1. 働くメンタルをとり戻す精神分析的ポッドキャスト
  2. 相手の「良し悪し」に関係なく..
2024-07-01 46:02

相手の「良し悪し」に関係なく完全に信頼する能力【1009】

「嫉妬と羨望」の羨望の厄介さについて。
00:04
おはようございます。働く人に送る精神分析チャット第1009巻、テイク2です。
ちょっとね、やらかしてしまいました。いろいろとね。
えーと、もう今日はいいやと思って。CMも避けて7月1日月曜日8時1分です。
あー、やらかしてしまいましたね。
とうとうと喋ってたんですけど、なんかあまりにもよくわからなくなってしまって。
まあ、この部屋がむしろ熱くてですね。こういうことを言ってるからいけないんだな。
まあ、頑張ります。頑張って喋ります。
はい。でもお知らせの一つぐらいはしておきたい。
あ、そうだそうだ。認定トレーナーさん。タスクシュート協会の認定トレーナーさんには、
今回出したToDoリストは捨てていいのを検本させていただきますので、買わなくて大丈夫です。
予約とかしなくても大丈夫です。
これを言って、これはもう業務連絡だろ、それって。ここで喋るなよって思われるかもしれませんが、
ここで聞いてる人は、認定トレーナーになれば佐々木の本はどうやらタダで全部もらえるらしいと思ってくれるCM。
まあ、僕が今後本を出せた場合の方でしか役に立たないですけどね、この特権はね。
まあ、でもこれまでいっぱい出してきたから、まだ出すんじゃないですかね。
そんな感じで、軽めに考えていただければありがたいかなと思います。
今回はですね、さっき取り留めもなくなってしまったので、もうやっぱりちょっとでもそうなんですけど、逆算って本当にいけないんですよ。
これを聞いている人に異論があることはもちろん、いくらも了承しておりますけれども、
こと私自身に関してはですね、今回のこの本、この本がすべての僕にとっての決定打になった感じがしますね。
今後二度とやらない、ああいうことは。
かつてはしようとついしてしまって無駄なことをやってた。
別に無駄なことをやるのはいいんだけど、とにかく今後二度とやらない。
先に何かを置いてそこに行くというやり方はダメだと思います。
少なくとも僕に関しては絶対ダメだと思うんですね。
だってやんなかったんですからね、もともと小学生時代とか、僕作文って本当気ままに書いてましたから。
それで作文は本当10枚も15枚も書けてた人間なんですよ。
子供の小学校1年の頃からね。
何かあれに後から後からいろんなこと追加されて、込み出しつけるとかタイトルつけるとか、どうでも後から考えて。
僕にとって何らプラスにならないことがどんどん追加された挙句、書けなくなったんですよ。
何の意味もないと思うんですよね。1ミリも意味はない気がする。
だからこのポッドキャストも1009回続いていて、一つ言えることはこれについての計画を立てたことがないということなんですよ。
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それしかないんですよね。
唯一コツを言えって言われたら逆算を一切しないこと、ネタを集めないこと以上としか。
僕はもうそれ以外のことを僕が喋ったら嘘を言ってることになります。
僕について言えば。
これに何の価値もないかもしれないけど1009回は続けられるということですよ。
いっぱいいらっしゃるじゃないですか、ポッドキャストやってる方なんて。
ただそれらに比べて僕のこのキャストの価値が一番低いかもしれないけど回数だけは伸びてるじゃないですか。
で、この続けるのが大事ですっていう話をされる割には計画というものが何かの役に立っていないという実例にしか私はなってないような気がする。
それは別にこれだと完全に批判になっちゃいますけども、いやそれは計画が内容を担保してるんだとかいうことであればそれはそれでいいと思うんですよ。
ただ週に1回とかフェース配分とか話をするためのネタ出しだとかいう話は私は続ける役には全く立たないと思います。
単にそれだけ感じるというだけですね。
だから決め事しないことですね。
もう今日でおしまい、明日は明日のこと、明日があったら明日のことっていう状態を続けていくのがいいと思うんですよね。
それがタスクシュートだったろう、だったっていうのも変だけれども、何だろうというふうに今も相変わらず思ってます。
ただしこういうテイク2は起こる時はある。
すっごい最近久しぶりで100回ぶりぐらいだとは思うんですけどね。
頭から取り直してます。
でですね、この無計画というのは、まあでも無計画の話をここからとことんやっててもね、まだこの話はいろんな形がありますけれども、
今日する話じゃないなって感じがするんです。
何しろ頭がもう無計画化しましたからね。
あのあれなんですよ、この状態になっちゃうとトランスみたいになっちゃってて、
実は3秒先のこともまるで意識できてない。
3秒前に何喋ったかもほとんど覚えてないんですよ。
だからこのトランスみたいな状態に入ってしまった時に計画が必要ありませんっていうのは、
ただそれを繰り返し喋ってるだけになりますんで、やめます。
計画の話はまた今度ということで。
最近ずっと喋ってるのは病理構造体的な話なんですけど、
私がやっぱり一番気にしているのがですね、
こういうことはね、あれなんですよ、トランス状態になってて喋れるんですよね、不思議なことにね。
あの、状態遷移。
状態遷移ってこれについて言ってる人はいないんで、ちょっと考えちゃうんですけどね、
でも僕はこう、他に上手い言葉がないんですよね。
状態遷移をしているよね、私たちっていう話をね、ずっと考えているわけですよ。
で、どういう流れかというと、まあ様々な流れがあるんですけど、
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僕が一番考えるのが一つのサイクルで、要するにナルシシスティックになると。
そういう状態に入るんですね。
ナルシ、そうだ、今日はナルシシスティックの話しとけばいいのかなと思うんですけど、
しとけばいいというか、しなきゃいけないなと思っております。
これはこういうことです。
事故と対象が区別がつかなくなっている状態。
定義としてはそうなるんじゃないかと私は思います。
どっかに書いてあるんですよ、クラインの本とか。
クラインの本をちゃんと読んでないから、よくわかってないんですけどね。
まあ、すごい簡単に言うと、
赤ちゃんがおっぱいに吸い付いていると、おっぱいは自分だ、みたいになっていくわけですよ。
これが事故と対象が区別。
対象ってのはですね、
私たちは赤ちゃんじゃないんで、
多くの場合、対象というのはモノじゃないんですよね。
えーと、まあ、母親だな。
自分と母親が一体化になってしまう状態。
だから一時的にはみんななるんですよ。
あれでしょ、なんかよくわかんないですけどね、
あの、ほら、ドラゴンボールでも悟空になっちゃったりしてるでしょ、私たち。
映画とか見てるときは絶対そういうことが、そういうことが全くないと面白くないと思うんですよね。
これ、投影だって言われれば投影なんだけど、
えーと、これがですね、
日常生活で、映画ならいいんですよ、全然。
あ、起こったほうがいい。
だけど、日常生活でこれが頻繁に起きていると、
やばいんじゃないかっていう話がまずあるわけですね。
で、本体なのは、
対象というもの、なんて言えばいいのかな、
あのですね、
さっきこういう話をしていて、だんだん崩壊していったんですけどね。
でもまあ、やっぱりこの話を多情はしなきゃならない。
先週、病理構造体って話を盛んにしたわけですよ。
自己愛構造体から洗練された概念なんですけど、
あの概念ですね、
実は現代ではめちゃくちゃ受けが悪いんですね。
一番手っ取り早い例として、離婚があげられるんですけど、
病理構造体というものは離婚しがちなんですよ。
これだとあたかもですね、離婚を批判してるみたいになっちゃうわけですよ。
ここが現代と相入れないんです。
現代は相手を間違ったんだったら、
どんどん距離を置きましょうっていうのが現代的なわけですよ。
なぜなら現代は一人で生きていきやすい時代だからなんですね。
Amazonがあり、お金があればってことなんだけど、
だから経済力をつけて自立しようって時に、
極めて微妙な線をついてることになるわけ。
経済力をつけて自立しよう、特にまあこれはね、
女性の考え、観念として今非常に強力に押されていて、
別にこれに反対するわけじゃないですよ。
経済力を女性がつける、いいことなんですよ。
自立する、いいことなんですよ。
ただその自立が、なんていうんですかね、
まあグッドバイブスでいう、
クラノノさんのグッドバイブスでいうところの分離の選択になってませんか、
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っていう話と区別がしにくい。
すごく分離と自立は違うんだけど、
でも形式的に似てますからね。
あと経済力をつければ自立できるって、
ここにはのでからが入っていて、
書き上げ塾的にダメだっていうのもある。
だから因果関係ってダメなんだけど、
本当に経済力さえつければ自立できるのかいっていう話あるじゃないですか。
だからこの、ビコース経済力をつける、
を結果として自立できる、本当かそれっていうね、
因果関係を簡単に結ぶときには要注意なんですよ。
でもまあこれを別の言い方にしましょう。
経済力が万能空想になってませんかってことなんですよ。
で、ここを区別するのもすっごい難しいんですよ。
経済力はいりますよ絶対に。
私だっていつも経済力のこと考えてるわけですよ。
自立を考えてるわけじゃないけど、
娘のなあ、私立のなあ、みたいなのあるわけですよ。
iPhoneのなあ、なんか家族のバッテリー隔ってきたし、
経済力ですよこれはね。
でも、うん、わかった。
だから一発5億円のジャンボ宝くじ当てれば全部解決するよね。
これは万能空想なんですよ。
でもこの2つってどうしても接近してこれらを得ないじゃないですか。
で、万能空想では問題は解決しないんですよ。
だってジャンボ宝くじってまあ当たらないじゃないですか。
万能空想では問題が解決しないのみならず、
万能空想ばっかりやっているとですね。
ここが一番最大の問題ですよ。
万能空想がいけないとは言うわけじゃないけど、
万能空想した瞬間に、
我々は今の現状の価値を自然と切り下げてしまう。
5億円持ってない俺ダメみたいな。
5億円が素晴らしいから、そして5億円は万能だから。
ここが怖いんですよね。
5億円は万能です。
だから全てがうまくいくんです。
5億円が。
ということは5億円がない今は全てがダメなんですってことになってしまうじゃないですか、自然と。
こうして現実がつまらなくなっていって、
現実を私たちが無意識がですね、
粗雑に扱い始めると。
これが万能空想の最も注意すべきポイントなんですね。
逆に言うと、
だから経済力つけなくていいんですかって言われると困ってしまうわけね。
だから経済力つけずに、
あの旦那の下で搾取されて殴られているべきだって先生は言うんですねみたいな話にすぐなるんですよ。
ここは人は怒りを抱いているとそういうふうになる。
そういうことは誰も言ってないんだけれども、
でもそういうことになりますよねみたいな話になって、
この問題はこじれると。
こじれるだけならまあいいんですよ。
精神分析化が怒られてもいいんですよ。
佐々木がまた腐ったことを言ってるって言って、
このポッドキャストが捨てられればそれでいいわけですよ。
でも後藤ににとってはそれじゃ済まないんですよ実はね。
ポッドキャストを捨てても何をしてもたちまち5億円が手に入るわけでは実はないじゃないですか。
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つまり万能空想を強化することになるわけですね。
何かを捨てるってこと。
私には万能なものがあるはずだって言う。
でもその万能なものは普通は手に入ってないんです。
なぜなら我々は万能ではないからですね。
子供だったらはスーパーマンになったりスパイダーマンになったり、
ウルトラマンになったり5億円当てたり容易に空想の世界に入っていけるんだけど、
大人の場合それをずっとやっていられるほどその人におそらく財力はない。
あったら万能空想とは言わない。
それは万能なんで。
空想をしているということは現実はそうではないということなんですよ。
ここから状態が遷移していくんですね。
怒りに任せていやもう本当に経済力をつければこの腐った連中、佐々木とかを含めて全部捨てられるんだって思うのはいいんですが、
実際には万能なものは手に入ってないわけだから、
ここで現実にふと目を向けると、来月の支払いも厳しいっていう現実がやってくる。
これを直面化というんでしょうけれども、直面なんだ直面化というより直面する。
そうすると欲打つ不安が今度入ってきますよね。
我々は欲打つポジションを持ってますから普通に考えて妄想分裂だけで生きてるはずはないって。
よーく考えてみると来月やばいよねってことに不安になるわけですよ。
ここから、さっきはナルシズムで頑張ってたんだけど、不意に欲打つ的になってくるんですよ。
こうしてナルシズムと欲打つっていうのはセットなんですよ。
だけれども、いつまでも欲打つやっているとですね、本当に人生が鬱っぽくなっていって、それはそれでめちゃくちゃ大変なわけですよね。
欲打つ不安というものがまず最初に出てきて、来週、支払いも厳しい。
だから結局自分は会社に行かなければならない。
やっぱり重しい収入でも、収入は収入ですからね。
5億円の5億分の1ってことじゃないか、そうすると1円になっちゃうんだ。
5億円の1万分の1かもしれないけど、そうすると5万円になっちゃうか。
結構厳しいですね。
5億円の1000分の1になっちゃうかも。
それなら結構いける感じもするんだけどな。
とにかくそうなっていたとしても、これは稼ぎに行かなきゃならないんだ。
結局自分は一生こうなのかなみたいな、これが欲打つ不安ですね。
現実が不安だということになるわけです。
もうウルトラマンじゃなかったかな、私みたいな。
それはそうなんですけどね。
そういうわけで、現実が不安だ、現実が不安だと思って、
今日みたいにどんよりした空の下ですね、満員電車の中に入って、
もう全くウルトラマン感はないわけですね。
最近わかんないですけど、僕1秒も見てないんだけど、
虎に翼感もないわけですよ。
虎に翼って言うんですか、あれは。
僕の頭の中で虎に翼って言った瞬間にグリフォンになっちゃうんだけど、
ドラマがやってるわけですよ。
多分その中には僕は万能空想的な話が入ってるんだろうなと、
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Xを見ていて勝手に空想してるんですけど、
僕のこれは勝手な空想で全間違いかもしれないんで、
佐々木がまた馬鹿なことを言ってましたみたいなことを書いといてください。
でもいいんですよ。
欲打つ的になるのに対して万能空想で頑張るというのは、
ある程度はあると思うんですね。
でも欲打つ的になるじゃないですか。
本当に支払いもできないとなると。
とりあえず明日は5億円はないわけだ。
で、これをずっとはやってられないんですよね、さすがにね。
ずっとやってると何が起きるかというと、
こもるしかなくなると。
私はそう思うんですね。
順番はどうかわかんないですよ。
万能空想でこもってしまう人もいるかもしれないけど、
私たちは謙譲なんでね、一応ね。
そこら辺非常に難しいんだけど、
私たちの中には確かに精神病状態の部分もあるんだけど、
僕の中には絶対あるんですよ。
あるんだけど、
やっぱり私だって欲打つポジションにいるわけで、
タスク中道協会で頑張らなきゃなとかいろいろ考えるわけですよ、
現実的にね。
いつまでも空想だけに浸ってはいられないわけですよ。
僕の空想なんてね、本当たわいのないもので、
大学時代なんて本当かわいい女の子がお金もいっぱい持ってきて、
勝手に僕のことを好きになってくれてっていう空想をやたらしていたわけですけれども、
そんなことをいくらしていても、
大学の卒業すら思いつかなくなるわけですね。
ここで欲打つポジションに入ります。
そして、
今日も彼女なんかいないんだよ、俺にはどうせ一生いないんだよみたいになるわけですよ。
すっげーうつうつとしてくるわけですね。
この時に僕らは引きこもると思うんですよ。
引きこもるっていうのは家の中じゃないですよ。
他人からですよ。
どうせこいつら何にもしてくれない。
なぜなら自分に価値がないから。
つまり、さっきの万能空想を持ってしまってるんで、
そうでなくても欲打つ的なんで、現実の価値はもうないんですね。
対象喪失が起きてる。
対象喪失がさっきの私のすごいすごい綺麗で可愛くて、
僕のことは何でも話をうんうん聞いてくれて、
お金もいっぱい、なぜかお金も持ってる。
都合がいいわけ、の彼女。
でもそういう人間がいないわけじゃないじゃないですか。
まあ僕の話なんか聞いてくれないかもしれないけど。
そういう人間がいないわけじゃないじゃないですか。
お金持ってる女の子っていますよね。
だからいないわけじゃないんだけど、
それを結局はゲットって言ったらちょっと失礼だけど、
まあ手に入れることができなかったダメな私というものを、
超自我的な私が攻撃してくるわけですね。
これが欲打つ、メランコリーっていう表現があるんですけれども、
そういう状態になる。
繊維した空想でさっきもウキウキしてたんだけど、
いやいや現実はそうじゃないよね。
隣には誰もいないんだよね。
あるいは隣にいるのはなんかよくわかんない、
カメムシみたいな感じの虫なんだよねみたいな、
そういうなんかいるときに虫出てきますよね。
こう欲打つ的な状態に入って、
そうして自分が自分を攻めまくるというこの状態で、
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超自我が変なテンションになってくる。
お前ほんとダメだなみたいな。
こういうなんかね、
ひとつで不思議が地下室の主義っていう本を書いてるんですけど、
ああいうテンションになってくるんですよね。
自分で自分を攻めさえなんでるこの感じがなんかこう、
ヒートアップしていって、
それがなんか自分の気分を高めているような、
めちゃくちゃ低めて、
自己分裂が起きてるからそういうことになるわけですよね。
で、こういう状態になってるときに、
さっきの万能空想の残骸みたいなものを引っ張りながら、
結局こうナルシシスティックでもありながら欲打つ的でもあるっていうのが、
普通の人間の普通の心理状態に限りなく近いと思うんですよね。
ちょっと病的かもしれないけど、
こういうことはしょっちゅうあるんですよね。
ここから不意に、不意にっていうか、
ごく自然のある意味になりゆきとして、
一人になれなくなるんです。
これ大事なんです。
ウィニコットが言うところの一人になる能力を書くんです。
孤独になる能力じゃないですよ。
本当に間違えられるんです。
人がいっぱいいるんですよ。
友達もいるんですよ。
その大教室なり、大教室だったんですよね。
私の大学には大教室いっぱいあった。
大教室で男子学生と喋ってるわけです。
女子学生は僕と仲良くないからね。
男子学生と喋ってるわけ。
この人たちの一緒にいるってこと、
この人たち、なんていうのかな、
この人たちとのある意味、助けてはくれないんだけれども、
この人たちと一緒に浮き上がっちゃダメだっていうか、
完全に見捨てられちゃダメ、これだね。
ヘルプレスネスの感覚が出てくる。
正直が強いから。
自分の中の親対象みたいなのがエバってるから。
さっき言った欲図状態だ。
本当ダメだな、みたいな感じでエバってるから。
人のことはちゃんとケアしとけ、みたいな、
そういう説教おじさんみたいなのが僕の中で育ってるわけですよ。
しかもパワーを得てる。
一人になれなくなる。
めちゃうっとうしいじゃないですか。
わかります?
めちゃうっとうしいですよ、この状態。
ずっと他人の目線を気にしている。
だからこもってしまうわ。
人との間についた手を立て出すんですよ。
あの、なんて言うのかな。
これが僕はですね、
実は現代で言われている人と距離を取るの、
大きな課題の一つだと思ってるんですよね。
一人になる能力を欠いてるんですよ。
一人になる能力があるんだったら、
そんなに人のこと気にしなくて済むはずなんですね。
一人でいる能力がないから他人の目線がひどく気になるわけです。
自分の中の長寿が悩まってて、
お前ちゃんと友達の機嫌取っとけ。
だいたいおかしいじゃないですか、言ってることは。
友達の機嫌取れ。
友達でもなんでもないでしょ、それっていう。
つまりこの長寿が、しかもかなりこう、
なんていうの言えばいいのかな。
子供っぽい長寿がなんですよね。
処生術が単純なわけですよ。
だから人と距離を取ると言っておきながら、
全然距離が取れてないというか、ある意味、
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いつも人のことが目に入ってきてしまっている人との距離の取り方になってるわけですね。
今の時代はなんでこれが進行するかというと、
物理的な距離を取る意味がほとんど全くないからです。
先日でもそうでしたよね。
トランプ大統領喋ってるの見たじゃないですか。
我々はすぐ見ることができる。
あんなに物理的な距離があっても全然意味がないわけですよ。
すぐコンタクトで取れちゃう。
例えばですけれども、私が奥様ですね。
私のことが嫌になって、
こいつの言動すべてが鼻に付くわみたいな感じで、
実家に帰らせてもらいます。
実家に帰ったとしてですよ。
でもLINEでずっと接触してます。
全然ダメじゃないですか。
でもこれできちゃいますよね、今の時代は。
LINEずっとチェックします。
なんなら本も読みます。
フォトキャストも聞きます。
全く意味がなくなる。
ずっと接触してるのと変わらない。
距離だけ600キロも1000キロも空けても、
自体が距離を空けてるっていうのが物理的な距離だけになって、
心理的な距離は全く空かないわけですよ。
これが僕らが引きこもる理由だと思います。
ついた手を立てたくなる。
だからブロックしまくるみたいな感じなんですよ。
ブロックしまくって私の心の空間の平安を確保しようみたいな。
つまり引きこもるわけですね。
この状態が進行するのが社会的引きこもりで、
本当に会社とか学校とかに行きたくなくなる。
僕らこれがですね、なんて言うんだろうな。
思いっきり本当に社会的に引きこもっちゃってて、
10年間部屋から出れませんとか、
あそこまで行くと、
これはもう間違いなく誰が考えても社会的なケアがいるんだけど、
そこまで行かないですよね、我々は。
そうじゃなくて、我々はナルシズム的な万能感から現実に直面して抑鬱的になり、
この抑鬱的になったところで子供っぽい長軸がバカな説教ばっかり始めて、
人と人との距離をですね、距離感がおかしくなるわけですよ。
もともと人との距離というのは、
ある程度親密になりたいという前提を持って、
でもくっつきすぎると、いろんな意味で愛憎が入り乱れがちだから、
ある程度のところにしておくみたいな、これが距離の取り方なんだけど、
そうじゃなくて、長軸的っていうのは引きこもりを誘発するんですね。
すべての人が自分に対して、ある意味長軸と一緒に攻撃しているって、
少なくともいつお前は攻撃されてもおかしくない人間だぞみたいな、
だってあれですからね、一番自分が手に入れたりとか気に入ったという人には接近できないわけですから、
そういう現実があるわけですから。
今の私にあったよ、5億円が手に入ってないわけですから、
現実は苦しいまま回っていかなきゃいけない、すごい気をつけなきゃいけないわけですよ。
この気をつけるっていうところから、自分の時間というものの欲しさってものが現れてきて、
少しずつ少しずつそれが進行していく気がするんですね。
で、引きこもっていく。
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極端になると理由なく会社を休みたくなるとかいうことが、
だって理由なく大学来なくなった人はいっぱい大学時代いました。
僕なんかあの状態でいけてたのか、不思議なぐらいですからね。
4年で卒業できましたから、
僕なんか何年留年してもおかしくないぐらいの引きこもりぶりだったんで、ある意味ね。
まあいい先生がいたってことなんですけどね。
この引きこもった状態で何をするかというと、万能空想を強めますよね。
こうしてナルシズムに戻るんじゃないかって私思うんですよ。
やっぱり万能空想だよってことになるわけですよ。
まあ給料もらって少しお金が入ると、次こと5億円みたいになるっていう話でもあってもいいんですけど、
そのお金をもらった瞬間みたいな時に引きこもりピークに達したり、
僕はしやすいと思うんですよ。いろんな意味で。まあわかんないですけどね。
サイクルがあるって僕は言いたいわけですよ。
引きこもり、ナルシスティック、欲打つ、引きこもりみたいな、
これをぐるぐる回っているというのが、すごく私は現代的だなって感じがしまして、
昔みたいに病理構造体、創的防衛、一気に離婚みたいな、
そして私は孤立の道を歩むみたいな、そうはなんないと思うんですよ。多くの場合。
ただ、ナルシスティックなのか、欲打つ気味なのか、
開始的なのか、よくわかんないぐるぐるの中にあるな、みたいな状態っていうのは、
私たちにとっておなじみの状態になるんじゃないかなって感じが、
このネット社会ってものの中でするんですよね。
松木くにひろさんがですね、アボイダントってよくおっしゃってる、開始的っていう意味なんですけど、
このアボイダントとナルシスティックっていうのがセットになっているような状態があると。
で、この中にはいろんなナルシスティックの難しさってものを抱え込むことになりまして、
中でも僕が一番やっぱりですね、気になるのが、僕の性格もあってなんですけどね、
せんぼうってやつなんですよ。さっきこういう話をしてて、頭が混沌としてきた。
暑くなってくるんですよね。ちょっとまた飲み物飲みますけれども、
せんぼうなんですね。一瞬消しますね。すいません。
何がせんぼうかっていうと、せんぼうじゃ分かりにくいんで、
シトロせんぼうって本あるんだけど、私クライン読めないんでまだ。
分かりにくいんですけれども、要は、なんていうんですかね、関係を壊したくなるんですね。
で、今の流れの中でどうして関係を壊すのかというと、万能空想がピークに入った時に、
何か自分に良くしてくれる存在というのが気に入らなくなってくるんですね。
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なんでそういうことが起きるかというと、まあ嫉妬でしょう、それって思われるかもしれないんですけど、
僕は嫉妬というのは三者関係であって、二者関係に嫉妬っておかしいと思うんですね、やっぱり。
二者関係での嫉妬をせんぼうと呼んでもいいのかもしれないです。
現実には世の中に二者だけの関係っていうのは、カウンセリングでも受けない限り成立しないので、あり得ないんですけれども、
だから三者関係になっちゃうんで嫉妬の要素が絶対にどんなせんぼうにも含まれてくるんですけれども、
せんぼうってのはですね、自分に良くしてくれることが許せないみたいな話だけ聞くと変に思われると思うんですけれども、
私はこの感情っていうのは全ての人とは言わないまでも、病理構造体とはセットだから、そこ賢で実は見られるんじゃないかって思うんですね。
先生、師匠が許せないみたいな感じでもあるんですよね、これはね。
非常に単純に言うとそういうことになるんですよ。
今指定関係ってあんまりないんでね。
師匠ってのはちょっとね、私には関係ないことだって多くの人に思われてしまう気がするんですけれども。
結局、いろんなところでさっきのような万能空想を使って、
経済的自立っていうのが一番やっぱり僕にはしっくりくる言葉なんですけれども、
5億円あればこんなやつと一緒にいなくて済むんだよっていう風になるとですね、気に入らないところっていっぱいあるじゃないですか。
ゼロの人間なんていないじゃないですか。
だから、距離を置くべき人間とそうでない人間っていうんでしょうけれども、距離を置くべき人間は100%真っ黒黒かっていうと、私はそうじゃないと思うんですよね。
こいつにはもう悪魔のような存在で、なんで会社の上司やってられるのか不思議なぐらいではないみたいな、そういう人っていないと思うんですよ。
いつもいつも人を呪い殺してるみたいなね。すぐクビになっちゃうと思うんですよね。そんな精神構造の人では。
でもうちにはそういう人いるんですっていうことになった場合ですね。
どっちが悪いって話では本当は全くないんですけど、どうしてもここに投影という話を持ち込まないわけにはいかないわけですよ。
どうしてそんなにその人が悪く見えるのかっていうことなんですよ。
それは投影と無関係に相手が悪いってこともあるだろう。
結局100%悪いってのは悪魔であるって話とは全然違って、私にとって100%悪い。
この男は本当にセクハラでパワハラで最悪っていうのは、私にとって最悪という意味であって、
その人が上司である限りは、その人は誰かにとっては絶対便秘があるわけじゃないですか。
便秘全くないんで100%あらゆる人から見て最悪なんだけど上司になりましたって。
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僕はそれは信じがたいんですね。
今回は度々で申し訳ないなと思いつつ、今回の出版のこれでも誤解を解く意味でもこの話もしていく方がいいなと思ったんですけど、
今回出た本、認定さんには無料で検本させていただく本ね。
あれをタイトな締め切りを切られた話をしょっちゅうしてますけれども、
その編集さんは私にとって最悪かってことなんですよ。
私はそれを一瞬でも考えたら絶対に本は書き上がらなくなる確信があったんですね。
だからこの人の良い面だけにしか意識を回さないように決めたんですよ。
決めたんです、これはもう。
もしこの決め事に失敗すれば、締め切りは間違いなく破ることになる。
私は多分締め切りを破りたくない人間なんでしょうね。
その無意識のって意味ですよ。
逆算しないという話をしました。
こうやって繋げればよかったんだな。
これが失敗してたんだ、さっき。
逆算しないという話をしました。
計画も立てません。
メモも書きません。
本当にあの本に関するメモは一つも書きませんでした。
ネタも一切出さない。
ここまでセットして、最後にもう一押し。
編集さんの良い面以外は一体意識に入れない。
この編集さんのために書くんだから、最終的には。
だってこの編集さんのセットした締め切りなんだから。
この編集さんが何を言おうとこの編集さんは絶対ゼロ。
悪の要素はゼロ。
悪の要素があってもそれは本に関することでは全くない。
でも少なくとも本を書いている間は、悪の要素はゼロ。
こうしたんです。
良いところしか思い浮かべない。
じゃなければ何も思い浮かべない。
これを徹底するということをする必要があったわけですよ。
だってそうしないとその人との約束なんて守れない約束が提示されたのに、
その人が悪い人だって思ってたら絶対守れなくなってしまいますよ。
ここに僕は二者関係というものを持ち込んだってことなんですね。
二者関係なんて、私と編集。
他の人がその編集をどう言うかとかは関係ないんですね。
というか私と編集しかこの世にいないぐらい。
その感覚を何度か入り込めて驚いたんですけど。
この世には私と編集しかいないんだ。
この日までにこの本を仕上げるのはこの人のためであって、
それ以外にこれは一切関係ないことなんだってことにしたんです。
意識の上で。
で、こうして初めてですね。
展望というものがなくなるんですよ。
展望というのは何かというと、
その人において愛憎って絶対ありますから、
関係が深まれば深まるほどある。
だって締め切りのセットって関係深いじゃないですか。
お互いの信頼関係がそこに多少でもなければ、
絶対締め切りというものは設定はできないはずなんですよ。
締め切りを設定し、
33:01
こいつそれ守ってくれるだろうっていうのは、
一つの信頼なわけですよね。
それがどんなに信頼感とかいうものと関係ないようでも信頼なんですよ。
信頼がなかったら、だって私が、
全てが金だってことだったとすればですよ。
この金を放棄することができると思った途端に
書かなくなるじゃないですか。
金だと考えることによって考えやすくなるなら、
そう考えていただければいいわけですよ。
40万円なりが、
いや40万もらわなくていいと思えば、
この苦しみから逃れられるよねと思った途端に書かなくなるじゃないですか。
だから信頼ってものがないはずはないんですね。
信頼ってものがないんだったら、
金が100%金のためだったら、
金のためでなくてよくなった瞬間に書かなくなるんです。
これが万能空想の怖いところなんですよ。
5億円が手に入った途端に仕事しなくなるわけですね。
仕事の価値が金だけであればね。
万能であるということはそういうことですよ。
愛が欲しいと思った時には愛が手に入り、
金が欲しいと思った時には金が手に入る。
病気が治って欲しいと思ったら病気が治る。
そうじゃなければ万能ではないはずです。
僕ら万能じゃないのは確実なんで、
万能は空想でしかないはずなんですよ。
5億円が手に入る可能性はあるにしても、
5億円が全部の問題を解決してくれるわけではないわけですね。
時間が無限にあっても、
それがすべての問題は解決してくれないわけですよ。
不老不死なら手に入るかもしれないけど、
ずっと苦しみ続ける不老不死じゃ困っちゃうじゃないですか。
苦しみたくないと思った途端に苦しみが消えるっていうんじゃないと、
本当は万能ではないはずなんですよ。
手が痛いっていうのも、
触れてキリストみたいにね、一瞬で治る。
不老不死だからといって、
例えば白内障にはかかります。
不老不死の中に盲目がないっていうのは含まれてないですからね。
不老不死は万能ではないんですよ。
不老不死すら万能でないのに、
我々が万能が手に入るかっていう話なんですね。
この編集さんの話に戻りますと、
編集さんとの関係において、
関係を壊す可能性がどこかにあるとすればですね、
いっぱいあったけど、
まず第一にこれなんですよ。
万能空想を持ってしまう。
そうするともう関係は壊れ、
締め切りまでに原稿を書くという動機は消滅。
そうすると書かなくなりますよね。
おそらく一度書かなくなれば、
この子のことはしばらくは書かなくなる。
永遠に書かなくなるというケースすら考えられますよね。
で、二者関係に入ったって、
締め切りがタイトだから二者関係に入ったんですけれども、
これを守るってことになったら、
もう二者の関係でしかないですから。
二者の約束でしかないので。
三者間を持ち出すと上司に訴えて
伸ばしてもらうとかいうことを考えついちゃうじゃないですか。
ここにも万能空想がある。
そういうことを考えた途端に動機づけを失うんですよ。
この動機づけを失うというのは、
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つまり関係を壊すという話と、
非常に密接に関係づいてるはずなんですね。
で、その時に我々は決まって装的防衛を取るんですよ。
いやいや、40不満なくたって、
Jさんと一生懸命仕事すれば、
すぐ400万ぐらい手に入るしみたいな。
これ万能空想で装的防衛なんですよ。
自分を元気づけて、
自分が捨てては困るとどこかで思ってるものを捨ててしまう。
これが私は距離を空けるということと、
関係が間違いなくあると思うんですよ。
距離を空けた人が、
人間関係がたった一つのものであると思っていたら、
距離を空けられないと思うんですよ。
私とその編集さんしかこの世にいないんだ、
さっき言いましたよね、
二者関係に入ったと思ったのに、
編集さんとの関係を壊したら、
私はこの世で一人だけの人間になっちゃうじゃないですか。
そういうことには人は耐えられないと私は思うんですよ。
で、二者関係に入った瞬間に、
この締め切りはある意味絶対のものになり、
この締め切りを絶対に守るということになった途端に、
必然的に導き出されなければいけない答えは、
この編集さんの言うことは正しくて良いこと、
ということになるしかないんですよ。
これって何かに似てますよね。
このお母さんの言うことは正しくて良いこと。
このお母さんからもらえるおっぱいは正しくて良いおっぱい。
そう思っているから赤ちゃんは、
あらゆることを知らないにもかかわらず、
父にかじりついておっぱいを飲めるわけじゃないですか。
毒が入っているかもしれない。
いいですか。赤ちゃんですから。
毒が入っているかもしれないと思ったら、
もう発狂しますよ。
飲めないでは済まないですよ。
それしか食べ物ないんですからね。
このことに我々は甘く考えているんですよ。
相当ね。
地球上に今あるのはもうここから出てくる。
フジコフジョンFの話にそういうのあったじゃないですか。
なんとかミート製造機みたいな。
そのミートしかないですって話になった時ですよ。
そのミートしかないのに、そのミート腐ってましたって。
絶対私は残念だとかでは済むはずがないと思うんですよね。
無人島に漂着して、船の中に冷蔵庫があって、
その中になんとか死なずに済むだけの食べ物があるって分かった。
それを腐らせてしまったのか。
それをそこら辺にいるイタチに食われてしまった。
絶対絶望しますよね。
ハバちゃんにとってのミルクに毒が入っているかもしれないのはこれなんですよ。
その種の空想をした瞬間に、もう崩壊しますよね。
正気を失う。
この正気の失い方が、つまり統合失調症の救世記なんだとメラニ・クラインは論破していったわけですけれど、
それはなんていうのかな、エビデンスがある話には最終的には持っていけないですよね。
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そういうことは考えられるだろうぐらいなところに留まると思うんですよね。
私はそれを信じているんだけれど。
とにかく二者関係に入ったわけですよ。
編集さんからくれるミルクは絶対善だ。
締め切りはミルクの一種なんだ。
この締め切りを守っておけばいいことあるか。
うん、分かった。
こういうことなんですよ。
これを搾取かもしれないとか、引用に扱われているのかもしれないとか、
横暴なんだって考えた途端に、多分守れない。
つまりミルクは飲めないってことですよ。
だから私は距離を空けるとか、丸親とかそういう言葉を作ることの危険性が、
ずっと、僕らは情状的には赤ん坊みたいなところを持ってますからね。
これを頭のどこかに入れてしまったら、どんな二者関係にもその課題が残ってしまうんですよ。
赤ちゃんだった時、親を信頼する気持ち以上に、
人を信頼する能力って僕は持てないと思うんですよ、人間には。
あれほど無知で、もうまいで、無力な状態で、
信頼して絶対依存している相手っていうのは、母親以外は考えにくい。
まあ乳房っていうものもありますけど、乳房。
まあ滅多になる。
これは絶対に受け入れられないっていうケースもあると思うんですよね。
親は悪しか自分にくれなかったっていう気持ちになる人はいらっしゃると思うんですよ、残念ながらね。
だからカウンセリングってものによって、新しい二者関係を刷新する必要があるんですよ、そういうケースには。
これはもう相当の難事業になって、だからこそ訓練した人しかできませんって話になっていくんですけれども。
でも私は幸いなことに、そうじゃなかったって。
この絶対的信頼感みたいなものをここにセットしてもいいと思うんですよ。
ダメだっていう意見をおっしゃる人がいっぱいいるのは事実なんですよ。
でも私はできると思ったんですよ。
これは、じゃあ編集は絶対善人なのかって話じゃないんですよ。
いいですか、いいですかってことはないんですけどね。
自分の母親は絶対善人ではないじゃないですか、たとえ健常だとしても。
たとえば私の母だって別に絶対善人なわけじゃないですよ。
ブッダみたいな人でした。そんなことはあり得ない。
だから我々は結局、絶対的信頼を持つときは、相手が絶対的な善人だからってわけではないんですよね。
その相手の一番いい部分を見て、これを信頼的同盟とか、カウンセリングの世界では言うんだけど、
一番いい部分を見て、そこに絶対的に意気をすること、決める。
これを私が思うに東英同一化っていうものの一種だと思うんですよね。
あなたは私にとって絶対的に良い人ですっていうこの姿勢が、
相手を私にとっては絶対的に良い存在にしてくれるんです。
そういうふうに関わっていくことしかしないことに決めるってことなんですよ、これを。
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私はそれはできる相手だと思うんですよね、この編集さんは。
いろんな問題はあるのかもしれないけど、こういう考え方を取ること自体がダメなんだ。
でも私の母と比べてどうかって考えると、55%だなって感じがするんですよ。
あとはもうその人の良い自己ってやつです。あるいは良いおっぱいってやつです。
しか見ない。悪いおっぱいはないことです。
あるいはあったとしても自分とは何の関係もない、だからやっぱりないことです。
そうすることで私の一番いい自分が自然とその人に向かうはずなので、
これがかけるってことだと思うんですね。
対象関係というのは全部自分が決められるってことなんですよ、これは。
良い自己対象と良い内的対象と良い相手っていうのは全部同じ方向を向いてるはずだから、
ここに照準をぴったり合わせておけば、全てうまくいくはずなんですよ。
うまく生きうる最善の事態がこの二者関係では成立する。
これ以上良いことは起きないってことなんですね、逆に言うと。
この時に一番恐ろしいのが戦亡なんですね。
つまり戦亡というのは疑念なんですよ。
ここに疑念が入り込んでしまうと、
いやこの人にも良くないところがあるよねっていう風に思った瞬間に、
このおっぱい悪いおっぱいなんじゃないだろうかって思う瞬間に、
唯一頼れるものを破壊してしまう。
つまり無人島で行き着いた唯一頼れる食料を海に投げ捨ててしまうんですよ。
これが戦亡の怖いところ。
嫉妬とは全然違うんですよ。
二者関係において関係を破壊するというのはそういうことです。
でもあるんですよ、残念ながら。
多少嫉妬の気持ちも入るんですけどね、現実的にはどうしたってね。
師匠が許せないってやつです。
師匠を倒せば俺がナンバーワンだってことになるわけですよ。
この関係のどこかに依存的なものに対する怒りが含まれてしまう。
結局そうじゃないですか。
この関係には必ず依存的なものは絶対あるんですよ。
締め切りをセットしました。
その締め切りを私が守ろうとしてますってことは、
私は締め切りより下の感じっていうのが生まれるわけですね、そこで。
この締め切りを守るってことに、
100%善ならば下とか上は関係なくなるんだけど、
1ミリでもこんなわずかでも1%でもそこに悪意というものがあったら、
締め切りを私に無理やり守らせて、
こいつは会社の中でうまい汁を吸おうとしてるんじゃないだろうかと思った瞬間に、
これを全て破壊してしまいたくなる。
この1%だけを取り除こうとすると、
全部を壊すことになってしまう。
二者関係というのは。
タイトで切裂なの。
切実か、切実なの。
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だからこの疑念が入った途端に、
この関係はまずいもの。
最悪のものになってしまうんだよ。
一瞬で。
これがあの例の、
ボーダーライン的な総局の感覚なんですよ。
理想と脱価値なの。
だから理想であったらいけないんですね。
事実でない。
この二者関係が真っ白であることは事実であるってこと。
この感覚はでも僕ら持てるはずなんですよ。
それがなかったら、おっぱいは据えなかった。
据えたってことは持ったことがあるってこと。
どれほどその親の人格の90%までが破綻していたとしても、
そういうことは関係ないです。
良い部分ってものが1%でもあり、
私がそこを信頼してそこに全面的に向かっていれば、
依拠していけばですね、
その部分の良い関係は成立するはず。
そういうことを僕もメラニ・クラインという人は言っているように思うんですよね。
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