怒涛ですよね、ほんとに。
だから、ほとんど人質と謹慎で過ごしているけど、
今の感覚でいうと人質って言うと、ほんと何にもしてない感じですけど、
そうですね。
当時の人質は言ってもちゃんと扱われているので、
逆に言うと武田、上杉、豊臣のすごい名だたる部署の中で、
揉まれていろんなものを見聞きして育ってきているんですよね。
そうですね。盗みたい放題ですね、戦略。
で、パパもすごい、パパとしても戦っているので、
だから最後にこの大阪の陣で活躍するっていうのも、そこにつながってくると思うんですけど。
その期間があったからこそ、そこの都市で活躍して。
できてよかったね。
はい。
これね、まさゆきが一回その久戸山時代に、
ゆきむらがお父さんお父さんとこういう戦略道具みたいになった時に、
俺が出したら通るけど、お前が出したら通らないよ。
なぜならお前には実績がないからって言ったみたいなエピソードがあるぐらい、
実績がない割には大阪の陣で真田丸を築いたりとか、
ちゃんとお仕事任せて戻ってたって結構すごいなって私は思ってるんですけど。
そうですね。かっこいいですね。
かっこいいです。
でね、大阪の夏の陣では一回ね、
銅明寺の戦いっていう結構熾烈な、杉ヶ浜の中でも熾烈な戦いで、
後藤本嗣っていう部署と合流するはずが、霧が深くて行けなかったんですよね。
で、戦死させてしまうんですよ。
それに責任を感じて、自分を打ち死にしたほうがいいかなってなるんですけど、
毛利勝長に、いや何を言ってるんだと励まされて戦いを続けた結果、伊達正宗を撃破ですよ。
はい。熱いですね。
熱いですよね。
ここの展開が。
その後、家康の本陣に突撃して、2回突入してるんですよね。
はい。
で、もう本当に家康の側まで迫って、
前のその戦いの凄まじさに、家康2回自害を覚悟した。
だからもう相当ビビってたんですけど、前にね、お父さんの正之の回に大阪に真田が入ったって知らすぎて、
正之亡くなってるのに、家康は親の方か、ここの方かって聞いたっていう話があったんですけど、
多分これお父さんだったら怖いと思って聞いてるはずなんですよね。
そうですね。
でも息子にボコボコにされてる。
結果的に。
結果的に、それ聞いたけど両方ボコボコにされてるっていう。
だから本当に家康にとってはもう多分真田トラウマで、
もう脅威でしかない。
脅威ですよね。
で、まあ信之さんはちゃんとね、徳川についてて、奥さんとかもそうなのであれなんですけど、
ちゃんと真田家は続いていくんですけど、これがあまりにもトラウマすぎて、
この雪村こと信繁とパパ正之は、なかなかお墓とかも自由に建てさせてもらえなかった。
でも庶民には人気で、後に軍器物とかにかけがかねて、
檜本一のツバモノっていうね、一言がもうどんどんどんどん膨らんで、
今のキラキラ雪村君につながっていく。
ありがたいですね。
ありがたいですね。
檜本一のツバモノか。
そんな真田の聖地、行ったことありますか?上田。
上田、昔家族で旅行に行ったことがあるんですけど、
その時まだこの真田雪村にはまってない。
推しじゃなかった時期?
そうなんです。まだそういうのをあまり考えてない時代だったので。
なるほど。推しになってからは行ってないですか?
行ってないんですよ。
そうなんですね。
上田城ってお城がありまして、そこの宝物展とかにもいろいろあるんですけど、
上田のちょっとね、上田電鉄別所線という別のちょっと沿線でピューって行ったところにあるのが別所温泉。
ここが真田木ゆかえの温泉地なんですが、
今回はちょっと史実からは離れてしまうんですけども、
さっき言った通りに雪村の人気はなんせ後世なんですよ。
はい。
後世の軍規窓が小説に出てくるんで、
池上翔太郎さんの真田大秘記。
この中で雪村がよく通ってた温泉としてこの別所温泉が登場するんですね。
しかもですよ、この温泉の湯の中で、
雪村は年上の女忍者コウさんと結ばれて晴れて大人になった温泉。
もうあれですね、いろいろ妄想を膨らんじゃいますね。
そうです。人生のターニングポイントを狙った温泉なんです、ここ。
そのお湯のモデルになっているのが、今郷土浴場になっている石湯っていう温泉です。
石湯温のところにちゃんと石碑が立っています。
雪村。
なんか写真で見たことあります。
別所温泉には他にも吉川一先生の新平家物語、これだったら木曽吉中と青井の上が出てくるんですけども、
が出てくる大湯っていう郷土浴場とあと自覚大師、ゆかりの大師湯っていうのがあるんですけど、
この3つの郷土浴場プラスあと宿がいくつかあります。
選出が単純イオン温泉なので、本当にほんのりイオンの香りがする、
けどそんなに強くない、若干あるかによって美肌の湯ですね、お肌ツルツルになる。
めちゃくちゃいい湯でした、ここも。
温泉場自体もすごく古いんですけど、平温時代の清少納言、枕草子って聞いたことあると思うんですけど、
そこに納言おすすめの温泉みたいなコラムが出てくるんですよ。
パードが出てくるんですけど、そこで七栗の湯っていう風に出てくるのが、ちょっと名前的に今残っているわけではなくて七栗なので、
これが昔、七栗と呼ばれていた場所ではないかということで候補に別称温泉が挙がっています。
そうなんですね。
もう一個が坂木原温泉というところなんです。
どっちかが七栗だよねっていう争いをしています。
今も続いている?
今も続いています。
そうなんですね、完結してない。
完結してないんですけど、すごく歴史がある温泉なんですね。
もう一つ、北向観音という観音様がいらっしゃいまして、こちらもすごく古いお寺なんですけども、
実は禅公寺とセットでお参りしてくださいねっていうお寺なんですよ。
そうなんですね、禅公寺のイメージがすごく。
やっぱり長野といえば禅公寺なんですけど、実は禅公寺って来世の履歴なんですよ。