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窓を開けると 金木犀の香りがする
クション! という君に布団をかける。
起きてると怪獣 寝てると天使
まさに君のことだ もうすっかり朝は涼しくなってきた
朝よ 起きて
君を叩き起こす 朝起きると
君は 今日の見た夢はね
あのね と話し出す
夢の中でママは ヒーローだったんだ
キラキラしている 君の目が愛おしい
夜は君の演技が始まる ああ僕はどうせ一人で寝るしかないんだ
とあからさまに 拗ねてみせる
寝る時はママの横で寝てたいな と言い30秒で寝る
いつまでだろう 君がこんなにママを求めるのは
いつまでだろう 君がこんなにママに話してくれるのは
いつか誰かと 恋人になるんだろうなぁ
いつか誰かと 結婚するんだろうなぁ
そんな思いを だから帰宅して
ねえママ あのね お待ちどうしくまっている
バタン ドタドタドタ
ただいま ねえママ あのね
うん どうしたの
そう言いながら 思いっきり抱きしめる
咲く ともり
代名 ねえママ
あのね