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2025-07-10 06:26

過去ログが未来を照らす⁈

生成AI時代は、SNSに貯めていた日常の呟きが財産になる。FacebookログデータをChatGPTに解析させたら?

このポッドキャストは下記noteをNotebookLMで音声化したものです。

 

元note記事 :

https://note.com/daisaw33/n/nf4dd9723ac11

サマリー

SNSの過去の投稿が未来の自分にとって貴重な資産になる可能性があると語られています。特に、AIを使って過去の思考パターンを分析し、それを基に新しい表現を生み出す方法が提案されています。

過去の投稿が価値に
ブク美
さて、今回はですね、普段皆さんが使っているSNS、特にFacebookとかですけど、その過去の投稿が思いがけない資産になるかもしれないっていう、そういうお話です。
ノト丸
資産ですか?SNSの投稿が?
ブク美
そうなんです。企業に勤めていると、やっぱり会社の看板とか、ちょっと意識しますよね。
ノト丸
ええ、そうですね。完全に自由な個人の言葉で、というのは難しい場面もありますね。
ブク美
ですよね。でももしですよ、その何年もかけて書き溜めてきた、もしかしたら自分でも忘れているような、過去の思考の断片みたいなものが、未来の自分を助けるリソースになったとしたら。
ノト丸
はあ、なるほど。過去の自分が未来の自分を、それは興味深い視点ですね。
ブク美
ええ。で、この話の元になったのが、Daisuke Sawaiさんという方の記事なんです。
ノト丸
ああ、存じてます。
過去ログが未来を照らすっていうタイトルで、FacebookとChatGPTを使って、ご自身の発信スタイルを見つけたという。
ええ、あの記事ですね。2011年からFacebookを使われてて、15年分の投稿データをChatGPTで分析したという体験談。
ブク美
そうなんです。15年分ってすごい量ですよね。
ノト丸
かなりの蓄積ですね。それで、その分析で見えてきたのが、単なる、ああ、昔こんなこと書いてたなっていう懐かしさだけじゃなかったと。
ブク美
と言いますと。
ノト丸
もっと深い、その人自身の発信パーソナリティとでも言うんでしょうか。無意識に使っている言葉の選び方とか、文章の癖、リズム。
それから、好んで使う比喩表現とか、思考がジャンプする時のパターンまで、そういうものが客観的にくっきり見えてきたということなんですね。
ブク美
へー、発信パーソナリティですか。面白いですね。自分の癖って自分じゃなかなか気づかないですもんね。
ノト丸
そうなんです。それをAIが可視化してくれたと。
ブク美
Sawaiさんは記事で、忘れてた定期貯金の満期のお知らせが来たみたいだって書いてましたね。
ノト丸
ああ、はいはい。
ブク美
何か特別な本を書いたとかじゃなくて、日々のちょっとした投稿の中に、自分だけの知識とか言葉遣いのストック、Sawaiさんはこれを"貯知句"、知識を貯める句って書いてましたけど、それがちゃんとあったんだと。
ノト丸
"貯知句"ですか。上手い表現ですね。
ブク美
これって、普段会社の立場で発信している人にとっても、何か希望が持てません?
ノト丸
まさに。ここで重要なのは、まずFacebookのデータって自分でダウンロードできるじゃないですか。
ブク美
あ、そうなんですね。できるんですね。
ノト丸
そしてそれをチャットGPTみたいなAIに読み込ませる。このハードルがもうずいぶん下がってる。
ブク美
なるほど。
ノト丸
これによって自分でも普段は意識してないような、深い部分の思考のパターンとか言葉の感覚、記事では"思考の化石層"なんて表現もされてましたけど。
"思考の化石層"、上手いこと言いますね
それを発掘できるようになったっていうのが大きいですよね。
ブク美
表向きの発言が控えめでも、その人らしさっていうのはちゃんと記録されてる。
AIによる新しい表現
ノト丸
なるほどな。自分の過去の言葉がそんな風に分析できるかもしれないと思うと、ちょっとワクワクしますね。
ブク美
さらに面白いのが、分析するだけじゃなくて、その身使った自分スタイルを使って、AIに新しい文章を作らせるみたいなこともできるんですよね。
ノト丸
そこがまた非常に興味深い点なんです。
単に過去を知って終わりじゃない。分析で見つけた自分らしさですね。
文体とか語彙とか、思考の展開の癖とか、それを今度はAIに教え込むわけです。
そうすると、過去のあなたのスタイルで今のこのテーマについて書いてって、AIに頼めるようになる。
ブク美
なるほど。それってつまり、過去の自分が書いたみたいな文章をAIが作ってくれるってことですか。
ノト丸
イメージとしてはそんな感じです。過去の自分と今のテーマとAIの編集力、この3つが合わさって新しい表現が生まれるみたいな。
ブク美
過去の自分と今のテーマとAIの編集力、この3つが合わさって新しい表現が生まれるみたいな。
過去と今と未来の自分が共読者になるみたいな感覚ですかね。
ノト丸
まさに。これって、普段なんとなく流れて消えていくようなSNSの投稿が、実はちゃんとデジタルな形で蓄積されていて、
未来の自分にとってすごく価値のある素材、言葉の資産になってるってことだと思うんです。
ブク美
言葉の資産、それが"貯知句"なんですね。
ノト丸
そうですね。そしてAIは、その膨大な"貯知句"の中からあなた固有のパターンを読み解いてくれる編集者であり、
時には、意図を組んで表現を整えてくれる翻訳者にもなる。
あるいは、過去のあなたのニュアンスを再現してくれる代弁者にもなり得ると。
ブク美
いやー、それはすごいですね。生成AI時代の新しい創造性って感じがします。
ノト丸
そう言えるかもしれませんね。
ブク美
ということは、今回の話から見えてきたのは、たとえ会社のルールとか立場を意識して書いた投稿だとしても、
日々のSNSの書き込みって、一つ一つが無駄じゃなくて、将来の自分にとっての価値ある言葉の資産、つまり貯知句としてちゃんと積み上がってる可能性があるっていうことですね。
ノト丸
まさにその通りです。そして、生成AIという強力なツールを使えば、そのもしかしたら埋もれていたかもしれない貯知句という試算を客観的に分析して深く理解できる。
ブク美
ふんふん
ノト丸
さらに重要なのは、その分析で見つかった自分らしさを土台にして、これからの発信とか文章を書くとか、そういうクリエイティブな活動に積極的に活用していけるようになるということなんです。
ブク美
なるほど。まさに思考の化石層から未来を照らすヒントを得るみたいな感じですかね。
ノト丸
AIと一緒に、より自分らしく自由に創造的に活動していくための一つの道筋が見えてくるような気がします。
ブク美
過去の自分との対話を通じて、未来の表現を豊かにしていく。
ノト丸
そんな可能性を感じさせてくれますね。
ブク美
あなた自身の過去の投稿には、どんなあなたらしさという宝物が眠っているんでしょうか。
もしそれをAIっていう新しいレンズで覗いてみたら、どんな発見があるか、あるいはどんな新しい表現が生まれる可能性があるか、ちょっと考えてみるだけでも面白いかもしれませんね。
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