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2025-08-18 09:47

Ep 35: ドカ食いは、あなたを守る“無意識の防御策”

「やめたいのにやめられない」ドカ食い。
それは意思の弱さではなく、あなたを守るための無意識の防御策かもしれません。


Talking Points:
・部屋の片付けとドカ食いの意外な共通点
・クライアントさんが「冷凍庫のアイス」に込めていた本当の意味
・依存症研究の第一人者、ガボール・マテ医師の言葉から学ぶ“やめられない理由”

そして最後には、
ドカ食いを責める代わりにできる、たったひとつの問いかけをご紹介。
あなたが繰り返してきた食べ方の奥にある“本当の意味”に気づくヒントになるはずです。


Love notes:
You’re not failing because you can’t stop eating. You’re protecting yourself from a truth you weren’t ready to face — and that, too, shows wisdom.
(ドカ食いをやめられないのは失敗じゃない。
まだ向き合う準備ができていない真実から自分を守っている。
それもまた、あなたの知恵なんです。)


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レアード可奈子
過食症・拒食症・過食嘔吐・運動依存・オルトレキシア…
20年以上の摂食障害を経て、現在は同じ苦しみを抱える方のサポートに従事。
米国認定統合栄養ヘルスコーチ
カナダ公認ホリスティック栄養士
米国エモーショナルイーティング心理学コース修了

サマリー

このエピソードでは、どか食いの背後にある無意識の防御策を探求しています。感情的な痛みを避けるために、食べ過ぎがどのように役立つのかを理解し、それが自己防御の知恵であることに焦点を当てています。

どか食いの理解
Welcome to NO DIET KNOW DIET
この番組のホストを務めるKannaこと、Laird Kanakoです。
癒しとインスピレーションの地、パワースポットとして知られるセドナやグランドキャニオンを有するアメリカ、アリゾナ州からお届けしています。
You are worthy no matter how you eat or how you look.
どんな食べ方をしていても、どんな見た目であっても、あなたの価値は他の誰とも変わりません。
この番組では、ダイエットという言葉の本当の意味、a way of living and eating
生き方、食べ方を探求していきます。
細ければ幸せになるという嘘にさよならをして、あなたにあった本当の幸せを手に入れてほしい。
食べることが楽しくなる日を迎え、自然とあなたにぴったりの体重や体型に落ち着いてほしい。
あなたはこの世で他の誰にも代わりのきかないたった一人の存在、そのあなたにしかできないこと、残すべきレガシーに取り組むための第一歩を歩み始めてほしい。
エモーショナル・イーティング・改善・サポートべき20年以上の私、カナーが体験談や心温まるお話、時にはちょっと非常識に思えるかもしれない真実を、ユーモアを交えてお届けします。
ダイエットを止めて、あなたのダイエットを知り始めましょう。
こんにちは、美しい魂。こんにちは、カナです。お元気ですか?
もしあなたがどか食いをやめたいのに、また繰り返してしまう。そんな自分に悩んでいるなら、今日はちょっと新しい視点をお届けしたいと思います。
どか食いという言葉がしっくりこなくても、例えば食べ過ぎが止まらない、過食をしている、爆食をする、食べだしたらやめられない、ストレス食いなどという考え方もあるかもしれないです。
エモーショナル・イーティング・感情食いというふうに表現する方もいらっしゃいます。
基本的にお腹が空いていないのに、ある特定のものをグワッと食べたくなる、食べてしまうと思っているあなたにお話です。
テーマはね、手放せないものには、ここではどか食いとしましょう。
理由がある。どか食いには理由がある。手放せないどか食いには理由があるというところでいきたいと思います。
クライアントの事例
例えばね、部屋を片付けていて忘れていた昔の手帳や日記が出てきたことってありませんか?
その瞬間胸の奥がざわざわして手が止まってしまう。
あるいは広くなった部屋、すっきりした部屋を見て余白ができた途端、ふと向き合いたくない気持ちが浮かんでくること。
なんで涙が出てきたんだろうとか、なんでイライラするんだろうとか、感情があるかもしれないです。
片付けが進まないのは、怠けているからではなくて、見たくないものを食ししないための防御なことあります。
クライアントさんの例でいきましょう。
これはね、私がサポートしてきたクライアントさんたちにもよくあることなんですね。
ある女性は仕事で疲れ切って夜遅く帰ってきました。
で、冷蔵庫に隠していたアイスをね、ご家族がいらっしゃる方で子供たち、そしてパートナーさんが寝た後に一気に食べる。
次の日にはもう二度とやらないと誓うわけなんですよね。でもまた繰り返す。
彼女にとってそのアイスはただの甘い食べ物、デザートではありませんでした。
孤独で辛い夜を、辛い日だね、辛い日を乗り越えるための心の支えだったんですね。
だからやめられない理由は、やめられない自分は、失敗、またやっちゃったっていうような失敗ではなく、自分を守るために残っていた彼女の知恵だったんですね。
どか食いをやめると、その下に隠れている孤独や不安、満たされない気持ちが顔を出してきます。
だから頭ではやめたいと思っていても、心のどこかではやめたくないと感じてしまうこともあります。
これは弱さじゃなくて、自分を守る知恵なんですね。自分を守るためのもの。
依存症研究で有名な、日本語で何て言うんだろうこれ、ガポール・マテさんかな、ガポール・マテさんという医師、ドクターがいらっしゃるんですね。
で、その方が言っていることで、まず英語でお伝えして、日本語でしっくりくるかなと思うのを探してみます。
アディクション is not about why the addiction, but why the pain.
依存、アディクションね。依存っていうのはね、なぜ依存するかではなくて、なぜ痛みがあるのかを問うものだっていうものなんですね。
自分を守る知恵
依存とは、なぜ依存するか、依存自体ではなくてね、なぜその痛みがあるのかを問うものだ。
アディクション is not about why the addiction, but why the pain.
つまり、私たちが見なければいけないっていうものはね、どうやって食べ過ぎをやめるか、よくありますよね。
ドカ食い、過食をやめる3戦、5戦、トップ5とかね、そういうのではなくて、なぜ今その痛み、もしかしたらモヤモヤっていう心の表現の仕方の方がわかりやすい方もいるかもしれない。
なぜ今その痛み、モヤモヤがそこにあるのかなんですね。
私たちが見なければいけないのは、なぜ今その痛みがそこにあるのかなんです。
だから、どうやって食べ過ぎをやめるか、どうやったらアイスを食べれないようにするかではないわけなんですね。
心理学でもね、アボイデンスコーピング、回避型コーピングかな、回避型コーピング、アボイデンスコーピングという言葉があります。
人はストレスや不安に直面した時、それを避けることで一時的に安心しようとする。
食べ過ぎはね、まさにその一つの形ですね。
で、今日をあなたにやってみてほしいことがあります。もしよかったら、もしよろしければ、If you would like、私は絶対何かしてくださいと強制はしないのでね、もしやってみたいなと思ったらやっていただきたいことがあります。
もし食べ過ぎてしまった時にね、自分を責める代わりにこう問いかけてみてください。
私はこの度過食いでどんな痛みから守られているんだろう。私はこの度過食いでどんな痛み、もしくはモヤモヤから守られているんだろう。
答えがすぐに出なくても大丈夫です。もしかしたら書き留めておく。
明日用のジャーナルとか、週末できそうだったらとか、この日ランチ中にとか、私はこの度過食いでどんな痛みから守られているんだろう。
もしかしたらあなたの言葉だと、私はこの過食でどんなモヤモヤを守っているんだろうかもしれないです。
Again、もう一度お伝えしますが、答えがすぐに出なくても大丈夫です。
こうやってね、問いを立てるっていうのかしら。自分に聞くだけでね、心の奥の声が少しずつ聞こえてくるようになります。
自分と向き合うということはこういうことになってきます。
で、最後に大切なことをお伝えして終わりたいと思います。
これも最初に英語でお伝えして、合いそうな日本語を探したいなと思います。
You are not failing because you can't stop eating.
You are protecting yourself from a truth you weren't ready to face, and that too shows wisdom.
どか食いをやめられないのは失敗ではありません。また失敗しちゃったというものではないのね。
まだ向き合う準備ができていない事実から自分を守っている。
それもまたね、あなたの知恵なんです。
そして私がいつもお伝えしていること、
No matter how you eat or no matter how you look, you are worthy.
あなたのね、どんな食べ方をしていても、どんな見た目、体型であっても、
あなたのね、価値は他の誰とも変わりないものだということを覚えておいてください。
ご視聴ありがとうございました。また来週お会いしましょう。
09:47

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