1. 創造日常 note
  2. By AI - With AI - By Human
2025-06-26 07:16

By AI - With AI - By Human

人間の創造性を高めるAIとの関係を考察しました。

下記noteの記事をNotebookLMで音声化したものです。

 

元note記事URL : https://note.com/daisaw33/n/n98d3fcdc1dc1

サマリー

このエピソードでは、クリエイティブ分野における生成AIの役割と、その利用がもたらす可能性をDaisuke Sawaiが考察しています。特に、ウィズバイカーブという概念を通じて、人間とAIの協調が創造性を高める可能性を示しています。

生成AIの影響
ブク美
こんにちは、ザ・ディープダイブです。今日の探究は、みなさんの創造性、これと今話題の生成AIの関係についてです。
AIって、クリエイティブな活動にとって脅威なんでしょうか?それとも、私たちの可能性を広げてくれる味方なのか?
ノト丸
えぇ、そこ気になるところですよね。
ブク美
今日は、その辺りを深く掘り下げていきたいなと。今回はですね、クリエイティブ分野でAI活用に早くから取り組んでこられた、
Daisuke Sawaiさんという方の考察、これを手がかりに進めたいんです。
ノト丸
はい、Sawaiさんですね。
ブク美
特に、彼が提唱しているWith-By curve、With-By curveっていう考え方、あとその解説に注目します。
これを通して、AIとの新しい付き合い方というか、みなさんの創造性を最大限に引き出すヒント、これを一緒に見つけていくのが今回のミッションです。
ノト丸
なるほど、面白そうですね。
ブク美
よし、じゃあ早速紐解いていきましょうか。
Sawaiさんご自身も、最初にAIがクリエイティブの領域に入ってきた時、やっぱりちょっとショックというか、恐れとか怒りみたいな感情、そういうのもだいたって結構率直に語ってますよね。
ノト丸
ええ、書かれてましたね。なんかそれはすごく人間的な反応だなぁと。
ブク美
ですよね。これって、昔写真とかあるいはデジタルツールが出てきた時のアーティストの反応となんか重なる部分があるかもしれないですね。
ノト丸
確かに、新しい技術に対する一種の戸惑いとか抵抗感みたいなものは、いつの時代もありますよね。
それで、日本だと生成AIの利用率がまだ低いっていうデータ、2024年の白書で9.1%でしたっけ?
ブク美
あ、そうなんですね。9.1%。
ノト丸
この背景にも、もしかしたらそういった抵抗感とか、自分の仕事が奪われるんじゃないかっていう漠然とした恐れみたいなものが。
ブク美
あるのかもしれないと。
ノト丸
ええ。Sawaiさんの考察は、まさにそこに対する一つの応答になっかると思うんです。
ブク美
その応答の中心にあるのが、先ほど出たWith-By Curve ですね。これは具体的にどういうものなんでしょうか?
ノト丸
はい。これがですね、非常に示唆に富むグラフでして、まず横軸、これがAIの関与度を示してるんです。
AIの関与度、はい。
左端が、AIが全部やっちゃう、By AI。で、右端が、人間がAIを全く使わずにやる、By yourself。
ブク美
なるほど。左がAI任せ、右が自分だけ、と。
ノト丸
そうです。そして縦軸が、あなたの創造性を表しています。
ブク美
創造性。このカーブを見ていくと、ここで非常に興味深い、というかちょっと直感と違うかもしれない点が見えてくるんですよね。
ええ。
創造性が一番高くなるのって、AIに完全に任せるBy AIでも、逆に全く使わないBy yourselfでもないと。
ノト丸
まさにそこがこのカーブの核心部分なんです。
ほう。
独占が示すピーク、つまり想像性が最も高まるのは、AIと人間が共同する、With AIの領域。
ブク美
With AI。
ノト丸
ええ。特に沢井さんは、Collaborative AI、協調型AIと呼ぶゾーンにある、と考えています。
ブク美
協調型AIですか?
ノト丸
はい。これは、AIがアイディアですとか、作業の効率化みたいなサポートをして、人間が最終的な方向性を決めたり、意味とか価値、
いわば自分らしさを吹き込む、そういう関係性ですね。
ブク美
なるほど。協調型AI、ただWith AIって言っても、単にAIを便利な道具として使うだけっていうのとはちょっと違う感じなんですかね。その協調っていうのは?
ノト丸
いい問いですね。単なる道具として使うというよりは、もっとAIをパートナーとして捉えるような姿勢、これが大事になってくるかなと。
パートナー。
AIって、例えば言葉をものすごいスピードで処理したり、抽象的なものをパッと視覚化したり、複雑な情報を俯瞰的に見せてくれたりする、そういう強みがあるわけですよね。
はいはい。
その強みを最大限に生かしつつも、でも最終的な判断とか、これで行こうっていう意思決定とか、いやこれは私が面白いと思うものだっていう勝ちづけ、これは人間が行う。
ブク美
あくまで人間が。
ノト丸
そうです。この対話的なプロセスこそが協調であって、これが人間の創造性を刺激して拡張していくんじゃないかとSawaiさんは考えてるわけです。
ブク美
確かにAIが全部やる、By AIは効率はいいかもしれないですけど、Sawaiさんが指摘するように、これって自分がやる意味あるのかなっていう根源的な問いに行きつきそうですよね。
ノト丸
そうなんですよ。
ブク美
彼にとって、創造の面白さって単にできることをやるんじゃなくて、やりたいことを試行錯誤しながら探していくプロセスそのものにあるんだっていう。
ノト丸
まさにその通りだと思います。この自分でやる意味とか、プロセスそのものを楽しむ感覚っていうのが、ある意味でBy AIの限界を示してるのかもしれないですね。
なるほど。
そしてこのwith AI、特にCollaborative  AIの考え方を理解することが、最初に触れたAIへの抵抗感とか恐れ、これを乗り越える鍵になるかもしれないとも思うんです。
ブク美
ああ、なるほど。AIは仕事を奪う敵じゃなくて、むしろ自分の創造性を増幅してくれるパートナーになり得るんだっていう視点ですね。
ノト丸
そういう捉え方ですね。
ブク美
そう考えると、さっきの日本の低いAI利用率も、もしかしたらこのwith AIで得られる可能性とか、その面白さみたいなものがまだ十分に認識されてないことの現れなのかもしれないですね。
ノト丸
ええ、そういう可能性は十分ありますね。
新しい創造の形
ブク美
皆さんの、例えばお仕事とか、あるいは趣味に当てはめてみるとどうでしょうね。どの部分をAIと協調させて、どの部分でご自身が主導権を握って自分なしさを追求したいか。
そのバランスを探ってみるっていうのは、新しい創造の形を見つける上で面白い試みになりそうですよね。
本当にそう思います。
さて、今回Sawaiさんの考察を通して見えてきたのは、AIを単なる効率化ツールとか、あるいは脅威としてだけ見るんじゃなくて、創造性を共に高めていくパートナーとして捉えるwith AIっていう視点の重要性でした。
ノト丸
ええ、まさにAIとの共同っていうのは、人間の創造性を新しいフェーズに導こうとしている感じがしますよね。
ブク美
新しいフェーズですか?
ノト丸
はい。効率化のその先にある、より本質的な問いというか、つまり、自分が本当に面白いと感じるものは何なのか、とか、自分ならではの価値ってどこにあるんだろうっていうのを探求し続けること。
ふむ。
それこそが、これからのAI時代の創造性において、ますます重要になってくるんじゃないでしょうか。
ブク美
なるほどな。本質的な問いに向き合うと、Sawaiさんは最後に力強く、「オモシロイミライヲツクレ!!」って投げかけてますよね。
ノト丸
ええ、印象的な言葉ですね。
ブク美
皆さんがAIと共に創り出す面白い未来、これって具体的にどんなものでしょうか。
今日の話がその未来を考える何か小さなきっかけになったら嬉しいです。
というわけで、今回の探求はここまでといたします。
はい、ありがとうございました。
07:16

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