実際ですね、肥前飯田駅近くの丘の上で回ってると、いわゆる白い鴨目885系という特急用車両の白い鴨目が通っていて、
まさに桜のカーブに沿ってですね、カーブを曲がっていくような写真を撮ることができました。
この写真を撮れるのが、もうこの時はラストチャンスだったという。
そうですね、この春がこの885系白い鴨目と桜のカーブを一緒に撮ることができる最後のチャンスだったというところになりますね。
ここですね、近くに有明海もありますので、少し引き出撮るとですね、有明海も背景に入れながら撮ることができるということで、
すごくですね、風情がある写真を撮ることができる。
奥側の集落もいいですね、海沿いの街という感じで。
そうですね、今はですね、この区間は電車の特急鴨目が走らなくなったこともあって、
電化設備が廃止されて、ディーゼルカーしか走らないことになったんですよね。
今はこんなに長い編成の列車も普段は走らないので、この時本当に記録として撮っておいてよかったなと思います。
この日はですね、実は私この時はまだですね、今は人事部にいるんですけども、人事部の前の編集センターといって、
長官の指名編集を行う部署に当時勤めていたので、長官の指名編集を行うためにですね、
桜と白い鴨目の写真を撮ったしということで、そのまま福岡に帰りまして、出社するという。
旅行をせっかく楽しんでいるのに、この後に仕事が待っているんですか。
そうですね、でも私としては桜と白い鴨目の共演する写真も撮れたので、満足して帰ったんです。
何時頃の出社になるんですかね。
当時はですね、4時半に出社してました。
夕方のですね。
肥前飯田駅をお昼1時か2時ぐらいに出れば間に合うということだったんですね。
行き帰りの電車の中でもちろん新聞も読んでですね、仕事に備えてたというのもあるんですけれども。
ただですね、この会社に帰った後、もちろん現地で使ったカメラもそのまま持っていったので、
当時の写真部の方にですね、こういう写真撮ったんですけど、よかったらネットの記事でもいいから使ってもらいたいなと。
いい写真でしたもんね。
その時の写真部の担当の方がですね、いい写真だねというところで、その写真のデータを渡してたらですね、
次に原稿書いてという指示が来て、その2日後にですね、ネットだけの記事で十分だと思ってたんですけども、
西日本新聞の長官の一面に載ってしまった。
一面に載ってるんですか。
やっぱりこの時がですね、特急かもめが最後の春だったというそういうニュース性もあったので、
選んでいただけたのかなと思ったんですけども、たまたま自分の趣味で言った写真がですね、
一面に載ってしまってちょっと恥ずかしかったんです。
でもその鉄ちゃん記者ならではの感覚というか、これ我々じゃあこれ各地できませんからね。
そうですね。まさに趣味で撮った写真も記事で使っていただけるぐらい、
弊社西日本新聞社というのは緩い会社なんで、いい意味でですね。
なんか人事部、なんか急に褒め出しましたね会社の。
そうですね。ということでですね、春は春ですごく桜が綺麗なんですけども、
秋は秋でですね、先ほどあのみかん畑から写真撮りましたって言いましたけども、
秋はやっぱりみかんが実ってですね、秋は秋でみかん畑と列車を一緒に撮ることができるということで、
春も秋も撮影スポットになり得るというところです。
ブルーの列車もすごく色が鮮やかで綺麗ですね。
そうですね。このブルーの列車はですね、まさに特急かもめが走らなくなった長崎本線を今結んでいるディーゼルカーですね。
基本的には週末の観光特急以外はですね、この区間は普通列車しか走らなくなったので、
のんびりのんびり行くような区間になっているんですけども、
有明階段とかですね、こういった秋の風景とか、こういったものは当時も今も変わらず見られるというところですね。
質問なんですけど、こうやって高台から撮ったり、みかん畑をかまして奥に写真を撮ったりっていうのは、
事前にどの辺あたりから撮ったらこういう写真が撮れるっていうのを、
例えば初めて行くところとかでもてっちゃん達って分かっていくのか、
それとも行った先でぐるぐる回る中でここがベストポジだっていうふうに探すのかどちらでしょうか。
両パターンあると思いますね。私はこの場所は先にこの場所で撮ってた方がいて、
その桜の写真とかみかんと絡めた写真とかを見てたので、
この写真撮影スポットいいなと思って行ったという。
そうか、こう余ったネットでも写真がたくさん出ているので、画角とかどこから撮ったかって分かりますし、
その場所からやっぱり撮ってらっしゃる先輩達もいらっしゃるわけですね。
そうですね。なのでここも長崎本線沿線では比較的有名な撮影スポットではあるんですけど、
ただこの付近は農作業をされる方がトラックで通ったりとかするので、
できれば車で行くのは控えた方がいいんじゃないかなと思います。
この丘の下を通っている国道沿いに無料の公園を兼ねたような駐車場があるので、
そういったところから歩いていくか、できればこのJR長崎本線の列車だとか、
国道を通る路線バスとかを使ってここを訪れる方がいいんじゃないかなと思います。
もちろん農作業をされている方も多いですし、畑は私有地ですので絶対に入らないようにしていただきたいなと思うんですけども、
そういったルールを守りつつ、こういったいい写真をこれからも撮っていきたいなと思っております。
ということで今回、桜のカーブがある比善飯田駅についてご紹介いたしました。
今後も季節感があるこういった配信をしていこうかなと思いますので、今後もご乗車お待ちしております。
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