1. 創造日常 note
  2. AIを使うと考えなくなる?
2025-05-14 05:41

AIを使うと考えなくなる?

生成AIを使う人が増えてきました。そこで心配になるのはAIに依存しすぎて、考えなくなるのでは?と、まず考える。

それ、本当に考えましたか?

 

このポッドキャストは、

下記の記事をNotebookLMで音声化したものです。

 

元記事(note) : https://note.com/daisaw33/n/n78499f4ab83c

https://note.com/daisaw33/n/na658f2fcbfd3

サマリー

AIを使うことで思考を活性化する視点が示されています。Daisuke Sawaiのnote記事では、AIが思考を深める対話相手となり、新しい視点を得る手助けをすることが強調されています。

AIの活用と思考の深まり
ノト丸
AIを使うと考えなくなるんじゃないか。これなんか最近本当によく聞きますよね。
ブク美
聞きますね。
ノト丸
今日の資料、あの、Sawai Daisukeさんの記事なんですけど、
AIを使うと考えなくなる、本当の思考が始まる場所としてのAI体験っていう。
まさにこの疑問に切り込んでるんですよね。
あなたもどこかで、こういう心配を感じたことあるかもしれません。
ブク美
非常にタイムリーなテーマだと思います。
で、そのSawaiさんは記事の中で、この一般的な見方、これに対してですね、実は逆の体験をしてるんだ、と指摘してるんですね。
ノト丸
逆の体験ですか。
ブク美
はい。むしろAIをこう積極的に使う人の方が、思考が深まってるし、行動も早い、みたいに感じてると。
ノト丸
えー、それ面白い視点ですね。記事には何か具体的な例も挙がってましたよね。
ブク美
あー、そうですね。AI使う人に仕事を頼むと、割とすぐ叩き台が出てくると。
で、それを元に対話が進んでいくと。
一方で、今ちょっと考えてますって言って、なかなか具体的なものが出てこない、そういうケースもあるって書いてましたね。
ノト丸
あー、その対比はすごくわかりやすかったです。なんかありますもんね、そういうこと。
ブク美
えー、で、そこにまあ考えているつもりっていう一種の落とし穴があるんじゃないかとSawaiさんは分析してるんです。
ノト丸
考えてるつもり?
ブク美
はい。なんか完璧な答えを出そうとしすぎたり、あるいはその自分はちゃんとこう正しく考えられるはずだ、みたいな。
ちょっとしたプライドみたいなものから、考えが完全に固まるまで何もアウトプットしない、みたいな。
ノト丸
なるほど。
ブク美
でもそれって本当に考えてる状態なのかなって、まあ問いかけてるわけですね。
ノト丸
うーん、確かに。自分だけでこううなってても、実はこう堂々巡りになってるだけみたいなこともありますもんね。
ブク美
そうそうそうなんです。で、Sawaiさんの見方だと、その生成AI、まあ文章とかアイディア作ってくれるタイプのAIですね。
これはその完璧な答えを出す魔法の杖っていうわけじゃないんですよ。
ノト丸
へー。
ブク美
むしろこっちからの問い、これに応答を返すことで、自分一人じゃ気づけなかった、なんか思考の枠とかちょっとした偏りみたいなものを浮かび上がらせてくれる対話相手なんだと。
ノト丸
対話相手ですか。なるほど。じゃあAIを使うことで、なんか自分の考えを客観的に見るきっかけができるみたいなことでしょうか。
ブク美
まさにそういうことだと思います。Sawaiさんが主催した未来創造ワークショップって話がそれをよく示してるんですよ。
思考の定義と新しいプロセス
ノト丸
あ、ワークショップの話。
ブク美
ええ、参加者の方がAIと対話するわけですね。で、自分の考えを言葉にして外に出す、外部化する。
するとAIからなんか意外な応答が返ってきたりして、それで新しい視点がパッと開けたりとか、あるいは自分でも気づいてなかった願望とか思考の癖みたいなものにハッと気づかされたりすると。
ノト丸
へー、それは面白いですね。
AIがその思考停止を招くんじゃなくて、むしろ思考を活性化させる鏡みたいな。
ブク美
そうなんです、鏡。これはかなり逆説的で面白い見方ですよね。
ノト丸
いや、面白い。
ブク美
ええ。ただですね、もっと興味深いのがそのワークショップの後日談なんですけど。
ノト丸
あ、後日談があるんですね。
ブク美
そうなんです。参加者の方がある上司に報告したら、「ん?AIを使ったんだら、それは君自身が考えたこととはちょっと言えないんじゃないか?」みたいな、そういう反応があったそうなんです。
ノト丸
あー、それはなんかありそうな反応ですね。やっぱり自分の頭で考えるっていう、そこへのこだわりというか。
ブク美
うーん、そうですよね。でもSawaiさんはこれを単など批判っていうよりは、新しい思考のプロセスに対する、まあ、戸惑いの現れじゃないかと捉えてるんです。
ノト丸
戸惑いですか?
ブク美
ええ。これまでの考えるっていう行為も定義みたいなものが、AIが出てきたことでちょっと揺らいでると。
ノト丸
なるほど。
ブク美
だからこそ、これは若手だけじゃなくて、経験豊富なベテランも含めて、あらゆる世代にとって学び直しのチャンスになり得るんじゃないかって指摘してるんですね。
ノト丸
自分で考えるとはそもそも何なのか、その定義自体をアップデートしていく必要があるのかもしれないってことですね。頭の中だけで完結させることだけが思考じゃないと。
ブク美
まさにおっしゃる通りです。Sawaiさんの結論としては、AIみたいなそういう対話相手を持つことで、かえって発想が豊かになるし、自分の思考の限界とか偏りにも気づきやすくなると。
ブク美
そしてその気づきからこそ、本当の思考っていうのが始まっていくんだっていうことなんですよね。
ノト丸
なるほどな。じゃあ、AIを使うと考えなくなるどころか、むしろAIを使うからこそ、より深く考え始めることができるっていう、そういう可能性を示してるわけですね。
ブク美
そういうことです。問いを立てて、AIと対話して、その応答からまた新しい問いを立て直していくと。このプロセスを通じて視点が変わったり、これまで知らなかった自分自身とか、新しいアイディアに出会えたりする。
ブク美
Sawaiさんはこれを、未来をみんなで作っていくための新しい考え方の体験なんだと強調してるんです。
ノト丸
いやー、これは非常に示唆に伴う話でしたね。AIとの向き合い方について、あなた自身の考えも、なんか少し深まったんじゃないでしょうか。
ブク美
ええ、そうだといいですね。
さて、この短期を踏まえて、最後にSawaiさんからの問いかけで締めくくりたいと思います。では、あなたはどんな問いを立ててみますか。
05:41

コメント

スクロール