産経Podcast
島唄の歴史の陰に名湯あり
歴史温泉ナビゲーターの島唄がお届けします。
この番組では、歴史好きのあなたにぜひ知って欲しい
歴史と温泉の深いつながりをご紹介していきます。
今回は、齋藤真根守と片山津温泉
本日の聞き手はこちらの方です。
ナレーターのバーバラ亜紀です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
バーバラさん、加賀温泉郷シリーズ、山城・山中ときまして、
今回の片山津温泉、これが加賀温泉郷の3つの温泉になるんですけれども、
片山津温泉って聞いたことあります?
なかったです。
ですよね。
正直、歴史的にも若干新しい温泉ではあります。
そうなんですか。
というのも、場所的にいわゆる日本海からちょっと水が入ってる柴山型っていう、
湖というか海水の湖みたいなのがあるんですけど、
そこの湖底からお湯が湧いてるんですよね。
おそらく江戸時代に、なんかあそこ鳥が集まってるなみたいな感じで常に行ってみたら、
温かいってなって、これちょっと温泉使いたいって言って頑張ったんですけど、
技術的に無理で、
その当時は。
明治になってようやく工事ができて、一般商品も入浴できるようになったっていう。
場所的には石川県なんですけれども、
新幹線で行くと金沢からちょい先、まだちょっと新幹線の駅が工事中なのでまだ開通はしてないんですけど、
後に香川温泉駅ができれば、そこからバスで行けるようになるんですが、
クールだと小松空港から香川温泉行の駅までバスが出てますね。
それで行くと、飛行機1時間のバス30分ぐらい。
のんびり電車の旅でも飛行機の旅でも、ちょうどいい距離にあるかなと思う。
その道のりも楽しめそうですしね。
そうですね。
片山存線、湖の中に源泉があるので、温泉の配投所っていう場所がありまして、
めっちゃオシャレな建物なんですよ。
なんかね、オシャレなんです、片山存線って。
そこから全旅館に温泉を配投してるので、
一応どこで入っても同じお湯を楽しめるっていう風にはなってるんですけど、
ただね、前回ちょっと外の時にも話しましたけど、旅館さんとかね、
お風呂の施設によってお湯の量が違ったりするので、湯船のね、素材が違ったりするので、
そういうっていう街の中心、これがですね、編成24年にリニューアルしたばっかりなんですよ。
世界的建築家谷口義雄さん。
すごい方なんですか、その方。
東京の国立博物館とかの、でも外観がですね、ほぼガラス張りなんですよ。
なにそれ。
めっちゃオシャレです。
温泉でそういうの見たことないですよ。
温泉でガラス張りなんですよ。大丈夫と思うんですけど。
分かんないです。行ってもなんかオシャレな建物になるなみたいな感じじゃないですか。
分からないでしょうね。
へー、そんな近代的な建物。
そうなんです。で、特にその方の湯っていう、湖に面してる方の浴槽だと、
この水が連続してあたかもそこに浸かってるような幻想的なのが味わえるというですね。
今、写真で見せていただきました。片山草温泉、そういう。
すごいですね。
そうでしょ。超ガラス張り。
これ、あれに似てますね。加西臨海公園の水族館のガラス張りの建物。
で、ちょっと近くに歩いて行くと、お堂なんかが、湖のようにお堂があって、向き端で渡って見に行くみたいな。
で、お風呂に入ると、それが湖そのものっていう感じになるのかな。
なるらしいんですが、ごめんなさい、またやっちゃいまして、私。行った時に施設工事。
入ってないのか。
ということで。
写真を見せていただきました。
ホームページの写真、私も我慢をし、そういうさんのお隣にある神戸港楽園さんで、こっちをいるように入らせていただいたんですけども。
すごく良かったです。
何が良いって、ここ泉質ナトリウムカルシウム塩化物線っていう、海の近くによくある泉質なんですけど、
インセンがありまして、海です。しょっぱい。海水の濃さ。しょっぱい。舌がピリッとするくらいしょっぱいんですよ。
加賀温泉郷のシリーズは、インセンして割と美味しいよっておっしゃってましたよ。
山城温泉がめちゃくちゃ美味しかったんですよ。
山城が美味しくて、そして今回の片山津はしょっぱい。
しょっぱい。でもね、これが良いんです。私好きなんですよ。海の海水に近いところの温泉。
っていうのも、塩が塩分が多いってことは保温効果があって、特にね、ひげ症の方におすすめ。
めちゃくちゃ温まるし、ゆざめしにくいんですよ。
温泉成分がからねぷわっと入ってくるので、ちょっとね、水分奪われやすかったりとか、湯渡りしやすいんですけど、
本当に軽く入っていただくだけで、寒い冬の日でも、その後外でバス持ってても、全然全然寒くならないけど、ずっとぼっかぼかです。
ひげ症には嬉しいです。
一応その、陰泉の効能として、胃腸が整ってるんですけど、ガンパテは飲めないから。しょっぱいんだもん。
なんかあの、温泉の施設の写真で見せていただくと、マスで陰泉してますよ。
無理無理無理。だって海だもの。味が。
そんなね、片山津温泉。ちょっと先ほど見たとき、歴史的には実は浅い温泉地ではあるんですけど、
この地区自体は、実は歴史の深いところでして、平安時代まで言っちゃいます。
減兵合戦。結構ね、北陸でやってるんですよね。減兵合戦やってるっていうのもあるんですけど。
で、あのいわゆる、吉津根寄り友というよりは、木曽吉中が北陸なんですよね。
その木曽吉中のエピソードがありまして、特に斎藤真盛。わかる方にはわかる。
真盛って言うと、実はお脳にもなってる感動エピソードがあるんですよ。
へー。脳の演目になってる。演目になっているような感動エピソードがある。
そんなエピソード。どんなエピソード?
それの具体がこの片山津温泉から歩いて10分ぐらいにある戸仙城。今は手塚山公園ってなってるんですけど。
ちょっと簡単に言いますと、斎藤真盛さん。減兵合戦がどんどん激化してきまして、
斎藤って名前がちょっとわかりづらいんですけど、一応兵器の方なんですよね。
そうなんですか。
そうなんですよ。で、源氏がこう勢いがついてきて、兵器が追われていくんですけども、
その中で源氏に立ち向かう、ちょっとおじいちゃんなんです。実は斎藤さんのこの時には。
で、おじいちゃんが若い源氏の部署に打ち取られるところから始まるんですね。
手塚光盛という部署に打ち取られるんですよ。
手塚さんはなんかよくわかんないけど、おじいちゃん部署いたからなんか首取ってきたぞみたいな感じで、
木曽吉永の元に連れて行くんですよ。首を持って行くんですよ。
わからずに。
誰だろう。でも絶対大将だから、すごい人だよね。誰だろうね。
日口兼光という木曽吉永の歌詞園がパッと見たら、あれ?見たことあるなこの顔。
でも自分の知っているその部署は、真根守はもう70超えてるちいちゃんだから。
かなりの年齢。
そうなんですよ。白髪で、もっと年老いているはずね。でもその持ってきた首は髪が黒黒としてるんですね。
おかしい。でもこの顔はもしや。ということで池に行って首を洗ってみると、髪の毛から黒がどんどん落ちて白髪になっていくんですね。
どういうことですか。
実は真根守さんは老少なのでおじいちゃんなんですけど、敵にも味方にも気を遣わせずに最後は武士らしく死にたいということで、髪を黒く染めて出陣してたんです。
なんていう気遣い。
そうなんです。しかもなぜ身元がわからなかったか。当時は一対一する時に名乗るんです自分は、我こそは。
あーよく見かけますね。ドラマなんかでは。
でも真根守名乗ってないんですね。なんでかというと、実はその。
主君の競いをしなきゃ。
彼がまだ子供の時、まだ駒大丸っていう本当に子供の時に真根守に命を助けられてるんですね。助けてるんです真根守は。
で、おそらく恩人だということがわかれば、木曽義中は自分を討てないだろう。
そうか。うわー。
ということで名も伏せて最後まで武士らしくということで死ぬんですけど、それを知って義中はその首を目の前にしてワンワン泣いたと。
そうですね。だって義中のことを思って。
そうなんです。
自分が本当にもう本当に殺されそうになった時に助けてくれた大恩人なんですが、自分の前に首になってきたっていう。
それがね、そのエピソードがお脳になったりとかしている。原平合戦の中でもかなり有名なエピソードの一つなんですけども。
その首を洗ったとされる首洗い家。なんか急に名前が驚々しくなるんですけど。
感動的な名前つけてみようと思うんですけど。
今感動してたのに。
あったでしょもうちょっと。まんまの首洗い家。
首洗い家。
がその戦場にあるんです。
へー。
今町おこしをすごく力得てまして、そこに行くとその銘板面ですよ。
泣き崩れる首を前に泣き崩れる一吉永と部下二人みたいな像があるんですけど、そこにこうスマホを向けるとチャララランっていってアニメーションが流れる。
すごいでもこれはもうめちゃくちゃ凝ったアニメで15分ぐらい超大作ですよもう。
今の時代そういうのがすごく人気ですけれども、今見せていただいてますホームページを。