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2025-06-29 05:38

生成AIはクリエイティブの「嘘」を許す?

生成AIは嘘をつく。何かを生み出すにはそれっぽい嘘はむしろ必須です。生成AIとクリエイティブの関係を紐解きます。このポッドキャストは下記note記事をNotebookLMで音声化したものです。


元note記事URL :
https://note.com/daisaw33/n/n5f3b77acd521

サマリー

生成AIとクリエイティブの関係について、特に筆者の主張を通じて新しい視点が示されます。生成AIはクリエイターにとって重要なパートナーであり、未来のビジョンを描き、実現するためのツールとして機能する可能性があります。

生成AIとクリエイティブの関係
ブク美
今回はですね、生成AIとクリエイティブ、この2つの関係性について、ちょっと深く掘り下げていきたいなと思ってます。
ノト丸
はい。
ブク美
で、参考にするのが、Daisuke Sawaiさんという方が書かれた、「生成AIはクリエイティブの嘘を許す?」っていう、なかなか刺激的なタイトルの考察記事なんですね。
ノト丸
えー、読みました。面白かったですね、あれ。
ブク美
面白いですよね。しかもこの記事の成り立ち自体が、筆者がGeminiと対話しながら考えをまとめて、架空のインタビューっていう形にしたっていう、そこもまた興味深いなと。
ノト丸
なるほど。その手法自体がもうテーマを体現してる感じですね。
ブク美
そうなんですよ。で、まず記事の出発点にあるのが、クリエイティブにはまあ唯一の正解ってないよねっていう考え方。
うんうん。
学校だとほら、先生が答えを知ってる問題を解くのが中心だったりするじゃないですか。でも実社会、特にこれから未来を作るぞっていう場面だと、答えがない、もしくは問題自体がはっきりしないことに向き合う必要があると。
ノト丸
まさにそうですね。未来なんて誰にもわかりませんから、でもそれでも"見えないものを見ようとする"っていうその姿勢がクリエイターの基本だと。で、筆者はこの姿勢と生成AIがすごく相性がいいんじゃないかって指摘してるんですね。
ブク美
なるほど。生成AIって情報を生成するわけですもんね。つまりまだこの世にないものを言葉にしたり絵にしたりできる。
でもそれが時々、まぁ嘘って言われちゃうこともある。ハルシネーションとか。ここがなんか今回のポイントなのかなと。
ノト丸
そうなんですよ。そこがすごく面白いところで、筆者はこの一見すると欠点みたいに見える"それっぽい答え"とか、"それっぽい嘘"をつく能力、これこそが実はクリエイターには絶対必要だって言ってるんです。
ブク美
へー、必要スキルだと。
ノト丸
えぇ。まだ存在しない商品とか未来の出来事とかをまるで本当にあるかのように"それっぽく"語る力。生成AIはこの"それっぽさ"をよりリアルに具体的にするのを手伝ってくれる強力なツールになるんじゃないかと。
ブク美
"ポジティブハルシネーションアプローチ"っていうなんか面白い呼び方もしてますよね。
ノト丸
あ、してましたね。(笑)
ブク美
AIが生成するその最もらしい嘘を、むしろ未来を作るための前向きな力として捉えようみたいな。
ノト丸
そうそう、未来を描くこと自体が実現するまではある意味、嘘なわけですし。世の中の新しいものって全部完成するまでは嘘から始まってるんだっていう、その視点はなるほどなと思いましたね。
ブク美
確かに、言われてみればそうですね。
ノト丸
それと、この"それっぽい"から始めることの重要性っていうのも結構強調されてましたね。
ブク美
ああ、はいはい。
ノト丸
何か新しいことを学ぶときって、例えば絵を描くとか料理とかでも、まずは上手い人の真似して"それっぽく"やってみるじゃないですか。
ブク美
やりますね。まず形から入るみたいな。
生成AIの未来への影響
ノト丸
生成AIはその"それっぽい"最初の成果物を、誰でも簡単に出せるようにしてくれる。
だから学び始めるハードルがぐっと下がるし、その後の成長スピードも上がる可能性があると。
ブク美
なるほど。じゃあ多くの人が"それっぽい"ものを作れるようになったら、その先はもう「やるかやらないか」とか、「続けられるかどうか」みたいな実行力とか継続力が大事になってくるってことですかね。
ノト丸
そういうことだと思います。
学習スピードも昔だったら10年かかったようなことが、AIを使えば数ヶ月でなんてことも起こるかもしれないと。
ブク美
うわ、それはすごい変化ですね。
ノト丸
だから結論としては、生成AIはクリエイターの仕事を奪うっていうより、むしろ未来の嘘、つまりビジョンをもっと大胆に描いて、それを現実に変えていくための凄く強力なパートナーになりうるんじゃないかと。
ブク美
パートナーですか。
ノト丸
ただしもちろん、どんな強力な技術も使い方次第ですから、負の側面もあるわけで。だからこそ、それをより良い未来のために使うんだっていう、私たちの意思が重要になるとも付け加えてますね。
ブク美
そこは大事な視点ですね。いやー非常に面白い考察でした。で、ここで冒頭に言ってたオチなんですけど。(笑)
はい。
ブク美
この記事自体が、筆者がGeminiと対話、まあ思考の壁打ちですよね。それを通じてアイディアを練って、それを人に伝わりやすいように架空のインタビュー記事っていう形に再構成したものなんだそうです。
ノト丸
なるほど。いやー見事な構成ですね。それ自体がもう生成AIの、なんていうか生産的な使い方の一例になってるわけですね。
ブク美
そういうことですよね。自分の考えを深めて整理して、それを人に伝わる形にアウトプットするっていう、プレゼンの準備とか、あるいは本物のインタビューの練習なんかにも使いそうだなと。
ノト丸
確かに応用範囲広そうですね。
ブク美
で、まさに私たちが今、この対話形式、まあNotebookLMみたいなツールを使って情報源をこうやって読み解いてるのも、理解を深めるのに役立ってますよね。
ノト丸
そうですね。話しながら整理されていく感じがあります。
ブク美
ですよね。なのでこれを聞いているあなたも、こんな風に生成AIをご自身の思考整理とか、アイディア発想のパートナーとして使ってみるっていうのはいかがでしょうか。
ノト丸
いいですね。
ブク美
例えば、Geminiでアイディアの壁打ちをしてみて、そこで出てきたものを、こういう対話形式でさらに深掘りしてみるとか、そういう使い方っていうのも、きっと何か新しい発見があるんじゃないかなと。
AIが嘘を加速する時代だからこそ、私たち自身が何を目指すのか、その真実を見つめる力がますます問われるのかもしれないですね。
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