1. 農と食のラボラジオ
  2. シャインマスカット開発期間を..

みんな大好きシャインマスカットの発明と、それと縮めたTT説「開発期間、超短縮できるのでは?!」という話をしてみました٩( ᐛ )و

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▼ 配信内で話題に出た、過去の関連ぽいエピソード

品種開発の裏側【基本編】〜新品種ってどう作られている!? #04

品種開発の裏側【具体例編】〜フルーツ開発、何年かかる? #05

遺伝子組換えは本当に悪者?【遺伝子組換え①】〜何がアカンねん? #06

遺伝子組換えにはロマンがある!?【遺伝子組換え②】〜不可能を可能にする #07

ゲノム編集食品って何者?悪者? 〜品種開発の革命 #08

▼ 参考文献

ブドウ新品種 ‘シャインマスカット’の育成と普及、山田昌彦, 山根弘康, 佐藤明彦、園芸学研究 16 (3), 229-237, 2017

https://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/16/3/16_229/_pdf

フォクシーフレーバーに関与する遺伝子を発見 (worldfinewines.com)(ミュンヘン工科大学、2009)

http://worldfinewines.com/news09/91110foxyflavor.html

カンキツの花成促進遺伝子を利用した世代促進法の開発(農研機構、2019)

https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2019/nifts19_s12.html

00:05
科学系ポッドキャストの日、11月!
イェーイ!
イェーイ!
こんにちは。農と食のラボラジオです。農学ガチ勢、TTです。
農学ビギナー、ゆとです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この配信予定日が11月9日。
はい、9日ね。
毎月10日は科学系ポッドキャストの日。
ということで、サイエントークのれんさんが旗を振って、みんなで発明についてお話ししましょうと。
あー、はいはい。ちょっと拝見しました。発明ね。
発明。まあ、ツイッターでも言ってたしね。ノートでも書いてたしね。
ということで、僕も発明の話ししていいっすか?
はい、我々も発明について。発明ね。
いきましょう。
はい、お願いします。面白そう。
発明といえば、品種ですよね。
あー、我々のラジオだとね、確かに。
そうですね。
品種、開発、品種改良。
好きなブドウはありますか?
好きなブドウ?
うん。
まあ、でも何でも好きですよ。
それもね、品種なのかちょっと怪しいけど、巨峰とかデラウェアとか紫のブドウだとめちゃめちゃ有名ですけど。
あとはマスカット?
あー、マスカットね。
有名なところしか出ない。シャインマスカットとマスカットは何種類かね、ブドウ狩りで獲ってた気がするんだけど。
そうね。
でも3つしか出ないな。3つしか出ないわ。
名前は。
十分ですよ。十分です。
十分。足りた?
十分。足ります。ということで、シャインマスカットの話をしようぜ。
シャインマスカット、いいね。
昨日食べたよ。
マジで?
瓶から霧まであるからね、値段も。
シャインマスカットでもってこと?
そう、うちの近所のスーパーだと1袋1000円で売ってるんだけど、雑踏用のやつとか、ちょっと箱に入っているやつはね、1袋3000円とか、そういうのもあるしね。
そんなする?
でも結構もうもはやさ、高いものもあるかもしれないけどさ、結構身近な存在というかさ、メジャーな存在にはなってきたよね。
あ、そうなの?でも普通に自分の買い物ではね、まだ買ったことないんだよね。
うんうんうん。
なんかどっか行った時に、あのシャインマスカットのパフェとかさ。
あ、そうそうそう。
昨日は実家で。
そのエンカウント率上がってない?なんか。
あ、エンカウント率、遭遇率上がってますね。
うんうんうん。実家でもらったの?なんか。
そう、実家、もう貰い物なのかな?分かんないけど、実家に久々に帰ったら、シャインマスカットあるよみたいな。
そうそうそう。
なんか意外にだから。
確かに。
買わないんだけど、身近な存在みたいな。
確かに。絶妙な距離感で、今ね、めっちゃこう、手の届く良いものって感じで調合してますね。
03:03
来年あたりにもあの、結婚式のカタログギフトにあって。
引き出物。
そうそう、カタログギフト、引き出物のカタログギフトにあって、頼んでますね。
あー、ちょうどいい値段だよね、確かに。カタログギフトにはまる値段。
じゃあ、恒例のシャインマスカット作るのに何年かかった。
あー、ちょっと懐かしいね。初期の頃の。
そうそう、半年以上前のね、こういう話したのね。
何年かかった?これさ、でもさ、これ若干、俺豆知識だと思って持ってたんだけど、シャインマスカットって日本初なんだっけ?
あ、そう、それ大事なこと。日本の開発品種ですね。
そうだよね、そうだよね。あ、日本なんだってところで、なんかびっくりした記憶がある。
そうそうそうそう。
なるほど、何年かかった問題。
何年かかった問題。
あ、今クイズ中ですか?
あ、クイズ中です。クイズ中です。
ちなみに過去の覚えてる?
え?イチゴと草系と木系をやって、あれ?山形ベニオか。
あ、そうそうそうそう。
これもイチゴっぽい名前だなと思って、ごっちゃになってましたね。スカイベリーと山形。
山形ベニオとスカイベリーね。
あれ?で、山形ベニオが25年ぐらいだっけ?
22年。
あ、22年か。でもゴリッド、木系というか、トリー系で22年。
そう、サクランボだからね。
サクランボ、でっかいサクランボね。
500円台の。
500円玉ぐらいの。
葡萄だとさ、もうちょっと木だけど、ちょっとツルみたいな感じで、サイクルは若干短い気がするんだよね。サイクル。リンゴとかに比べてね。
でも大変だったで、バイアスかけて。結局同じくらい。22年、一緒。
22年、ファイナルアンサー。
はい、ファイナルアンサー。
ファイナルアンサー。正解は、21年。
お、惜しい。
そうそうそう。やっぱ木だとそんぐらいかかるんだよねってことで。
でも長いな。
そうそう。で、おさらいすると、22年なんでそんなにかかるのってところで、まずはさ、品種の伝統的な作り方。
お父さんの品種とお母さんの品種を掛け合わせて、その子供からスタートすると。
はい。
というところで。で、品種の定義としては、新しい種を植えてもまた同じ姿形、親と同じ姿形のものができるというところまで。
たまたまじゃないよねっていう。
そう。最初の子供の、子供の、子供の、子供の、子供の、みたいな。
5、6世代。
そう。で、やってくと、子供が姿形同じになってくるっていうプロセスがあって。
そこまででね、あ、まずスタートされたのが1988年ですね。
06:05
おお、ちょっと年上だ。我々より。
そうそうそう。
姉世代だな。
最後の昭和生まれみたいなね。
マー君世代ですね。
そうね。マー君坂本みたいな。
斎藤幸。
そうそうそう。
そうでなんやかんやでね、よし、もうこれ以上種取らなくて、次の世代見なくていいぞっていうところに終わったのが2003年。
ああ、その子供の子供の子供っていうのが終わったタイミング?
そう、だからマー君たちが高校に入るぐらいだよね。
中3とかか。
そうそうそう。
マー君たちが。
で、本当ならね、ここで終わりなの。品種開発は。
終わり?ああ、あとは事務的な。
そうそう、登録したりとかね、配るための苗を作ったりするんだけど、この時にね。
はい、農家さんにね。
シャインマスカットの場合は、よしこれでいいぞっていうそのなんていうのかな、大元のオリジナルのそのシャインマスカット。
はい。
シャインマスカット1号みたいなものにウイルスが感染してたらしくて。
お、できたと思ったら。
そう、これ配ったら日本中にそのウイルスを広げてしまうっていうことになって。
やば。
なんかそのウイルスを取り除くのに3年かかったみたいな。
おお。
多分子供に感染するタイプのウイルスなのかもしれないけど、シャインマスカットが多分自食できる、自分1人で子供を作れるタイプだと思うんだけど、ブドウも。
あ、そういうのがあんだ、自食。
その子供の中からウイルスにかかってないやつを選んで、そこから苗を作ったみたいな、多分漢字だと思うんだよね。
はいはい、でまたかかってないからオッケーみたいな。
そうそうそう、そこからまた種を取ってみたいなことをやって3年かかっちゃったと。
うーん。
でなんやかんや品種登録できたのが2006年。
はい。
ちょうど斉藤幸さんが。
またね、すごい。
ハンカチで顔拭いてた頃だよね。
夏の甲子園でマー君と激闘してた頃だ。
そうそう、そうね。でそこから苗を増やして、苗木が流通されたのが2009年。
うんうん、あそこまだ販売してないんだ。
そうそう、でそこからプラス3年ぐらいで販売されて。
育ってね。
うん、っていうところなんで。
だからちょうどハンカチ王子が生まれて、ハンカチ王子が大学に入ってプロに入るぐらいで多分ね、スーパーにシャインマスカット並んだんだろうね。
22年だもんね。
確かに。
まさに22年、大学4年ぐらいだね。
そうなんですよ。
ほう。
ってことでね、うわ長ぇっていうのが、だと前回と同じなんで。
そうね、長ぇよ。
そう前回と同じ感想だったのに、ちょっとねひねって、新しい情報というか新しい見方を入れていこうと思うんだけど。
新しい見方。
うん、シャインマスカットが品種登録っていうのされてるわけだけど、そのページを見てみたの。
09:02
そしたら関わった人の名前がずらーって書いてあって。
おー、そんなのあるんだ。
そう、山田さんとか佐藤さんとか山根さんとかね。
いそう、いそう。
うん、っていうので全部でね、13人の名前書いてあったんだよね。
おー、はい。
そうそう、でそこからさ、ちょっとお金いくらかかって、人件費かかってるなと思って。
ん?
人件費。
13人に?
あのシャインマスカットを発明、開発するために。
あー、はい。
そう、でいくらかかってるかわかんないけど、仮にね、13人がもう全力投球で朝から晩までシャインマスカットのことだけを考えてたとして、
みんなの年収が500万円だとして、500万円×13名×開発期間の21年ってやるとね、超ラフだけど14億円かかってんだよね。
はいはいはい。
っていうのですごいし、その14億円も多分ね、その裏側には屍になった品種とかもいると思うんだよね。
屍、世に出ず終わったみたいな?
そうそう、例えばそのね、10年かけて作ったのに、最後食べてみて偉い人に、これは美味しくねえなって言われて、
美味しくない。
終わったものとかも絶対あるんだよね。
悲しい。
そう、だからシャインマスカット、俺の超ラフ見つもりで14億円のね、人件費がかかってるけど、
その裏側にもそういうおじゃんになったボツになったものとかあるって考えると、
21年もすごいけど、この14億円とかそれ以上のお金がかかってるっていうのもすごいよね。
確かに。
もちろん人件費だけじゃないしね、その土地代とかもあるし、いろんなお金がかかったでしょうから。
ね、それ育てるお金もあるしね。
ね、13名だけじゃなくってさ、多分ね、この栽培に関わったさ、パートさんとかもいるだろうし。
はいはい。
っていう、ちょっと年数を広げてみました。
年数をなんとなく金額換算してね。
そうそう。
いやでも何十億って言っても実感が湧かないよね。使わないし。
湧かない。なんか湧かしてください、14億。
まあなんかえげつないプロ野球選手の年報?
大谷みたいな。
結局よくわかんないもん。
確かに。
もうね、まあこんな感じでいいですか、とりあえず。
とりあえずいいですか。
うん。
まあね、年数もそうだしお金もめっちゃかかってるっていうとこだよね。
あ、そうか。初期のお配信まだ聞いてない方にはね、そっちも聞いてほしいよね。
そうだね。そっちはね、いちごとかさくらんぼの話してるんで、あとはその品種開発の基本的な話とかもしてるんで。
そうね。
ぜひ後で聞いてみてください。
なげえをね、より実感できるというか。
そうだね。
理解できる、うん。そうね、体感できるっていう。
12:00
いやもう今回も奇跡的にハンカチ王子の一生みたいになったから、あゆこと。
すごいね、ぴったし。
どうやって作ったかなんだけどさ。
お、そんなあるんすか。
なんか品種その親、お父さんとお母さん掛け合わせてって言ったけどさ。
うん。
そのお父さんとお母さんってどうやって選ぶって覚えてる?
おー、どうやって選ぶ?
作りたいものから逆算してというか、味のいいやつと病気に強いやつが分かんないけどその目的に沿ってそれっぽいやつらを掛け合わせるっていうイメージはありますけど。
そう、正解っていうかその通りで。
だけど一個大事なのが、その親がパーフェクトではないよね、たぶんね。
あー、はいはい。病気に強いけど味はそんなに強くないというか。
そうそう、だって親がパーフェクトだったらさ、もうそれでいいじゃん。
それでいいじゃん、間違いない。
いいとこ取りをしたいっていうね。
そうそうそう、いいとこ取りがしたくて。
うん。
今回のね、親がね、あきつ21号っていうやつと。
また、21号、あきつ。
白南っていうやつなんだけど。
白南、白い南?
そう、白い南。
白南、白南さんは何号ないんだ。
あ、白南は白南だった。
あ、そうなんだ、あきつ何たら号と白南。
そう、あきつさんはね。
うん、あきつさん人みたいだね。
いい香りがしなくて。
あ、しない?
見た目はいいんだけど、要するにあきつさんはうまくて臭いんです。
臭い、あ、うまいけど臭い。
そう。
へー。
臭いはちょっと言い過ぎかもしれないけど。
まあまあ、大げさに言うとね。
そう、なんかね、フォクシーコっていう、フォクシーの香り。
もう聞き取れなかった。
って書いてあるフォクシーコっていうのがあるらしくて。
何シー?
多分フォクシーって狐のフォックスから来てると思うんだけど。
あ、FOXね。
そうそう。
フォクシー。
俺も嗅いだことないし、何本文字で見てもレープフルーツっぽい香りとか出して、いやいいやんとか思って。
それのよくない版みたいなイメージ。
まあ分かんないけどな。
まあいずれにせよ異種だったんだよね。
ちょっと獣感なのかな。
で、もう一個の博難さんはうまくて汚い。
どっちまでもうまいんだもん。
そうそう。
めっちゃうまくなれそう。
こっちはそのフォクシー香はなくて。
汚い?
あの、ただね、汚いは言い過ぎで。
見栄え?
見た目がね、見栄えが悪かったんだって。
あー、色とか。
具体的には分からんけど、やっぱ黄緑色一色なのがマスカットじゃん。
うんうん、綺麗なね、薄めの黄緑というか。
だけど多分それが茶色がかってたりとか。
あー、マダラみたいなとかね。
そう、マダラだったりとかっていうところで。
うん。
この中でうまくて臭くない、うまくて汚くないを突き詰めていった結果がシャインマスカットであると。
15:03
へー、それでも面白いね。
うん。
なんかさ、直感的にはね、うまくて汚いのとさ、うまくなくて綺麗なのとか混ぜそうだけど。
あー、そうね。うまいだけは外したくなかったんだろうね。
ね、うまいをもう突き詰めてる感じ。
そうそうそうそう。
そしてまたね、話は戻るけど、これは1988年にこういうふうに考えたと。
うんうんうん、当時ね。
俺たちはさ、シャインマスカットのさ、完成形を知っててさ。
うん。
で、それで例えばこれが5年ぐらい前の話だったらさ、まあそんぐらい思いつくだろうみたいな感じだけどさ、まだどんなものができるかもわかんないしさ。
あー、うん。
その時にそう今言ったみたいにさ、まずくて綺麗とかさ、そういういろんな選択肢があった中でさ、この組み合わせをしたっていうのはさ、結構なんかなんでだろうとかさ。
他にどんな組み合わせあったのかなとか。
ね、いやそう。
多分いっぱい試してるはずなんだよね。
うーん。
もしかしたら、まずくて綺麗も試してたかもしんない。
あーはい。
同時並行的に。
はいはいはい。
でもやっぱどうしてもまずいみたいな。
あははは、なるほどね。
そうなんですよ。で、これをね見て思ったのはね、今の技術だったら22年、21年かかんないと思った。
おう、今の技術。
うん。今の技術ならね、俺のたっかん、うまくて綺麗なマスカットがたっかん5年ぐらいでできるかも。
すげー、4分の1以下。
そうそう。これもまた発明の話にはなるんだけど。
うん、発明。
そのさ、うまくて臭いから作ろうと思ったんだけど、俺はこれを見た時に、もし自分が今から作るんだったら。
あー、そのベースとしてそれを選ぶってことね。
そうそう。で、うまいって結構難しいよね。あの、遺伝的に。
難しい?
うん。あのー、だいたいありがちなのが、うまいとまずいをかけたら、普通が生まれちゃうんだよね。
あー、なるほど。
そう、量的形質とか何とか言ったりする、量的遺伝って言ったりするんだけど。
分かんない。量的、あー、中間点になるよみたいな。
そう。でもね、面白いことにね、結構臭いって、臭い臭くない二択だったりするんだよね。
あー、なるほど。遺伝子特定しやすいみたいな。
そうそう。
話か。
で、結構ね、臭いってそういうのあるだろうなと思ったらやっぱりそうで、
ちょっとね、ソースが怪しいんだけど、怪しいんだよ。
なんかね、ドイツの大学で、このフォクシーコーの原因成分を見つけて、
成分は見つかってたのかな?それを司っている遺伝子を発見しましたみたいな。
ほう。もうゲノム編集じゃないですか。
そうなんですよ。
遺伝子特定しちゃったらね。
そうそう。で、さっき子供の子供の子供の子供っていうの言うとさ、
18:03
お父さんとお母さんの遺伝子がごちゃ混ぜだから、
お父さんに近いもの、お母さんに近いものがいっぱい出てくるんだけど。
いろんなパターンでね。
そう。ゲノム編集だと、ピンポイントに必要な遺伝子だけなくしたりとかできるから。
そうすると、もう次の世代とかその次の世代でね。
もう孫ぐらいで終わるっていうね。子供の作業が。
はいはいはい。3世代分ぐらいで完了。
この時点で21年が10年とかになると。
はいはい。
っていうのがあるし、これもう一個ね技術足せると思うの。
あ、そういうことね。
別の技術が。
最終的には5年案ってことだけど、ゲノム編集使ってとりあえず半分ぐらいになるんじゃないかと。
さらに。
そうなんですよ。っていうので、どんな技術を使うと思いますか。
プラスで。
これをもっと、短くできたの。
また半分ぐらいね。
そう。それをまた半分にしようと思う。
違う技術なの?ゲノム編集ではない違う技術?
うーん、目的が違うね。
使う?
今のゲノム編集はスキップするというか。
回数をね。
いや、なんかパッと思いついたのはそのめっちゃ育つっていう。
あーはいはい。
ので短縮させる。
なるほどね。
それもゲノム編集でかな?分かんない何でか分かんないけど。
それはね。
うん。
正解ですね。
マジですか?
すかすね、すますね。
そう。
何かっていうと、ある遺伝子を入れるんだよね。
これは遺伝子組み換えになっちゃうから。
できる国とできない国とかいろんなルールの規制あるかもしれないんだけど。
遺伝子組み換えってことか。
FTっていう遺伝子があるんだよね。
FT?
うん。
アルファウェット?
そう。えっとね、フラワリングローカスTだったかな。
Tはそのままの。
フラワーなんですよ。そう。フラワーなのよ。
花。
花を咲かすのに必要な遺伝子を持ってるんだけど。
うん。
どんな植物でも。
はいはい。
これをガンガン働くように改変してやると。
なるほど。
だからそのやる気スイッチってあるじゃん、なんか塾のCMで。
うん、あるね。
あんな感じで。
どっかの塾。
花を咲かせるためのスイッチを遺伝子組み換えで入れて、ずっとオンにしとくと、もうね、すぐ花咲くのよ。
花部分だけ以外もちゃんと育つの?
いや育てない。
花だけ咲いちゃうみたいな。
花だけ咲いちゃうみたいな。
花だけは言い過ぎだけど、大樹になる前、大きい木になる前に花が咲いたりね。
なるほどね。
あれ?実は?果実は?
実は普通に作ると。まあ普通にっていうか、まあその木の大きさなりに。
21:00
うんうんうんうん。
やってる技術があってね、たぶん木とかでもしかしたらもう応用されてる例あるかもしれないけどね。
そうするとさ、外でブドウとブドウを掛け合わせて、木を植えて、1年に1回花が咲いて、みたいなのが普通じゃん。
通常版ね。
だけどそういう遺伝子組み換えをして、温室かなんかでガンガン育てれば。
温室も使ってね。
そう、そうすると半年とかで咲いちゃったりとか。
はいはい。
するんじゃないかなと思って。
なるほどね。
今の話はゲノム編集で、なんか5回6回7回やらなきゃいけないプロセスを3回で済ませて。
半分。
その3回も。
高速で。
FTね。FTで早く咲かせると。
はいはい。また半分ぐらいになって。
そうそうそう。
季節だと5、6年ぐらいみたいな。
そう。
でもねこれマジであり得ると思うわ。
ほう。
っていうのは、遺伝子組み換えの定義次第なんだよねこれ。
へー。
うん。
というと?
定義と解釈次第。
はいはい。
これね。
日本でもいけそうな遺伝子組み換えってことか。その解釈によっては。
そうそうそう。
そう。最後に上手くて綺麗な遺伝子組み換え武道と、また上手くて臭いをかけるのよ。
え?また?
そう。
なんかギャンブルみたいだけど。
そう、そうすると上手い部分はもう一緒じゃん。あ、もともとの品種ってことね。
うんうん。
一番最初のか。
で今度、そうで臭いか臭くないかはもう二択っていうか。
うん。どっちかは出ちゃうと。
そう。で遺伝子組み換えかどうかも似たように二択とかになるのね。遺伝子組み換えとそうではないものを掛け合わせると。
あーなるほどね。
うん。
それも判定できんだ。
そうそう。そうすると最後に臭い遺伝子を持ってますかーとか。
うんうん。
その遺伝子組み換えになってますかーとか。
うんうん。組み換え部分が。
いうので、その中で確率で言うと4分の1くらいか。
うんうん。
臭くなくて遺伝子組み換えではないものが出てくるのよ。
ね。上手いは共通だから。
そうそう。
もはや見なくていいというか。
そう。
なるほどね。
そうすると最後ね、最強のブドウが拘束で誕生すると。
なるほどなー。
そう。
すげーな。
いやそうなんですよー。どう?それのブドウ食べたい?
そのブドウ食べたい?いや、俺は食べる気はするな。
あー。だからその遺伝子組み換えっていう単語が今出てきて、
あ、ちょっとそうだ。勘違いさせないように言わないといけない。
これ僕の妄想なんで。
あ、妄想ね。シャインマスカットのひわではない。
シャインマスカットはちゃんと21年かけて作られてるんで。
うん。確かに。
そうそう。
いやでもそう、遺伝子組み換えの回でも話したところでめちゃめちゃ考えさせられたけど。
うん。
この遺伝子組み換えも別に除草剤をクソほどまかれるために組み換えられて、
除草剤がまみれなわけでもないし。
24:00
そうそうそう。
って考えると俺は食べる気はする。
そうね。確かにその辺と全く違うのは、最後に怪しい遺伝子はまた抜き取られて、
自然な形に戻されてんだよね。
しかもね。
そう。でここなのよ。これね、基本的に遺伝子組み換えではないと判定されます。こういうものは。
うんうんうんうん。
その遺伝子組み換えはかどうかを判定するときには。
うん。
その遺伝子、さっきの花を咲く遺伝子を入れたときには。
うん。
その花の遺伝子だけを入れるんじゃなくて。
はい。花の遺伝子。
あ、その花を早く咲かせるためのスイッチ、あ、あれか。
はいはい。
やる気スイッチの遺伝子を入れるだけじゃなくて。
うん。
まあいろいろ技術的な都合でプラスミドっていう。
プラスミド。
遺伝子、まあ遺伝子でいいのかな。まあプラスミドっていう遺伝子みたいなものに。
うん。
やる気スイッチを仕込んで入れるのよ。
うん。
なのでそのプラスミドってやつが入ってるものが。
うん。
遺伝子組み換えかどうかを判定する根拠になるんだよね。
はいはい。
なんかねカリフォルニア、え、カリフォルニアじゃねえ、カリフラワーモザイクウイルスから来た遺伝子なのかな。
なんかそういう、まあいいや、細かいことは置いといて。
その遺伝子がその作物に含まれていますか、いませんかっていうのがもうこれ、遺伝子組み換えを見分ける方法なんで。
うんうん。
その形跡がなければないし。
本当にないってことね。
それが抜かれてたらマジで遺伝子組み換えをする前と一緒だから。
うんうんそうだよね。だからもう味の素のさ、話にちょっと似てはないか。
あー最後殺してるから大丈夫ですとかね、取り除いてるから大丈夫ですっていうね。
その食べる部分に使ってるわけじゃないですみたいな。
うんうんうん。そうなのよ。いやだから、そうあるんだよね、もうどっちの技術も。
うんうん。もう既存の技術だと。
そう、だからあとはゲノム編集を正しく広めるとか、その花の早く咲かせるやつもさ、もしかしたら万が一さ、その選抜するのミスってさ、残っちゃいましたみたいなこともね、あり得るから。
それも問題視されてるんだけど。
あーはい。
でも今回は花のスイッチだから、見りゃ分かるんだよ。
確かに。
めちゃくちゃ早く花咲いてんだけどってなったら、そのね、組み換え遺伝子を取り除くことに失敗してるし。
うんうん。
普通にブドウなりのスピードでね、開花したんだったら別にそうじゃないっていうか、自然な状態だしね。
確かに。
なるほどね、科学的な検査的なものでじゃなくてね、普通に見て分かるっていう。
そうそう、それ結構ね、おもろいっていうか大事っていうか、分かりやすいよね。
うんうん。
そうなんですよ、だからそうすると5年になるので。
早えな。
さっきさ、13人が関わって、20何年かかって、なんか人員検費14億円みたいな話したじゃん。
27:07
でこれ年数に依存してると思うから、まず年数の分だけ安くなるよね。
21年が5年になって4分の1になったら3億円ぐらいで開発できるようになるし、しかも世の中にタイムリーに出せるようになるっていうね。
そうだよね、前の話もあったけど、21年前のトレンドとね。
やばいよねほんと。
差がありすぎるからね。
そうなんですよ。やべえな、あのさ、今日は不動の発明の話しようと思ったらさ、違うとこで盛り上がってしまいました。
社員マスカットといえばさ、おいしい以外にもう一個大事な特徴があるんだけど。
あ、そうなの?
うん。
俺のイメージだと、でかくて見た目も綺麗で、うまいっていう。
あーなるほどね。
まあ、なんかザ蔵刀用みたいな感じの印象がありますけど。
そうそう。あ、じゃあそれでいくと、それを引っ張るとその特徴はね、豆知識みたいな感じだけど、ヨーロッパブドウから来てるらしいですよ。
あ、由来というか。
そう、ブドウってアメリカタイプとヨーロッパタイプがあるらしくて。
そうなんだ。
さっきので言うと、ヨーロッパはうまくて弱い。
アメリカはうまくなくて強いみたいな感じだから、そのヨーロッパの良さっていうのは社員マスカットは引き継いでるよね。
もうちょっと具体的に言うと、大粒だとか、シャクッとしてるみたいなね、噛み心地が。
あの社員マスカット食べたことある人はわかると思う。
あ、なんかそうね、ベチャベチャしてないというか、本当にたわやかな感じっていうか。
そうそうそう、あのちょっと紫色のブドウになっちゃうけどさ、基本とかさ、皮が厚くてさ、中がこうブヨッとしてるような。
ブヨッと垂れてる感じで。
だし皮が厚いから皮ごと食べられないしね。
うん、ああ、社員マスカットね、そのまま食べちゃうね。
そうそうそう、とか言うんだけど、だけど基本にあのね、弱いところはヨーロッパブドウの。
うん。
なんかね、皮が割れちゃうらしいんだよね。
割れる、ああ、はいはい。
割れちゃう感じ?
そこがちょっと茶色くなったりとかね。
はい。
そうすると見た目悪いからまず蔵刀用無理だよね。
確かに。
うん。っていうのがあって、でもアメリカのブドウはね、結構そういうのに強いらしくて。
うーん。
だからそれとヨーロッパのブドウとアメリカのブドウをかけて、上手くて強いを目指したっていうのが社員マスカットの祖先で。
ああ、上手くて強いね、はいはい。目的はそうなんだ。
たぶんね、俺のちょっとちゃんと調べてないけど上手くて強いを目指したら上手くて臭いと上手くて汚いが出てきたんだろうね。
元となるね、親が。
そうそうそうそう。
全然そうならなそうだけど。
30:01
そうそう。
ああ、なるほど。上手くて強い、狙ったんだ。
話戻るけど、もう一個大事な特徴がありまして。
はい。
忘れてますよ。社員マスカットといえば。
大事な特徴?
うん。
え、それザ・社員マスカットってこと?
そうだね、社員マスカットのおいしい以外のもう一個のおいしいと同じくらい大事な特徴だね。
あ、そうなの。でも食べるときはおいしくて皮むかなくてよくて種がないっていう感覚は喜びながら食べてますね。
はい、それですよ。
あ、それも扱ったよね、種なし。
種なし。ただちょっとね、触れたぐらいだったんだよね。
確かに。
うん。なので今から種なしの話をすると、もうなんかもうみんなに再生停止ボタン押されちゃうかもしれないので。
種なしの秘密ね。
こんぐらいにしときますか。次回持ち越しで。
あ、なるほどね。OKでございます。楽しかった。
じゃあ、まとめると社員マスカットが長いんだぜっていう話で終わろうと思ったら、どうしたら短くなるか案みたいな。
ティティ説。
説にたどり着きしまいました。ということでよろしいですか。
そうね。ゲノム編集・遺伝子組み替え駆使して激短。
ということで。
はい。よろしいでございます。
そうね。それでそうだ。このちょっと話が最初に戻るんだけど、科学系ポッドキャスト発明の話をしましょうっていうところにレギュレーションがあって。
レギュレーション。あ、これは言ってねとか?これは。
えっとね、そうそう。ソースを最低一つ、出典を最低一つってことだったんで。
たまには概要欄に出典を貼ろうかな、どうしようかな。全部貼るかわかんないけど。
というのも、私たちnoteでメンバーシップをやっておりまして。
note.comね。
そこで月500円で台本とか出典見れるようになってますんで、そちらもお願いしますということが言い方。
なるほど。はい、ぜひお願いします。
ただね、今日初めて聞いてくださった方もいるかと思うんで、そういう方には過去の回も聞いてほしいですし、この回を聞いて楽しいと思ったらお手元のポッドキャストアプリでね、フォローあと星5つ。
アップルポッドキャストだったら感想コメントいただけると嬉しいです。
コメントもね、いけますから。お願いします。
あとはツイッター、ハッシュタグ農食ラジオで感想などコメントしていただけるともっと嬉しいです。
もっとね。
ほぼほぼ9割型、私ttが見つけてニヤニヤしながら返事してるんで、お気軽に投稿ください。
33:00
お願いします。
そしたらね、じゃあ次回種なしの秘密を語っていいですか。
はい、もちろんでございます。
はい、あ、そうだ。このお話エピソードはレンさんがスポーティファイでリストを作ってくれる、プレリスト作ってくれるみたいなんで、他の科学系ポッドキャスト何番組だっけな、10何番組喋ってると思いますので。
多いな。
はい、ぜひそちらも聞いてみてください。
そうですね。プレイリストだから聞き流せるというか、連続でそれが流れるってことだよね、他の番組の発明ネタ。
そうだね。
これも聞いてみるか。
はい、ということで、あとはね、僕らの過去回気になったらそれも概要欄載せとくか。
そうね、今日多分なんか結構たくさん貼る気がする。
そうね。もう復習がすごい今回も。
そうね。
じゃあそんなとこですかね。
はい。
じゃあ皆さん次回もお楽しみに。
はい。
さようなら。
さようなら。
34:09

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