1. Off Topic // オフトピック
  2. #209 もうすぐ20周年!YouTube..
2024-04-04 1:07:12

#209 もうすぐ20周年!YouTubeが描く動画コンテンツの未来

◎主なトピックタイムスタンプ
YouTube, Spotifyだとチャプターごとに聴けます
() OP
() もうすぐ20周年YouTube
() YouTubeCEOが描く5年後は〇〇化?
() アメフト放映権獲得
() スポーツコンテンツで箔が付くテレビネットワーク
() ライブ配信よりもShorts押しぎみ
() 有名ストリーマー独占配信時代の終焉の背景に契約条件が?
() VS Twitchの状況
() 動画クリエイターの広告
() Shortsクリエイターの爆発
() ショート動画から長尺コンテンツにどう展開する
() 懐かしVineクリエイターとの違い
() 毎日筋トレ健康生活 Sam Selck
() 韓国料理Vlogger Doobydobap
() YoutubeにおいてのShortsポジション、フォローの概念
() クリエイターの時代ではなく、動画の時代 by 人気vloggerエマ・チェンバレン
() クリエイターコンテンツの変遷、Shortsによって変化するクリエイター
() Twitchユーザーの若返り、次回のあらすじ

<参照リンク>
https://offtopicjp.notion.site/209-a776d339157f4c31a3af906de2cc3223?pvs=4

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00:05
みなさんこんにちは、草野美希です。 宮崎徹郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、YouTubeの現状について話していきたいと思います。
はい、今回は久しぶりのYouTube回。 そうですね、久しぶりになりますよね。
たぶん最後にYouTuberとかクリエイターについて話したのって、去年のナイトを特集したタイミングじゃないですかね。
確かに。 なので、それが去年の10月とかだったと思うので、半年までいかないですけど、4,5ヶ月ぐらいぶりで話したと思うんですけど、
今日は、いつも通り2パートで話していきたいっていうところなんですけど、
まず来週に関しては、アメリカのYouTubeコミュニティとかクリエイターの中で話題になったトピックについて話していきたいと思うんですけど、
今週はそこの前提として、今のYouTubeがどうなっているのか、今のYouTubeの現状っていうところを話していきたいなと思っていまして、
最初はYouTubeテレビから入って、ライブストリームの話をして、最後の方はショートツーの話をしていきたいと思っているんですけど、
これをやる、このエピソードを収録するためにいろいろ準備してた時に調べてたんですけど、YouTubeって19年前に立ち上がったんですよね。
結構前になりましたね。すごいな。
やっぱ歴史がありますよね。
確かに。生まれる前からYouTubeがある世代、当たり前なんですけど、って考えるとすごいですね。
すごいですよね。
19年間やってきてるからこそ、いろんな進化とかプロラクターもどんどん変わってると思うので、
そこについてもう一回改めて今どうなってるかっていう話をするべきだと思うんですけど、
それこそYouTubeの仕様も変わったじゃないですか。
去年でしたっけ、確か。
ニール・モハンさんという方になったと思うんですけど、
彼が毎年初めに、今年どういうトレンドとかどういうトピックにYouTubeが興味あるかっていう話をするのと、
去年の振り返りをしてくれるんですけど、そこで彼が書いてたことでもあるんですけど、
YouTubeの5年後にはテレビ画面でのYouTubeの視聴者数がどんどん増えていくんじゃないかと。
これはもうすでにYouTube内ですと一番早く伸びてるチャンネルっていうかデバイスっていうのがテレビになっているっていうところですね。
03:00
一応彼らの情報によると、1日10億時間分のYouTubeコンテンツがテレビ上で見られている状況になってます。グローバルですと。
日本でもそのファイアTVとかスマートテレビ的なので見てる方多い気もしますね。
そうですね。そこがまさにそこにカウントしていくと思うんですけど、
アメリカですとニールスンっていう調査会社がいわゆる視聴率とかをいろいろ測る会社ではあるんですけど、
テレビ上で最も視聴率が高い動画配信プラットフォームですと過去12ヶ月間連続でYouTubeがトップになってるんですよね。
Netflixを買ってると。なので一応全体ももちろんケーブルテレビとかテレビ放送普通のテレビ放送の方が全体的な視聴率としては高いんですけど、
YouTubeが8.6%ですかね。直近の。多分去年末とかに関しては。
Netflixが7.9%っていうところですね。
なので、クリエイターによってはテレビからディスカバリーされるっていうクリエイターも増え始めていて、YouTubeですと。
そもそも過去3年間でテレビ画面上での視聴時間が半分以上、全体の自分のチャンネルの半分以上を超えているトップクリエイターの数が400%ぐらい増えてるらしくて。
特になんですけど子供向けのコンテンツが多分よりそこにフィットしてるのかなと思うんですけど。
ただ、テレビ上でショーツ見る人も増えてるらしくて。
意外とテレビでもYouTube見るのが本当に普通になり始めてるっていう感じらしいですね。
YouTube TVの仕様的には日本のスマートTV的なNetflix、YouTube、Amazon Primeみたいなバナーがあって、それを押してみるみたいな感じなんですかね。一緒ですかね。
今はそうですね。ただこれが多分YouTubeの今後の戦略にも関わる話かなと思うんですけど。
今は普通のテレビ放送の視聴率で全体のテレビの視聴時間の24%を占めていて、ケーブルテレビが27%、28%弱占めていて。
ここだけでもすごいデカいビジネスじゃないですか。もちろん下がってはいるものの。
確かディズニーも多分貯金市販機で3ビリオンぐらいの売り上げをテレビネットワーク事業から儲かっていて。
そのうち1.2ビリオンが営業利益として出していて、動画配信よりもはるかに利益率高いんですよ。
06:03
動画配信事業まだ赤字なので。なのでYouTubeの最終的な戦略でいきますと、完全にこのスペースを全部乗っ取ろうとしているのかなと。
なので今はYouTubeっていう単体のアプリでやってますけど、後にテレビ放送とケーブルテレビも全部バンドル化して放映するんじゃないかと。
そっちの方が見やすそうですもんね。ザッピングしやすいっていうか。
明らかにその流れって来るのかなと思ってますし、結局彼らからするとテレビ画面をどんどん支配していくと、そこの広告スペースをどんどん取りに行けるので。
だいたいテレビ見る時って今だとほとんどの人がスマホ出しながらテレビ見たりするので。
なのでスマホ上でショーツ見ながらテレビ上でYouTube見てるっていう状況って出てくると思うんですよ。
そこもどのユーザーがどのデバイスで何を見てるかっていうのを全部わかれば、そこでの連携、コンテンツ連携でしたり広告連携っていうのもできるようになるんですよね。
なのでより良い広告を出せるっていうところもありますし、やっぱり完全にこのディストリビューションを全部取りに行こうとしてるっていう感覚はありますよね。
なんかやっぱりハードルが良い意味で低いじゃないですか。ネットフリックスとかよりも。だから見ちゃいますよね。
いろんなものがあるから。ポッドキャスにしてもいろいろあるから。
だから若干テレビ業界、これはちょっと日本だとわかんないですけど、アメリカのテレビ業界の人たちですと若干YouTubeを舐めてるのかなっていう感覚はありまして、
YouTubeより多分ネットフリックスとかそっちに気を取られてる気がしていて。でもおそらくもっと怖い手強いプレイヤーってYouTubeだと思うんですよね。
彼らの持ってるコンテンツのアセットってほかのプレイヤーがほぼ持ってないじゃないですか。
ネットフリックスですと映画とかテレビ番組とかなので通常のテレビ放送とかケーブルテレビとかマニアとフールとか競合っていっぱいいますけど、
YouTubeのUGCコンテンツのライブラリーをほかの会社が持ってる似たようなコンテンツ持ってるかというと多分持ってないので、そこって多分圧倒的に強いところですし、
YouTubeのチーフビジネスオフィサーも過去の決算発表の時に話してたんですけど、
いろんな種類の動画コンテンツをまとめたプラットフォームになりたいっていう話をすでにしてるんですよ。
だからこそ彼らはスタートとしてはテレビではなくてYouTubeミュージックとプレミアムから始めて、
それが最近1億人の登録者を超えてますけど、その後にテレビを拡大しましたっていう説明をしていて、
09:09
なのでおそらくなんですけどYouTubeの本当のテレビっていう意味でのビジョンはもう完全にそこのアグリゲーターになること、
おそらくなんですけどどんどんバンドル化するような動きって見えてくるのかなと思うので、
これってすでにやり始めてるんですけどYouTubeでプライムタイムチャンネルっていう機能をローンチしてるんですけど、
そこで他の動画配信プラットフォームをYouTubeから流せると。
もちろん追加で課金はしないといけないんですけど、いわゆるバンドル化したものですよね。
YouTubeプレミアムとかと一緒に例えばパラマウント見れるとか。
あ、課金したら見れる。
そうですね、追加で課金したら。なのでAmazonとかもそういう提携ってしてると思うんですけど、
そういうような形でYouTubeもやっているんですけど、やっぱりそのYouTubeっていうコンテンツ自体はそういう特殊なものなので、
なので彼らするとそこは結構有益的なポジションにいるんじゃないかなと思いますし、
なんか最近の動き見てると、なんかよりこの戦略が明確になってるのかなと思うんですけど、
去年ですかね、NFL、アメリカのアメフトのリーグの日曜日の放映権を獲得したんですよね。
これもなんか過去にも我々もこういう系の話ってしたことあると思うんですけど、
AppleがMLSを獲得したりとかMLBを獲得したりとか、AmazonもNFLの木曜日の放映権を獲得したりとかしてるんですけど。
全部いろいろめちゃくちゃ似てるからこっちになんですよね。
そうですよね。
あんまり土地感がないと。
どこがどこにあるのかっていう。
3つのアルファベットの何曜日みたいなのがいっぱいあって、これ木曜日獲ったみたいな。
日曜日獲ったみたいな。
結局誰、どれだったっけみたいな。
Amazonも。
どのスポーツのどの日がどこに行ってるのかっていうところですね。
難しいですね。
確かに。
まあでもその中でアメフトの日曜ってでかいので。
一番人気そう、確かに。
一番人気なんですよ。
これってすごいが払ってるんですよね。
年間2ビリオン。
で、7年間の契約なんですよ。
なので14ビリオンコミットしてるんですよね。
すごい。
すごいですよね。
なんかまあ彼らからすると結構ここにお金出していて。
これなんか最初にこの提携が発表された時に結構多くのメディアがめちゃくちゃ批判したんですよね。
払いすぎてますと。
これはなんかいわゆるYouTubeがAmazonとかAppleとかにキャッチアップするための動きなんじゃないかみたいな。
12:00
なのでなんかもうお金をいくら出してもいいんじゃないかっていう発言をしていて。
まあもちろん一部多分正しいと思うんですけど。
多分その単体でのROIがあるかどうかって言われると正直わからないところではあるんですけど。
アメリカの場合ですと過去のテレビネットワークの普及とか人気の成長とか見ますとやっぱり裏方にスポーツがあるんですよね。
スポーツやっぱ強いですね。
やっぱ強いですよね。
日本もそうな気がしますね。テレビ普及って。
やっぱりなんかライブ配信でスポーツを見るって何なんですかね。
なんか一大イベントじゃないですけど、なんか集まりやすくなるっていう感じですよね。
リアルタイムで見るべきものだし。
なんでなんですかね。やっぱスポーツって魅力的なものなんですね。
あとなんかスケジュールされやすいものでもあるので、年何回もやるので。
そういう意味だとユーザーを引き寄せる、リテンション高く引き寄せるためにはいい戦略な気がするんですけど。
アメリカですと昔3大テレビネットワークっていうのがあって、それがNBC、CBS、ABCだったんですけど。
これも全部3持ちのあれですけど、わかりにくいですけど。
そこに4社目としてFOXが入ろうとしてたんですよね。
FOXがなかなか入れなくて、FOXのトップのルパート・マーダックが何をやったかというと、めちゃくちゃお金払ってNFLと契約したんですよ。
メディアウォーの人ですか。
そうです、メディアの人ですね。
彼がNFLの放映権を獲得しに行って、それがあったからこそFOXが、いわゆる3大テレビ局ではなくて4大テレビ局になったっていう。
おそらくなんですけど、NFLの放映権の出した額はリターン全く出てないんですよ。むしろめちゃくちゃ赤字になったと思うんですよね。
ただそれによってFOXっていうテレビネットワーク、会社がめちゃくちゃ信頼を得られたようになったので、似たようなことをもしかしたらYouTubeがやってる可能性があるかなっていうのを思いましたね。
それは元々FOXの場合はスポーツコンテンツがちゃんと人気があるからそれを獲得できたっていうので、把握がつくというか、トップになれたんですかね。
そうですね。特にNFLとかになると、そもそも好きな人も多いんですけど、あのFOXがNFLを獲得できるほどのネットワークなんだっていう感じに見られたっていうところですよね。
15:01
テレビの領域ですと、YouTubeも結構真剣に今、ある程度のプライオリティーを置いて、そこを拡大しようとしてるっていうところですよね。
次にライブ配信のところに行きましょうか。
ライブ配信ですと、ここすごい不思議な、YouTubeにとってちょっと不思議な領域でして、
これから、これは個人的に予想でしかないんですけど、これから結構ライブ配信のシェアを取るんじゃないかと思うんですよ、YouTubeが。
ただ、それを彼らが積極的に取りに行ってるかって言われると、そうではないっていう。
しかもそのプロダクト、YouTubeのライブ配信のプロダクトってまだまだ未熟ですし、虚構のツイートと比べると正直衰えてる部分が多いので。
もちろん少しずつは改善はしてるんですけど、めちゃくちゃペースが遅いんですよ。
あんまりジルークそんなにしてなさそうな。
まさにそうですね。そうだと思います。僕はYouTubeの人ではないので、そこはわかんないですけど。
ただ、例えばなんですけど、プロダクトの問題とかでいきますと、
これはちょっと去年末時点なので、直近僕もライブ配信のプロダクト触ってないのでわかんないですけど、
そもそも12時間以上ライブ配信できなかった。
それはまだいいとして、より課題だと思ったのが、6時間以上配信した場合、配信内容を編集できないっていう。
確かに。
それって結構微妙かなと思うのが、著作権NGな曲がたまたま流れてしまった時点で、
もうマネタイズ一切できなくなるっていう。
もちろん今後こういうところはYouTubeも直してくると思うんですけど、
ただ、明らかにプライアリティに置いてない感じはすると。
これは一部も仕方ない部分があると思ってまして、
YouTubeのプライアリティってどこにあるべきかって言われますと、
今だと多分ショーツにあって、あと根本としてYouTubeを人気にさせたロングフォームコンテンツだと思うので、
その2つにもう気を取られてたら、ライブ配信って後回しになってしまうので。
でもなんかお金になりそうな気はするんですけどね。
確かにショッピングとかって結構ライブ配信につながったりする気はするので、
いろんな意味でマネタイズっていうところだとそうかもしれないですよね。
特に日本とかアジアだとスーパーチャットしてもらってる配信者の人ってすごく多い気がするので、
そこの改善とかしたらYouTube側にもメリットありそうな気がしますけどね。
そうなんですよね。
ただやっぱショーツに今どうしても気を取られてる気がするので。
18:00
そういう雰囲気がめちゃくちゃ出ているので、
明らかにプロダクトのプライベートというか新しい商品とか新しい機能とか出してる場合は、
やっぱりショーツに関連するものとか、クリエイターのマネタイズに関連するものとかがどうしても多いのかなっていうところで。
このライブ配信の中ですと、これ過去のデイリーメモでも話したことあるんですけど、
面白いシフトが起きてるなと思ってまして、独占契約する時代が終わりつつあるのかなっていうところです。
Twitchだけ移籍みたいなニュースとかありますもんね。
ありましたよね。それこそマイクロソフトがMixerを出したタイミングで、
フォートナイトの人気配信者の忍者とかを独占契約で結んだりしてたと思いますし、
最近ですとKickとかやってますけど、Kickっていうライブ配信プラットフォームがあるんですけど。
ドレイクが配信してる。
ドレイク配信してるんですか。
ドレイクがバズってたあの動画はKickからでしたね。
そうなんですね。
アニータ、マックスウィーンってやったやつ。
あれでした?Kickからだった?
あれKickだったと思いますね。
知らなかったです。ドレイクさんがそもそもKickを使ってたのは知らなかったので。
でもなんかXQCとか、Twitchでは元々すごい人気なフォロワーとかを引き抜いて独占契約とか提携したり、
YouTubeも似たようなことをやってた時期はあって、
基本的にシェアが1位だったらTwitchからシェアを取るため、そこのオーディエンスを引っ張るためだったんですけど、
最近多分そういう契約っていうのがあんまり出てきてなくて、
むしろ例えばですけど、最近ポキメイさんってTwitchで女性のTwitch配信者で一番フォロワー数が多かったクリエイターの方ですけど、
彼女も最近Twitch配信をやめて他のプラットフォームに行くっていう話をしたんですけど、
そこで一切独占配信は、配信権は契約をしないっていう話をして、
オファーは来たっぽいですけど、ただそれは基本的に締結しなかったという話をしていて、
彼女がなぜTwitchから離れたのかっていうポッドキャストのエピソードを出してるんですけど、
それはめちゃくちゃリアルな話で面白いんですけど、
そこでの彼女が話した独占契約の内容の話ってすごい面白くて、
Twitchの独占契約って、とりあえず彼女に関しての独占契約で、
基本的に似たような契約を他のクリエイターと結んでると思うんですけど、
時間制なんですよね。ミニマム毎月何時間配信してくださいと。
しかもミニマムの配信時間っていうのが、
21:00
例えばTwitch配信者A、Twitch配信者Bに対して、
いわゆる同じレベルっていうか、例えば同じフォロワー数ぐらいのクリエイターがいたとして、
同じミニマムの時間を渡さないんですよ。
ミニマムの時間の設定が、その人の過去のパフォーマンスというか、
過去何時間普段やってるかによって変わると。
そこも若干違うんですけど、
もちろん1時間おきに何回広告を言わないといけないとか、
出さないといけないっていう条件とか入ってたりするんですけど、
ポキメンさんが言うには、やっぱり9時、5時みたいな仕事に感じてしまった。
確かにちょっときつそうですね、それは。
でももちろんお金をあれだけアプロントにもらえるのはすごい嬉しいっていう話はもちろん前提としてあるんですけど、
やっぱりそこの9時、5時みたいな感じになってしまうっていうところと、
あとやっぱりミニマムの配信時間が決まってるので、
特になんかクオリティではなくて、
とりあえずパソコンの前で座って配信すればいいっていう風になっちゃうクリエイターもいますと。
ネタが全然ないのに、とりあえずコンテンツ出そうっていう感じになっちゃう人もいるっていうところですね。
クリエイターの難しいところですね、それって。
制作、どういう契約というか発注というか、なんか携帯って難しいですね。
コンテンツ制作費としてなのか。
移籍金ってことなんですよね、今回は。
でも制作、移籍金に関する契約ってこと?
いわゆるコンテンツを配信し続けてくださいっていう契約ですよね、その特選配信契約に関しては。
毎月分かんないですけど、例えば50時間毎月とりあえず配信したらこれだけお金を渡しますっていう。
でもなんかスポティファイ、そのポッドキャストとかもフレキシブルになりましたよね、初期より。
なんかそのメディアはスポティファイでみたいな。
それの特選みたいなのは、いろんな選択肢が増えたのかなって気はしました。
でもまさに似たようなことがライブ配信業界でも起きていると思ってまして、
多分最後に大きめな独占契約を締結したライブ配信者っておそらくXQCなんですよ、そのTwitchがKickと締結したものなんで。
Kickはまだ新しいプラットフォームなので、彼らはまだやっていくかもしれないですけど。
YouTubeに関してはおそらくなんですけど、契約更新とかあるんですけど、契約更新も1年間の更新だけらしいので、今までですと2年間の更新とかしてたっぽいので。
24:07
それが1年に変わってますし、しかもその次は更新しないってYouTube側が言ってるらしいんですよ。
逆にYouTube側が。
最後に新規でYouTubeが契約したのって多分2022年なんですよ。
なので最近もう全然やってなくて、新規に関しては。
Twitchも最近ですと、Twitchだけではなくて他のプラットフォームでもライブ配信してもいいですよっていう契約を結び始めましたね。
なのでまさにSpotifyと似たような感じですよね。
これってじゃあなぜそうなってるのかでいきますと、単純にエコノミクスの問題だと思うんですよね。
ペイしないんですよ。
プラットフォーム側が。
しかも今のTwitchの状況を見ますと、余計多分そういうアップフロントにお金を出せるっていう状況ではない。
多分今までTwitchが存在した中で一回も黒字化してないんですよ、あの会社は。
基本的にAmazonもずっと投資し続けてくれたんですけど、買収した後にも。
ただやっぱり今の金利ゼロの状況でAmazonもいろいろプレッシャーを受けている中で、なかなかサポートをずっとできないというところで、
Twitchがちゃんと黒字化できるような状況を作るのが大事だって考えた時に、
Twitchは去年末、韓国でサービス提供を止めましたし、
あとは今年の1月ですかね、500人くらいの従業員、多分35%くらいですね、レイオフしていたりするので。
明らかにコストカットをやってますと。
コストカットする中でめちゃくちゃ多額のお金を多分ストリーマーに出せなくなっているっていうところだと思うので、
単純に彼らもそこまでお金を出せない状況になっているっていうのもあって、
なんでその独占契約っていう時代は、ようほどキックみたいな新しいプレイヤーがいない限りは、
基本的にもうやらないようになるのかなっていうのを思いましたね。
そうですね、前みたいにこの人がここのプラットフォームに行ったら動き業界って変わるかもしれないみたいなことは、
いい意味でクリエイターが自由になったからなさそうな気はしますね。
特にクリエイターからすると、一つのプラットフォームに縛られると、
それ以上のユーザーの獲得がしにくくなるじゃないですか。
今ですと、ツイッチだけではなくてツイッチとYouTubeで配信できるようになると、
今までとちょっと変わった、違うユーザーにリーチできたりするので、
27:01
それによってどんどん自分のマネタイズがどんどん良くなったりすると思うので、
それがいろいろ状況として変わってきているなと思う中で、
そうすると、YouTubeにとってはすごいチャンスなのかなと。
結局ツイッチがどんどんコストカットしていて、独占契約も結べなくなった状況で、
しかも多くのツイッチ配信者はツイッチだけではなくてYouTubeでも配信し始めますと、
ようやく、何年前にもずっと話してますけど、
ようやくYouTubeがツイッチを超えられるような環境が出来上がってきたのかなというところですね。
視聴時間で行きますと、まだまだ差はあるので、
ツイッチとYouTubeライブ配信って合格に比較しちゃいけないと思うので、
ツイッチの視聴時間とYouTubeゲーミングの視聴時間を比較すると、
大体4倍くらいの差があるんですよね。ツイッチの方が多いので。
なんですけど、場合によっては多くのクリエイターがYouTubeに移行するのかなっていう。
あらゆるプラットフォームが。
ここの一つの理由としては、コストカットのやってる中で、
ツイッチがクリエイターへの支払いのシステムを変えたんですよ。
一見よく見えるんですけど、70-30のレベシアのスプリットみたいなことを発表していたんですけど、
同時に一部の売上に関しては、配信者の視聴者がいる場所によって支払いが変わるんですよ。
そうすると、アメリカが一番だいたい高いんですけど、そこからどんどん落ちていくんですけど、
配信者によっては、例えばヨーロッパとかアフリカとかアジア圏とか、
アメリカじゃないところに視聴者が多ければ、おそらくなんですけど、今まで以上に儲からない。
アメリカに住んでたら?
アメリカの視聴者なんですよね。視聴者がほとんどアメリカであればそこまで変わらない。
もしかしたらちょっと上がるかもしれない。
そこも配信者によって状況もだいぶ変わっていくと思います。
それを考えると多分どんどんYouTubeに移行するクリエイターも出てくるかなと思ってまして、
すでに移行しているクリエイターの中でうまくいってるケースもどんどん出始めてるんですよ。
例えばなんですけど、ラドゥイグっていう人気なTwitch、元々Twitch配信者で、
今YouTubeの独占契約してる人なんですけど、
彼は実は同時アクセス視聴者数でいきますと、Twitchの方が若干高かったんですよ、YouTubeより。
30:02
ただそれ以外に普通に動画をアップしてそれを見てもらうじゃないですか。
そっちの再生回数が圧倒的に下がるっていう。
Twitchですと普通の動画を上げた時にだいたい50万再生くらいいくんですけど、
YouTubeだともう100万いきますと。
そこでの差っていうのがあったり、
あとはTwitch配信者によっては、モイスクリティカルっていうTwitch配信者がいたんですけど、
Twitch上ではだいたい同時アクセス視聴者数が8000から1万ちょっとぐらいあったのが、
YouTubeに移行してから1.5万から2.5万ぐらいまで増えていたりするので、
本当に人によってはどんどんYouTubeに移行した方が、
より多くのオーディエンスにリーチして見てくれるっていう状況になってるので、
ようやくこの業界が動き始めているっていうところと、
あとはライブ配信のところでいきますと、
広告周りの扱いが今後変わっていかないといけない。
今ですとYouTubeの普通の動画と比較すると、
ライブ配信って広告連携がすごい弱いんですよね。
基本的にクリエイターが読み上げるんですよ。
だいたいそもそもクリエイターがそのブランドを使ってない時も多いですし、
基本的にマネージャーに言われて、それをそのまま読み上げるっていうことが多かったりするんですけど、
YouTubeってだいぶ変わったじゃないですか、広告の出し方っていうのは。
特にブランドスポンサーが入る場合。
ストーリーの中でうまく連携して出したりとか。
出してるコンテンツのクリエイティブが違いますもんね、みんな。
でも、もっとそういう連携の仕方っていうところをやらない限り、
コンバージョン率が圧倒的な差があると思うので、
そうするとそもそもTwitchとかライブ配信に広告出したくないっていうブランドが増えてしまうんですよね、今後。
逆に言うと、ライブ配信者の中で広告連携をうまくできる人がいれば、
そっちにめちゃくちゃ広告の予算がよるんじゃないかなっていうのは思いますけどね。
そこら辺も、今ですとやっぱりプロダクト、ライブ配信のプロダクトとしてはTwitchのほうが好まれてるんですよ。
それこそ、さっき話したラルビーグっていう方が、
世界のトップ配信者30人ぐらいにアンケートを取って、
どのプラットフォームが一番いいかっていうのを聞いたんですよね。
30人中28人がTwitchって言ったんですよ。
1人がYouTubeって言って。
なので、やっぱりプロダクト単体で見るとTwitchのほうが強いんですけど、
33:03
ただ、今後どんどん再生回数とか、オーディエンスとか、バインネットマネタイズとかって見ると、
YouTubeのほうがどんどん強くなるっていうか、どっちかというとTwitchが弱まってしまう可能性があるので、
そうすると、場合によってはYouTubeとしては基本的にあまり改善しなくても、
場合によってはどんどんクリエイターが増えて、
ライブ配信業界のシェアがどんどん上がるんじゃないかと。
なので、ライブ配信だとそんな感じですよね。
次にYouTubeでいきますと、やっぱり今一番プライベートにおいているのはShortsになりますよね。
Shortsですと、1日700億再生回数ぐらいですよね。
Shortsにアップロードしているチャンネルの数が年々50%ぐらい増えているというところで、
やっぱり過去1年、1年半ぐらいのShortsのインパクトって、
僕も草野さんもYouTube見てると思うんですけど、やっぱすごいですよね。
明らかにそこに重きが置かれているというか、それはプラットフォーム側もそうですけど、
クリエイター側もそうかなっていうところですよね。
Shortsだけで数千人いるみたいなのもどんどん出てきてますもんね。
めちゃくちゃ増えてますよね。
それこそ、去年最もYouTube上で登録者数が増えたチャンネルを見ますと、
1位は覗いてなんですけど、1位ミスタービストなので、彼はちょっと例外なので、
1位を覗けば基本的にShortsドリブンなんですよ、全員。
ミスタービストは去年1億人ぐらい増えてるんですけど、
それはShorts以外にも普通の動画で伸びてるところがかなりあるので、
2番目の最も去年登録者数が増えたチャンネルって、
UAEのZAMZAM Electronics Tradingっていう電気製品とか売ってるお店なんですよ。
そこが基本的にShortsで4000万人増えてるんですよ、登録者数が。
すごいなぁ。
すごいですよね。
そのリストを見てもほとんどがShortsで登録者数が増えていて、
それこそ、僕も草野さんを見てるクリエイターエコノミーについて詳しく書いてくれている
Tubefilterっていうニュースメディアがあるんですけど、
そこって毎週もやってますけど、
毎月アメリカで最も視聴回数が多かったYouTubeチャンネルをまとめてくれるんですけど、
36:03
そこで面白いのが、ここ多分2年ぐらい、
そのトップ100の最もその月に見られたYouTubeチャンネルのうち、
いくつが主にShortsをやってるチャンネルかっていうのを教えてくれるんですけど、
トップ100のうち、過去1年間の数字を見たんですけど、
一番下だったのが70ですね。
なので、ミニマム7割のトップ100の視聴回数でいくと、
そのチャンネルがショートドリブンだったと。
一番多かったのが83とかなんですけど、
基本的に70、75ぐらいとかが平均だと思うんですけど。
これもすごい、いろんな面白い現象を作ってるのかなと思うんですけど、
去年のYouTubeもTikTokもやってると思うんですけど、
ブレイクアウトした、いわゆる急上昇中のクリエイターのリストを出してるんですけど、
YouTubeもTikTokも去年末に。
ほとんどわからないですよ、僕は。
まだ僕がわかんないのはいいかもしれないですけど、
それこそナイト、ミスタービストのタレントマネジメント会社の
ナイトの社長のリードさんもほとんど知らなかったって言ったんですよ。
彼は今まではトップ500のチャンネルをほとんど知ってたっていうぐらいの人なので、
それが、登録者数めちゃくちゃ増やしたチャンネルトップ20のうちほとんど知らなかったっていうのは。
どんな国のアメリカ以外の人も多いってことですか?
アメリカ以外の人も多いですね。
なんですけど、それでも結構異常だったのかなっていうところですね。
これも後々詳しく話しますけど、
ショーツの影響によって、ショートフォームの急上昇とか成長によって、
同時にクリエイターのインパクトがどんどん下がっていくようになってるんじゃないかなと思ってまして、
結局TikTokでバイラル化するかもしれないんですけど、ファンを獲得があまりできない。
顔はなんとなく覚えてくれてるんですけど、名前を覚えてくれない。
ような状況って、僕もTikTokとかショーツとか見てるとまさにそう思うんですけど。
そのYouTubeのショーツ、そのTikTokをなんかフォローしちゃうみたいな、
39:04
例えば自分が投稿してないタイプの人間だったらフォローすぐ押しちゃうっていうのはわかるんですけど、
なんかYouTubeこれまで使ってきた人たち的にはそんなすぐフォローボタン押すんだっていうのもちょっと、
なんか、世代なんですかね。時代の流れというか。
なんかそのショーツのフォローボタンをめっちゃ押してる人たちは、
そのロングフォームのコンテンツと、まあでもそうか、登録画面、ショーツとロングフォーム分けられますもんね。
分けられるのと、あとこれ多分なんですけど、
なんかやっぱりYouTubeの見方が変わってきてると思うんですよ。
なんかフィードを見るとやっぱショーツヘビーになり始めてるので。
アプリ開くとショーツになるみたいな。
そうですよね。
だから多分僕とか、まあ草野さんもそうかもしれないですけど、
YouTubeに行って基本検索か、自分が登録してるクリエイターの動画を見たいから行ってるっていうことが多いかもしれないんですけど、
多分今は違うんですよ。
そうではなくて、面白いものを見たいためにYouTubeに行って、
で、なんかそれをいわゆるフィードベースになってきてるっていうところですよね。
なんでなんかその中でやっぱり、これは去年ナイトのリードさんと一緒にイベントやった時にリードさんも話してましたけど、
なんかこのショートフォームからスタートしてどういうふうにロングフォームへトランジションできるのか、
まあいわゆる両立できるのかっていうのが結構課題になるっていう話だと思ってまして、
なんかロングフォームから始まってショートフォームにも展開するっていう事例って結構あると思うんですよ。
なんかそれこそ多分、まずは切り抜きから始まって、
場合によってはMrBeastみたいなクリエイターであればTikTok専用のコンテンツも作るとか、
彼のコンテンツって結構TikTok専用に出してるものってすごい面白いもの多いので、
場合によっては彼の最近出した動画のちょっと違うコンテンツもあれば全く違うコンテンツもあったりするので、
今多分TikTok上で4番目にフォローされてるクリエイターにもなっちゃったんですけど、
多分、でも場合によってこの収録地点で4番目なので、
多分配信されてる時期には3位になってると思うんですけど。
やっぱりロングフォームからショートフォームに行くっていう展開は全然あるんですけど、
ショートからロングってなかなかないですよね。
難しいですよね。
去年ですと、1位YouTubeクリエイターで、それができそうだったところがいて、
それがBricks and Disordersっていうイギリスのクリエイターなんですけど、
42:03
DIYコンテンツをいろいろ出してるところで、
2年間TikTokとかインスタとかショーツとかで出していたんですけど、
それをやりながら、それの彼らが作ってる動画のロングフォーム版をYouTubeでアップしたときに、
最初の1ヶ月で100万再生いったんですよ。
ロングフォームの方が。
今多分200万再生超えているので、
一発目の動画からするとめちゃくちゃ成功案件じゃないですか。
これから多分もっと出す予定ではあったんですけど、
結局2つ目の動画は明らかにそこまでいってなくて、
多分60万再生ぐらいしか今いってないんですけど、
それより問題だったのが、
2つ目の動画を、1発目の動画を出した4ヶ月後にようやく出してるんですよ。
なので、単純にそのペースとして、
囚人なのか築地人なのかわかんないですけど、
っていうペースが多分保てなかったっていうところは、
多分一つ彼らとしての課題があるかなって思いましたね。
なので、このショートフォームからロングフォームに
上手くトランジションしたクリエイターっている?
今現在はあまり見当たらないなと思うんですけど、
実は一人いて、その人はこの後すぐに話しますけど、
過去事例なかったかって考えたときにあったんですよね。
これもいわゆるショートフォームを最終的に切り捨てて、
ロングフォームに移行した人たち。
それはもう無理やりそうするしかなかったっていう状況だったのが、
自分のクリエイターですよね。
なるほど、確かに。
ローガン・ポールさんとか、ジェイク・ポールさんとか、
デイビッド・ドーブレックさんとか、そういう方々ですよね。
確かに。
でもそこもベースVlogっぽい感じにいったのかなって思いますよね、
そのロングフォームで。
確かに。
でもそれで再生されてるっていうのはやっぱすごい、
その人のファンがいるっていうことだと思いますし。
これも、クサラさんはVineって使ってました?
使ってましたね。見てるだけでしたけど。
VineってやっぱりTikTokとか今のShortsとかとちょっと違う雰囲気があったのかなと思ってまして、
もちろんフィードを見るっていう概念はあったんですけど、
なんかより自分が好きなクリエイターを追うっていう概念はもうちょっとあったのかなっていうのを思いましたけど。
なんかそのレコメンド機能がそんなになかったから、
あとプラスその投稿するみたいなのがそんなに当たり前じゃなかったから、
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面白い人が本当にいっぱいいるみたいな、
そのクラスの人気者とか面白い人がいっぱい投稿してるみたいな感じだったんで、
よりパーソナリティとかが前に出てたかなって感じはしました。
そうですよね。なんでやっぱりちょっと違う状況なのかなっていうのは思いましたね。
より多分トランジションしやすかったところはあったのかなっていうのは思うんですけど、
なんか最近これをうまくそのショートフォームとロングフォームを両立しているクリエイターが、
なんか一人思いつく人がいて、
それがサムセルクさんっていう方。
おそらくなんですけど日本だとたぶん全くバズってない人で、
アメリカの多分男子高校生にめちゃめちゃバズってる人なんですよ。
どういうコンテンツなんですか?
コンテンツがすごいシンプルなんですけど、
大体彼の動画ですと、YouTubeに関しての動画です。
TikTokとかそこはちょっと違うんですけど、
サムセルクさんのそのYouTubeを見ますと、スタートが彼車の中から始まるんですよ。
車の中で自分の今日の1日何するとか、自分の思いとか話しながら向かってる先はジムなんですよ。
毎回ジムなんですよ。ほぼ毎回ジムなんですよ。
ジムに行ってエクササイズをして、そのウェイトトレーニングを解説しながら、
自分がやってることをいろいろ話して、それも撮影しているんですけど、
それ終わってもう一回車の中で家に帰るっていう、それが彼の動画なんですよ。
そのロングフォームの動画が?
ロングフォームの動画がそうです。
それの若干切り抜きバージョンみたいな。
彼スタートがTikTokとかなので、スタートはそっちなんですけど、
それのいわゆるよりVlog的な感じでやってるのがYouTubeなんですけど、
彼、去年の3月、3月時点ですと、YouTubeの登録者8000人だったんですよ。
今300万人超えてるんですよ。1年以内で。
結構アメリカのいろんなジムに行くと、
高校生が彼の動画を見ながらめちゃくちゃ自分たちでもエクササイスしてるんですよ。
それだけ人気なんですよね。
彼の動画ってすごい面白くて、完全メインストリームのアンチのパターンですよね。
サムネイルが動画のスクリーンキャップなんですよ。
このバズるポイントはどこなんですかね?
このバズるポイントが多分コメント欄行くとなんとなくわかるんですけど、
見ててリラックスするっていう。
サムさん自身がめちゃくちゃ自分の本音とかをちゃんと話す人なので、
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それもいいですし、彼毎日投稿してるんですよ。
毎日30分くらい動画投稿してて。
それも多分すごくて、しかも本当に編集がないんですよ。
本当にただ録画っていうボタンを押して、
喋り終わったらオフっていうボタンを押して、
ジムに行って同じことやって、
もう一回車の中に戻って同じことやるっていう。
それだけなんですよね。
今までのYouTubeと完全なカウンターになっていて、
よりオーセンティックに感じる人が多くて、
多分エマチェインバレンタイプなんですよ、完全に。
自分も誰かのルーティンとか、
食べ物のASMRみたいなのとかも、
ほぼ一緒なんですよ、構成とか。
食べてるものも一緒なんですけど、
また新しいの見たくなるみたいな気持ちはあるので、
それに近いかなって思いました。
しかもそれが毎日アップされてると、
毎日一緒に過ごすみたいな感じになると思うので、
余計リラックスするために、
毎日見てますみたいなコメントって出てくるので、
それはすごい面白いですし、
さらに面白いのは彼のTikTokなんですけど、
TikTok自体は多分割と普通なんですけど、
めちゃくちゃ人気だったので、
彼のファンアカウントが大量に存在するんですよ、TikTok上で。
その映像をちょっとMeme化したりとか、
面白いセリフを一緒に付け加えたりとか、
いろいろやっているんですけど、
彼は、もちろん彼の人気がどこまで保てるかっていうのは、
もちろん課題としてあると思うんですけど、
ショーツとかTikTok、いわゆるショートフォームからロングフォームに、
どの程度うまくトランジションできた人なのかなっていうのを思いましたね。
シェアトークでも過去私が紹介したことあるんですけど、
ルビルバップさんっていう、
韓国系アメリカ人、
アメリカに住んでる韓国人、
ちょっとどこの方か忘れちゃったんですけど、
韓国にルーツがある方で、
料理の動画をTikTokで上げてて、
YouTubeでも上げてるんですけど、
1年で300人ぐらいみたいな感じではないんですけど、
その方もショーツじゃなくて、
TikTokでめちゃくちゃバズって3ミリオンぐらいフォロワーいるんですけど、
YouTubeでも今見ると、
全然100万再生とかあるので、
その方は自分でレストラン立ち上げたり、
いろんな旅行に行ったり、
食べてる映像とか、
それもリラックス系のコンテンツだったり、
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その人のキャラクターっていうのは、
すごくうまくロングフォームに
トランジションできてるなって思いました。
1つの動画40分とか30分くらいあるので、
それで50から100ぐらい出るのはすごいなって思います。
その動画って、
同じ動画で尺をより長くしてるっていう話なのか、
ショーツの延長戦にあるものの中、
全然違うものなのかというと、どういう感じなんですか?
食べてる動画とか料理してる動画っていう意味だと一緒なんですけど、
インタビューの記事とか見ると、
ロングフォームとショートは、
撮り方というかナラティブを書いてますって言ってましたね。
はいはいはい。
そういう意味ですと、
ショーツですとTikTokを対抗するために出てきたものでもあるとは思うので、
これもTikTokがなぜ、
そもそもある程度スペースを取れたかシェアを取れたかと言いますと、
それってショートフォームの動画だからっていう話ではないと思いますし、
バーチカル縦型の動画だからっていう話でもないと思うので、
どちらかというと、より簡単に動画を作って成功できるっていう体験を作れたから。
これって多分昔YouTubeも同じ概念があって、
多分テレビと比べると。
だからこそより人気になってきたと思うんですけど、
多分今のYouTubeですとそれに最適化されてなかったので、
それがショーツによってもう一回最適化したいっていう話だと、
思うんですけど、
今TikTokを見ますと、TikTokがよりロングフォームに行こうとしてるじゃないですか。
TikTokはTikTokで色々課題があって、
そもそもクリエイターがマネタイズしにくいのでショートフォーム動画ですと、
いわゆるブランド提携する以外は。
なのでTikTokとしても多分YouTubeのポジションを取ろうとしていて、
YouTube側もTikTokのショーツっていうところのシェアを
基本的に取りに行こうとしてるのかなと思うんですけど、
YouTubeとしてはやっぱりこのショーツを取り入れることで、
なんとなくですけど、
2,3ヶ月ごとにアルゴリズム変えてきてるのかなっていう感じはしますと。
やっぱりまだショーツがどこに当てはめるべきなのか、
どこまでプライオリティ化するべきなのか、そのフィールドの中で。
っていうのがまだ完全にYouTube側も理解してないのかなっていうところだと思いますし、
やっぱりそれもあって、
YouTubeで重要な指標っていうのもどんどん変わってきてるのかなって思いますよね。
それこそさっき草野さんが話したフォローの概念とか登録するっていう概念も、
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登録者っていう指標って多分より重要視されなくなったのかなっていう。
結局YouTubeもそれがそこまで必要なくなって、
どちらかというとユーザーのブックマーク機能的な役割になるのかなっていうところですよね。
プラットフォームとしてもそこまで重要な指数じゃなくなるみたいな。
おそらくそうだと思います。
どちらかというと、特にショーツ化になるといい動画を出せるかどうかっていう話なので。
どれくらいちゃんと見てるかみたいなところとか。
まさにそうだと思いますね。何パーセント見てるかっていうところがより重要視されるっていう。
結局YouTubeに人が行く理由が、誰かの動画を見たいっていう話ではなくて、
面白い動画をただ見たいってなると、多分指標って変えないといけないので。
おすすめで確かに出て、フォローしなくてもまた出てくるからみたいなことはあったりしますよね。
そうですよね。ありますあります。
だからそんなにフォローってものがそんなに大事じゃないのかもしれないと確かに思います。
それも何か良い悪いっていろいろあると思いますし、
場合によってはフォローした人のフィードみたいなものも出てくるかもしれないですし、
いろいろ変わってくると思うんですけど。
指標としても、やっぱり1動画あたりの再生回数の中で、
どれくらい登録してる人が見てるのと新規視聴者が見てるのかっていうところに分けられるんですけど、
それを見たりとか、そこの新規ユーザーと既存ユーザーの、
YouTubeですとAVDっていう指標があるんですけど、どれだけ長く見られたか。
平均視聴時間ですよね。っていうのを比較したりとか。
基本的に既存ユーザーの方が長く見てくれるので、1つの動画を。
そこと新規ユーザーのギャップがどこまであるかっていうのを見て、
そこのギャップがそこまでなければ、むしろ根本的に動画に問題がなければ、
新規ユーザーが同じぐらい好きでいてくれる。その動画を。
ということはおそらく、登録してくれる可能性が上がるんじゃないかっていう仮説はできると思うので。
たぶん指標として、どういうふうな形でユーザーとのエンゲージメントの深さを見れるのか。
関係値の深さを見れるようなものっていうのがより重要視されるのかなと思っているんですけど。
クリエイター側としては。プラットフォーム側ではないですけど。
そうすると登録者数っていうところもクリエイターとしてはそこまで気にしなくなる。
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結局5年前に登録したかもしれないですし、そこからコンテンツもだいぶ変わってるかもしれないので。
いろいろ指標が変わってきたりとか、そもそもクリエイター重視にならないってなると、
YouTubeってShortsを別アプリとして出した方がいいのかっていう議論が出てくるのかなって思いますけどね。
うーん、どっちだと。そっちの方がいいと思います。
多分そっちの方がいいと思うんですけど、YouTubeはやらないと思います。
なんか視聴体験がめちゃくちゃ違いますし。
あとやっぱりShortsとか、これTikTokも同じなんですけど、
やっぱりクリエイターではなくてフィードにロイヤリティをユーザーが感じてしまうので。
なんで、なんかこれはエマチェンバデンさんが最近言ってたことなんですけど、
今のYouTubeの状況ってどうなんですかって聞かれたときに彼女が言ったのが、
今はもうクリエイターの時代ではなくて動画の時代だと。
でも面白い動画を出せるかどうかっていうところになっていて、
なんか誰かをフォローするっていう概念が結構失われてしまっています、YouTubeでは。
若干昔のテレビと似たような雰囲気に戻ってきてますよね。
テレビでなんかチャンネルをなんか色々回して、
なんかチャンネル数が無限にあるっていうだけなんですけど。
たしかに。誰かがって言える感じじゃないですね。
これの一つの課題として出てきているのが、これもエマチェンバデンさんが言ったことなんですけど、
なんか良いクリエイティブとは人のアテンションを欲しがらないものだっていうのを彼女が言ってて。
なんかその、ただ直近のYouTubeってそれの逆走だと思うんですよ。
なんかもう、どれだけなんかすごくて過激的なことをやって人のアテンションを引き寄せるっていう。
なんかでもその、もともとなんか欧米のコンテンツってそういうもの多かったのかなってイメージはあるんですけど、
なんか初期、なんかそれは一つの例なんですけど、
なんかiPhoneが出たら、iPhoneをミキサーに入れてみたみたいな動画を投稿しているアメリカ人の人がいて、
なんか衝撃的だなと思って。なんでそんなことをするんだろうと思って。
でも見ちゃうみたいな。
なんかそのアテンションはすごく取るんです。エクストリームに取るけど、なんかそういいのかなみたいなことあって。
それが全部だとは思わないんですけど、なんかそういうコンテンツが好まれるのかなって気はしてた。
好まれるっていうか、やっぱり再生回数は取れるんですよね。
やっぱりこれなんだってなるじゃないですか。iPhoneをブレンダーに入れてなんかごちゃ混ぜにしようとした人も、
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なんかそんな高いものってなると思うので。それがいわゆるどんどんレベルアップしないといけないじゃないですか。
それをみんなやりだすので、だったらそれが面白くなくなるので、
なんかもうiPhoneをミクサーに入れるのではなくて、なんかもう高層ビルから落とすみたいなことをやったりとか。
なんかどんどんレベルアップ。レベルアップって言えるのかどうかわかんないですけど。
それこそニュースとかも似たような現象起きてたと思うんですけど。
なんかそういうアテンションをとりあえず取るっていう時代があったのかなと思って。
自分たちとちょっとそのメタが変わり始めた気もするので。
なんか最近の特にトップユーチューバーとか見ますと、動画がよりなんか尺が長くなったり、
なんかちょっとペースダウンしてる気はするので、そのテンポが。
なので、場合によってはそのセンセーショナリズムっていう時代がちょっとピークを超えたのかなっていう感覚は若干ありますね。
YouTubeの中では。で、これもYouTubeですと、時代ってあったと思うんですよね。
初期のYouTubeって結構コメディ動画が多かったりとか、
スケッチみたいなコントみたいなものが多かったり。
場合によっては自分の完璧なメイク方法を教えたりとかする動画って結構あって。
で、そこから逆走したYouTuberの時代が来たのが、いわゆるVlogの時代ですよね。
これが多分、最初はケイシーナイスタットさんとか、
ピーク時はエマ・チェンバレンとデイビッド・ドブリックさんとかだったと思うんですけど、
そこからもうちょっと企画型、また逆走して企画型に戻って、
で、それの今のピークがミスタービーストだと思うので、
そこから今ショーツにプラットフォームが無理矢理切り替えてるので、
そこからどうなるのかっていうところは気になってはいるところなんですけど、
ショーツ自体が視聴体験がすごい違うじゃないですか。
検索型ではないですし、
そもそもクリエイターがどこまで表示されるかっていうのが変わってくるじゃないですか。
例えば、YouTubeに行ってミスタービーストって検索すると、
ミスタービーストの動画だけではなくて彼のロゴが出て、
そこをクリックすると彼のチャンネルのページに行くので、
基本的に彼のブランディングしかないじゃないですか。
ショーツで動画見るとそもそもサムネイルもないですし、
しかもタイトルとロゴも角っこに小さく写ってるだけなので、ほぼ見えないんですよね。
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ショーツのクリエイターとしてはよりアピールが、
自分をアピールしないといけなくなるんですよね。
なのですごい面白かった現象が、
去年のビットコンっていうクリエイターとかが結構来るイベントなんですけど、
そこのクリエイターがみんな泊まるホテルがあるんですけど、
そこを見ると多分今までのビットコンよりも圧倒的に明るい服を着てる人が多かったらしいんですよ。
これはなぜかっていうところですと、
もう顔で覚えられないので、ティクトッカーは。
もう服装で覚えられるように頑張ってたっていう。
頭がいい。
でも全員同じことやってるんで。
確かになんかやっぱ奇抜な服着てる人とか、キャラクターに入ってる人って多いですよね。
ショーツは確かに。
そういう時代、今なってるのかなっていうところの中で、
でもどんどん時代って変わってくる中で、
ツイッチとか見ても時代ってすごい変わった気がするんですよ。
2020年の最も配信者数とか、最も見られたチャンネルをトップ10を見ますと、
平均年代が確か33ぐらいだったんですよ。
ほとんどの多分人が25歳以下じゃなくて、25歳以上だったんですけど、
直近今年見ますと多分20代がめちゃくちゃ増えていて、
なんで世代交代しているタイミングでもあるのかなって思いましたね。
少なくともツイッチに関しては。
それはなんかいいことですね。
すごい良いことだと思います。
やっぱり違うクリエイターの世代が入ってくるっていうことは、
多分違うフォーマットとか、違うコンテンツのスタイルが出てくるようになると思うので、
そこも個人的にはどうなるかっていうのが気になっているところで、
そうなると今までの人気だったYouTuberたちが、
今後どうするかって決めないといけない時期になり始めると思うんですよ。
やっぱりクリエイターからメディア企業を作るっていう判断をした瞬間、
クリエイターとしての仕事が一部失われてくると思うので、
いわゆる採用とか経営とかいろいろ考えないといけないので、
成長し続けるにはどうしたらいいか、コンテンツを出し続けるにはどうしたらいいかって
ずっと考えないといけないようになってくると思うんですけど、
最近TikTokkerの人たちも数名、
フルタイムのインフルエンサーやめますみたいな話を言ったりとかしていて、
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一部はもちろんバーンアウトみたいな話もあったりすると思うんですけど、
一部は多分お金儲けができなくなり始めている。
いわゆるブランド提携が去年はだいぶ厳しくなってたので、
そういう課題もあったりしますし、
TikTokに関しては多分より自分のことをずっと話さないといけなかったりするクリエイターもいたので、
それはやりたくないっていうところだったんですけど、
今後YouTubeが、今の人気の世代のYouTuberがどういうふうに成長していくのか、スケールしていくのか、
場合によってはYouTubeどう引退していくのかっていう話に関しては、
ちょっと来週話していきたいなっていうふうに思いますね。
今回はそんな感じですか。
はい、じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました。
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そしてメンバーシッププログラムofftopic.clubもノートでやっているので、
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それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:07:12

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