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2023-08-18 08:42

固い砂のバンカーショットの打ち方

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【野山佳治自己紹介】
スポーツがとても好きだったので、何かのプロスポーツ選手になりたいと思っていたところ、週末のゴルフトーナメント中継を見ていて「これだ!!」と思い、大学入学時にゴルフを始めました。

プロになろうと思ってゴルフを始めたので、毎日600球以上はボールを打っていて、日によっては1,000球以上打っていましたが、なかなか上手くならずに、ゴルフ部の同級生の中でも一番下手でした。

いくら打ってもなかなかクラブヘッドに球が当たらずに、チョロを連発していました。
でもなかなかボールが当たらなかったり、まっすぐに飛ばない時期が長く、上達できないもどかしさをこれでもかというくらい存分に味わったおかげで、ゴルフを始めたばかりの人や上手く行かなくて悩んでいる人の気持ちはとてもよく分かりますし、何をどうしたら上手くいくのかということが明確に分かりますので今のレッスン活動に役立っています。
大学卒業後、静岡県のゴルフ場で研修生になりました。 ゴルフ場の敷地内にある寮に住み、キャディ業務などのゴルフ場での仕事をする傍ら、仕事のない時間は朝から晩までまさにゴルフ漬けの日々を約10年送りました。

そして2005年に日本プロゴルフ協会のティーチングプロの資格を取得し、レッスン活動を開始いたしました。

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00:07
ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお話し致します。
今日のテーマは、固い砂のバンカーショットについてお話し致します。
固い砂のバンカーショットは苦手にされている方が非常に多いかと思います。
バンカーショット、普通のバンカーショットでさえ苦手な方が多いのに、
さらに固い砂のバンカーショットとなると、かなり苦手な方が多いと思いますので、
この打ち方について、今日は解説致します。
まず、固い砂のバンカーショットの前に、普通の砂のバンカーショットの打ち方を解説します。
まず、フェースを開きます。
なぜフェースを開くかというと、フェースを開くことによってバウンスが出てきて、
リーディングエッジが一番最初に砂に触れなくなりますので、
クラブヘッドが潜りすぎるのを防いでくれるということです。
フェースの向きがまっすぐだと、一番初めにリーディングエッジが砂に当たりますので、
そうするとクラブヘッドが砂に潜りすぎてしまって、
砂をたくさん取りすぎてしまって、うまく打てないということがありますので、
フェースを開くことによって、クラブヘッドが砂に潜りすぎるのを防ぐことができます。
バンカーショットは基本的にエクスプロージョンといって、
ボールの周りの砂をごっそり一緒に飛ばすんですけれども、
ただ、フェースの向きがまっすぐだと、たくさん砂を取りすぎてしまいます。
ですので、少しフェースを開きます。
フェースを開いて、あとは打っていただくんですけれども、
もしそれで打ったら、球が右に飛ぶようでしたら、
その分ちょっと左を向いて打っていただくといいです。
打ち方のコツなんですけれども、
フェースをあまり返さないということですね。
通常のショットのようにフェースを返してしまいますと、
クラブヘッドが砂に潜りすぎてしまいますので、
あまりフェースを返さないようにバンカーショットは打っていただくといいです。
そうすることによって、クラブヘッドが砂に潜りすぎてしまうのを防ぐことができます。
ですので、フェースをあまり返さないように打っていただくんですけれども、
感じとしては、打った後でフェースが自分の方を向いているようにしていただくといいです。
クラブヘッドが砂に触れるときに、
03:02
フェースの上に砂が乗りますけれども、
その砂を落とさないようにフォロースルーを取っていただく感覚があると、
フェースの向きが変わりにくいです。
そうすることによって、うまく普通のバンカーショットが出るんですけれども、
固い砂の場合はどうしたらいいかということです。
固い砂の場合は、打ち方がいくつかあるんですけれども、
まずアプローチと同じように打つということですね。
特にフェースもそれほど開かずに、開いてもいいですけれども、
普通のアプローチのように打つということです。
通常のバンカーですと砂も一緒に飛ばしますので、
芝から打つときの2倍から3倍くらいの距離感で振っていただくといいです。
バンカーから15ヤード打つのであれば、
芝から30ヤードとか45ヤードくらい打つくらいの振り幅で、
打っていただくといいんですけれども、
固い砂の場合には砂があまり取れませんので、
普通のアプローチのような打ち方、そして距離感で打っていただくという方法もあります。
あと別の打ち方としては、
フェースは普通のバンカーショットに比べれば、
開く度合いを弱くしていただいて、
なぜかというと、あまり開いてしまうと、
クラベットが砂に潜りませんので、
跳ねてしまうということですね。
地面が硬いので跳ねられてしまいますので、
そうするとダフったりホームランしたりしてしまいますので、
あまりフェースを開かずに、
ここがポイントなんですけれども、
ヒールよりから地面に降ろしていくということです。
なぜヒールから落とすかというと、
ヒールのところが一番出っ張っているからです。
尖っているからですね。
ソール全体を地面に落とすようにしてしまいますと、
あまりクラベットが砂に潜らないんですけれども、
ヒールよりからクラベットを落とすようにしていただきますと、
そこが尖っていますので、
クラベットが砂に潜りやすくなります。
そうすることによって跳ねてしまうのを防止することができますので、
硬い砂でも砂をしっかりと取ることができるので、
失敗しにくいということになります。
あともう一個コツなんですけれども、
やはり下が硬いですから、
小さい振り幅で振っていただくんですけれども、
あまり大きく振ると飛びすぎてしまいますので、
小さい振り幅で振っていただくんですけれども、
ただですね、あまり弱い力だと、
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クラベットが砂に潜らないで弾かれてしまいますので、
ちょっとインパクトは強くするということです。
小さな振り幅で少し強く入れるということです。
ここがポイントですね。
ですので、硬い砂のバンカーショットのポイントとしては、
フェースをあまり開かないということと、
ヒールよりから入れていく。
一番尖っているところから砂にクラベットを入れていくということと、
小さく強く振るということです。
これが硬い砂のバンカーショットの時のポイントです。
あとですね、よくやってしまうのが、
表面の砂は柔らかいんだけれども、
表面のすぐ下は硬い砂だったということがよくあります。
これですね、なかなか見極めるのが難しい時もあるんですけれども、
ボールを打つ前に砂のところを歩いていきますけれども、
その時に砂の硬さを感じてもらうということと、
あとはボールを打つ直前に足場を安定させるために足を埋めますけれども、
その時に砂の硬さを確認していただくということですね。
それでどんな硬さかなというのを確認して、
どんな打ち方をしようかなというのを決めていただくといいです。
ということで今日は硬い砂のバンカーショットの打ち方についてお話ししましたけれども、
できればどこか練習場で練習してみていただくといいです。
やっぱりバンカーは何で難しいかというと圧倒的に練習量が少ないからです。
練習することがなかなかできないからです。
場所によっては練習場によってはバンカーショットが練習できる練習場というのも
たまにありますけれども非常に少ないのと、
ゴルフ場にもバンカー練習できる練習場というのはそれほど多くないので、
ぜひそういうバンカー練習できるところを見つけたらぜひ練習してみていただければと思います。
ということで今日の音声はこの辺で失礼いたします。
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