00:06
農学ガチ勢、TTです。
農学ビギナー、ゆとです。
農食ラジオを始めていきます。お願いします。
よろしくお願いします。
前回、大豆ミートの流行っている理由とか、これから流行るのかとか、そんな話をしたわけなんですが、
今回はちょっとテックな部分にフォーカスして。
テックな部分に。
テックなお大豆。
テックなお大豆。
研究所ということで。
なんか、もじってますね。
もじってます。
某ポッドキャスト。
某ポッドキャスト番組だね。
テックなところで、何が惚れるとこあんのっていうと、
まず、めちゃくちゃ特許出てますね。
めちゃくちゃ特許。
特許の数がいろいろ出てますと。
代替肉とか、植物肉とかで調べると、結構出てきます。
いろんな企業努力がされてるっていう捉え方だと思うんだけど、
大豆ミートの一つの壁として、大豆ミートまずい問題があると思うんだよね。
なんだっけ、さっき言うとも、何か美味しくないっていうか、大豆の香りがしたって言ってたよね。
なんかちょっと気になる癖みたいなの感じましたね。
あえてそうしてる会社もあるらしくて、戦略的に。
青汁みたいな。
俺なんかね、俺こないだ買った挽肉もそういう豆っぽい味がしたんだけど、
それはね、まる米って会社あるじゃん、お味噌の。
まる米くん。
あの会社のはあえて大豆風味を残してるっていう記事をどっかで見たね。
大豆一本でやってきてる会社だからね。
なるほどね。
大豆には大豆の良さがあるんだって。
確かに確かに。そういうことか。
味噌もね、前回も言いましたけど、大豆だからね。
そうそうそう。
だし、なんか変に肉に寄ってない方がいいっていう層もいるかもしれないよね。
この味だから体にいいんだみたいな。
大豆を感じてね。
ちょっと話しとれちゃったけど、確かに香りが気になるっていうレベルのもあるかもしれないし、
俺については道の駅で畑の肉、大豆ミートみたいに売ってたやつがあって。
畑の肉?
まあ、商品名みたいなね。畑の肉って言われてるんだけど、
タンパク質が豊富だから、大豆って。
ああ、なるほどね。畑貝の肉ね。
そうそうそう。
なるほど。
それね、めちゃくちゃ美味しくなかったんだよね。
めちゃくちゃ大豆?
そう。から揚げみたいな海苔だったんだけど、
大豆ミートではなくないか、これ。
なんかを揚げた肉じゃねえ。
大豆だとしても美味しくないみたいな。
大豆でもなくねえかみたいな。
そう。この間フードロスの話したばっかだけど、
その時はもうね、本当に捨てようか頑張って食おうか迷ったくらいだった。
03:00
ギリギリ。
そういうところを乗り越えるためにテックが存在するんだけど、
まずなんでまずかったのかなっていう。
なるほどね。
いろいろ理由があって、一つは技術的なものっちゃ技術的なものなんだけど、
規格が存在しないらしいんだよ。
規格?
これが大豆ミートになるものはこういうものですっていう。
基準みたいなのがないらしくて。
なるほど。
例えば今言ったように、あえて大豆の風味を残している肉を大豆ミートと自称してたり、
肉の代わりになる肉っぽい、いわゆるフェイクミートとか言われ方する場合あるけど、
肉と見仕掛けて実は大豆でしたみたいなのも大豆ミートだし。
なるほど。だから原料が大豆で一緒なだけで、
全然違うものを一食単に大豆ミートって呼んじゃってるみたいな。
そうそう。豆腐だって大豆ミートって言ったっていいよね。
ちょっと豆腐を変えたものを大豆ミートと自称するかもしれないしっていう世界戦なのね。
そうそうそうそう。
なるほど。
何でもありになりかけてるっていうか、
誰でも大豆ミートを名乗れるのかな?もしかしたら。
なるほど。
なんかそれもあるし、あとはやっぱり歴史が浅くはないんだけど、
最近出てきたような技術だからノウハウがなかったりして。
ノウハウないし、みんな隠しそうな感じだよね。特許とかもそうですけど。
そうそうそう。だから美味しくないものが出回っちゃったりするっていうね。
なるほど。
そこについてはね、なんか日本国内でも大豆ミートをきちっと定義して、
そういう比較基準を作っていこうよっていう動きはあるらしいです。
それもいいね。
っていうのが一つ。
で、こっからはもっと技術っぽい話になるけど、
一つはさっきユートが言ってたような、なんか独特の香り。
あれだよね。なんでまずいんだっけの。
そうそうそう。なんか大豆臭とか青臭さとか言ったりするんだけど、そういうのがあるよね。
あるよね。
あの匂いの原因物質っていうのはある程度わかってるんだよね。
へー。知らない。
昔からそれを消すっていう研究もあるみたいで、脂肪、脂質が酸化したものっていうのが臭いらしいんだよね。
変な匂いがするんだ。
酸化した油の匂いとかさ、なんかよく言うけど食用の油でも。
油が酸化するとあんまり良くない匂いがするみたいな。
そうだよね。
ちなみにあの親父臭みたいなのあるじゃん。
カレー臭?
カレー臭。あれも油の酸化なんだ。
そうなんだ。
大豆で言うと納豆の臭いのもその一つだし。
っていうことでやっぱそれがどうしてもねついてきちゃうんだよね。
なんでかって言うと大豆は油が多いんだよね。
あー、そうね。なるほど。
大豆油とかあるじゃん。
06:01
キャノーラ油とかなんとか油とかオリーブ油とかね。
そういうジャンルの中に大豆も大豆油っていうのがある。
それは油多かったら油が酸化したものも多いでしょ。
テカテカのおじさんだったらもしかしたらね。
油ぎっしゅだったら臭いも強いかもしれないじゃん。
っていうのがね、課題らしいんですよね。
いろいろ加熱したりとかも可能性としてはあるんだけど、
それでも取り切れないらしいんだよね。
蒸したりすると悪い匂いが飛んだりとかね。
飛んでなくなったりするんだよね。
とかもあるし。
あとはそもそも酸化させないっていう工夫。
空気に触れさせないで窒素で。
酸化だからね。
酸素じゃなくて窒素でパッケージにしたり、
真空にしたりとかね。
あとは貯蔵温度とか、
保管しとくときにできるだけ低い温度にしといた方が
化学反応起きづらいから。
大型の低温冷蔵庫を買ったりとかね。
とかいうと冷裁メーカーとかベンチャー企業とか、
お金ないとここまではできないよね。
窒素ガス入れる装置とか真空装置とかお金かかりそうだからね。
っていうところなんだけど、
お金が全くかからないでこれを解決している。
解決しているっていうのは、
俺はこの人たちはそれで解決したんだろうなと思って見てるんだけど、
そういうのがあるんですが、
どうやって解決したと思いますか?
投資は1円もないです。
さっき言った酸化を止める方向?
酸化を止めるではないね。
酸化を止めるじゃないけど、
臭いを消すソリューション?
そうそう。
なんだ、分かんない。
完全なら当てつっぽうで、
生き物とか使いました?
使ってない。
何も道具は使ってない。
機械系じゃなければと思ったけど、
道具は使ってない。
他の食べ物?
いいね。
ほぼ正解でもいいかな。
具体例は何も出てこないけど。
大豆を使わなかったって。
大豆じゃなくて、
大豆ミートじゃないってこと?
遠藤豆を使った。
なるほど。
間違ってましたね僕は。
本当?意味が違った?
そうね。大豆と他の食べ物を組み合わせながら作るみたいなイメージで言ったから。
違いましたけど、当たりってことで。
当たりってことで。
ラッキー。
遠藤豆?
09:00
大豆っていうのは、大豆の中に脂が20%くらい含まれてるらしいんだけど、
遠藤豆は2%しか含まれてない。
だからね、タンパク質は多い。
豆類って全般多いんだけど、
タンパク質は多いんだけど脂は少ない。
だからそもそも脂が酸化するとか以前に脂が少ない。
さっきのテカテカなおじさんの逆ね。
カピカピのおじさんね。
カピカピのおじさんは確かに臭くなさそうだね。
でも美味しそうではないけどね。
そうそうそう。
っていうのをやったのがね、
これ有名な会社なんだけど、
ビヨンドミートっていう会社がアメリカの。
そうだね、アメリカの会社とは知らなかった。聞いたことあるね。
うん。
豆の種類でこれをコントロールしたという。
なるほどね。
面白い。
ちなみに未熟の遠藤豆はグリーンピースです。
そうなんだ。
実は同じ物系ってね、
よくあるよね。豆じゃなくてもだけど。
そうそうそう。若い時はこれを見ますみたいな。
魚とかもか。
このビヨンドミート社は豆の種類も工夫してるんだけど、
いろいろ肉の構造っていうのも研究してる。
断面とか歯ごたえとかってさ、
食感。
例えばその細胞がどう並んでるとか。
硬い部分があって柔らかい部分があってとか。
なるほど。
そういうのも大事な感じがするじゃん。
美味しさにはね。
鶏肉だったらね、あのパサパサ感が鶏のネックであり、
鶏らしさなのかもしれないし。
それをね、医療用のMRIってあるじゃん。
ガンガン言うやつ。
そうそうガンガン言って。
超狭いところで。
輪切りにされるやつ。
よくやったことある?
めっちゃやってるよ。
めっちゃやってる?
めっちゃやってるよ。
そんなにやってた?
定期的にやってますね。
やば、あとで聞こう。
俺もやったことあるけど。
あれで肉の構造をひたすら分析しているらしいです。
なるほどね。
そうなるとMRI使おうと思うと、
お金かけて買ったりとか、
いろいろコラボしたりしないとなかなか難しそうだね。
うん、確かに。
で、またちょっと話戻って、
なんでまずいんだっけっていうところで、
独特の匂いがあるのを油由来の匂いなんで、
油の少ないエンドマミに変えたというのが一つ。
Beyond Meatは。
あとはね、やっぱり香りが違うよねっていう。
あの香りが足りないっていうか、
肉らしさが足りないっていう。
あーそっちね。
良くない匂いの話じゃなくて、
肉の良い方のね、
うまそうな香りが少ない?足りない?ない?
そう。
具体的に言うと、
大豆になくて牛肉にあるもの。
12:03
謎々みたいな。
大豆になくて牛肉にあるもの。
いっぱいあるかもしれないけど。
いっぱいあると思うんですけど、
全然分かんないよ。
全然分かんない?
全然分かんないですけど、
生き物か植物の違いでしょ?
そうそうそう。
何か良いヒントないかな。
大豆になくて牛になるものがいっぱいあるかも。
何て言えばいいかな。
味。
色が違うね。
色は違うけど、
それは何の色ですか?
ヘモグロビンのやつ。
ヘモグロビン。
赤。
あのね、赤。
赤。
赤。
赤い色。
赤いやつ。
正解です。
血がないよね。
確かに決定的な違いだね。
生き物と植物の血。
動物と植物の違い。
あれも実は結構大事な要素で、
美味しいか美味しくないかはさておき、
肉らしさを決定している重要な要素だと思うんだよね。
なるほど。
特に牛肉。
豚とか鶏って比較的、
牛に比べたら色淡いけど。
確かにピンクっぽい感じ。
そう。牛はもう真っ赤じゃん。
っていうのはさっきちらっと言ったヘモグロビンがあるんで、
なので大豆で牛肉を再現しようと思った時には、
ここがネックになるんだよね。
そういえばヘモグロビンもね、
タンパク質のあれって言ってたよね、確か。
そうそうそうそう。
厳密に言うと、
タンパク質とヘムっていうものがくっつくと、
ヘム。
ヘム。
ヘム。
ヘモグロビンなんだよ。
それで酸素を運ぶんだ。
なるほど。
っていうものが大豆ミートにはないから。
特にこれもアメリカの会社がやってるんだけど、
アメリカ人といえばビーフな感じあるよね。
そうね。
さっきステーキとかハンバーグとかね。
特にビーフだよね、肉でも。
そう。なので、
このインポッシブルフードって会社なんだけど、
不可能、この不可能フード。
不可能フードは、
インポッシブルフードは、
肉の香りを足せばいいんじゃね?
足し算なんだ。
ヘム、ヘム入れればいいんじゃね?って。
さっきのね、ヘムの方ね。
そうそうそう。
ここはね、ちょっとどういうわけか分かりきらないんだけど、
でも、大豆ミートで、
たぶん植物性100%で作ろうと思ったけど、
血からヘムを持ってきちゃうと、
それ植物性100%じゃないから。
確かに。
っていうので、どっからヘムを持ってこようかなって考えた時に、
実は、
植物ヘム。
大豆の根っこに、
厳密に言うとね、
根流っていう根っこにつく粒なんだけど、
つく。
コブみたいなやつ。
根っこにできるコブみたいなやつなんだけど、
できる。
そこにね、レグヘモグロビンっていう、
レグ?
大豆特有のヘムが、
いらっしゃるんだ。
いるんですよね。
っていうことが分かりまして、
それを添加すればいいんだけど、
15:00
でも、
根っこからヘムを取り出すと、
っていうのはなかなか効率も悪かったりとか、
ヘム以外のものも普通にやったら入っちゃう。
余計なものたちが。
根っこって根っこの香りとかあるかもしれないけど、
そこで効率的に大豆のヘムを作るために、
コウボ。
お酒とか作るためのコウボに、
コウボ。
大豆の遺伝子をぶち込んで、
コウボに大豆の遺伝子をぶち込む。
遺伝子組み替えだよ、要するに。
はいはい。
遺伝子組み替えコウボを作って、
何が組み替えられてるかっていうと、
大豆の遺伝子がコウボの中に入っちゃってる。
そうすると?
これでヘムの大量生産を実現したらしいんだよ。
ヘムがどうやって増えたの?
ヘムはコウボが作るの。
なるほど。
どんどんどんどん作っていくんだ。
そうそう。
栄養で倍々になっていくし、
その倍々になっていったコウボが、
ちょっとずつヘムを作ったら、
すごい量になるでしょ。
ゆる数学ラジオでも、
倍々みたいなね。
そうそう、ドラえもんのドラえきれ。
栗まんじゅうね。
栗まんじゅうか。
どっちでもいいじゃん。
すいません、すいません。
っていうので、遺伝子組み替えコウボが、
大豆の遺伝子を使って、
どんどんどんどんヘムを作っていって、
なるほど。
それを、液体を回収すると。
もちろん適切に最後、
コウボを殺してから使ってるとは思うんだけど、
っていうので大量生産を実現しました。
この辺の特許も結構ガチガチで、
2014年くらいからたくさん出てるんで、
それでやりました。
8年前くらいか。
ただね、これヘムが食品添加物になるんだよね。
扱い的には。
大豆にヘムを与えることで肉らしくなるということで、
食品添加物扱いになるんだけど、
日本ではまだ承認されてないと。
だからこの肉を日本で食べることはできない。
そうなんだ。
アメリカでは承認されてるんだけど、
本当にそれって安全なの?みたいな議論があったりとか、
遺伝子組み替えじゃんみたいな。
遺伝子組み替えコウボを使って生み出したもの。
で、ヘムだけを取り出して、
全然遺伝子組み替えじゃないですよ、使ってるもの。
っていう考え方だと思うんだけど、
そこに本当に大丈夫なの?って思っているような意見もあるらしくて、
多分ね、それをクリアしようと思ったら相当お金かけて承認を取るみたいな。
また別の承認になるのかな?わかんないけど。
で、いくと日本では否認されたというか、
まだ来てないだけじゃなくて、
18:01
その辺は怪しいの?
ルール的に多分無理だろうって思ってるのかもしれないし、
来て断られたのかもしれないし、
あんまり大きな市場じゃないから、
そもそもアウトオブガンジュなのかもしれないし。
見てない。
っていうので、
俺これ聞いて思ったのは、
アメリカ人ってよく肉知ってんなと思って。
血の匂いじゃね?とかってさ。
勘づいたって。
全然思わないよね。
思わない、思わない。
俺もこれ最初に知った時に、
じゅってよくわかんないけど、
どういうこと?って思って。
それでうまい感じになるんだ。
今もちょっと想像ついてないけどね。
それがヘムがついて。
そうなんだよね。
今言ったのは、
なんか肉っぽい香りしないよね、
っていう話だったのが、
牛肉に限ってなんだけど、
このヘムっていう成分を足すと、
肉っぽさが出たよ。
なるほどね。
のが、
インポッシブルフーズの
インポッシブル。
ブレイクスルーですね。
へー。
なるほど。
じゃあね、
最後の一つ。
最後の一つ。
なんか旨味が足りないよね。
旨味?
アミノ酸?
もう鋭いね。
さすがね。
習ってますからね。
TTさんから。
そうそう。
旨味足りないので、
味の素入れればいいよ。
グルタビン酸。
食品添加物っていうね。
そう、グルタビン酸。
さすが。
ヒノシイ酸。
ヒノシイ酸。
そうそう。
っていうのもあるけど、
大豆自体をうまくしようね。
はい。
じゃあどうしますか?
ステーキみたいに加熱します?
加熱してね。
分解してアミノ酸に。
タンパク質を分解にしてアミノ酸にする?
他には可能性。
他には可能性。
他になんかそう、
タンパク質の会でいろいろね、やったよね。
うん。
タンパク質の会で、
大豆をどうする?
大豆をどうすれば、
タンパク質をアミノ酸に変えられるか。
いろいろ言ってたやつ?
じゃあ玉ねぎ入れる?
玉ねぎ入れる。
玉ねぎ入れる。
それも候補の一つだね。
加熱玉ねぎ。
さっきは候補で言ってたけど、
微生物系で、
はいはい。
どっか行ってたよね。
タンパク質会。
肉を柔らかくする下ごしらえ系では、
言ってましたけど。
あの時言ってたのはあれだね。
麹くんだね、麹。
肉を柔らかくするのに。
麹に。
確かに微生物使うとね、
納豆とか味噌とかね、
うまみが増してるんで。
って俺も思ったんだけど、
その辺かなと思ったんだけど。
全然違うんですか?
そう、今紹介するのは、
え、あー、おー、なるほどって感じなんだけど。
大豆さんをうまくする。
大豆を発芽させました。
成長させた感じ?発芽。
そうそうそう。
そもそも種って、
21:01
大豆って丸い大豆を想像してもらうと、
あれ種なんだよね。
はい。
種が持つべき役割としては、
次の世代につなぐっていうか、
芽を出して、その芽を育てて、
次の世代につなぐと。
そうね。
そうそう。
で、種の時点では根っこも生えてないからさ。
はいはい、もう種、シンプルにね、種だけ。
そう、栄養源がもう種しかないのよ。
はいはい。
で、種はだからタンパク質とかを育てる、
蓄えてるわけよ。
あるっちゃある。
そう。
あみのさんってそのうまみみたいなとこもあるんだけど、
生物が、生き物が生きていくために必要な要素で、
タンパク質の元、
タンパク質もいっぱい種類があるから、
いろんな種類。
その時その時に必要な種類をね、選択するために。
一回壊して全部。
自分のタンパク質をバラバラにして、
なるほどね。
あみのさんにして、
今必要な種類のタンパク質がどれかとか。
今必要な種類の。
そうそう。
筋肉にするのか、髪の毛にするのかみたいな。
そうそうそう。
そういうこと。
そう。
っていうのがあるので、
発芽した時に、
一回ね、そのタンパク質をあみのさんに戻して、
その時に必要なタンパク質にまた変わる。
髪の毛にすんのか、筋肉にすんのか、肌にすんのか。
お肌もそうね。
ということで、発芽させることによって、
あみのさんが増えると。
だからその瞬間に、
大豆って穀物なんだけど、
植物に変化する。
なるほど、発芽してますからね。
そうそうそうそう。
で、そうなった時に、
タンパク質だったやつがあみのさんになってるってことか。
これをやってるのが、
大豆っていう。
日本来ました。
私がめっちゃ注目してたところ。
そうそうそう。
この絵が落合式ハイプレッシャー法ってやつで、
ちょっとダサいですね。
落合さん。
落合さんっていう人が作ったのね。
ハイプレッシャー。
高圧力みたいな。
ただ発芽させるだけでも今言ったことが起こると思うんだけど、
いろんなストレスを与えて、
例えば圧力が高いっていうハイプレッシャーもそうだし、
あとはなんだろうな、
CO2濃度が高いとか、
酸素濃度が低いとか、
温度が高い低いとか、
そういうものをいろいろ組み合わせた条件だしね。
そうするとね、
芽を出しても、
もうちょっと頑張らないと生き延びれないぞこれはって。
なるほどね。
種からどんどん芽に栄養を供給するために、
あみのさんがいっぱい入れる。
どのタンパク質に買いようみたいな感じで、
どんどんあみのさんに。
今はあれだな、
酸素がなくても生きていくのに必要なタンパク質が
作らなきゃとか、
24:01
この圧力に耐えられるためのタンパク質を作らなきゃとか。
だから一回もう、
スクラップ&ビルドをさらに繰り返すと。
なるほど、なるほど。
スクラップの段階で食べ物にしちゃうから、
あみのさんが豊富になる。
あみのさんから、
何かのタンパク質になる手前で、
もうやっちまうと。
だから実際ね、
グルタミン酸の量が3倍になるらしいよ。
ただの大豆より。
3倍うまいのかちょっとわかんないけど、
うまみ成分が3倍。
さらについでに、
さっき穀物から植物になるって言ったじゃん。
発芽してね。
だからビタミンとか、
そういう別の栄養素も出てくるらしい。
またタナボタ。
そうそうそうそう。
なるほど。
ということで、うまみが足りないのは、
食品添加物入れてもいいんだけど、
大豆のタンパク質を上手に
あみのさんに変えて、
うまみを出しているというのが、
日本の会社。
大豆社でしたね。
DAIZ
そう、DAIZ。
熊本にある会社。
なるほどね。
俺を聞いてみて思ったのは、
さっきさ、アメリカ人肉よく知ってんなって思ったけど、
日本人大豆よく知ってんなって。
確かに確かに。
大豆目線から入ってね。
なるほど。
ちなみにこの、
もちろん日本の会社なんで、
これは流通してて、
俺見たことないんだけど、
イオンとかで売ってたりするらしいよ。
100g138円らしいから、
安いね。
そう。
肉と比べて、
同等から、肉の種類によってちょっと高い。
鶏よりは高い。
鶏肉、全然、
そうね。
牛肉とかよりは安いイメージだけど。
そう。
落ち合い式ハイプレッシャー法。
落ち合い式ハイプレッシャー法ね。
あれだよね、記憶だけど、
大豆ミートって言ってないよね。
そうだったかも。
ミラクルミートじゃない?
そうだそうだ。
探してみるか。
ちなみに他の日本のメーカーで言うと、
日清食品も、
出してるんだ。
ごめん、それ違う。
大豆ミートじゃない、バイオ肉だった。
違えた。
別に他の大体肉でも、
日本の会社も頑張ってるよって。
これすごいね。
なるほどね。
そんなこんなで、
前に言うとが、
大豆社にすげーファンドが集まってるけど、
どうなんすかみたいな。
それはね、
日本のいわゆる
ナショナルブランド的な
会社たちがね、
こぞって大豆社に
出資してるから。
そうそう、見たらね、
大手食品メーカーとか、
大手商社とか、
商社のか。
あとは香料、香りの
27:01
素材の香料の
会社とかね。
何十億だっけ?
何億だっけ?
合計60億とかのはず。
やばいよね。
そうそう。
だからこのおちあい式ハイプレッシャーを
ブラッシュアップするのか、
生産流通がんばれっていう
話なのかはわかんないけど。
まだまだね、
今ちょうど検索してみて、
改めて見てるけど、
R&Dも強化するし、
生産体制も拡大する。
だからまあ、ガンガン
量産していきつつ、
さらに研究していくって。
どっちもだね。
会社のホームページ見たら、
医薬授業みたいなのも
やるとかやってるとか
やってない。
ヘルスケア。
ヘルスケアとのコンビネーションで肉を
売っていく戦略なのかもしれないね。
あと全然繋がりわかんないけど、
爽薬もおちあい式ハイプレッシャー法で
やるらしいですよ。
万能だな。
なるほどね。
どうですか?
今回の話は。
いやー面白いね。
これちょっと前にやっぱ、
いろいろ教えていただいてるからこそ、
面白い部分が
増えてるわ。
確かにね。
これ初見で大豆タンパク質を
アミノ酸にするんですよって言われたときのね。
てかもう先に答えでしたしね。
そうそうゴールというかね、
アミノ酸作るんだろうなとかも
道筋がね、
前じゃ全然わかんなかっただろうし。
いや、面白いですねやっぱり。
これ最初に
この回から聞いた方はね、
ぜひ調理の科学だっけ。
調理の科学のなんだっけ?
エピソードタイプ。
わかんない。概要欄に貼っときます。
でもタンパク質とかね、アミノ酸とか
肉をうまくするとかね、
その辺の話をしている回でございますね。
思い出した。
タンパク質をやっつけろの回じゃないですか。
それでございます。
それを聞いていただくと、
それは肉の話だけど、
この今の自衛式ハイプレッシャー法に対する
理解も深まるんじゃないかな
と思います。
ありがとうございます。
前回はね、なんで流行ってるのっていう話と、
今回はね、テックな部分で、
青臭い匂いを
無くすために
豆の種類を変えてみたとか、
えんどう豆。
食感を保つために、
保つとか真似するために
MRIで分析してみたりとか、
あとは肉のね、
血のヘムを
入れてみたりとか、
あとは大豆を発芽させてみたりとかね。
最初に
大豆ミートの企画が
全然ないっていう話もあったけど、
やっぱ上手い、最先端の方も
めちゃめちゃいろんなアプローチが
あるんだね。面白いね。
いろんな角度から
攻めてる感じが。
30:01
もはやレッドオーシャンかもしれないけどね。
なるほどね。
強豪が。
やっぱこの辺、
ベンチャーが強いね、なんかね。
スピード感あるのかな、ベンチャーの方が。
それはあるだろうね。
金買っ払って
バンバン進めていくっていう。
そうそう。やっぱ大手企業も
参入してたりするけどさ、
やっぱり大手企業で
新規事業で大豆ミートやりましょうってなったときにさ、
多分社長決済までいると思うんだよね。
そうするとやっぱその間にさ、
社長の
部下がゴリゴリに研究してるみたいなさ、
小さい会社はさ、
どんどんどんどん進んでくからね。
だから出来上がったものを買収するとか、
こうやって投資するとかね、
大豆社みたいな。
そういう戦略になるのかな。
いや、大豆社頑張ってほしいですね。
日本初。
そうですね。
だからこれを世界にね、
展開して、あとは
さっき言うとか言ったけど、大豆ミートって言わないで
ミラクルミートって自称してるところも
なんかね、いいね。
キーポイントってなるかもね。
でもそれ狙ってんじゃん、やっぱ
テスラとかもそうだけど、
環境問題がどうなってるよりは普通に
すげーうまいとか、あ、すげーうまい
テスラはうまくないわ。すげーかっこいい
とかね。
乗ってることがね、かっこいい
ブランドになるみたいな感じで、もはや
ミラクルミートはね、
めっちゃうまくて、なんか
かっこいいかわかんないけど。
そんな感じで流行ったら
嬉しいなーって思って。
そうだね。そこがオリジナリティかもね。
結構、外国の大豆ミートって
牛、フェイクミートって言葉がさ、
フェイクね。
牛じゃなくて大豆、
鳥じゃなくて大豆みたいな、実は大豆
みたいなのが多いけど、
もしかしたら、鳥、豚、牛、
大豆っていう構図を狙ってるのかもしれないね。
そうね。
はい、じゃあこんなところで
日本企業も頑張ってますね
っていうことが
わかっていただけたら
幸いでございます。
ありがとうございます。
じゃあ次回も大豆ミートかな。
でもね、ちょっとね、
今テックな部分となんで流行ってるんだっけ
っていう話をしたのと、
ちょっと大豆ミートの将来について
次回は
考えていきたいなと。改めて。
改めてどうなるかなっていう。
楽しみ。
エンディングですが、
この番組では皆様の
お便り、ご感想お待ちしております。
お待ちしてます。
ハッシュタグ農食ラジオ
またはグーグルフォームにて
皆さんのお声を聞かせください。
お待ちしてます。
忘れずにお手元の
ポッドキャストアプリで
星5つをお願いします
とか言って。もうね、してくれてる
方もたくさんいると思うんですが。
あとはそうね、友達とかにね
紹介してくれたら
泣いて喜びですね。
布教してください。
はい。
あとはね、お背をくださいっていうね。
33:01
それはないです。
今のところないですね。
それはちょっと冗談ですね。
ということで、最後まで
今日も聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございます。
また会いましょう。
さよなら。