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2025-05-13 06:38

生成AIと#毎日オニギリ

生成AIでもっと面白いことしたい。クリエイティブに使いこなせるようになるための、#毎日オニギリ

アイデアワークアウトの紹介です。

 

このポッドキャストは、以下の記事をNotebookLMで音声化したものです。

元記事(note)はこちら :

https://note.com/daisaw33/n/n73da6ff9db66

サマリー

生成AIを利用してクリエイティブな発想を引き出すためのユニークな訓練法、#毎日オニギリを紹介します。このアプローチでは、毎日新しいオニギリのアイデアを考えることで、制約の中で多様な発想力を鍛えます。

生成AIとクリエイティブな発想
ブク美
生成AI、文章を作ったり、画像を生成したり、技術自体はすっかりお馴染みですよね。
ノト丸
そうですね。
ブク美
でも、効率化とか、情報収集のツールっていう使い方がやっぱり多くないですか?
ノト丸
確かに。検索の延長線上みたいな。
ブク美
そうそう。でも本来は、名前の通り、「生成する」、つまり新しいものを創り出す力があるはずなんですよね。
ノト丸
そこが本質ですよね。
ブク美
今日はですね、その生成AIをもっとクリエイティブな相棒として使いこなすためのちょっとユニークな訓練法、
ハッシュタグ毎日おにぎりについて、Daisuke Sawaiさんのノート記事を元に深掘りしていきたいなと。
ノト丸
はい。#毎日おにぎり。面白いタイトルですね。
ブク美
これ、生成AIでもっと何かこう面白いことしたいなって思っている方には、すごく刺激的なヒントになるかもしれないです。
早速ちょっと見ていきましょうか。
はい、お願いします。
まず、そもそも論として、多くの人が生成AIのその創造的なポテンシャル、それを引き出せてないのって何でなんですかね。
ノト丸
うーん、そうですね。
ブク美
Sawaiさんの記事でもちょっと触れられてましたけど、Adobe の調査だと日本人で自分はクリエイティブだって思っている人わずか8%だとか。
ノト丸
8%ですか。それはかなり低いですね。
ブク美
だからちょっと自信がないみたいな、そういう背景もあるのかもしれないですね。
ノト丸
なるほど。その状況を変える一つのきっかけとして提案されているのが、この#毎日オニギリなんですよ。
やることはすごくシンプルで、毎日10分から15分くらい、新しいオニギリのアイディアを考える。
ブク美
オニギリのアイディアですか。毎日。
ノト丸
そうなんです。ここがポイントなんですけど、そのアイディア出しのプロセスで、生成AIをアイディアをぶつける壁打ち相手として使うっていう。
ブク美
壁打ち、なるほど。AIと壁打ち、面白いですね。でもあの素朴な疑問なんですけど、なんでオニギリなんですか。
ああ良い質問ですね。
なんかもっと複雑なテーマの方がトレーニングとしてはよさそうな気も。
ノト丸
ええ。Sawaiさんによれば、まずオニギリって誰でも知っててイメージしやすいじゃないですか。
ブク美
まあ確かに。日本人なら特に。
ノト丸
で、そのオニギリであることっていうすごくシンプルな制約、その中でどれだけ多様な発想ができるかっていう訓練になるんです。
ブク美
制約が逆に。
ノト丸
そうなんです。この制約の中で自由に発想するっていうのは、実はどんな企画とかクリエイティブな仕事にも通じる普遍的な型なんだと。
ブク美
なるほど。型ですか。具体的にはどんな感じで進めるんですか、そのワーク。
ノト丸
えっとですね、まず初級編では、例えば2つの味の融合みたいなテーマですね。
ほう。
記事にあった例だと、"海山ご縁結び"みたいに、海の余地と山の余地を組み合わせるとか。
ブク美
海山ご縁結び、いいネーミングですね。
ノト丸
ですよね。あれはご飯以外の素材で考えてみる。クスクスとかポレンタとか、ふかし芋でオニギリ作れないかなとか。
ブク美
へえ、クスクスでオニギリ。
ノト丸
まずは思考の枠をちょっと広げてみるという練習ですね。
ブク美
なるほど、基本のストレッチみたいな感じですね。でもそれだけだと、まだ型を鍛えるっていうには、少しなんか物足りない気もしますけど。
ノト丸
もちろんこれで終わりじゃないんですよ。中級編に進むと、グッとこう深掘りされていきます。
訓練法の具体例
ブク美
中級編。
ノト丸
例えば、なりきりおにぎり。
ブク美
なりきり?!
ノト丸
もし自分が宇宙飛行士だったら、どんなオニギリが必要かとか、高齢者向けなら、外国人観光客向けなら、みたいに特定の誰かになりきってアイディアを出すんです。
ブク美
うわあ、面白い。視点を変えるだけで全然違うものが出てきそうですね、それは。
ノト丸
そうなんです。さらにエモいオニギリなんていうテーマもあって。
ブク美
エモいおにぎり?
ノト丸
はい。なんかセンチメンタルな気持ちになるおにぎりとか、クライシス、危機感を表現するオニギリとか、食べたら覚醒するようなオニギリとか。
ブク美
すごい抽象的ですね。
ノト丸
そう。こういう抽象的な感情とか状況を、オニギリっていう具体的なもので表現しようとすると、思考がこうジャンプするんですよね。
ブク美
なるほど。
ノト丸
Sawaiさんは、これを70日以上続けたら、その発想の引き出しとか、AIへの問いかけ方自体がもう格段に豊かになったって実感されてるそうです。
ブク美
へえ、70日。それはすごいですね。毎日オニギリを考えることが、なんか野球選手の素振りみたいに、クリエイティブの基礎体力をつける訓練になる。
ノト丸
と、まさにまさに。
ブク美
生成AIっていう、バットをうまく振るための素振りみたいな。
ノト丸
そういうイメージですね。記事では”鍛創”っていう言葉も紹介されてました。
鍛創⁈
金属を叩いて鍛える鍛造と創造を組み合わせた造語なんですけど。
なるほど。
一瞬のひらめき、発火みたいなものも大事だけど、それ以上に日々の緻密な積み重ねで創造力を鍛え上げること。これが重要なんだと。
ブク美
鍛え上げる。
ノト丸
AIの時代になっても、この継続による成長っていうのはやっぱり本質なんだっていうことですね。
ブク美
ということは、生成AIを単なる便利な検索エンジンとか効率化ツールとして使うだけじゃなくて、本当にその創造性を引き出すパートナーにするには、
この#毎日オニギリみたいな一見地味かもしれないけど、継続的な考える訓練が鍵になるってことなんですね。
ノト丸
まさにそういうことだと思います。
ノト丸
このワークのゴールとしては、3ヶ月後にはアイディアを生み出すことが日常になるとか、クリエイティブに対する自信がつくとか、生成AIを使って自分だけの独創的な発想ができるようになることだそうです。
ブク美
3ヶ月。
ノト丸
ええ。まずは3週間、そして3ヶ月。続ければきっと変化が見えてくるはずだと。
ブク美
なるほどな。なんか特別なプロンプトの技術とかばっかり追いかけるんじゃなくて、こういう日々の思考の素振りこそが、実はこれからの生成AI時代の創造性を開くのかもしれないですね。
ノト丸
ええ、そう思います。
ブク美
しかも具体的で誰でも始められて、なんだか楽しそうですしね、オニギリ。
ノト丸
そうですね。さて、ここまで聞いてみて、あなたならどんな毎日できる小さなことで、ご自身のクリエイティブ筋、鍛えてみたいですかね。
ブク美
おー、問いかけですね。
ええ。オニギリに限らなくてもいいと思うんです。生成AIと一緒にできる、あなただけの素振り、みたいなもの。きっといろいろありそうですよね。
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