2025-11-05 15:21

#21『倒産したらどうなるか』

■エピソードのあらすじ

起業するよりも、倒産をするときのほうが何倍もしんどいそうです。その最悪の状況を経験してきた川田さんから、倒産したらどうなってしまうのかについて語ってもらいます。


■話していること

「謙虚」の意味を改めて/倒産したらどうなるか/離婚は結婚の10倍パワーがいる/33歳で一念発起して起業/25日の感覚が変わる/良い商材がまぐれで見つかって調子に乗っちゃった/調子乗る初手はいい車/46歳であえなく沈没/在庫という負債のたたき売り/借金を背負わさせていただいた/生命保険のことまで考えた/保険屋さんの一言/6000万円の借金/続きは次回


■番組について

中小企業経営に長年携わってきた「ほぼ70のおっちゃん」川田が、「ほぼ30のフリーランス」駒井へ、経営にまつわる60個の話をあれこれ送る、老若混合型ビジネス系ポッドキャスト番組。


■出演者

川田隆司(ナンバー2道場 代表)

駒井 涼(KOMA ひとり代理店)


■ナンバー2道場について

川田が主宰する経営塾「ナンバー2道場」の詳細は、

公式WEBサイトをご覧ください。

noteでも道場の内容をダイジェストでお届けしています。


▼公式WEBサイト

https://number2-dojo.com/

▼note

https://note.com/number2_kawata


■ナンバー2道場 開催イベント

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はじめましての方もお気軽にお越しください。


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サマリー

このエピソードでは、倒産に関する経験とその影響について話されています。経営者が直面する苦境や精神的なダメージ、借金の重圧など、実際の体験を通じて重要な教訓が明らかにされます。また、倒産に直面した際の心情や保険の選択肢についても語られています。特に経営者やフリーランスにとって、役立つ道しるべとなる内容が提供されています。

00:01
みなさんこんにちは、フリーランスデザイナーのこまいです。
はい、ナンバー2道場代表の川田です。
ナンバー2道場ポッドキャスト、この番組は、中小企業経営に長年携わってきた川田のおっちゃんが、
経営にまつわる60個の話を、あれこれ本音でお届けするポッドキャスト番組です。
よろしくお願いします。
あのー、放送で言ったら2個前ぐらいで、謙虚な人の話があったじゃないですか。
そのナンバー2道場の倒君で、チャオビ謙虚。
改めてその謙虚っていう言葉の意味を調べて、謙虚な人ってのはどういうことですかみたいな。
なるほど、何が。
周囲への感謝と尊重、控えめな態度、学び続ける姿勢、自己肯定感の高さ、礼儀正しさとかって書いてて、
あんま考えたことなかったなーとか、あんま謙虚っていう言葉から、なんかこういうイメージなかったかも。
やっぱ謙遜とごっちゃになってたなって。
近いですね。
改めて思いました。
なんか、まだやっぱ噛み砕けてないところあるんですけど、やっぱ重要な考え方やなって思います。
謙虚ってめっちゃ難しいですね。
ぜひとも奥まで噛んでください。
前歯じゃなくて奥の方で飲み込めるように噛み砕いていこうと思います。
というわけで今回のテーマに参りましょう。
No.2道場60の経典より本日のテーマは、
倒産の重要性
その21、倒産したらどうなるか。
これね、経営者になりたいっていう人らからしたら、
いやいやそんなこと考えたくないですよ、ということかもしれないけど、
やっぱ最悪の事態を経験されてるでしょうから、そのお話かなと思います。
はい、もうおっしゃる通りです。
ぜひお伺いしたいんですけれども、どんなお話でしょうか。
よくね、結婚とか離婚とか言うじゃないですか。
よく離婚するエネルギーパワーは、結婚するパワーの10倍かかるとかね。
そうなんや、でもそうやろうな。
結婚を言ったら、いや好きやから一緒になろうってできるんやけど、
離婚を言ったらね、財産分よ、お互いの権利、贈与。
言い出すのもね、大変だから。
これとよく似ててね、会社の方も作るのは比較的簡単じゃないですか。
なんか言いますね、パパって書類出したらみたいな言いますね。
ただね、撤収するとき、会社がなくなることは撤収なんですけど、これがまた大変。
もう撤収って言えてる時点でだいぶ経験してますよね。
エネルギー足るんやもうね、もう半端ないから。
これはね、皆さんに経験してほしくはないけども、これだけ大変やぞ。
確かに、だから心づもりも大事やし、そんなになりたくないっていう気持ちも大事やし。
それはめちゃくちゃ聞きたいな。
起業の経験
せっかく経営のポッドキャストって言ってますね。
これね、私自分で営業で回っていてとかやってたんですけども、
社員でね、会社員で営業もやってて、結構な数字を上げたわけですよ。
ここまでの話でたびたびそういうの聞いてます。
ただね、給料はそんなに爆上がりはなかったですね。
社員なんでね。
でもね、その中に理不尽を感じたわけですよ。
これだけ売ってるのにこれっていう。
まあね、処刑費がかかるのはわかるし、バカじゃないんである程度計算はできるんですけど、
それにしてもこれ割り悪すぎるんじゃないのと。
と思いまして、33歳の時に1年補給しまして。
今の僕の年齢や。
ああ、そうそう。会社作っちゃえと。
まあ、起業したわけですね。
まあでもね、今は極端なし。100円でも株式会社作れるんですけど。
当時はね、やっぱり1000万。
じゃあ制度が変わったとか。
もちろんもちろん。
1000万を集めて銀行に預けて、それが承認されるまで1週間とか2週間かな。
そのお金を置いて、ちゃんとできますよっていうのやって、いろいろ法務局とかが動き出すと。
全然違いますね、今と。
という形なんで、結構ハードル高かったんですよ。
でもそれもね、なんとか頑張ってお金を。
実際は自己資金だけじゃなくて、いろいろ手立てをしながら無理やり集めて、無理やりスタートってやったんですけどね。
会社の流れについては、また別の機会に話したいと思うんですけど。
33でやりました。スタートしました。
3年4年は結構苦難の連続でね。
最初の数年って、そんな簡単に上手くいく人も少ないでしょうから。
そうね。
当時マンションに住んでて、文床のマンション。中古ですけど買ったマンションに住んでて。
普通25日が給料日だとしたら、社員の場合は20日過ぎ辺りからもうすぐ給料日だと思うじゃないですか。
なりますなります。
経営者側になって、売り上げ悪いと20日過ぎる頃からもうすぐ給料日どうすんの。
給料日かーってなる。
結局自分の手持ちのお金から社員さんに払わないとダメやし、そんなに売り上げなかったら払うこともできない。
となるとどうなるかっていうと、自分のマンションを邸棟に入れてお金を借りて、その中から払う。
まさに自分の財布から直出ていく。
そういうことですよね。苦しいなー。
グッズね、この時点で気持ちめげる経営者多いと思います。
そんな感じで言ってたんですけど、なんやかんや言い持ってやってたとき、40歳手前だから30代後半ですね。
あることがあって、非常に良い商材を見つけて、いわゆるまぐれあたりですね。
たまたま見つけれて、たまたま売れて。
そうですね。野球で言うと、目をつぶってバッと思いっきり振ったら、なんかホームラインしちゃったみたいな。
だいぶまぐれやな。
でもね、33からということは5年、6年、日や飯を食ってる状況で、一発ホームラインが出ちゃったと。
なるほど。
これね、調子乗るんですわ、人って。
乗っちゃいそう。僕も乗っちゃいそうやな、それ。これいけるやん。
人生楽勝じゃないの?みたいな。
思っちゃうかも。この5年日や飯食ってんから、家を目指してくれやって。
そうです。
なりそう。
で、まあね、順調でやってると、まあ人間調子乗るわけですよ。
うん。
なんか車、大きいのに買い替えたりとか。
調子乗ってんな。
初手ね、調子乗る初手は車ですからね。
そうです。事務所もちょっとええとこに変わったりとか。
だいぶ売れましたね。
売れましたね。
倒産後の現実
そうなんですよ。それはそれでよかったんですけど、あることがあって、46歳の時に会えなく沈没。
あらー、もうだから40くらいからその数年経って、5年6年。
ああ、そうですね。
はいはい。
だから結局トータルで13年くらいかな、の寿命かな。
そっか、33から、ええええ。
で、まあ終わっちゃうと。
おろ。
でね、あの。
こっから本題や。倒産したぞ。
こっからが本題ね。これがなかなかでね。
まあ言ったら昨日まで社長。社長。ある日を境におっさん。
おっさんの次に社長かもしれんけど、急におっさん。
そうです。
社員とかそんなのじゃなくて。
そうです。
うわっ。
これはなかなかね、精神的なダメージがでかいんですよ。
いいえ。
で、商品を仕入れて売るっていう商売のやつは、必ず不採が残るんですね。
在庫とか言いますね。
在庫。
はいはい。
例えば100万で仕入れた在庫を、通常でしたら150万で売って利益を出す。
そうね、まあ基本そうですよね、それ大体は。
これがね、倒産させるとね、販売ルートがなくなる。
ということは、もう叩き売り。
同業者になんか買ってもらうとか、なんかそういうので頭下げると。
100万の、じゃあ10万なら引き取るよと。
えー。
なんかその商売やってるファッション業界の人テレビで見たことあります。
そうですか。
もう売れへんから在庫がかかえてファッション業界も大変やから、もうとりあえず買い取って安く。
売る方も、えーみたいな感じやけど、残るよりはええわみたいな感じですよね。
だからそこで、おかげさまで大きな借金を背負わさせていただきました。
させていただいて、借金で言う言葉じゃない。
えー。
はいはいはい。
でね、やっぱり何が起きたかは自分でわからない。
え、もうバババって怒っちゃうってことですか。
そうですそうです。で、大きな、人生で見たことのないような借金の額がボンとくると。
どうなってるのと。
何なんだこれ。
何なんだろう。一番最初に思ったのが、あ、もうこれどうしようもないなと。
でもいろんなところに支払いはしないと目をかける。
倒産時の心構え
で、その時に何考えると思うんです?
なんか、前も多分このポッドキャストでお話しされてたような気もしますけど、なんか保険がどうのこうの。
それそれ。
あー。
もうね、生命保険、これやなと。
うんうんうん、なっちゃうわけですね。
なんかあの、水曜サスペンスみたいな。
はいはい、保険金云々とか。
そうです。今はどうなのか知らないんですけど、その当時はある一定期間以上入っていると、極論自殺でも出るんですよ。
えー。
今は知りませんよ。今はそんなあかんのかしら。
そんななさそうやけど。
でもその保険の担当の方を呼んで、ちょっと相談あると。
はい。
で、会社ちょっと偉くなったと。
まあそういう人はね、じゃあ保険の解約して返礼金とかじゃないですか、それ要るんですか?みたいな話の時に、いやいや、今オッチンでもお金出んのかな?という非常に重い話になります。
いやーそう、なんかつらいなー、それぐらいってことですよね。
そうですそうです。
はいはいはい。
で、その時にね、保険担当の彼が、もともとのお友達だったんですよ。
あーはいはいはい。
もともとね。で、会社に来てもらって、いろいろ話をしてて、自殺しても出るのかな?相談した時の一言がね、
母さん、それでもしお金が入ったとして、借金を返したとする。で、あなたはもうこの世にはいないと。で、家族にも迷惑かからないと。
と言った時に、それであなたのお子さん喜ぶと思いますか?って言われたんですよ。
うーん。
これはね、答えました。
あーやっぱそれを考えられないぐらいに、もうわーってなってたけど、やっぱそうやって言ってもらって、確かにって。
だってコマちゃんね、今フリーランスやってて、なんか大きなビジネスに手をかけたとして、ある日ある時、えらいことなったーで、
まあ実例で言うと、一応6000万ぐらい借金あなたありますよと。
実例。きつ。
はい。
の時に返すってできないじゃないですか。
何の選択肢もないですよね。
そうそう。
その時点で選択肢ある人6000万の借金抱えないですもんね。
抱えない。
うーん。
ビジネスっていうのは大きく儲かることあるし、でもそのリスクの時の、えらいことなった時の金額でも、まあまあ、まあまあですわ。
うーん。
そんなんね、もうし普通のとこで、もう借りれませんけどもし借りれたとしたら、もう利息とかでえらいことになるからね。
そうですよねー。
で、まあ保険のお友達呼んで、どうなって言って。
うーん。
まあこんなライト手すらないですけどね、この時は。
まあまあまあ、これはね、今ポッドキャスやからライト目に言うけど、そんな感じで相談したと。
はい。
っていう感じだったですね。
うーん。
そこからがね、結構ハードで、結局まあ踏みとどまったから、今こうしてポッドキャスやってるわけですけども。
ポッドキャスやってるわけですけども。
はいはい。
皆さんね、こういう時になった時にどういう心構えなのかが必要なのか。
これをね、ぜひとも今の経営者の方、もしくは今からまた経営しようとする方、もしくは30歳前後でフリーダンスやってる方。
私です。
のね、何かの道しるべになればいいかなと思って今回このテーマをちょっと調理させていただいたんですけども。
はい。
結構長引きそうなんで、ちょっとこれ1回では喋れませんね。
そうですね。
えー何かちょっとここから話し出すとさらに15分20分かかっちゃいそうなんで。
えーここから本気で言うとね、6時間半かかるんで。
6時間半かかるんで。
はいはいはい。
じゃあちょっとこれは前振りということで。
はい。
まあ少なくとも倒産したらどうなるかというタイトルに対しては、まずはこうなりますというところでしたね。
保険と対応策
そうです。
それぐらい思い詰めてしまうと。
そうです。
まあそうなってしまうかもしれない。
けどまあちょっと思い踏みとどまってください。
今聞いてるあなた。
そうですね。
辛いことはみんなあるよと。
で、この後どうしたらいいかは来週お届けしますんで。
今日はイントロだけで。
踏みとどまってくださいね。
はい。
どうぞよろしくお願いします。
はいありがとうございます。
というわけで本日のテーマその21、倒産したらどうなるかいかがでしたでしょうか。
いやいかががもう何も。
こわー。
これからこれから。
これから先が気になりますから。
はい。
ちょっと次回お楽しみいただけたらと思います。
というわけでNo.2道場は京都で開催している経営塾です。
定期的にイベントも開催していますので、ご興味ご関心のある方はぜひ一度ご参加ください。
多分ねこういう話のもっと深いところもパートさんから聞けるかもしれない。
もちろんそうです。
そうですよね。
ぜひお願いします。
またNo.2道場はノートも配信しています。
こちらも併せてどうぞ。
詳しくは番組概要欄に記載しているウェブサイトからご確認ください。
というわけで以上No.2道場ポッドキャストでした。
また次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
15:21

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