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2025-10-30 11:52

48|青いキハ47からYC1へ 目撃!長崎本線の新旧交代劇

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。長崎本線肥前浜~長崎間の電化が廃止されたのを機に導入された国鉄時代製造の気動車キハ47。新型車YC1系の追加導入が決まり、3年足らずの活躍で撤退してしまいました。最終運行が近づいた2025年6月下旬、沿線で撮影した後、肥前大浦駅から長崎駅まで乗車しました。帰りの便はYC1系に運用が変わっていました。新旧交代を目撃した旅についてお話しします。◆旅人=中原岳(筑豊総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/お客さまセンター) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)◆旅行日:2025年6月29日 ◆収録日:2025年7月18日 ◆中原岳記者の記事一覧https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/79/◆西日本新聞me(無料ダウンロード)https://nnp.link/3B8F9X1◆西日本新聞(紙)購読申込はこちらhttps://f.msgs.jp/webapp/form/16701_jsy_1/index.do◆me会員限定 天神ビジネスセンターの飲食店街「イナチカ」でお得な特典https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1319605/◆西日本新聞Podcast番組一覧https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1294904/◆番組はYouTubeでも配信してますhttps://www.youtube.com/@N-StudioTENJIN/featured◆X公式アカウント:「#西ポキャ」をつけて投稿お願いします。https://x.com/nishinippon_poc◆メッセージ受付フォームhttps://x.gd/O5RFS◆収録スタジオ「N-Studio TENJIN」(福岡市)https://n-studiotenjin.jp/#西日本新聞 #西日本新聞me #西日本新聞ポッドキャスト #西ポキャ #西日本新聞鉄ガクの旅 #鉄道 #電車 #乗り鉄 #長崎本線 #キハ47 #肥前大浦駅 #長崎駅 #諫早駅 #肥前浜駅 #YC1系

サマリー

このエピソードでは、長崎本線の青いキハ47が撤退する様子を、乗り鉄の体験を通じて紹介しています。車両の魅力や思い出を語りながら、新型YC1系への交代を見届けています。特に、青いキハ47の最後の乗車シーンや、その後の新型車両の体験が中心的なテーマです。長崎本線で新型YC-1系と旧型キハ47の交代劇を目撃し、その過渡期の瞬間を体験しています。また、特別カラーのキハ47との行き違いもあり、新旧の列車とその運命について考えるきっかけとなっています。

青いキハ47の思い出
西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。この番組では、西日本新聞の乗り鉄記者が、鉄道旅の魅力について広く深く、マニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下正太郎、旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
今回はあれですね、前回の青い車両の識別編の続きというところで。
そうですね、6月末をもって長崎本線から撤退してしまった青いキハ47の話の続編です。
前回はですね、長崎本線の沿線、佐賀県太田町の撮影ポイントからですね、有明海沿いを走るキハ47を撮影したお話をしましたけども、
やはり私はもともと乗り鉄の方なので、やっぱり撮るだけじゃなくて乗らないといけないということでですね。
今回はその青いキハ47に最後に乗ったお話をですね、しようかなと思ってますので、よろしくお願いいたします。
はい、前回ですね、写真撮影をした撮影ポイントから20分ほど歩いたところにですね、比善大浦駅っていうところがあります。
ここがですね、場所で言うと佐賀県太田町なんですけれども、もう少し行ったらもう長崎県伊佐林に入ってしまう、ほぼ県境の駅ですね。
この駅からですね、青いキハ47を待ちました。
先ほど撮影した、先ほどと言いますか、前回撮影したとお話した青いキハ47は佐賀県の比善浜行きだったので、それが折り返してまた長崎行きになるんですね。
その長崎行きをこの比善大浦駅で待ちました。
それがこの比善大浦駅に到着した青いキハ47ですね。
ホームで撮ってもですね、このメタリックブルーが本当に映えるなっていうところなんですけども。
ただですね、この青いキハ47はやっぱりですね、私と同じようにお別れ乗車をする方が結構多くてですね。
通常この区間ですね、数人しか乗ってないことが多いんですけども、ほぼ満席状態で。
この青いキハ47は国鉄時代からずっとですね、ボックスシート、向かい合わせに座れるボックスシートがある車両なので、私はできればボックスシートで座りたかったんですけど、さすがにそのボックスシートはみんなやっぱり狙うのでですね。
ほぼ満席ということで、私はドア横のですね、いわゆるロングシート、窓に背を向けて座るタイプのロングシートも一部あるので、そこに座ることになったんですけども。
立つよりはマシかと思ってですね。
結構あれですか、車内は同業者の方でいっぱいいたんですか。
そうなんですよ。皆さん車窓が綺麗なところまで来ると、車窓にですね。
一斉にね。
一斉にカメラが当たりとかして、特にこの比善大浦の次がですね、小永井という長崎県伊勢林の駅なんですけども、ここからですね、有明海越しに雲前富賢岳が見えるんですよね。
島原半島が見えるんですね。この日はちょっと少しですね、もやがかかってて、山の形ははっきり見えなかったんですけども、やはりここで私と同じようにですね、島原半島の方を撮っていらっしゃる方が結構いらっしゃって。
なかなかですね、その後も伊勢林駅とかで降りる人もあんまりいなくて、最後の終点の長崎駅までずっとですね、混雑したまま行きました。
そして長崎駅の方に到着しまして、ここですぐですね、この青行847はですね、また折り返して本北道を戻っていくんですね。
ただそのまま折り返すだけだとですね、面白くないので、一旦この列車はですね、長崎駅の方で見送りました。
この列車はですね、先ほどからメタリックブルーの車体だって言ってますけども、車体に他にもですね、こういった沿線の街の名前が入ってる。
長崎とか伊勢林とか書かれてて、本当にもう地域密着をですね、アピールする列車なんですけども。
それが今回、2025年の6月の末でですね、この長崎地区からは撤退するということでですね、すごく本当残念に思いながらこの写真も撮りました。
この15時40分の伊勢林浜行きとして折り返していくわけなんですけれども、もちろん長崎駅を出発するシーンはですね、
しっかり動画とミラーレス一丸を同時に構えて抑えて、二投油で抑えてですね、やりましたけども。
私はその後長崎駅に40分ほどいまして、別の列車でですね、また佐賀県方面に戻ることにしました。
新型YC1系との出会い
その別の列車というのがですね、こちらのYC1系という、こちらがですね、この青いキハ47を置き換えていった新型の車両ですね。
先ほど乗った青いキハ47は長崎本線のですね、いわゆる新線というのを通って長崎に着きました。
新線というのは新しい線ってことですね。
実はですね、長崎県の居酒屋の近くに鬼吉という駅があるんですけども、その鬼吉から長崎市内の浦上の間はですね、
実は同じ長崎本線でも新線と旧線という形で分かれていて、旧線というのは戦前からある古い方の歴史がある方の路線で、
新線というのは戦後に開通したトンネルが多い路線なんですけども、先ほど乗った青いキハ47はそのトンネルが多い新線を通ってきたんですけども、
せっかくなら今度戻るときはですね、旧線の方に乗ってみようかと思って。
この旧線の方はですね、大村川のそばを通るので本当に海が綺麗なんですよ。
残念ながらこちらはですね、青いキハ47ではなくて、この新型のですね、YC1系という車両だったので、
とはいえ車窓は違うものは見たいなと思って今回こちらを選びました。
このYC1系なんですけども、車両の端っこに一部ですね、向かい合わせの席があって、そこはすごく車窓を見やすいんですけど、
ただこのYC1系はですね、私本当それが残念なんですけども、いわゆる窓に背を向けて座るロングシートが主体なんですよ。
なのでこの向かい合わせで座る車窓を見やすいボックスシートが少ないのが私はちょっとですね、不満というか不満があるんですけども、
とはいえ今回ですね、割と早い時間から車内に乗り込んで座れたので、このボックスシート、数少ないボックスシートに座ってことができました。
先ほど言いましたようにこのYC1系のサセボ行きはですね、いわゆる長崎本線の旧線を通るものなんですけども、
やはり旧線なので結構坂道を登って行ったりとか、山合いを越えて行ったりとか、結構カーブも多いんですけども、しばらく行くと遠くに大村湾が見えてきました。
この大村湾がまた綺麗なんですよ。真っ青な海でですね、遠くのですね、中崎県の大村方面の方までしっかり綺麗に見えてですね、
本当にこう海の上を飛んでるかのような、そんな車窓がですね、しばらく続きました。
そしてですね、夕方の5時前でしたかね、諫早駅の方に着きまして、ここからまたですね、長崎本線の方で佐賀に帰ろうと思ってました。
というのもですね、この後ですね、諫早から秘善浜、佐賀県の秘善浜に向かう諫早駅17時32分、夕方の5時32分発も、もしかすると青いキハ47が使われるんじゃないかなって。
季節の変わり目
実は元々1ヶ月前に同じ列車に乗った時もそうだったんですよ。なので来るかなって思っててですね、諫早駅のホームで列車を待ちつつ、一方でSNSも見てたんです、Xとか。
X見るといろんな目撃証言とかが。 リアルタイム。
リアルタイムで次来る列車が何なのかがわかったりするんですけども、ただそのSNS見てたらですね、どうやらこの列車から青いキハ47じゃなくて、後継車の新型のYC-1系に変わるんじゃないかと。
変わるんじゃないかという情報がですね、流れてて、え?と思いつつ、とはいえですね、だとすると行きはキハ47帰りはですね、新型のYC-1系ということで、まさに新旧交代の場面に立ち会えるんじゃないかというふうに前向きにですね、気持ちを捉え直して列車を待ちました。
この日前浜駅っていうのは2両なんで、先ほどのキハ47も2両だったので、これだけ見るとなかなか見分けがつかない。 どうするかわからないですね。
でやっぱり、日前の情報通りやってきたのは、このYC-1系だったということで。できればYC-1系はこれからいくらでも乗る機会あるだろうから、できればキハ47で来てほしかったなと思いつつも。
だからですね、このYC-1系が長崎県の小永井駅から佐賀県の日前浜駅までを営業運転で走るのは、JR九州の発表によるとどうも初めてだったみたいで。そういった意味では初めてに立ち会えるんじゃないか。
ポジティブですね。
ポジティブに。確かにですね、このYC-1系の行き先表示で、この日前浜っていう行き先を見たのは初めてだった。だからそういった意味では、ある意味ラッキーだったし、ある意味残念だったなっていう、ちょっと複雑な思いでですね、この列車に乗り込みました。
ただですね、途中この列車、諫早駅を出発しばらく行くと、行き違いの列車はまだ青い気配をななかったんですよ。だからまさに過渡期の瞬間だったんだなっていうのは思いましたね。新旧交代の日だったんだな。
じゃあ今は青い気配なのは見れない。
そうなんですよ。これもSNSとかでだいぶ出回ってる情報なんで、ほぼ確定だと思うんですけど、長崎地区から移動して、今九州の別の場所で保管されてるらしいんですよ。
なので今はどうも走ってないみたいでして。そしてですね、またどんどん長崎本線をですね、戻っていって。先ほど同じ小永駅からですね、長崎県の島原半島の雲前富賢岳の方向を見ましたけども、だいぶ潮が引いてしまって、日方が見えてますけどね。やっぱり有明海って看板の差がすごく大きいなとは改めて思いましたけど。
その後もどんどん有明海沿いをですね、どんどん北上していきまして、佐賀県の太良町の太良駅でしばらく停車しました。このとき行き違いの列車があるということで、てことはもしかすると行き違いの列車はまだ気配四七だったと思って。
まだチャンスがあるわけですね。
待ち構えてたらやってきたのがですね、また同じ気配四七でも特別カラーの。以前このですね、哲学の旅の番組で長崎ランタンフェスティバルのときにも一回ご紹介しましたけども、エグザエの高博さんという方。
サセボのゆかりの方ですかね、がデザインしたっていう独特のですね、絵がたくさん描かれている青い気配四七じゃない、また一つの特別カラーの気配四七と行き違いました。
これもしっかりですね、写真に収めて、また同じYC1系の方に乗り換えて行って、平成浜っていうところに着きまして、ここからまたですね、ここから佐賀方面は電車なので、電車の817系乗り換えて現地を後にしたという、そういう旅路でございました。
なので繰り返しますけど、私としては行きも帰りも気配四七を乗りたかったなという。でも繰り返しますが、新旧交代の場面に立ち会えたということは、私としてはある意味運が良かったかなというふうに思ってますので。
記録の重要性
こんな形でやっぱり、列車もですね、古くなったら引退して取り替えられるというのは避けられない話ではあるんですけども、やっぱり普段からですね、いつか引退してしまうかもしれないと思って記録に残すことも大事だなというふうに改めて思いました。
今後もこういったですね、鉄道の話、節目にちなんだ鉄道の話をしていきたいと思いますので、今後もご乗車お待ちしております。
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