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2023-09-15 08:23

バンカーで砂を取りすぎてしまう原因とは

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【野山佳治自己紹介】
スポーツがとても好きだったので、何かのプロスポーツ選手になりたいと思っていたところ、週末のゴルフトーナメント中継を見ていて「これだ!!」と思い、大学入学時にゴルフを始めました。

プロになろうと思ってゴルフを始めたので、毎日600球以上はボールを打っていて、日によっては1,000球以上打っていましたが、なかなか上手くならずに、ゴルフ部の同級生の中でも一番下手でした。

いくら打ってもなかなかクラブヘッドに球が当たらずに、チョロを連発していました。
でもなかなかボールが当たらなかったり、まっすぐに飛ばない時期が長く、上達できないもどかしさをこれでもかというくらい存分に味わったおかげで、ゴルフを始めたばかりの人や上手く行かなくて悩んでいる人の気持ちはとてもよく分かりますし、何をどうしたら上手くいくのかということが明確に分かりますので今のレッスン活動に役立っています。
大学卒業後、静岡県のゴルフ場で研修生になりました。 ゴルフ場の敷地内にある寮に住み、キャディ業務などのゴルフ場での仕事をする傍ら、仕事のない時間は朝から晩までまさにゴルフ漬けの日々を約10年送りました。

そして2005年に日本プロゴルフ協会のティーチングプロの資格を取得し、レッスン活動を開始いたしました。

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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは今日も、ゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、バンカーショットについてお話します。
バンカーショットはですね、あまり得意ではないという方が多いかと思います。
で、なぜあまり得意ではない方が多いかというと、やはり圧倒的にですね、練習するところが少ないということです。
なかなか練習できないので、苦手になってしまうということがあります。
練習さえできればですね、それほど難しいショットではありません。
で、バンカーショットなんですけれども、私、ゴルフ場でプロを目指して研修生をやっている時はですね、バンカーの練習を非常に好きでした。
何が楽しかったかというと、やはりですね、グリーン上でですね、スピンがかかってボールが止まるのがですね、あれがもう非常に楽しくてですね、よく練習をしていました。
で、本当はですね、スピンどうのこうのよりもですね、ピンにどれだけ寄せられるかということをですね、練習しなければいけないんですけれども、
私はどうもですね、スピンが、あれが楽しくてですね、ピンにどれだけ寄せられるかということよりも、いかに強いスピンをかけられるかということをですね、やっていました。
で、スピンを強くかけるためにはですね、やはりフェンスを開いて大きく早く振る必要があるんですけれども、
私が置いたゴルフ場のバンカーの練習場の先にはですね、駐車場がありまして、ホームランしてしまうと車に当たってしまうということがありましたので、
結構ですね、日中だとあまり強く振れないので、軽く打ったりするんですけれども、それだとあまりスピンがかからないので、
夕方とか夜ですね、もう車がなくなってからですね、思いっきりですね、フェンス開いて強く振ってですね、どれだけスピンがかけられるかというのをですね、楽しんでいました。
で、なぜ今日バンカーの話をしようかと思ったかといいますと、私がですね、今インドアのスタジオでレッスンしているんですけれども、
そこにバンカーがですね、練習できる施設ができまして、そこでですね、来てくださる方にバンカーのレッスンをしているんですけれども、
インドアでバンカーの練習できるところって非常に珍しいかと思うんですけれども、
そこで練習していただく中でですね、どうしても砂をたくさん取り過ぎてしまう方というのが非常に多いです。
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砂をたくさん取り過ぎてしまうとですね、当然ボールがあまり飛びませんのでバンカーの外に脱出することができないので、
あまりですね、砂をたくさん取り過ぎないようにしていただくといいんですけれども、
そこの練習施設はですね、ちょっと砂が柔らかいといいますか、粒が非常に細かいので、砂をたくさん取り過ぎてしまうこともあるんですけれども、
なぜ砂をたくさん取り過ぎてしまうかということなんですけれども、まずはフェースをあまり開けていないということですね。
フェースがですね、閉じていますとクラブヘッドが砂に潜り過ぎてしまいます。
フェースを開いていないとリーディングエッジが地面に一番最初に当たりますので、クラブヘッドが潜り過ぎてしまいます。
ですけれどもフェースを開くとですね、リーディングエッジが地面から浮くような感じになりますので、
一番最初にリーディングエッジが当たらないので、クラブヘッドが潜り過ぎないです。
あとはですね、打ち方ですけれども、どうしてもバンカーというと顎があってとてがあるので、高い球を打ちたくなってしまうので、
どうしても高い球を打つために右に重心をかけてインパクトしやすくなります。
そうするとですね、砂をまだ振り過ぎてしまう。それで砂をたくさん取り過ぎてしまうというのがあります。
むしろですね、バンカーは上から下にクラブヘッドで地面を叩くぐらいの感じで振っていただいた方が砂をたくさん取りづらいです。
あと砂をたくさん取り過ぎてしまう原因ですけれども、ボールを左に置きすぎてしまうということです。
ボールの位置は通常ですと両足のセンターがいいです。
センターに置くとクリーンに当たってしまうようであればですね、ボール1個分ぐらい左に置いていただいてもいいです。
あとは砂を取り過ぎてしまう原因ですけれども、フェイスを返しすぎてしまうということですね。
特にインパクト付近でフェイスを返してしまいますとトゥー寄りが前に出てきますので、クラブヘッドは砂に潜りすぎてしまいます。
ですのでバンカーはあまりフェイスを返さないように振っていただくのがいいです。
打ち終わった後にフェイスが自分の方を向いているようにしていただくといいです。
クラブヘッドが砂に潜ったらフェイスの上に砂が乗りますけれども、
その砂を落とさないようにフォロースローを取るような感じで振っていただきますと、
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フェイスが返りすぎないので砂をたくさん取り過ぎてしまうということがなくなります。
あとはグリーン周りのバンカーショットは基本的にはエクスプローションといって、
少しダフってボールの周りの砂も一緒に飛ばしていくような打ち方になるんですけれども、
自分でダフろうと思うとダフりすぎてしまいます。
基本的には足場を安定させるために足を砂にバンカーを埋めますので、
そうすると体が沈んでいますので少し下がります。
ですので普通にボールを打とうと思えば自然にダフれます。
自分で意識してダフろうと思うとダフりすぎてしまいますので、
感覚としてはボールを直接打つような感じで振っていただいた方がうまくいきます。
ということで今日は砂をたくさん取り過ぎてしまう原因についてお話ししましたけれども、
バンカーは何といってもいかに練習したかどうかです。
練習さえできれば普通のバンカーショットであればそれほど難しくありませんので、
ぜひバンカー練習できるところがあったら練習していただければと思います。
特にコースに行ったときにバンカーの練習場があるところがありますけれども、
そういったところがあったら必ず練習していただければと思います。
プレーの前はもしかしたら混んでいる場合もありますので、
プレー終わった後に練習できるのであればそういったところで練習していただくと非常にいいです。
ということでぜひバンカー練習していただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。
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