■エピソードのあらすじ
川田のおっちゃんが約半世紀前に与論島での旅で学んだ、経営の根本「生き抜く力」についてお話しています。その1ではまだ与論島を出ていませんので、この続きは是非その2でお楽しみください。
■話していること
19歳で与論島に旅へ/真夜中の与論島に到着/食堂での過ごし方/ご飯もらいの技術/島に伝わる川田くんの話/命がけのナンパ/死にゃあせんよ/本当に全力でがんばっているか?/生きとったええやん
■番組について
中小企業経営に長年携わってきた「ほぼ70のおっちゃん」川田が、「ほぼ30のフリーランス」駒井へ、経営にまつわる60個の話をあれこれ送る、老若混合型ビジネス系ポッドキャスト番組。
■出演者
川田隆司(ナンバー2道場 代表)
駒井 涼(KOMA ひとり代理店)
■ナンバー2道場について
川田が主宰する経営塾「ナンバー2道場」の詳細は、
公式WEBサイトをご覧ください。
noteでも道場の内容をダイジェストでお届けしています。
▼公式WEBサイト
https://number2-dojo.com/
▼note
https://note.com/number2_kawata
■ナンバー2道場 開催イベント
道場では、誰でも参加ができるオープンデーなどを随時開催中!
はじめましての方もお気軽にお越しください。
▼イベント情報はこちら
https://number2-dojo.com/event
サマリー
このエピソードでは、河童とこまいが生き抜く力や食堂での食事を得る技術について話しています。河童の若い頃の経験を通じて、食事を確保するためのユーモアやコミュニケーションの重要性が浮き彫りになります。また、ナンパが食事を得る手段としてどのように機能するかが紹介され、人生における知恵についても語られています。
ポッドキャストの紹介
みなさん、こんにちは。フリーランスデザイナーのこまいです。
はい、こんにちは。ナンバー2道場代表の河童です。
新しく始まりましたナンバー2道場ポッドキャスト。
この番組は、中小企業経営に長年携わってきたほぼ70である河童のおっちゃんが、
ほぼ30であるフリーランスの私こまいへ、経営にまつわる60個の話を、
あれこれ本音で、時にコンプライアンスの道をそれつつも送る、
老若今後型ビジネス系ポッドキャスト番組ですと。
未来を担う次世代の経営者、フリーランス経営者を支えるナンバー2、
マネジメントに携わる企業内若手リーダーなどなど、
少しでも経営に関心のある皆さんに気軽にお聞きいただければと思います。
よろしくお願いします。
第1回目でございます。
はい、1回ですね。緊張しますね。
ほんまですか?
嘘でーす。
嘘かい。笑
さっきまとめ撮りなんで、第0回も撮り、こんな感じやねーみたいなやってみまして、
第1回、この60個あるお話の第1回にあたっていきます。
なんかどうやら事前に話してると、
まあそりゃそうなんですけど、全部ほんまやでと。
そう、ほんまなんですね、これが。
さっき言うとかんと。
コンプラ的に微妙なとこもあるから、ほんまなんですね。笑
コンプラを無視できるのが、このスポンサーついてないポッドキャストの魅力ですから。
もうちょっと嫌やなって言うでしょ、それはもうちょっと耳塞いでもらって。
まあそういったことも過去70年の、ほんま70年のおっちゃんの歴史にはあったというところで、
第1回を始めていこうと思います。
それでは今回のテーマに参りましょう。
No.2道場60の経典より、本日のテーマは、
与論島への旅
その1、生き抜く力。食堂でのご飯もらいの技術。
ナンパするのは食事確保のため。
これ1回目ですか、ほんまに。
1回目です。笑
ほんまに1回目、なんか経典っていうのと、1回目の温度感と、
経典という言葉に全然、もうナンパとか言うてるし。
経典という言葉に失礼ですよね、これ。笑
もうちょっと方向性変えていかないのかもしれないね、第1回その1。
すごいタイトルですね。もう一回行きますね。
生き抜く力。食堂でのご飯もらいの技術。ナンパするのは食事確保のため。
食事確保のために、実はカッコ笑っていうのが入ってるんですよね。
これどういうお話か、川田さん教えてもらっていいですか。何ですか、これは。
家のほうもゴタゴタいろいろありまして、
19歳あたりで2週間ほど、ちょっと旅に出てくるわと、
うちのおふくろに言いまして、結論的に2年近く行っちゃうんですけど、
若いというのは恐ろしいもので、与論島へ行きたいと思ってたわけですね。
東米の港から船に乗って行くわけなんですけど、
今のみたいにお金を十分に持って旅行先の宿を確保して、
っていうのを一切せずに、船に乗ったらいけるんじゃねみたいな。
いけるんじゃねって。
片道の船賃と、あと向こうでの生活費が1万円ぐらい持ってたのかな。
当時の1万円もちょっとわからないですけど、でも少ないですね。
少ないですね。今で言っても2万ぐらい。
やっぱり若い時ってバカなんでしょうね。
で、船に乗っちゃいました。
乗っちゃいました。
乗っちゃいました。で、どんどん、36時間かかるのかな。
まあでも船やったら絶対そうでしょうね。
与論島なんかもうめちゃくちゃ南のほうですもんね。
そうです。
で、まあ着きました。
着いた時がですね、12時に着くって言われたんですよ。
お昼?夜?
でね、12時ってそう思うじゃないですか。
2日目の深夜にみんながドタバタ降り出したんですよ。
えっ、12時って昼じゃないの?って思って。
思いますよね。
そしたらまあ寂れた離れ小島なんで、
今ボロボロの海の風でボロボロになったライトバンとかワンボックスでいろんな宿の方がお迎えに来てるわけですよ。
で、まあみなさんはここなんとかそうです、なんとかホテルです、あ、私ですってみんな散らばっていくんですけど、
僕はなんないかもしれないわけですよ。
そうやん。
そうです。
えっ、12時って夜なの?と。
昼やったら今から探せんのに。
そう。で、ライトとかないんですよね。
ああ、でも当時ですもんね、もう半世紀くらい前ですもんね。
そうです。するとみんなが1台2台って帰っていくと真っ暗な砂浜に1人立って。
こわっ、こわっ。
はい。でもやっぱ若いって強いんですよね。
で、私荷物もほとんど持ってなかったので、テントとシュラフ、まあ寝袋ですね。
あとかっこつけた中原忠也の刺繍が1発と、
かっこつけてんな。
歯ブラシ、あとお菓子をちょこちょこっとくらいかな。
で、どうしようかなと思って、まあドタバタしても仕方ないと。
そのまま砂浜で寝たんですよ。
まあとりあえずね。
道しようとかわかってないから、えらいことになるかもしれないけど、とりあえず寝ようと。
1時くらいだったかな。
だから1台の車が近づいてきて、
まあどこかの民宿に泊まってた男女が、
深夜のデートですね。
で、砂浜へ来たと。
で、砂浜を車ライトで照らすと、変なやつが1人倒れてると。
しかもテントもなんもなしで、そのままの服で倒れてる寝てる。
まあおそろおそろ声かけていただいて、何してるんですかと。
まあそうなりますよね。
で、まあ事情を説明して、
まあ12時と思ってたのが夜の12時だったと。
私は何の役もないと。
みんなが帰ったと。
ということで私は1人そのままで寝ていますと。
大丈夫ですかと。
まあ優しい。
大丈夫じゃないですと。
そうですよね。
まあ私たちの泊まっている民宿のところに来ますかって言われたんで、
その車に乗っけてもらって、
その日はその夜はそのまま行ったんですよ。
おお、助かった。
ええ、ただでも予約も何もしてないので、
まあ次の日の朝にはどっか行かなかった。
緊急でね。
緊急で避難させていただいて、
で、次の日からはテントがあったんで、
テントを建てて、こっからは俺は1人で暮らすんだと。
若いなあ。
若い。
でももうお金もほとんど持っていない、
帰りの船地もそれで垂れるか当たるかギリギリ。
そうだ。
持って行ったところの中、
カップラーメンはあの時の袋ラーメンですね。
あっという間に底をつけると。
そうですよね。
で、そこで考えたんですね。
あれ、これ俺このまま行ったらガシするんじゃね?とか。
なんしに来て。
やばいんじゃないのって思ったんですね。
やっぱ人っていうのは必死に考えると、
いろんな知恵が湧いてくるんですね。
なるほど。
で、民宿があったんですけど、
民宿は食堂みたいなのがあって、
出入りが結構自由なんですね。
夕方とかになると、
そこへ行って食堂でチンと座ってるわけですよ。
何も注文せずにね、お金ないんで。
出入りはしやすいし。
東京とかいろんなとこから若い女の子が遊びに来てると。
で、その子のマンカーに座るわけですね。
3人ぐらいグループの前に座って、
東京?どこ?関東なんだ。へぇ〜みたいな。
中途半端なその。
関東なんだ。へぇ〜。
素敵じゃんみたいなこと言いながら。
地元関西の若者が。
で、その世論。僕が先に来てるから、
こういうとこ危ないよ、こういう海はこうだよ、
とかって説明するんですね。
で、だんだん話が盛り上がってくると。
で、面白い話いっぱいネタを用意するわけですよ。
関西弁で。
で、サンゴというのは生きてるのを知ってると。
え、サンゴって生き物なんですか?
そうだよ。
先にがサンゴ虫というのが言ってて、
あれは生き物なんだよと。
で、海に入った時、剣で足切ったりすると、
サンゴ虫が足から繁殖するから危ないんだよとかね。
どうなんですか?
いや、足の先にサンゴがたくさん生えてくるから危険だからねって言ってくる。
ほんまですか?
いや、嘘なんですけど。
人通り笑かして。
で、観光で来てる子なんかは日焼けすぐするんですね。
焼きたいと。
焼きに来てるのか。
海で。でもね、世論とかで日焼けってすごいんですよ。
すごいっていうのは。
ものすごい日差しがきついんで、
一気に焼くともうやけどみたいになって。
痛いくらいになる。
となると何が起きるかというと、食欲が落ちるんですわ。
だるくなってくる。
女の子たちは目の前で定食とかを頼んで食べ始めるんですが、
3分の1くらい食べたところでピタッと止まるんです、端が。
その頃にオモムロに、
あれ?それって残すの?って聞くわけですよ。
面白い話と食事確保
あれ?これ何のポッドキャストやったの?
生きる時からですね。
生き抜く時から。
けげんな顔してるんですけども、
かなり面白い話で爆笑ネタを。
もうそのつかんではいるから。
だんだん使って、僕一人で世論に来て、
お金なくて、ちょっと食べる物なくて困ってるんよって言ったら、
あ、いいぞどうぞどうぞってくれるわけですよ。
それを毎日毎日ずっと繰り返したんです。
そうか。お客さんはとっかひっかになってくるから。
その代わり毎回行って面白い話をするんで、
例えば東京から来てる女の子は3日経ったら帰ると。
その時には2日目に来てる横浜から来てる女の子に、
夕方なったらこういう面白い男の子来るよと。
でその子はご飯がない子やから、
っていうことを口伝していくわけですよ伝達で。
島に伝わる。
ほうほうほう。
生き抜く力の発見
ということは僕が行くともう最初のうちはね、
一食目やったんですけど、もう用意されてるんですよ。
川田君用のご飯で。
なるほど。
しかもみんなの定食から、3人も4人も5人もから、
私これいらん、僕これいらんってのが集まってるんで、
普通の定食の2倍くらいの量があるんですよ。
ほんまや。みんなの余り物の塊。
だから余るんじゃなくて、最初は余り物やったけど、
みんながいやそれ失礼やから食べる前に、
自分が食べないままよけよって言ってこうルールができてたらしくて。
そんなことあります?
あるんですね。
与論島に来た観光客の中にルール作らせたか。
そうですそうです。
やっぱりこれであ、生きれるんやなと。
なるほど。
でもそれ晩だけじゃないですか。
やっぱ朝とか昼困るんで、
朝とかは海岸でテント張ってるときに、
ビーチにやっぱ女の子来ますよね。
ナンパするんですよ。
でナンパして、
普通ナンパって女の子と遊ぶためじゃないですか。
またそこで爆笑トークをするんですよ。
まずつかみとしてね。
産後はこうでとね。
また産後の話。
ネタ抜く話ですけどね。
面白いねって時に、
自分らどこ泊まってんのと。
であっこうこうホテルと。
朝とか昼とか晩とかのご飯どうしてんのって聞いて。
で朝食べて昼はまた用意されてますと。
で僕は夜に一人で来て、
実は食べるものがなくてって話をするわけですよ。
始まった。
するとちょっと待っててねってみんな帰って行って、
お昼すんで2時ぐらいかな。
やっぱりいろんな容器に入れて、
今日のランチこれであまりものすいませんけどね、
来るわけですよ。
夜と同じパターン。
でもそこもひっかえひっかえ。
常に何人かを確保しておかないといけないので、
命がけのナンパなんですね。
そういうことですよね。
食べるための。
遊ぶためじゃなくて生きるためのナンパ。
生きるためですね。
そういうことをやっているうちに、
人って考えれば生きていけるんだ、
ということを覚えた、
世論党の初日時期とか、
初っ端なのがでしたね。
なるほどな。
結構昔の、
何の話やねんって感じやけれども、
本当にその生き抜く力みたいなことですね。
そうです。
これは後編というか後になってきて、
仕事で困ったとき、
会社の利益が困った、
何があっても死にはせんよと。
何とか考えれば道は開けるっていう根本の。
カーツさんの根本。
そうですね。
原体験。
そこから人は死なないなと。
なるほどね。
諦めない。
諦めない。
ほんまこれ今その1これですってタイトル読みながら、
ほんま大丈夫かなって。
大丈夫かなって思ってたけど、
なるほどね。生き抜く力。
ナンパによる食事確保
そうです。
だから会社も仕事も何とかなるんだ。
よくこれ同情勢にも言うんですけど、
お前全力で頑張ってるかって言うときに、
はい全力ですっていうのは、
だいたい70%までなんですよ。
なるほど。
人って脳が安全領域を残してるんで、
本当の本当の頑張るまで出さないんですよね。
こういう原体験をして、
これをしないと飯が食えない、生き残れない、
っていうのを経験すると、
まだ余力あるぞ俺は、
っていうことに気が付く。
まだまだいけると。
いけると。
てっきりこれ第0回でも、
かわとさんのプロフィールご紹介してますけど、
まさかそんな原体験、
その部分が原体験と思ってなかったです。
もっと大人になってから、
倒産してとか、
日雇い労働で46歳で倒産みたいなプロフィールなんですけど、
そこじゃなくて、
18、19ぐらいの時の話なんですね。
そう、そこから生き抜くってできるじゃんっていう。
だから個人的なお話、
ご相談も来られるんですけど、
こういう人間関係で悩んでますとか、
極端な子で言えばちょっと死にたいですと、
消えてなくなりたいですと、
じゃあ消えてなくなる前に、
俺に寄付してと。
は?ってなるね。
で、こういう話をしてると、
あ、そうか、
自分が悩んでることって、
自由にしたらいいんだ、
って気がつく子が多いんですよね。
おー、自由ね。
つまり、会社が嫌でたまりません。
辞めたらええやん。
辞めたら両親とか構えへんやん。
生きとったらええやん。
本当にそう。
そう。
だから世間体とか、
そういうとこにとらわれるっていうのは、
他人が作ったルールとかやから、
そんなこと気にせんでええのよ。
実はね、俺昔ねってこの話をすると。
なるほどー。
なるほどねー、みたいな。
なんとかなるなーって。
確かになるかも。
それがこのその1、
その1です。
いやー、分かりました。
これあと59回楽しみやな。
これなんか、
先ほども始める前に言ったんですけど、
これその2の方も、
ちょっとこの話続くんですかね。
もうこの流れまた続くんですよ。
なるほど、分かりました。
ではその2も、
来週お楽しみにいただけたらと思います。
次は経営の基本はここやなと。
まだ世論党のとんでもない。
まだ世論党から出てない。
出てないです。
経営の原点ここにありって気がついた話をさせてもらいました。
分かりました、それは楽しみ。
じゃあちょっとそれは来週をまた楽しみにしていただけたらと思います。
というわけで本日のテーマ、
その1、生き抜く力。
食堂でのご飯貰いの技術、
ナンパするのは食事確保のため。
いかがでしたでしょうか。
ということで、
第1回目以上となります。
第1回目話してみていかがでしたか。
いやー、
またコンプラできるのは大丈夫かなと。
まあまあ、
大丈夫でしょう。
ナンパなんて別に、
まだテレビで芸人さん言ってますから。
分かりました。
これはまだ序の口ということで。
ちょっとレベルを測っていきましょう皆さんね。
よろしくお願いします。
ナンバー2道場は
京都で開催している経営塾です。
定期的にイベントも開催していますので、
ご興味ご関心のある方はぜひ一度ご参加ください。
またナンバー2道場はノートも配信しております。
こちらも併せてどうぞ。
詳しくは番組概要欄に記載しているウェブサイトからご確認ください。
というわけで第1回目でございました。
以上ナンバー2道場ポッドキャストでした。
また次回お会いしましょう。
さようなら。
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