1. 農のかけ算ラジオ
  2. #48 農×農協 前編
2024-07-24 30:02

#48 農×農協 前編

今回のテーマは 農×農協 前編
ゲストに全国農協青年組織協議会(全青協)前会長 

稲村政崇さんをお招きして、農業と農協についてお話頂きました。

★ゲスト紹介
稲村政崇
全国農協青年組織協議会(全青協)前会長
北海道石狩郡当別町で営農

現在42歳 

2004年3月 立命館大学 法学部卒業

2004年4月〜2013年3月 大同生命保険(株)勤務

2013年4月 営農開始

2021年4月 北海道農協青年部協議会 会長就任

2023年5月 全国農協青年組織協議会 会長就任

現在、各団体の顧問・参与に就任中

00:09
農のかけ算ラジオ、道照らすの山浦です。このラジオでは、農業と様々なテーマ、異業種と組み合わせて、新しい視点やビジネスアイデアを垂れ流していく番組です。
はい、ということで始まります、農のかけ算ラジオ。今回のテーマは、農×農協というところで、まあいつもは、あの違う異業種であったりとか、あんまり関わりのないテーマでお話しさせてもらうんですけども、今回はちょっと
いい方と出会わせていただくので、俺はちょっと話を聞きたいということで、ゲストをお迎えしております。今回のテーマは、農×農協ゲストに、全国農協青年組織協議会、いわゆる全盛況の全会長である稲村雅隆さんで間違いないですかね。
はい、お呼びしております。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いしまーす。
はい、もう農業界隈の若手からすれば、もう稲村さんはほぼ、みなごっさんご存知かと。
いやいや、ほんとです。
まあ農協に、農協青年部に所属していればね、ある程度っていう感じですかね。まあでもね、私も4-1の会長をさせてもらったことありますけど、全くクラブ員からは全く認識されてない分も。
あったかなと思いますんでね、その辺はちょっと我々は頑張っていきたいなと思います。なので現状で言うと、今回の対話はですね、4-1と農協青年部の全会長同士が話すということで、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
はい、初めに稲村さんのほうから改めて自己紹介をいただいてもよろしいですか。
はい、ありがとうございます。改めまして全国農協青年組織協議会という団体の前の会長をしていた稲村あたたたと言います。
私は今、北海道、町の名前を言ってもおそらくみなさんは知らない、東別町という町で農業をしていますが。
知ってますか。
知ってます。
札幌の隣にある町なんですけども。
もともと私、北海道で生まれ育って家も代々農家だったんですが、大学から実は本州のほうに行って、このまま農業をしないでサラリーマンを9年間やっていました。
生命保険会社だったので、千金都区、そして新潟県、大阪府、神奈川県、熊本県と転々と行っていたんですけども。
熊本の最後の扶輪地に行ったときに、娘が誕生することがわかって、
地に足をつけた場所で、自分が働いている姿も家族に見てもらいながら生活したいということで、農業に戻ってきたというか、始めたというか。
03:09
そんなスタートで、今42歳なんですが12年前ぐらいに農業を始めたということです。
その後、知識が全然なかったもんですから、自分だけで農業をやっていると、北海道って冬の間農作業ができないので。
原則1年に1回ものを作る作業をしていたら、10年で10回しか私はものが作れないなと思って。
だったら一緒に農業をしている人で、同じようなものを作っている別の人から話を聞くと、
それが5人いれば5人の作り方が、10人いれば10人の作り方ができるなみたいな感覚で、
農協の中にある一定程度の若手が集まる農協定年部というところに自ら入っていって。
その後は本当にいろんなタイミングといろんな方のお手伝いをいただきながら、北海道の中でやっていって、
最終的には全国の全盛況と言われる組織の会長をやらせていただいた。
そういった経緯でやっております。
ありがとうございます。
なんというか、やっぱり自ら行くっていうところらへんがですね、
だいたい4Hとかもそうなんですけども、
そういう人がだいたい上のほうにガンガン入ってくるっていうのは、
全盛況も同じなんだなっていうのはすごい思いますね。
ありがとうございます。
全会長ということで、4Hとはまた違った種類のいろいろ忙しさとか大変さとはあったと思うんですけども、
ちょっとその辺の忙しさ、どういう動きをしているかみたいなのも聞きたいんですけども、
そもそも先にちょっと、農協を知らない人はほぼいないとは思いつつも、
改めて農協の役割とか、わかる範囲で歴史であるとか、
なぜ農協が日本にあってそれが現在もしっかり稼働しているのか、
みたいなところをお聞きしたいんですけども。
はい、わかりました。
あんまり具体的な年数とか言っても面白みがないかなと私も思っていて、
具体的な年数がどうだったとかは、もしよければ皆さん調べていただくと、
逆に関心持っていただけると思うんですが、
とってもざっくり言うとですね、農業者は弱かったというのが、歴史のスタートなんだろうなと思ってます。
昔の日本の農業構造を考えると、食べ物を作ることがベースだったので、
06:04
みんな小規模ながら農業をしていた頃が1900年代にはもちろんあって、
一軒一軒は家があって、この周りに少し農地があって、
そこを耕しながらいろんなものを作っていた時代に、
やっぱり大きな会社が出てくると、それぞれの農業者が小さく何かを買ったり売ったりしているだけでは、
なかなか大きなものを作り返している産業に勝てない。
力が弱い者同士でまとまって、
簡単に言うと、一人で売るときは、20キロのものを10個くださいというレベルでお金の交渉はしづらかったですけど、
それから100件集まれば、100個ください、200個くださいとなって、
たくさん買うから少し安くしてねとか、
たくさん売るから優先的に買ってくださいねとか。
そういったみんなでまとまって売り買いをしたりすることで、
農業者の力をしっかりとつけていこうねというのが、農協という組織の成り立ちだというふうに理解していただければいいのかなと思っています。
農協といえど、いろいろやってるじゃないですか。
金融機関であるとか、保険であるとか、逆に観光もありますよね。
あとはもちろん、集荷というか野菜を流通させていくっていう部分。
今言った以外でも何かあります?
たとえば機関誌といって雑誌を作ってありますね。
とても簡単に言うと、農協という組織、JAという組織は農業者だけじゃないんですけども、
ゆりかごから墓場までといって、生まれてから亡くなるまでの間に起こるあらゆることに対して、
しっかりサポートしていこうよというマインドが多分あると思うんですね。
なので農業関係に関することはもちろんそうですが、
今言っていただいたとおり、生活をするわけですからお金のことが必要であれば金融という部門も持っていますし、
万が一のときの保険という意味で教材という部門も持っていますし、
健康面のサポートをしなければいけないということで、厚生面。病院関係を持っていたり。
そうですね、病院はありますね。
厚生病院っていうのがあるんですよね。
先ほども言っていただいた、少しお仕立てに行ったり、オフで楽しみに行ったりするのに観光を持っていたり、
ゲームをするための雑誌を持っていたり。
09:01
メディアですよね。
メディアもあるんですよね。
あらゆることをグループとしてやってるというイメージですかね。
これっていうのは、初心者的なことをガンガン聞いてきますけども、
農協自体は、農協組織もたくさんあるじゃないですか。
全農であるとか。
これって基本的に民間には間違いないんですか。
そうですね。
農協という考え方は株式会社とは違うので、
それぞれの農業者が所属員、組合員として、
それぞれ一定程度のお金を負担しながら、
農業者というのは実際は農業を一生懸命して、
良い農畜産物を作るという作業に特化している集団ということなので、
それを普段サポートしてくれる職員さんを雇って、
その人たちが動きながら我々の販売とか購買とか、
そういったことを支えてくれている団体であると。
連合会と言われる団体であると。
おもしろいですね。
すべてを支えるみたいな感じで言うと、
どこまで商業的にやっておられるかっていうのは、
ちょっとわかってるようではわかってないというか、
感覚的には今よく言われる楽天証券とか、
ヤフー証券なのかソフトバンクなのかわからないですけど、
証券的なもののひとつにちょっと見えるなと思いつつ聞いてるんですけども、
農協の組織、
平野さんは全政協っていう部分で、
すべてを掌握してるわけではないとは思うんですけども、
やっぱりがっつり、鋭利でやってるのはやってるんですかね。
これが概念的には、
株式会社と私たちが違うことのひとつの中に、
営利目的ではないという位置づけになっているんです。
ほう。
ほうって言いまして、ツッコミどころですね。
なんて言うんでしょう。
概念と実際に私たちが受けられるメリットってちょっと違うと思うんですけども、
例えば株式会社がわかりやすいのでお伝えをすると、
株式会社は株主がいるわけですよね。
お金を出資する人がいる。
その人たちは出資をして応援した分の配当というか、
メリットを何か受けるというのが彼らの権利。
なので経営者は利益を出して、株主にお金を返す。
配当を与える。
ということで新たな出資をしてくれる人がいて、
事業が大きくなっていくという構造だと思うんですね。
12:03
いわゆる農協という組織は、それぞれの組合員が1人1票というか、
金額にかかわらず全員が所属員として、
みんなで一緒に負担金を出しながら、
自分たちの生活をしっかり賄えるようなやり方を自分たちでして、
そして自分たちに一定程度還元されるという考え方。
株式会社は経営と株主が分離しているけれども、
農協というのは出資をする人間も、それを動かす人間も、
基本的には組合員という農家が原則はですよ。
もちろんお手伝いで義務の方はいっぱいいますけど、
原則はこういうやり方であるという構造の違いというのがね。
わかりづらいですねすみません。
いやいやいや。わかりますわかります。
なんですけどもちろん団体と組織として動いていく以上は、
ハードも必要だし、そういう団体職員的なものもたくさん必要という中で。
ちょっときれいごとっぽいので、営利がどうこうという話をしましたけど、
ここが本音でお話しすると、
やっぱり利益ないと新しいことができないのは間違いないんですよね。
だから農協という組織は営利団体ではないよとは言いますが、
しっかりと物を売って、プラスを出して、
そのプラスを組合員たちに還元するために、
たとえばちゃんとした施設を建てて、
あくまでも農畜産物を出荷しやすくするとか、
そういうサポートをするという意味では、しっかりと経営をするという。
根源のところは一緒なはずなんですね。
そうですね。人材にしてもお金にしても、しっかりマネジメントというか、
経営して運営していかないと、組織が残っていけないというのと。
逆に言えば、組織自体を残すのが目的になるみたいなところも、
組織ってあるじゃないですか。
組織というものは。これは4aでもそうでしたし、
一般的に言われるようなNPO法人とか、なんやら法人とかみたいなところは、
株式会社は基本的に鋭利で利益を取っていくというのは当然だと思うんですけども、
そういった流れも、農協って巨大組織すぎて、
こういう一面と、変な話、利権等もがっつりあるんじゃないかなというふうには思うので、
その辺がこの後ゆっくりしゃべりたい課題の部分になるかと思いますね。
まあでも、そういう役割で、
そもそも農家さんの個別の小さい団員で動いてきたものをしっかりまとめて、
それぞれ農家さんが動きやすくしていくために、
もしくは芸能的にやりやすくしていくために、組織だって始まった。
15:04
これ始まりはいつ頃なんですか。
1930年代ぐらいだったと思うんですよね。
戦前から農協という組織が始まったのは。
じゃあもうかなり歴史が古いところですね。
そうですね。
その中で、もう少しまだ突っ込みたいんですけど、全盛況、青年組織というところでいくと、
NHKがやったので似たようなところはあると思うんですけども、
明確な全盛況、農協青年部の活動みたいなところは、いくつか挙げられますか。
逆の言い方で申し訳ないですが、私実は4Hに加入していなかったので、
完全に4Hさんの活動をしているわけではないという前提で聞いていただければと思いますが、
農協青年部というのは、いわゆるある農協の中にいろんな部会があります。
果樹を作ってたら果樹のなんちゃら部会とか、お米を作ってたらお米部会とか。
それを作っている人たちがまとまって自分たちの作物をどうしようかっていう部会があるのと、
同じ位置づけで若手でなんかやろうよっていう一つの部会なんですね。
品種と同じ並びとは言わないまでも、若手っていうジャンルになるんですね。
そうです。年代が何歳とかはそれぞれの農協によって違いますけれども、
農協というグループがある中の一つの部会である。
若者が何かをやる部会、ざっくりとした部会というイメージを持っていただいた上で、
ここが何をやるかって、明確な決まりは実はなくて。
ないのはないですね。
ないです。もちろん私たちもどうするべきかみたいな考量と言ってですね。
この組織はこんなことをやっていきましょうみたいな目的は掲げてますけれども、
例えば地元のローカルな農協の成年部、成年組織が何をやっているかといったら、
そこにいる団体が一つの部会として考えればいいので。
例えば地元のうちの町の子どもたちに農業を知ってもらおうということで小学校に狭い授業に行ったり、
町の人たちに農業を知ってもらおうと思ってなんちゃら祭りに出展をしたり、
あとは自分たちの中でも勉強しなければいけないからということで研修会をしたり。
大体全国の各地にある都道府県とか市町村の単位の農協成年部がやっていることだと理解してるんですが、
18:09
全政協という全国組織になったときに果たしてなんだっていう話になってくると、
地元密着ローカル団体ではなくなってくるんですよね。
全国でやってることなので。
全国組織。それともネットワークというか競技会というか。
そうすると、もちろんさっき言ったような自分たちの自己研鑽をするための情報を提供する学習の機会とか、
もしくは農業の魅力を国民の皆さんに知っていただく広報とか、
そういったこともしながら、もう一つあるのが政治。
農業と政治がどうしても切り離せない関係があるので。
政治っていうのは国の政治ってことですよね。組織的な政治で終わって。
国政ですね。
おそらくいろいろな農業者団体、応援地団とかの行政連部があったりする中で、
全選挙ってここが違いますよねってよく言われるのは、
政治の面でもしっかりと言ってこうよっていう部分が少し違うとよく言われます。
正直、政治的な動きというか、しがらみがあるんだろうなっていう匂いはすごい知ってるのは知ってるんですけど。
逆に山浦さんにお聞きしたいんですけど、
応援地ってあまり政治面のところでこういう活動をしようよみたいなのがないイメージですか?
基本的には応援地の良さは、しがらみがないっていうのが強みだと思っていて、
すごく自由度が高い。
もちろん農水省を敵に回したいって思う人は誰もいないと思うんですけども、
農水省さんから我々の大会に関しては大臣賞をいただいたりしているので、
農水省にはかなりお世話になっているって部分はあるんですけども、
とはいえ誰か政治的な、もしくは他の団体組織とかで圧力をかけられたときに、
そっちの話を聞かなきゃいけないっていうのはないです。
なるほど。
逆にそれがあるってことですかね。
きっと組織の成り立ちだと思うんですよね。
先ほど言ったとおり、青年組織というのはJAという中にある一つの部会という立ち位置なので、
言い方を変えると親会があるという考え方なんですよ。
21:00
ということは親会の方向性と真逆なことをやると、なかなかうまくいかないという意味を取って言うと、
動きを足並みを揃えていくという側面があるんだろうなって思ってます。
組織としては同じ方向を向いて動くべきではあるけども、
じゃあその方向性が組織として作られたものなのか、トップ団として、
一人のトップではないにしても上役からというか、上のほうから降りてくるものによっては感情はちょっと違いますよね、さまざま。
要はJグループって本当に大きな組織ですから、全体の動きって一定程度あるわけですよね。
その中の一つの向きとしての青年組織というのも、しっかりそこに意見を言っていく立場でももちろんあるんですよ。
所属員ですから。
こうしてほしい。私たち若者はこうしてほしいんだ、ということはもちろんちゃんと言っています。
ただ家族としては、圧倒的に若手は今農業界では少ないわけですから。
いやでも、だからこそ若手の意見聞かないと。
今のはもう政治そのものと同じですけどね。
年寄りが多いから年寄りのために政治するのはすごく当然だし、そこに票が入るのも、意見が集まるのもそれはそうなんですけど、
もう少し未来に向けたみたいなところってありますよね。政治を切り取っても、そういう組織についても。
ありますね。どうしても政治っていうのは、私もちろん政治家になったことはありませんけども、
票をいただく、あなたに入れますという票がなければ当選しないというお仕事ですよね。
あれ大変だなって思いながらいつも拝見してるんですけど、
変な話、票をたくさん持ってる人たちにいいねと思われたほうがわかるじゃないですか。
いわゆる組織票ですよね。
言葉を選ばず言うと。
そうなると、必然的に今の人口のそれぞれの割合を考えると、
やっぱり諸先輩が多いこの構造の中で、諸先輩の意見が強めに通るというのは構造としては理解できるんですけど。
もちろんそうですよ。そういう構造ですよね。
でも20年後の日本を支えるとって、むしろもっと若い方だよねっていう発想は、私たちの組織も持ってはいるんです。
24:01
だから言うんです。もうガンガン言うんです。
言うのと、最終的にどうなるのかっていうのは必ずしも言ってはしませんが。
最近、四一クラブの元なのか現役なのかわからないですけど、
ちょこちょこ市会議員とか町会議員とかで議員さんが出始めてるなってのは聞こえてくるんですけども。
前世教から出ることもあるんですか?
もちろんあります。
前世教に所属をしているうちに出るも出ないもそれはもちろん自由なんですが、
もちろんこの前世教という組織で勉強し終わった後に、政治の世界で力を発揮するという方はたくさんいるかもしれないです。
ある意味、ちゃんとそこで前世教の中でとか農協組織の中で認知度があったり信頼を得ていれば、
自然的に応援も入るみたいなところもありますよね。
そうですね。
あとはしっかりと組織運営の中で考え方をまとめる力とかをしっかりつけて、
自分の思いを農業に反映させたいという気持ちを持って出てくれる方もたくさんいらっしゃるんだろうなとは思ってますけど。
まあそうですね。絶対政治家なんかになりたくないですけどね。
自分が思っていることを突き進もうと思ったときに、
本当に意表を入れてもらわないとそれができないっていうのを得意とするか苦手とするかっていうのは多分あると思うんですね。
まあでもおっしゃるとおり、本質的に大きくこういう流れであったりとか組織であったりとか、時代を変えたいとかってなってくると、
やっぱりどうしても政治の力っていうのは必要っていうのはすごく理解はしてるんですよ。
理解はしてるんですけど。これはまあ自分のエゴなのかね、わかんないですけど、そこに自分の人生を使うほど人生長くないなって。
いいですね。突き抜けてますね。
突き抜けてますか。
逆に言えばそういう政治家みんなそこまで綺麗かっていうと、逆に政治家になってから汚れていくようなイメージもちょっと僕の中ではあるんですけど、
やっぱりそこの政治的な背景であるとか、みんな若手の時はすごい清い心を持って入っていったと思うんですけど、やっぱりそこにあるお金であったりとか権力であったりとか、それに気づき始めて変わっていくのか。
そういう世界だからそういうのにまみれないと逆に他との呼吸が合わなくなってきて排除されるのかみたいな、年功序列みたいなのを含めてですね。
難しい世界だなーとは思ってます。
27:01
やっぱり数がものを言うという多数決の世界を続けていくと、
みんながこの人の話を聞くとなったらその人のパワーが強くなるわけですよね。
たりに未来を見据えて若者が言ってもそれに賛同してくれる人が少ないと、パワーバランスで絶対に負けるわけですよ。
間違いないですね。
多数決が民主主義なのかっていう話がよくありますけど、本当はそうではないと私も思ってるんですけども。
いや絶対そうですね。
ところが現実の日本の動き方っていうのは残念ながら多数決で大きく動いていくという社会の中で、
私たちの年代っていうのはまだ国内法に分類されるので、
その思いをどうやって発信していくかっていうのは、この場合にはその組織に所属しているということは関係なく。
政治関係なく組織を支援していくためには。
なので多数決であったりとか、声がでかい人の声が通るじゃないですか。
それが正しいかって言われると、結局2、3日前も、それこそ昨日かな、
4・1クラブの総会があったところなんですけども。
なってくると、やっぱり意見言う人は何回も言うし、各県の会長レベルにはなっちゃうとはいえど、
やっぱり言わない人、もしくはない人、もしくはそういうこと自体が得意ではない人とか様々おられる中で、
やっぱり意見言った人がその話がみんなの耳に触れて、それに対して対して反論がない人、もしくはあるけど言いにくい人とか、
いろんなキャラクターの中で組織って成り立つ中で言うと、
必ずしも賛成多数の手が、その人の本音かって言うと、
いやもう戦う気力がなかったりとか明確な反論がない。
だから賛成せざるを得ない、みたいなのは政治的であれ組織的であれありますよね。
おっしゃる通りですべての意見が反映しきれないんですよね。
特に数が大きくなればなるほど、いわゆる執行部と言われる運営をする側が、
すべての意見に身を傾けるっていうことが難しくなってくる。
これをどう拾うかっていうのは、これはおそらくどの組織の皆さんも苦労されてるんだろうなというのは思います。
変でしたね、会長時代どうでした?
一旦会長の話を聞いてちょっと後半に移りたいと思うんですけど。
30:02

コメント

スクロール