その1、生き抜く力。食堂でのご飯もらいの技術。
ナンパするのは食事確保のため。
これ1回目ですか、ほんまに。
1回目です。笑
ほんまに1回目、なんか経典っていうのと、1回目の温度感と、
経典という言葉に全然、もうナンパとか言うてるし。
経典という言葉に失礼ですよね、これ。笑
もうちょっと方向性変えていかないのかもしれないね、第1回その1。
すごいタイトルですね。もう一回行きますね。
生き抜く力。食堂でのご飯もらいの技術。ナンパするのは食事確保のため。
食事確保のために、実はカッコ笑っていうのが入ってるんですよね。
これどういうお話か、川田さん教えてもらっていいですか。何ですか、これは。
家のほうもゴタゴタいろいろありまして、
19歳あたりで2週間ほど、ちょっと旅に出てくるわと、
うちのおふくろに言いまして、結論的に2年近く行っちゃうんですけど、
若いというのは恐ろしいもので、与論島へ行きたいと思ってたわけですね。
東米の港から船に乗って行くわけなんですけど、
今のみたいにお金を十分に持って旅行先の宿を確保して、
っていうのを一切せずに、船に乗ったらいけるんじゃねみたいな。
いけるんじゃねって。
片道の船賃と、あと向こうでの生活費が1万円ぐらい持ってたのかな。
当時の1万円もちょっとわからないですけど、でも少ないですね。
少ないですね。今で言っても2万ぐらい。
やっぱり若い時ってバカなんでしょうね。
で、船に乗っちゃいました。
乗っちゃいました。
乗っちゃいました。で、どんどん、36時間かかるのかな。
まあでも船やったら絶対そうでしょうね。
与論島なんかもうめちゃくちゃ南のほうですもんね。
そうです。
で、まあ着きました。
着いた時がですね、12時に着くって言われたんですよ。
お昼?夜?
でね、12時ってそう思うじゃないですか。
2日目の深夜にみんながドタバタ降り出したんですよ。
えっ、12時って昼じゃないの?って思って。
思いますよね。
そしたらまあ寂れた離れ小島なんで、
今ボロボロの海の風でボロボロになったライトバンとかワンボックスでいろんな宿の方がお迎えに来てるわけですよ。
で、まあみなさんはここなんとかそうです、なんとかホテルです、あ、私ですってみんな散らばっていくんですけど、
僕はなんないかもしれないわけですよ。
そうやん。
そうです。
えっ、12時って夜なの?と。
昼やったら今から探せんのに。
そう。で、ライトとかないんですよね。
ああ、でも当時ですもんね、もう半世紀くらい前ですもんね。
そうです。するとみんなが1台2台って帰っていくと真っ暗な砂浜に1人立って。
こわっ、こわっ。
はい。でもやっぱ若いって強いんですよね。
で、私荷物もほとんど持ってなかったので、テントとシュラフ、まあ寝袋ですね。
あとかっこつけた中原忠也の刺繍が1発と、
かっこつけてんな。
歯ブラシ、あとお菓子をちょこちょこっとくらいかな。
で、どうしようかなと思って、まあドタバタしても仕方ないと。
そのまま砂浜で寝たんですよ。
まあとりあえずね。
道しようとかわかってないから、えらいことになるかもしれないけど、とりあえず寝ようと。
1時くらいだったかな。
だから1台の車が近づいてきて、
まあどこかの民宿に泊まってた男女が、
深夜のデートですね。
で、砂浜へ来たと。
で、砂浜を車ライトで照らすと、変なやつが1人倒れてると。
しかもテントもなんもなしで、そのままの服で倒れてる寝てる。
まあおそろおそろ声かけていただいて、何してるんですかと。
まあそうなりますよね。
で、まあ事情を説明して、
まあ12時と思ってたのが夜の12時だったと。
私は何の役もないと。
みんなが帰ったと。
ということで私は1人そのままで寝ていますと。
大丈夫ですかと。
まあ優しい。
大丈夫じゃないですと。
そうですよね。
まあ私たちの泊まっている民宿のところに来ますかって言われたんで、
その車に乗っけてもらって、
その日はその夜はそのまま行ったんですよ。
おお、助かった。
ええ、ただでも予約も何もしてないので、
まあ次の日の朝にはどっか行かなかった。
緊急でね。
緊急で避難させていただいて、
で、次の日からはテントがあったんで、
テントを建てて、こっからは俺は1人で暮らすんだと。
若いなあ。
若い。
でももうお金もほとんど持っていない、
帰りの船地もそれで垂れるか当たるかギリギリ。
そうだ。
持って行ったところの中、
カップラーメンはあの時の袋ラーメンですね。
あっという間に底をつけると。
そうですよね。
で、そこで考えたんですね。
あれ、これ俺このまま行ったらガシするんじゃね?とか。
なんしに来て。
やばいんじゃないのって思ったんですね。
やっぱ人っていうのは必死に考えると、
いろんな知恵が湧いてくるんですね。
なるほど。
で、民宿があったんですけど、
民宿は食堂みたいなのがあって、
出入りが結構自由なんですね。
夕方とかになると、
そこへ行って食堂でチンと座ってるわけですよ。
何も注文せずにね、お金ないんで。
出入りはしやすいし。
東京とかいろんなとこから若い女の子が遊びに来てると。
で、その子のマンカーに座るわけですね。
3人ぐらいグループの前に座って、
東京?どこ?関東なんだ。へぇ〜みたいな。
中途半端なその。
関東なんだ。へぇ〜。
素敵じゃんみたいなこと言いながら。
地元関西の若者が。
で、その世論。僕が先に来てるから、
こういうとこ危ないよ、こういう海はこうだよ、
とかって説明するんですね。
で、だんだん話が盛り上がってくると。
で、面白い話いっぱいネタを用意するわけですよ。
関西弁で。
で、サンゴというのは生きてるのを知ってると。
え、サンゴって生き物なんですか?
そうだよ。
先にがサンゴ虫というのが言ってて、
あれは生き物なんだよと。
で、海に入った時、剣で足切ったりすると、
サンゴ虫が足から繁殖するから危ないんだよとかね。
どうなんですか?
いや、足の先にサンゴがたくさん生えてくるから危険だからねって言ってくる。
ほんまですか?
いや、嘘なんですけど。
人通り笑かして。
で、観光で来てる子なんかは日焼けすぐするんですね。
焼きたいと。
焼きに来てるのか。
海で。でもね、世論とかで日焼けってすごいんですよ。
すごいっていうのは。
ものすごい日差しがきついんで、
一気に焼くともうやけどみたいになって。
痛いくらいになる。
となると何が起きるかというと、食欲が落ちるんですわ。
だるくなってくる。
女の子たちは目の前で定食とかを頼んで食べ始めるんですが、
3分の1くらい食べたところでピタッと止まるんです、端が。
その頃にオモムロに、
あれ?それって残すの?って聞くわけですよ。