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2025-04-22 19:03

#12|海外移住のリアル!教育と生活と心の豊かさと

▼今回のトーク内容

今週は雑談回です!テーマは「海外移住のリアル」。シンガポールに移住して4ヶ月が経った冴子さんと、ロンドンで2年半暮らして帰国したばかりのリチャードが、シンガポールとイギリスの小児教育に触れて感じたことや、「学ぶこと」について感じていることを語り合いました。


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▼番組概要

Notable_ Radioは、「セルフリーダーシップ」をテーマにした15分のポッドキャストです。パーソナリティの保倉冴子(子連れワンオペでコロンビア教育大学院に留学し、夢のシンガポール移住を実現)と、サブMCの岡田リチャード(会社を辞めて妻のロンドン駐在に同行)が、実体験に基づく「自分らしい生き方」へのヒントを毎週お届けします。

毎週火曜日AM5時の配信です。


▼保倉冴子主宰コミュニティ Notable_

noteメンバーシップにて、セルフリーダーシップを育む女性のためのサードプレイスNotable_を運営しています。メンバー募集は期間限定です。

https://note.com/saekoyasukura


▼番組ハッシュタグ

#notableradio


▼パーソナリティ

保倉冴子(プロコーチ/コミュニティ主宰)

https://x.com/SaekoYasukura

https://www.instagram.com/saeko_yasukura/

コロンビア教育大学院にて成人教育とリーダーシップ修士修了。コロンビア大学認定エグゼクティブコーチ資格保有。女性のためのセルフリーダーシップを育むコミュニティNotable_主宰。シンガポール在住の3歳児ママ。


岡田毅志リチャード(リチャ/プロコーチ) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/tiedfamily244⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

日本育ちのイギリス系ハーフ。住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ。

サマリー

このエピソードでは、シンガポールでの移住経験と教育システムについて深く掘り下げています。特に、シンガポールの気候の良さやローカルスクールの質の高さが語られ、保育園における多言語教育の重要性についても触れています。海外移住による教育や生活のリアルな側面が語られ、特に子どもに対する教育のアプローチや心の豊かさについて深く考察されています。また、シンガポールの教育環境における競争社会や、その中での心の健康についても触れられています。

シンガポール生活の始まり
こんにちは、Notable Radioへようこそ。MCの沙耶子です。
今日は、私がシンガポールに引っ越し、移住をした話について、ちょっと雑談会で進めていきたいと思います。
はい。15分と言わず、時間の許す限り、沙耶子さんのシンガポール生活について話を聞いていきます。
はい、というわけで、沙耶子さん、シンガポールに暮らしてるんですよね。いつからでしたっけ?
えっとね、2024年の12月ですね。あっという間だ。
4ヶ月近く経ったってことですかね?
そうそう、4ヶ月経ちましたね。あっという間だな。
どうですか?4ヶ月経ってみて。
え?りちゃさん、シンガポール来たことありますか?
うん、1回ね、行ったことありますよ。もう10年近く前の話ですけれど。
あります?
うん。
あー、そうなんですね。私もシンガポール、気候が最高で、私にとって。なので、天国ですね。
あー、そうなんですね。あったかいのが、暑いですよね。
僕が行ったのは、12月ぐらいで、すごく日本が大雪で、10年に1度ぐらいの雪降ってる関東で、大雪だったときに行ったんですけど、
シンガポールはもう、毎日外で半数で来ても汗ばむ感じだったんで、1年中こんな感じかと。
そうそう、そんな感じなんですよ。1年中汗ばむ陽気で、今もそのぐらいですね、30度近くあって、日中は本当、夏だなって感じですね。
教育システムの特徴
私、寒いのが結構苦手で。
あー、そうなんですね。
なので、あったかいの本当に最高で、シンガポールはもうその気候だけで、わりとなんか天国だなっていう感じがあります。私にとっては。
うん、なるほどね。いや、気候は大事よ。私もね、もう日本帰ってきたけど、この2年半はロンドンで暮らしてたので、
あ、そうだよね。そうだそうだ。
もうね、天気がいいっていうだけで気分が晴れたし、太陽を求めてイギリス中の人がスペインとかね、イタリアとか、そういうところにこうバケーションで旅行に行くのもね、めちゃめちゃわかるわっていうのをね、体験してきたよ。
そうなんだ、それってやっぱり皆さん、太陽を求めてスペインとかイタリアに行くんですね。
もう完全にそれ、完全にそれ。日本にいて、その、欧州の人がバケーションで、1ヶ月単位とかで旅行に行くとか、贅沢だ、まあそれはね、贅沢なんだけど、なんでそんなことわざわざするんだろうっていうふうに思ってたんだけど、暮らしてみたらわかる。
それがないとやってけないみたいな。
本当に何日もね、太陽を見てないっていうだけで、すごい鬱屈した気持ちになるし、実際問題、日光を浴びないと体内でビタミンDが生成されないので、なんか抑鬱傾向が強まるらしく、イギリスの健康保健庁ではビタミンDの摂取を推奨していて、もう子供にも大人にもビタミンDサプリをちゃんと冬の間は毎日飲むようにっていうね、脱脂があるぐらいなんで、まあそれぐらい太陽って大事なんですよ。
だからシンガポールでは。
いや、そうですよね。確かにビタミンDとかの鬱っぽくなってしまうっていうの、私も何かで読んで、確かにアメリカの一番日照時間が少ないのってシアトルとかそっちのほうだった気がするんですけど、そこも自殺率高かったりとかするって聞いたことがあって、
ほんとなんか太陽がないと人間って大変なんですね。生きていけないんですね。
いや、それがね、めっちゃあるので、だからシンガポールいいところ選んでるんですな。
うん、あ、そうそう。それがシンガポールね、一つね、最高だなって思うのと、あとやっぱなんか教育がメインで移住したんですよ、シンガポールに。
うんうん、そうなんですね。教育が理由なんですね。
で、なんかね、やっぱこっちに来て思うのは、教育の質本当に高いなって、改めて感じますね。
そうですか?具体的には?
はい、うちの息子はローカルの保育園に通っているんですね。なので、現地の人たちがメインで、別にインターとかではないので、シンガポールにいる子どもたちが通う保育園に行ってるんですけど、シンガポールって日本と違って、インターナショナルスクールよりもローカルスクールのほうがレベルが高いんですよ。
おー、そうなんですね。
はい、なので、今息子は保育園だからあんまり関係ないけど、小学校以降は、基本的には学力というかレベルが高いものを求める人は、ローカルスクールに行く傾向が強くて、
お金があって、余裕があって、自由にやらせたいとか、そういう傾向がある人がインターに行く、外国人がインターに行くっていうパターンが多いらしいんですけど、そのぐらいシンガポールのローカルもめちゃめちゃ力が入ってて、勉強に対して。
へー。
うん、それをすごく感じますね。
確かにシンガポールって国を強くするために、そういう教育を強化するっていうことと、あと港ですよね。
港をめちゃめちゃ投資して、世界中の貨物が一旦シンガポールを経てから船で運び出されるような、そういうインフラを整えたりとかっていう、リークワンUさんがやったことの一つに教育改革とかも入ってるっていう、薄い知識で持ってますけれど。
多言語教育の実践
あと、実態がどういうのかっていうのは確かあんまり聞いたことがないので、さゆこさんからいろいろ聞けたら面白いなと思いながら聞いてました。ローカルのほうがインターよりも優秀なんていうんですかね、学業が力が入っていて、なんか競争も激しいっていうふうには聞いてますけど、どうなんですか。
うちの息子は今保育園だから、まだそこまで感じないんですけど、小学校以降はかなり競争激しいらしくて、テストとか試験もかなり細かくあるし、小学校卒業資格みたいなのがあって、それの合格とかもすごい難しいらしいんですよね。
なので、ちょっとまだ私、そこ未体験なんですけど、でも、その小学校が待ってるからこそ、今の保育園とか幼稚園の子たちも、ちゃんと遊びの中に勉強が入ってたりとか、教育されてるなっていうのは感じますね。
どんなところで感じるんですか?
ほんとにとか、ABCは普通にみんな書けるようになってるし、あとはシンガポールって、公用語は英語とされてますけど、やっぱり中国語をしゃべる人がめちゃめちゃ多いんですよね。
多くの学校が、保育園とかもそうですけど、文化教育として中国語を授業でやるんですよ。なので、息子も今1日1時間かな、中国語の授業があって、中国人の先生がやってくれるんですけど、そこで漢字の練習とかしてて、中国の。
それを書いたりもしてて、なのですごいなと思って、まだ3歳、昨日で4歳になったんですけど、それで英語をABC書けるようになって、漢字もちょっとずつ書けるようになって、家でひらがなやり始めて、
あれみたいな、私が保育園に行ってたときって、こんなにいろいろやってたっけって思うぐらい、ちゃんとやってるなっていう感じがありますね。
すごいな。三カ国語を操ってるっていうことになります?
中国語はどのぐらい操れてるのかわからないですけど、英語はできるようになってきて、日本語はペラペラ喋ってるので、そんな感じ。
すごいな。
すごいですよね。いいなって思うのが、保育園の中で学びなので、ABC書いたりとか漢字書いたりって、勉強だから、大人からしたら、そんな勉強みたいなことを、この小さいときにやらなくてもいいじゃない、もっと遊んだりとか、自由にさせたらいいじゃないって思う人も、もしかしたらいると思うんですけど、
その気持ちもめちゃめちゃわかるんですけど、ABCをやっていることが楽しいとか、漢字をみんなで書いたりとか、漢字を勉強するのが楽しい環境で、それをやるから、遊びと勉強の狭間が、限りなく薄いというか、大人からすると、勉強の定位とか、勉強ってこういうもの、やらされるものだから、今はやらなくていいじゃないって思うかもしれないんですけど、
彼らからしたら、お絵かきしてるのと同じ感じで、ABCとか、漢字を書いている感覚なので、本当に苦なく勉強というか、実用的なものを体の中に入れている感じ、頭の中に入れている感じなんじゃないかなっていうのを見ていて感じますね。
すごいな、なんか衝撃が走ったな。
衝撃が走りました。
学びは楽しいってことでしょ、ラサール石井とかが言ってることじゃない、勉強は楽しいんだよっていうふうに力強く言ってるのをよく覚えてるんですけど、だから子どもたちにとって世界へのアクセスする手段が増えるって話じゃない、特に言葉、言語を勉強するっていうことは、
文字が読めれば、図書館にあるたくさんの本とか、自分で内容を取りに行けるし、メッセージが書ければ、ママありがとうとか、大好きみたいなことも書いて渡せるわけでしょ。
インターナショナルな環境にいて、日本語が通じない相手がいて、どうやったらコミュニケーションが取れるんだろうみたいなところのヒントというか、答えが語学学習の場にあるんだと思うので、これをもっと勉強することで、勉強って思ってないんだよね、これをもっと知ることで、もっと自分ができること、話せる相手、言えることが増えるっていう、獲得している感覚に満ちているんだろうなって思いましたね。
確かに、そうなのかもしれないですね。まだね、うちの息子は小さくて、そこまで言語化が上手じゃないから、どんな感覚かっていうのはわからないですけど、でも、少なくとも苦しそうではないんですよね。
教育のアプローチ
お絵かきの自由帳を持ってきて、自分で文字を書いて楽しんだりとか、それもABCを書くのか、しらがなを書くのか、それは彼が自分で決めてね、やったりとかするんですけど、本当、大人にとっての勉強の定義、私もね、別に勉強好きなほうじゃなかったんで、今から勉強させるのかわいそうかなってたまに思ったりしたんですけど、
でも、その姿を見たら、私の勉強の感覚とか経験、これまでの思い出による経験の定義を、彼に押しつけるのは、それはちょっとかわいそうなことなのかもしれないなって思うようになりましたね。
やばいな。
すごくキャッチアップ大変だったんだけど、最後の半年ぐらいで急速にキャッチアップをして、本読みとかのレベルも上げたいって言って、夜も早く寝てほしいのに、寝ないでこの本読み終わるまで寝ないみたいな感じで、のめり込んでいったっていう現象があったんだけれども、
彼にとっては多分勉強をするではなくて、この本を読めるようになりたいっていう、もう少し勉強という概念ではなくて、この本を読めるようになりたいっていう個別具体的な欲求として本人の中に立ち上がったから、そこまで突き詰めたんだろうなっていうことが、今の彩子さんの話を聞きながら思い至りまして。
えー。
なんだろうな。
そうなんだ。
子供の教育ってなんだろう。早期教育とか、英才教育みたいな形で大人がやってることを前倒してやらせるではなくて、何か新しい知識を獲得する能力を得ていくっていうものがどれだけ楽しいかっていうのを子供に分からせてあげる。
もっと言うと、大人がそのことを理解して、そういう環境に近づけられるといいんだろうなっていうのは、何かポイントっぽいっすね。
そう思う。おっしゃる通りだなって思いました。
そうなんですよね。たぶんそのりちゃさんのね、次男くんも楽しかったんでしょうね。英語が読めるようになって、ストーリーがわかるようになって、それをね、たまにパパとかママにこんな本だったよって言うとかね、きっと楽しかったんじゃないかな。
その楽しさを育ててあげるのが大事だし、その楽しさを得るためにいろんなものを獲得していく、文字の読み書きもそうだし、あとは背景知識を知る、例えば歴史を知るとか、物事の節理を知る、物理を知るとか、何かそういうことなんだろうなっていうのを、やっぱ話してて思いましたね。
それがどっかのタイミングで、大学に行くためとか、いい成績を取るための勉強をしなきゃいけない、いわゆる勉強をしなきゃいけないっていう時が来るかもしれないけど、それまでに勉強に対する、学ぶことに対するマインドセットを育んであげていたら、たぶんラサール石井になれるんでしょうね。
そうね。
一つの方法が、お勉強かもしれないよ、みたいな。
勉強。
そういうものだっていうのもね。
伝えたいですよね。でも、どっかのタイミングで難しい瞬間が来るんだろうなって思うな。
テストで比較されて順位がつくとか、合格不合格の基準が設けられたときとかね。
そうなんですよ。だから、子供が小さいときって、こういう子供の姿を目の当たりにして、こういう教育をしてあげたいとか、こういうふうに接してあげたいってやっぱり思うけど、
それがどっかのタイミングで、難しく、現実的にかなり困難になる瞬間は、どこかしらで訪れそうだなっていうのは、やっぱりシンガポールの競争社会。
学力競争社会を見ていて思うし、やっぱり鬱になったりとか、バーンナウトしちゃう人も多いので、シンガポールって。
日本も同じですけど、なので、そういうふうな危険性も、はらんでいるっていうのは感じますね。
ね。
たしかにな。うまいことばかりじゃないし。
そうだね。
太陽があるシンガポールでも、そうやって鬱になっちゃったりするっていうことは、
心を平穏に整えていくことっていうのは、すごく難しいことなんだなっていうふうにも感じるし。
そう思う。
話は尽きないんで、ぜひこの話は後編に持っていって、さゆこさんが今、半分ワンオペだっていうことも聞いているので、
どんな生活をしているのかなっていうのを、後編で掘り下げていきたいなと思うので、
前半は、さゆこさんのお子さんの教育環境の話から、我々二人で学習、勉強っていうものに対して、
大人も心を開いていって、もっと資格のためにやるとか、
教育何点取れば会社の補助がなんちゃらとか、そういう具体的なために頑張るものというよりは、
自分がアクセスできる世界が広がっていく、世界の解像度が高まっていく、そのための一つの手段がお勉強かもしれないし、
机に向かう以外にもいろいろあるかもしれないっていう話を、心に留めておきたいなっていうところで、前半を締めていきましょうかね。
心の健康と生活
はい、ありがとうございます。
じゃあ、さゆこさん、いつものやつお願いします。
この番組はやらなくていいですか?
やりましょうかね。
この番組はSpotify、Apple Podcast、Amazon Musicで、毎週火曜日朝5時に配信しております。
ぜひフォローしていただいて、最新話をお聞き逃しなくお願いします。
番組概要欄にお便りフォームもありますので、取り扱うテーマのリクエストなどお待ちしています。
それでは、さゆこさんお願いします。
Notable Radio、ノートに綴る一言があなたの未来を輝かせる。
次回もまた新たな発見をお届けします。お楽しみに。
お楽しみに。
19:03

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