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2025-07-24 12:13

38|「駅前温泉」を堪能♨JR吉都線&肥薩線の旅<南九州のローカル線2日間で全部乗る②>

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

今回の旅の舞台は南九州です。鹿児島県と宮崎県のローカル線を2日間で全部乗るという目標を立て、実行しました。旅の様子を3回に分けてお伝えします。2回目は鹿児島中央駅から旅を再開。鹿児島のシンボル「桜島」を車窓に見ながら日豊本線を東に向かい、宮崎県へ。都城駅で宮崎、鹿児島両県の内陸部を結ぶJR吉都線に乗り換えました。終点の吉松駅で途中下車し、駅前の源泉かけ流し温泉でひと風呂。肥薩線と日豊本線で都城駅に戻り、駅前の宿で1泊しました。

◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/お客さまセンター) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)

◆旅の時期:2025年6月7日

◆収録日:2025年6月13日

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サマリー

南九州のローカル線の魅力を満喫する旅が語られ、鹿児島から宮崎を巡りながら、歴史ある列車や美しい景色を楽しんでいます。特に、廃線の危機にある肥薩線の現状にも触れ、復旧の必要性が強調されています。このエピソードでは、吉祥寺駅前の温泉や南九州のローカル線に関する旅が紹介され、鹿児島県と宮崎県を巡りながら、特に温泉体験や宿泊先の雰囲気について語られています。

鹿児島の出発
西日本新聞Podcast 西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。この番組では、西日本新聞の乗り鉄記者が、鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下正太郎、旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。 中原さん、今回は前回の旅の続きですね。
そうですね、今回は6月7日、8日と、たった2日間で南九州のローカル線全部乗るという、自分にしか得しない旅をやってしまったんですけど、今回はその旅の2回目ということで、前回は鹿児島県の薩摩半島を、
イブスキマクラザキ線の列車と、昔走っていた施設の後に沿ってほぼ走っているバスに乗って、薩摩半島を一周して鹿児島中央に戻ってきたところだったんですけども、今回は鹿児島中央から東に向かって、
日本航線を通じて、一旦宮崎の宮古の城に入って、また鹿児島の吉松に戻って、ハヤトというところを通じて、また宮古の城にまた行くという、また2回目のルート一周をするということを考えております。
では今からその旅を鹿児島中央から再開していきたいと思います。
まず鹿児島中央から3時45分、15時45分発の国武行というところに行く普通列車に乗り込みました。ここも817系の電車だったんですけれども、鹿児島の市街地を抜けると車窓に桜島が見えてきました。
ここはですね、ぜひyoutubeご覧の方には動画で見ていただきたいんですけれども、ちょうどですね、この旅をする直前1週間前ぐらいに鹿児島の桜島が結構頻度で噴火してまして、灰がですね、いろんな方向に降ってたっていうふうには聞いてたんですけど、この日はですね、幸い桜島のご機嫌も良かったようで、穏やかな感じでですね、少し噴火は見えてましたけど、特に灰による被害とかもなくてですね。
空も海も綺麗で結構映えますね。 そうですね。でですね、今度しばらく乗ってハヤトというところに来ました。このハヤトからですね、特急の桐島という電車に乗りました。787系ということで、これは今も博多駅のあたりも走ってるんですけれども、南九州も走っててですね、特急の桐島に乗って県境を越えて宮崎県の宮古の城に入りました。
ここからですね、この日の旅のローカル線で乗りたかったキット線という路線に乗り換えました。キット線というのはですね、基地は大岸の基地、都は宮古の城の都で書いてキット線って言うんですけれども、この基地はですね、キット線のもう一個の終点である吉松という駅まで行くので、繋がってるのでキット線という形をしております。
このキット線はですね、全線非電化、電車が走っておりませんので、ここからはですね、国鉄時代に作られたキハ47というですね、ディーゼルカーに乗り換えてきました。だんだんですね、夕暮れ時が近づいてきまして、空がですね、少しずつオレンジ色に染まっていくんですけれども、このキット線というのはですね、単線といって複線ではなくてですね、線路一本しかないので、途中の駅で何回かですね、対向列車とも行き違いをしまして、
その対向列車も国鉄時代に作られた同じキハ47ということで、やはりこういった古いですね、昔から走っている列車がまだまだ活躍しているのを見ると、私も嬉しくなるなあというところだったんですけれども。ただですね、この日は土曜日ということで、都の城から乗った時点では、部活帰りのですね、高校生とかが乗ってたんですけど、だんだん降りていってしまってですね、最終的にはですね、本当に閑散としてしまったんですけれども。
実際今ですね、YouTubeをご覧の方にですね、写真をお示ししている通り、本当はこの沿線って大きい町がないんですよ。結構こういうですね、田園風景が広がっていて、奥の方には桐島の山も本当は見えるはずなんですけど、ちょっとこの日はだんだん天気が怪しくなってきてですね、さすがに私もあの、茨城県この日の午前中に乗った時はですね、晴れてたんですけど、さすがに晴れ男のパワーもそろそろ力尽きてしまったみたいで、だんだん雲行きが怪しくなってきて。
せっかく桐島の山々は見えたのになあと思いながらも進んでいきまして。いよいよですね、終点が近づいてくると、誰も乗ってない。
かしきりでいいじゃないですか。
かしきり状態なんですけど、ただやっぱりこの路線がこれからどうなるんだろうかっていうのはちょっと心配になりましたね。
でも今ご覧のようにですね、こういう昔ながらのですね、向かい合わせの4人掛けシートのこういった列車も今どんどん減ってきてるので、なかなかこういったですね、旅を楽しめるのも果たして10年後楽しめるんだろうかというのは思いましたね。
この列車なんですけど、今エアコンがついてるんですけども、一方で天井に扇風機がついてるんですけど、この扇風機をよく見ると扇風機のプロペラが回る真ん中の部分にカバーがあるんですけど、このカバーにはですね、JNRのマークがあって、このJNRって旧国鉄の略称なんですよ。
そうなんですか。
なので国鉄製っていうのがそこでもわかるっていう。
そこに注目する人はなかなかいないんじゃないですかね。
いないとは思うんですけど、マニアからするとファンからするとそういうのを見ると40年以上近く走ってるんだなっていうのは思っちゃったりするからですね。そこも一つ萌えポイントではあるんですけど。
終点の吉祥寺に近づいていくと、今度は車窓の右手から錆び付いた線路が近づいてきました。これ実は2020年7月の豪雨で被災して現在不通になっている被殺線の線路なんですね。
被殺線は鹿児島県の吉祥寺から南側、先ほど特急乗り換えたハヤトまでの間の被殺線は、現在は運転を再開して走ってるんですけども、吉祥寺から北側の被殺線熊本の一吉を通って八千代まで向かう間の区間は普通になってまして、熊本県内の被殺線の八千代から一吉までの間は鉄道による復旧が、方針が決まったんですけども、
一吉とこの吉祥寺の間は山越えの区間なんですが、ここはまだ鉄道で復旧できるかどうかも分からないので、はっきりと決まっていなくて、ただ元々は観光路線ということでもあったので、沿線自治体の熊本県や宮崎県、鹿児島県はこの残りの吉祥寺から一吉の間も復旧させようということでようやく議論が始まったようなところですので、
もしかするとここもまた列車が走るようになるかもしれませんが、ただもう5年ほど列車が走ってないので、本当に差別いたせるのが続いているという。
吉祥寺の到着
その間は復旧しないと分断しちゃう。
そうですね。ただ今はやっぱり福岡、熊本から鹿児島に抜けるんだったらもう新幹線で行くのが当たり前になっているので、なかなかもう残念ながらそういった日常使いでは必要とされてないという側面もあるんですけど、やはり日本三大車窓の一つがこの被殺線の一吉と吉祥寺の間にあったりとかするので、
やっぱり観光路線としては昔から親しまれていたところがあるので、私としてはやっぱり復旧してほしいなという思いはあるんですけども、ただなかなかやっぱり普段から日常使い、観光客頼みではなかなか維持は難しいでしょうから、やっぱり日常使いをいかに増やしていくかというのも大事なんじゃないかなというふうには思います。
そして最終的にこの列車の終点である吉祥寺に着きました。この吉祥寺というのはまた鹿児島県の有水町というところに着きました。この吉祥寺はもともとは機関車の車庫というか基地があったところで、昔はかなり多くの鉄道職員の方がお住まいだったそうなんですけども、今は本当にローカル線の駅というところで、
この駅で最後降りたのは私を含めて2人か3人ぐらいしかいないぐらい本当に換算としたところで。
この写真を見ると昭和にタイムスリップしたような感じがしますね。
そうですね。これ駅舎もなかなか年季が入った駅舎なんですけども。先ほど言いましたようにこの吉祥寺というのはもともとは機関車の車両基地があったので、今もこういった形で当時いたSLがC55ですね。というSLが保存されております。
この吉祥寺なんですけども、すぐ乗り換えることもできたんですが、せっかくちょっと少し時間があったので、実はこの吉祥寺の駅参りですね。吉祥寺駅前温泉という小さい温泉があるんですよ。
いいですね。
看板には源泉駆け流しと書いてあって、もう私が一番大好きな。
特殊な温泉なんですね。
そうなんですよ。ただ1時間ぐらいしか次の列車までなかったので、バッと入ってもう40分ぐらいで上がっていかなきゃいけなかった。
今回も素通りするのかと思ったら、そこはちゃんと楽しめたわけですね。
そうですね。せめてこれぐらいはと思ってですね。でも本当お湯は無色透明だったんですけど、入った瞬間にですね、肌がヌメヌメというかツルツルというかですね。
そこ大事ですね。
なかなか表現が難しいんですけど、でも本当はいかにも少しトロッとした感じもあったんですけど。
なるほど。
確かに源泉駆け流しだと特に塩素臭もしないなと思ってですね。良かったですね。
入浴料もですね、確か350円とかそれくらいで、おそらく個人でされてあるんでしょうけど。
あまり温泉地としては効かないと思ったんですけど、そういう中でもいいですね。駅前にポンと入れるような。
そうですね。ほんと乗り継ぎ待ちに使えるからですね。やっぱり営業終了が確か夜の8時だったんですけど、割とですね、閉店間際でも次々にですね、何人かお客さん来られてあって。
やはりちょっとやっぱり駅前にあるので使いやすいっていうのもあるんでしょうね。
はい。
そしてこの温泉をですね、しばらく楽しんだ後、次のですね、今度は吉松から鹿児島県のハヤト駅に向かう南下するですね、必殺線の列車に乗り組みました。
ここもキハ47ですね。47の昔のディーゼルカーに乗って、ハヤトの方に向かいまして。
で、ハヤトからまた電車に乗り換えて、都の乗遊機の817系の普通列車に乗り換えまして。
さっきもハヤトから宮古の城に行きましたよね。
なのでまた今日2回目の同じところを2回通るという、それでまたこの吉島の周りをぐるっと一周したというところですね。
そして夜の10時40分ぐらいでしたかね、宮古の城にまた着きまして、この日はですね、宮古の城の駅前のホテルに泊まりました。
ということでこの日はですね、夕方になってから鹿児島県と宮崎県にまたがる形で、日報本線、喫都線、必殺線を使ってぐるっと一周するという。
この日2回目の地域一周をやるというところをやりました。
さすがにですね、この宮古の城、夜の10時40分に着いたので、ちょっともう疲れが溜まっていたので、ホテルに入ってそのまま。
駅前にですね、ちょっとおいしそうなラーメン屋さんとか居酒屋もあったんですけど、もう諦めて、明日も朝早いしと思ってですね、もう駅前のホテルに入って休みましたというところですね。
南九州のローカル線旅行
ということでこの旅6月7日だったんですけども、喫都線の旅はこれで一旦終わろうと思います。
次回はですね、もう一つ南九州で大事な県がありますね、宮崎県。
宮崎県。
宮崎県のローカル線を。
さっき走ったじゃないですか。
いや宮崎県は広いんですよ。
しかも宮崎市内から南に行く路線もあるので、明日はその路線をですね、しっかり乗ろうということで、翌日はということで。
次回はその宮崎のローカル線のお話をしていきたいと思いますので、次回もご乗車お待ちしております。
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