西日本新聞ポッドキャスト。
西日本新聞スポーツ余聞。
この番組は、記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大久保さんが、
アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しします。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞Bの横山智則です。
西日本新聞社の大久保翔一です。よろしくお願いします。
同じく、西日本新聞社の中富一文です。よろしくお願いします。
今日はですね、選手ではないんですが、ホークスファンの中ではちょっとした有名人。
中富さん知って?
もちろんです。
ね、らしいですね。有名人なんですよね。
有名人です。
どなたの話をと。
もうホークスファンの間では知らない人はいないという、和子さんです。
和子さん。
和子さんって、横山さんは。
あーって言ってた人、あーって言ってた人。
和子さんは大有名人でしてですね、ホークスの仲間ですね。
いわゆるですね、ホークスの公式リポーターを長く務めてらっしゃる方なんですね。
昔って、今でこそSNS、インスタグラムであり、TikTokであり、Xであり、すごくいろんな形で発信されてますけど、
昔っつってもそんな昔じゃない、もう20年も前じゃない昔ぐらいは、もうそういうものも全然なかったんですよね。
そういうあんまりない時代から発信をですね、ペンチの裏側だとか選手の素顔を交流サイトですね、SNSを発信していたからですね、
すごく黎明期を、そのSNS黎明期じゃないけど、そこでもうすごいバーってファンが増えて、今、すみません、和子さんで終わらせてしまってますね。
和子さんっていうのは加藤和子さんっておっしゃいます、すみません。
っていう方で、この方のフォロワーですね、Xのフォロワーっていうツイッターですね。
これ19万5千人を超えてるんです。
すごいですね。
すごいですよね、有名人ですよね、その人数からして。
一般人の普通のサラリーマンで19万5千人フォロワーがいる方ってあんまりいないと思うんですけど。
これは何ですか、公式のフォークスというよりも加藤和子さんのXとかですかね。
そうですね、後付けで公式のマークがついてると思うんですけど、スタート時点は和子さんですよね。
今はもちろんXのアカウントはフォークス社員ですね。
フォークスの社員としてのXのアカウントにはなってますけど。
この方、さっき言ったリポーターから今はですね、球団職員になっているというお話をちょっとしたいんですけども、そうなった経緯です。
加藤さん、バスケットボールをもともとやってる方で、福岡体育、福岡大学の当時の体育学部。
そこを卒業なさって、地元テレビ局のスポーツ番組で2003年から2年間キャスターをされてたそうなんですね。
その時にフォークスに出演するような形になって、そのキャスター終わった後も取材絡みといろいろ交流がある中に、2006年ぐらいですね。
それでも19年前になった。
2006年頃にですね、球団の方からチームとしてオフィシャルメディアを立ち上げて情報発信していきたい。
今のようなことですね。その走りをやりたいので協力してほしいって声がかかった。
ただその時点では、もちろんまだ産声を上げたばっかりなので、社員という立場ではなくて業務委託契約みたいな形で公式リポーターという形で入られて、
試合前の練習とかですね、そういうものを選手と話して、例えばキャンプとかロッカー室とか行って、その選手の素顔みたいなコメントとか取ったり、そういうのを発信していく。
あと雑誌とかですね、そういうところでも選手の素顔みたいなものを紹介していくということをされてたんですけど、今言ったように19年前じゃないですか。
選手も慣れてないわけです。
女性じゃないですか。そういうのもあって、要は練習風景だとか、試合の様子を撮られるのは選手は慣れてるとしても当たり前ですけど、
ロッカーとか食事してるところとか、練習前のちょっとくつろいでるところとか、そんな練習試合とか以外で何のために撮ってんのみたいな風に結構最初は違和感というか、そういうのを持たれたって加藤さん言ってました。
でも加藤さん努力されるんですよね。やっぱすごいなと思うんですけど、そういうのを練習しながら、そういうのを選手の性格だとか、こういうタイミングだったらいいんじゃないかとかそういうのを研究なさって、そういうのをタイミングよく取材をして、
それを何のためにっていう風に思われるのを少しでも解消したいから、どんどんいろんな形でそういう成果を見てもらうために発表の場を増やしていったりする。
いわゆるツイッターやったらツイッターとか、そういうSNSというんですね。例えばフォークスになごみブログっていうウェブの方にコーナーがあるんですけど、そこにはそういう選手の隠れたエピソードを話すとか、
コロナ禍にあったときにファンと選手の距離が離れました。その危機感から立ち上げた公式インスタグラムのですね、そこでライブ配信のカズコの部屋っていうのを立ち上げまして、選手とか指導人のインタビューを紹介して、
ファン目線、そこを大切にされて活動されるから、すごくファンも自分たちの代表だと、自分たちの味方だみたいなファンの心をつかんでて。だからよく僕も覚えてますけど、キャンプとか取材に行くと、
何々選手だとか来たファンが、何々選手だというのと同じように、カズコさんだ。すごいなと思って見ていた記憶があり、でもやっぱりコツを使うまでには10年ぐらいかかったっていう。
で、昔はそういうふうに、何のために撮るんだみたいな感じだったんですけど、今は選手から売り込みがあるそうです。
ヤマカワ選手が、僕が聞いたの、ヤマカワ選手がなんか炎につまる、なんかの、登場するときですかね。スターティングメンバーの紹介かな。ちょっとすみません、記憶が。そういうのはヤマカワ選手のプロデュースという。
売り込みだっていう。そうなんですね。こういう動画どうっていう売り込みもあるぐらいの選手に浸透していってる。これはでも本当カズコさんの力だと思います。
やっぱりその持っている力が、当然Qダンにも評価されて、今Qダンですね、公式ホームページ、フォークステレビ、TVですね、モバイル公式サイト、インスタグラムとか、多彩にやってるんですけど、
そういうことをやるっていうことで、加藤さんはフォークス公式リポーターから業務委託だったんですよね。Qダンの正社員に引き上げられる。なおかつ現在はですね、広報室の企画部門の課長です。
すごいですよね。出世されましたね。でも本人に聞いたら、もちろんやりがいはあるんですけど、密接、リポーターの時は密接じゃないですか、選手と。密接、リポーター時代と比べて選手との距離が離れたのは正直寂しいですね。
ただ、後ろから後押しする立場として選手を支えているというのはやりがいも感じますし、フォークスのこともっと好きになってほしいということをおっしゃってました。