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2025-06-18 14:44

34|プロ18年目の打撃職人、中村晃選手の土台は「小久保道場」

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西日本新聞で記者生活の大半をスポーツ取材で過ごしてきた大窪正一記者が、アスリートの素顔や裏話、スポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」

今日の主役は福岡ソフトバンクホークスの中村晃選手。開幕当初は主に代打としての起用が多かったものの、収録日の5月19日時点では4番を任され活躍中です。チームを支えるベテランの「若かりし頃」を大窪記者が話します。


◆出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)、音声編集:中富一史、映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年5月19日

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サマリー

今回のエピソードでは、プロ18年目を迎えた中村晃選手の打撃スタイルや成長過程について語られています。特に彼が「小久保道場」でのトレーニングや仲間との関係を通じて基盤を築いたことが注目されています。中村晃選手のプロとしてのキャリアは、国母道場での基盤から成り立っています。これにより、彼はフォークスの4番バッターとして活躍し、啓発活動にも力を入れる意義を見出しています。

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西日本新聞ポッドキャスト。
西日本新聞スポーツ余聞、この番組では記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大久保さんが、アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話ししています。
こんにちは、福岡のニュースアプリ西日本新聞Bの横山智則です。今日もよろしくお願いします。
西日本新聞社の大久保昌一です。よろしくお願いします。
同じく西日本新聞社の中富一文です。よろしくお願いします。
中富さん、今日の質問は簡単すぎるかもしれません。
中村晃選手の紹介
ソフトバンクホークス、プロ18年目の打撃職人、誰でしょう?
プロ18年目ということで現役なんで、一人しかいないんですけど、もう一人いたんですよ。
長谷川優弥と中村晃。今回はプロ18年目なので中村晃です。
ありがとうございます。中村晃さんが今日は主役ですね。
で、YouTubeご覧の方はあれなんですけども、めっちゃ若いでしょ。
若いですね。新人ぐらいじゃないですか。
もはや誰かわからんとは言い過ぎ。いや、わかるのはわかる。思いかけはあるから。
かわいい。
かわいい。
本期3年目を迎える中村晃ガイアス19歳の時の写真が、今日はちょっとYouTubeでは背景に使わせてもらっているんですけども、
今日は中村さんの話を大久保さんに聞きたいと思います。
はい。
どんなお話になるんですか。
はい、もうちょっとこの今写真見てるように、これ僕自身が撮影に行ったんですごい思い入れがあるんですけど、
やっぱり中村晃選手も私思い入れがありまして、
定居高校とプロ入り
今日お話ししたいのは、実は中村晃選手の出会いじゃないですけど、僕が知ったのは定居高校時代なんですね。
定居高校の出身なんですけどね。
もともと、まずプロフィール的なことを言えば、出身は埼玉出身で、定居高校という野球の名門ですね。
で、甲子園に3度でね。
すごいですね、やっぱ。
キャプテンにもなっています。
で、2007年にソフトバンクからドラフト30名で指名されてプロ経験しましたよという選手で、
私が取材してこの動画を見ていらっしゃる方は分かると思うんですけど、
これは2年目のシーズンが終わろうとするときの秋のキャンプですね。
その時期の写真なんですけど、本当にまだ高校生上がりというか、可愛らしい。
いやいや、本当そうですよね。少年はいいすぎだけどそんな感じですよね。
でも定居高校の時は4番バッターとかですね、ファーストで。
すごい、ファーストですね。まさにそうなんです。
その印象が僕の方が強くて、定居高校、甲子園の取材に私がその頃行ったんですけど、
それは鹿児島代表の上村学園の対戦相手が定居高校で、相手方の練習も取材、上村君の相手方ということで取材に行ったときに、
もう貫禄があってですね。おっしゃるように4番で、高校通算60本類のパワーがあって、
当時は1類種だったんですね。やっぱり貫禄があって、スイングも金属バットということなんですけども、
スイング早いし、どっちかと言ったらパワーヒッターみたいなイメージで高校の時はいたんですけど。
プロに入ってからもパワーヒッターのイメージ?ホームランバカスカじゃないよね。
そうですね。
そうですね。
アベレージヒッター。
ここが彼のすごいところで、彼自身、先ほどフォークスに入団というのがあったんですけど、
自分の意思で1類種だったんですけど、自分がプロで通用するのは、1類種っていうのは、いわゆる外国人が入ってきたり、
山川選手が今勤めているようなパワーヒッターが打撃に専念するために守備の負担が少し低いポジションみたいな形で入るポジションなので、
自分が生き残っていくためには1類じゃないほうがいいと自分の判断で外野種を希望して、
入団の時点でもう外野種でやっていきます。
そういう、なんていうんですかね、くれば、僕の印象として取材する中で、いい意味で冷静ですごく、
自分が何が強みで、自分が何が必要なのかを、高校生、卒業した数年でもう持ってたんですよね。
どっちかっていうと、柳田君のほうが子供みたいな感じで、しっかりしてるのは中村昭君で、
余談ですけど、この時期、中村昭君とか柳田君とかと、後半にことも僕、下半だったんだったんですけど、
柳田君を呼ぶと、昭もいいっすかって仲が良かったんです。
性格的には天真爛漫な柳田君、冷静ちっちゃくな中村昭君って、タイプ的には違うようなんです。
キャラが違う感じしますよね。
馬があったみたいで、そんな形で、柳田君と後半行こうかってなった時には一緒に、みたいな。
年齢ってどっちが上ですか?
柳田君のほうが上なんだと思うんですよね。昭っていうのが、すいません、ちょっと確認。
そういう風に知的な印象で、もう一つそういう風な彼の知的な印象を深めたのが、
自分の打撃スタイル、本当に横山さんがおっしゃったように、パワーヒッター、プロではパワーヒッターでやっていけない。
自分はそういう長打を打つ人はみんないっぱいいるんで、自分はこういう打つだけじゃなくて、
バウントとか、そういう小技もできるような選手にならんといけないみたいなことも考えて、
自主トレに参加させてくださいって言った選手が、先ほど言った長谷川優弥選手について、
どっちも打撃職人みたいなタイプですね。
大きなホームランを打つタイプではない。
でも、そういう先輩は長谷川さんをリスペクトしつつ、
同じことをやっていては上回れないということで小技も覚えるんだみたいな、
それをこの時期ぐらいからもう考えて、2年目ぐらい考えていて、
だからこそ、プロ18年というのは生き残っていけるんだな、そうですよね。
プロ18年、ベテラン中のベテランですよね、今となっては。
そうですね。
もうすごく印象に残っているのが、あれは何年目かちょっと忘れたんですけど、若手の頃に大会長。
大会長がキャンプ視察している時に、バットコントロールがいいんだよねって言ってたのが、
すごい頭に印象に残っていまして、それもやっぱり今生き抜く中での大きな一つになっているのかなと思って、
この成長を見てたんですけど。
小久保道場での成長
今日ちょっとお話ししたかったのは、実は中村晃選手、この2年目が終わって3年目に入ろうという時に、
国母ひろきさん、この時は現役だったんですけど、国母さんの実習トレに誘われてるんですよね。
アリゾナで国母さん、足の怪我もあって、暖かい地でみたいなものもあって、
アリゾナで恒例だったんです、合宿するのですね。
そこにちょうどこの時期に、将来を職望するじゃないけど、国母さんがフォークスを今後担っていくであろうというような、
若手を連れていくっていうことをしたシーズンだったんです。
そこに選ばれたのが、中村晃君がその一人だったんです。
実習トレって、その選手についていきたいっていう人がお願いするようなイメージなんですけど、じゃないんですね。
この時は多分国母さんが、ご自身がプロ生活の晩年に来てて、
多分先のこともチームの将来のことも考えて、自分が抜けた後とかもフォークスを上将軍団として支えていく選手、軸になる選手を自分も育てたいっていう、
目をかけてあげたいっていうのが、そういう思いがあって、誘う若手を検討してるんだ、みたいなことを言ってたのは聞いてたんですけども、
そこまでしか取材できていなくて、ちょうど何度も動画で映ってるこのフェニックスリーグっていう宮崎でやってるの、秋に若手が集うリーグがあるんです。
そこで練習してる時があったんですけど、その時僕も高番で福岡から宮崎で取材に行ってたんですけど、
その中で彼が細っと誘われてるんですよね、みたいなことを言って、これはネタになると思って、国母さんの方に、すいませんが、そういうことを聞いたんですけど、そういうのは本当ですか、みたいなことを言ったら、いや隠すこともないからねっていうことで教えてもらって、記事になったのがこの記事なんですよね。
主将国母のアリゾナ・ジシュトレ、初参加、中村明ということで、これ言ってみれば独人ネタというか。
なるほど。独だね。
ここのキャンプに行ってる人が少なかったっていうのは。
中村明選手は国母さんに誘われて嬉しかったでしょうね。
国母道場の影響
めちゃくちゃ嬉しかったみたいでですね、まず自分がそういうふうに声をかけてもらえているということが、とても嬉しかったということは言ってましたですね。
なので多分ですけども、冷静沈着なんで、例えばですね、その誘った方が、俺この人を誘ったって言わない限り、言わないことが結構。
特に新聞記者には言わないですよね。
ポロッと出たっていうのは、おそらくよほど嬉しかったね。
そうですよね。家族には言っても新聞記者には言わないよって話でしょうからね。
そうですね。で、ちょうどこの時っていうのは、そのちょうど先ほど言った長谷川選手も誘われてるんですね。
同じタイプの選手だし、そういう先輩も誘われてるってここで力をつけないとっていうこと、思いがあったと思うんですね。
で、向こうに現地、アリゾナ、アメリカの方に行って、ストレーを一緒に過ごすんですけど。
これって練習するだけじゃなくてですね、夜とかは国母道場じゃないんですけど、
プロのあり方だとか、要は練習のやり方だとか、一日のサイクルの流れとか、どんな本を読んだ方がいいとか、そういうものを聞かせてもらえるんですよ。
だから夜とかが、いわゆる勉強会みたいな感じなんですね。
なので、すごくこれ、選手にとっては大きかったみたいで、この国母道場、これが中村昭選手の18年になるプロ生活を石杖になったというふうに、僕なんかそういうふうに思ってるんですよね。
フォークスでの活躍
で、実際にそうやって経験を踏んでいって、もう多分国母さんが将来監督になった時は支えるんだみたいな思いが多分あったんじゃないかなと。
そうですよね。
だからこそ、今期ですね、もともと国母さんは中村昭選手の利用について、ここぞの打撃は確実性というか安定感というか勝負強さがあるので、
大打専門というか、そこで起用するという方針だったんですけども、これはご存知のように近藤選手だとか柳田選手だとか、けが人が続出して、あきらーと。
出番だと。
で、それを応じたのも多分恩が。自分を育ててくれた、こういう誘ってきゃん国母道場の門下生であるという思いがあるから、多分プロからしたらですね、そういうシーズンに入るときに大打専門だって言われてて、いきなり普通にオーダーに入ってくれって言われたら、やっぱり違ってくると思うんですね、コンディション。
そうですね。
でもそれをもちろんプロだから出れることが嬉しいとはなんですけども、そういう戸惑いもなく受け入れられたのはそういうことだと思っていますし、なおかつですね、この収録していると。
5月の19日の時点では。
はい。
4番を巻き上げているということです。で、4番でしかも結果を出しているということでですね、すごく頼りがいのある選手がフォークスにはいるので、今フォークスちょっとこう、まだ本調子ではいかないこの収録の時期ではそうなんですけど、きっと上がっていくポイントに中村あきら選手じゃないのかなと思いますし、もう一つ中村あきら選手でちょっと伝えたいなと思うところが、
中村あきら選手ってその二軍時代に、今は西部ですかね、すいません、鳥越雄さんは。
はい、西部のコーチですね。
鳥越さんが二軍の監督とか勤めてらっしゃった時の文科生でもあるんですね。鳥越さんって奥様がガンで亡くなられてるんですけど、乳がんの子。
そういう活動を引き継ぐような形で、ピンクリボンという啓発活動があるんですけど、これを鳥越さんがフォークスを離れても、引き継ぐような形で中村あきら選手は啓発活動に力を入れてくるんです。
そうなんですね。
すごくこうなんですかね、人を冷静で、感情がどちらかというと爆発する方のタイプではないんですけど、でも心に秘めてる思いっていうのは熱いし、そういう認定味というかあるし、そしてクレバーだし、繰り返しますけど、フォークスにとってはなくてはならない存在だと僕は思いまして、今回お話しさせていただきました。
ありがとうございます。今日は中村さんいかがでしたか。
やっぱり国防監督と中村あきら選手とのつながりとかもあるし、それを得て提供広告の4番バッターだったのが、今やフォークスの4番とちょっと形を変えてでもですね、なってるというのはやっぱりベテランの安心感というところなんでしょうね。
さすが。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ここまで聞いていただきありがとうございます。大久保さんのスポーツ余分は西日本新聞とスマホアプリ西日本新聞ミーで好評連載中です。ぜひご購読をお願いいたします。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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