1. 農と食のラボラジオ
  2. 【ゲスト回】野菜をつくれば、..

前回に引き続き、たべものラジオのたくろうくん(料理人)が取り組まれている農業についていろいろ話してみました! 今回は高知から静岡に戻ったあと、掛茶料理むとうで働きながらのお話が中心です(◍•ᴗ•◍)  ちなみに次回がこの第1回、第2回をふまえてみんなで雑談している、という回になります(◍ ´꒳` ◍)

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サマリー

たべものラジオの【ゲスト回】では、農家のたくろう君の取り組みや野菜の品質について話されています。また、マルチシートの色や雨の影響など畑の状況にも触れられています。最近、兄弟はますます忙しくなり、スケジュールを回せなくなってきたと語ります。そして、彼らは農業や料理の魅力について話し合っています。

たくろう君の農業取り組み
スピーカー 1
ということで、第2回、食べものラジオ【ゲスト回】、主にたくろう君にインタビューということで、引き続き。
スピーカー 2
いやー、何を聞こうかなと思っていて、ちょっとだんだん分かってきたのは、お話を聞いてて、
例えば、普通の農家のように大量、まあ大きい面積でごそっと作って、それをごそっと、例えば農協に売ったりとか、
直売したりとか、道の駅に置いたりとか、まあそういう農業ではないっていうことよね。
スピーカー 1
自分がやってるのは、もう本当に家庭祭への延長だと思ってるんで、自分で取った分は自分の店で使うっていう、
まあ売るほど作ってないというか、そんなに作れる気もしないし。
スピーカー 2
なるほどね。だいたい料理に使う野菜のうち、武藤農園の野菜のシェアはどれくらいですか?
いや、そんなないんじゃない?1割もない。
ああ、なるほど。
スピーカー 1
本当に0.いくつとか、そういう何割とかそんぐらい。
スピーカー 2
ああ、なるほどね。今じゃあそれを増やしていこうっていうのはありますか?
スピーカー 1
ああ、と、それはあります。
へー。
ピンポイントでこう、簡単にというか、まあ割と大量に作りやすいもの。
で、自分で作った方が安定して思ったものを作れるよねってやつは、ちょっとずつ今試験的に増やしてはいるところ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
なんか最初のね、一番最初の話で、一番最初、まあ序盤の話で、その美味しい料理を作るための野菜。
で、その野菜の品質が年々落ちてきてるっていう話だったから、
ね、料理の質上げるには良い野菜作って、で増やしていくのかなと思って。
スピーカー 1
正直その後、その今買ってる場所は近所であるんですけど、ちゃんと作るのかさんもまた増えてきていて。
スピーカー 2
ああ、そうなんだ。
スピーカー 1
そう。で、その中で自分もその試験的に作り続けてるっていう感じかな、今は。
スピーカー 2
なるほどね。今増やしていくのに、なんだ、自分で作った方がコスパ良いみたいなやつを今始めてるってこと?作物として。
スピーカー 1
そうね、あんまコスパ考えてないかもしれない。
この時期にこれを植えてると、このぐらいになるんだなっていう感覚が。
計算しやすい。
あるんで、それを見ながら今の市場というか買い付けに、買い出しに行った時に、
ああ、今この辺りかなっていう辺りをつけられるというか。
その季節感は自分で作ってる分感じやすいよねっていう。
野菜の品質や季節感
スピーカー 2
それはすごいわかるな。
同じものを九州とかで作ってたりすると、ちょっと先行して入ってきたりとか、
東北で作ってるものが逆に自分で作ってるタイミングよりは後に出てきたりするから、
それは確かにすごいわかるな。
自分も農業の試験をしてて、逆にそれでコミュニケーションが難しいというか、
スピーカー 1
あ、そういえば九州はもう終わってたんですねみたいな。
スピーカー 2
例えば物取って送ってくれませんかみたいな。
スピーカー 1
ああ、そういうね。
よくと思ったらもう終わってたとか。
スピーカー 2
逆に視察とかしに行きやすいみたいな。
こっちまだ忙しくないけど向こう忙しい。
忙しいっていうか見どころみたいな。
スピーカー 1
タイミングがずれてね。
スピーカー 2
そっかそっか。だからそれはあるかもね。
スピーカー 1
あとはね、今気候変動が結構激しくて、
去年と同じレベルの野菜が出てくるかどうかってやっぱりわかんなくて。
自分が作っていれば、今年は結構難易度高めだったなってなれば、
まあこのぐらいの野菜出てくればみんなすごい丁寧に作ってるんだなとか、
この人すごいんだなってなるんだけど、
作ってなかったら多分あれ?去年よりおいしくなくない?みたいな。
スピーカー 2
そういう変なコメントをしないといけないような感覚になっちゃうから。
同じ農家の、他の農家と同じ目線でリスペクト持って料理にも挑めるっていう。
そんな感じなのかな。
スピーカー 1
農家やってるとやっぱり野菜選ぶときに、
この人めちゃくちゃ頑張ってるなってなんとなく透けてみるというか。
スピーカー 2
結構野菜見てバックグラウンド考えるよね。
スピーカー 1
考える。
スピーカー 2
俺あのキャベツの、キャベツを切った時の、
ギュッてなってるかスカスカかとかいうの見たりして、
まあ腕もあんのかもしれないけど、
やっぱり今時期じゃないからかなとか、山のキャベツなのかなとか。
いろいろね、わかんないけど。
自分もキャベツ作ってないからわかんないけど。
スピーカー 1
いやキャベツマジでむずい。
キャベツも白菜とか、地域とかにもよるんだろうけど、
寒いとこだと巻きやすかったりするんだけど、
静岡ってわりとこう今すぐあったかくなっちゃったりとか、
あったかくなると葉っぱ巻かないから、
ふわふわの白菜が出来上がってしまって、
ギュッとしたものを作れるっていう人って結構少ないよね。
この気候の中でこのギュッとした白菜で旨味乗ってるってやばくないっていうことはよくある。
スピーカー 2
ちなみに今年結構農業やる上で異常気象だと思ってるんだけど、
雨が少ない。
7月は雨が少なくて、
でも38度みたいな、
高支援どうするみたいな。
スピーカー 1
ああやってたね。
スピーカー 2
そんな状況で雨ない。
で最近だとね、8月に台風7号の影響で。
スピーカー 1
新幹線止まったり。
スピーカー 2
静岡でそれこそどっかで集中豪雨があったりとか。
その辺はタクロー君とこの畑は影響ないですか?
マルチシートや畑の状況
スピーカー 1
えっとね、7月以降実は畑に見に行けてない。
正直遠目では見てるんだよね。
道路からちょっと上の方、山の方だから見えるんだけど、
ちょっとそろそろ雑草飲まれてんじゃないかなっていう感じはしていて。
でそれも雨が降らなかった時期が植え付けしたちょっと後だったから、
ギリやられてる可能性があるっていう。
で農家さんの、周りの農家さんに聞いたら、
まあちょっとやばかったと言ってた。
なるほど。さつまいも?
えっとさつまいもと大豆かな。
スピーカー 2
ああなるほどなるほど。
やっぱね、植えた後すぐはね雨が降った方がいいので。
スピーカー 1
で農家さんの間でもマルチシート貼るか貼らないか問題が、
私はずっと議論してた。どうするっていう。
スピーカー 2
いやマルチね。作物とか人とかによって違うと思うんだけど、
自分が作ってるようなものは地面を暖かくするためにマルチをするっていうのが、
で土をカバーして保温するっていうのがあるけど、
今からこんなくそ暑いのに保温する必要あるかなと。
逆に一度雨降った時にねシート貼れば土が乾きにくいみたいなとこもあると思うけど、
その辺なのかな。
スピーカー 1
でも植え付けした後にマルチ貼るのできないからほぼ。
スピーカー 2
そうだよね。貼ってから植えるだもんね。
スピーカー 1
そう。だからその最初の判断で今後雨降るかどうかをなんとなく予想しないといけなくて。
ああなるほど。
雨少ないとマルチ貼ってないと地面から上がってきた水蒸気、
夜に上がってきた水蒸気は全部発散してしまってカラカラになっちゃうし、
スピーカー 2
今度は暑すぎたら、暑すぎたで貼ってると今度は地熱上がりすぎて猫死ぬしみたいな。
スピーカー 1
じゃあいつそのマルチシート切りますかっていう問題と何色にしますかっていう問題と。
スピーカー 2
ああそうね。黒とかシルバーとかコンベとかね。
スピーカー 1
いろいろあるんで。
すごい。
で、除草剤とか普段やらない畑だとすぐ雑草生えてくるから。
耕したりどうしても。まあせいぜい1ヶ月は持たないからね。
どんなに幸運してね綺麗にしても。
その雑草が生えてきた時に草をサイトしてマルチシート貼るっていう方法もあるんで。
スピーカー 2
本当に料理人と喋ってるとは思えない。
スピーカー 1
この後編第2回、私ほとんど喋ってないですけど。
スピーカー 2
さすがに今マルチの色の話って。
スピーカー 1
僕も田舎モンだし見たり聞いたりしてるんでだいたいなんとなくアイメージはつくのと、
例えばNHKで趣味の演芸みたいなの見てるとめっちゃおもろいなこの話と思って。
好きで見てるんでなんとなく伝わるんですけど、
スピーカー 2
これ分かります?マルチマルチって言ってる人伝わるのかなっていう心配をしてましたけど。
スピーカー 1
マルチ商法とかなり。
たくろうくんがマルチマルチって後にTTさんが保温カバーって言ったからギリ。
スピーカー 2
質問する前にギリ追いついたみたいな。
あのよく畑に貼ってある黒いねプラスチックのね。
スピーカー 1
あーあれかーみたいな。
ビニールシート。
スピーカー 2
そうビニールシートみたいなやつだね。
ラップ、サランラップのでかい版というか。
スピーカー 1
昔の黒いポリ袋みたいな生地なんですよ。
ちょっと伸びるやつ。
見たことはでも確かにありますね。
そうですね。
そういえば。
いいっすねこの空中戦楽しいっすね聞いてる。
そういうとこ振ってくるとねつい普通に話しちゃうから。
収録忘れてるから。
スピーカー 2
個人的にめっちゃ気になるのが、
たくろう君生きてるかなっていうので健康かなみたいな。
スピーカー 1
健康かな。
スピーカー 2
例えばまず自分は今農業に関わる仕事をしていて、
飲食店で関わる生活もしてたこともあるし、
ポッドキャストもやってるしとか考えると、
どれも結構時間を要する仕事じゃない。
飲食店はね一見ね、
昼朝11時から夜8時の営業に見えるけど、
スピーカー 1
営業時間だけだったらね。
スピーカー 2
仕込み時間とか片付けとかもあるし、
ポッドキャストも編集もしてればすごい時間かかるし、
農業だってねみんな普通の農家だったら朝5時とかからやってたりするわけだけど、
その農業今はちょっとね忙しくてなかなか手つけれてないとこだと思うけど、
兄弟のスケジュールと仕事感
スピーカー 2
一日のスケジュールってどうなってるの?
スピーカー 1
就活みたいな。
スピーカー 2
スケジュール?
先輩社員。
スピーカー 1
確かに。
すごい面接感。
今ね子供がいるから余計それにさらにプラス子供の方が色々増えてきちゃったんだけど、
それまでは朝畑に行って、
で仕入れして店行って、
で店が忙しければそこから調理するし、
で店の暇があればまた夕方から草刈り出たりとか。
また畑に。
畑に。
スピーカー 2
朝何時?
7時くらい?
6時くらい。
スピーカー 1
朝は、そうね冬はまあ冬と夏で明るくなってから。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
それまではすげえ朝苦手だったのに、
そういうこと入れ始めてから時間がなさすぎて、
朝やらないと間に合わないというか、
そういう生活をしばらくしてったかな。
スピーカー 2
ただ今月はついに回らなくなってるという。
スピーカー 1
そうこの時期はね、その決算直前っていうのもあるのと、
イベントラッシュっていうのはさ、
そうね。
店もお盆期間で、うちフォージとかもやっぱやってるんで、
半盆期なんですね。
スピーカー 2
お盆か。
スピーカー 1
そう、なんでもう体力が単純に続かなくて、
で日中のあのクソ暑い時間に外出れるかって言っても時間が空いてもとても出れない。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
やばいから今。
スピーカー 2
だってもうね、公園で東京に行ったり、
もうなんかフル稼働だもんね。
確かに。
スピーカー 1
そう、でもなんか農業とかは割とこう趣味というか、
まあポッドキャストの趣味っちゃ趣味なんだけど、
なんか料理だけは僕の中では割と仕事感が多いかな。
まあ一番多いのはその会計とかそういうね、
細々した実務みたいなところなんだけど、
それ以外除いたら割とその、
まあ料理まで含めて大体趣味でこうやってるから、
あんまりこうなんか、
なんかすげえやりたくなくてやってるってわけじゃなくて、
やりたくてやってるからそんなしんどいって、
なんか気を失ったように寝る日は多いけど、
そんな感じでずっと生活してるかな。
スピーカー 2
なるほどね。
自分自身は役立ってるのかな。
確かに。
スピーカー 1
役立ってるかな、多分役立ってると思う。
スピーカー 2
さっきも話したけど、やっぱ自然となんかね、
あるんだろうね、こう癒し効果じゃないけど、
なんかメンタル的にいいとこがね。
スピーカー 1
そうね、それこそ社会人だとその高知にいた頃に出会ったのお母さんって、
その畑についていくと、
木の根っこというか植えた作物の根っこをちょっと掘って、
生育状況を把握するときがあって、
そのときに、
ああ可愛いですね、このぐらい伸びましたねっていう人がいたのよ。
一緒に行って、
あの根っこ見て可愛いっていう人が結構いて、
本当に?ってなって。
スピーカー 2
俺も思ったことない。
スピーカー 1
ない。
でもなんかそういう農業を楽しんでる人を、
一人だけじゃなくていろんな人、
畜産も全部そうだし、
みんなやりたくてやってる人が多かったんで、
そういう人たちのそばにずっといて、
で、何か美味しいものを作って、
それを誰かにお捧げしてまた喜んでもらうみたいなのを見てきたら、
やっぱ楽しいなって思っちゃって。
なんか分かりやすいじゃない?
追いつくって、自分の作ったものをすぐあげられるっていうのが野菜だったり。
分かりやすく美味しければ喜んでもらえるんで。
野菜もらって困る人ってあんまりないですよね。
地元のキュウリラッシュはちょっと嫌だけど、
夏場のナスラッシュは嫌だけどとか言う人はいるけど、
基本的にはそんなに嫌がられないものなんて。
これいいなと思って。
スピーカー 2
なるほどね。
結構羨ましいなってサラリーマン目線で思うのは、
料理もそうだけど、
それが自分のアイデンティティーとして分かりやすくて、
それを喜んでもらえたりするとまた嬉しいじゃない?
サラリーマンって結果が目に見えづらかったりとかするので、
スピーカー 1
なんかこの仕事何のためにやってるんだっけ?みたいなことが。
生々しい。
スピーカー 2
パワーポーを上司に見せたみたいな。
スピーカー 1
例えば。
スピーカー 2
で、それが評価されたみたいな。
でもこのパワーポーを作って、
すごいありがとうなんて言われることないし。
ここの方が違うみたいなこと言われて、
それでお給料もらったりするわけだけど。
スピーカー 1
でもそれ起業したらまた違う話だよね。
自分が一人代表だったら。
社長になればね。
スピーカー 2
雇われサラリーマンだとね、
なかなかその喜びを得るのがね、難しいから。
だから農家もそうだし料理人もそうだし、
まぁ社長もそうかもしれないけど、
それもらって生きていけたら楽しいだろうなっていうね、
すごい思いますね。
料理の喜びとアイデンティティー
スピーカー 2
はい。じゃあちょっとね、
ここら辺が2話になるか3話になるかの境目だと思ってて、
まだね聞きたいこと聞けてないことがあるんで。
どうかな。ちょっと仮で。
第2回はここまで。
あれ第2回って何の話をしたんだっけ。
マルチ情報。
スピーカー 1
マルチ情報?
ネズミ工じゃねえか。
スピーカー 2
どうやってこっちに入手したんですかとか、
どうやって栽培するんですかとか。
タイムスケジュールとか。
マニアックな話もありました。
スピーカー 1
ほんと申し訳ない。
スピーカー 2
いや、面白い。
多分聞いてる人もすごい面白いと思う。
ほんと申し訳ない。
でも食べらじの中でもさ、
たくろくんが農業の話、たまにプロッとするけど、
そこまでね、そこにフォーカスして喋ったの聞いたことないんで。
あ、してないね。
だからもう。
スピーカー 1
見せちゃうから。
スピーカー 2
いや、それも面白かったです。
じゃあちょっとこのまま行くかもしれないですけど、
ここで切れるという1回前提で。
今回もありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
じゃあ次回もよろしくお願いします。
スピーカー 1
お願いします。
16:54

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