皆さんこんにちは、草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を、ゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、YouTubeが挑むポッドキャストビジネスについて話していきたいと思います。
はい、前回はSpotifyとか。 そうですね、Spotifyが元々音楽サービスから始まったんですけど、
ポッドキャスト展開は結構必須だったっていう話で、そこのちょっとエコノミックな話とか、
なぜポッドキャスト事業が結構重要なのかっていう話をしましたよね。
やっぱ面白いですね、ポッドキャストを、そうですね、そんな感じでやってたんですけど。
はい、すごいトランジションですね。
いやいや、トランジションというかなんかですね。
はい、一個ここでお知らせがありまして、4月の25日の月曜日に、
notoさんとSpotifyの私とポッドキャストっていうポッドキャストのイベントがありまして、
オフトピックが出ることになりました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
草野さんだけじゃないですよ、僕も出ます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
それがちょっと夜の8時からYouTubeとTwitterスペースと、あとTikTokでも配信されるそうなので、
無料で聞けるので、またイベントに申し込みとかもそんなに必要ないので、
ぜひちょっと概要欄に貼っておくので、ぜひ。
再来週か。
再来週ですね、でも我々のオフトピックがどう始まったのかとか、
収録の裏方のプロセスとかそういう話をするっていう感じですよね。
そうですね、たぶんもしかしたらリスナーの方は知ってる方も多いのかなと思うんですけど、
ちょっと久しぶりに顔出してしゃべるから、ちょっとそれは緊張します。
そうですね、2人で出たのはたぶん100回目のライブ配信以来ですよね。
そうですね、あ、そっか、クリエイターのやつも出てましたもんね、宮武さん。
それは僕は、はい、出てましたね。
はい、なのでちょっとお知らせっていうところで、
まあ、ポッドキャストつながりというか、今回もポッドキャストの話ということで。
じゃあ、そうですね、前回がYouTubeとか、後半にYouTubeの話とかしたと思うんですけど、
それが今回、パート2では結構メインがYouTubeの話になるっていうところでして、
個人的に結構YouTubeがSpotifyの音声領域で競合になるんじゃないかと思っていて、
前回ですとYouTubeが結構クリエイターに過去3年間30ビリオン支払ったりとか、
それを一つの追加のチャンネルとして出すっていうところで、
YouTubeもそれである程度のポッドキャストリスナーが来てるんですけど、
去年の2021年の10月にYouTubeが初めてのポッドキャストのトップの人を採用して、
元々YouTubeに10年ぐらいいた人ではあるんですけど、
あとは、かいさんがYouTubeのポッドキャストのトップになる前に、
これも前回の本当に終わりに話したYouTubeミュージックが、
カナダでバックグラウンド上で無料でリスニングできる機能を発表したりとか、
そこの検証ですね。っていうのをやっている中で、
普通に考えるとYouTubeって動画をこれだけ長くやってたので、
もちろん音声に強みは持ってなかったかもしれないですけど、
そもそもインフラがすごい整ってるんですよね。
インフラとは何かというと、まず一つはめちゃくちゃ強い広告ネットワークを持ってますと。
それこそ2020年の11月から音声広告もローンチしてるので、YouTubeは。
音声広告?
いわゆるYouTubeミュージックとかプレミアム用ではあるんですけど、
でもそれもポッドキャストにたぶん後々いくんじゃないかとか。
あともう一つは、やっぱりアナイティックスが非常に良い。
ポッドキャストで一番、一つの課題はやっぱりアナイティックスがあまり良くないっていうのが正直なところあるので、
それこそCTRとかYouTubeとかですと、どれくらい実際クリックされたのかとか、
そういうのを結構細かいデータも全部見れるので、そこは非常に便利ですよね。
エピソードごとの属性情報とか。
確かに。
そういうのって便利じゃないですか。
便利ですね。
実はSpotifyもそれにすでにもちろん気づいていて、
今年チャータブルとポッドサイツって買収してるじゃないですか。
なんかポッドキャストのアナリティクスツールみたいな。
そこがまさにアナリティクスと広告事業を強化するための買収なんですよ。
ポッドサイツって何かというと、まさに広告の事業を強化するためにあって、
うんうん。
っていう話をして。
たまにそのYouTubeのショートでちょっとなんか軽めの面白いなんか誰かのリアクションの動画が流れて、
たまにポッドキャスト、ビデオポッドキャストのショート版が流れてくるくらいの気持ちが一番なんか、
軽い動画軽い動画ちょっとなんか学習系ポッドキャストみたいなその並びがあるから、
YouTubeの良さがあるなっていうのはちょっと思えませんか。
結構そのユースケースに応じてかなっていうところでして、
多分そのページ専用のページをどのタイミングで行くかというと、
まあなんかとりあえずバックグラウンドでなんかポッドキャスト聞きたいけどっていう多分タイミングかなっていう。
あ、そうです。
なんか全然あのプラットフォームとしてはなんていうか、いろんな動画がある中にその中にポッドキャストがあるっていいよねっていう話でしょ。
それが多分YouTubeとしての一番の強みですよね。
そこのバラエティモテるっていうところが。
そこが個人的にはそれはあのポッドキャストの動画をバンバン見たくはないので正直なところ。
なんで草野さんが言ったようにそこをミックスするっていうのはベストですよね。
で、まあもしかしたらYouTubeですとチャンネルの概念があるじゃないですか。
それもその、例えばオフトピックのYouTubeチャンネルに行くと、
あのポッドキャストもアップしてるんですけど、
例えば別の動画とかもアップしてたりするので、
ポッドキャストだけをフォローできるとか。
そういうのも可能になるかもしれないっていう話ですね。
なんかわざわざ分ける、なんか親チャンネルがあって子チャンネルがいっぱいあるみたいな。
そういう感じの、なんていうか、概念というか相当ができたりしたらいいですよね。
そうですよね。やっぱり今のフィードをそのYouTuberのページに行って動画見ると、
なんかショーツとかそういうのが全部混じってしまうと、ちょっとなんか探しにくいっていうか。
だからってなんかたくさんショーツのチャンネルとメインのチャンネルとポッドキャストのチャンネルって、
なんか全部フォローするのめんどくさいですもんね。
めんどくさいですよね。
そんな中でそのSpotifyはビデオポッドキャストを去年の10月ぐらいからですかね、やり始めて。
個人的にビデオポッドキャストやるのはすごい戦略としては正しいと思うんですけど、
特にそのスマホ上でビデオポッドキャストって見るのかなとSpotify上で。
結局Spotifyの教育、Spotifyを知ってるユーザーだと、
何かをSpotify上で見るっていう考えにならないケースが多いんじゃないかなっていうのは、
すでにディスカバリーの面ではYouTubeがリードを取ってますと。
なんでなんですかね。でもポッドキャストを確かにYouTube、新しい番組知るのってYouTubeだったりすることもありますね。
そうですよね。でもそれって結局、草野さんが言った話にすごい関連してると思っていて、
いろんな例えばショーツでしたり、他のYouTubeの番組を見るじゃないですか、ポッドキャストじゃないもの。
それでなんとなくこの人が何が好きかってわかるじゃないですか。
ポッドキャストだけの情報だと限られちゃうじゃないですか。
確かに。
でも全動画の視聴をYouTubeが把握してるわけなので。
確かに。あと情報量が多いですよね。
ポッドキャストだとカバーアウト毎回変えるみたいなことってあんまりないですけど、
サムネイルがやっぱり毎回変えてたりとか、自動再生で流れてくるので、
でもそういう意味でちょっとクリックしたくなるハードルがちょっと下がりますよね。
しかもYouTubeってシェアされやすいようにいろいろしてるので、
最近だとスナップチャットとインスタグラムって決してYouTubeミュージックのコンテンツを簡単に共有できるようにしたりとか、
そういうのもある中で、個人的に一番は、ポッドキャストがディスカバリーされやすい一番の理由はクリッピングです。
いわゆる1時間のポッドキャストを5分動画にしたりとか、いわゆるいいところだけをカットして、
それをまた別のYouTube動画として出す。
切り抜き動画というやつですね。
そうです。まさにそんな感じなんですけど、やっぱりこれこそ去年でしたっけ、
オフトピックのポッドキャストでもこのポッドキャストクリッピングについて少し話しましたけど、
結局いいパーツだけを見てから全部のエピソードを聞きたいとか、
そのパターンってめちゃくちゃあるのかなと思っていて、スポーティファイだとそれができないじゃないですか。
わかんないですもんね、どこで盛り上がったかとか。
特に動画ポッドキャストだとよりその人の動きもあるので、
であればなんか5分だったら見ようってなるじゃないですか、1時間だったらちょっと時間が必要ってなるじゃないですか。
なんで、それこそローガンポールさんとか、いろいろ日本ではやらかした人ですけど、
彼またアメリカではまた人気になっている方なんですけど、
彼ってもう復帰できたのってもうポッドキャストのおかげで。
特にビデオポッドキャストのおかげで。
で、例えば彼のチャンネルを見ると、彼ってメインチャンネルがあって、で、クリップスのチャンネルがあるんですよ。
で、メインチャンネルの登録者数が380万人ぐらいいるんですよ。
もちろん一つの戦い方はコンテンツが限られているので、そこのエクスクリューシブ取りに行く。
これでもあるんですけど、そこは高くなっている。
YouTubeはディスカバリーのアドベンテージをめちゃくちゃ持っている。
Twitterでも同じこと言ってましたけど、ディスカバリープラットフォームとかコンテンツアグリゲーターってやっぱりどうしても強い。
そこがSpotifyとしてのどうしても課題として残ってますし、
あと直近でTikTokが結構ポッドキャスト領域に興味を持ち始めていて。
最近オーストラリアでコンテンツポッドキャストオペレーションの人材を探してて。
そういうTikTokの展開もある中で、ちょっと最後話したいトピックが、
このYouTubeの戦略って、YouTubeだけを見るのは正しくないと思っていて、
Google全体を見ないといけないと思っていて。
Google全体を見ると、なんでYouTubeが、
例えば、もしかしたら場合によってYouTubeミュージックとかYouTubeプレミアムの結構大きな企業を無料にするとか、
そういう可能性が出てくるのかを考えると、全然あり得る話だと思っていて。
やっぱりスタートアップで一つのプロダクトで成功したときに、
次の展開を考えないといけないじゃないですか。
次どのプロダクトを作るのかとか、場合によって買収しに行くのかとか。
Googleはもちろん検索エンジンで大成功して、
じゃあGoogleはその後何をしたかと。
何をしたかというと、インターネットの経済ループを見たんですよね。
インターネットの1セッションを、ユーザーがどう動いているかを見て、
まずユーザーはハードウェアのデバイスを使うじゃないですか。
そのハードウェアのデバイスは何かしらのOSの上に座っているわけじゃないですか。
例えばiOSとかAndroidとかWindowsとか。
そのOSに入ってアクセスして、そこからインターネットにアクセスするじゃないですか。
インターネットをアクセスするためのアプリケーションが必要なので、
それがブラウザだったり、アプリストアだったり。
そこから何か、購入意欲を作る何かが必要じゃないですか。
それがFacebookだったり、YouTubeだったり、メディアになっていて、
そこからそれを実際購入しに行く行為だと、それを検索しないといけないので、
それがGoogleだったりAmazonだったり。
実際に購入をユーザーがして、その後配送のプロセスがあって、
ラストマイルのフルフィルメントがあって、ユーザーに届くと。
それが一連の流れじゃないですか。
Googleだとそこの検索の部分を抱えているという認識なんですけど、
彼らが何を見るべきかというと、その前と後のプロセスなんですよね。
なぜその前と後のプロセスを見ないといけないかというと、
ある程度成功すると直接的な競合を気にしなくていいタイミングが出てきていて、
どちらかというと、英語で言うとComplementaryのサービスを見ないといけないタイミングが出てくるんですけど、
直接的な競合ですと、例えばiPhone vs Androidとか、検索エンジンだとGoogle vs BingとかYahooとか、
いろいろあるんですけど、実はそこが手強い相手じゃなくて、
もちろん手強いのは手強いんですけど、
でもその前と後のプロセスって、いわゆるその中間にいるプレイヤーが取り除かれる可能性ってあるじゃないですか。
その中間にいるっていうのは。
例えばYahoo見ると、Yahooって最初ポータルじゃないですか。
で、Yahooって検索エンジンを出すと、そうするとGoogleの必要性がなくなるじゃないですか。
でも、その検索の一歩前のステップを持ってるから、それができるんですよね。
なので、それこそAmazonもそうなんですけど、Amazonって元々購入のレイヤーに入ってたんですけど、
検索がすごい強化されてから、Amazon上で検索するようになった。
それってGoogleにとってすごい競合じゃないですか。
たしかに。
なので、逆にその横にいるプレイヤーたちが、とてつもない怖い競合になるんですよ。
なので、そこに対して何をするべきかというと、そこの領域を取りに行くっていうところで、
そこでマネたいするか、場合によってはそれを無償で提供しに行くか。
で、Googleはこの戦略をずっと取っている会社で、どんどんアップストリームに行くんですけど、
そもそも検索エンジンから始めて、購入意欲を作るためのアクセス権が欲しかったので、
なので、ポータル事業に入ったりとか、Gmailを無償で提供したりとか、
YouTubeを買収したのもそうですよね。
で、たださらに、いや、それだけだったりないと、もっと上に行かないと思って、