昆虫といえばセミがあげられますね。
私は毎年セミの鳴き始めの記録を2016年頃からずっとつけているんですけれども、甲府盆地で6月のこのくらいから鳴き始めるのがニーニーゼミというセミです。
ご存知でしょうか。
ニーニーゼミの鳴き声はジーというような単調な感じで、ちょっとした公園なんかでもよく耳にする鳴き声です。
色はオレンジ色っぽい色味で、姿は小さくずんぐりとしたような感じで、羽に黒っぽい模様があります。
セミのほとんどは羽が透明なものだそうですが、このニーニーゼミやその他でも日本ではよく知られるアブラゼミは羽が色づいて、これは世界的に見ても珍しいセミの特徴なんだそうです。
ニーニーゼミは抜け殻の方が目にする機会が多いかもしれません。
セミの抜け殻を収集されたことがある方は、小さくて泥だらけで黒っぽいような色の抜け殻を見つけたことがあるのではないでしょうか。
それがこのニーニーゼミでございます。
セミやその他にもカブトムシやクワガタムシなどの昆虫が出てきて、梅雨のどんよりした雰囲気の中、着実に夏が迫ってきているのを感じますね。
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しっかり水分と塩分を補給して、暑い夏を一緒に乗り越えていきましょう。
それではここで1曲挟んでから後半の話に触れていこうと思います。
曲はフォーリミテッドサザビーズでスイム、FM八ヶ岳、羽畑、むーちゃん、北都市大村崎センターがお届けしています。
さあ6月も中下旬といったようなこの時期、前半ではニーニーゼミという初夏を告げるセミの登場についてお話ししました。
さて6月後半といえばいよいよ大村崎のウカが始まる季節です。
大村崎センターの生態観察施設ビバリウムでもついに大村崎のウカが始まりました。
この放送ではすっかり馴染みの深い大村崎ですが、毎度思うのが大村崎って他の町とは一線を隠すような町だとやはり強く感じます。
その中でも特にやっぱり感じるのが、蝶々なのに強すぎるというところですね。
スズメバチやカブトムシなんかを羽で追っ払って餌場を占領する蝶々なんて、大村崎の他にはあまりいないのではないでしょうか。
その力強い羽で空を飛ぶときにバタバタバタと大きな音を立てますが、こんな羽音を立てて飛ぶ蝶はなかなかいないですし、これもはやもう鳥といっても指し使えないような感じのレベルですよね。
そんな里山の町の王者ともいわれる大村崎ですが、そんな大村崎に張り合えるような王者的な風格を持つ町がいることをご存知でしょうか。
後半では里山のキング、大村崎に対抗するような町々である、元山深くて寒冷な場所を住処にしている大市門司という町をご紹介します。
この町々も大村崎と同じ縦波長で、高山をバックに優雅に力強く飛び回ります。
大市門司は大村崎よりも濃く青みがかった黒地の羽に、オレンジ色と白のラインが入っています。
羽の裏面もオレンジ色の非常に美しい配色模様になっているので、ぜひ興味がある方、画像を検索してみていただきたいです。
この大市門司ですが、本州では北アルプス、南アルプスと八ヶ岳、奥秩父、奥日光にしかおらず、
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残念ながら山梨県では非常に観察記録が少ないですが、北アルプスでは比較的多く見られるようです。
私も図鑑でこの町々を初めて見たときから強い憧れがありまして、数年前に本州では比較的観察がしやすいとされている
長野県の上甲地を訪れました。比較的観察しやすいとは言っても数少ない蝶々なのですので、なかなか苦戦しました。
大市門司は上甲地では河原に落ちているサルなどの獣粉からミネラルを摂取しに来ることが多いので、
ひたすら歩き回って獣粉に来る蝶々を探し回りました。
上甲地を訪れる人って観光で来る方とか、槍形なんかの山に登りに来る方と思うのですが、
私は一人で落ちているウンチを探し回るという、なかなかシュールなことをやっていました。
そんなこんなでやっとさんみつけたのが木の上を旋回する一頭でしたが、なかなか地面の方には降りてこず、
シャッターチャンスが訪れる間もなく上空へ飛び去っていってしまいました。
肩を落として林道を戻っているとき、最後の最後で大市門司は地面に降りてきてくれました。
このときたくさん周りに観光客がいましたが、私ははばからずに地面に這いつくばってシャッターを切りまくりました。
たぶん何やっているんだこの人という目で見られていたと思いますが、この瞬間は私の人生の中でも忘れられないほど感動しました。
昆虫の観察は一期一会で、運が良ければ見られる、そんなようなことの繰り返しですが、
この出会いが人生を彩ってくれるから、昆虫観察はやめられないんだなと思うこの頃でした。
いよいよ夏が始まります。
皆様もぜひ虫を探しに出かけてみてください。
この番組はNPO法人昆虫の生地プロジェクト実行委員会が運営する北都市大村崎センターがお届けいたしました。
それではまた次回お会いしましょう。バイバイ。