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2025-07-15 18:05

9-1|新型コロナ禍、体操日本エースが語った「言葉」とは。アスリート取材の魅力を話します。ゲスト/本社運動部 伊藤瀬里加記者①

この番組は、西日本新聞社の記者たちが、就職活動や新人時代、プライベートの生活までざっくばらんにしゃべるポッドキャストです。同僚にも初めて明かす悩みや失敗の数々。記者の仕事に興味があるみなさん、ちょっくら聴いてみませんか?


ゲストは本社運動部の伊藤瀬里加さん。新型コロナ禍、元体操男子日本代表の内村航平さんが語った「言葉」とは。運動記者の仕事を話します。


◆出演:星野楽(写真部)、松本紗菜子(経済担当)、伊藤瀬里加(本社運動部)/ 音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年6月26日

◆伊藤瀬里加記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/254/
https://nishispo.nishinippon.co.jp/journalist/serika_ito

◆星野楽記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/sp/writer/show/322/

◆松本紗菜子記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/446/

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#西日本新聞 #西日本新聞me #西日本新聞ポッドキャスト #西ポキャ #otto #西スポ #運動部 #新型コロナ禍 #東京五輪 #内村航平

サマリー

新型コロナ禍における東京五輪を取材した伊藤瀬里香記者が、選手たちの言葉や取材の魅力を語っています。幅広いスポーツ取材に従事し、アマチュア選手や高校スポーツに対する熱意が強調されています。新型コロナウイルスの影響でオリンピックが延期された際、体操の内村浩平選手が発信した言葉の重要性について考察しています。また、選手たちの言葉の魅力や取材の面白さにも触れています。

00:01
西日本新聞ポッドキャスト、星野松本のしゃべりぃよ。
この番組は、西日本新聞社の記者たちが、仕事や私生活のあれこれをザックバランにしゃべるポッドキャストです。
こんにちは。番組の進行を務めます、西日本新聞社写真部の星野岳人。経済担当の松本真子です。よろしくお願いします。
前回は特別番と題しまして、我が社西日本新聞社の田川大輔社長とお話ししましたけれども、松本さんは田川社長のイメージ変わったりはしました。今回しゃべったことで。
知られざる話と、あまり普段聞くことのない話を聞けた。
そうですね。良かったですよね。私も入社の時に飲みに行ったりとか、1年目の時に会ったんですけど、あんまりその時と印象が違うというか、偉いなんか堅苦しくなってるなっていうのもあったんですけど。後半は打ち解けていってみた感じでしたね。前回は本当にお疲れ様でした。
伊藤瀬里香記者のプロフィール
今回はちょっと打って変わって、本社運動部の伊藤瀬里香記者をお呼びしております。伊藤さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。社長の後ですごい緊張するんですけど、お願いします。
全然大丈夫です。まずは私から伊藤さんの簡単な経歴を紹介します。福岡県村形市出身で2008年に西日本新聞社に入社しました。
その年の夏から運動取材を続けてきまして、2015年から21年までは東京支社の運動部で五輪競技などを取材しておりました。
2021年には東京五輪も担当しまして、その後は現在まで本社の運動部に所属しております。
ちょうど1年育休を取られておりまして、今年の5月に復帰したばかりということで、すごくちょっとお忙しくて大変な中に出ていただいて。
ありがとうございます。ほぼご利用して出ていただいたみたいな。
写真部の先輩たちから欲しいののためにぜひって言われたんで。
私の根回しが功を奏したという。
さすが。
ちょっとしらっとその写真部の先輩方から聞いたんですけど、松本さんと伊藤さんがちょっとつながりがあるということなんですけど。
高校と大学が先輩ということで。
かぶってはないんですよね。
伊藤さんの仕事は一緒には。
仕事は一緒にですね、運動部におられた期間が長いので、一緒にお仕事したことはないんですけれども。
先輩というのは入った時から存じ上げてますので。
伊藤さんから松本さんの接点とか印象とかって。
会社入って初めて会うと思うんで。
そうなんですよ。あえて嬉しいです。
なんか松本さんが入った頃とか入る前ぐらい、内定の時に少し接点があったんじゃないかという。
確か。
私も記憶があって申し訳ないんですけどね。
内定者としてあった記憶がある。説明会みたいなんで。
じゃあちゃんとしゃべるのは今回初めてということですね。
楽しみですね。ポッドキャストはちなみに聞いていらっしゃったりします?
ポッドキャストは結構聞く方だと思うんですよね。
ラジオが好きで、ラジオ番組よく聞くからその流れでポッドキャストの番組もよく聞く感じですね。
ありがたいですね。
千野さんは印象ありますか?
私の印象。
私は写真部でカメラマンとして取材に行って、伊藤さんが記者としてみたいな。
アマチュアスポーツの高校のラグビー。国体だったかな。
鹿児島。
鹿児島のときに一緒に行って競技場まで行く道中、車ですごいいろんな話を。
あれこれ会社のあれとか。
それで面白い方だなと思ってて。
本当に道中が楽しかったんで、こういうポッドキャストとかしゃべる場来ていただけたらなと思って。
それで声をかけさせていただいたというような感じです。
たぶん悪口とかそんなばっかりじゃないかな。文句ばっかりだったけど。
幅広いスポーツ取材
いやいや、そんでは全然ね。ということで、ちょっとこれから仕事のことについて先にお聞きしていこうかなと思いますけれども。
今は運動部だったらスポーツの取材が中心っていうことになるんですかね。
そうです。基本的には大会に行って試合の結果とかを見て選手に話を聞くとか、練習場とかにお伺いしてインタビューをさせてもらって話を聞いて、
西日本新聞と西スポーウェブオットっていう媒体があるんですけど、それに出すって感じでやってます。
そうなんですね。
スポーツっていってもいろいろ幅広い。福岡だったらホークスがあったりアビスパーがあったりとか、今さっき言ったラグビーのアマチュアスポーツだったりとかいろいろあると思うんですけど、そういうのも幅広くされていってて。
そうですね。うちの運動部は大きく分かれると、スプレー家のソフトバンク担当、これがやっぱり一番のコンテンツというかでやってるんですけど、それと一般スポーツの2つに分かれてて、
一般スポーツっていうのはホークス以外全部って感じで、ジェリーグのアビスパーとか、アマチュア野球、高校野球、大学野球、職人野球とか、オリンピック競技とか、学生スポーツとか、大体そういう感じですね。
そうなんですね。
ソフトバンクとなるといわゆるタカバンと言われてる。
うちの会社というか、福岡の会社ではあるんで、ホークスに対してはちょっと特別というか言いますかね。
写真部でもスポーツ部と本市班という2つの分かれちで、スポーツはほぼほぼホークス担当で、タカバンカメラマン的な。
専属で結構カメラマンも付きっきりで。
コンテンツとしてはやっぱり重要という感じですよね。
スポーツとなると勤務時間的には試合が開催される時間に合わせてみたいな。
そうですね。もう何時に会社に来て、何時まで居なさいっていうのはなくて、本当に自分の担当とか取材アポに合わせて動くって感じで。
例えばホークス担当だと、やっぱりナイターの取材が多いんで、ほとんど夜遅く、2時とかに出勤。今何時かちょっとわかんないけど、だいたい昼ぐらいに出勤して、夜。
試合が長引けば日付が変わるみたいな。
そうですね。
写真部としてもホークスの試合に行ったりするんですけど、カメラマンはもう試合が終わるまでの写真を撮って送信してなんですけど、記者はそこから話を聞いて、組み立ててってなるんで。
帰る選手か、球場から帰る選手を待ってお話を聞くっていう感じで。
締め切りの時間もあるからですね。
そこをやっぱり計算して、勝てばヒーローインタビューがあるから、最低限の話は試合直後に聞けるという。
あとはそれまでの蓄積期とか、事前に聞いた話とかも織り混ぜながら、締め切りとのタイミングを見て。
大変ですね。
なかなか普通の、他のニュースの記者とはまた別の旗の光というところがありますね。
野球もそうですけど、福岡はアマチュアスポーツですね。非常に多いとは思いますけど、そちらの取材も結構されてるんですよね。
そうですね。今はアマチュアの班にいるので、アマチュア担当でいろんな講義に行ってて。
最近だと、世界陸上が今年東京であるから、それに出場が見込まれそうな九州とか福岡に住んでる選手の話を聞いたり。
あとは今、高校スポーツのインターハイの予選がいろんなところでやっているので、そういうところに行ったりとか。
なるほどですね。福岡は特にそれこそバスケットだったら、高校バスケットで偉大巨頭があるみたいなのがあったり、結構注目度の高いアマチュアスポーツとかもあると思うんですけど、そういう取材もされたりするんですよね。
そうですね。先日はバスケットボールのインターハイの予選に行って、やっぱり去年のインターカップで優勝した福岡大堀高校と、3位だった福岡第一高校さんがいて、その2つが1個しかないインターハイの枠を競うというところで。
すごい飯塚であったんですけど、お客さんめっちゃ多めで立ち入りのお客さんとかもいて、すごい盛り上がって、それでちょっと私もドキドキしながら取材をして、やっぱりそういう全国的な競合だから、福岡に住んでる以外の人も興味がすごいあって競技のファンの人から、結構そういう出した現行も読まれたかなという感じがします。
あれ試合自体もまた面白かったですね。
そうですそうです、劇的で。
めっちゃ私テレビで見てて、おーってなんか盛り上がりとかしてますもん。そうですよね。
そうですよね。
なんかそういうアマチュアスポーツの取材ってなると、将来有望な選手とかをちょっと早く。
そうですね。やっぱりこれから学生の取材とかをしてると、何年か後にプロとかオリンピックで活躍するようなすごいスター選手がたくさん出てくるので、最近だとやっぱりパリオリンピックに出てNBAでもプレーした河村祐樹選手とか。
スーパースター。
やっぱり福岡第一高校でウィンターカップ優勝してるんですけど、その頃からやっぱりうちの記者は追いかけてて、事前の特集でも取り上げたし、本番でも書いたしっていう感じで、ずっと追いかけてっていう感じでしたね。
うちは会社のデータベースっていう記事と写真を検索できるのがあるんですけど、結構過去の写真とかはきっと残ってますもんね。
やっぱり高校時代の写真とかって、本当にそういうスターになった時にすごい貴重な資料で、テレビとかでもよく高校時代こんなでしたとか出ると思うんですけど、そういう財産だし、
なんかそういうブレークした時っていうのはやっぱり一つ運動記者の見せどころで、そこでどういった内容のある面白い原稿を出せるかっていうのも一つやりがいだし、面白さがあっていう感じですね。
原石を見つけるのもすごいですし。
そうですね。そういうふうにしてて。
そうですよね。
東京五輪の取材体験
先ほど少し五輪の話もありましたけれども、伊藤さん東京五輪を取材されたということで、新型コロナ禍で1年延期というちょっとこれまでにない状況だったと思うんですけれども、実際取材をされていて選手たちの声聞いていかがでした?
やっぱり選手たちは4年に1回のオリンピックに本当に全てを賭けてるんですよね。そういう事情をずっと取材で聞いてたから、やっぱり延期だってなったときはすごい絶望感とかやるせなさみたいなのをすごいひしひしと感じましたね。
そうなんですね。ちょうど当時も開催を認めるかどうかというか、もう世論的にも反対の声もあったりする中で。
取材する側としてはなかなかちょっと注意をはかないと。
別に選手が悪いわけじゃないし、誰が悪いっていうことじゃないから、そこはやっぱり。
そうですよね。
あの時誰が何を言うかってすごいやっぱり大きかったですね。
そうで先が見通せなかったからね。
そうですそうです。やっぱり選手がSNS更新したらチェックしてとか、そういう感じで。
なんか印象に残ってる当時、選手、五輪を狙ってる選手の言葉みたいなのあります?
その時だとやっぱり結構早い段階でコロナで延期になってっていうので、体操の内村浩平選手が結構かなり早い段階でできないっていうことじゃなくて、どうやったら開催できるかっていうのを皆さん一緒に考えてほしいっていうようなことを言ったんですね。
当時はやっぱりまだ選手の方々もやっぱり自分が言ったことがやっぱり世間でどう捉えられるかって難しいので、やっぱりちょっと発言に慎重になる人も多かったんですけど、そんな中で結構早い段階で。
そうなんですね。
いろいろ考えての発言だったんじゃないかなとは思うんですけど。
内村さんが言うっていうのがまた意味があるんですね。
そうなんですね。やっぱり自分の影響力っていうのを本人もわかってて言ってたと思いますね。
そうなんですね。そういうスポーツ記者とか運動部で記者をされるってなると、選手たちの言葉とかそういうのにすごくアンテナを張るというか、そこで記事を書いていくっていうような仕事になりますよね。
そうですね。やっぱり選手の言葉っていうのはすごい大切にしたいなというふうに思ってて、今お話しした内村選手っていうのは演技だけじゃなくて、すごい言葉にも魅力がある選手で、誰が聞いても自分の言葉で返してくれるんですよね。自分なりの視点で。
やっぱり門切り型の受け答えって多分どんな取材でも結構あると思うんですけど、それじゃなくて本当に自分の言葉で返してくれるっていう方で。
そうなんですね。なんかすごくこれ面白い回答だなとかっていうのはあります?
選手の言葉と取材の魅力
そうですね。たまーになんですけど、一対一でお話し聞く機会とかもあって、いろいろいろいろいろいつも考えて、せっかくの機会だからと思っていろいろ考えて取材してたんですけど、一番印象に残っているのは、やっぱりよく言われるのが美しい演技だってすごい言われる選手なんですけど、
じゃああなたが目指す美しい演技っていうか、あなたが目指す演技って理想は何なんですか?みたいな、めっちゃ漠然としてるんですけど、そしたら内村選手から返ってきた答えが、見ている人に体操を見ていると思わせないようにしておくことって言って、
そういう絵を見ているとか、形式を見ているとか、そういう美しいものを見ているっていうふうに思わせたいって言って。
なるほど。体操の演技として綺麗とかじゃなくて、形とか書作とか、一つの芸術というか。
そうそう、芸術と思ってほしいみたいな感じで。美しい、あなたがじゃあ一番美しいと思うものは何ですか?っていう質問には、建物、建築物っておっしゃってて。
内村さんは。
景色とかって勝手にできるものじゃないですか。じゃなくて、人が作ったものに僕は魅力を感じるんですっておっしゃってて。
一番よかったのは、姫路城、兵庫のが何年か前に見に行ったときに、すごい綺麗だと思いました。
すごい美学。造形美。
そうそう。そういうのを聞くと、内村選手の綺麗な演技が自分も頭に浮かんできて、なるほどなって思って。
さらに確かそれには、フィギュアの羽生くんの演技はそこに近いと思うって言ってて。
アスリート目線ですね。
すごいと思って、ちょっと感動したのは覚えてます。
一流の選手が見てる景色って違うんでしょうね。
自分にはちょっとわからない世界だなって思ったんだけど。
聞いたからこそ、そういう世界ですよね。
そういうのを直に聞けるっていうのが運動記者の素晴らしいところですね。
トムハさんの魅力、やりがいだとは思います。
どうございますということで、まだまだ聞きたいお話はたくさんあるんですが、今回は残念ながらお時間が来てしまいました。
次回の配信では伊藤さんの入社前の出来事などに迫っていきたいと思います。
西日本新聞社やこの番組を応援したいと思っていただける方、ぜひ西日本新聞もしくはニュースアプリ西日本新聞MEのご購読をよろしくお願いします。
ここまで聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
伊藤さん次回もよろしくお願いします。
お願いします。
そう!福岡の味方西日本新聞ME、今すぐダウンロード!西日本新聞
18:05

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