1. 脱字コミュニケーション
  2. 映画『哀れなるものたち』どう..


【トーク内容】

「改名」しました/理崎冬蘭さん/Google検索の死とインターネットデブリ2.0/哀れなるものたち(POOR THINGS)観に行った/とにかく疲れたリサフランク/一切何も知らずに観たけど大満足のもこみ/AIで作ったみたいな景色/黒人の社会主義者/個人主義・資本主義的な結論に至る『バービー』との対比/アメリカとヨーロッパの違い/原作未読問題/「優しい」人々の支えあっての成長譚/日本でベラは育つのか?/性描写が下品じゃない理由/色々な切り口があり過ぎて感想が出てこない/同じ身体で違う人生を生き直すという共通点のある映画/文章なんて誰でも書けるけど…/生で観ると分かる演技の凄さ/「勘違い」の良し悪し/良い勘違いって何?



収録日:2024年2月14日



【出てきた固有名詞】

To Heart、桐島聡、Frank Oceanのblonde、柴田聡子、ムービル横浜、エマ・ストーン、ラ・ラ・ランド、ヨルゴス・ランティモス、ウィリアム・デフォー、窓ぎわのトットちゃん、バービー、伊坂幸太郎、メッセージ(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)、マーク・ラファロ、インティマシーコーディネーター、千年女優(今敏)、朝倉未来、サルメカンパニー、ミシェル・ンデゲオチェロ



【参考資料】


【話者】

⁠もこみ⁠

⁠リサフランク⁠


【デザイン】

●アートワーク:⁠みうら⁠

●OP・BGM・ED:⁠林舜悟⁠


【番組アカウント】

⁠Discordの招待リンク⁠⁠

⁠Twitter(⁠@okmiscommnctn⁠⁠)⁠

⁠note(⁠⁠@okmiscommnctn⁠⁠)⁠

⁠Instagram(⁠⁠⁠@okmiscommunication⁠)⁠

連絡先:okmicommunication@gmail.com



00:01
スピーカー 2
脱字コミュニケーション
はい、じゃあ脱字コミュニケーションということで、もこみと申します。リサフランクです。よろしくお願いします。お願いしまーす。
スピーカー 1
そういえば、もこみ春一と名乗ることにしまして。そういえば、そうですよね。そういえば、その話してなかったね。
三浦さんとインタビュー。画像、サムネイルを作ってくださった、脱字コミュニケーションのオレンジ色のね。
あの方にインタビューをしたというね。まあ、あれ嘘インタビューなんですけど。インタビュー風に編集したんですけど。
本人とやり取りしてね。ありがとうと言われたので、特に変なことはしてないんですけど。
まあ、あちらで、しゅんちゃんという風に私は呼ばれてるんですけど。あれは本当にしゅんちゃんと呼ばれていたんですよという話ですね。
まあ、どうでもいいですね。あの、ちょっとひらがな三文字のゆるい感じに耐えられなくなったっていう。
スピーカー 3
なるほどね。ちょっと、今後ライターしていく上でね、その重圧をあのひらがな三文字に貸すのかと思うと。
スピーカー 1
重圧はっていうか、いや、なんか、まあ、あの、そういう人多いので、別にたくさんいるじゃないですか。
まあね。アボカドさんって何ですかって言うね。
ありますよね。あの、つやちゃんさんとはね。つやちゃんも、まあ、あの、全然いいんですけど、僕はちょっとそれでやっていく勇気がちょっとなかったっていう。
ちょっと漢字四文字が、漢字四文字になりたかったんですよね。
ただ、まあ、ツイッターのアカウント名を漢字四文字にするとか、そういうことはしない。あくまでも書名にそれを使うというだけで。
なるほどね。全然、あの、下の名前で呼んでくれてもいいけど、お前誰だって話になるんで、ある程度の覚悟を持って呼んでください。
スピーカー 2
まあ、あんまり関わりない人からいきなりしゅんいちさんって呼ばれたら不思議な気持ちにはない。
スピーカー 1
いや、別に何にも怒んないけど、全く怒りはしないけど、なんかちょっとなるからね。びっくりしちゃうからね。
あの、ただ全然それでもいいですよっていうね。まあ、まあね、えーと、いう感じですね。
君もなんかないの?
スピーカー 2
僕?僕は、あれです。あの、普通にゲームとかやるときに、名字と名前みたいなカジュアルあるじゃん。
スピーカー 1
で、普通にリサ・フランクの名前でやりたいから、リサ・キ・フランってしてる。
え?
スピーカー 2
リサ・キ・フランっていう名前。
03:00
スピーカー 1
リサ・キ・フラン?
スピーカー 2
そう。
スピーカー 3
リサ・フランクじゃないじゃん。
スピーカー 2
いやいや、それで、あの、あだ名を選択してくださいみたいな感じのところでリサ・フランにするみたいな。
あー、そうなのね。
まあ、あの、トゥ・ハートっていう今、あの、美少女ゲームをやってるんですけど、それでその名前。
スピーカー 1
なんかあれスクショが出回ってるやつ?
スピーカー 2
出回ってるよ、僕がツイート。
スピーカー 1
みんなツイートしてるやつね。
辛辣な言葉を言われるやつですか?
スピーカー 2
辛辣な言葉?
スピーカー 1
それ違いますか?
スピーカー 2
あ、それ、それはまた別のやつ。
スピーカー 1
また別のやつ。
スピーカー 2
それ書くの彼氏彼女氏みたいな。
スピーカー 1
あー、そうなんだ。
スピーカー 2
あれやって、僕本気で怒りました。
スピーカー 1
まあ、ゲームで。
それなに、え、漢字なの?リサ・キ・フランは。
そうそうそう。
どういう漢字?
スピーカー 2
えっと、リかのリに、まあ、先は普通の山崎とか、よくある先に、冬に、あと、あの、オランダのラ。
スピーカー 1
いや、綺麗すぎるな。
スピーカー 3
名前が綺麗すぎる。
スピーカー 2
だから、今後何かあって、まあ、漢字大餅でいきたいなってなったら、それになると。
スピーカー 1
リサ・キ・フラン。
スピーカー 3
リサ・キ・フラン。
スピーカー 2
発音するとなんか、ちょっと、響きが気持ち悪いですけど。
スピーカー 1
まあ、でもリサ・キっている?
調べたんだけど、ギリいるっぽい。
スピーカー 2
あ、いるんだ。
スピーカー 1
いるにはいるっぽい。
いや、聞いたことないね。
スピーカー 2
そこはこだわった。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
もこみは、あの、いないんで。
あ、いないんだ。
スピーカー 1
いないけど、この前、初めて、あの、あるイベントで、普通に偽名で入ろうと思って、
あの、もこみしゅんいちって書いていったら、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あの、その受付の人が、えっと、あ、もごみさんって言ってきて、
スピーカー 3
あ、いけるんだと。
スピーカー 1
これ意外といけんだなと思って。
まあまあ、もごみだったら別に全然。
スピーカー 2
そうね、もともともごみだったのがもごみだった。
スピーカー 1
そう、もともともごみですから。
なので、全然いいわと思って。
なので、もう、自信を得ましたね。
だってさ、あれだよ、きりしまさとしがさ、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ずっとうちらひろしだったわけですよ。
スピーカー 3
いや、まあ、それすごい、
スピーカー 2
通っちゃうんだって。
まあ、あの、保険証なしで生きてたっぽいから、
うん。
まあ、そこまでの覚悟があるんだったら、まあ、いけんのかもしんないなと思ったけど。
スピーカー 1
ね。
だから、なんかよく言う、僕はきりしまさんから勇気をもらいます。
スピーカー 3
よくない。
スピーカー 1
まあね、という、まあ、ご報告というか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
まあ、あと単純に検索して出てくるのはいいですね。
うんうんうん。
ひらがなでもこみって検索すると、
スピーカー 2
なかなかね。
スピーカー 1
なかなかいないし、結構いるんだよね。
うんうんうん。
犬のアカウントとか出てきてるよね。
もこみちゃんっていうワンちゃんの日記みたいな。
なんか、アイコンもさ、君はなんかちょっと犬っぽいけど、
犬なんだけど。
スピーカー 2
そうね、かぶっちゃってるね。
スピーカー 1
そう、かぶってんだよね。
しかも、なんか、もこみちゃんだから女の子なんだろうね。
うんうん。
まあ、普通に女の子だと思われてることもありましたけど、
最近はもうさすがにないけど。
うん。
まあ、名前なんて別に、何だっていいからね。
06:01
スピーカー 2
そうね、まあ。
スピーカー 1
何だっていいですから。
スピーカー 2
とにかく検索にひっかかりやすい犬な感じですから。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
で、
いいじゃないですか。
そう、もう変えよう、今年から変えようって決心して。
うん。
最初に、あのユリイカの話が来たから、1月の頭に。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
1月の5日とかそんぐらいに。
うん。
だから、なんかマジで良かったと思ったね。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
もうこれ、ひらがな3文字で言ってたらもう戻れないわと思って。
スピーカー 2
最高のタイミングっすよ。
スピーカー 1
そう、だから、変えるんなら本当に早めに変えとけって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあ、これ大沼さんがね、雑事通信の方で言ってた。
あ、違うな。
その後の、まあ、あの、ご飯食べてるときって言ってたんですけど。
ああ。
変えるんなら早めに、今だよって言われて。
うんうんうん。
確かにそうだなってね。
ねえ、というふうに思ったんで。
まあ、皆さんもなんかね、まあまあそういう人増えると思うんで。
あの、ハンドルネームで適当につけたのがなんかどんどん広がっていくみたいなね。
僕は結構上手くやれたんじゃないかなって。
別に殺してないしね、もこみをね。
スピーカー 2
ああ、そうだね。
そうそうそう。
いや、すごく上手い説中案だと思うよ。
スピーカー 1
いいですよね。
まあ、あの、というお話でしたね。
えー、はい。
で、前回までの感想なんですけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあ、あの、ディスコードの書き込みを読み上げようっていう話もしてるんで。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 3
今回はディスコードのね、買い物メモというチャンネルがあるんですけど。
スピーカー 1
こちらはね、私がなんか買い物行こうと思ったんだけど、
結局その欲しかったものを買わずに帰ってきてしまうっていうことがただあるので。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
それをちょっとメモろうっていうね、ただそれだけのチャンネルなんですけど。
まあ、みんな結構書き込んでくれてて。
動物アイスさんがね、カラコンってね。
スピーカー 2
カラコン。
スピーカー 1
カラコン買い忘れないだろう、多分。
スピーカー 2
いや、いいな。
スピーカー 1
エビフリアさん。
フリアさん。
トイレットペーパー。
スピーカー 2
トイレットペーパー。
スピーカー 1
これ分かるね。
スピーカー 2
そうね、忘れがちだわ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
コロコロとかね。
スピーカー 1
コロコロ、我々コロコロをリスペクトだからね。
スピーカー 2
企画が同じやつ。
スピーカー 1
そう、企画が同じで名前がない商品っていうね。
ムーチョさん。
ブロンドのレコードをね、どうしようってね。
そういうのを迷ってると。
で、結局買ってましたね。
スピーカー 2
あ、買ってたの?
スピーカー 1
うん。
ちょっと金ないのに買ってしまったって。
スピーカー 2
これか、はいはいはい。
スピーカー 1
まあ、これも買いですよね。
まあ、みたいな感じでいろいろ書き込みありがとうございますっていうね。
スピーカー 2
ディスコードちょっとね、最近話題ですよね。
最近話題。
スピーカー 1
Google検索が死んだっていうさ。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
あるじゃないですか。
カスみたいなサイトばっか出てきてしまうっていう。
これはね、調べ物、それこそユニーカーの柴田聡子の調べ物とかしてるときもおったけど、
やっぱりね、検索はね、もう、
てか大変だね、やっぱ単純に。
すごい大変だし、元からよ。
元からすごい大変だし、
僕多分ネットにある柴田さんインタビュー、
本当に全部読んだと思う。
もうないってぐらい読んだ。
さすがに漏れないんじゃないかなって思うんだけど、
09:04
スピーカー 1
結構公式サイトがしっかりしてる方なんで、
公式サイトでちゃんとこまめに更新してくれてるから。
スピーカー 2
助かりますね。
スピーカー 1
ただ、そこまでしてる人ってやっぱりいないから、
ちゃんとそこまでしてる、メディアの情報までキャッチしてるのって、
それなりに体制しっかりしてないとやっぱりできないことだし、
だと思うし、だから大変なんだけど、
さらに今はAIが書いたようなカス記事が、
インターネットデブリが紛れ込んでくるから、
そうね。
大変なんですよ。
スピーカー 2
アフィリエイトのよくわかんないやつがね。
スピーカー 1
やっぱり芸能寄りの人とかになると、
芸能人とかはもう無理だよね、本当に。
マジで無理なんで。
スピーカー 2
なんか彼女がいる?調べてみました、その類。
スピーカー 1
あれね、わかりませんでしたね。
わかりませんでした。
あれはまだマシだけどさ、
そのうちそれもAIが書いてみたいなさ、
そのうちどころかもうなってるわけだけど、
そうなると、要は検索の機能しないから、
専門家みたいなものはやっぱり専門家を求める人同士、
あるいは専門家同士、
それを小さいコミュニティでしか流通しないみたいな状態に、
逆戻りですよね、ある意味。
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
していくみたいな。
そこでやっぱりディスコードみたいなものが注目されてくるというか、
ある意味クローズドで、
少人数でっていうものになっていくっていうね。
開こうと思えば開けるけど、
ツイッターみたいなオープンではないっていう、
そういうものに。
この話もさ、なんかしたよね。
スピーカー 2
そうだね、情報のコーチとかそういう話をした。
スピーカー 1
だからそれはもう思った通りだよなっていうね。
ディスコードちょっとちゃんとやんなきゃね。
やる気あんのか?
スピーカー 2
やる気はもうありますよ。
スピーカー 3
できてないけど。
スピーカー 1
もう僕らどうしていいかわかんない。
誰か助けてくださいってね。
スピーカー 2
普通に私生活で手一杯なところがちょっと増えてきちゃったのでね。
スピーカー 1
そう、もう本当にそう。
1回スイッチ切れるとやっぱ戻るの大変。
ただそろそろ本当に動けるんで、
頑張りましょうっていう感じでね、
やってます。
ということで、
哀れなる者たちを見ましたっていうね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
もうつながりどうでもよくない。
スピーカー 1
哀れなる者たちっていう映画をね、
見たんだよ。
スピーカー 2
見ましたね。
スピーカー 1
どこで見た?
スピーカー 2
僕はムービル横浜っていう、
この前、牛角のね、
横浜にある牛角が食中毒を出したんだけど、
その牛角が入っている建物。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
めちゃくちゃ昔からあるところで、
スピーカー 1
食中毒に怯えながら見に行ったわけかね。
12:03
スピーカー 2
まあ、何も食べてないけど、
そういう建物に見に行きました。
そちらは?
スピーカー 1
僕は川崎の109市ね、まず。
スピーカー 2
川崎?
スピーカー 1
川崎です。
最近はもう川崎にいびび立っているというか、
もう川崎で生活しているんで。
スピーカー 2
あ、てか、トットちゃんも確かそうですよね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 3
君とメガネを一緒にね。
スピーカー 1
君と買いに行ったわけじゃないんだけど、
どれにしていいかわかんないから、
来てくださいって言って来てもらったねって。
スピーカー 3
呼ばれたから行ったら、
スピーカー 2
なんかご飯20分くらい食べた後、
メガネ作るのに4、50分待って、
挙句今日中に完成しないかもしれませんみたいな感じのことを言われたから、
じゃあとりあえず他のところ行くかみたいな感じでやって、
じゃあリサフラン帰っていいよみたいな。
結局その日中に撮れて、映画も最初から入れましたね。
ほんと。
だからもうせっかく40分、50分待ったのに、
スピーカー 3
その場ではメガネが出ることができずに帰ってという、
スピーカー 2
意味不明な時間だったけど、でも楽しかったですね。
スピーカー 1
あの日、あの日っていうか川崎で見たんですけど、
哀れなる者たち、Poor Thingsですね。
Poor っていうのは哀れな、かわいそうなっていうね、
Things っていうのは物たち、人のことも指すのかなと思うんですけど、
まあすさまじかったですよね。
スピーカー 2
まあ。
スピーカー 1
でもめちゃくちゃ、めちゃくちゃ僕は好きでしたね。
スピーカー 2
僕はどうなんだろう?
なんか、
僕はリサフラにもうすぐこれを見に行けってメッセージして。
うん、言われて、
で、まあ僕ももともと気になってたんですよ。
なぜならエマストーンが主演だから。
スピーカー 1
エマストーンが好きなの?
スピーカー 2
エマストーンが好きっていうよりかは、
僕ララランドがめっちゃ好きで、
で、ララランドが好きだから、
その人がこんな映画演じてたらどういうふうになるんだろうなっていうのがすごい気になってたから、
なんていうか、その背中を押される形で見に行ったっていう感じが結構。
スピーカー 3
なるほど、なんかやけにすぐ見に行くなと思った。
スピーカー 1
だって言った次の日、
スピーカー 3
次の日っていうか、だから12時間後ぐらいにはもう見に行ってたよね。
スピーカー 2
いやだって、あの収録がまあこの2月14日って決まってて、
で、2月11日だから12日に見に行きなさいって言われたから、
じゃあ明日見に行くしかないじゃんって言って、
あのバイト帰りだったんですけど、そのまま行きました。
ただ好きなのかどうか、
正直わかんないんだよね。
もう明らかにすごい映画だと思ったんだけど、
で、すごくおもしろい映画だと思ったんだけど、
好きかどうかと問われると、どうだったんだろうみたいな。
とにかくめっちゃ疲れた、見て。
スピーカー 1
疲れた、バイト帰りも相まって。
15:00
スピーカー 2
そう、あとムービル横浜さ、
あのスクリーンを見る上で、どの席を選んでも若干首が上に向けないとダメで、
だから見終わった時のその首の懲り方がえぐくて、
スピーカー 1
長いしね、時間もね。
スピーカー 2
だから寝るまでずっともう頭痛いみたいな、ずっと。
スピーカー 1
悪夢みたいな映画ですからね、ある意味。
あれはだから、僕は本当にマジで何も知らずに見に行ったんだけど、
スピーカー 2
なんかポスターもなんかよくわかんない、
スピーカー 1
時代もよくわからないし、
なんでこっち向いてるかもあんまわかんないし、
あのポスター、別のポスター見ても顔のドアップのケチャップついてるみたいなさ。
なんかトートバッグとかにもなってたけど、顔のアップの写真もよくわかんないし、
哀れなる者たちっていうのもわかんないし。
スピーカー 2
そうね、なんか原作の小説がある。
スピーカー 1
そうそう、小説の映画家なんだけど、
ジモサ、プワーシングスってジモサがストップメイキングセンスのオマージュっていうか。
スピーカー 2
細い線で縦長にね。
スピーカー 1
で、ブロック体ででっかく描くっていう大きさを高さ揃えてってね。
なんかもう本当に何も知らずに行ったから、
だからなんでストーンが最初あんなに変なのかもよくわからなかったんだよね。
スピーカー 2
あーなるほどね。
スピーカー 1
なにこの人みたいな、どうしてみたいな。
怖みたいな。
めちゃくちゃ怖い映画だって最初ね。
スピーカー 2
いやでも不気味だよね。
スピーカー 1
不気味すぎるよね、あれね。
スピーカー 2
ウィリム・デフォーがさ、一番最初にさ、食事をとっているときにさ、
あーって言って、なんか口からシャボン、シャボン玉をポンって出す。
スピーカー 3
何の説明もない。
もうあの時点で、すでに疲れ始めてくる。
スピーカー 1
そうだよね、あれね。
飛び降り自殺をした女の人が妊娠してて、
で、マッドサイエンティストが、神と呼ばれるマッドサイエンティストが、
スピーカー 2
その中の、おなかの中の赤ちゃんを脳リソ取り換えて生き返らせるっていうね。
すごすぎるってこのお話。
スピーカー 1
あれ筋からしてもぶっ飛んでる。
スピーカー 3
もうそれも知らなかったから、マジで何なのこれって。
スピーカー 1
ずっとこれ何?って思ってて、で、途中でその話をさ、
するじゃん、観察係みたいなさ、
そこで、ああ、そういうことかと。
あそこで初めて知る、衝撃すごいよね。
ああ、そういうことかって。知ってみ?って。
スピーカー 2
あの、そこのあらすじだけは知ってた感じで。
スピーカー 1
そっかそっか、なるほどね。
スピーカー 2
で、死体ぶっ刺して遊ぶみたいなさ。
18:02
スピーカー 1
なんだこれって。
いや、なんか本当に、最初はマジで、これずっと続くのかっていうね。
ちょっと、まずいなって思ったけど、
まあでも本当に、色が付き始めてから、加速していくっていうか。
スピーカー 2
テイストがだいぶ変わっていくっていう。
なんか本当に、ダークファンタジー、大人のファンタジーゲームというか、
スピーカー 1
大人のというのにはいろいろな意味がありますけど、
まあ、その全部ですよね。
そう、こんなにやるっていう、こんなにやりますかっていうさ、感じでもあったしさ。
スピーカー 2
そう、突き詰めてる感じがあった。
スピーカー 1
すごかったよね、なんか印象的だった場面とかあります?
スピーカー 2
エース面でまずすごい気になったっていうか、
目についたのが、なんかさ、空とかさ、の色合いが、グラデーションがさ、
なんかすごくマガマガしい感じであざやんだじゃん。
なんかAIで作った綺麗な景色みたいな。
そういう風景がずっと続くっていうか、
船に乗ってるシーンとかまさに、そんな感じだと思うんだけど。
なんかね、もう、まずそのビジュアル面で圧倒されるところが多かった。
スピーカー 1
その監督が過去何作ってたかとかそういうのは全然知らないんだけど、
スピーカー 2
だから初めて見たと思うんだけど、
スピーカー 1
まずそこにびっくりっていう。
確かにAIで作ったみたいなっていうのは。
スピーカー 2
そうだよね、なんか結構インスタのリールとかでさ、
美しい景色みたいな感じでさ、
絶対そんなの実在してないでしょみたいな。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
すごい壮大な滝の映像だみたいな感じの。
それと近いのも感じるというか、
それをちゃんと綺麗な感じに見せるからすごいなっていう風に。
スピーカー 1
あれなんか、セットで作ったらしい。
え、そうなの?ああいうのは。
まあ、空とかは合成で。
スピーカー 2
まあ、流石にそれはあるだろうけど。
スピーカー 1
あの街並みとか、なんか作っちゃうみたいな。
スピーカー 2
あれすごいよね。
なんかそういう。
スピーカー 1
何だっけ、あのポルトガルのさ、
スピーカー 2
なんとかっていう都市のシーンとかもかなりなんか手が込んでましたもんね、風景。
スピーカー 1
でもなんか遠近感おかしいっていうかさ、
なんか妙な、妙な感じ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
おもちゃみたいな感じっていうかさ。
スピーカー 2
それはあれなんだろうね、
その主人公のペラがまだ世界を知らない赤ちゃんだからみたいな。
あの、トットちゃんにも通じるかもしれないけど、
その個視点で見た世界はこんな感じなんだろうなっていう。
だから、なんていうか、だんだんとちょっとリアルな風景に近づいてくるっていうかね。
そうだね。
終盤に行くにつれて。
スピーカー 1
うん、なんかもう急成長だもんね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
こんなに成長するってくらいさ、
急速に成長していくっていう。
21:01
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
けど、ちゃんと一つ一つきっかけがあるし、
スピーカー 2
なんかこういう経験を通じてこういう風に成長していくっていうさ、
スピーカー 1
一つ一つきちんと飛んでないっていうか、
緻密でしたよね。
スピーカー 2
そうですね。
最初はさ、閉じ込められてっていうか、
マットサイエンティストの家の中で育てられて、
で、これからも一生ここの中で過ごしていくんだよみたいな感じのところからさ、
なんかすごい遊び人の弁護士がさ、
急に入ってきて、
で、もう俺と一緒に駆け落ちしようぜみたいな感じで外に出ていくわけじゃん。
で、その弁護士とさ、
いろいろとベッドシーンだったりとかがバンバン出てくるわけですけど、
まずはそこの、なんていうか性的なそういう快楽とかのことを知った後で、
次はなんか船で哲学的な感じのところに急に行くっていう。
スピーカー 3
あの、めっちゃ本読んで海に投げられたらもう一つ出てくるっていう。
スピーカー 1
すごいコミカルで。
なんか、ただなんか一個気になったっていうか、
なんでそんな感じなんだろうと思ったのが、
その船のシーンと、あと館の売春のさ、
館のところで黒人の男性、女性って出てくるじゃん。
スピーカー 2
あー、そうね。
スピーカー 1
二人ともめっちゃ社会主義者っていうか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
いう感じで。
スピーカー 2
言われてみれば。
そう。
スピーカー 1
なんか、黒人は社会主義者として出てくるっていう。
スピーカー 2
確かに意図的なものを感じますね。
スピーカー 1
なんか、それはどういう、あれ、
まあ確かに、
まあまあそれもそうかという気はするんだけど、
ちょっと図式的な気もしなくもないっていうか。
あの、船の黒人の男性がちょっと意地悪でもあるしね。
まあ、そうね。
意地悪っていうか、まあ、なんかね、
スピーカー 2
なんていうか、その資本主義において、
スピーカー 1
その、まあ楽しんでいる人たちが、
スピーカー 2
その無邪気に何を犠牲にしているかみたいな感じのことについてね、
突きつけるっていうか、
そうなんです。
精神があったりとか。
スピーカー 1
そうだね、なんか、
地球の裏側を突きつけるみたいな。
だから、もう本当に子供の心なわけじゃん。
エラっていうのは、本当に赤ちゃん。
見た目は、あれ、何歳ぐらいの設定なんだろうね、あの、婦人は。
スピーカー 2
どうですかね、婦人は。
まあでも、20代後半、前半とかじゃない。
スピーカー 1
40代とかそのぐらいかな。
そう。
なんかまあ、見た目は、
見た目は大人すがは子供。
うんうん。
なわけだね。
うん。
それ、で、だから、
性的な関心っていうのは、
体としては大人なんだけど、
24:01
スピーカー 1
その、それを感じる主体が子供だから、
社会的なリミッターがないっていう。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
なんかね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
結構衝撃的なシーンたくさんあったけど、
なんか、面白かったね。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
ただ、そのさっきの社会主義的な話で言うと、
なんかバービーってさ、
バービーって、あれまあアメリカの映画だけどさ、
バービー見たよね。
スピーカー 2
見た見た。
スピーカー 1
あれ、結局さ、
なんか、そういう感じで終わるんだみたいな。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんか、
スピーカー 2
個人主義ってきてるね。
スピーカー 1
そうそうそう、そういう主義、資本主義というか、
なんか、そっちかみたいな感じをちょっと思ったんだけど、
やっぱそれはイギリスっていうのはやっぱ違うな。
スピーカー 2
イギリスとはやっぱ違うなっていうか、
哀れなる者たちは結局、結局っていうか、そっちじゃないじゃん。
うん。
スピーカー 1
その、
スピーカー 2
たどり着く。
スピーカー 1
たどり着くのが。
資本主義っていうよりはすごい社会主義的な結論に至るというか、
そこがすごい、
バービーとも対比的だし、
なんか、世界観みたいなものさ、
バービーみたいな、
すごい豪華というか、
豪華なんだけど、
かわいいというか、
なんだろうね。
スピーカー 2
きらびやか。
スピーカー 1
きらびやかで、
一貫してる感じの世界観って意味で、
バービーと共通してると思うんだけど、
結論としてはやっぱり、
アメリカとイギリスとでやっぱ違うよなっていう感じがすごいし。
スピーカー 2
そういうところは、確かに。
スピーカー 1
すごい。
バービーはだって最後よく分かんなかったな正直。
最後っていうか、
最後が具体的にあのシーンがよく分かんないというよりは、
その結論に至るんだっていう感覚、
別にそれにがっかりしたとかっていうよりは、
それはアメリカだよなっていうか、
いうふうに思いましたね。
あれなのかもしれない。
ぜひね。
僕はちょっともう1回見たいなって思った。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
もうちょっと覚悟しないと。
スピーカー 2
内容はめっちゃくちゃ面白いんだけど、
それはそれとしてすごい疲れたんだよな。
スピーカー 1
小説読みたいね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
小説気になるかもしれない。
原作とその映像化っていうのは、
すごい話題になってしまったトピックでもあるしね。
スピーカー 2
そうだね、タイミング的に。
スピーカー 1
原作、言われてみると僕、
原作と映像どっちも知ってるみたいな作品全然ないんだよね。
スピーカー 2
そうだね、言われてみると。
スピーカー 1
僕それこそ永遠のゼロとかそのぐらいかもしれない。
27:03
スピーカー 1
あと、磯川豪太郎の小説のいくつかとか。
そんぐらいだな。
スピーカー 2
そうね、あんまないね、確かに。
スピーカー 1
大きいにある。
映像の方が見ること多いでしょ。
スピーカー 2
映像の方が多いね。
スピーカー 1
原作ある映像多いでしょ。
原作読む?
スピーカー 2
本当に気になったら読むけど、
めったに読まないかもしれない。
スピーカー 1
意外と読まないな。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
大変だしな。
スピーカー 2
それこそ、もともと原作を知ってたらあれだけど、
映像化から遡ることはなかなかないです。
ないか。
スピーカー 1
下見たいと思うけどね。
スピーカー 2
そうね。
哀れなる者たちに関しては、
結構削られてるところもあるらしい。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
まあ、というか、トピックを絞ったっていうか、
映画として一貫させるために、
何を強調すべきかみたいなのは、
ちゃんと緻密に考えてあるらしいけど。
スピーカー 1
逆に原作が想像できないってことですよ。
そうだね。
スピーカー 2
メッセージって映画があるんだけど、
スピーカー 1
現代はアライバルっていうんだけど、
バカウケがある日地球に落ちてくるんだけど、
スピーカー 3
バカウケが?
スピーカー 2
バカウケの形をした宇宙船が、
スピーカー 1
ある日急にそこにあるの。
めっちゃパニックになるの、世界が。
宇宙人だって。
宇宙人がいるんだけど、
その宇宙人の形がまじでタコの形って、
なんかちょっとそこがバカっぽいんだけど、
いや、タコかよっていうね。
そう、なんか、
まあ、結構名作だと思うんだけど、
それって小説読んだ人は原作、
原作は小説なんだけど、
原作読んだ人は映画化なんか無理だろって言うし、
映画見た人は小説でこれどうやんねんって言うしみたいな。
まあ、そういう作品で。
監督は、
ヴィルヌーヴ、ドゥニー・ヴィルヌーヴっていう、
スピーカー 2
ジューンとかの人ですね。
スピーカー 1
一緒なんだけど、
僕はすごい映画好きなんだけど、
原作、Kindleで買ったけど、
スピーカー 2
読んでない。
Kindleにアーモンド買った。
そういうの多いな。
スピーカー 1
原作読んでない問題。
スピーカー 2
原作は読んだほうがいいよね。
スピーカー 1
なんで?
スピーカー 2
だって、そのほうが監督の意図はよりわかりやすくならん。
スピーカー 1
そうだな。
スピーカー 2
実際、原作として何をもともと伝えたい話なのかみたいな感じのを知った上で、
スピーカー 1
映画を見た比較にもなるし。
普通に読みたいよな。
スピーカー 2
そうそう。
読んだほうがいいって言うよりかは読みたい。
スピーカー 1
普通に読みたいよな、けど読まないんだよな。
それが大変なところですね、原作が。
ああれなる者たちは本当に、
原作、読みたいって言うのを後ろめたくなってきたな。
30:01
スピーカー 1
お前読めねえじゃん、どうせ。
お前どうせ読まねえじゃんってすぐ自分、
スピーカー 3
オルタエゴに言われるというか。
スピーカー 2
反省し始めちゃったね。
反省しちゃいましたね。
スピーカー 3
なんか、眉毛下がっちゃったもんね。
スピーカー 1
ちょっと困っちゃった。
スピーカー 2
原作読もうって言った瞬間に。
スピーカー 1
ああれなる者たちは本当に、
スピーカー 2
意外と感想出てこなかったな。
スピーカー 1
すごかっただけに。
スピーカー 2
すごかっただけに。
でも印象としてあるのは、
登場人物めっちゃみんな優しいなっていうのはあるよね。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
男の人たちはさ、
最初はかっこよく、かっこいいっていうか、
なんていうの、一本筋が通ったような感じでさ、
出てくるけど、だいたいみんな途中からさ、
ベラに執着し始めて、変な感じになってくるじゃん。
ただ、そこで描かれる暴力性っていうかさ、
その束縛に関してもさ、
例えばベラが、
弁護士のマークラファロンのギャンブルで大勝ちした金をさ、
全部かき集めてさ、
恵まれない子供たちにこれを渡してくださいってね、
その船の乗務員に渡したやつ。
絶対届くはずないじゃん。
絶対あの人たちが応領してると思うんだけど、
そういうシーンでさ、マークラファロンが、
ああーってなっても、ベラには当たんないじゃん。
そういうところが優しいっていうか、
だから、なんだかんだで優しい人たちに支えられていたからこそ、
成長できた話ではあるよなっていう。
スピーカー 1
そうも言えるし、
めちゃくちゃ自立してったっていう話でもあるよね。
スピーカー 2
そう、あそこでも風俗のお店のオーナーも結局優しい人だったじゃん。
スピーカー 1
食ってくる人ね。
スピーカー 3
食ってくる。
スピーカー 2
食おうとしてくる人ね。
もちろんあれかも、
その作詞的な感じのさ、
ところももちろんあるにはあるんだけど、
スピーカー 1
ちゃんとやりすぎない。
やっぱりそこもイギリスの感覚っていうか、
やっぱ福祉国家なわけ。
世界に先が来て、
スピーカー 2
そうだね、一番最初に。
スピーカー 1
その目的の背景には治安維持っていうのがあったわけだけど、
そういうのが、
じゃあ日本で法案するとしたら、
ベラは育つのかっていう。
そうね。
ありますよね。
スピーカー 3
そもそもあんなことをするマットサイエンティストがいるのかもね。
スピーカー 1
生まれるのかもね。
いないんだろうね。
33:00
スピーカー 2
あの宿で息子2人にレクチャーをするイカレたち。
スピーカー 1
あれ一番いいのかと思った。
スピーカー 2
あれすごかったね。
スピーカー 1
あれ何だった?
スピーカー 2
ね。
スピーカー 3
あれって本当にあるの?
ちゃんと子供たち目をとって。
スピーカー 1
もう3ストローク。
本当に体当たりの演技でしたよね。
そうね、凄まじかったね。
R-18だろうなみたいな。
当然ね。
スピーカー 2
ただ別に全然下品じゃない。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
そこは不思議なところで。
スピーカー 1
何だろうね、あれはね。
そういうアングルで撮ってないっていうのがやっぱあるのかな、普通に。
スピーカー 2
あとなんか、制作する上であれらしいですね。
何て言うか忘れちゃったけどさ、
そのベッドシーンが何で必要なものかとか、
その俳優たちにとってどこまでがセーフラインかみたいな感じの、
ちゃんと仲介者を通して、
その制作人と話し合えるみたいな。
スピーカー 1
そのディレクターがいるみたいなのが、
最近あるよね。
スピーカー 1
そういうのがちゃんと導入されてたらしくて。
あれは、でもまあ必要な描写だしね。
スピーカー 2
そうだね。
だからなんか、獣から人間になっていくっていう意味でもね。
スピーカー 1
すごい良かったと思う。
社会的にはその許されないんだっていう。
まあそんなところですかね。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
ちょっとね、いろんな切り口あると思うんだけど。
そう、だから分からないっていうのは、まさにこのことで。
僕見てて、まじでいろいろなことを考えたと思うんだけど、
いろいろなことを考えすぎてて、見終わって、
あの映画どうだったかなって思い出そうとしたときに、
どうだったのかが全然分かんないんじゃん。
スピーカー 1
僕が1個思ったのは、これ、千年女優と一緒だなって思った。
スピーカー 2
なるほど。
コンサートして。
スピーカー 1
そう、コンサートして。
千年女優っていうのは、あれはまあ女優っていう一つのシステムを使って、
女性というものを全部描こうとしたわけじゃん。
いろんな人生を演じることによって、
いろんな人の人生、時代の女性、
その時代で女性がどういうふうな状況に置かれていたのかとか、
そういうのを全部描くことができるっていう、
登場人物を増やさずに全部描くことができるっていう動画は、
もう本当に千年女優はとてつもなく感動したし、
そういう意味も含めて感動したし、
スピーカー 2
僕、アニメで、一番好きなアニメはあれなんですけど、
スピーカー 1
哀れなる者たちもそれっぽいものを感じたんですよ。
36:00
スピーカー 2
なるほどですね。
スピーカー 1
要は、一度死んだっていう。
で、フランケンシュタインみたいなね、ゴッドさんもね、
要は、その女性を生き返らせることはしなかったわけよ。
それは、だって自分で死んだわけだから。
自殺、その意思を尊重した。
実際に自殺したなんて知れたら、
もう当時は滞在だから、宗教的に。
スピーカー 2
まあ、そうですよね。
スピーカー 1
だから、でもこの赤子を殺すわけにはいかないというか、
スピーカー 2
それであの発想に至るのもイカれてるんだけど。
スピーカー 1
同じ体で別の人生を生きるっていう、
そこで生き直す。
で、あの映画って、マジで悪者っていうのは一人しかいないわけ。
そうですよ、最後の最後に。
将軍ね。
あれ、だから、あの人とどう対峙する。
あの人のとこに一回戻ることによって、
あそこにさ、自分から戻るっていうのもさ、
自分の体である親が何だったのかっていうことを知るために戻ったわけじゃん。
で、それで全部を理解して、
そういうことだったんだって分かるっていうね。
これはもう全部ですけど、映画のストーリーが全部ですけど。
別にこんなことね、ネタバレされたところでね、
別に魅力は1ミリも減らないですから。
スピーカー 2
本当にそう思いますよ。
スピーカー 1
減らないですからね。
だから本当にいい映画ですってことだよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
だからそこで僕は感動したというか、
宣伝女優見たときと同じ考えになったというか思いましたね。
もっとラジカルだけどね、脳みそ入れが一番だから。
そう、もっとラジカルだけどね。
で、それをこう、エマ・ストーンが演じてるっていう、
スピーカー 2
ちょっとそういうメタ的な視点も含めて。
スピーカー 1
いや、エマ・ストーンはすごかった。
いや、あれはすごいよね。
スピーカー 3
どうやるの、あれ。
スピーカー 1
あれってどうやるんですか?
スピーカー 2
いや、本当に底力を感じましたね。
スピーカー 1
いや、なんか演じるって、なんか本当、
なんかさ、僕、ライターをやっているわけですけれども、
文章なんて本当誰でも書けるわけですよ。
スピーカー 2
文章自体は。
スピーカー 1
別に本当に誰でも書けるし、
僕がじゃあすごい良いライターかっていうと、
まあそうも思わないし、
思わないっていうか、
なんかまだ僕にはよくわからない、
自分が何をやっているのか。
わからないし、まあそれなりにちゃんとやってるけど、
そういうのはありつつも、
なんかなんだかなと思うんですけど、
演じる俳優とかもさ、
まあめちゃくちゃ、
全然ライターとはもちろん全然違うんだけど、
39:00
スピーカー 1
まあ別にできるじゃん、演じるのって。
スピーカー 2
ああ、その質とかは関係なく。
スピーカー 1
質とか関係なくさ。
けど、ものすごい、とてつもない稽古の量が。
ないと素人目にもバレちゃうし。
そうですね。
スピーカー 3
さくらみらいだっけな。
スピーカー 1
ゆうかごとくのね、棒読みね。
スピーカー 3
はい、てやーみたいな。
スピーカー 2
あれはすごかった。
スピーカー 1
あれはすごいけどさ、
あの、なんかやっぱ、
スピーカー 2
別にやれるけどできないっていうさ、
スピーカー 1
だからエマーストーンなんかもさ、
あんな、まじどうやってんのか聞きたいよね。
あれ何ですか。
スピーカー 1
知らない。
スピーカー 2
かなり。
スピーカー 1
最近舞台見に行ったんだけど、
四ツ谷怪談、文明改革四ツ谷怪談っていう、
なんかサルメカンパニーっていう劇団の下北沢で見たんですけど、
まじで何にも情報なく、
スピーカー 2
ただ誘われて行ったんですけど、
スピーカー 1
まじでね、ほんとにチケ台の5,000円だったんだけど、
それも知らずに撮ってもらって、
5,000円ねって言われたら、
スピーカー 3
5,000円だったかなって。
スピーカー 1
まあ、なんかそれで行ったんですけど、
やっぱり舞台真面目で、
真面目、間近で見たのは初めてではないけど、
そう、前にも。
あれはちょっと特徴だったから、
ちゃんと物語としてしっかりある、
お芝居っていうのはほぼ初めてだったんだけど、
やっぱり全然違うなって思ったね、
生で見ると、映画で見るのとは。
全然違ったし、これはどうやってんだろうっていうね。
スピーカー 2
なんかそうだよね、
生で見るとその凄さが伝わるよね。
僕もなんか昔、あれなんだよな、
ナイトアッド・ザ・カブキみたいな、
クイーンとコラボした舞台みたいな感じのやつが、
あそこでやってて、池袋の、
スピーカー 1
新聞芸術?
うちはそれを映画館か。
スピーカー 2
国立劇場みたいな感じのところでやってて、
で、そこでね、初めて広瀬すずを生で見たんだけど、
広瀬すず、あんま演技力がどうみたいな感じの視点で見たことなかったんだけど、
スピーカー 1
生で見たら、やっぱりすごいんだろう、この人って思ったもんね。
そうだよね。
スピーカー 2
迫力っていうか、
その人の中に何か別のものが宿ってるみたいな感じをやっぱり感じるよね。
スピーカー 1
あのエマ・ストーンは二重にそれが宿ってるわけだもんね。
エマ・ストーンっていう役に、
スピーカー 2
あの女性が入って、その中に赤ちゃんが入ってるわけだから、
凄まじいことをやってるよね。
スピーカー 1
その演劇で見たときに、もらったビラの中に全ての人に演劇をみたいなフレーズが書いてある。
42:02
スピーカー 1
小学校とか中学校とかで劇団が行って演技の指導をするみたいな、体験学習なんか書かないけど、
なんかやっぱ演技ってみんなやれるから、
だから文章はみんな学校で書かされるわけじゃん。
それと同じどりで演技っていうのも、
なんかもっとやるのがいいんじゃないかなって。
やったことある?演技って。
スピーカー 2
いや、自分ではないかもしれないね。
スピーカー 1
劇とかもあんま文化祭とかでもやってなかった。
幼稚園の頃にハリーポッターもやったんだけど。
そうなの?
スピーカー 3
ハリーポッターのハリー役を15人ぐらいでやるんだけどって。
スピーカー 1
みんなで分かんなくてハリーをやるの。
スピーカー 2
すごいね。
そんな感じだったよ。
そのときに褒められたの、いまだに覚えてる。
スピーカー 1
20年くらい前だけど。
しゅんちゃんは迫力があるねみたいな。
だからそのときに、僕の中ではハリーポッターなんか見たことないんだけど、
スピーカー 3
なんか演じたんだよね。
スピーカー 1
もっとやりたかったなって。
別に今からね、やれるけど別に。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
なんかもっとカジュアルに。
スピーカー 2
やるともっと面白いかもなって思いましたね。
っていう感じですかね。
お便りいきましょう。
神奈川県在住、ペンネームもこみさんからのお便りです。
もこみさん、りさフランクさんこんにちは。
こんにちは。
先日ビルボードライブ東京で、
ミシェルンデゲオチェロというジャズアーティストの第二次公演を見たのですが、
アンコールで来るまでミシェルの隣の人をミシェルだと勘違いしており、
なんだか損した気分でした。
良い勘違いと良くない勘違いってありますよね。
ということで。
スピーカー 3
これ昨日の話なんですよ。
スピーカー 1
収録日から数える昨日の話なんですけど、
ミシェルンデゲオチェロっていうとんでもないジャズの、
ジャズっていうかベーシストがいるんですけど、
スピーカー 2
ディアンジュローとかのベーシストを弾いたりとかもかつてしていたり、
スピーカー 1
本当にとてつもない才能の塊みたいな。
で、ついにビルボード来るみたいな。
ラインチラーみたいなね。
別に初ラインチラーはないんだけど。
僕が去年、2023年に聴いた音楽の中で、
やっぱ年に5曲、6曲ぐらいは、
ヌー&ゴレっていうのがあるじゃないですか。
僕はNPRっていうアメリカのメディアのプレイリストを、
2年ぐらい毎週全曲聴いてるんですけど、
本当に何にも前情報なく、
ただ音楽だけを聴くことになるんだけど、
知らないアーティストだった場合。
それでかなりビビったんですよね。
45:01
スピーカー 1
もうこれはヤバい。
何だこれって思って、
スピーカー 2
ジャケがなんかちょっと独特だから、
スピーカー 1
すごいカルト的な音楽家なんだなって思ったら、
結構すごいいろいろ活躍してる人で、
僕は去年はそこで知ったんですけど、
それは来年1位行くでしょってことで、
スピーカー 2
ビルボードに行ってきまして。
スピーカー 1
で、ミシェル・デゲオチャラっていうのは、
スキンヘッドに近い女性なんですけど、
隣に真っ黒、全身黒の服装でサングラスかけて、
ベース弾いて前にキーボード置いてたんだけど、
その隣にスキンヘッドのポロシャツを着た男性が、
スピーカー 2
ソウルフルに歌ってるんだよね。
スピーカー 1
本当に失礼なんだけど、
僕はずっとその人がミシェルかと思ってて、
めっちゃ歌うやんと思って。
ミシェルってこんなに歌うんだと思って。
ベース持ってないし、
でも今回のアルバムはリアルオムニコードブックって言って、
オムニコードっていうのはキーボードみたいな、
日本のやつなのかな、楽器なのかな。
おもちゃみたいな楽器なんですけど、
それがテーマだから、
そういうのもあるのかなみたいな。
ベース後ろにもいるから、
だからそうかと思って。
なんかやけに歌うなと思って。
スピーカー 3
あと隣の黒い人、めっちゃ喋るじゃんと思って。
めっちゃ喋ってる時点で気づかなかった。
スピーカー 2
めっちゃ喋るじゃんじゃないよ。
スピーカー 1
めちゃくちゃ喋るじゃん。
メンバー紹介するのね。
メンバー紹介するときに、
ミシェルって言わなかったんだよね。
僕はなんか自分の耳が悪くて、
聞き取れてないのかなって思ってたんだけど、
その人がミシェルだったから言ってないだけで、
スピーカー 3
でも、I'mミシェルって言ってくれよって。
スピーカー 1
I'mミシェルって言ってくれれば分かったんだけど、
それでアンコールの時にさすがに、
これおかしいぞと思って。
何かが僕は勘違いしてるって思って気づいた。
最後の1曲だけ、
あの人がミシェルなんだって思いながら聞いた。
スピーカー 2
いや、遅いな。
スピーカー 3
聞こえ方違った気がしたね。
スピーカー 1
ちょっとソワソワしながら聞いてた気もするから。
いや、ほんとに恥ずかしい。
スピーカー 2
これは良くない勘違い。
スピーカー 1
良くない勘違いですよね。
だって、集中してなかったもん、たぶん。
スピーカー 3
なんか変な感じだわ。
スピーカー 1
でも、気づかなかったのは、
結構ずっと反復する音楽をやってて、
あんまりこう、誰かが目立つみたいな感じじゃないんだよね。
そうなるとね。
なんなら一番目立ってたのはその人だったんで。
スピーカー 2
歌ってるから。
そうだよね。
スピーカー 1
だから、僕のせいじゃない。
スピーカー 3
いや、そうなの。
スピーカー 1
ということで、また来日してください。
48:01
スピーカー 1
また行きます。お願いします。
スピーカー 2
だから、良い勘違いって何ですか?
スピーカー 1
良い勘違いってあるじゃん。
スピーカー 2
良い勘違い。
スピーカー 1
あるよ、そんなのいくらでも。
スピーカー 2
なんか朝1時から学校行かなきゃいけないと思ってたら、
2時からで助かったみたいな。
スピーカー 1
とかもそうだし、
スピーカー 3
もう23時だと思ったら22時だったとかさ。
スピーカー 1
ちょっとショウすぎるな。
でも、なんか勘違いから生まれた良いものみたいなものって、
結構あるんですよね、歴史上も。
スピーカー 2
まあ、今日ちょうど朝にさ、
Twitterで見たんだけど、
ファンタは、
ドイツにコーラが輸入できなくなったってなった時に、
じゃあ、遅刻でコーラを作るしかないって言って、
スピーカー 1
作ってできたものがファンタらしい。
スピーカー 2
だから、勘違いではないか。
スピーカー 1
勘違いじゃないよね、その話ね。
話の趣旨を勘違いしてるよね、君が。
スピーカー 2
これは良い勘違いか?
スピーカー 3
これは最悪。
スピーカー 2
勘違いで言えば、ミシェル・ンデゲ・オーツェル…
スピーカー 1
その話もダメ。
もう分かった。
スピーカー 2
ミシェル・ンデゲ・オーツェルって覚えてて、
で、これは良い勘違いか?
スピーカー 1
これもダメだね。
スピーカー 3
人を舐めてる。
スピーカー 1
本当にね、ちょっと名前がね、
スピーカー 2
間違えて覚えるとダメですよね。
スピーカー 1
取り返せないね。
スピーカー 3
まあ、僕はもう姿を間違えてたから、
スピーカー 1
最悪なんだけど。
スピーカー 2
全面的に失礼だな。
スピーカー 1
良い勘違いってあるんだよ。
ちょっと具体例がポンと出てこないのが悔しいな。
ないですよ。
スピーカー 2
なかなか、そもそも勘違い…
勘違いなんてしないからな。
スピーカー 1
いやいや、あるって。
ちょっと何か良い勘違い教えてください。
スピーカー 2
あるから、Q&Aで。
スピーカー 1
はい、教えてください。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
達次通信という音楽番組やってますんでね。
そちらぜひチェックしていただいて、
という感じですかね。
あと、久しぶりに言いますけど、
Spotifyのフォローボタンというのと、
あと、評価するっていうね、
5が付けられるんで、
5以外付けられないらしいんで、
5を付けてくれればOKです。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 3
ていうか、あれ5以外付けるもんじゃないからね。
スピーカー 2
5以外付けるもんじゃないっていうね、
その謎の起こり方。
スピーカー 1
あれ5以外付けるものではないので、
もし4にしてる人いたら今だからね、
5にするタイミングは。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ということで、お願いします。
じゃあ、ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
51:02

コメント

スクロール