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2025-04-03 08:21

22|「桜のカーブ」長崎本線肥前飯田駅(佐賀県鹿島市)まで撮影旅

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

「桜のカーブ」がある駅をご存知ですか?今回は2022年3月に長崎本線肥前飯田駅を訪ねた小旅行についてお話しします。当時は西九州新幹線開業前で、博多~長崎間は在来線特急「かもめ」が行き交っていました。駅近くの丘から、桜のカーブを通り抜ける「かもめ」の撮影にも挑戦しました。

◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/データマーケティング部) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年2月6日

◆【動画】かもめと桜、最後の共演 #この一枚(関連記事)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/898716/

◆中原岳記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/79/

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サマリー

このエピソードでは、佐賀県鹿島市の肥前飯田駅を訪れ、桜のカーブを楽しむ撮影旅について語ります。特急かもめが廃止される前の最後の春の訪問を記録し、美しい桜と風景の写真を撮影している様子が伝えられます。

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西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞のノリ鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は、宮下雅太郎。旅人は、中原岳さんです。
中原さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
宮下さん、前回は、佐賀県の桜が綺麗なトンネルを紹介していただいたんですが、今回はどういったテーマになりますか?
肥前飯田駅の桜
今回は、佐賀県鹿島市の肥前飯田駅というところを訪ねました。
前回は、佐賀県今里市の松浦鉄道浦之崎駅が、桜のトンネルで有名ですよということで、実際に2021年に訪ねた旅をお話しましたけれども、
今回は、佐賀県鹿島市の肥前飯田駅、今度はトンネルからカーブに変わって。
桜のカーブなんですね。
桜のカーブがある佐賀県鹿島市の肥前飯田駅を訪れた旅をお話ししたいと思います。
時期は、2022年3月に訪れたので、今から3年前ほどになりますね。
この時は、博多から鹿児島本線に乗って、都政駅では長崎本線に乗り換えました。
普通列車で佐賀県をずっと西の方に行って、江北駅からは長崎本線にそのまま乗って、
南の方に向かって、佐賀県鹿島市の肥前飯田駅に到着しました。
この肥前飯田駅は本当にカーブの途中に駅があって、カーブに沿って桜並木が上っているところになります。
もちろん駅のホームから桜を見るのはすごく綺麗なんですけれども、
近くに歩いて10分ほど行ったところにみかん畑がある丘があって、
その丘の上から見ると、それはそれでまた見事なんです。
今YouTubeをご覧の方は写真が写ってるかと思うんですが、綺麗ですね。高台からの景色が。
そうですね。まさにカーブの途中に駅があって、そのカーブに沿って桜の木が十数本ありますかね。
ずらっと並んでいる姿が見えるかと思います。
この時、なぜ私が佐賀県鹿島市の肥前飯田駅を訪ねたのかと言いますと、
この年2022年の秋にですね、西九州新幹線が武雄温泉と長崎に対応しました。
それに伴って在来線特急の鴨目が、全部ですね、新幹線ができることによって廃止されることになったんですね。
この区間は在来線特急の鴨目が走っている区間だったので、鴨目と桜のカーブが共演する最後の春だと思って撮影に行ったという経緯ですね。
撮影のラストチャンス
実際ですね、肥前飯田駅近くの丘の上で回ってると、いわゆる白い鴨目885系という特急用車両の白い鴨目が通っていて、
まさに桜のカーブに沿ってですね、カーブを曲がっていくような写真を撮ることができました。
この写真を撮れるのが、もうこの時はラストチャンスだったという。
そうですね、この春がこの885系白い鴨目と桜のカーブを一緒に撮ることができる最後のチャンスだったというところになりますね。
ここですね、近くに有明海もありますので、少し引き出撮るとですね、有明海も背景に入れながら撮ることができるということで、
すごくですね、風情がある写真を撮ることができる。
奥側の集落もいいですね、海沿いの街という感じで。
そうですね、今はですね、この区間は電車の特急鴨目が走らなくなったこともあって、
電化設備が廃止されて、ディーゼルカーしか走らないことになったんですよね。
今はこんなに長い編成の列車も普段は走らないので、この時本当に記録として撮っておいてよかったなと思います。
この日はですね、実は私この時はまだですね、今は人事部にいるんですけども、人事部の前の編集センターといって、
長官の指名編集を行う部署に当時勤めていたので、長官の指名編集を行うためにですね、
桜と白い鴨目の写真を撮ったしということで、そのまま福岡に帰りまして、出社するという。
旅行をせっかく楽しんでいるのに、この後に仕事が待っているんですか。
そうですね、でも私としては桜と白い鴨目の共演する写真も撮れたので、満足して帰ったんです。
何時頃の出社になるんですかね。
当時はですね、4時半に出社してました。
夕方のですね。
肥前飯田駅をお昼1時か2時ぐらいに出れば間に合うということだったんですね。
行き帰りの電車の中でもちろん新聞も読んでですね、仕事に備えてたというのもあるんですけれども。
ただですね、この会社に帰った後、もちろん現地で使ったカメラもそのまま持っていったので、
当時の写真部の方にですね、こういう写真撮ったんですけど、よかったらネットの記事でもいいから使ってもらいたいなと。
いい写真でしたもんね。
その時の写真部の担当の方がですね、いい写真だねというところで、その写真のデータを渡してたらですね、
次に原稿書いてという指示が来て、その2日後にですね、ネットだけの記事で十分だと思ってたんですけども、
西日本新聞の長官の一面に載ってしまった。
一面に載ってるんですか。
やっぱりこの時がですね、特急かもめが最後の春だったというそういうニュース性もあったので、
選んでいただけたのかなと思ったんですけども、たまたま自分の趣味で言った写真がですね、
一面に載ってしまってちょっと恥ずかしかったんです。
でもその鉄ちゃん記者ならではの感覚というか、これ我々じゃあこれ各地できませんからね。
そうですね。まさに趣味で撮った写真も記事で使っていただけるぐらい、
弊社西日本新聞社というのは緩い会社なんで、いい意味でですね。
なんか人事部、なんか急に褒め出しましたね会社の。
そうですね。ということでですね、春は春ですごく桜が綺麗なんですけども、
秋は秋でですね、先ほどあのみかん畑から写真撮りましたって言いましたけども、
秋はやっぱりみかんが実ってですね、秋は秋でみかん畑と列車を一緒に撮ることができるということで、
春も秋も撮影スポットになり得るというところです。
ブルーの列車もすごく色が鮮やかで綺麗ですね。
そうですね。このブルーの列車はですね、まさに特急かもめが走らなくなった長崎本線を今結んでいるディーゼルカーですね。
基本的には週末の観光特急以外はですね、この区間は普通列車しか走らなくなったので、
のんびりのんびり行くような区間になっているんですけども、
有明階段とかですね、こういった秋の風景とか、こういったものは当時も今も変わらず見られるというところですね。
質問なんですけど、こうやって高台から撮ったり、みかん畑をかまして奥に写真を撮ったりっていうのは、
事前にどの辺あたりから撮ったらこういう写真が撮れるっていうのを、
例えば初めて行くところとかでもてっちゃん達って分かっていくのか、
それとも行った先でぐるぐる回る中でここがベストポジだっていうふうに探すのかどちらでしょうか。
両パターンあると思いますね。私はこの場所は先にこの場所で撮ってた方がいて、
その桜の写真とかみかんと絡めた写真とかを見てたので、
この写真撮影スポットいいなと思って行ったという。
そうか、こう余ったネットでも写真がたくさん出ているので、画角とかどこから撮ったかって分かりますし、
その場所からやっぱり撮ってらっしゃる先輩達もいらっしゃるわけですね。
そうですね。なのでここも長崎本線沿線では比較的有名な撮影スポットではあるんですけど、
ただこの付近は農作業をされる方がトラックで通ったりとかするので、
できれば車で行くのは控えた方がいいんじゃないかなと思います。
この丘の下を通っている国道沿いに無料の公園を兼ねたような駐車場があるので、
そういったところから歩いていくか、できればこのJR長崎本線の列車だとか、
国道を通る路線バスとかを使ってここを訪れる方がいいんじゃないかなと思います。
もちろん農作業をされている方も多いですし、畑は私有地ですので絶対に入らないようにしていただきたいなと思うんですけども、
そういったルールを守りつつ、こういったいい写真をこれからも撮っていきたいなと思っております。
ということで今回、桜のカーブがある比善飯田駅についてご紹介いたしました。
今後も季節感があるこういった配信をしていこうかなと思いますので、今後もご乗車お待ちしております。
どうも西日本新聞ミーです。
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