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農のかけ算ラジオ、道テラスの山浦です。このラジオでは、農業と様々なテーマ、
利業種等を組み合わせて、新しい視点やビジネスアイデアを垂れ流していく番組です。
はい、ということで始まります。今回のテーマはですね、農×働き方ということで、今回もゲストをお呼びしております。
ゲストにはですね、株式会社セッションクルー、代表取締役の田中健次郎さんをお呼びしております。田中さんよろしくお願いします。
はい、どうもよろしくお願いします。
はい、ということで、田中健次郎誰なんだと。農業界にその名は伝わってるのかというところがあるかもしれないんですけどもね。
農家の、この番組のリスナーさん、農家さんが今のところ多いイメージなんですけども、
これはですね、農家の皆さんにもぜひ聞いてほしいポッドキャストがありましてですね、
はい、働き方ラジオ。
はい。
そこの、これなんていうか、ポッドキャストやる人なんて言うんでしたっけ。
ポッドキャスターとか、まあパーソナリティ。
パーソナリティですね。
はいはい。
でもあるので、まずは簡単にちょっと自己紹介していただいて、ラジオのことも深掘りしていきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。はい、よろしくお願いします。
改めて紹介させていただきます。株式会社セッションクルーの田中健次郎と申します。今山浦さんから紹介いただいたんですけれども、
僕の名前でですね、田中健次郎の働き方ラジオ。
まあ多分働き方ラジオで検索いただいても出てくるかと思うんですけれども、
このポッドキャストを2020年からもう約4年間ですね、やっているっていうところで、
実は山浦さんにも過去2回ほどですね、ゲストで出演いただいていて、
ほんとつい最近もですね、クラウドファンディングの話を聞かせていただくということで、
第152回というところですね、出ていただいているので、そっちも気になる方は聞いていただければと思うんですけれども、
どんなことをラジオでやっているのかっていうところですけれども、
まず僕が働き方っていうものをずっとテーマにやってきておりまして、
実は会社員としてはクラウドワークスという会社にもかれこれ10年ぐらいですね、働いていまして、
そこでずっと働くということに向き合ってきて、
この働くについて何か発信をしていこうというところで始めたのが働き方ラジオになります。
最初は副業ってどうやって始めるのとか、働くときにどういうことを気をつけると生き生き働けるのかなとか、
プロジェクトマネジメントとはとか、ライティングとはとか、
そういうスキル系の話も最初はしていたんですけれども、
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だんだんですね、働き方の本質っていうのがワクワクとか情熱を持って働くことが大事なんだなってすごく思って、
働くでもワクワクしていなかったり、情熱がなくなっちゃったりすると、せっかく働いてても面白くない。
それは何か、例えば飲食業でもそうですし、農業でももちろんそうだと思いますし、
僕なんかIT系ですけれども、どんな仕事であっても情熱を持っていられるかってすごく大事で、
その情熱を持つためにキーワードとして一番僕の中でピンときているのが自己表現っていう、
自己表現をするように働くことができたら、すごく情熱を持ってワクワク働けるんじゃないかっていう仮説を持って発信をし続けて、
いろんな人の話を聞くとですね、皆さんいろんな自己表現を持たれていたりとかして、
そういう話を聞くのが楽しくなってきて、ここ1年ぐらいは割とそういう共通した自己表現をするように、
情熱を持って働く人を増やすラジオみたいな感じで進化してやってきてるっていう感じですね。
はい。さすがパーソナリティー、もうめっちゃ喋るやんと思いながら聞きました。
自己紹介で終わってしまいました。
全然合図値も入れる暇がないみたいな話に慣れてるんでね。
そんな田中さんですけど、実はね、一緒に働いてたりもしていてですね、
僕の前職ね、アグレスにもコンサルというか、コンサルですかねっていう形で入っていただいて、
一緒にちょっと出張行ったりとかして、その前の出張の時に車の中で撮ったたるき方ラジオ、だいぶ古いバージョンですね。
はい、ありますね。
あれの時に、その時も多分多少喋ってたと思うんですけど、めっちゃ気になってきたんですよね、ポッドキャストが。
結構ね、
あの頃だったんですね。
けんしろさんきっかけみたいなのがちょっとあって、
あの時多分ちょっとこれどうやってやってるんですかとか、どういう風に撮ってるんですかとか。
話しましたよね。
あれ結構きっかけの一つというかあって、もちろん農家の大先輩でね、ポッドキャスター大御所見もいっぱいいるんですけど、
いますよね、はいはい。
実際、多分初出演なんですよ、あれがポッドキャスター。
おー、自分が誰かの番組に出るっていうのも初だったっていう。
そうなんです、そうなんです。
なるほど、なるほど。
あー。
なんで、あ、いいねと、こんなノリでもやっていいんだみたいな。
なんかこれ大変な意味じゃないですか。
確かにね、いや分かります分かります、はい。
僕すごいそれを提唱してるんで。
そう、だからね、そのきっかけとなった田中健次郎さんではあるんですけども、
働き方ラジオ、今説明していただいた中で、きっかけみたいなんて明確にあるんですか。
クラウドワークスが働き方改革みたいなところもあるじゃないですか。
そうそうそうそう。
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リモートみたいな。
はいはい。
いやほんときっかけは、やっぱコロナの時に、みんな一緒だと思うんですけど、ずっと家にいたじゃないですか。
で、やっぱり山浦さんもそうだと思うんですけど、僕もこういろんな人とつながって、
こうインプットすることでそこから発想が出てきたりっていうのを割と好きなタイプだったんですけど、
なんか人と会わなくなって、なんかこう情報が入ってこなくなったなっていう感覚をすごい持ったんですよね。
なんかこう。
はいはい。
まあ僕も図書というところなんですけど、そこそこ田舎なんで、
そんなにこう気軽に人に会いに行けるような、コロナの時は会えなかったので、
まあ毎日こう家族と過ごして、まあそれも豊かではあるんですけど、
なんかこう新しいインプットがないなっていう時に、なんか本読もうかなとか思ったんですけど、
いやこれは逆に自分が情報発信した方が自分に情報が集まるんじゃないかみたいなことを最初は確か思って、
で、ブログを書くみたいなのも人によってはあると思うんですけど、
僕の場合なんか喋る方が多分続きそうだなと思って、
始めたのがポッドキャストで、本当ブログを始めるぐらいの感覚ですね。
で、誰かが聞いてくれるとあんま思ってなかったんですけど、
なんかとりあえずやってみようかなみたいなところで始めたって感じですね。
その働き方ラジオっていうんで、働くについて、
僕はね、ほぼ聞いてるんで、
本の紹介であったりとか、いろんなゲストをお呼びしてっていう中で、
実際、働くについてどういうふうな言及をされてる?
なんか働くをレイヤーに分けているのか、
働き方の種類みたいなのを言って言ってるというか、
分けて考えているのかとかになってくると、
なんかあります?
そうですね。
結構、最初の1年とかはもう全然瞑想してたというか、
一応、働き方エヴァンジェリストっていう、
何でしょうね、
肩書きをクラウドワークスの方でもらってたんですね。
で、僕自身が結構副業エヴァンジェリストみたいな感じで、
今、結構副業流行ってきてると思うんですけど、
2018、19とかってまだそこまで盛り上がってないときに、
すでに僕は副業もやっていたし、
あとは副業で働こうと思っている方の教育支援とかっていうのもずっとやってきてたんで、
そういう伝道師みたいな感じで、
クラウドワークスでやってたんで、
その肩書きを持ってそのまま持ってきたって感じだったんですけど、
やっぱりクラウドワークスで話すような話って、
今は動画編集が稼げますよとか、
2、3回しゃべったら結構終わっちゃうというか、
別に動画編集の中身を解説すればたくさんあると思うんですけど、
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別に僕そこのプロフェッショナルではないみたいなところもあるんで、
そういう中で、その中でもプロジェクトマネジメントとか、
ブランディングとか、デザインとか、
いろいろな働く、何て言うんですかね、
職種ではないんですけどテーマとか、
あとは会社での働き方みたいなところで、
組織開発だったりとか、ビジョン、ミッション、バリューとか、
いわゆる会社の組織文化づくりみたいなことをしゃべったりとかも、
最初はして、カテゴリーに分けてやっていくっていうのが前半ですね。
割とそういう会が多かったんですけど、
途中から先ほど言ったように、もうちょっと本質的な、
割と経営者さんとかを呼んで、
思想とか価値観を聞くみたいなことに、だんだんシフトしていったって感じですね。
なるほど、なるほど。
本に読んでる会とかもめちゃくちゃ楽しくて、
本の紹介系のYouTubeとか、
それこそ中田あっちゃんみたいな、いろいろあるのであれなんですけど、
なんか分かりやすいんですよね。
田中さんのは、特に田中さんと言ったりけんしろさんと言ったり、
俺の中でまだ呼び方、
定まってない。
そろそろ長いんですけど、いまだに定まってないっていうのはあるんですけど、
なんか田中さんのはね、働き方ラジオはすごい、
田中さんの思想も入ってるからなのかもわからないですけど、
聞きやすいし、すげえ、
昔はもう作業中にもずっと聞いてたし、
古典ラジオか働き方ラジオかみたいな感じで。
もう二択で、すごい並べていただいて恐縮ですが、
そうですよね。
山田さんがカレー作りを農業法人でしてるときに、
作業中にずっと流してくれてたんですよね。
そうなんですよ。よくご存知で。山田さんが言ったからみたいな。
そうですね。書籍の紹介とかも、今もよくやってたり、たまにやるんですけれども、
それは結構言っていただけて、
ただ要約するというよりも、自分なりに解釈したことを載せたり、
これって僕の経験だとみたいな感じで、
自分の経験に置き換えて、
逆に本よりも具体例を出して喋ったり、物によっては。
中小化して短くするというよりも、逆に具体例を出したりとかもするんで、
そういうのが分かりやすいって言っていただけたのかなっていうので、
でも僕自身もそれをやることで、書籍の解像度とかより深く読めるみたいなところもあって、
自分のためにもやってたっていうところはありますね。
それが書籍に書いてある例とかじゃなくて、
もちろんそれが悪いわけではないにしても、
実際、田中健次郎の実例みたいなところ。
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そうです、まさかに。
リアルなんでしょうね。
そうですね。
なるほど。
そんな中で、働くとはみたいな話もたぶん散々されてるかなと思っていて、
いろんな、それこそ起業家さんであったり、本読んだりしてる中で、
働くの定義みたいなんてたぶん様々あると思うんですけど、
そこってどうなんですかね。
定義をいくつか持ってるのか、私の中ではこういうことじゃないかみたいな、
っていう意見というか考えはありますか。
そうですね。
これはずっと働くに問いを持ってやってきたんですけど、
定義をするっていうのは結構難しい概念だなと思っていて、
むしろ、生き方とは何ですかみたいな質問にすごく近い。
なるほど。
やっぱり、そもそも人によって違うっていうのはもちろんですし、
生きるみたいなことと働くっていうことが非常に近いなっていうことがやっぱり分かってきたので、
その中でいくつか、これ面白いなっていうのは、
よく言われますけど、旗を楽にするみたいなことで、
やっぱり誰かを楽にしたりとか、誰かの役に立つっていうことがやっぱり働くの本質。
やっぱり働くのがしんどくなったときとか、会社にいてもやもやしたときに、
自分の今働くっていうことは誰を楽にしてるのかなとか、
誰の役に立ってるのかなっていうことを一度俯瞰して考えると、
あ、あの人のために自分はやってたんだ、それが結構一人の個人でも全然いいと思うんですけど、
そういうことを思い浮かべるのは大事だなとか思ったり、
あとはさっき言った働くの中をより細分化していったときに、
例えば、働き方ラジオでよく紹介している話で言うと、
ワクワクとできるのに軸っていう話があって、
縦軸がワクワクするしない、横軸が成果が出ないできる、成果が出る出ないみたいな軸で、
いくら成果ができることでも、ワクワクしないものをやっていると、
だんだん成果も出なくなっていくし、自分もしんどくなっていくみたいなところで、
これはゼロ、100ではないんですけれども、
少し20%とか10%でもできないんだけどワクワクするものっていうのを一定時間を使っていると、
それがだんだんできる方に移動していって、
最終的にワクワクしてかつできるものが右上の証言になるんですけど、
そこが自分の中で増やしていくとか、
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より自分の使命、天命に近いような働くを手に入れられるといいよねみたいな、
そういう概念の、やっぱり働くと一口でとっても、
そうやって二軸でプロットしてみると、
自分の本業は今そんなにワクワクしてないけど、実は副業めちゃくちゃワクワクしてて、
ただまだあんまり成果出てないよねとか、
同じ本業の中でもこのプロジェクトはめっちゃワクワクするけどとか、
そういうふうに働くことの解像度を上げていく、
みたいなことが大事なんだなっていうのとかが、
やっぱりやってて見えてきたみたいなところはありますね。
それって結構誰にでも当てはめられる感じ?
そうですね。それは多分誰にでも当てはめられる。
これが働き方の面白さで、
そういう意味で言うと、マーケティング的に言うと、
やっぱりそのコアな人に刺さるみたいなことのほうが、
人気が出るというかあると思うんですけども、
働き方って本当誰にでも刺さるというか、
誰にでも重なるからこそ面白くもあり、
誰々向けですっていうのが言いにくいみたいなところもあります。
働くって言うと、基本的にサラリーマンとか会社員とかは、
普通にお金をもらって、みたいないろんなやり方をやりつつも、
別にお金をもらうことだけが働くことではないですね、単純に。
そうですね。報酬もさまざまあると思います。
単純に喜びみたいなところもありますし。
そうなんですよ。感情的な報酬っていうのもありますし、
自然的な報酬もあるし、つながりみたいなこともあると思うので、
これは一概に言えないし、
だからこそ生きるみたいなことと非常に近いみたいな感じですよね。
別に家にいるお母さんも働いてるわけですからね。
そうです、そういうことです。
誰かを楽にしてるっていうことだって、
誰かの役に立ってることは全て働くであり、
というふうには思いますね。
そんな話をしつつというか、
これも働くの解像度の話ですね。
これね、鬼振りで申し訳ないですけど、話せます。
いいですよ、いいですよ。よく喋ってます。
これも働くって、やっぱり解像度を上げていくといろんなふうに捉えられて、
今度この起承転結は、やっぱり仕事って一人でやっていくことって少ないと思うんですよね。
やっぱり何かしらチームでやったり、ペアでやったりっていうことがあるんですけども、
そのときの最適なチームワークみたいなものを考えるときにすごく役に立つフレームワークになっていて、
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仕事には起承転結4つのフェーズがあって、
うまくそれを組み合わせていくと何かプロジェクトがうまくいったりするよっていう話で、
起っていうのが01で思いつく。
僕がよく言うのは妄想とか言うんですけど、
いろんなことをゼロから妄想してこんなことができたらいいな、
こんなことができたら面白いんじゃないかって言って、
NOの掛け算ラジオも割と起っぽいと思ってるんですけど、
いろんなものと掛け合わせたら何ができるだろうみたいな、
そういうことが01の起。
ショーっていうのは、掛け算したものをどうしたらビジネスモデルになるだろうかみたいな整理をするところとか、
あるいはビジュアルにしていこうっていうところで、
例えばサイトとか絵コンテに落としていくとか、
そういうのっていわゆるデザイナーさんが得意な領域なんですけども、
そこがショーですね。
この起とショーが割と01で何かを作っていくときに非常に活躍する人たちなんですよね。
点決は何かっていうと、
点っていうのはいわゆるマネジメントとかプロジェクトマネジメントみたいなところで、
じゃあその絵に描いたものを実際に具体的にプロジェクトとして走らせるとか、
イベントだったらイベントに向けてスケジュールを引いてやることを書き出して、
場合によってはこんなリスクもありますよねってリスク項目も洗い出して進めていく、
ちゃんとみんなが動いてるかをチェックしながらって、
いわゆる世の中のマネージャー職って割とこういうところ多いと思うんですけども、
点っていうのがそのマネジメントみたいなところで、
ケツっていうのは割とクリエイターさんというか、
じゃあ実際にイベントをやるときの会場の、
例えば美品を一個ずつちゃんと揃えていくとか、
最終的に納品をする、記事を書くとか動画を作るとか、
そういう最後ちゃんと納品をするみたいな、最後作りきるみたいなところが得意な方が
ケツっていうので、記事書転結って4つのフェーズがあるんですけども、
実はこの4つって全部得意ですって人はなかなかいないと。
基本的に記が得意な人、書が得意な人、点が得意な人、ケツが得意な人っていうのが、
結構面白い具合に分かれるっていうのが、
僕が読んだシーさんっていう方の提唱をしているところで、
その記事書転結を無視して、
例えばキーのメンバーが3人集まって、いいねいいね、そういうの面白いね、やろうよやろうよって言っても、
全然進まないみたいな。
全然あるある具体に落ちないとか、
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あるいは転結の人が結構、会社のプロジェクト任されると転結でも結構回るんですよ。
それは社長が既にこういうプロジェクトやろうぜ、こんな感じのイメージ作ったから、
あとはスケジュール切ってやって、こう言われると転結でも回るから、
結構この転結だけで何でもいけるのかなって思うんですけど、
意外にじゃあ山浦さんの僕屋でイベントやりましょうかって言った時に、
何のイベント、テーマはどうしようかとか、
どんな人に来てほしいんだっけ、
別にどんな人にとかもないから、
みたいな感じで結構そこがアイデアがなくなっちゃうみたいなのが転結だけと思ったり、
あるいは木とケツだけとかってパターンもあって、
めっちゃ思いつきの人と何でも形にするよっていう人で、
この木とケツってなんか一見お互い補えるよねとかって言うんですけど、
木とケツって基本的に遠いので、
その間がないから木の人からしたら、
ケツの人は何で全然動いてくれないんだろうってなるし、
ケツの人からすると木の人が言ってることがフワフワしすぎてて、
具体的に何をやったらいいか分からないっていう、
結構困るみたいな。
これも結構。
計画とかめちゃくちゃなりそうみたいな。
計画がなかったり、全然構造化されてなかったりするんでっていう、
つまり木焦点結は、
ベストで言うともう4人そこにそれぞれに得意な人がいると、
プロジェクトってうまく回るよねとか、
あと木焦の人と点結の人ってちょっとバトりがちみたいな話もあって、
この辺はまたちょっといろいろ深いんですけど、
そういうのいろいろ紐解いていくとめっちゃ面白いんですよ、この理論って。