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2025-07-02 15:56

36|【やり投げ】陸上日本選手権の注目は福岡からパリ五輪出場の女子やり投げ上田百寧選手

西日本新聞で記者生活の大半をスポーツ取材で過ごしてきた大窪正一記者が、アスリートの素顔や裏話、スポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」

今回は、7月4日から東京・国立競技場で開かれる「日本陸上競技・選手権大会」で、地元アスリートを応援しよう!企画です。大窪記者が注目するのは、パリ五輪出場にも出場した女子やり投げの上田百寧さん。今も練習拠点は福岡なんですが、その理由は?

◆出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)、音声編集:中富一史、映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年5月19日

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サマリー

女子やり投げの上田桃音選手は、2024年のパリ五輪を目指して、日本陸上競技選手権大会に向けた準備を進めています。彼女のこれまでの成績や背景、福岡大学での成長過程は、彼女のスポーツへの情熱を示しています。また、上田百寧選手はパリオリンピック出場に向けた努力と実績について語り、彼女のトレーニングや競技への情熱を紹介しています。さらに、福岡からの競技者としての背景や、東京での世界選手権に向けた大会への期待も述べられています。

やり投げ選手の紹介
西日本新聞ポッドキャスト。
西日本新聞スポーツ余聞。
この番組では、記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大久保さんが、
アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話ししています。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞民の横山智則です。
今日もよろしくお願いします。
西日本新聞社の大久保翔一です。よろしくお願いします。
同じく、西日本新聞社の中富一文です。よろしくお願いします。
中富さん、やり投げしたことありますか?
普通の生活しててやり投げすることないです。
ちなみに砲弾投げは?
砲弾投げもないんじゃないですか。あります?
いや、ないよね。
いや、そりゃない。ないです。
それは野球、サッカーと比べればマイナースポーツということになりますが、
実はですね、7月4日から東京でですね、東京の国立競技場で、
第109回日本陸上競技選手権大会で、
カネルで世界陸上へのいわゆる先行会も兼ねた、いわゆる大会がございましてですね、
ここで福岡出身のアスリートを応援しようというのが今回の企画になります。
で、やり投げです。
まあでもやり投げって言ったら北口選手ですよね。
ハリゴリンで金メダル。びっくりしましたよね。
すごいことですよね。
世界陸上でもその前に金メダル取ってましたよね。
で、オリンピックまでもうすごいドーンと目立っている方がいらっしゃるんですけど、
実はその2番手には福岡出身のアスリートがいたというかいるんです。
ぜひぜひその横山さんがおっしゃったように応援企画なので、
ぜひ日本選手権でしっかり結果を残していただいて、
秋の世界陸上、東京でありますので、ここにその選手が活躍してほしいということで、
その方のお名前は上田桃音選手という選手がいらっしゃいます。
上田桃音選手の成長
この選手ですね、僕は初めて取材したのは実はちょっとあまり、実は最近なんですね。
2024年、いわゆる去年のハリゴリン前に取材させていただきました。
ちょうどそのハリゴリンに出場権を得るかどうかという時の時期に、
そういう選手を取材する企画をさせていただいて、
その選手の一人として上田選手を取り上げさせていただきました。
上田選手、僕はもう取材して一気に好きになったんだけども、そのアスリートとして。
糸島市出身の選手なんですけども、小学校時代はドッジボール。
身近でしょ。
身近ですね。
そうですね。
肩が強かったんですかね。
走るのも早かったそうなんです。
で、短距離中心で中学校から陸上を始めたんですけども、
これは以前配信でお話しさせていただいた福岡県のタレント発掘事業。
ここで繋がります。
これでこの事業に参加していて、投てき、投げる、この才能を見出されたんです。
すごいですね。
これ改めて何回か前のあれを聞いてほしいよね。福岡県のタレント。
ということで、ぜひ皆さんスポーツ用に全部聞いてください。
ちなみにあれ収録終わってめちゃくちゃ調べましたよ。いろいろ。
アスリートの何でしたっけ名前。
発掘事業のやつです。
発掘事業も今年も動き出してるんで。
未来の卵がいるんで、その中の一人だったんですよ。
その才能を見出されたこともあって、
競合で憧れだったという中村学園女子校、福岡市のですね。
ここで行って、ここでやり投げに本格転校します。
要はそこまでは走るのも早かった感じですね。
そういう短距離かやり投げかで迷ってたところをもう本格的にやり投げに本格転校したら、
高校3年生の時には全国の総体、インターハイですね。
これ3位に入ると。
すごいですね。
あの事業はやっぱりもうすごいということですね。
あれですよ。ザクッと言うと野球ばっかりしてた子どもがいると。
でもあなた野球も上手だけども走るのが早いじゃないかと。
陸上してみないかねっていうようなことを、
いわゆる福岡中の運動のできる子を集めて、
福岡県がそういった教育というか。
アドバイス。
アドバイス事業をやってるというのが福岡でやってて。
あの時話したのはフェイシングリーっていう話でしたよね。
そうです。
ですがこの方は陸上の中の、
肩も強いわ、足も早いけど、
足の速さも活かせるよということで、
やり投げにいったということですね。
もう全国で3番に高校の時に入るわけですから、
いろんな要は各県からも注目されるわけです。
共合校からもお誘いはあったみたいなんですが、
上田さんの取材をしてて面白かったのはですね、
県外の大学とかは考えもしなかったそうなんですね。
いわゆる例えば東京にはいろんな大学ありますよね。
そういうところにやっぱりアスリートって集まる傾向がやはりあります。
その陸上だけじゃなくてですね、
僕の大好きなラグビーもそうですから、
早稲田とかそういうところに集まるんですけども。
高校時代、中学時代に地元で福岡でラグビーしてました。
東京の時は早稲田に行きたい、
定居台に行きたい、明治に行きたいになりますよね。
ちょっと先ほどいろんな高校からお誘いって
ちょっと間違って言ったかもしれませんけど、
大学から。
間違えちゃったすみません。
県外の大学っていうのは全然考えもしなかったんですけど、
どうしてって。
私、スポーツの取材が仲良かったので、
そういう人は結構珍しかったんです。
家族が大好きだから。
小さい頃から自宅の庭で平日でもよくバーベキューしたんですよ。
バーベキューして、
そういう家族みんなでワイワイするその感覚がやっぱり大好きだったので。
自宅から通える大学がいい。
で、福岡大学を選んで。
もちろん福岡大学もアスリートの洞窟というか、
もちろん競合校なんですけども、
選ぶ理由が面白い。
福岡大のそういう、もちろん装備もすごく設備も整って、
もちろん素晴らしい大学なんですけども、
その理由がちょっと面白くてね。
そうなんですか。
いいですね。
おっしゃる通り。
パリ五輪に向けて
家から近いから。
家から近いから。
家族大好きだし。
ちょっと話を横に連れていいですか。
うちもですね、子供が子供の頃からバーベキューしたり何したり、
家族仲良くしてたけど、
とっとと東京の大学に行きました。
まあそういうことなんでしょう。
そういうことなんでしょう。
僕は語りません。
で、福岡大学の方に入ってですね。
で、多分上田さんにとっては自宅が良いっていう心地よさも、
多分パフォーマンスに影響したんだと思うんですね。
入学時代には槍を投げる遠敵の記録が53m台だった記録が、
4年間で61m75という日本歴代6位の自己ベストを出すまでに成長するんです。
だからやはり上田さんの選択っていうのは間違いじゃなかったんですね。
で、その後大学4年生卒業というところでも、
やはり地元福岡の方が応援が力になると。
大学卒業後も所属は今度全輪という、
本社が北九州。
地図の会社ですね。
そこに所属する形になって、
練習拠点は福岡大のままという形で、
福岡大好きアスリートですね。
普通の福岡アスリートです。
そしてオリンピックを目指すという形になるんですけども、
コロナ禍で1年延期になった2021年の東京五輪というのは、
直前に先ほど言った自己ベストを出したんですけども、
代表選考を兼ねた日本選手権では4位で、
五輪切符届かなかったんですよね。
一歩届かずだったんですね。
悔しいという思いの中で、
次を目指すというところで、
このアスリートが目指したのがパリ五輪。
そのパリ五輪の標準記録を突破して、
優勝という目指して、
オリンピックを目指すということだったんですけども、
優勝はちょっと逃したんですけども、
パリ五輪の切符は掴んだんですよね。
実際にパリ五輪では、
10位。
これは先ほど北口さんが、
金メダルを取ったからですね。
ちょっと影に隠れる形になったんですけど、
到底の種目で、
この記録というのは、
凄まじい記録だと思うんですよね。
なんでこの記録が出せたかというのが、
僕自身は、
ここは僕自身の分析なんですけども、
実はですね、
このオリンピックに出る前、
世界選手権にも出てるんですけども、
その最初の世界選手権ですかね、
その時の前に怪我をして、
もう体ボロボロの状態で、
足の怪我だったんですね。
走れないような怪我になって、
上田百寧選手のトレーニング
そんなんですけども、
世界選手権にとにかく出て、
一回出て、
その後に手術して治療したんですけども、
その間に上半身をめちゃめちゃ鍛えたそうなんですよ。
上半身パワーアップして、
余談でお話をされてましたけど、
上田さんは趣味が、
温泉巡りの趣味だそうで、
温泉巡りでお風呂に行ったら、
それだけ鍛えた体なんで、
身近なおばさんたちに、
何してる方なの?みたいな、
驚かれるくらい、
体が筋肉が凄くて、
驚かれぐらい、
それぐらい体を鍛えた。
驚かれたのが、
あれがなんか、
私、トレーニングが成功したと思った一つです。
おばさんの驚きというか。
それぐらい体を鍛えて、
上半身を鍛えて、
下半身も戻って、
上半身鍛えて、
上下両方鍛えたことによって、
これなんていうんですかね、
パワーアップしたことによって、
飛距離がぐんぐんまた伸びるようになった。
怪我の巧妙じゃないですか、
そういうことがあっての、
オリンピックにつながったということですね。
なかなか思い通りに、
東京オリンピックでは行かなかったですけども、
そういう、なんていうんですかね、
一つの結果が、
目の前ではダメでも、
一つ一つ積み重ねることによって、
そしてまた怪我もしたけども、
そういうのを乗り越えることによって、
パリオリンピックにもつながっていったということで、
非常に僕はこの選手が好きでですね、
名前が100って書いて、
丁寧の音っていう感じを感じます。
確かにちょっと読みなかったですね。
桃音選手なんですけど、
珍しいお名前なんで、
この名前の由来を取材の時に聞いたんですね。
名前の由来聞くと、
何事も100回やっても丁寧にできるような、
そんな願いが込められている。
すごい。
なのでその丁寧な一投が、
パリオリンピックにつながる、
切符につながったであろうし、
次はそのパリオリンピックで10位という。
パリオリンピックっていうのはですね、
当的種目っていうのは予選があって、
予選を突破しないと、
その決勝のそのメンバー10何人だと、
そこに入れないんですね。
だから本当に繰り返しますけど、
北口さんがとてつもない結果だったのですけども、
上田さんもすごい結果を出しているので、
ぜひぜひ次のオリンピックとかも注目ですし、
その前に最初にお話しさせていただいた、
秋に東京で世界陸上があります。
そこに目指す日本選手権、
選考会がありますので、
ぜひこの選手を注目していただければな、
福岡とやり投げの未来
というところでですね。
今収録が。
5月19日ですね。
5月18日前日、
この収録の前日に、
陸上の成功グランプリっていう国際大会が、
東京の国立競技場であったんですけれども、
ここで優勝は北口さんだったんですけれども、
女子やり投げですね。
2番には上田選手。
やはりパリ五輪10番の実力は、
伊達ではないということで。
ちなみにその差って金さんなんですか?
この差はですね、
なかなかまだまだ。
そうですか。
ちょっとあるみたいな。
でもですね、
全然追い抜く、
追いつけ、
追い越せぐらいのポテンシャルを持ってらっしゃる、
選手だと僕は思ってますので、
ぜひぜひ注目いただければ、
というところで、
今日このお話をさせていただければな、
と思いました。
ありがとうございました。中田さんいかがでしたか?
今回思ったのがですね、
横山さん最初に言ったじゃないですか、
やり投げってやったことありますかって。
普通やったことないですよ。
ただ、その博打授業、
アスリートの金の卵を生み出す福岡県、
タレント博打授業。
これはやっぱりいかにすごいか。
いかにすごいかよね。
それで結局そこの、
すごいいい選手になってるってことは、
やっぱり授業としてすごいいいことだなと思うし、
その授業の今やってる人を後追いしたいですよね。
そうなんです。
これはぜひスポーツ呼ぶんで、
何回も何回も。
スポーツ呼ぶのもう、
ネタがずっともう、
タレント博打授業から。
また博打授業から。
すごいと思います。
福岡初というのがいいですね。
いいですよね。
上田さん自身も、
その博打授業の話を聞きましたけども、
やっぱり感謝されてましたですね。
やはりオリンピックに出るっていうのは、
なかなか難しい中で、
自分の選択肢をこうやって決めてもらえたりとか、
自分にはこういう強みがあるんだっていうのを、
なかなか本当に、
横山さん、中田さんがおっしゃったように、
よし、やり投げをやろうとはならない。
なかなかならないですね。
なのですごい感謝していましたですね。
じゃあエンディングですね。
はい、ここまで聞いていただきありがとうございます。
大久保さんのスポーツ余分は、
西日本新聞とスマホアプリ、
西日本新聞MEで好評連載中です。
ぜひご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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