彼は今Google DeepMindのチーフサイエンティストですかね。
1999年からGoogleに入ってるんですけど、
彼は昔、これまだGoogleが1万人ぐらいの時ですね。
コーディングしてる時に、コードコンパイルしないといけないじゃないですか。
いわゆるアウトプットする時に、PCがそれを読み取るのに時間がかかるんですよね。
その間にめちゃくちゃレジュメを見てたっていうのは採用するために。
彼でさえそういうのをめちゃくちゃ気にかけたりとかしているので、
やっぱりこの人材採用っていうのは特にトップの人たちの方が気にするべきポイント。
重要性についていろいろ今話したと思うんですけど、
ここからいろいろハウトゥーまでは行かないですけど、
いい人材の見つけ方とかそこら辺をいろいろ話していくんですけど、
まず人材って世の中にどういうふうに分散されてるかっていうのが個人的にすごい気になっていて。
例えば地域ごとに均一に人材って分散されてるのか、それともどこかに統一されてるのか。
例えばアメリカにいっぱいいるのか、それとも日本が少ないのかとか。
でも、もしくは人口的に見て基本的に人口と同じぐらいの割合で人材が存在するのかっていうところは個人的にすごい気になっているところなんですけど。
働ける人がどれぐらい?働ける人の人口ってことですか?
働ける人よりもその中で優秀な人っていう意味合いでですね。
なるほど。
なんとなくですよ、別に僕はここのエビデンスを持ってるわけではないんですけど、
生まれに関しては均一ですと。
人材が出てくる場所でいうと世界中のどこからでも出ますと。
ただ、集まる場所は大体統一されますと。
それが例えばサンフランシスコのシリコンバレーだったり、日本の東京でしたり、ロンドンでしたり、ニューヨークでしたり、いろんな場所に行くと思うんですけど、
結果的にみんな似たような考えの人とか他の優秀な人と会いたかったり、一緒に暮らしたかったりするので、
スタート地点はみんなばらついているかもしれないですけど、最終的に集まる場所は同じだと。
そういう意味だと、そういう人たちがいる場所に行かないといけないっていうのが、まず採用のスタート地点からあるっていうところですね。
あれですかね、じゃあ都市サンフランシスコ、ニューヨークに行くべきなんですかね。
今現在特に優秀な人とか、これから優秀と言われるような人とかですと、そっちの方が確率が高いっていうレベルかもしれない。
そこでの採用っていう、ペイパルマフィアって呼ばれるくらいすごい人材が集まってたので。
じゃあどうやってピーターさんが採用してるのかっていろいろ、今回のエピソードの準備のために僕もいっぱい調べたんですよ。
そもそも論があるんですけど、そもそもピーター・ティールさんってめちゃくちゃ頭いい人なんですよね。
はい、存じております。
彼、チェスが大好きな人でもあるんですけど、チェスのグランドマスターっていうタイトルを持ってるんですけど、
それ実際の世界のチェスの正式な組織からもらえるタイトルなんですよ。
それはいわゆるワールドチャンピオンの一個下なんですよ。
ピーター・ティールさんはそれぐらい、すでにチェスとか将棋やらせたらめちゃくちゃ上手いと思うんですけど、
そもそも頭いいですし、元々弁護士でしたし、めちゃくちゃ本読んでますし、
そもそも彼が一緒にいたい人っていうスタンダードがめちゃくちゃ高いんですよ。
そうそう、彼とある程度のレベルで話せ合える人っていうところが。
すごいですね、すごい世界だ。
そもそも、もちろん知能イコール人材では、トップティアの人材ではないと思うんですけど、
ただ、ある程度重なりはあると思うので。
なので、そこですでにある程度のフィルターがかかってますと、ピーターさんの場合は。
ただ、もう一つ多分彼のすごいところっていうところが、
いわゆる過小評価されている人を見つけ出すのが上手いっていうところですね。
まず、過小評価されている人を探すのって、結構スタートアップにとっては前提としてやらないといけないと思うんですよ。
これもピーター・ディールさんもずっと言ってることなんですけど、
知られている人材ではなくて、知らない人材を見つけ出すのがスタートアップの一番の仕事だと。
結局、知られている人、知られている才能ですと、そもそもお金で負けるので、
結局その大手、Google、Facebook、Amazon、Appleとかがお金は出せちゃうので。
知られている人材をいくら、よほどビジョンとかで説得できない限りは、基本的には勝ちにくいですと。
最近ですと、これのすごい面白い事例があったんですけど、
パワープレキシティっていうAIの検索エンジンを作ってる会社がスタートアップがあるんですけど、
そこのCEOが、あるGoogleのエンジニアを引き抜きたくて、
もう過小評価されてないので、そのカテゴリーが。
なので、もしかしたら普通の単純にお金儲けのためであればいいかもしれないですけど、
スタートアップ側としてはそこに積極的に採用しに行くっていうのは、
投資と同じ考えで、今すごいバブルとは言えないかもしれないですけど、やっぱりすごい価格が上がってしまってる。
なので、最近MIT、松中節工科大学でコンピュータビジョンの授業の学生数が2倍になったっていう話が出たんですよ。
今700人ぐらいいて、コンピュータビジョンを学んでる学生が。
それを見たときに、ちょっと大丈夫かなっていうのを思っちゃったっていうところは正直なところありまして、これは個人的な意見ですけど。
みんなが行かないところに行くっていうのは良いのかもしれないですね。
そうですね。それは採用においても同じ考えで、これが多分ピーター・ティールさんの昔からの考え方でもあって、
ペーパル時代でしたり、そのティールフェローシップとかも同じだと思うんですけど、
30歳以下を採用するっていうのが、まずベースとしてピーター・ティールさんの考えとしてあるんですよ。
もう若い世代。
そうですね。で、これはなんか差別だみたいなこと言う人もいると思うんですけど。
年齢差別。
そうですね。でもこれはある程度実はちゃんとしたロジックが裏側にあって。
これは一般論っていう話なので、全員はもちろんそうではないんですけど、
基本的に30歳くらいになると、これはアメリカの場合なので日本だとわかんないですけど、
だいたい30歳以上の人だと、どの会社に行っても自分が提供するデータ、
例えばレジュメでしたり、GitHubのプロフィールでしたり、いろんなもの、
リファレンスチェックとかいろいろ提供すると思うんですけど、
それに対しての裏方のアルゴリズムがほぼほぼ同じなので、
最終的に企業側がだいたい同じような結果っていうか、
この人はこれが強みで、これが弱みですっていうのを出すと思うんですよ。
そこのデータがあるかないかで、過小評価されたりされなかったりすると思うんですよ。
基本的に30歳以下の人ですと、そのデータが足りないっていうことによりなりがちなんですよ。
いわゆる経験が積んでなかったりとか。
なので、それを見た大企業とかは、いわゆる何を評価すればいいかっていうのがわかんなくなるんですよね。
基本的に大企業ですと、採用って大体委員会とかでやるケースが多いので、
でも、めちゃくちゃビジョンに対しては頑固で、
こうしてみたらいいんじゃないみたいなアドバイスに対しては、わりと柔軟だったりみたいなところで見れるんですかね。
例えばそういうところですよね。
そこも、これも言うのはすごい簡単だって。
実態としてインタビューするときは難しいと思うんですけど。
優秀な方って結構意見を受け入れてくれる方が多いし、
絶対に決めないことと受け入れるものみたいなのがすごくバランスがいい人が多いなっていう、
そういう人になりたいなって思いますよね。
この両極端の要素があるっていうのって、意外といろんなところにあるんだなっていうのは思ったんですよ。
それこそ昔多分オフトピックでも、多分2018年か19年ぐらいに話したと思うんですけど、
ブランディングの一つの重要なポイントで、両極端の性格をブランドが持つことによって面白みが増すみたいな話を昔したと思うんですけど、
それとすごい似てるなっていうのは思ったので。
やっぱり矛盾があるものって面白いなって思いますね。
そうですよね、確かに。
やっぱり言ってること違うじゃんって思っても、そこのバランスとかそこの間のところがやっぱ面白いっていうか、それは人となりが出ますね。
それの要素が一つピーター・ティールさんが言っていて、
ピーター・ティールさんについていろんな人が言うことでいきますと、
彼がなぜ採用うまいのかっていうところの一つの個人的にすごい面白いなと思ったのが、
ピーター・ティールさんがインタビューする、面談とか話すときに、その人のキャリアパスのビジョンをピーター・ティールさんが描いて、
それをどうやってそこまでそこにたどり着くのかっていうのを話してくれるっていうことは聞いたことあります。
それは嬉しい。嬉しいというかワクワクしますね。
そうですよね。自分のポテンシャルをその場で語ってくれるので。
それは確かにめちゃくちゃ採用メソッドとしてはうまいなっていうのを思いましたね。
スタートアップにジョインしてもらうための社長の屈辱もそうですよね。ビジョンというか、こうやったら一緒に大きくなって。
それを個人レベルでやれるってなかなかすごくないですか。
会社のビジョンとかは5年後のビジョンとかわかるんですけど、個人レベルってなかなかないなっていう。
ピーター・ティールさんが人を採用するときってどういう人を採用してるっていうイメージですか。
最近だとそこまで採用してないと思いますけど、たぶんファンダンスファンドとかそこらへんとかだと思いますけど、昔のそのペイパルとかですよね。
ニワトリ卵の問題かもしれないですけど。
そうですね。
でもクサラさんが言うように、確かにそもそもの才能を持ってた人たちを採用したと思うんですよ。
なので多分デイビッド・サックスほどのプロダクトに対してのビジョンを持ってる人とか、
マックス・レビチンほどコードを書ける人とかっていうのはなかなか当時いなかったと思うんですよね。
なのでベースとしてすごい人たちを採用してたのは確かだと思うんですけど、
ただやっぱり短期間でめちゃくちゃ経験してると思うんですよ。
多分、ペーパルマフィアの話って基本的に4年間ぐらいの話なんですけど、
4年間で多分20年分ぐらいの経験積んでるんですよ。
そもそもインターネットバブルが弾けたタイミングを経験してるので、
その間でスタートアップやってるので、
すごい。
なのでめちゃくちゃ環境がいい時と悪い時どっちを見てますし、
その中でエキジットまで行っているので、
そこの経験は多分圧倒的に他の人より短期間で得られたかなっていうのは思いますよね。
その環境はすごい影響したと思いますし、
多分その環境からの学びもめちゃくちゃ多かったので、
その学びを次のスタートアップに生かしてると思うので、
あそこってすごい有名な話ですけど、
PayPalマフィアってそこからLinkedInとかYouTubeとかSpaceXとかアファームとかが生まれてきてると思うんですけど、
YouTubeの初期戦略ってすごいPayPalの初期戦略とパクってるっていうか、
同じ似たような戦略だったので、
すごいエンベッドをしやすくするとかってもうまさにPayPalと同じだったので。
なるほど、埋め込み。
結構初期そうでしたよね、YouTubeとかは。
確かに。
あとYouTube、これはまさにPayPalが全く同じことやったんですけど、
もしYouTubeプレイヤーがどっかのサイトとかプラットフォームでシャットダウンされた場合に、
ユーザーにめちゃくちゃクレームを出してもらってたとか、
それもまさにPayPalと全く同じことやってたので。
結局、そこからの学びを生かしたっていうのは、
そのノウハウっていうところはめちゃくちゃ大きかったっていうところと、
あとやっぱり2002年でエグジットしたのってすごい重要なタイミングだったのかなっていうのを思いましたね。
バブルがはじけた直後ではないですけど、そのちょっと後に、
しっかりエグジット、しかもいいエグジットを達成できたっていうのは、
業界のレピテーション的にめちゃくちゃすごい高かった。
エグジットがほぼ出ない環境の中でエグジットを出したので、しかもあれだけの規模のエグジットを。
しかもそのタイミングでキャッシュを得られたので、
いわゆる投資に回せたんですよ、全員。
しかもそのネットワークを作れたので、お互いのスタートアップに投資したりとかできたっていう。
タイミング的にもめちゃくちゃ良かったっていうところがあるのと、
あと最後に、これも環境とか学びの一つだと思うんですけど、
PayPalのストーリーでよく語られるのが、めちゃくちゃいいプロダクトを作って、
それがEbayとかに相乗りして、それでどんどん成長して、最終的にエグジットして、
そのエグジットしたお金を持って、ファウンダーたちが次の会社で似たように同じ良いプロダクトを作って、
成功がどんどんコンパウンドしたみたいな話ってナラティブとしてあるんですけど、
そのナラティブってちょっとミスリードしてると思っていて、
あそこのPayPalの組織ですごい重要な学びを従業員がしていて、
これはピーター・ティールさんがゼロツーワンっていう本でめちゃくちゃ書いてるんですけど、
良いプロダクトだけでは市場を勝てないっていう話をピーター・ティールさんが主にしてて、
組織としてそれがみんなPayPal時代で理解してたんですよね。
で、その考えをたぶん次のスタートアップ立ち上げる時とか、スタートアップにジョインする時とかに持ってってるんですよ。
いわゆるそのディストリビーションがめちゃくちゃ重要。
良いプロダクト作ったとしても、それを誰かが、その顧客が見つけないといけなくて、
それを使ってもらわないといけなくて、それに対してお金を払ってもらわないといけない。
そこをいかに良くできるかっていうのが、たぶんPayPalマフィアの一つの大きな学びだったんですよね、全員の。
それは、たぶんもともと持ってた才能ではなくて、あの環境で得た才能なんですよ。
なんで、そこの、何ですかね、やっぱり他の人と一緒にいること、そういう環境にいることによってすごい学びっていられると思うので、
人材を見つけるっていうところと、その環境で育成されるっていうところってすごいあると思うので、
なんかそのPayPalマフィアとかの前とかだと、それこそGeneral Magicとかも同じだと思うんですよね。
そこからEbayとかFlashとか、iPod、iPhoneとかAndroidとかを作った人たちが集まってたんですけど、
やっぱりあそこも人材が、結構変わった人材が集まってましたし、一部はAppleの元従業員とかですけど、
そこもそのマフィアとしては代表例ですし、それこそ、たぶん一番最初のマフィアだとフェアチャイルドセミコンダクター、