2党の反応を見てきたところで、前回官邸自民党も続討論でまとまったから、このまま我々も20日そのまま行くのかなと思ったら、朝になったら雰囲気がガラッと変わって、何やら野党側の動きが激しくなったんですが、坂本さん何があったんでしょう。どういう考え方が変わったんでしょうか。
翌日朝からですね、19日と翌日の20日にかけて、野党はやっぱり世論の応援がやっぱり全てというところがあるので、世間の人たちが一般の米が高いなと困っている人たちが、この発言をどう見ているのかっていうのをすごい気にするんです。
野党のある幹部は、江藤農水大臣の米発言を扱ったテレビを、録画されているやつをザッピングして見てですね、非常にこの問題が取り上げられている。ワイドショーとかそういった番組で非常に取り上げられている。しかも結構批判的に取り上げられている。あるいはインターネット上でも批判的な書き込みがすごい出ている。
SNSとかですね。
SNSですね。そういったところで。そういうのを見て、これはこのままやめさせずに続投させるというのは、それを許してしまうと、野党側も何やってるんだと言われしかれないと。
なるほど。
という危機感を持ち始めたのが20日朝頃だった。
なるほど。わかりやすいですね。今は世論の反応が江藤農水大臣の発言そのものとか官邸とか自民党、政権の方に行ってるけれども米の価格も下がってねえしと。
それがいつ、野党緩くねみたいな。そういうふうに世論の風向きが変わっちゃうと、何やってんだと。なるほど。それで今方針転換。前日までは場合によっては辞任とか、自ら辞めるところがマックスというような雰囲気で国民の方は辞める必要まではないと言ってたのか。
それで立憲が少しもう過剰を切って、何か働きかけを野党の間でしたんでしょうか。
もう一つ付け加えると、続党を許して、怒られはしたけど19日の夜に続党を許してもらった後のですね、江藤さんの発言での。そこもまた火に油を注ぐ状態になってしまったっていうのも一つ重く野党側は見てたみたいですね。
事故対応の悪さっていうことを野党の幹部はやってましたね。前回の配信でもお伝えしまして、岩谷さんが言及してくれたネクタイを外したまま官邸に行って、そのままぶら下がり記者団の発言に応じて謝罪して撤回したと言われても、見え方としてはっていうところですかね。
あとやっぱり宮崎弁的言い方でしたかね。
それは後で触れます。
ああ、すいません。
昼間じゃなかったでしたね。
そうですそうです。
春の当日ですね。
当日の昼間ですね。
すいません、フライング発言。
申し訳ございません。
もう言いたくてしょうがない。
朝の段階ではまだ宮崎弁的発言はなかったんだけど、前日の反省の態度が見えないような江藤大臣の発言ぶりで、ちょっとやばいんじゃない、ちょっと違うんじゃないみたいな。
SNSやダイレクトに世論の反応がものすごく厳しいものだということを感じ取って、立民側は野党に働きかけたと。
そうなんですね。
別の。
立憲民主党の幹部が日頃連絡を取り合っている国民民主党の幹部に、この問題どう対応しようかと。
電話で20日の朝と聞いてますけれど、電話で連絡を取って。
立命のためとしてはもうちょっと雰囲気変わったよねと。
もう辞任しなくていいっていう段階じゃないよねという意味で国民側に働きかけたと。
不信任決議案まで出した方がいいんじゃないかと、相談というか出すというか提案してみたんですよね。
そしたら即座に国民民主党の幹部の方から、大丈夫一緒にやろうと。
一緒にやろうと。あれ?
ちょっと国民民主党岩谷さん、前日まで玉木代表は、何でしたっけ、辞める必要は?
辞めるような発言ではない。
まあまあ雑言ではない発言までしてたのに。
一夜にその電話を受けたある幹部は不信任ですよね。やりましょうという。
それは足並みの乱れなんですか?それとも何なんでしょう?
足並みの乱れもあるのはあります。幹部間での意識の共有がまずできてなかった。これは大きくあったようです。取材していても感じました。
今坂本記者がお伝えしたエピソードに出てくる国民民主党の幹部自身は、これオフ取材なので名前は明かせませんが、
もともとこの人はこの発言は問題だというふうにかなり強く思っていたのが私も取材で聞いています。
ただ玉城代表は19日の時点では辞めるほどではないと言ってしまっていたがために少し反応の疎度というかそういうのが出てきてしまったというのがあります。
なのでそういった話があった後20日の参議院の委員会の中で玉城代表の女房役というか大速勤の新場和也幹事長は
農林水産の委員会ではない場であえてふざけるなという話。即刻辞めるべきだと後期を詰めて国民民主党も怒っているんだっていうのをアピールというかあえて示したというような流れでございます。
国民民主党幹部の間での受け止めは違ったのもあるしやっぱりその世論の敏感派だというか世論を上手く救って躍進してきた経緯もあって
やっぱりそこをかなり重く見たってことですかね。
一つちょっとごめんなさい。今の話で確かに言いそびれてた部分があって玉城代表の発言自身ですね。先ほど言った辞めるような話ではない。
これもインターネットで記事が配信されてそこに対する世論の受け止めが厳しいというのも影響したのではないかなと
何は甘いこと言ってるんだというような風に言われているのを気にしたのではないかというようなのは党の関係者取材しているとそういった声も聞こえてきました。