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2025-06-11 15:01

#523 なぜ、会社には「謎ルール」があるのか?その裏側、こっそり教えます

なぜ、あなたの会社には「謎ルール」がある?
「昔は意味があった」「大きな失敗の傷跡」「誰かのこだわり」…
その裏側にある、意外な理由を中小企業診断士が体験談を交えてこっそり解説!
日々のモヤモヤが、会社への深い理解に変わるかも?

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📖 『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(戸部良一ほか著)
なぜ、不合理な「謎ルール」は温存されてしまうのか?その答えが、組織論の名著『失敗の本質』にあります。旧日本軍の失敗を分析し、硬直化した組織がなぜ自己変革できないかを解き明かします。「このルール、おかしい」と言えない会社の“空気”の正体とは?時代を超えて全ての組織人に学びを与える一冊です。
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【開催概要】
日にち:2025年9月22日(月) 祝前日開催!
時間:開場、開演
場所:弘前市民文化交流館ホール
青森県弘前市大字駅前町9−20ヒロロ4階 


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【配信プラットフォーム】
<音声配信>
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#謎ルール #会社の常識 #あるある #組織論 #働きがい #中小企業診断士 #スタエフ
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サマリー

会社に存在する「謎ルール」の背後には、時代が変わっても残り続ける理由がいくつかあります。具体的な例として、過去の合理的な理由が現在のルールに影響を与えたり、大きな失敗から過剰な防衛策が生まれたり、特定の人の好みがルールとして根付いたりすることが挙げられます。会社には歴史や個人のこだわりから生まれた謎ルールが存在し、その背景を考えることで組織文化の理解が深まります。本エピソードでは、日本軍の失敗から組織特性を学ぶ著書に言及し、ルールの変化に対する抵抗のメカニズムを探求します。

00:05
おはようございます。挑戦する経営者のパートナー、中小企業診断士のオサナイ先生こと、オサナイ和志と申します。
普段は、AIを使って経営者さんと作戦会議をしたり、挑戦する人を応援するイベントを開いたりしています。
本日は、2025年の6月11日、水曜日でございます。 州の真ん中でございますね。
広崎はですね、少しちょっとムシムシしている、そういった感じの朝を迎えておりますけども。
昨日の段階で、東北を除く全ての地域で梅雨がされたというニュースが飛び込んでまいりました。
沖縄に関してはですね、6月8日に梅雨が明けたということで、これはね、例年と比べてもかなり早い、13日も早いですね、梅雨明けということでございまして。
とはいえですね、九州含め、東北以外のところですね、雨が降っているというという中、昨日おとといですか、鹿児島の方でも線状降水帯が発生したりとかですね。
ちょっとね、雨の方が本格的に降る季節になってきたかなというふうに思いますので、やっぱり気をつけていきたいなというふうに思っております。
はい、そんなね、ちょっとついでじめじめする季節でございますけど、今日も元気になっていきたいと思います。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。西の秋広公演会 in 青森県広崎市を開催いたします。
ということでですね、9月22日月曜日ですね、祝前日になりますけども、広崎市民文化交流館ホールで6時から西の秋広公演会in 青森県広崎市を開催させていただきます。
参加チケットの方ですけども、6月22日日曜日ですね、ちょうど3ヶ月前になりますけど、6月22日日曜日の朝10時からPTXの方で販売をさせていただきます。
チケットは全席3000円ということで今回は設定させていただいております。概要欄の方にリンクを貼っておきますので、ぜひそちらからブックマークしていただければなというふうにお気に入りですね、登録しておいていただければなというふうに思います。
それからボラスター参加券の方は既に販売しておりまして、実はまた昨日ですね、ビッグな方が広崎のボラスターになっていただくということで、西野さん界隈で有名な方でございますけども、フィットネスアークの主催をしております。
なんと尾座仁船長がですね、広崎の公演会のボラスターになっていただきました。ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいですね。
これ言っていいのかな?
たぶんですね、尾座仁船長も実は9月にですね、公演会を開催いたします。
9月開催するんですけども、それ終わった後でですね、僕の方に駆けつけていただくということでですね。
尾座仁船長ってギリがたくて、僕が昨年の6月ですね、西野アキヒル公演会インゴタンダの方でボラスターリーダーをやらせていただいたんですけども、その時のことを覚えておいていただいてですね。
あの時の恩返ししたいということで、今回ね、また9月にわざわざ青森ですよ。わざわざ青森までお越しいただけるということで、めちゃくちゃこれでまた主催経験者が一人増えたということで、もう僕は心強くて仕方ない。
でもありがたいですね。皆さん本当にこうやって来ていただけるというのは。ということで、こういった超豪華な、西野さん界隈ではですね、かなり豪華なメンバーが集まる青森県弘前市で行われる西野アキヒル公演会でございますので、ぜひですね、皆さんこのボラスター体験、めちゃくちゃ貴重な体験になると思います。
参加券ですね、あともう10名切っておりますので、ぜひ概要欄のリンクからですね、ご参加いただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
ということで、今日の本題に入っていきたいと思います。今日のテーマはこちらでございます。
謎ルールの背景
なぜ会社には謎ルールがあるのか。その裏側こっそり教えます。
ということでですね、皆さんの会社にこれ何のためにやってるんだっけっていうふうに思うような不思議なルール、いわゆる謎ルールっていうのありませんか。
例えば、経費の生産の伝票は必ず黒のボールペンで書いて、3つ半個もらわなきゃいけないとかね。
あとですね、笑ってるけど、あるんですよ。会議の資料はこの会社独自の謎のフォーマットじゃないとダメだとか、
社内の倫理書がなぜか未だに紙で回覧されているとかですね。僕は本当に冗談で言ってますけど、こういった会社本当にあるんですよ。
本当に非効率だなとかですね、意味わかんないなとかって感じつつもですよ。
昔からそうだからっていうふうに何となく続けている、そんな会社の謎ルールも1つや2つ思い当たる方も多いんじゃないでしょうか。
今日の放送ではですね、何でそんな不思議なルールが存在し続けるのかということで、その裏側にある理由をですね、
僕が会社員時代に経験した話だったりとか、あと診断士として見聞きした事例を交えながらですね、
ちょっとこっそりと解説していきたいというふうに思っております。
会社の謎ルールが生まれる背景には実はいくつかの典型的なパターンが僕はあるなと思っているんです。
今日はその僕が思っている代表的な3つのパターン、代表的な3つの理由をちょっとご紹介したいと思います。
まず理由その1ですけども、昔はちゃんと意味があったということなんですね。
これが一番多いパターンじゃないかなというふうに僕は思うんですけども、そのルールができた当時は非常に合理的で必要なものだった。
でもですね、時代とか環境が変わったのにルールだけが化石のように残ってしまったというケースですね。
例えば僕が以前関わったある会社の話なんですけども、そこではですね、営業担当者が毎日の業務報告をですね、
日報ですね、それを手書きで書いて提出するという決まりがあったんですね。
もちろん会社の中にはパソコンも普通にあるんですよ。
なんで今時その手書きなんですかって、僕ベテランの方に聞いたんですけど、そしたらそのベテランの部長さんが教えてくれたんですが、
昔パソコンが一人一台じゃなかった時代に、誰がいつ何やったか改ざんできない形で記録を残すにはこれしかなかったんだよって。
なるほどと。それはわかりますけども、今やその会社って一人一台ずつパソコン持ってるし、なんならネットもつながってるわけですよ。
ですから、テクノロジーの進化にルールが追いついてないっていう典型的な例ですね。これが一つ、昔はちゃんと意味があったっていうその理由ですね。
もう一つ、理由その2。過去に大きな失敗があった。これはですね、なんか大きなトラブルだとか、例えば不祥事が起きた後にですね、
二度と同じ過ちを繰り返さないようにっていうことで作られた、いわば防衛力の高いルールのことをですね、
その失敗のインパクトが大きすぎて、ルールが過剰に厳しくなってしまうってことがよくあるんです。これはね、僕が会社員時代に体験した、
もう本当に忘れられない話なんですけども、僕がいた会社である職員さんがですよ、お客様に重要なファックスを送ろうとしましたと。
ところが、そのファックスを送ったものの全く違う会社にですね、ご送信してしまうという情報漏洩ですね。
そういった大きなミスがあったんですね。そのたった1回の失敗から生まれたルールが本当にもがんじがらめで、
いいですか、ちょっと説明しても。まず、知らない番号にファックスを送ることはそもそも原則禁止ですと。
送る場合は必ず短縮ダイヤルに登録しなければいけませんと。これで番号を何回も打つよりも最低3つか2つぐらいで済むようになるわけですよ。
そして新しい番号に送る時っていうのは、まず相手に電話をして、今からテスト送信させてもらいますんでっていうですね、
そういう電話をします。短縮ダイヤルに登録したものを送ると。無事に届いたことを確認したらですね、本番のファックスを送るんですけど、
それもその前に原稿にですね、上場の送信許可の犯行をもらわなきゃいけないんですよね。さらにですね、実際に送信するときにミスが起きないように
複数人立ち合ってその短縮する番号を間違ってないかということで指差し確認します。そして無事に送信が終わったらこれで終わりじゃないんですよ。
その報告書にもまた上場の確認の犯行をしてもらうんです。どうでしょう。たった1回の失敗がですね、
こんだけの何重にもロックがかかって複雑なルールを生んだわけですよ。これがね本当大変で、でもそれでね、もうそのお国の方にもですね、
こういうふうにしますと。情報漏洩ですからね。個人情報、僕の前にいた会社って個人情報を漏洩したら大変なことになります。こういうことになるわけですよ。
個人のこだわり
というですね、そういったまあ要するに過去に大きな失敗があったというふうなですね、そういったことで謎ルールができてしまったということがその理由2ですね。
最後その理由その3、誰かの人声やこだわりがそのままルールになった。これも結構僕ね見てきてますね。特にその創業者であったりとか、
影響力の強い上司の個人的なこだわりであったりとか好みがですね、いつのまにか会社全体のルールになってしまったというパターンなんですね。
そこにはね合理的な理由というのはあんまり存在しないんですよね。僕が聞いた話だと、ある会社では社内文書のフォントが全てMS民調でなければならないという暗黙のルールがあったそうなんですよ。
どこにも明文化されてないみたいなそうなんです。なぜかといったら30年前に会社を作ったその創業社長がですね、個人的にMS民調の見た目が好きで、
うちの会社の公式フォントはこれだっていうふうに決めたからと。その社長が引退した後もですね、誰もそのルールを変えることなく謎ルールがずっと引き継がれていたっていうわけなんですね。
このようにですね、謎ルールの裏側っていうのには過去の成功体験であったりとか、あるいは大きな失敗の記録であったりとか、
あと時には個人のこだわりだったりとか、様々な歴史であったりとか背景が隠されているんですね。ただ意味がないっていうふうに切り捨てるんじゃなくて、
じゃあなんでこのルールが生まれたんだろうっていう背景を想像してみると、自分の会社の文化であったりとか、歴史への理解が深まるんじゃないかなというふうに思うというところでございます。
今日の話で、なんで一度決まったルールって例えば不合理でも変えられないんだろうっていうかね、そういう組織の不条理さに興味を持った方にぜひ読んでいただきたいですね。
この日本の名著があるんですね。それが失敗の本質です。日本軍の組織論的研究という、これはですね、めちゃくちゃ面白い本なんですけども、
第二次世界大戦における日本軍の失敗ですね。第二次世界大戦で日本を負けました。その失敗をですね、現代的な組織論というふうな視点から徹底的に分析したこの一冊なんですね。
戦争の話っていうふうに思うかもしれませんけど、これは単なる歴史の戦史の研究じゃないんです。
なんでその一度決めた作戦、ルールですね、状況が悪化して変化していっているにも関わらず、誰も修正できなかったのかと。
なぜその現場の正しい情報がですね、上層部に届かなかったのかっていう、その組織的な欠陥をこれでもかっていうほどですね、浮き彫りにしているんですね。
僕がね、この本を読んで特にハッとしたのは、組織の空気が合理的な反応をいかに妨げるかっていう点なんですね。
まさにこのルール、もう古いですよねって誰も思っているのに、その一言を言い出せない会社の空気と同じ構造、全く同じ構造なんですね。
これが旧日本軍で起きてたということなんですね。
この失敗の本質ってね、僕めちゃくちゃこれ素晴らしい本だなと思ってですね、何回も読んでますけども、
今日の謎ルールの話の根っこにある日本的組織の特性っていうものを理解する上でですね、これ以上の学びを与えてくれる一冊だと思ってますので、
ちょっとね、内容が難しいんですけども、歴史と戦争の第二次世界大戦の歴史ですね、
それをね、読み解いていく上でもすごくめちゃくちゃ興味がある面白い本ですし、
そしてその背景にあった日本的な組織文化というものがですね、これでもかっていうふうにわかる本ですね。
ぜひね、これ概要欄の方にリンク貼っておきますので、ぜひこちらからね、ご購入いただければなというふうに思います。
はい、ということで、それでは今日の話を一言でまとめてみましょう。
今日のまとめはこちらでございます。
会社の謎ルールの背景を想像してみるのが、会社をシステムとして理解する第一歩になる。
ただですね、意味不明なルールだっていうふうに不満を言うだけじゃなくてですね、
なんでこのルールは生き残っているんだろうっていうふうですね、そういった歴史であったりとか背景に思いを馳せてみると。
そうすると会社の文化であったりとかね、あと価値観であったりとか、そして時にはね弱点までも見えてくるかもしれないと。
そしてもし余裕があればですね、職場の先輩に先輩ちなみにこのルールって何で始まったんですかっていうふうに軽く聞いてみてください。
そこからね意外なその会社の歴史だったりとか、まあ時に面白いエピソードがね聞けるかもしれませんので、
そういう小さな探究心が僕はね、皆さんの会社への理解をねグッと深めてくれるんじゃないかなというふうに思ってます。
まさに小さな日付から大きな日本が始まるんじゃないかなというふうに思います。
ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
皆さんの会社にも面白い謎ルールがあればですね、もしよろしければスタンドFMのコメント欄にねこっそり教えてください。
はいということで今日はですね、なぜ会社には謎ルールがあるのか、その裏側こっそり教えますというテーマでお送りしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy!
それではまた明日この時間にお会いしましょう。今日も元気にいってらっしゃい。
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