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2025-04-26 20:33

06|時の人、赤沢亮正経済再生担当相の素顔に迫ります。「赤沢さんってどんな人?」

日本の国政の中心地・永田町で日々取材をする西日本新聞東京支社報道部の記者たちが、政治を身近に感じてもらえるように、ゆるりとニュース解説や裏話をする番組です。

6回目のテーマは「時の人!赤沢さんってどんな人?」。今やニュースで見ない日はないほどの赤沢亮正経済再生担当相。トランプ米大統領による関税措置について、日米交渉を任されたキーマンです。石破茂首相の最側近ともされるその素顔と、交渉が持つ意味を語ります。

◆出演:久保田かおり(MC/東京支社報道部デスク)、大坪拓也(東京支社報道部記者・官邸キャップ)、古川大二(東京支社報道部記者・石破首相担当)、岩谷瞬(東京支社報道部記者・前石破首相担当)/音声編集:中富一史(販売部)


◆収録日:2025年4月18日

◆東京支社報道部
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サマリー

今エピソードでは、赤沢良生経済再生担当大臣の経歴や人間性、役割について深く掘り下げています。また、アメリカとの外交における赤沢氏の挑戦やトランプ大統領との関係についても触れられています。さらに、赤沢亮正経済再生担当相の人柄や防災への取り組みについても詳しく紹介されており、アメリカとの関税交渉や日本の立ち位置に関する見解が述べられています。

赤沢良生の経歴
西日本新聞ポッドキャスト
皆さんこんにちは。西日本新聞ゆるり政治考、この番組では日々長田町で取材をしている西日本新聞東京報道部の記者が、政治を少しでも身近に感じられるようなニュース解説、そして裏話をゆるっとしていきます。
収録日は今日4月18日です。司会の私、デスクをしています久保隆織と一緒にお届けするのは、官邸キャップの大坪拓哉さん、石場首相担当の古川大治さん、首相になる前の石場さんの担当の岩谷俊さんです。
8回目になるんですが、今日はテーマ、時の人、赤沢さんってどんな人、ということでお届けします。今ね、石場さんよりもニュースで赤沢さんを見る日が増えたと思うんですが、石場さんに引き続いてどんな人シリーズ第2弾、定番化しようかと思っているんですけど、
今話題のトランプ米大統領による関税措置に関する交渉役を任された、フルネームで申し上げますと、赤沢良生経済再生担当大臣です。
簡単に略歴を紹介しますと、1960年生まれの64歳、東大邦学部卒、旧運輸省に入省、2005年衆院選で初当選して現在7期目ということで、石場さんの側近とも知られていますが、さてどんな人でしょう岩谷さん。
こんにちは。
こんにちは。お願いします。石場さんの取材も長いですが、赤沢さんともお付き合いが長いですね。
そうですね。赤沢さんと石場さんの同じ鳥取県選出というのもあって、すごい近しい関係で、赤沢さん自身は石場さんのことを石場さんの左腕と称しています。
石場さんの左腕、あ、右腕じゃなくて。
じゃなくて。で、趣味石場茂とも言っています。
趣味石場茂、なかなかな趣味ですね。
ですね。石場さんも石場さんで、タバコと赤沢はやめられないというぐらい、赤沢さんのことを全幅の信頼を置いていると、それぐらい近い関係ですね。
2人ともそれをもう公言しているということですね。
そうですね。
この前、去年の自民党総裁選で石場さんが出たときも、赤沢さんが石場陣営の事務総長としてですね、人頭指揮をとって見事総裁になったというようなところで、即金中の即金といえると思います。
なるほど。今、経済再生担当大臣ということで、官邸にも赤沢部屋がないとか、そんな話があるぐらいに。
そうですね。これ今も使っているかどうかがちょっとわからないんですが、一時期ありました。
そこで、霞が関から届く要望について赤沢さんが一つ一つ目を通して、これは石場が興味を持つだろう、これはもうちょっと深掘りの調査が必要だとか、そこで門番的な立ち位置をしていたこともありますね。
赤沢さんの性格はすごい気真面目な方なので、すごく細かいんですよ。なので、そういった細かいところにも目が届くところが、石場さんもすごい気に入っている部分もあって。
いろんな周辺とか、直接お二人から聞いた話とか、いろんなもの、あとは周りの評判とか、総合するという感じですね。
なるほど。わかりました。でも、外交のイメージって赤沢さんにあるのかなとかってちょっと思いましたが。
外交経験は官僚の時に対アメリカで多少あったというのは、本人からも私も聞いたことはあります。ただ、議員になってからはこれまで閣僚になったことがないので、政府を代表して外交をしたという経験はありません。
ないと見られるということですね。
そうですね。
だから、官僚時代におそらく旧運輸省で国際航空課というところで、日米航空交渉に携わったということは確し応じていますけれども。
赤沢とトランプの関係
いわゆる外交手腕と言われると、外務大臣を経験しているのかとか、外務副大臣とか、あるいはそういうポストを歴任しているかということで言われると、ちょっと心もともとない面もあったというふうに言われていましたが、本人はそんな中でもこの日米交渉の担当役として決まった時は、意気込みとか周辺にどんなふうに語ってたんでしょう。
はい。
ありますか、情報は。
近しい人に対して、なんとかこの国難を打破したい、大変な重責ですが頑張りますという連絡を。
近しい人にしていると。
近しい人に。
国難。
国難を打破したいというふうに。
国が難しい、最近流行りのワードですね、国難。
なるほど。
結構やっぱり変われたし、そこに対してもかなりみなぎってる感じはします、長年の付き合いから見て。
そうですね、石橋さんから見た赤澤さん、これ以上頼れる人がいないというのもあるので、赤澤さんの表情とかを見ても、かなり重責になってるなというのがみなぎってる感じがしますね。
気合い入ってるなみたいな感じですね。
ただあれですよね、自民党内では実は赤澤さんに決まる前、こんな人がいいんじゃないか、こんな人がふさわしいんじゃないか、みたいなのは結構大坪さんね、いろんな名前が挙がってましたけども。
こんにちは、大坪です。
かっこいいですね、お願いします。
そうですね、おっしゃる通り、いろいろ名前が浮上していました。
例えば官房長官の林義政さん。
はいはいはい、英語の堪能ですしね。
海外経験豊富で、非常にいろんな分野のエキスパートで、この方の名前が出ました。
あと、やはり2019年の日米自由貿易協定、安倍政権の時に、それこそトランプさん、トランプ政権との日米交渉になった、モテギとしみつ元幹事長がかなり有力視された時もありました。
あれですね、モテギさんは確かトランプさんからタフネゴシエーターだと言われたぐらい、モテギさんも英語が堪能ですもんね。
そして、いわゆる経済産業関係の通称にも非常に通じられていて。
経産大臣もね、されてますしね。
そのあたりでかなり、あと斎藤県元産業大臣も、経済産業大臣ですね、この地域は浮上しました。
斎藤さんは元ね、石場さんの派閥にも属してた時期もあって、優秀な人が多いんですね。
そうですね、今はちょっともうなかなかこじれてしまったという話も長田町内ではありますが。
じゃあそんなその実績がある人とかの名前が上がる中でも、やっぱり赤澤さんだと選挙区となりだしと、
なったの首相の真意と言いますか、そこらへんは首相周辺の取材では古川さんどんな感じですか、やっぱり。
そうですね、やっぱり最後は首相と赤澤さんの信頼関係っていうところの部分が大きかったという話が聞こえてきます。
赤澤さんご自身も最初その交渉の担当ということでですね、
指名された時は少し弱音を吐いたりとかですね、されていたみたいで。
やっぱりまあいろんな先ほど大坪キャップがおっしゃったような有力な候補がいる中で、
ご本人ももしかしたら意外だったのかなと思っていますね。
やっぱりその信頼感みたいなのを石川さんからすると、
もっともある赤澤さんに託したと。結構一連託奨な感じで。
でこの16日から18日まで赤澤さんが都米して、いきなりお父さんびっくりしましたね。
それにトランプさんが本当は閣僚同士で話し合う予定だったの。
トランプさんがいきなりこんにちはーっつって。ホワイトハウスで。
そうですね。トランプさんが立ち会うということで、
今後の展望と課題
以前ゼレンスキーさんとトランプさんがメディアの前で喧嘩をしたように、
あそこでかなりあのような形で公開で高い要求をするんじゃないかとか、
もうかなり想定外のいろいろな事態になるんじゃないかということで、官邸も焦りを募らせてですね。
それがそのツイートが、トランプさんがツイートした直後からですね。
Xですね、Xに。
Xじゃない。
Xじゃないですね、ごめんなさい。
いすいですね。つぶやかれたということで、すみません、ちょっと正確なところはあれです。
そこからですね、官邸の幹部が急遽集まり出して、対策をどうしようかという話がありました。
それこそ先ほどの林官房長官とかも入って、急遽トランプ対策じゃないけど、それして臨んだと。
今日まさに先ほど赤澤さん帰国されて、今回の会談どうだったのかっていうのは、
一応ちょっとそこまで日本としては構えたほどは、ちょっとアンドみたいな雰囲気ですけれども、
一番警戒してたというか防衛費の問題とかは突きつけられたようですね、総合的に見ると。
そうですね、やはりトランプさんは日米同盟、日本を安全保障で守ると。
これ一方的にアメリカが不利だと。
なぜならアメリカが戦争に巻き込まれたときに、例えば日本がアメリカ本土に向かって助けに行くと。
こういったものは想定されてないので、トランプさんからすると不利じゃないかと。
一時政権の時からずっとそういうことは主張されてましたよね。
今後は通商だけじゃなくて、防衛費絡みもひょっとしたらこの中で競技で扱われるのじゃないかというので、
どういう中身になるかっていうのはまだまだわからないですけど、
今月また2回目の競技をするということで、官邸としては総理周辺はどんな空気、
一応一定暗度間でまた次に向けて作戦を練っていくというような感じですかね、古川さん。
そうですね、先ほど出たような防衛の話も入ってきましたけど、
ひとまずゼレンスキーさんの時のようなことにはならず、官邸されたということでですね、
少し暗度間っていうのもあるのかなって取材してて感じております。
写真が赤澤さんが立って、トランプさんが座ってて、
まん面の笑みの写真がちょっと象徴的というか、戦略なんじゃないかなとも思いますが、
あれ見て率直に岩谷さんどうですか。
こんな笑顔の赤澤さん。
たぶんこの笑顔は心の底から笑ってる気はします。
赤澤さんは笑ってるんだろうなとは思います。
テレビの映像でも流れ出ましたが、たぶんトランプさんからもらったであろう赤い帽子。
あれも大事に手に持っている姿も捉えられたりとかしていたので、
非常にこの写真は嬉しいんじゃないかなと。
本人としては。
某官邸幹部もちょっと羨ましいなと。
この写真について。
漏らしていたので、一定そういう評価があるみたいです。
お気楽感はちょっとあるような気もしますが、
ホワイトハウスのこの執務室のところに入れるっていうと、
なかなか古川さんはいないですもんね。
大谷翔平さんぐらい。
今のところトランプさんが就任してこの部屋に入ったっていうのは、
赤沢さんの人柄
総理と大谷さんと赤澤さんが全部追われているんで。
日本人では。
ひょっとしたら公開されていないところとかで入っておられる方がいらっしゃるかもしれないし、
我々が把握していない中であるかもしれませんが、
公式にと言われるのは3人目と。
3人目で。
かつ今関税で世界各国トランプさんに会いたいという国が、
交渉したいという国がたくさんある中でですね、
一閣僚でお会いされたっていうのはやっぱりそれだけ異例なことだと思います。
日本政府としてもアメリカの交渉パートナーから、
日本は先頭にいるんだと交渉の世界の中で、
というふうな文言がもらえて、
現地をもらえて後回しにはされないし、
そんな悪い扱いにはならないという意味での安堵感だったり、
この待遇ぶりというんですかね。
そこに一定手応えを感じているということでしょうか。
ただちょっと出方が、
あまりにもトランプさんの発言が猫の目のようにくるくる変わって、
今は10%の関税を全体にかけられていて、
24%は90日間停止をしますと、
ただ自動車や鉄鋼の25%でしたっけ、
それについてはかけられたままなので、
日本としてはやはり苦しい、
自動車産業すごく大事なので、
という全体の感じは、
気を引き締めないと変わってないということですよね、大坪さん。
そうですね、おっしゃる通り、
今回はあくまでもこれから競技を始めていくというスタートの地点に立っただけで、
どういったものを突きつけられるかと、
やはり政府交換の中には厳しいということには変わりがないというふうに話す人もいますし、
これ例えば農業であるとか、
そうですね、昔あった牛肉とかオレンジとかありましたけど、
そういったいわゆる、なかなか日本では簡単に譲れない、
もちろん自動車もそうなんですが、
特に農業は自民党政権にとっては非常に大事な支持基盤がある農家でもあるので、
そういった方たちに我慢を強いるようなものを、
仮に突きつけられた場合にどこまで情報ができるのか、
そういった非常に難しい判断が出てくるかと思います。
その辺をメニューを見定めていって、
どこまでを譲るか譲らないのかというのを、
極めてシビアな判断が必要になる局面があるということで、
岩谷さん、赤澤さんの手腕に注目というか、エールというか、
そうですね、頑張っていただきたいと思います。
でもこれ最後はやっぱり、赤澤さんで閣僚レベルで合意というよりかは、
やっぱり最後は首相総理とトランプ大統領、
やっぱり石破さんがもう一回訪米して、
みたいな流れになるんでしょうかね、最後は。
どうですか古川さん。
そうですね、最後合意ができたら、
今日も赤澤さんが羽田空港に戻ってきて、
記者団の取材に対して合意が首脳官で発表するという、
趣旨のことはおっしゃっているんですけれども、
どこまで赤澤さんとその部門の担当者で、
最終合意まで行くのかというと、
ちょっと不透明なところはあるのかなと思います。
わかりました。
ちょうどその90日間の24%の関税を停止するという期間が、
7月の上旬になってちょうど、
まだ参院選の日程は決まっていませんが、
ちょうど参院選の前後、前ですね、おそらく、
になるだろうと長田町では言われていて、
そうなるとこの交渉の正義、
どれぐらい勝ち取るか譲るかっていうのが、
石場政権にとってもめちゃくちゃ大事になってくる、
ということですよね、大坪キャップ。
そうですね、参院の自民党の幹部と話していると、
やはり非常にそこを大きにしていて、
そこで仮に不利な要求を飲まされるということが、
ほぼ結論が出てきてしまうと、
とてもじゃないけど、選挙は戦えないと。
この90日間というのがある意味、
先が見えないということもあって、
非常に不安を募らせています。
ですね。
カザーさんの肩に乗るオムシというか、
イカばかりかと思いますが、
引き続きトランプさんの出方も見つつ、
ウォッチしていければなと思います。
岩谷さん大丈夫ですか?
赤澤さんについて言い足りないこと、
次回も赤澤さん絡みますので。
そうですね、防災は、
彼専門が防災です。
彼のXのページを見ていただければ、
トップにある、彼が関与したというか、
関わった提言などを常に固定しているぐらい、
赤澤さんの防災を専門だと自負されているので。
じゃあ次回に、そこら辺たっぷり、
引き続き赤澤さんが出る番組に、
次回にしていきたいなと思います。
日本とアメリカの関税交渉
時の人ですから。
ありがとうございました。
それではエンディングです。
ご視聴くださり、これまでありがとうございました。
東京報道部と一緒に長田町の政治をウォッチしたいという方は、
ぜひとも西日本新聞、
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一貫読み、配信まで皆さま、
お健やかにお過ごしください。
ありがとうございました。
そう、福岡の味方、西日本新聞ME。
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