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2025-05-21 16:15

30|【柔道】寡黙な「柔道職人」、実はお笑い「寄席」好き~屈辱の銅から五輪連覇の永瀬選手

西日本新聞で記者生活の大半をスポーツ取材で過ごしてきた大窪正一記者が、アスリートの素顔や裏話、スポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」

6月にブタペストで開かれる柔道の世界選手権に永瀬貴規選手(旭化成)=長崎市出身=の選出されました。10年ほど前から永瀬選手の取材をする大窪記者が「柔道職人」の意外な一面を紹介します。

◆出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)、音声編集:中富一史、映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年4月24日

◆大窪正一記者の記事一覧
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サマリー

柔道の長瀬選手は、リオデジャネイロオリンピックでの銅メダル獲得から東京オリンピック、さらにはパリオリンピックへの連覇を目指す道のりについて語っています。また、彼の柔道スタイルや意外な趣味、お笑い好きな一面についても触れています。永瀬選手は、オリンピック2連覇後に実戦復帰を果たした福岡大会での初戦敗退を受けて、柔道の厳しい世界について話します。そして、今後の世界選手権に向けた期待や選手としての心理的なプレッシャーにも言及しています。

00:01
西日本新聞ポッドキャスト
西日本新聞スポーツ余聞
この番組では、汽車生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大久保さんが、
アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話ししています。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞MEの横山智則です。
今日もよろしくお願いします。
西日本新聞社の大久保翔一です。よろしくお願いします。
同じく、西日本新聞社の中富一文です。よろしくお願いいたします。
全日本選抜対選手権の結果
今回は4月に、柔道の全日本選抜対柔別選手権が福岡で行われました。中富さんご存知でしたか。
福岡で柔道をやるという大会は、うちの西日本新聞社が絡んでいるので分かるんですけど、
高校の金集期、金集期大会ですね。
これは西日本新聞が絡んでいるということで知っていました。
教祭なんですよね。西日本新聞社が。
実際にこの大事な柔道界の中では、日本の柔道カレンダーの中では大事な大会で、
大体ここでオリンピックの選手を決めたり、この大会で決めたり、これまでの実績プラスだったり、
世界選手権の代表を決めたりということで、今回もこの大会の後に、
6月にハンガリーの方で世界選手権があるんですけど、
日本代表の選考会を兼ねていました。
中止さんがおっしゃってくださったように、西日本新聞社も共催しているという形での関わりがあります。
国際センターで、福岡国際センターで会っているみたいですね。
毎回そうですね。
ざっくり結果、全階級はちょっとあれなんですが、有名どころでいくと女子52キロ級、東京五輪で金メダルで、
去年の夏はパリ五輪出場したけど、悲しい悔しい涙を流された安部宇太選手が初制覇だったり、
あと福岡の久留米、福岡県久留米市出身の小元若奈選手が、
女子48キロ級で2年連続3度目の優勝を果たしたりしていますし、
男子の方は先ほど言った安倍選手のお兄さんですね。
66キロ級の安倍晋三さんですね。
選手がこの方は女性で左肘を痛めて準決勝を帰県している。
長瀬選手の柔道スタイル
大事を取って帰県みたいな書き方も確かに記事出されています。
そういうところもあるかもしれませんね。
実際、後ほどまた改めて言いますけど、
世界選手権の日本代表におっしゃるように安倍さんは選ばれました。
なのでおっしゃったように大事を取ったというところがあるのかもしれませんね。
あと福岡関連で行くと北九州市出身の男子81キロ級の選手がですね、
3連覇を果たしたりしています。
ただ私が今日お話ししたかったのはこの男子81キロ級の選手なんで、
男子81キロ級の選手なんですけど、
私が今日お話ししたかったのはこの男子81キロ級の選手なんで、
男子81キロ級の長瀬選手という方がいます。
ご存知なんですか?
知ってます。
オリンピックは見るんで。
僕は今回写真選びをして、
YouTubeにめちゃくちゃかっこいい画像がうちの記者が撮った。
カメラマンさんの写真ですけども、
この顔を見てあっと思いましたけど、
名前とちょっとすみません。
すごいこの選手なんですけども、
私自身結構長く取材をさせていただいた選手の一人で、
思い入れのあるアトリートの一人です。
実際、僕2015年ぐらいからかなり精力的に長瀬選手の取材を始めたんですけど。
ちょうど10年ぐらい前。
というのも2016年にリオデジャネイロオリンピックというのがあったんですね。
ここのオリンピックに私は取材に行くことが決まっていましたので、
その中の九州にゆかりのある選手を取材しようというところの中の、
柔道では有力選手の一人がこの長瀬選手。
当時僕東京の運動部にいまして、長瀬選手はちょうど大学と、
筑波台に行ってその後朝日加生なんですけど、練習拠点はずっと筑波台に置いてたんです。
なので東京に私いましたので、よく筑波大学まで稽古を取材に行ったりしていたんで、
すごくこの方思い出があるんですね。
実際この選手っていうのは元々長崎の出身なんです。
長崎日大高校出身なんですけど、元々有力選手で、
ただこうなんて言うんですかね、その分かりやすい素人に分かりやすい柔道をするタイプではないというかですね、
受けが強いっていう言い方が言うとちょっと分かりにくいですね。
要は安倍晃選手だったらスパーンと投げますよね。
ああいう豪快なイメージの柔道タイプではなくて、相手が仕掛けてくる。
それをうまくいなしながら、うまく相手の力も利用しながら相手を倒すという。
実はこういうことができるのが一番実力があるんじゃないかと思っているんですよね。
自分の技だけをかけるんじゃなくて、要は相手を受けた上で倒すイメージで。
相手から来たのを、要はたまに相撲で避けたりするのがあれじゃないですか。
ああいうのを横綱はしないんですね。
来たのをとにかく真正面から絶対に受けて、それを倒すっていう。
受けた上で倒す。受けた力を利用するって感じですか。
受けた力も利用するし、受けながらも自分の技を出せる。
実力がないとこれはできない。
ただ私も柔道がとても詳しいわけではないですけど、
一般的なオリンピックの時に柔道を見ようというぐらいのレベルの目線でいくと、
なかなかこの強さが分かりにくい部分があったりもするんです。
派手じゃないからですね。自分が攻めて攻めてっていう話じゃないから分かりにくいですよね。
中止さんの言う言葉で、派手じゃない。それが言い当ててます。
でもすごくそういう力があると言われていて、
オリンピック前も世界選手権で優勝しているんです。
リオデジャネイロオリンピックの前です。
金メダル候補として臨んだんですけども、
残念ながらそこでリオデジャネイロはまさかの銅メダルに終わった。
柔道はかわいそうだと俺はいつも思うんだけど、銅メダルで残念ながらって言われちゃうわけですよね。
銅メダルおめでとうって柔道の人なかなか言わないですよね。
そうですね。前も言ったかもしれませんけど、本当おっしゃるように柔道の選手はメダルというのは銀メダル。
それ以外はがっくり。
なんで銅メダルに終わってしまって、僕このリオデジャネイロオリンピック取材に行っていたんですけども、
オリンピック終わってメダル授与が終わった後に取材を受けるタイミングなんですよ。
その時に報道陣の要請に対して銅メダルを自分の首にかけて写真を撮る時間があったんですけど、
その表情もすごく浮かない。すごく覚えてるんですよね。
金メダルのゴールドの輝きじゃない、ちょっと鈍色ですよね。
表情も輝かなく、ちょっと鈍色の表情があったんですね。
すごい悔しげに見つめているその表情が忘れられないですね。
でもその悔しさがあったからなんでしょうね。
結局その次は東京オリンピックなんですよね。
東京オリンピックに今度は出て、今度はエガーで終わりたいと、そういうことを僕の取材では言ってたんですけども、
二大会連続金メダルの道
そう誓った通りですね、リオデジャネイロが終わった後は、
例えばヨーロッパに単独武者修行、一人で柔道をこう、柔道を傾向をつけてもらいに行って、精神免疫の強化からスタートして、
そして東京への道のりを歩んでいこうとするんですけども、
途中2017年ですね、16年のリオですから翌年ですね、ここでは世界選手権で右膝を負傷してしまって、
手術を受けて、長期のリハビリもあって、体が動かない、もう6歳から始めて、柔道人生最大の試練みたいなところもこういうもがいてもがいて、
でもそのもがきを乗り越えて東京で金メダル。
なおかつ、パリでも金メダル。
2大会連続の金メダル。
柔道、お家芸の、先ほど言ったようにメダルは金メダルと言われてた、そういう競技で2大会連続でプレッシャーの中を取るとか、すごい。
すごいですよね。
すごい選手だなと思うんですけども、僕、取材対応でもすごく真面目で、練習熱心で、座右の前も日々精進、非常に真面目みたいなイメージで、
実はですね、違う一面があって、学生時代はですね、筑波大学で担当なので、浅草に無名芸人の寄生を見に行ったりとか、そういうお笑いを見に行ったりとか、
実はちょっと柔らかい人なんだなというところを味わえて、なんかすごく人間の幅を感じる選手なんです。
永瀬選手の復帰戦の挑戦
ただ柔道、真面目なんじゃなくて、人間的な、実は幅があって、豊かな選手なんだなというのを感じて、すごく大切な選手だなと思いました。
ただ、先ほど冒頭に言った、今度の選抜柔道です。そちら、
4月の福岡ですね。
はい、そこを出たんですけど、これが実はですね、その、
オリンピック2連覇した後の久しぶりの実戦復帰の舞台だったんです。
半年以上、実戦を?
半年以上、実戦をやってたんです。
実戦をやってたんですか。
実戦をやってたんです。
はい、実戦をやってたんです。
実戦をやってたんですけど、
うん。
あれ、オリンピックの前、
はいそこを出たんですけどこれが実はですねそのオリンピック2連覇した後の久しぶりの実戦復帰の舞台だった
あ半年以上実戦から離れている
まあ8ヶ月ぐらいまあそうですねだいたいそうですねちょっとまあ多分充電じゃないんですかねそういう部分もあったのかと思うんですけども
復帰戦とただその復帰戦僕もびっくりしたんですけどまさかの巻くれで まさかの初戦敗退
2大会金メダル取っててここでやっぱり柔道っていうもののやっぱりその稽古というか実戦を味わってないとか
日々精進そういうものがないと 破れてしまうぐらいやっぱり勝負の世界が厳しいんだなぁというのを感じました
勝った人びっくりしたでしょうね だと思う
2連覇した選手をですよ1回戦当たったらうわぁ
絶対ねもうまあもうただもう負けてもういいやぐらいにはなってこう 望みを使ったのかもしれませんね逆に
久しぶりの実戦な上に負けられないというプレッシャーがあったのかもしれないですけども
まあなんかあのこれは私が取材はしてないんですけどもあの 取材の時事コメントではその稽古不足だった
正直きつかったというような試合間のなさという 足りなさをそういうのを認めるような発言をなさっています
いやでもそれを聞いてもやっぱ厳しい世界なんだなぁそうですね やっぱちょっとしたまあ油断とか好きとかもあったのかどうかわかりませんけどもやっぱり
ということですよねただやはりオリンピックにレバーってこれは実績としても申し分ない 実績ですし稽古量の問題ということもあったんでしょうか
国際大会のその選考協会委員会みたいな 選考の委員会では全日本柔道連盟の方は大会の後にですね
初戦敗退だったんですけども世界選手権今年の6月にある こちらの方の日本代表には選んで
今後の発展に向けて
やはりあなたの力はそんなもんじゃないです色々考慮してっていうことですよね
そうですねそこのこれまでの実績 まあ他の候補を上回っているという判断をされて選ばれたということで実にぜひぜひ
今紹介しましたので今回こういうふうに紹介したんで 知ってもらえたらと思います
ただこの選手そのまま3年後のロサンゼルスオリンピックを目指すかどうかは 見てやそうです
今おいくつですか
僕がリオの時に22,3歳ぐらいだったので
そこから10年ぐらいだから30代半ばぐらいに来ているという
そうですよね31です31か
まだオリンピックを目指すといったらそれから3年ですがやっぱり30代半ばになってくるので
そこでこの男子81キロ級というのはですね
実はその世界の強豪も世界の柔道をやっている選手もその階級に結構強い選手が多い階級で
そうなんですよね
レベルが高いと言われている階級なのでやはりここでもう1回戦うんだという
心理体揃えていくっていうのはなかなか今の段階で決断できないのかもしれないですけどもですね
ただこの6月の世界選手権がまあ一つのまたきっかけになるかもしれませんし
ぜひぜひ今日お聞きになった方は注目していただければと思います
こんな話を聞いて大会を見るとさ
また違いますよ
違うんだよ本当最近もうつくつくそう思ってますもんね
やっぱ北斗さんの話聞くとさやっぱその背景と一緒に試合を見るからさ
いや面白いなと思いますもんね
中田博弥はどうでしたか
あの中瀬選手多分めちゃくちゃ強いと思うんですよ
ただそうやって負けるってことは本当さっき北斗さんが言った通り
真偽大抵本当どれも大事じゃないかなと
多分めちゃくちゃ強くても精神的に弱ってたりするとやっぱダメになるし
やっぱすごいスポーツって深いですね
そうですよね
絶対強い人でもやっぱ負けるとしてってことですから
ありがとうございました
一旦ここでしまいましょうかね
ここまで聞いていただきありがとうございます
大久保さんのスポーツ余分は
西日本新聞とスマホアプリ西日本新聞ミーで好評連載中です
ぜひご購読をお願いいたします
本日はありがとうございました
ありがとうございました
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