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農のかけ算ラジオ、ビッテラスの山浦です。このラジオでは、農業と様々なテーマ、
漁業史等を組み合わせて、新しい視点やビジネスアイデアを垂れ流していく番組です。
はい、ということで、今回のテーマが、農×音楽ということで、
ベタっちゃベタかなと思いますけども、たまにはこういうわかりやすいところも話していければなと思います。
昔から農業をやっている人、昭和世代とかどうなんだろう。でもやっぱりみんなラジオとかをぶら下げているイメージはありますよね。
今は結構音声ラジオ、こうやってポッドキャストとか聞く人も多いですし、
単純に音楽もたくさん聴かれてるんじゃないかなと思います。
そうやって空いてる耳を使いながら勉強したりとか、農業って単純作業が多いから、
そういう意味では何かした耳で色々勉強したいなとかあるんじゃないかなと思います。
農業と音楽ということで、ビジネスに直接関係あるかなというところではあるんですけども、
前職、長野県信山で働いているときは、
ノベロックっていうイベントを自分たち中心に地域の農家さん、若手農家さんを集めて、
一緒に野外ロックフェスっていうんですかね。
そんなに大した規模ではないんですけど、やってたりしてだいぶ楽しんでいたっていうのはありますね。
ただちょっとやっぱり野外フェスって雨とかでかなり影響されるんで、結構運営自体は簡単ではなかったなと思います。
今でいうと、同じ会場ではあるんですけども、
アフロマンスっていう人と一緒にですね、アフランドキャンプっていうイベントも同じ牧草地でやっていて、
ノベロックの時もそうだったんですけども、結構やっぱり環境力が良くてですね、
だいぶ参加者とかアーティストとかにもすごい良い評価をいただいているようなイベントになってますね。
やっぱり都内の人からすると、この環境力とか畑とかっていうこと自体がかなり新鮮に思えるのかなと思いますね。
雄大な八ヶ岳がバックにそびえていて、そこで歌を聴いて踊ったり、わいわいしたり、ゆっくり寝転んだりみたいなのがかなり価値あるんじゃないかなと思います。
そういう会場もね、ステージとかをビニールハウスで作ったり、DJサイトもビニールハウスで作ったりと。
今回のアフロキャンプ、今年もやりましたけども、トラクターの後ろにバケットをつけて、
それを浮かした形で、ガルウィングみたいな感じで横の壁も上げちゃって、
DJブースにした時はかなり評価高かったなと思って、見た目が面白いっていう感じでしたね。
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そういうフェスとかで行くと、有名どころで言うと、長野県では林檎音楽祭みたいなのもあるので、
これはあんまり畑じゃないんで、多分単純に長野県の林檎も、長野県って全国で2位の林檎の生産地ではあるので、青森に次いで。
そういうところで、長野県の林檎農家を助けたいみたいな意味で名前をつけたんじゃないかなと思いますけども。
世界のことで言うとね、やっぱりフェスといえばみたいな、ウッドストックって感じですよね。
ウッドストック、皆さん知ってますかね。
有名なところで言うとジミヘン、ジミヘンドリックスとかサンタナとかで、
あれってよく調べてみるとニューヨークの楽能農場、おそらく牧草地か芳牧地かみたいなのが会場だったみたいなんですけども、
そこに40万人から50万人の人が集まってっていう感じで、YouTubeとか見るとね、ものすごい人というか、
今となればね、10万人、20万人のフェスとかイベントとかってよくあるじゃんみたいな思うかもしれないですけども、
その当時、たしか1969年とかですかね、その当時の音楽でそれだけの人を集めるっていうのは、
ヒッピー文化とか平和に対する思いとかの集まりみたいなところがあったとは思うんですけども、
すごい文化というか熱量がすごいですよね。そういうものに集まるっていう。
そういう意味でいうと、皆さんも良かったらその当時の熱量を感じるためにチミヘンとかサンターナとか一回聴いてみてほしいなぁと思ったりはしますけどね。
僕は音楽好きなのでそういうの好きですよーっていう話です。
日本の音楽で農業とか歌っていう意味では有名なのは、皆さん知ってますかね、
内首国門同好会、日本の米は世界一っていう歌を歌って、一斉封尾したのかな。
知ってる人は知ってるって感じなのかもしれないですけど、音楽的にはマキシモン・ザ・ホルモンみたいなところと近いところはあるのかなと思って、
インスパイアされたもんだったりするのかなと思ったんですけども、影響を受けてるかどうかは別としても、
それはそれですごい面白い音楽で、ぜひ皆さんにも聴いてほしいなと思います。
内首国門同好会に関してはやっぱり日本の米世界一みたいなことを言ってるんで、歌でめちゃくちゃ叫んでるんで、
その当時、今は亡きですけども安倍首相から呼ばれてなのか首相官邸で面会して、
日本の職を世界に音楽の力で広げてほしいみたいなのがニュースになってましたね。
最近youtubeとかが流行って、最近でもないのかもしれないけども、農家とかが農業関係で歌ってる人とかたまーにいますけどね。
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結構音楽個人的には好きなので、今のところあんまり最高みたいなのは正直一向見つからないですけどね。
そういう意味でいくと、収穫祭とかで農業もちろん絡むじゃないですか、
そういうところで音楽とかいろいろ使われてるのかな、伝統音楽みたいなのってあるのかなと思ってちょっと調べたりもしたんですけども、
正直伝統とか収穫祭の祭り林みたいなのじゃなくてですね、
これちょっと一回みんなぜひ見てみてほしいし行ってみてほしいんですけども、
久賀農園収穫祭、久賀農園収穫祭っていうのが見つかりましてですね、
これどうやら千葉のお米農家さんが主催でやってるようなんですけども、
大友義秀みたいな言葉が出てきて、ん?と思って、なんか聞いたことあるぞと思って一回見てみたんですけども、
これはやばかったですね。
もうyoutubeで出てくるんで、久賀農園収穫祭でぜひ調べてほしいんですけども、
昨今で農業家というか農家がやってる音楽イベントでは、
もう音楽性的にはもう僕の中でも完全に突き抜けてる。
いい意味ですけどもちろん。いい意味で突き抜けてるなぁと思っていて、
ちゃんと収穫祭かどうかっていうのは全く別物ですけども、
音楽イベントとしての価値というかクオリティですね。
もうこれは完全に好みかもしれないですけども、
そういう意味ではもうこれは行ってみたいっていう感じですね。
なんかもう単に今年とかもやるみたいだし、多分毎年続けてるっぽいですね。
なんかわかりやすいところで言うと、今年は中村達也さん、ブランキーのドラムですよね。
とかが参加されるっていうことなんで、他にもあんま有名では多分ないと思うんですけども、
多分このクオリティのイベントであればそれぞれ名があるかどうかは別としても、
かなり濃い音楽が聴けるんじゃないかなと思います。
本当に10月の半ばぐらいかな。11月とかもあるっぽいんですけども、
もうすぐあるみたいなんで、即興音楽とかフリージャズとか、
ちょっとアングラな日和の音楽が好きな人っていうのは是非チェックしてもらって、
良かったら、僕もいつかちょっとワイトし続けてるようであれば是非行ってみたいなと思っております。
個人的には自分も歌うたいだったので、昔は元バンドマンって言うほどかっこいいものでもないですけど、
ずっと歌が好きで歌ってたので、農業を歌いたいなみたいなこともちょっと思った時期もあったんですけども、
なんかね、歌詞とかを付けようとするとね、メロディーとかを一旦置いといても、
どうしてもね、狙いに行くような歌詞になってしまってね、
すげーダサくなりそうなんでね、今んとこなんもやってないですね。
歌は今後どっかのタイミングで、こうやってポッドキャストに挑戦してるみたいにまた歌出したいなとも思うんですけども、
別になんか音楽で売れたいとかそういうのじゃなくて、歌い手でありたいっていう思いでまた出そうかなと思うので、
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もしいい感じでできれば、このポッドキャストの曲にでもやってしまおうかなと思ってます。
カンボジアの歌とかあるんで、そのうち一回カンボジアの回とかではバックで流してみようかなと思いますけどね。
アイデアっていうところで言うと、なんだろうなーっていう感じですよね。
音楽と農業って擦られすぎてるイメージがあって、
音楽農業みたいなのを検索しても、そこら中でなんかやってるんですよね。
イベントもそうだし、なんかNPO法人とかあって、
でもやってることって基本的にはやっぱり新しいことってあんまりなくて、
結局農業と音楽でイベントやったりとかっていう感じなのかなと思いますね。
最近の感じで言うと、なんだろうな。
NFTってあるじゃないですか。今まだまだそこまで浸透してるようなイメージはないんですけども、
NFTと農業はまた別の回でしゃべりたいなと、ゲスト呼んでしゃべりたいなって思ってるんですけども。
例えば、それこそ打ち首極音同好会とかね、
音楽で農業系の、それこそ日本の米世界一みたいな曲自体がNFTになったときに、
NFTを持っていると毎年何キロかお米が届くみたいな感じにしても、
そのNFT自体の価値が上がったりもするんじゃないかなとか思ってますね。
アイデア的に言うと、一つは農作物で楽器を作るみたいなっていうのは、
ワークショップ的に子どもさんとかと一緒にやってみたりっていうのは結構いいんじゃないかなと思いますね。
そもそもで言うと結構、楽器の起源みたいなところって絶対植物絡んでくるとは思うので、
そういう意味でいくと、いろいろちょっと硬いものとかになってくるのかなと思うんですけど、
日本で言うと氷炭とか、そういうのって結構使えそうだし、
イガグリ?いやクリのブツブツって言うなら針?どんなのかわからない。
トゲトゲの部分ですね。あの辺をシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ、
削るような音を出すと楽器にもなりそうだなあと思ってますね。
アフリカの楽器とかでもあるじゃないですか、パチカ。
パチカってわかりますかね。指に引っ掛けて二つの球みたいなのがカチカチカチカチカチカチと鳴らすような。
あれとかで実際本物は木の実みたいですし、オーストラリアのデジュリズみたいなのはユーカリの木で作っている。
それ自体が栽培されているものなのか自然にある木なのかというのは正直わかんないですけれども、
そういうふうなことを考えたときに、生産過程において出る音みたいなところで新しい音楽を作る。
それこそ実験音楽とかそういうことになるのかなと思うんですけど、そういうのは結構僕は面白いかなと思いますね。
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そういう例でいくと、農業関係ないかもしれないですけど、ダンサーインザダークドってわかりますかね。
あれはミュージカル。工場の音とか歩いている音とかいろんな音で、
いつの間にか映画の中から音楽が出て、映画の中からっておかしいな。
そういう映画の中で自然に流れている音が少しずつリズムになってミュージカルになっていく。
僕の大好きなビョークが主演しているからこそ、またそれも紹介したいという感じなんですけど、めちゃくちゃ暗い映画なんで、
影響を受けやすい人は志してみてほしいんですけれども、
ダンサーインザダークみたいなのをヒントにして、農業音楽みたいになってくるとめちゃくちゃ面白いんじゃないかなと思います。
どっかでね、アフリカのクワ?
アフリカ国人の人たちが畑をクワで耕すみたいなのがリズムになってめちゃくちゃすごい音。
それはミュージカルじゃなかったかなと思うんですけども、
なんかすごいリズムになってずっと音楽みたいになっていくみたいな動画を見たことがあるんですけど、
めちゃくちゃYouTubeで探したけど、検索し方がわからなくて、結局見つからなかったですね。
あれはまた見たいなぁと思います。
あとは、そうだな。
農作物。
表現方法ってあるじゃないですか。極端に農作物自体が一つの人間の表現といえば表現にもなるかなと思いますけど、
まあでも基本的には販売ビジネスとして、農作物として売っているものっていうのは狙って作っていってるものの方が多いかなと思いますけども、
なんか味を音で表現するみたいなことってなんか結構面白かったりするなぁと思いますし、
なんか普通の人にはできないかもしれないですけど、音楽のアーティストが味を表現するとか匂いを表現するとか、
物業関係なくなってきましたけど、
なんかそういうことからできることっていうのはアートみたいなところっていうのはあるんじゃないかなと思いますね。
あとなんかあれですね。
ベタなのか実際どうなのか、そんなのやってみようぜみたいなのは僕の前職アグレスの社長とかとも結構しゃべったりしたんですけども、
なんか寝かしてるというか、冷蔵庫にスピーカーつけて音楽聴かして、パンクな野菜にしようぜみたいな。
っていうのは結構あったりしますよね。
実際なんか植物に音楽聴かせて、その結果がどうだとか栄養素が変わるみたいなことを、
それを実験的にやってる人がいて、これ良くなるよみたいなことを言ってる人もいれば、
なんかあんま大した結果は出なかったみたいな意見がいろいろあったので、
実際意味があるのかっていうのは僕には全くわかんないですけども、
なんか気持ち的にっておかしいな。
ブランディングとして、なんか音楽を聴かせた農作物ですよみたいなところっていうのは、
やってみてもありなんじゃないかなと思いますね。
なんか音楽サイエンですみたいな、音楽に特化した農園ですみたいなところをもっと突き抜けて作ってしまって、
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とにかく音楽を聴かせて作りましたみたいな。
うちの笠井類、トマトはね、ジャズを聴かせてるんで、ジャズっぽい味ですとか、
葉物はね、やっぱり体力いるんでパンクな音楽聴かせてますとか、
キノコはゆったりしてるんでクラシックでとかって、
なんかそんなもん言ったもん勝ちじゃないですか。
好き者が買うというか感性を持った人が買うみたいなところっていうのは、
なんかありそうだし、単純に話題作りとしてはちょっとありなんじゃないかなと思いますね。
ローカル新聞、メディアぐらいは来るんじゃないかなと思いますけどね、振り切ってやればですけどね。
馬鹿かって言われそうなこともあるかもしれないですけども、
今ってそういう時代なんで、いろんな新しいこと挑戦してやって、
馬鹿って言われる方がちょっと価値があるみたいなところもあると思うんで、
興味がある人は全然やってもらえればなと思いますね。
あと音とかそういう概念でいくと、防犯とかって音楽ガンガン使えそうかなと思いますよね。
なんか今はね発砲音とか、あれは獣害向けかにやってると思うんですけども、
前も電柱とかで喋ったかもしれないですけど、
人の侵入に際して音楽が鳴るみたいな、ちょっと刺激的なパンクが鳴り出してちょっとみんな、
侵入者がビビるみたいな、これ動物でもいいのかもしれないですけども、
そういうところでやってると、もしくは音楽が流してるから人がいるんじゃないかみたいなところで防犯に使える、
みたいなのはもしかしたらあるのかもしれないですね。
まあ分かりやすい、防犯で言えば。
センサーとか使った方が話は速そうではありますけどね。
あと前にNHKでやってたのかな、植物もコミュニケーションしてるっていう話なんですよね。
それ実際音を出してるとかではなくて、何かしらの物質を出して、
こっちが危険だからあっちに行こうみたいなことのコミュニケーションをちゃんとやっているんだみたいなのが、
これでも科学的に証明されているというのがあったんですよね。
そういう意味でいくと、それは電気信号ではなくて物質的なものだったかもしれないですけども、
それを何かしら音階に変えて、別に危険を知らせる時によく出るみたいな話だった気がするんですけども、
彼らは別に風を感じたり温度を感じたり、身の危険を感じたり、動植物が歩けば触られたりみたいなんで絶対リアクションしてると思うんですよね。
そういう時の彼らの電気信号なのか、そういうコミュニケーションに対する物質みたいなものを音階として落とせれば、
もしくは何かしらの形で音として捉えることができれば、ものすごい良い音楽が出ていそうな気はしますよね。
しませんかね。バカなんですかね、僕は。
そういう音楽に浸ってみたいなとか、マイナスイオンとかどうとかわけのわからない言葉で結構自然の中での環境って言われたりするけど、
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なんだかんだそういうのって人間が耳ではない、聴覚ではないのかもしれないですけども、
五感とかまだ見ぬ第六感みたいなのを使って感じてるんじゃないかなとは正直思いますけどね。
農業と音楽っていうテーマ自体は、今更自分がこうやって語るまでもなくすごい歴史があるし、
これからも組み合わせっていう意味では、畑でレストランとかそこにジャズを流すみたいな取り組みって昔もやったことがありますし、
音楽と農業って切っても切り離せないというか、全然切り離せる気もするけど、
作業をするっていう意味では農業のルーティンワークに対して音っていうのはものすごく価値があるんじゃないかなと。
耳とか聴覚という意味での五感も含めてですけどね。あるんじゃないかなと思います。
一回ね、こういう、自分は元農家であり元アーティストではないな、バンドマンぐらいの感じでふわっと喋ってますけど、
一回今度ちょっと友人のミュージシャンというかアーティストを呼んでですね、
本当に完全なるアーティスト目線から農業っていうものを見た時にどういった可能性があるかっていうのもぜひトライしてみたいなと思いますんで、
その回ちょっといつになるかわかんないですけども、その回はまたお楽しみにしてですね、今回は終わらせてもらおうかなと思います。
皆さん音楽聴きながらノリノリで仕事しましょうね。
はい、それではまた次回。