1. NOIZ NOIZ NOIZ FM
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2025-05-24 1:34:42

後藤護のこの洋書がヤバい!vol.4 特集:ラメルジー

Rammellzee

Racing for Thunder
https://books.google.co.jp/books/about/Rammellzee.html?id=ZUqFEAAAQBAJ&redir_esc=y

Roy Christopher / Dead Precedents: How Hip-Hop Defines the Future
https://www.penguinrandomhouse.com/books/602750/dead-precedents-by-roy-christopher/

Felicia Miyakawa / Five Percenter Rap: God Hop's Music, Message, and Black Muslim Mission
https://iupress.org/9780253217639/five-percenter-rap/

Michael Muhammad Knight / The Five Percenters: Islam, Hip-hop and the Gods of New York
https://oneworld-publications.com/work/the-five-percenters/

The RZA / The Wu-tang Manual
https://www.penguinrandomhouse.com/books/293773/the-wu-tang-manual-by-the-rza-and-chris-norris/

Roy Christopher / Boogie Down Predictions: Hip-Hop, Time, and Afrofuturism
https://mitpress.mit.edu/9781913689285/boogie-down-predictions/

David Toop / Rap Attack 3: African Rap to Global Hip Hop
https://books.google.co.jp/books/about/Rap_Attack_3.html?id=xnruAAAAMAAJ&redir_esc=y

S.H. Fernando Jr. / The Chronicles of DOOM: Unraveling Rap's Masked Iconoclast
https://astrapublishinghouse.com/product/the-chronicles-of-doom-9781662602184/

Cecile Revauger / Black Freemasonry: From Prince Hall to the Giants of Jazz
https://www.innertraditions.com/books/black-freemasonry

Jim Vernon / Hip Hop, Hegel, and the Art of Emancipation: Let's Get Free
https://books.google.co.jp/books/about/Hip_Hop_Hegel_and_the_Art_of_Emancipatio.html?id=wwtjDwAAQBAJ&redir_esc=y

Sekou Cooke / Hip-Hop Architecture
https://www.bloomsbury.com/us/hiphop-architecture-9781350116146/

木村守一『絹と立方体 : 架空の文字の大図典』
https://puboo.jp/book/120409

木村守一『声と三稜鏡 架空の文字の図典・続』
https://booth.pm/ja/items/4211601

NOIZ NOIZ NOIZ #4
https://noiznoiznoiz.xyz/?p=3460

バロウズ
https://burroughsthemovie.jp/
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サマリー

本エピソードでは、ラメルジーという特異なヒップホップアーティストに焦点を当て、その文化的な重要性や影響力について話されます。特に、ラメルジーが音楽ジャンルの枠を超えた存在であり、独自のスタイルと視点を持っていることが強調されます。このエピソードでは、ラメルジーを中心としたヒップホップとアートの関係について議論が展開され、彼の独特な哲学とその影響が一般の理解を超える形で探求されます。 ラメルジーの哲学やアルファベットの歴史、そして彼が提唱したゴシックフューチャリズムについて詳しく掘り下げられます。また、ラメルジーの言語に対する独自のアプローチや、5パーセンターズという秘密結社との関わりが彼の音楽的創造性に与える影響について考察されます。このエピソードでは、ラメルジーの思想とその数学的アプローチについて深入りし、彼の持つ「5パーセンターズ」や他の思想の影響を受けた作品について言及され、ラメルジー自身の個性的な表現方法についても触れられます。 特集エピソードとして、ラメルジーの作品や生涯、そして彼が抱いていた自己認識やアートに対する姿勢が語られます。さらに、他のアーティストとの比較やラメルジーの影響が現代にも受け継がれていることが紹介されます。このエピソードでは、ラメルジーの音楽や影響について深く掘り下げ、ビートバップの魅力や初期ヒップホップにおける異端性についても語られます。また、様々な書籍を通じてラメルジーとその周辺文化の重要性が紹介されます。 ヒップホップと建築の関連性についての書籍『ヒップホップアーキテクチャー』が紹介され、特にラメルジーに焦点を当てたマイケル・エリック・ダイソンによる『ラメルジー』についても語られます。さらに、文字と精神病理の関係やその影響を探る新作文字に関する本が取り上げられ、様々な言語の例が示されます。このエピソードでは、ラメルジーに焦点を当て、彼のマニアリズムや精神病理に関する研究について語られます。また、著者のヴィンスワンガーによる思想やラメルジーに関連する書籍についての告知も含まれています。

ラメルジーの介紹
特殊カルチャープログラム NOIZ NOIZ NOIZ FM、暗黒編集者の大久保淳です。本日は、暗黒ワクワク学者小学2年生の後藤守さんをお迎えして、この洋書がヤバいをお送りいたします。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、本日はどういったテーマでいきましょう。
今回はラメルジーっていう、ヒップホップの世界でも一番クレイジーって言われてる、破天荒って言われてる、正直言ってヒップホップの人たちが、なかったことにしてる人を助けてあげたいっていう気持ちで、ちょっとやろうかなって感じですね。
扱いに困ってるっていう感じの。
そうですね。ジャズの世界のサンラーに近い、ちょっとこう、ものすごい重要なミュージシャンでは、アーティストではあるんだけれど、色物として扱われがちというか、あまりにもジャンルとしての幅が広すぎて、音楽っていう一つのパースペクティブだけでは捉えられないところが多すぎるんで、ちょっと分な扱いに困ってるんですよ。
その意味では、最初に僕たちがやったハリー・スミスにすごい近い存在のアーティストですね。
カテゴリーがちょっと難しい、鴨の橋アーティストの一人。
なるほど。そうかそうか。まだハリー・スミス的でもあり、バロック的でもあると言いますか。
そうですね。ちょっと先立って言ってしまうと、バロック的な文化前のマニアリストって感じで。これはつまり、宇川直寛さんに近くて、ちょっとこう、いろいろと好きだってバカみたいなことをやってるようなんだけど、
僕は見るとすごい高度なことをやってるとか、すごい計算がなされてるみたいなタイプで。
なるほど。
そこもまた扱いづらい理由かもしれないです。何の意味かバロックの子供っぽい感じだったとしたら、かわいいねーって済むんだけど、
ちょっとなんかこう、大人すら笑えなくなるようなレベルで作り込んでる宇宙感とかがあって、謎の方程式とか今からいっぱいお見せしますんで。
はい。
とんべき皆さん、今からすることになると思いますよ。
はい。
はい。
まあそれこそ、今宇川さんの名前も出ましたけど、ラメルジーってきては宇川さんとも縁の深い方ではあるわけですけども。
そうっすよ。だから俺、ラメルジーを、宇川さんとハリー・スミスが中心に来る本ですって宇川さんに伝えて、
うん。
アーティストとの関係
そしたらもう宇川さんからもうリンクが、ラメルジーで俺たち番組やったからドミューン見てよってリンクを送ってもらえるぐらいに、やっぱり宇川さんの思い入れがあって。
2010年前代前半ぐらいにラメルジーがなくなったときに、ドミューンがもう数日後ぐらいに特番を組んでるんですよね。
そのときの映像を送ってもらったですね。
そこはえがいつひろしさんとか、つづききょういちさんとか、日本におけるラメルジーの紹介者たち?あるいは、
あの人たちなんて言ったかな。
今夜ブギーパックのあの人たちの、あの人たちなんだっけか。
スタダラパーですか。
スタダラパーのさらに友達の変なミュージシャンいますよね。3人組ぐらいのラップミュージシャン。
えーと、誰だろう。ソウルセットとかではなく。
ごめんなさい、ちょっと名前忘れちゃったんだけど、その人たちも出てる番組で。
木緑かな?
いや、そうじゃないな。
木緑でもない。
その人たちも参加した日本のラメルジー参加版みたいなやつが一枚あって、
そこらへんに集まった人たちがツイート番組に出てる感じで、いろいろと語っていたんですけど。
この辺から特にラメルジーに関しては動き切ってなかったんですけど、
とうとうラメルジーのそのツイート本が図録で出たんですよ。
この番組でこれを取り上げる理由になったのは、この本が出たからで。
ラメルジーの影響と可能性
なるほど。
ラメルジー、レーシング・フォー・サンダーっていう超巨大と言っていい図録なんですけど、
レッドブルって結構ミュージシャンの特番とかYouTubeを流してますけど、
あのレッドブルのミュージアムがあるらしくて、
ラメルジー展覧会みたいなのをやったらしいんですよね。
それにちなんで出た一冊。
なんかもう待望の一冊って感じで、
デルデル詐欺を4年くらいやった本ですね。
2年前の夏くらいに予約した気がしますもん。
これが今年になって届いたみたいな感じの。
なるほど。
それぐらい、図録を作ってる人もどうしていいかよくわかんないみたいなアーティストであったんですよね。
やっぱりこの開いた瞬間にですね、こういうこう。
いろんな書体で。
ここら辺がちょっとラメルジーの僕は肝かなと思ってて、
それこそ数日前にラメルジー論の中編を、
博覧狂気の怪物誌っていう連載で書き上げたんですけど、
それはまさに新作文字を作る現象としてのマニエリスムとしてラメルジーを論じるみたいな内容で、
これに関しては他の本をいろいろお見せしながら後々解説しますが、
ラメルジーってわかりやすいレベルで話すと、
ジム・ジャンロッシュの映画に出てる人とか、
ストレンジャー・ザ・パラダイスでドラッグのディーラーみたいな役でちょこっと出てくるんですよね。
福岡さんは覚えてます?
覚えましたっけ?
主人公のハンガリーから来た女の人がいて、
その人はエスターバリントって人なんですけど、
その人の友達がラメルジーだったんですよ。
ストレンジャー・ザ・パラダイスの主演女優の人が、
ラメの友達で、ザ・ムッシュに面白い友達いるよっつって、
紹介して出ることになったみたいな感じ。
で、ちょい役で出てるんですよ、ラメルジーが。
まだこういうガンダム化する前のプリンセスが、
割と超高身長、超スレンダーイケメンの時代の、
まだクレイジー化する前のラメルジーが出てて、
それ結構重要なのは、
ビートパップって曲ありますよね。
ありますね、はい。
これはヒップホップクラシックとしてすごい有名なアルバムなんですけど、
1980年代の前半に、
まずラメルジーがいて、
その相方、ラップする相方としてケイ・ロブって人が参加してて、
この二人の掛け合いみたいなラップレコードで、
何よりも有名なのが、
ジャケットを手掛けたのと、プロデュースを手掛けたのが、
バスキアなんですよね。
伝説の黒人アーティストですけど、
ラメルジーとは超仲良かったんですよね。
そういう感じで、すごい深刻化されたビートパップっていう、
レコードにラメルジーは出てるんで、
ヒップホップの歴史を語る上では避けられない存在なわけなんですけど、
そこでどういうラップしてるかっていうと、
キャングスター・ダックって言って、
アヒルのモノマネしてるんですよね。
クワクワクワクって言ってるんですよね。
キャングスターなんだけど、アヒルなんですよね。
この辺りが、リアルなヒップホップを求める人たちから、
どう処していいのかわからないとされる一つの理由。
AKA神とか、
ミッキー・ガディ・ダーティーとかが好きな、
リアルな子たち。
ブレイキングダウンとフリースタイルダンジョンの真ん中ぐらいにいる子たちからしたら、
アヒルのモノマネしてる人ってやっぱり受け入れがたいわけですよ。
どういうこと?みたいな。
俺たちの師匠なの?この人が?みたいな。
いうこともあって、
あんまり受け入れられないで来たんですけど、
いわゆるオールドスクールヒップホップと、
それに対するニュースクールみたいな言い方がありますよね。
オールドスクールっていうのは80年代にヒップホップが生まれた頃の、
すごい懐かしいヒップホップの原風景みたいな。
多分、
乱DMCぐらいまでを指すんですよね、オールドスクールって。
そのくらいでしょうね。
ガチでアギガスの靴を自慢する、
ゴールドチェーンをつけてる人たちみたいな、
わかりやすい記号的なヒップホップ。
そうですよね。
それに対してリアルな90年代以降はニュースクールになっていくわけですよね。
本当にスキルのある人たちとか、
本当にちゃんとした変な質地を持ってるリアルなヒップホップが出てくるんだけど、
僕はやっぱりオールドとかニューとかいう、
分け方を破壊してる存在がやっぱりアメルジーだなって思ってて、
ウィアードスクールだと思うんですよ。
なるほど。
だから、
この本の序文を書いてる、
そしてこの本の編者である、
マックスウェルウルフって人が、
序文の中で、
アメルジーっていうのは、
もう突拍子もないことをやった結果、
アメルジーが、
アメルジーが、
アメルジーが、
アメルジーが、
アメルジーが、
アメルジーが、
アメルジーが、
いわゆる、
ブラックカルチャーの世界で一番許されなかった、
ウィアードであるっていうことを許したって書いてるんですよね。
その系風っていうのを開いてったっていうようなことを書いていて、
そこで語られてるミュージシャンが、
例えばクールティースであるとか、
あるいはMFドゥームであるとか、
あるいは最近のミュージシャンとタイラー・ザ・クリエイターとか、
いわゆる奇人変人に入れられがちな人たちっていうのが、
ヒップホップの世界ではずっといるんですけど。
オルダーティバスタードとかね。
そうそうそう、ああいう形ですよね。
ちょっとこう、
いわゆるアウトサイダーアートによって立っている感じの、
ヒップホッパーっていうのがいて、
ただ、コンソロ読むとか、
あるいは江外広さんのものすごい強烈なラメルジー推しとかを知ると、
もしかしたら僕たちがリアルなヒップホップとか言って、
一番抑圧してしまったヒップホップ、
こういうものこそが、
もともとヒップホップが一番豊穣な部分なんじゃないの?
っていうような気分があって。
つまり、
ヒップホップってニューウェーブ現象の一種だったと思うんですよ。
そうですね。
日本での需要とかも割とそういう塗りがもともとはありましたよね。
それこそやっぱり有名ですけどね。
伊藤聖光さんがトレンドセッターだったわけだし、
海外でもヒップホップを広めたのって、
ブロンディンのデボラハギーとかですよね。
とかとか、
あるいはさっき話した、
ラメルジーの横にジャームッシュがいたとか、
そういう話を聞くと、
人種っていうのも超えてるし、
音楽のジャンルも超えてるし、
なんか面白いもの?
面白いものとしてヒップホップって出現してきていて、
その時代の鴨の発祥というか、決めらせというか、
何でも許された頃のヒップホップっていうのがあって、
ラメルジーっていうのは、
ヒップホップにはもっといろんな可能性がもしかしたらあったんじゃないの?っていう、
可能性をいろいろ教えてくれる。
今現在あるヒップホップっていうのもすごい面白いんだけど、
やっぱり中心にあるのは音楽だし、
ラッパーだし、
ただそうじゃないヒップホップ。
つまりヒップホップっていうのは、
グラフィッキーだったったし、
ブレイクダンスだったったし、
MC、DJとか四大元素っていうのが重なってきて、
ヒップホップっていうインターメディアなアートなわけで、
今逆に言うとすごい既定的に、
音楽の部分だけ特化して、
ヒップホップってジャンル化されてるわけで、
ある意味、
ジャンル分けされてしまった、
もっと統合された、
カオス的なヒップホップを体現したのが、
やっぱラメルジー。
この人って、
ロイ・クリストファーっていう、
アフロフューチャーリズム論を書いてる、
すごい春英の批評家がいて、
この人が、
ルネサンス型Bボーイっていうね、
素晴らしい形象を与えたんですけど、
ちょっと今その本見せますけど、
これですね。
これはですね、
デッド・プレジデンツっていうと、
死んだ大統領ってことで、
アメリカの死兵、ドル死兵とかを指すんですよね。
ヒップホップの歌詞とかによく出てくる。
それをちょっともじったようなタイトル。
それによって、
フューチャリスティック性を出している本で、
この本は、
まず版元の話をすると、
リピーターっていうところから出てるんですけど、
これは亡くなったマーク・フィッシャーっていう批評家が
アフロフューチャリズムとヒップホップ
立ち上げた出版社なんですよ。
はい、なるほど。
だからバキバキの左翼出版。
いまだにマルクス主義の本とかバンバン出してる
出版社、左翼出版なんですけど、
たまに例外的な変な本出すところで、
その例外的な本の一つがこれですね。
これはね、80年…
アフロフューチャリズムって言うと、
サンラーでしょとか、
Pファンクでしょとか、
ジャネル・モネイでしょとか、
あるいはブラックパンサーって映画でしょとか、
非常に固定化されたアフロフューチャリズム像ってのがあるわけですけど、
ありますね。
分かりやすい。
ただロイ・クリストファーは
80年代のヒップホップの
世界そのものがアフロフューチャリズムじゃね?って言ったんですよね。
つまり、
あの時代の
レトロなヒップホップ世界を覗くと、
それ自体が近未来に見えてくるっていう。
その一点で、
ヒップホップを
ある種SF的想像力で捉え直した本なんですよ。
そうなってくると、
当然のことながら、
この本の中心の一人になってくるのがラメルジーなんですよ。
なるほど。
だから僕実はお恥ずかしい限りなんですけど、
ラメルジーの名前を強く意識したのってこの本ですね。
うーん。
この本で、
えっとね、1、2…
まあ、8ページから10ページぐらいにかけて、
ラメルジー論があるんですよ。
へー。
で、いきなりさ、
ラメルジーとはこういうサインを書く人でさ、
なにこれ?って思ったわけですよ。
えー?っていうね。
えー?っていう。
しかもなんか、
このかっこいいサインの横に
何々ランチャーとか武器の名前が書いてあるわけですよ。
どうしたん?とか思って。
あー。
読み進めたら次本当になんかマシンみたいな。
うーん。
出てくるわけで。
すごいですよね。
しかも下に書いてある解説が
ラメルジーのSIGMA-Eって書いてある。
なるほど。
要するにこれ文字が武装化してるんですけど。
あー。
ちょっとこれはおいおい説明しますけど、
はい。
ラメルジーっていうのは
何で一番使いづらいかっていうと、
変な哲学的な妄想の体系を作ってしまったばかりに、
うーん。
一般人が立ち入りできなくなったんですよ。
なるほど。
ゴシックフューチャリズムと
アイコノクラストパンツァイズムと
レターレイサーズと
あとアルファズベッド。
ラメルジーの哲学と影響
おー。
この4つ、大久保さん今から説明してください。
急に言われてもな。
無理ですよね。
無理ですね。
しかも僕は論考を書くたびに色々読みましたけど、
読めば読むほど分からなくなっていくって素晴らしい。
あははは。
ラメルジー先生の
大妄想体系みたいなのがあって、
うーん。
あのー、リラックスっていう雑誌でインタビューした
江頭さんも非常に困ってましたね。
あー。
ただ、
ある意味ではだから、
あのー、
大山縁起さんさんっていう
はい。
ストリートアート研究者の方がいて、
うん。
グラフィティとかの方が書かれてる方ですよね。
何説も書いてる、すごい優秀な学者さんがいて、
その方なんかは、
あのー、
ペンギー・ダーガーと説明してもらって、
ペンギー・ダーガーと接続してましたね。
おー。
つまり、非現実の王国でみたいな、
うーん。
ちょっとアウトサイダーアートにしか出てこないような、
うーん。
妄想な体系を作ってる。
うーん。そっかそっか。
架空の王国みたいなものを。
そうそう。
えっとね、その大山さんが書いた
アゲインストリテラシーって本があるんですけど、
うーん。
この本の中に、
そのー、ラメルジーのいった
システムをフローチャートにしてる図が出てくるんですよ。
おー。
これが多分ね、
まあ、
見せようと思ったけど、
小さすぎて見えないんで、これ。
そうですね、これは。
口で説明しますと、
はい。
グラフィティとストリートアートってのがあって、
うーん。
グラフィティっていうのはまずポップアートと
ハプニング芸術、
この2つがくっついたものがグラフィティアートだっていう風に。
おー。
その作成者が言っていて、
さらに、
そのグラフィティからワイルドスタイルが出てくる
っていう風な矢印が引っ張られてて、
うーん。
そのワイルドスタイルから
ゴシックフューチャリズムに線が引かれてるんですけど、
おー。
この、
ゴシックフューチャリズムは
アールブリュットとアウトサイダーアートとも
線で結ばれてるようになっていて、
なるほど。
グラフィティとワイルドスタイルっていう
ものは、
確かにラベルジーを用意した
アートフォームではあるんですけど、
うーん。
いわゆるヒップホップの壁輪郭シューンと描く
さんがよく
渋谷とかで見かけるような、
あれこそがワイルドスタイルなんですけど、
えぇ。
ラベルジーはやっぱりそこにさらに
アウトサイダーアートの文脈も入れちゃったっていう風に
この調子で。
僕もそれは非常に納得する。
なるほど。
ただ、さらに僕はそこに
20世紀アートを超えて
マニエリスムのでっかい文脈がさらに
乗っかってるんじゃないかみたいな風に
思ってるのを
今から説明していくんだなと思うと
気が重いんですけど、
口で説明するのがこんなに大変な日は
初めてですよ。
もう疲れてますよ、ちょっと。
そう。
いやいやね。
ちょっと休憩したいんで、
ああ、はい。
大久保さんにとってのラベルジーを教えてください。
えっとですね、自分にとってのラベルジーは
僕ね、初めて知ったのはあれですね。
あのイギリスに
ワイヤーという音楽雑誌がありまして
はい。
えっとね、それで確かね、
なんか特集というか
表紙ではなかったと思うんだけど
なんか特集記事があったんですよ。
そこであのもうその例の
やっぱり何、その
ガンダム化した写真が
満載でですね。
そのワイヤーっていつ頃でした?
結構前、もう20年前とか
じゃないのかな。
10年前か。
うん。
なるほど。
でもなんかその頃って
エガイツさんのリラックスのインタビューも
やっぱり2000年代の前半ぐらいで
ああ。
やっぱりなんかその頃に
一つのリバイバルがあったんですかね。
なんでしょうね、おそらく。
うん。
なんかあったっぽいね、それは。
うん。ちょっともう現物ももうちょっと手元にないので
どういうそのタイミングで
やったのかとかもうちょっともう
写真の印象しかないので
あんまり中身は覚えてないんですけど。
まあワイヤーの名前が出ましたけど
やっぱりあれですね
ラメルジーっていうのは
扱いづらい理由のもう一つは
ヒップホップの文脈以外に
やっぱりアートの文脈に
ものすごい関わっている人で
ラメルジーを最初にフックした人たちって
非常に孔明なニューヨークのアート批評家たちなんですよね。
で、さらに
そのニューヨークの人たちよりかは
ヨーロッパの人たちが最初に
評価したんですよね。
だから
出すのめんどくせえよ
このバカデカい図録って
いわゆる大久保さんが編集した
プリーズ・キルミーと同じ構成なんですよ。
あーなるほど
そのオーラルヒストリーというか
発言を
周りにいた
人たちの証言を
まとめた一冊で
なるほど
どういう人たちが集まってるかっていうと
やっぱりアートディーラーの人が圧倒的に多いです。
だからインテリの人たちはすごい多い。
なるほど
ヒップホップの
例えばケアレスワンとか
ああいう方たちの名前は
一切出てこないわけですよ。
ヒップホップの
ゴッドマーザーでありながら
ヒップホップの世界の人たちから
あんまりよく分かられてないという
逆に多分インサイダーであればある人
評価できない。
そこがちょっと
もったいない人なんですよね。
そうそう
だからね
やっぱり僕みたいな
なんていうんですかね
ヒップホップの現場とかに
一切興味がない
家で本だけ読んで
歌うた文句だけ言う
僕みたいな人が
ラムレジンを救わなきゃって思うわけですよ。
なるほど
やっぱり多様性を言ってる皆さんは
限定された多様性を指してらっしゃるんで
やっぱり世の中には
啓蒙されてらっしゃらない方の方が多いんで
僕は結構啓蒙されてらっしゃらない方が好きなんで
安心するんですよ
なるほど
俺よりもゴート族がいたってことに
もっと惚れるなっていう
人類は
場体もフロイトもなかったことに
人間には
アンコントローラブルな部分が
すごいあって
ある意味で
ラムレジンもそういう方たちと
お友達みたいなところがあってですね
絡みづらい
街で見かけたら
なるべく会いたくない
このズロークを見てても
出てくる証言は
多様性とラメルジーの位置づけ
彼と話してると
自分、自己嫌悪に陥る
本当に何を言ってるかわからないし
本当に高度で
難解な数式とか
流体力学とか
物理学とか宇宙学の話をし始めて
もう静止することができないんですって
で、もう
自分が
自分がすごいバカで
無能な存在に思えてきて
ラムレジンの話してる人たちが
ことごとく
ポテンゾーへし折られていくっていう
街で一番会いたくない人
なるほど
みたいな感じになってて
いや、だから僕も
水中書店っていう
古本屋さんが近所にあるんですけど
そこの店主の奥様と
街ばったり会った時に
すごい陽気に喋ってたら
チャーメンって呼ばれてたんで
チャーメン何で
何を焦ってるのって言われて
焦ってるというか喋ってるだけですねって
え?ってなって
向こうえ?ってなって
いや、僕喋ってるだけなんですよって言って
向こうがいや、焦ってるよねって言われて
何で急いでるの
何でずっと喋ってるのって言われて
いや、それ俺にとって
これが普通なんですよみたいな
多分ラムレジン先輩も
同じような体験を何回も受け取って
ラムレジン先輩も
同じような体験を何回もしてると思うんですよ
誰としては
とても普通に生きてるだけなのに
周りから見ると
完全な奇違いというか
フリークスというか
できれば会いたくない人みたいになって
だからある意味で言うと
ラムレジンを評価できた時に
初めて多様性の最終段階が
決定されるというか
この人を
いまだにヒップホップ世界の
人として扱うんだったら
何が多様性だよクソ野郎っていう話ですよね
認めろよという
この人を俺が認めさせることができなければ
俺も認められないってことですから
非常に自分の命を懸けて今今日
命を懸けてヒーエーのTシャツを着てるわけですよ
俺がなんでこんなに雑談を頑張るかっていうと
どこから話していいのか
途方に触れてるんですよね
どうしようみたいな感じなんですけど
ラムレジンっていうのは
ラムレジンの哲学
まず寸法を見せるところから始めようと
今思い立ちました
とにかくラムレジンの評価を難しくしてるのは
変な方程式とか
変な物理学方程式みたいなのを
いっぱい書くことで有名で
例えばこれ見てください
見えますかね
なんかサインみたいな
これはですね
実はグニャグニャって書いてある
でっかいマーク2つありますけど
これはアルファ
ギリシャ文字のアルファとベータなんですよ
これはですね
ラムレジン先生が
1979年にお書きになった
最初に書いた論文で
アイオニックトリーティーズ
ゴセックフューチャリズム
アサシンナリティズオブザ
リマニュピレイテッドスクエア
ポイント1-720度
マニュピレイテッドスクエア
ポイント1-720度
ごめんなさい
訳せませんあまり
よくわからないですね
アイオニックってのはギリシャのあれですけど
そこにゴセックフューチャリズムとかですね
暗殺知識とかですね
なんか役体もない
恐ろしい言葉がいっぱい重ねられてますが
今見せたアルファとベッドっていうのは
ラムレジン哲学のすごい重要な部分を
決定していて
ラムレジン先生が
アルファとベッドの
26文字は
アルファベッドっていうのは
管理システムだって言うんですよ
つまり
アルファベッドの26文字っていうのは
実は陰謀だって言うんですよね
もともとは
アルファとベータだったんですよ
ただ
中世のゴシック時代の教会が
アルファとベータの
ベータのAを取ったんですよ
でアルファと
Aを取られたベッドを
それによって
文字っていうものを管理し始めて
その知識を
民衆に与えないようにしたんですよ
どんどん怪しく見えていったでしょ
これがラムレジン先生の
まず第一段階
こんな初歩ですよ
アルファとベッドなんで
だからラムレジン先生は
アルファベッドを破壊しろって言ったんですよね
これがゴシックフューチャリズムの
哲学にも関わってて
つまり
中世のゴシック時代の教会っていうのは
装飾写本っていうのを持ってたんですよね
ものすごいデコラティブな文字っていうのを書いて
その写本っていうのを知識の体系として
伝承してたわけで
それは民衆には全く与えられてなくて
彼らは識字能力
リテラシーがなかったんですよ
教会がそれを持っていた
何だっけ
バラの名前に出てくるようなやつですね
映画の
まさにウンベルト・エイコの
バラの名前の世界なんですよ
それが
それを管理していて
さらに
なんていうのかな
それをさらに装飾化して
さらに分かりづらくしていた
民衆っていうのは話し言葉しか持っていなかった
この知識っていうのは
教会の修道士たちはどうしたかっていうと
地獄の闇の中に葬り去ったっていうんですよ
隠したと
民衆に文字を与えないようにしたんだって言って
イルミネイティッド
これは装飾写本のことを
イルミネイティッド・ブックスとか言いますけど
と同時に
ルミネっていう建物っていう会社がありますけど
あのルミネって光って意味で
光を与えるっていう意味も
イルミネイトにあって
そこはちょっと
ラメルシェ先生の
SF的想像力を刺激したらしくて
イルミネイティッド・レターズ
装飾文字っていうのを
地下に隠したと
そのイルミネイトされた文字
それは同時にやっぱり装飾であると同時に
光輝く文字で
その地下に隠された文字を
500年後のニューヨークの地下で発掘したんだ
それがBボーイたちだって言うんですよ
電車の横に描かれた
あの落書きワイルドスタイルは
ゴシック時代の
風通したちが隠した
地下に隠した
あの文字だったんだ
それを俺は解読したって言うんですよね
だからワイルドスタイルってのは
ゴシックフェイシャリズムだって言ったんですよ
なるほど
完全に違いですよね
音楽と言語の関係
これ
これは序の口ですからね
ラメルージュ先生の手伝ってもらうと
なんかあの
ちょっとこう
バローズ先生の
言語はウイルスであるっていう話とも
ちょっと通じる発想の気がしますね
まさにですよ
今から俺が喋ろうとしたことを
ここら辺がやっぱり大川さんは白人ですよね
アングロサクソンですよね
僕がブラックだとしたら
今アングロサクソンが言ったことを
判断してしまいました
そうなんですよね
文化的な作詞を今皆さん
これが今歴史的に稀に見る
中断の瞬間だったと思うんですけど
はい
でもほんの少し鋭くて
やっぱりこの図録の中でも
バローズとラメルージュが
オランダで会った瞬間
アムステルダムで会った瞬間のエピソードとかも
紹介されていて
へー
ラメルージュがアムステルダムで古典やって
このガンダムスーツのまま外歩いたんですって
そしたら追い惚れた
バローズが来て
お前一回死んでるだろとか
お前マリファーナ持ってたら
俺にくれよとか
喋りかけたとか
恐ろしい話が載ってましたよ
それをラメルージュの友達が横で
せんせんきょうきょうとしながら見てたみたいな
だからやっぱラメルージュってね
最初に会った人との変な関係が
あって
ラメルージュが
ラメルージュが
ジェンシーってね
最初に会った人との変なエピソード集が
いっぱいあって
この人って子供の頃
ティッスが好きだったんですよ
ジェンシーモンズの大ファンだったんですって
へー
めっちゃわかりやすいんじゃないかと思った
ティッスの大ファンで
さらにピーファンクのファンだったんですよ
よくライブ行ってたらしいんですよ
はいはい
やっぱりジョージクリントンとか
ブーツギー・コリンズとか憧れの存在で
後にニューヨークで
後で話しますけど
バトルステーションっていう
アトリエを持つんですけど
そこで
とうとうブーツギーと
ジョージを呼ぶんですよね
このコスチュームで
アトリエに招待して
腕にランチャーつけて
そのランチャーが
歓迎しようとしたのに
間違って発射されちゃったらしくて
そして
ランチャーが飛んで
ジョージクリントンの顔の横を
シュンとかすめて
キッチンの方に行って
大爆発したんですって
漫画みたいなことになって
ヤバいですよね
普通に考えたら殺人ミスですよね
ただの
それを見ながらジョージクリントンは
ニヤリと笑ったって書いてありました
遠い声
俺ついていけなくて
私が
殺人ミスが起きてるし
笑ってられないだろうと思うんだけど
ブラックカルチャーの
戦衛たちからしたら
顔の横をロケットが通ったぐらいで
怒ってる場合じゃない
寛容
寛容さを学ぶってことが
これからの時代大切なんで
皆さんロケットで
飛び道具で顔の横をかすめて
死にかけたとしても
許さないといけませんね
ニヤリと笑って
それがクールっていうことなんで
話は逸れましたが
ラメルジーとバローズが近いっていうのは
脱口地区の文脈で
80年代が語られてたらしいですね
なるほど
それはそうで
やっぱり言語っていうものを
ラメルジーもすごい
敗退しようとしていた
さっき話したアルファズベータに
背負うそうだし
ゴシックフューチャリズムに背負うそうだし
初期のラメルジーは
アルファズベータの
スランゲージって言ってたんですよね
スラングとランゲージっていう言葉をくっつけて
自分で言葉を発明しまくってたんですよ
ラッパーの人って
エミゲムとか県庁ですけど
辞書を読んでたっていう
エピソードが有名ですけど
ラメルジーはさらに長め上を行っていて
俺が作った言葉を確認するために
辞書を読んでたって言うんですよね
急に
ラメルジーが
自分の言葉を
自分の言葉を
9歳くらいで造語壁が始まったって言って
俺が作った言葉が
全部辞書に載ってたって言うんですよ
そしたら精神病院に母親からやられたって
言ってます
骨の中で
キツガイだった俺はって言って
そういうわけで
いわゆる
ネオロリズムって呼ばれる病気なんですよ
これ
精神病理学とかの世界では
結構有名な言葉で
ネオロリズム
これはね
ホッケの文学におけるマニエリズムで
一生逆らえてるレベルの
マニエリズムの精神を持った人特有の
言葉遊びの世界っていうか
言葉がどんどん勝手に
頭の中で改造されちゃうわけですよ
日本だと分かりやすいのは
三浦純さんです
後ろメタファーとメタファーを足して
後ろメタファーとか
後ろいったショックで
オイルショックとか言って
そうですね
あれは初期的なネオロリズムなんだけど
あれがもっと悪化した人が
ラメルジーっていうか
ちょっと普通の人には
5パーセンターズの影響
判別不可能なSF用語みたいなの
いっぱい作ってて
ちょっと待ってください
これがですね
例の浅田彰人と同い年の人が
作ってる雑誌のこれ
先月号に僕
ラメルジー論の前編を書いてるんですけど
この中で僕
スランゲージのいくつかを書いてますけど
ラメルジーが発明したスランゲージですけど
メテオポスターサイザーズ
ルクストゥルーノメーディス
パワーズオブパンツァリズム
アトミックノーツ
とかとか
メテオポスターサイザーズは
重力惑星粉砕機ですね
ルクストゥルーノメーディスは
装甲音符
武装された音符
装甲音符
武装された音符
パワーズオブパンツァリズム
レーザー防衛システムとか
よくわかんないですけど
こういうのいっぱい作る
これ何
これ要するに
精神病理学で説明することもできるんですけど
もうひとつ重要な要素があって
それは
ラメルジーが5パーセンターズと
関わってたってことですね
さあ
5パーセンターズ
ご存知ですか
5パーセンターズ
僕は疲れたから振りますよ
疲れたんですよちょっと
5パーセンターズ
あれですか
大金持ちのことではなくて
残念
5パーセンターズってのは秘密結社ですね
黒人の
つまり
これね
黒人音楽誌っていう僕の本があります
けど
これの最終章が実は5パーセンターズ論なんですよね
これはね
ヒップホップの
いわゆるナズとか
ウータンクランとか
JZとか
有名なラッパーたちが
実は全員この5パーセンターズって秘密結社に入ってるんですよ
彼らは
何をやってるかって言ったら
彼らが書いてるリリックっていうのは
全部数式なんですよ
それぞれのワード
英単語っていうのは数字が振られてて
その書かれたリリックを足し算すると数式になってたりするんですよ
パワーは数値なりとか
ウィズダムは数値なりみたいな感じで
本当にフリーメイソン化してるわけですよ
そうですね
それが
黒人の
ヒップホップの超有名ミュージシャンが
ラメルジーの思想の紹介
みんなやってるっていうことにまずびっくりするわけですけど
日本だと
大和田俊之さんあたりが最初に紹介しましたね
日本だと
これはインギアの大学出版から出た
5パーセンターズの研究書です
ラメルジーも
やっぱり80年代ニューヨークにいたんで
これはネイションオブイスラムの分派なんですよね
ネイションオブイスラムが
さらに怪しい集団を作って
この5パーセントって
意識が覚醒する黒人っていうのは
全体の5パーセントしかいないから
その5パーセントの人たちが結集して
黒人たちを
いろいろな方向に前導していくんだっていう
ある種の先民的な発想ではあるんだが
その5パーセントがどこで選ばれるかというと
刑務所なんですよね
刑務所に入ってくる人たちをリスカウントしていくっていう
ネイションオブイスラムもね
刑務所に入ってくる人たちをリスカウントしていくっていう
ネイションオブイスラムもね
ネイションオブイスラムもね
刑務所でオルグしてたわけですからね
ある意味でそういうしょうもない黒人の人たちっていうのを
ある種ね
ちゃんと教育する目的もあったわけですよね
犯罪に常に走ってしまう
黒人に知性を与えたっていうか
強制しようという
フリーメイソンの安定を与えたかったわけですよ
三角
そんなわけで
ラメルジーもやたら数式にこだわったり
変な造語にこだわったり
変な方程式
ラメルジーってよく自分のことを
Equation
方程式って名乗るんですけど
これは三羅とパクリですね
三羅を自分のことを方程式って言うんですよね
さっき見せた図録の中でも
一回ラメルジーと三羅あってますね
そうなんだ
この図録読んで驚いたのが
その時にちょっと録音したって書いてあるんですよ
つまりラメルジーと
三羅の共演の音源がどうもあるっぽいんですよね
ウータンクランへの影響
これってどこにあるのって思いません?
証言としてはあるんですよ
三羅がこの本で唯一出てくる箇所に
そういう関わりもあって
5パーセンター的な数学的な思考と
その三羅側に引き継いだ思考と
あとは自分自身が持てたアウトサイダーっぽい思考っていう
3つが重なって
ラメルジーの奇想天外中華
リエギスム的な実存というのがなってる感じがあって
ラメルジーって
その前に5パーセンターズの本もう1冊ありましたね
マイクル・ムハマド・ナイトっていう
これはね
5パーセンターズのインサイダーの人が書いた本ですね
5パーセンターズに入った人の本
ごめんなさいちょっとこっちまだ読めてないんですけど
これあれですね
ブロンディーのベーシストが
実際にボカルティストだった人が
アレスター・クローリーについて1冊書いたりしましたけど
ああいう感じのインサイダー本ですね
黒人の
卑怯的な想像力みたいなの探りたい人は
ぜひこれもチェックするといいです
これを読めばですね
皆さん友達をどんどんどんどん失っていくんで
おすすめですね
その5パーセンターズは
一番影響を受けて有名なのは
ウータンクランで
レザーが書いたウータンマニュアルって本があるんですけど
これ宇多丸さんも絶賛してる本ですね
宇多丸さんもこの本絶賛
この本は本当に翻訳した方がいいと思いますね
めちゃくちゃ面白い
レザーって本当に文章家としての才能があふれてるっていうか
この中だとレザーは
ウータンクランのトラックメーカーですね
そうですね
それこそ
ラメルジーってジャームシュの映画に出てましたけど
レザーもコーヒーアドシガレッツって映画にね
出てるし
ゴーストドックね
音楽ですよね
出演もしてますよ
出てましたっけ
ゴーストドックが最後に対決みたいなのしに行くときに
途中で会って
武士らしい挨拶をするみたいな
こういう場面があって
そういえばあったかもしれない
だからあれですよね
このウータンマニュアルの中に
これってファイブパーセンターズの文章なんですけど
こういうファイブパーセンターズの思想にさらに武士道の話とか
薬草学であるとか
この人チェスのマニアだったからチェスの話とかも絡めた
なんていうのかな
オリジナルな
ファイブパーセンターズをオリジナルなものに高めてったのがレザー
非常にだからですね
僕の国字音楽史っていうのは最終章がウータンクランだったんですよ
それはファイブパーセンターズってガチガチに
数学的な想像力で言葉っていうのを固めていく
頭でっかつな
宙波ではあるんで
それに柔軟性を与えたのがレザーですね
本当はもしかしたらラメルジーでもよかったかもしれないんですけど
その時ってまだゼロ句も出てなくて
いまいち僕もラメルジーの中で
2ページぐらいですよね
2、3ページが限界で
やっぱりつけ焼き場では立ち打ちできない人みたいなところがあったんですよ
文字の武装化
ちなみにレザーは2匹目の土壌も書いててですね
顔をブーブーですね
これも名著ですよ
えぇー
レザーは
2匹目の土壌も書いててですね
顔をブーブーですね
これも名著ですよ
えぇー
めっちゃ面白い
やっぱウータンクラーンのね
ブレインとしての
結出したパワーが見え隠れする
いや面白い本ですね
ちゃんと
全ては反射であるっていう言葉がですね
引用されてますね
レザー先生の
世の中にある全ては反射だと
大久保順っていうのは大久保順じゃないんですよ
あくまでも僕を反射してる鏡なんですね
だから弟を守るなんですよあなたは
僕からしたら反射なんで
大久保さんっていうものはない
全ては反射なんですからね
そういう感じでですね
ラメルジーのゴシックフューチャリズムと
アルファーズベッドを軽く説明しましたが
さらに
アイコノクラストパンツァーイズム
っていう思想がありまして
これは何かっていうと
アイコノクラストっていうのは
イコノクラズム
偶像破壊っていう意味ですよね
そうですね
パンツァーイズム
パンツァーっていうのはドイツ語で戦車って意味です
だから偶像破壊武装主義って日本では訳されてますけど
勘にして用を足すと
なんでしょうかな
いわゆるラメルジーの
いわゆる
ラメルジー先生は
26個のアルファベット
っていうものは
境界によって確立か禁止化された文字になってしまったと
アルファとベータのAを取られて
我々はその誤った26文字を
駆除させるように
作られてると
だからアルファベットの
本当の力を呼び覚まさなきゃいけないって言って
それぞれの26文字を武装化し始めるんですよ
だからAとか
いわゆるヒップホップのグラフィックにおける
レターってやつですね
あのレターを
武装化したんですよ
ワイルドスタイルって
ポップだけど
矢印とか引っ張ってますよね
たまに文字に
尖ったりしてますよね
あれはミサイルの弾道だって言うんですよね
あれは攻撃してるんだと
いうことを言い始めて
だからもう文字を
武装化しなきゃいけないっていう思想が
アイコンのクラスとパンツァイズムで
して
それが
2次元を超えちゃうんですよね
つまり3D
文字が3Dになっていくんですよ
立体化する
これはラメルジーと若い頃に
チームを組んでた
クールクールって人が書いた
モードなんですけど
これはですね
文字の何か分かります?
何だろう
ミサイルみたいなのがあるのは分かるんですけど
これはですね
アルファベットのKです
アルファベットのKが
武装して宇宙に行ってるんですね
こういう風にですね
ラメルジー先生は
文字を武装化して戦わなきゃいけない
って言うんですよ
何と戦ってるのかがよく分かんないんですよ
そこをやっぱりラメルジー先生が
書いてくれたら
すごい良いところっていうか
大山演技子イサムさんなんかは
境界権力と戦ってるっていうSF的な妄想と
いわゆるそのワイルドスタイルっていうか
グラフィッキーやってる同士のバトル
つまり
グラフィッキーシューって書いたら
ライバルチームがその上に重ね書きしますよね
ああいう戦いってのも意味してるんだろうと
いわゆる現実原則としてのバトルと
ヘンリーガーガー的な妄想世界での戦いっていうのが
ラメルジーの中では何が仲介されていると
並行して行われてるわけですね
そういうことを言っていて
ラメルジー先生は
ただ
これだけでは飽きたらなくて
文字を
レターレーサーズって言って
商品化しちゃったんですよ
商品化
つまりですね
これ
さっき見せたアルファベットですけど
なんか
フニーカーみたいになっちゃったんですよね
本当だ
車輪が付いている
レターレーサーズって言うのは
アルファベットのその26文字が
無装化してですね
これ本人が作ったカタログですね
ミニカー的なものなんですか
これはね
タイムストッパーっていう腕時計があって
タイムストッパーを押すと
これ呼び出されてシュワーって
するんですよ
これね
スニーカーみたいな形してるくせに
空は飛ぶんですよ
飛ぶんだ
レターレーサーズは
飛ぶんですよ
飛ぶんですよ
飛ぶんですよ
レターレーサーズは
展覧会の図録だから
レターレーサーズの
展示も飾られててですね
こういう感じで集団で飛ぶんですよ
変態を成して
この辺りはやっぱりスターウォーズとか
スタートレックの見すぎなんですよ
この26文字のレターレーサーズを
飛ばせちゃったわけですよ
教会権力と戦うっていう風に
言ってたんだけど
だんだん面白いっていうほうが勝っちゃったんでしょうね
これをですね
ご自宅のバトルステーションって言われる
ニューヨークのアトリエに飾ってですね
おもちゃとして遊んでたんですよね
この人がね
ちょっと待ってくださいね
このバトルステーションって
名前もなんかもうあれですよね
小学2年生って感じですよね
そのバトルステーションの入り口に
書かれてた文言が
死ぬ時に
おもちゃをいっぱい持ってたやつが
カチって書いてあったらしいですよ
どうしたお前って
言うことですよね
そのバトルステーションの入り口に
書かれてた文言が
死ぬ時に
おもちゃをいっぱい持ってたやつが
カチって書いてあったらしいですよ
このバトルステーションを訪れた
ジム・ジャムシュが
狂人の脈動する研究室って言葉を
残してますね
脈動するは原文だと
スロッピングですね
狂人の狂人による
狂人のための空間だと
ジャムシュ先生もおっしゃるぐらいの
なるほど
ありましたね
ラメルジーの初期と影響
これちょっとね
2ページ丸々だから
ちょっと引いてみないと
すごいな
天井から
データアレンサーズを
いっぱいつってあるわけですね
そうそう
変な目玉みたいなのもあるし
だからこれって割と
90年代ぐらい入ってからの
ラメルジーなんですけど
初期は
非常に変な方程式いっぱい書いた
難解な
それこそラメルジーのお父さんって
確かね
建築系
建設系の仕事してた人らしいんですよ
それもあって
土木系の知識みたいなのが
すごいあったらしいんですよね
だからそれの影響なのか何なのか
ファイブパーセンターズの影響なのか何なのか
ものすごい数学趣味があった人だ
だからちょっと
常人には入っていけない
難解な世界だったのが
なんていうかこう
明治大正の趣味人みたいな感じに
だんだんなっていくっていうか
山口雅夫が万年に建築してた
敗者三部作に出てくるような
要するに
あれですよ
いわゆる幕府型に就いた人たち
明治新政府との戦いに敗れちゃって
敗者の落院をされてしまった
人たちっていうのが
職を失ってでも金はある
人たちはどうしたかっていうと
趣味に走ったんですよね
自分の好き勝手して生きる
敗者なんだけど
なんていうか
誇り高く生きている人たち
ある種山口雅夫さんは
朝田昭に現代思想的な面では
敗れたみたいな
自己認識を持っていて
いわゆる山口雅夫は
はすめしげ彦と朝田昭に
もうぶりっぶりにいじめられて
何ていうか
塗り替えられちゃったんですよ
歴史を
その晩年に取り組んだ仕事が
敗者三部作だったから
そこには自分の思いも
載っていたと思うんですよね
なるほど
ラメルジーも
多分だけど
この人
何も気にしていない
鬼神変神のようですけど
とにかくグラフィッキーアーティストって
呼ばれたらものすごい怒ったんですよ
あいつらは
スクリブルスクラブルだって言ったんですよ
つまり落書き野郎
落書きしてるやつ
俺はあんなのとはレベルが違う
っていうことをずっと言ってて
彼の前でグラフィッキーとか
ヒップホップの文明を出すことは
結構危なかったんですって
そんな奴らと一緒にしないでくれと
俺はアーティストだと
っていうのもあって
やっぱり結構誇り高かったっていうか
なるほどね
態度が高かったっていうか
ちょっとライバルだった
バスキラだけが
ぐんぐん評価されていて
今でも大メジャーなわけじゃないですか
そうですね
それに対してやっぱラメルジーって
知る人と知る
僕みたいな人しか
興味を持たない人になっていて
そこをやっぱり
本人も少しは気にしてたと思う
なるほどね
なんというかこの晩年の
おもちゃ狂いっていうのが
少し切実なものも感じるというか
メインストリームになったわけでもなく
そうですよね
やっぱり初期は
こういう
なんていうのかな
解剖図というのかな
設計図
設計図みたいなのを書いて
その横に意味不明な
法定式とか
数式とかデータとか
いっぱい書き加えていく
ものをいっぱい書いていて
これって結構
人を呼んでいい
難解で
常人の理解を絶した
ラメルジーの晩年とパフォーマンス
表現をやってたんだけど
なんか晩年になっていけば
なっていくほど
この人をバロック化していくというか
子供化していくというか
初期のとっつきづらさっていうのが
どんどんなくなっていく
なるほどね
マニエリストからバロックへ
みたいな感じの
そうですね
僕最初に言ったのは逆でしたね
マニエリストから入って
バロックになった人ですね
この人ね
子供っぽくなっていった結果
どうなっていったかというと
有名ですけど
とうとう自分を武装し始めたんですよ
多分これが一番有名なんですよ
そうですね
これ
キャラクターなんですよ
この人が演じている
実はこれね
設定がある
モンスターモデルズっていう
2つの勢力の戦いがあって
それぞれ何十万歳みたいな
キャラクターがそれぞれいるんですよ
宇宙大戦争やってるんですよ
はいはい
いよいよヘンリーダーがっぽくなってきましたね
そうです
しかも自分で演じてるんですよ
うかわ直弘さんが
日本に呼んだ時はその頃です
なるほど
宇宙大戦争で忙しかった頃のラメルジーを
うかわ先生は
日本に呼んで
3時間ですよね
そうしたらドンキホーテに連れて行ったら
3時間で作ったって言うんですよね
やばいですよね
3時間できんの?みたいなもんですけど
すごいですよね
これちなみに
武装化した時代のラメルジーが
武装して
アートギャラリーで
パフォーマンスしてる映像なんですけど
おー
なんかね
ちっこい日本における
バニラガローみたいな広さの
ベースで
武装して
俺は今からここで火を吐きたいんだけど
大丈夫かって言って
ダメだって言われて
何回も褒めてるんですよこの人
俺は火も出せないようなところで
やりたくないって言って
見せ物小屋の火吹芸人じゃねーかと思って
すごいですよね
やばいですよ
ブラックメタルの
オールナイトの
イベントに行った時に
出るバンド出るバンド全部火を吹いてたんで
笑ったってことがありましたけどね
5バンドくらい
これってなんか室内ですか
室内、ライブハウスですね
わーすごいですねそれ
一歩間違えばですよね
結構ね
時代としては90年代
90年代後半とかですかね
まあ許された最後ぐらいでしょうね
今は無理だよな
その頃ってやっぱり
ボアダムズの山塚さんとか
ああいう人がね
過激なパフォーマンスをしてもまだ
本当なんか許されてた
そうですね
山塚さんはもうでもあんまり
やらなくなってる頃かなそういうのは
そうかもうちょっと前か
うん
だから
たつがえんかビニールとかが
まだそういうのをやってた頃ですね
なるほどね
まあなんかそういう時代を
知っている宇川さんだからこそ
火を吐くラメルジア呼びたいと
なるほど
思ったに違いなく
僕とにかくね
一番見て驚いたのがこれなんすよ
はい
ようやく見つけました
これね
作った
ポスティックフューチャリズムの
インフォグラフィックスです
へー
これさ
何回も読みましたけど
なんか
トランスバーサムウォームっていう
宇宙子宮みたいな概念が
この人の中にあって
つまりなんかこう
人間スペルマみたいな
人間が座面になって
この子宮
これ子宮の形なのねなるほどね
子宮が宇宙なんですよ
はいはいはい子宮の中に宇宙がある
でなんか座面人間がここに入ってて
トランスフォームしていくんですって
ほー
それをインフォグラフィックスにしてるんですよ
へー
バカじゃない?
大感動したんですよこれ見て
これね
しかもこれで自分のこと
アナロジーサイエンティストって呼んでるんですよ
だからもうアナロジーなんですよ
なるほど
しかも子宮だから穴でしょこれ
本当に感動したわけですよ
すごい
やっぱり
なんやかんやで僕の人生のテーマもアナロジーなんで
こういう感じでですね
ラメルジー先輩っていうのは
今話しただけでも
まあだいぶ
大層な方なんだということが
わかったと思うんですけど
ただ
やっぱり
現代にも受け継がれてるというか
これはロイ・クリストファーっていう
さっき紹介した
ベッド・プレシデンスの著者の2冊目の本で
タイトルがですね
ブギー・ダウンプレディクションズっていう
これはケアレス・バーンがいた
ブギー・ダウンプロダクションズの
パロディですけど
この中にも
ラメルジー論が入ってんですよ
おー
ザ・カルト・オブ・ラメルジー
ハリオグラフィー・イン・トゥ・ケイオス
ハリオグラフィーってのは
聖人伝みたいな意味ですね
ジョエル・バチェロンさんって人が書いてて
現代への影響とアフロフューチャリズム
読んだんですけど
これはね
悪い意味での
悪い意味での
この
悪い意味での
ラメルジーの弟子って感じですね
つまり
アフロフューチャリズムの文脈で
ラメルジーを接種すると
言ってることがわけわかんない
ただの暗号で終わっちゃうんですよ
おー
つまり
ラメルジーにあったユーモアがないんですよ
全く
ラメルジー先輩って
言ってることわかんないけど
みんなを幸せにしたんですよ
僕自身が幸福だし
みなさんも聞いてて
こんな人がいるんだったら俺も生きようかと
思えると思うんですけど
アフロフューチャリストって真面目なんよ
おー
真面目なんですよこの人たち
だから
ラメルジーの尖った部分っていうのは
全部ちゃんとキャッチするんだけど
やっぱり宇宙は子宮だって
そこに座面人間がみたいな
バカバカしさですよね
膨大なバカバカしさじゃないですか
そう
おー
そう
そこらへんをやっぱり
フックするためには
マニエリスティックな見立て
プラスバロック的な見立て
子供っぽい見立てってのもやっぱり
残さなきゃいけなくて
それがアウトサイダーアートに入っていくときの
心構えでもある
なんかそこがちょっとね
この本は
ちょっと落題点かなという感じはした
なるほど
こんな本もありますね
エビットトゥープ
おーはい
これは多分皆さんご存知
エビットトゥープはそうですね
大熊さんなんかもよく知ってると思いますけど
日本でも翻訳がね
何冊か出てますね
なんだっけ音の海だっけとか
そうですね
とか自伝も出たぐらいで
日本の
尖った音楽好きは
割と名前知ってると思うんですけど
ラップアタックっていう
全4冊ぐらいの
ヒップホップ本を書いてるんですよ
それの基本的には
初期ヒップホップをよく扱った本で
なるほど
副題がアフリカンラップから
グローバルヒップホップってぐらいで
ラメルジュの名前もあるのかなと思ったら
出てきましたね
ビートバップとラメルジーの関係
やっぱビートバップについて書いてるんですけど
やっぱりこの人面白くてね
ビートバップは
夜場族とか
夜場族のトラムビートみたいな感じ
って書いてありますね
本当?とか思ったんですけど
だから意外にも
ビートバップは
アフリカンビートだと
でラメルジュのラップを
ラップ界のスクリーミンJホーキンスって
形容してるんですよ
本当?本当?って顔やから
やっぱり
でも
俺こういう
まだ
山のものとも知らないものを
形容してる形容句って
すごいグッとくるんですよ
僕たちは何かもうラメルジュが
何か分かっちゃってる状態だから
言葉をあてがうことができるけど
この本出たのってまだ
ラメルジュ出てる頃の
原著で出たのは
1984年ですよ
なるほどね
ビートバップが出てから3年とか2年とかですよ
アヒゲの声何て言えばいいのか
っていう頃で
これはつまり町田孝さん
今の町田孝
昔の町田町蔵が
自分たちの音楽を形容するに際して
キャプテンビッグハート風のバキバキのメタルっていう
形容句を自分の音楽につけた
その意味不明さに
当たると思うんですよね
このスクリーミンJホーキンスみたいなラップって
なんかやっぱりこの
もがいてる感じがしますよね
これがやっぱりグッとくる
初期ヒップホップの面白さ
っていう感じで
一箇所だけラメルジュが出てくる本と
なるほど
MFDとヒップホップの影響
でですね
あと数冊になってきましたが
どこからやろうかな
これありますかね
これは結構ね
これだけホヤホヤの本です
MFD
MFD
MFD
大久保さんMFDの思い入れをちょっと語ってくれませんか
今僕のスマホが
出電が切り欠けてるんで
MFDに思い入れはね
正直特にないんですけど
ないですか
残念ですね
MFDとかね
あの辺はあんまり通ってないんですよ
あの
残量20%を今克服しましたんで
はいよかったよかった
充電しましたんで
MFDっていうのは
数年前になくなっちゃいましたけど
そうですね
なんていうのかな
この人もよくアウトサイダーアートの文脈で
名前が出てくる
まあ異端児ですよね
ヒップホップの
これギガでもなんでもなくて
本当にこういうマスクつけてラップしてたんですよ
そうですね
ものすごい超絶技巧と
なんかものすごいアメコミから引っ張ってくる
ことと
あとやっぱリリックがものすごい内向的で
ものすごい技巧的で
あの
あれですよねタイラー・ザ・クリエイターが大ファンだったことで有名ですね
この人
タイラーっていうのは本当にメジャーに出てきたのが
おかしいぐらいに
かなりマニアックな趣味で持ってる人で
一番好きな映画が
ポレオン・ダイヤマイトとかですよ
バス男っていう
とか
最終絶叫計画とか
あとね
なんて言ってたかな
そこら辺が
あとあれスーパーバッド
皇帝王子だっけか
あの3本が思い出の映画だって言ってました
ただの映画秘宝じゃねえかと思って
そうですね
本当にタノベさんとか
タイラー・ザ・クリエイターに原稿頼めばいいと思いますよ
日本に来日するんで
確か今年
ぜひ映画秘宝に書いてください
タイラー・ザ・クリエイターに
だってね
ポレオン・ダイヤマイト好きなんだから
うん
それこそ
後藤さんがインタビューすればいいんじゃないですか
いや本当にしたいですよ
いや俺本当にね
去年ね
フォアアトキンスに
インタビューする仕事をもらえたんですけど
断っちゃったんですよね
なんで
タイミングが合わなくて
合わそうと言えば合わせられた気もするんですけど
なんか忙しくて見送っちゃったんですよ
なるほど
あれを非常に後悔してまして
なるほどなるほど
あとちなみに
ギャスパー・ノエの2回目のインタビューも断っちゃったんですよね
ほー
完全にバカですよね
なんか調子に乗ってた時期があったんですよ
あー
なんかもう俺はインタビューされたいんだみたいな
あのなんか
突っ張りてた時期があったんですよ
なるほど
非常に後悔してますね今
うん
バカだった
この本は
面白くて
高山博史先生の専門の
マニュレーシング主人のジョン・ダンとかが
エピグラフに選ばれてます
へー
あと狂気の発明家のニコラ・テスラとか
はいはいはい
いわゆるそういうのがバーってエピグラフ
あとウィリアム・ブレイクとか
あー
いわゆるもう白人黒人問わず
うん
狂気のアーティストって呼ばれる人たちは
全員名を連ねてて
なるほど
だからこの著者の
フェルディ・ナンド・ジュニアって人は
よくわかってらっしゃる
うん
これは去年出た本の中だともう
マストアイテムの一つ
へー
ちなみにこの人
この人ですね
ほー
まあウータン・クランとか
うん
えーこいつとか
うん
まあやっぱり選ぶセンスから言って
まあラメルジー・ラインって言っていいんじゃないかな
なるほど
うん
だから一旦
うん
そのラメルジーの図録が出たけど
やっぱこれ証言集だから
論考集でもないし
うん
まあなんちゅうの一人のオーサーによって書かれて
って感じの本じゃないんで
うん
もしラメルジーで一冊書きたい人がいるなら
この人に頼んだ方がいいって感じ
なるほど
うん
でこの人実は翻訳があるんですよ
ほー
えーっと
ヒップホップビーツっていう本ですね
おーはいありましたね
うん
これ実はこのフェルナンド・ジュニアの
へー
唯一の翻訳本で
ほー
でこれ監修者にK・ラブ・シャインが入ってますね
ほー
K・ラブ・シャイン先生が
はい
うん
えー
あれですね
この人はフェルナンド・ジュニアはミュージシャンでもあって
うーん
ウータン・クランと並び称されたりしてたんですよね初期は
へー
ニューヨークのイルビエントシーンの
結構重要人物だったみたい
ほー
なるほど
でもやっぱじゃあそういうなんていうかこう
異端寄りの方ではあるんですね
そうです
そもそもが
うん
この人を写真検索していただくとわかるんですけど
なんかフォークとナイフを持ってこうやってるんですよ
お料理棒みたいな
ラメルジーに関する書籍
お料理棒も出してるんですよ
あー
シェフなんですよ
へー
この人
ほー
ラブ・シャイン
スヌープドッグに先駆けて
そうですまさにですよ
そういうなんか
カン・AKA・ガミとかスヌープドッグに先駆けて
お料理棒を出してた
うーん
とってもどれも注目
えーでですね
あと2、3冊ですが
これはあれですね
あのー
5パーセンターズをさらに深掘りしたい人向けで
おー
えー
ブラックフリーメイソンリー
おー
えー
黒人とフリーメイソンの関係について書いた
へー
まあ本でですね
あれなんすよね
あのー
ジャズの
うん
バンドリーダーのバンバスの人たちって
結構ブラックフリーメイソンだったんですよね
おー
この人
あのー
ガダル・カナナにいるタカさんの
あのー
ガダル・カナナにいるタカに顔がそっくりの人
えっとあの人
えー誰だっけ
あのガダル・カナナタカみたいな
チャーリー
チャーリーパーカーの横にいるみたいな人
いるじゃないですか
ディズニー・ガレスフィー?
じゃない
じゃない
やばい
サンラーの師匠みたいな人です
名前どうでしたっけ
デューク・エリントン?
デューク・エリントンだ
あー
あのガダル・カナナタカみたいな顔した人が
これは菊地成吉さんが言ってたんですよ
あーそう
この人がロレックスだって言ってましたよ
なるほど
この人が
ロレックスも独特だからな
前に似てないのがありますからね
あのブラックフリーメイソンなんですよね
へー
そうそう
やっぱりだから黒人の人たちって
そういう卑怯的な数学的な想像力と無関係か
だから全然そんなことはないんですよ
もうずーっとアメリカの発祥ぐらいからずっとあった
なるほど
てことでこういうのも
ちなみにこれも
この本も
はい
黒人音楽史のアルバート・アイラーの章で使ってますんで
あーなるほど
あとこれは
ラメルジーを考えるときに
初期ヒップホップっていうものが持ってた包装さってのを
考えなきゃいけないとか言いましたけど
初期ヒップホップの研究章の中で一番異端な本ですねこれ
ヒップホップ平和は
ヘーゲルアンドズリーアート・オブ・イマンシペーション
ヒップホップヘーゲル開放の美術
アートってことで
何を言いたい本なのかというとですね
ヘーゲルが書いた美学講義って本がありますけど
あれにおける美の発展形式が
初期サウス・ブロンクスと全く一緒だっていう
パラレルの中に入った本ですね
へー
学者以外に誰が読むんだよこれって思って
学者も読むのかちょっと微妙な気もしますけどね
ある意味でもこれジム・バーノンさんが書いたこの本って
一種のアウトサイドアートとしてのものだから
クソ真面目に
クソ真面目にヘーゲルの美学講義と
初期サウス・ブロンクスが
パラレルになっていくって
俺がローバ合約に始まるマニエリスムと
サウス・ブロンクスの廃棄から始まる現象が
パラレルになってきたのと同じ妄想を抱いてるんです
なるほど
だからこれお友達だなと思ったんですよ
誰が喜ぶんだってことを
頑張ってる人
お勧めしたいんですけど
1万円以上するんで
やっぱり勇気のある人
なるほど
こういう部屋に一生住んで
悲しさに襲われない人
だったら買ってください
なるほど
あと
月30万円以上しようか
月30万円以上仕送りがもらえる
ウィリアム・バローズみたいなクズ
なるほど
クズは買ってください
本当に
はい
それで
これが最後ですね
ラメロジーって
さっき見せた
設計図みたいなのがありましたけど
武装師3文字の
一種
理数的な理系的な物理的な
ヒップホップと建築の関係
建築的な想像力があった人で
そういう意味では
ヒップホップを建築的に捉える
って意味で
ヒップホップアーキテクチャー
って本があるんですよね
ほー
やばいですよね
ヒップホップ建築ですよ
残念ながら未読なんですけど
ぜひ読まないとって
自分に発砲かける意味でも
皆さんにお見せしてるわけですが
要するに
ヒップホップ初の
貧困地帯における建築とかですね
そこにおけるアートの役割とかですね
そういうことについて
つらつらと書いた本で
未読だからよくわかんないんですけど
ラメロジーとかを
やめたいんだったら
マストラー一冊にはなるだろう
ということで
書写は
マイケル・エリック・ダイソン
さんの
ラメロジー
書写は
マイケル・エリック・ダイソンさんという人ですね
はい
たぶんここら辺は
現代アートの方向も入ってくるんで
たぶん江頭寛さんなんかが
一番お詳しいと思うんだけど
なるほど
たぶん江頭さんはもしかしたら
知ってるかもね、この本
知ってそうですね、確かに
ちょっと僕ここら辺
実は江頭さんに聞いてみたいところではあって
機会があればお会いしたいなとか思ってるんですけど
なるほど
そういうわけで
こういう建築にまでいくぐらい
ラメロジーのことを追いかけてると
ヒップホップの文脈もどんどん外れていくし
現代アートって隔離ですらちょっと間に合わなくなってくるし
ラメルジーの探求
ヒップホップ
その他諸々のジャンルっていうのは
通用しない相手なんで
非常に困る相手ではあると
で、僕
ちょっとイリギュラーな本を
一旦紹介し忘れました
実は一番紹介したい本を
ほんと忘れてました
なぜなら下に置いてたから
見えてませんでした
なるほど
やっぱりそのワイルドスタイルって
こういう文字ですけど
僕が
そうですね
これ
一種の新作文字現象だと思うんですよ
なるほど
僕実は
大分県に
木村盛一さんっていう
眼科医のお知り合いがいて
その眼科医の木村さんが
700ページにわたる
人造言語だけを収集した
自費出版の
金と立方体っていう
伝説的な
怪物っていう
日本の自費出版の歴史の中で
これよりも狂ってる本ない
一冊があって
これ実は
新作文字を
いわゆる
最初見せないかな
この写真を
例えばですね
どういうのが出てくるかっていうとですね
大分さんはやっぱり
当然読めますよね
大分さんは
当然読めますよね
これは
読めないですかこれ
これは読めないですね
なんですか早稲田出てるくせに
いやいやいや
早稲田はこんなのも読めない人なのに
次第の最高峰なんですか
何をやって
早稲田出てるんだからこれくらい読めないとダメですよ
やっぱり今
日本のインテリの限界を暴いてしまいましたね
やっぱり
早稲田卒東大卒の人たちが
読めない文字だけが紹介されてますんでここで
なるほど
コナンくんの漫画に出てくる
ちょっとだけ出てくる文字の
2行くらい出てくるやつを
そこから分析して一覧表を作ってるんですよ
一覧表
フリーメイソンの暗号とかも
全部ちゃんと解読してますんで
こんなのはでもまだ驚くに足らなくて
何順ですかね
最初一番最初に出てくるのが
カバラのアルファベットですからね
おお
要するに
現実の魔術師とか錬金術師とかが作った
異形の文字とか
こういう文字盤であるとか
こっちか
こういうものを
こういう実際に人為的に作られたものから
トマス・モアのユートピアって小説に出てくる
人工言語で
あるとか
あるいは昨今の漫画に出てくるような
人為的な文字であるとか
あらゆるものを集めた
へー
聖女ヒルデガールとか作った
アルファベット一覧とか
はー
こういうのをとことん紹介していく本でして
へー
まあ
これよりも狂ってる本があったら
教えていただきたいぐらい
っていう感じでですね
はい
ちょっと待ってくださいね
これはあの
千のナイフって漫画家はご存知ですか
いやちょっと分かんないかも
千のナイフさんって漫画家が
80年代にいたらしいんですけど
その方が
サンスクリットならぬ
センスクリット文字みたいなのを
これ作ったことで漫画の中で
なんかそのセンスクリット文字を
なんか
出てきたやつ全部
こういうのを
パラレル通して
漫画を紹介したりとかですね
ほー
あとはですね
ハンターハンターに出てくる
ハンターハンター文字を紹介したり
はいはいはい
こういう感じで
これが700ページあるってことにも驚くんですけど
声と三行経って続編も出しちゃったんですよね
続編もあるんだ
続編がですね
500ページあるんで
合わせて1200ページの
この
新作文字が
読めて
やっぱこの中にラメルジー先輩の
アイコノクラストパンツァイズボ
入れたらええんちゃんかと思ったんですよ
なるほど
これなんでこれ入れたかっていうと
これ日本語で書かれている要素だと思うんですよ
まあまあそうですね
これ日本語の本だと思ってなくて
だって分かんないんだもん
その
新作文字と精神病理
誰も読めないんでこれ
この
この変な本の中に
付録として入ってる
付録とは言えない秘められた章といっていい
精神病理と文字っていう
100ページにあたる付録があるんですよ
ほー
これがちょっと衝撃というか
精神病理と文字
大文文字編
大文文字編ってのがあって
つまり
新作文字を作る人たちっていうのは
結構高確率で
精神病を患ってらっしゃるっていうような
ほー
なんで
例えばですね
どうからお見せしようかな
これは日本人が書いた
新作文字なんですけど
ほー
アルファベットっぽいですけど
これは実は
日本語を縦に書いて
これを横にして裏返して
ほー
オーブンを
オーブン風にして
これを海外の人に送ってたんですよ
ほー
暗号だって言って
へー
そういう人とかですね
あとは
これもアウトサイガーの人が書いたやつですけど
見えるかな
この謎の図は
はいマンダラウジャーっぽいよね
このミナカタクマグスみたいなやつなんですけど
ほー
これは各国の宇宙的な状況を図にして
示してる
ほー
宇宙における国家間の対立構造を図にして
表していて
日本のラメルジーじゃないかと思ったんですよ
うん確かに
完璧にラメルジーじゃないかと思ってね
うん
とかですね
こういう感じで
色々と紹介されていくんですけど
特にラメルジーっぽい人がいて
ほー
それがですね
これね要するに
この最後の精神病理と文字っていうのは
今までに発表された
新作文字と
精神疾患の関係について
書いた論文を
レジュメ的にまとめていった
部分で
その論文の中にですね
非常にラメルジーっぽい人が
一人いたんですよね
へー
ちょっと待ってくださいね
これだ
この症例というか
症例の方ですね
ベルギー人男性の
ロスパークさんって方ですね
ほー
この人は
アルファベットっていう言葉が
あるっていうのが
オールって意味で
ファっていうのがファッツ
フランス語で愚かな者や狂人の意味
アルファベットのベッドはベッド
寝るベッドですね
だからこれを3つ組み合わせると
アルファベットっていうのは
ベッドの上の狂人全員
っていう意味になるのだとか
言い始めた人がいて
こういう感じで
変な語源解釈を始めた結果
新しい言葉を作り始めたんですって
それがデオロジックっていう
新言語で
我々のアルファベットの欠陥を
正さなければいけないって
ほー
その真の言語とアルファベットは
読みますけど
我々の現在使っているアルファベットは
明らかに狂っており
上記のアルファベットへの解釈に参照
真の言語と
アルファベットは十字架上の神と
神約の到来以来
引読されている
その復活のためにプロスパーは
テオパシーによってもたらされた
神の言葉を語るのである
彼によればテオパシーとは
人間同士のテレパシーとは異なり
天と地のような極性の間の
精神的コミュニケーションであるという
エトセトラエトセトラ
そのような思想によって
APCDEという文字に
新しい図を付けていくわけです
確かに
確かにラメルジーっぽいですね
やっぱりアルファベットっていうものが
何か支配するシステムで
これは誤ったシステムであるから
僕が正さなければいけない
って言ってる精神分裂
って言ってる精神描写って
ラメルジーじゃないのかと思った瞬間に
そっとしたわけですけど
例えば
これ面白くてね
このプロパースが作った
このデオロジックによれば
Oっていう
アルファベットのOありますけど
あれは完全な円で
諸女性と卵を意味するんですって
Cっていうのは
その諸女性が失われて
破られた状態で
Oがあって
Cがあって
Gっていうスペルがありますけど
Gは穴の中に侵入しているんで
これはですね
男性気が挿入されているんで
性色を表すとかですね
そういう謎の
Bっていうアルファベットは
あれは実は最初寝てたんだ
って言うんですよこの人
2つの山なんだあれは
ドームなんだって言って
これは男性と女性の対応を
表してるそうです
真実の境界の意味なんですって
Pっていうアルファベットも
本当は寝れなんですって
もともと
Bの二重のドームの片方が
破壊された状況を指すそうです
マキアベレイド
プロスパーの言語新作
マキアベリーズムのかばとの意味
をPは表すそうです
そのような
いくつか
全部組み合わせて書かれた文章が
これですね
新作言語によって書かれた
マニアリズム文章ですけど
なるほど
ある意味でラメルシリの
シックフューシャリズムで書いた
武装した
ラメルジーとマニアリズム
これはアルファベットなのか
よくわかんない文字とか
古代妄想みたいな話とか
このベルギン人男性と
何が違うんやっていう
ところがあって
だからある意味でこれは
マニアリズムって
本当にその精神疾患の
一種としてよく語られるんですよ
だから
あの人
思い上がりひねくれ
わざとらしさって本があるんですよ
日本語で出てる本の中で
最強の放題だと思うんですけど
これはね
現存在分析っていうのを発明した
やべー著者の名前
本当に飛ばせちゃったんですけど
えっとね
名前何つったっけな
ヴィンスワンガーだ
要するにハイデガーの
哲学と精神分析を
くっつけちゃった人なんですけど
その人の思い上がりひねくれ
わざとらしさって何の研究かっていうと
マニアリズムの研究なんですよ
へー
マニアリズムっていうのは
精神病理として研究してる
その3つの単語で表すと
思い上がりひねくれわざとらしさ
俺ですよ
俺ですよ
今日の話全部聞いてわかるでしょ
思い上がってるでしょひねくれてるでしょ
わざとらしいでしょ
俺ですよ
ざまあみやがれって感じですよ
ヴィンスワンガーかなんか知らねえけど
病気かなんか知らねえけど
マニアリズムなんだよバカ野郎と
でこの精神病理と
病理も文字も
マニアリズムって単語が大量に出てきます
なんて僕が先日15時間にわたって書いた
ラメルジー論の中編は
ラメルジーは
騎士街の
マニアリストだったことです
なるほど
それをやっぱりこれで証明したというか
という感じで
珍しく
日本語で書かれた要書まで
紹介するということでしたけど
そしたらじゃあ最後に
告知をさせていただきます
はい
そうですね
それこそあれですよ
大久保さんが持っているはずの
ノイズノイズノイズがあるじゃない
こちらですね
これに僕も
暗黒ワクワクブックガイドを特賞して
拒絶議論を寄稿させてもらったんですよね
そうですね
ちょうど先日の
大久保さんの
拒絶議論を
拒絶議論を
拒絶議論を
拒絶議論を
拒絶議論を
拒絶議論を
持ち主的です
拒絶議論を
持ち主的ですね
ピロリリリに
拒絶議論を
拒絶議論を
何が
あったんだろう
何が
何が
取り扱いになったか
対談は
おいて
部分的に
お父さんのバンパイア文献ガイドが載っているっていう
バンパイア文献ガイドと見せかけた
あの雰囲気イケメンディスですよね
やっぱり吸血鬼もイケメンも雰囲気が大切だっていう思いつきから書かれた
田村聖広の吸血鬼幻想を読んでたら
ドラキュラの口の先っぽがとんがってるって書いてあったんで
告知と作品紹介
そこから古代妄想していった
そしてルナシーのロジアのPVを見てたら
全員靴がとんがってたっていうことで
先のとんがってる靴を擁護してる
イケメンは雰囲気が大切だっていうことを吸血鬼的なパースペクティブで
本を紹介しながら書いた本です
内容ですのでぜひ興味ある方は
模索車とかでも売ってるんですよね
ちょうど今日も模索車に持ってたとこです
その辺はまた自分のブログの書士情報のところに
取扱い点が増える度に追記されていきますので
チェックしていただければという感じですけども
まぁそんな感じですかね告知は
次はバローズのドキュメンタリーの
パンフに書いたわ
パンフを探すとなると大変な作業なのでやめます
今渋谷のヒューマントラストシネマだったかな
確かそうだったと思います
そこで確かバローズ上映してるはずで
ドキュメンタリー映画ですね
ウィリアム・バローズの
それこそ今日話題にも出ましたね
ラメルジーの横並びで語られてたみたいな話もありましたんで
ちょうどその横並びに語られてた
80年代ぐらいのバローズを振り返ってるんで
それぐらいに作られたドキュメンタリーなんで
それのパンフに僕書いてますんで
それこそこの番組で第1回であった
ハリー・スミスとバローズを並べて
白魔術と黒魔術の戦いっていう
僕の中で降りてきたハルマゲドンビジョンを
書いて原稿をいただくっていう
僕の妄想でお金はもらえるんだろうかっていう実験ですね
ラメルジーに近づいていってる感じがありますけど
ちょっと気をつけないとやばいですね
やっぱりラメルジー先輩みたいな人に街中で会って
ロケット噴射で死んだら話
笑い話が済まいませんからね本当に
全然通りすがりに罵倒してくるぐらいだったらいいんで
言い返すんですよ絶対
お前は死ねよみたいな感じでやりますんで
それだけですね言いたいこと
次回はサンラーやりましょう
そうですねこの流れで一つぜひサンラーをいきましょう
アフロフューチャリズムでは収まらない人をやる感じ
いいと思いますそれはぜひぜひ
というような感じで本日はラメルジーについてお送りしてまいりました
それでは最後に言ったらですね
チャンネル登録や高評価などお願いできればと思います
ということで本日はどうもありがとうございました
01:34:42

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